DeNA(☆4対0★)巨人 =リーグ戦3回戦(2023.04.06)・横浜スタジアム=
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巨人
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DeNA
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勝利投手:東 克樹(1勝0敗0S)
敗戦投手:横川 凱(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】楠本 泰史(1号・7回裏3ラン)

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◆DeNAは5回裏、東のスクイズで1点を先制する。そのまま迎えた7回には、代打・楠本の3ランが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・東が7回無失点8奪三振の力投で今季初勝利。敗れた巨人は先発・横川が試合をつくるも、打線が無得点と沈黙した。

◆5日巨人戦で今季初勝利を挙げたDeNAは、前夜とほぼ同じ打順で2連勝を狙う。「8番捕手」が伊藤から山本に替わった以外は同じラインアップ。5日に2号ソロを放つなど、2打点で勝利に貢献した宮崎は「3番三塁」。ドラフト3位ルーキーの林琢真内野手(22)が「2番遊撃」でスタメンに名を連ねた。

◆巨人坂本勇人内野手(34)が「7番遊撃」でスタメン復帰した。開幕から16打席連続無安打で、5日の同戦はスタメンから外れていた。1番には長野久義外野手(38)を今季初スタメン。サカチョーがスタメンそろい踏みとなった。SNSでは「サカチョーがスタメン。公式戦だと令和初になるのか」「サカチョーいいよね...在りし日の強い巨人を思い出すわ」「サカチョーの活躍で勝利を」「1番レフト 長野久義 響き良すぎ!!」

◆巨人坂本勇人内野手(34)が「7番遊撃」でスタメン復帰した。開幕から16打席連続無安打で、前日5日の同戦はスタメンから外れていた。原監督は「いろんなトータルで考えてね、ということですね。明日は先発でいかせるつもりでおります。いってもらうつもりです」と奮起を促していた。また1番には長野久義外野手(38)を今季初めて先発起用。サカチョーがスタメンそろい踏みとなった。

◆巨人のOB会長を務める中畑清氏(69)が横浜スタジアムに見参した。試合前セレモニーでDeNAの歴代監督の1人として登場。監督時代に新人クローザーに抜てきしたDeNA山崎康晃投手にセレモニアルピッチとして投げ込んだ。絶好調とはならずも"絶口調"は健在だった。マイクを渡されると「今日はちょっとやりづらい。なぜ巨人戦を選んだのか...」としっかりと笑いとった。

◆歴代監督が集結!! ベイスターズで監督を務めた権藤博氏(84)、山下大輔氏(71)、牛島和彦氏(61)、大矢明彦氏(75)、中畑清氏(69)が、セレモニアルピッチを行った。権藤氏は98~00年、山下氏は03、04年、牛島氏は05、06年、大矢氏は96、97、07~09年、中畑氏は12~15年に1軍監督としてチームを指揮した。山下氏は「やっぱりハマスタは最高です。今日も熱い試合を期待しています」とあいさつ。中畑氏は「お久しぶりです。ちょっと今日やりにくいです。なんで巨人戦を選んだのか。でも熱い試合になると思います」とあいさつし、笑いを誘った。10、11年に指揮を執った尾花高夫氏(現ヤクルト投手コーチ)と、16~20年に監督を務めたアレックス・ラミレス氏(48)はビデオメッセージを寄せた。捕手役は三浦大輔監督、佐野恵太外野手、宮崎敏郎内野手、牧秀悟内野手、山崎康晃投手が務め、投球後にはともに記念撮影に収まった。

◆巨人ルイス・ブリンソン外野手(28=ジャイアンツ)が、ボーンヘッドで"左中間ゲッツー"に陥った。2回1死一塁の場面、左中間を真っ二つに割る長打を打った、ところまではよかった。一走・岡本和が三塁を回ったところでストップ。しかし、長打を打ったブリンソンは三塁めがけてアクセルを踏み続けた。塁間で気付いて挟まれると、岡本和は本塁へ再びスタートを切らざるを得ず、本塁憤死となった。さらにブリンソン劇場は終わらなかった。三塁進塁したにもかかわらず、アウトカウントを間違え、チェンジだと勘違い。ヘルメットを脱ぎベースを離れて天を仰いだ。その間、DeNA三塁・宮崎にタッチアウトされた。慌ててベースに戻ろうとしたが、万事休す。走塁で止まっていれば、1死二、三塁のビッグチャンスが一転、併殺に終わり先制の機会を逸した。球場はため息と驚きの声に包まれた。

