DeNA(☆3対1★)中日 =リーグ戦1回戦(2023.04.08)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
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勝利投手:ガゼルマン(1勝0敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝1敗2S))
敗戦投手:涌井 秀章(0勝2敗0S)

本塁打
【中日】龍空(1号・5回表ソロ)
【DeNA】宮﨑 敏郎(3号・6回裏ソロ)

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◆DeNAは1点を追う5回裏、ガゼルマンの適時二塁打で同点とする。続く6回に宮崎のソロで勝ち越すと、8回には関根の適時打で追加点を挙げた。投げては、先発・ガゼルマンが7回途中1失点の好投で今季初勝利。敗れた中日は、先発・涌井が好投を見せるも、打線がつながりを欠いた。

◆DeNAは5日巨人戦2-0、6日同戦4-0と2試合続けて完封勝利。DeNAの3試合以上連続完封勝利は昨年8月21~24日まで9度あるが、開幕10試合以内で記録したケースは過去になし。今日は完封できるか。

◆DeNA-中日1回戦(横浜)の試合前に、WBC優勝セレモニーが実施された。牧秀悟内野手(24)、今永昇太投手(29)が、三浦大輔監督(49)から花束を贈呈され、大きな拍手を浴びた。横浜スタジアムでは、7日からWBC優勝トロフィーの12球団巡回展示が開始。トロフィーの他、今永と牧のユニホーム、2人の金メダルも展示される。

◆横浜市出身で俳優のムロツヨシが8日、DeNA-中日1回戦でセレモニアルピッチを行った。捕手役をキャプテン佐野、守護神山崎が打席に立ち、審判はサプライズで登場した俳優の宮沢氷魚が務め、ノーバウンド投球で大きな拍手を浴びた。ムロツヨシは「MURO」と書かれた新ホームユニホームを着用し、「OPENING SERIES 2023」のスペシャルゲストで登場。「みなさん、ムロツヨシです」を連発し、スタンドを笑わせた。ムロツヨシと宮沢氷魚は、8日からWOWOWで放送・配信がスタートする連続ドラマW-30『ドラフトキング』で、主要キャストを務める。作中に登場するプロ野球チーム「横浜ベイゴールズ」は、横浜DeNAベイスターズがモチーフになっている縁でセレモニアルピッチやイニング間イベントへの登場が決まった。

◆俳優の宮沢氷魚が、DeNA-中日1回戦でイニング間イベント「ズッバーン! NICE PITCHING」に登場し、パーフェクトを達成した。外野グラウンドに登場する高さ約4メートルの巨大なキャッチャーのミットを目がけ、ピッチングにチャレンジする企画で3球連続でストライクを入れ、大きな拍手を浴びた。セレモニアルピッチで見事なノーバウンド投球だったムロツヨシは、ボールを投げる宮沢の隣で盛り上げ、キャッチボール中のDeNAナインも時折、視線を向ける場面も見られた。ムロツヨシと宮沢氷魚は、8日からWOWOWで放送・配信がスタートする連続ドラマW-30『ドラフトキング』で、主要キャストを務める。」

◆DeNA笠原祥太郎投手(28)が8日、出場選手登録を抹消された。現役ドラフトで中日から移籍し、開幕ローテ入り。2日の阪神戦で移籍後初先発したが、3回3失点でKOされた。当初は9日の中日戦で古巣を相手に先発予定だったが、7日の中日戦が雨天中止で先発予定だった石田が9日に変更された。

◆中日龍空内野手(20)がプロ入り初アーチを放った。この日は「8番遊撃」で出場。5回1死走者なしの第2打席でDeNA先発ガゼルマンの150キロのツーシームをはじき返した。打球は右翼から左翼への強風にも乗り、左翼スタンド最前列へ飛び込む先制1号ソロとなった。高卒3年目の今季は、レギュラー遊撃手を期待されながら、打撃不振などもありベンチを温めることも多く、この日は今季3度目のスタメン。「思い切って振りました」と、メモリアルアーチに声を弾ませた。チームは開幕から12球団唯一、本塁打ゼロが続いていて、今季チーム第1号。また、昨季ガゼルマンには2試合無得点だったが、初得点にもなった。龍空は、近江(滋賀)では高校通算30本塁打を放っている。