◆ため息、驚き、歓声が目まぐるしく巻き起こった。ボーンヘッドによる"左中間ゲッツー"の凡ミスを犯した巨人ルイス・ブリンソン外野手(28=ジャイアンツ)が、取り返すように攻守で暴れ回った。まずは守備。2回2死からDeNA関根の左中間への浅い当たりに中堅の位置から素早く二塁送球。タッチアウトで、来日初補殺を記録した。さらに打席では5回に左前打で、マルチ安打を記録した。敵地・横浜スタジアムでの4日のDeNA戦初戦で、初安打となる1号先制ソロを放つと覚醒。5安打6打点と大爆発し、2、3戦目も続けて3試合連続マルチ安打と横浜でブリンソンの快音が止まらない。痛恨の凡ミスは2回1死一塁の場面。左中間を真っ二つに割る長打を打ち、一走・岡本和が三塁を回ったところでストップ。しかし、長打を打ったブリンソンは三塁めがけてアクセルを踏み続けた。塁間で気付いて挟まれると、岡本和は本塁へ再びスタートを切らざるを得ず、本塁憤死となった。さらに三塁進塁したにもかかわらず、アウトカウントを間違え、チェンジだと勘違い。ヘルメットを脱ぎベースを離れて天を仰いだ。その間に、DeNA三塁・宮崎にタッチアウトされた。慌ててベースに戻ろうとしたが、万事休す。走塁で止まっていれば、1死二、三塁のビッグチャンスが一転、併殺に終わり先制の機会を逸していた。ため息と驚きに包まれた球場に、今度は歓声ももたらしたブリンソン。凡ミス回収の好プレーは、まだ続くのか-。

◆巨人のラインアップに「1番レフト長野」が、5年ぶりにコールされた。巨人では18年7月26日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)以来の1番起用に、長野久義外野手(38)がバットで応えた。4回先頭、2球連続カーブを見逃すと、低めのチェンジアップを強振。左翼線をギリギリ切れずに二塁打となった。SNS上では「これが1番長野久義よ」「1番長野久義とか涙出る」「1番長野さんえぐ!」と喜びの声があがった。

◆巨人坂本勇人内野手(34)がスタメンに復帰するも、開幕から19打席連続無安打で今季初安打は次戦以降に持ち越された。坂本は「1本出ても続かないと意味がないですし、結果がすべてだと思います」と悔しがった。ツイッターでは「生き返れ坂本勇人!」「坂本勇人さんまだ開幕してなくて心配ですね 明日以降開幕すると嬉しいです」「俺たちに坂本...絶対に復活してくれよ。頼むよ。まじで」などとファンから心配の声と悲鳴が寄せられた。前日5日はベンチスタートで出番がなかった。この日は「7番遊撃」でスタメンフル出場した。3回無死で右飛、5回1死一塁で三ゴロ併殺、8回2死は投ゴロに倒れた。3打数無安打に終わり、チームも2試合連続の完封負けに沈んだ。原監督は「やっぱり何回も言うようだけど、これは自分で超えないとね。超えていかないといけませんね」と自力での打破を促した。さらに「内容ももちろんでしょうけど、やっぱりなかなか結果が出てないというところにね。そこはもう自分で超えないとですね」と繰り返した。

◆巨人が手痛いミスで今季初の連敗に沈んだ。2回1死一塁、ブリンソンが"左中間ゲッツー"に陥った。左中間を真っ二つに破る二塁打まではよかった。三塁を回ってストップした岡本和を見落とし、三塁めがけてアクセルを踏み続けた。塁間で挟まれると岡本和は本塁へ再びスタートを切らざるを得ず本塁憤死。三塁に進塁したブリンソンはチェンジと勘違いしてベースを離れ、タッチアウトされた。原監督は「2度と起こってはいけないプレーが2つ続いた。基本というのは大事なこと」と指摘した。

◆DeNA楠本泰史が代打で今季1号となる3ランを放った。1-0の7回2死一、二塁で東に代わって左打席へ。巨人船迫の146キロ直球を完璧に捉え右翼席に運んだ。今季初安打が終盤での貴重な1発となり「昨日は平良。今日は大気(関根)、克樹(東)と同級生が頑張っていたので。絶対負けられないという思いで打席に向かいました」と喜んだ。

◆DeNA東克樹が7回4安打無失点で今季初勝利を挙げ、チームを2連勝に導いた。最速149キロの直球を軸に無四球、毎回の8三振を奪う安定した内容に「先発として役割を果たせました」。前日には同学年で、同じトミー・ジョン手術を受けた平良が勝利。「よき仲間でもありライバル。やっぱり僕も負けたくないという気持ちもありました」と、仲間の好投に続いて見せた。DeNA三浦監督(東の力投に)「キレッキレッでしたね。ゾーンの中で打たせたり、緩急を使いながら、投手有利のカウントを作ってくれた」

◆開幕から4試合で15打数無安打と状態が上がらず、前日はベンチスタートだった巨人・坂本勇人内野手(34)が、「7番・遊撃」で先発メンバーに名を連ねた。また、長野久義外野手(38)が「1番・左翼」で今季初先発。

◆試合前のセレモニアルピッチにベイスターズの監督を務めた5人が登場した。権藤博氏(監督歴1998―2000年)、山下大輔氏(03、04年)、牛島和彦氏(05、06年)、大矢明彦氏(96、97、07―09年)、中畑清氏(12―15年)が、捕手役を務めた三浦監督、佐野、牧、宮崎、山崎へ一斉に投球した。ヤクルトで2軍チーフ投手コーチを務める尾花高夫氏(10、11年)、アレックス・ラミレス氏(16―20年)もビデオメッセージを寄せた。

◆巨人のルイス・ブリンソン外野手(28)が痛恨のミスを犯して先制機をつぶした。二回1死一塁で左中間を破る二塁打を放ち、三塁進塁を狙ってオーバーラン。一塁走者の岡本和は三塁で止まっていたが、ブリンソンの走塁を見て本塁を狙い憤死。この間に三塁進塁したブリンソンはアウトカウントを間違えてベースから離れ、タッチアウトとなった。

◆ベイスターズの歴代監督5人が始球式に登場。権藤博氏(1998―2000年)、山下大輔氏(03、04年)、牛島和彦氏(05、06年)、大矢明彦氏(96、97、07―09年)、中畑清氏(12―15年)が捕手役を務めた三浦監督、佐野、牧、宮崎、山崎へ一斉に投球した。ヤクルト2軍チーフ投手コーチの尾花高夫氏(10、11年)、アレックス・ラミレス氏(16―20年)はビデオメッセージを寄せた。

◆巨人の新外国人、タイラー・ビーディ投手(29)=前パイレーツ=が7日の広島戦(マツダ)に先発する。球団の新外国人で初の開幕投手を務めた中日戦(東京ドーム)では6回2失点。先発としての役割を果たした。敵地での登板で初白星を狙う最速159キロ右腕は6日に横浜で調整し、「投げられることを楽しみにしている。(ここまで)チームはいい野球をしているので、その流れを止めることなくいきたい」と気合を入れた。

◆ゼロが並んだスコアボードにDeNA・東克樹投手(27)が執念で「1」を刻んだ。五回、先頭の関根が四球で出塁すると、その後1死二塁から山本が左前打を放ち一、三塁。好投を続けてきた東はフルカウントから三塁前へセーフティースクイズ。三走の関根は三塁手・岡本和が一塁への送球モーションと同時に本塁へ突っ込んだ。関根は確信し、スライディング後に両手を横に開くと、同時に球審の両腕も横に広がる。フェアゾーンに転がらなければ三振となるリスクを背負った勝負手を三浦監督が繰り出し、東も応えた。本拠地から息を吹き返す。チームは阪神との開幕3連戦(京セラ)で3連敗。5日の巨人戦で平良が6回無失点の好投で今季初勝利とした。トミー・ジョン(右肘内側側副靱帯(じんたい))手術を経て、888日ぶりの勝利だった。東も2019年2月に同手術を受けた。21年に792日ぶりに白星をつかんだが、昨季は開幕投手を託されながら1勝6敗。今季初登板で平良に続き、復活の光明が差し込んだ。第5回ワールド・ベースボール・クラシックに出場した今永、右肩肉離れと診断された大貫が開幕ローテーションを外れる中、6人目の「枠」を勝ち取った左腕。140キロ台後半の直球を軸にチェンジアップ、カーブがさえ7回まで無失点。東と平良。再起をかける両腕から、出遅れを取り戻す。(横山尚杜)

◆DeNA・楠本泰史外野手(27)が値千金の一発を放った。1―0の七回2死一、二塁。無失点の好投を見せた東の代打として登場すると、船迫が投じた真ん中直球を見逃さず、高い放物線で右翼席へ運んだ。楠本は今季15打席目で初安打をマーク。勝利を大きく手繰り寄せる一打で、横浜スタジアムに詰めかけた観衆の視線を独り占めした。