◆DeNAロバート・ガゼルマン投手(29)が、自らの一打で試合を振り出しに戻した。1点を先制された直後の5回2死三塁、中日涌井の135キロのスライダーを右中間にはじき返した。野手顔負けの技ありの一打に、SNS上でも「ガゼルマン」がトレンド入りした。チームは巨人戦で2試合連続完封勝利を収め、開幕10試合以内で3試合連続完封勝利を達成すれば、球団史上初の快挙だったが、5回に中日龍空のプロ初本塁打で失点。先制点を許したが、来日初安打で自らを援護した。

◆3年目の中日龍空がプロ入り初アーチを放った。「8番遊撃」で今季3度目のスタメン。0-0の5回1死、DeNAガゼルマンの150キロツーシームを左翼席最前列へ運んだ。12球団で唯一、開幕から本塁打0が続いていたチームに7戦目で快音を届けた。「自分が一番びっくりしています」。近江時代は高校通算30本塁打を放った左打者。遊撃レギュラー争いで存在感を出していく。

◆中日は開幕7戦目で単独最下位に落ちた。先発涌井が6回2失点と粘ったが、援護は龍空の先制ソロ1点だけ。昨年2試合で1点も奪えなかった苦手のDeNA先発ガゼルマンを攻略できなかった。立浪監督は「1点じゃ(涌井も)窮々になる。この球場で6回2失点ならしょうがない。点を取ってやらないとダメ。辛抱してやっていくしかない」と打線の奮起を促した。中日涌井(6回2失点で2試合連続クオリティースタートも2連敗)「どっちにしろ負けたら全部一緒。前回とやられ方が一緒。木下と配球とか話して、次回も頑張ります」

◆12球団大トリ弾だ!! 中日・龍空内野手(20)が五回、ガゼルマンから左翼へチーム1号となる先制弾を放った。開幕7試合目。唯一本塁打のなかったチームに勢いをつける一発となり、移籍後初勝利を目指す涌井を援護した。

◆DeNA・宮崎敏郎内野手(34)が1―1の六回に左翼席上段へ特大の勝ち越し3号ソロを放った。「しっかり自分のスイングで捉えることができました。イニングの先頭だったので、とにかく出塁することを考えていました。ジー(ガゼルマン)が頑張っていたので、勝ち越すことができうれしいです」と中日先発・涌井のシンカーを捉え、大粒の汗をぬぐった。開幕から7試合連続安打と好調を維持しているベテランが、好投を続けた先発のガゼルマンに報いた。

◆中日・涌井秀章投手(36)が移籍後2度目の先発マウンドに臨んだが、またも初勝利はならず、2敗目を喫した。1点の援護をもらった直後の五回、相手先発のガゼルマンに適時二塁打を許して追いつかれると、六回には宮崎に勝ち越し本塁打を浴びた。七回の打席で代打を送られ降板。6回8安打2失点で5奪三振だった。今季初登板となった1日の巨人戦は、7回2失点ながら負け投手となっていた。

◆DeNAは3連勝。1―1の六回に宮崎の3号ソロで勝ち越し、八回は2死三塁から関根のバント安打で加点。ガゼルマンは七回途中1失点で今季初勝利。中日は得点が龍空のソロによる1点のみ。涌井は6回2失点で2敗目。

◆DeNAのガゼルマンが6回?を5安打1失点と好投した。3回4失点と苦しんだ前回阪神戦から修正に成功。二、三回はともに二ゴロ併殺でピンチの芽を摘み「シンカーやツーシームでゴロを打たせる自分の投球ができた」と胸を張った。龍空のソロで先制を許した直後の五回2死三塁の打席では、涌井のスライダーを右中間に運び、自ら援護した。来日2年目で本拠地での初勝利をマークし「とても光栄。野手にも助けてもらった」と笑った。

◆中日の3年目遊撃手の龍空がプロ初本塁打を放った。0―0の五回、狙い球のツーシームを振り抜き、風に乗った打球は左翼席に。「思い切って振った。自分が一番びっくりしている」とダイヤモンドを一周して喜んだ。昨季は62試合に出場し、今季は遊撃での定位置獲得を目指している。今季チーム1号となる一発に「意識はしていなかったが、自分がチームを勢いづけられたら」と力強く話した。