◆先発メンバーがアナウンスされると、左翼席の一角を陣取る巨人ファンが沸き立った。〝サカチョー〟こと坂本と長野がそろい踏み。広島から5年ぶりに復帰した38歳の長野は「1番・左翼」で今季初先発。「元気なところを見せられるようにやっていきたい」と14年目に臨む。さらにファンを沸かせたのは、四回先頭で迎えた第2打席。2球で追い込まれてから低めのチェンジアップを捉え、左翼線二塁打を放った。厚い人望で後輩から慕われる背番号7は、塁上で右手を挙げてベンチからの声に応えた。2012年に最多安打のタイトルを分け合った長野と坂本。2人そろって先発するのは、18年10月9日の阪神戦以来、1640日ぶり。原監督は長野を「非常に若々しい。新鮮な形で、またジャイアンツのユニホームを着ているように見えている」と評する。状態が上向かず前日は欠場した坂本は「7番・遊撃」でスタメン復帰。五回1死一塁で三ゴロ併殺に倒れるなど苦戦が続くが、大久保打撃チーフコーチは「優勝するのに必要不可欠な人」と言い切る。「2012年のリーグ優勝、日本一が記憶に残っている。あのときの銀座のパレードを若い子に経験してほしい」と長野。3年ぶりのペナント奪還へ、歓喜を知る〝サカチョー〟の力が必要だ。(鈴木智紘)

◆DeNAが2試合続けて無失点勝利。東が7回を4安打、8奪三振で勝ち星を挙げ、伊勢、山崎とつないだ。打線は五回に東のスクイズで先制し、七回は代打楠本の3点本塁打で加点した。巨人は好機で一本が出ず、勝率5割。

◆DeNAは東が7回を4安打、8奪三振で勝ち星を挙げ、伊勢、山崎とつないだ。打線は五回に東のスクイズで先制し、七回は代打楠本の3ランで加点した。巨人は好機で一本が出ず勝率5割。?DeNAが2試合連続で無失点勝利を挙げたのは、昨年8月21日の広島戦-同24日の阪神戦(3試合、3-0→4-0→4-0)以来。巨人相手に記録したのは2018年8月22、23日(2-0→6-0)以来5年ぶりで、巨人を無得点に抑えた試合は前身を含めて通算100度目(無失点勝利98度、0-0の引き分け2度)。?開幕6戦目までに2試合連続で無失点勝利を挙げたのは04年4月7、8日の阪神戦(開幕5、6試合目、17-0→4-0)以来19年ぶり。チームのシーズン1勝目、2勝目がいずれも無失点勝利だったのは球団初。

◆大阪桐蔭高から入団して5年目の巨人・横川凱投手(22)は6回5安打1失点と好投したものの、打線の援護に恵まれずプロ初勝利は持ち越しとなった。190センチの大型左腕は多彩な変化球を丁寧に制球。「目の前の打者に集中し、一人一人抑えることを意識した。自分のリズムで投げられた」と振り返った。0-0の五回に先頭への四球からピンチを招き、9番打者の投手、東にスクイズを決められた。「その前の打者を追い込んでから打たれた。抑えていれば、あのケースにならなかった。ちょっと詰めが甘い。勝つためには相手より先に点を取られてはいけない。次は粘れるように」と反省も忘れなかった。

◆またしてもホームが遠かった。巨人は5安打にとどまり、2戦連続の零封負け。原辰徳監督(64)は「二度と起こってはいけないプレーが2つ続いた」と二回の走塁ミスを指摘した。ブリンソンのボーンヘッドだった。1死一塁で左中間二塁打を放ち、一走の岡本和が三塁で止まっていたにもかかわらず、三進を狙ってオーバーラン。これを見た岡本和は慌てて本塁を突いたが憤死。その間に三進したブリンソンはアウトカウントを間違えてベースから離れ、タッチアウトで先制機をつぶした。不振の坂本は2試合ぶりに先発復帰したが、3打席無安打に終わった。これで開幕から19打席無安打となり「1本出ても続かないと意味がない。結果が全て」と唇をかんだ。指揮官は「何回も言うようだけど、自分で越えないと」と奮起を促した。(鈴木智紘)

◆巨人の5年目、横川凱投手(22)は好投したものの打線の援護がなく、黒星を喫した。「目の前の打者一人一人を打ち取ることに集中して投げた」と緩急を使って打たせて取り、通算5試合目の先発で6回を1失点。プロ初勝利は持ち越しとなった。唯一の失点は五回。先頭への四球からピンチを招き、投手の東に転がされてスクイズとなった。それでも22歳の長身サウスポーは右腕を高く上げてから投げ下ろすフォームで、強気に攻めて役目を果たし「オープン戦と変わらず、自分のリズムで投げられた」と自信を深めていた。

◆DeNA・楠本泰史外野手(27)が代打で貴重な3ランを放ち、勝利を決定付けた。1―0の七回2死一、二塁で好投の東に代わって打席へ。船迫の直球を右中間へたたき込み「腹をくくって真っすぐ一本でいった。何とか入ってくれと思って走っていた」と右腕を突き上げた。ここまで先発した3試合は全て中軸で起用されたが、無安打が続いていた。今季15打席目でようやく生まれた快音に「本当にいろんな人に声をかけてもらって、練習を手伝ってもらったおかげ」と安堵の表情だった。

◆巨人・坂本勇人内野手(34)が2試合ぶりに先発復帰し、五回1死一塁で三ゴロ併殺に倒れるなど3打数無安打に終わった。これで開幕から19打席無安打。「自分で何とかしないといけない。1本出ても続かないと意味がない。結果が全て」と唇をかんだ。原監督は「何回も言うようだけど、自分で越えないとね」と奮起を促し、亀井打撃コーチは「彼自身、悩んで試行錯誤している。1本出れば変わるんじゃないか」と語った。

◆巨人・原辰徳監督(64)が二回のブリンソンの走塁ミスについて言及した。二回1死一塁で左中間を破る二塁打を放ち、三塁進塁を狙ってオーバーラン。一塁走者の岡本和は三塁で止まっていたが、ブリンソンの走塁を見て本塁を狙い憤死。この間に三塁に進塁したブリンソンはアウトカウントを間違えてベースから離れ、タッチアウトとなった。指揮官は「二度と起こってはいけないプレーが2つ続いたというところですね」と話し、三塁コーチャーを務めた亀井打撃コーチも「流れもきそうなところでああいうところで流れがいってしまった。僕自身の責任もある」と振り返った。

◆DeNAは6日、巨人3回戦(横浜)に4―0で勝利。今季初登板の東克樹投手(27)が7回4安打無失点、8奪三振の快投で今季初勝利を飾った。5日に888日ぶりとなる白星を挙げた平良拳太郎(27)に続いて、肘の内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受けた投手の活躍で、2試合連続の無失点勝利となった。左肘に刻まれた手術痕は、地道に歩んだリハビリの日々を思い出させてくれる。東は球威を取り戻した直球を武器に7回4安打無失点。ウイニングボールはお尻のポケットにしまった。「すごくホッとしているというか、自分自身も役割をしっかり果たせましたし、直球を軸にカウントを整えながら相手打者と勝負することができたので良かった」最速149キロの直球で押し込み、チェンジアップとカーブで巨人打線を腰砕けにさせた。ゼロが並んだスコアボードに「1」を刻んだのも東だった。五回1死一、三塁でフルカウントから三塁前に犠打を決め、三走の関根が好走塁で先制点をもぎ取った。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
510 0.833
(↓0.167)
-
(-)
13715
(+1)
5
(+3)
5
(+1)
9
(+1)
0.181
(↓0.016)
0.680
(↓0.28)
2
(-)
阪神
410 0.800
(↓0.2)
0.5
(-)
13823
(-)
17
(+3)
1
(-)
5
(-)
0.291
(↓0.013)
3.270
(↓0.27)
3
(-)
巨人
330 0.500
(↓0.1)
2
(-)
13717
(-)
14
(+4)
4
(-)
0
(-)
0.223
(↓0.01)
2.080
(↓0.44)
4
(-)
DeNA
240 0.333
(↑0.133)
3
(↑1)
13716
(+4)
27
(-)
3
(+1)
0
(-)
0.214
(↑0.007
4.120
(↑0.81)
4
(-)
中日
240 0.333
(↑0.133)
3
(↑1)
13711
(+3)
15
(+1)
0
(-)
1
(-)
0.235
(↑0.017)
2.420
(↑0.3)
6
(-)
広島
140 0.200
(↑0.2)
3.5
(↑1)
1389
(+3)
13
(-)
3
(+1)
2
(-)
0.199
(↑0.015)
2.370
(↑0.36)