◆先発したDeNAのロバート・ガゼルマン投手(29)が七回途中5安打1失点で初勝利を挙げた。3回4失点と苦しんだ前回登板から修正。走者を許しながら粘りの投球を続け「とてもいい投球ができた。野手にも助けてもらった」とほっとした表情だった。0―1の五回2死三塁から右中間を破る適時二塁打を放った。昨季は中日戦に2度先発し、14イニング無失点。今季も中日キラーぶりを発揮し、来日2年目で本拠地での初勝利をマークした。

◆DeNAは開幕4連敗のあと3連勝。「3番・三塁」で先発した宮崎敏郎内野手(34)が1―1の六回に3号勝ち越しソロを放った。「しっかり自分のスイングで捉えることができました。イニングの先頭だったので、とにかく出塁することを考えていました。勝ち越すことができうれしい」八回にも追加点につながる右中間への二塁打を放つなど、4打数2安打1打点で開幕から7試合連続安打と好調を維持。3本塁打と8打点はともにリーグトップ、打率・423はリーグ3位だ。ハマスタ史上最多動員となる3万3135人が駆けつけた一戦で、34歳が輝きを放った。

◆DeNAは3連勝。「3番・三塁」で先発した宮崎敏郎内野手(34)が1―1の六回に3号勝ち越しソロを放った。八回にも追加点につながる右中間への二塁打を放つなど、4打数2安打1打点で開幕から7試合連続安打と好調を維持している。横浜スタジアム史上最多動員となる3万3135人が駆けつけた記念すべき一戦で、輝きを放った。テニスのラケットでボールをすくうようなバットの軌道で鮮やかにアーチを描いた。中日先発・涌井が放った内角に食い込むシンカーを宮崎らしいさばきで仕留めた。1―1の六回に勝ち越しの3号ソロ。最多観衆が詰めかけたスタンドの声援を背に、淡々とホームベースを走り抜けた。「しっかり自分のスイングで捉えることができました。イニングの先頭だったので、とにかく出塁することを考えていました。勝ち越すことができうれしい」立ち見席にも観衆が入り、横浜スタジアム史上最多動員となる3万3135人の大観衆。2019年3月に完成した両翼奥のウィング席も含め、包み込まれるような拍手が背番号「51」に注がれた。2―1の八回には先頭で右中間への二塁打。貴重な追加点となる3点目につながる一打だった。開幕から7試合連続安打と好調で、3本塁打、8打点はともにリーグトップ、打率はリーグ3位の・423。春先は自身で苦手意識があるが、「自分のスイングを心がけて、意識してやっている」と淡々と応えた。22年から38歳となる27年まで6年契約を結んでいる。球団が信頼を置く、簡単には揺らがない信念がある。「普通に野球のことは考えていないです」と言い切るのは、グラウンド外の話だ。「しっかりとオンとオフを自分の中で(区別する)。球場を出たら(考えないように)心がけてやっています」と、試合終了30分後のシャワーを浴びた後の取材は言葉少なで、すでに〝オフ〟に入っているようにさえ見える切り替えの速さだった。「毎日試合があるので」と実績を積んできた経験が生み出した信念。ひげを蓄えたベテランの風格はチームに安心感を与えている。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
620 0.750
(↓0.107)
-
(-)
13518
(-)
7
(+1)
7
(-)
10
(-)
0.175
(↓0.006)
0.770
(↓0.04)
2
(-)
阪神
520 0.714
(↑0.047)
0.5
(↓1)
13625
(+1)
20
(-)
1
(-)
5
(-)
0.252
(↓0.008)
2.760
(↑0.47)
3
(1↑)
DeNA
340 0.429
(↑0.096)
2.5
(↑1)
13619
(+3)
28
(+1)
4
(+1)
0
(-)
0.229
(↑0.015
3.680
(↑0.44)
3
(1↑)
広島
340 0.429
(↑0.096)
2.5
(↑1)
13619
(+6)
18
(+3)
5
(+1)
2
(-)
0.220
(↑0.007)
2.410
(↓0.11)
5
(2↓)
巨人
350 0.375
(↓0.054)
3
(-)
13522
(+3)
24
(+6)
5
(+1)
0
(-)
0.241
(↑0.005)
2.650
(↓0.4)
6
(2↓)
中日
250 0.286
(↓0.047)
3.5
(-)
13612
(+1)
18
(+3)
1
(+1)
1
(-)
0.230
(↓0.005)
2.550
(↓0.13)