1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 7 | 0 | 1 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1X | 4 | 11 | 1 | 0 |
勝利投手:鈴木 健矢(1勝0敗0S) 敗戦投手:宮森 智志(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆日本ハムがサヨナラ勝利。日本ハムは1-1で迎えた7回裏、代打・今川の適時打などで2点を勝ち越す。その後は同点を許すも、延長10回に清宮の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、7番手・鈴木が今季1勝目。敗れた楽天は、打線が9回の好機を生かせなかった。
◆日本ハムが楽天と対戦。先発は日本ハムが上沢直之。楽天は滝中瞭太。
◆日本ハムのドラフト1位矢沢宏太投手(22=日体大)が、「1番右翼」で初スタメン出場する。オープン戦では3月12日オリックス戦まで19打数8安打、打率4割2分1厘1本塁打と好調も、14日西武戦以降は6試合連続無安打。開幕前には「自分が初球から振ってくるのが分かってきて、初球を振らせにくるボールが増えてきた。選びながら甘い球を待っていけたら」と話しており、修正ポイントは既に、整理できている。二刀流で調整してきたが、まずは野手でスタート。3月30日の開幕戦(エスコン)は出番がなかったが、2戦目はリードオフマンとして、チームの新球場初勝利を引き寄せる。
◆日本ハムの選手会長で、昨季首位打者の松本剛外野手(29)が、新球場初の三塁打を放った。1回2死、楽天・滝中瞭太投手(28)の145キロ外角ストレートを右翼線に運び、島内宏明右翼手(33)が打球を処理する間に、悠々と三塁に進んだ。3月30日の開幕戦(エスコン)でも3打席目に左中間二塁打を放っており、2試合連続長打。2死三塁のチャンスをつくったが、続く野村佑希内野手(22)が遊ゴロに倒れ、先制点は奪えなかった。
◆日本ハムのドラフト1位矢沢宏太投手(22=日体大)が、「1番右翼」で初スタメン出場し、プロ初安打を放った。初回の第1打席は一邪飛に倒れるも、3回先頭の第2打席、1ボール2ストライクから楽天先発、滝中瞭太投手(28)の低めカーブを器用に救い上げ、中前に運んだ。無死一塁のチャンスをつくり、2番石井一成内野手(28)への3球目で二盗を試みたが、一、二塁間に挟まれ、アウトになった。
◆日本ハムの球団公式チアリーダー「ファイターズガール」が、話題になっている「ジンギスカンダンス」を4回終了後、2戦連続で披露した。♪ジン、ジン、ジンギスカ~ンという、おなじみの曲に合わせ、ファイターズガールが振っているのは、ジンギスカン鍋型のタンバリン。北海道名物にちなんだニューアイテムで、中央部分が本物の鍋のように少しふくらんでいる。今にもジュ~っと羊肉が焼ける香りがしてきそうなユニークな踊り。昨季ブレークした「きつねダンス」に続き、新球場の目玉になるかもしれない。
◆札幌出身の乃木坂46金川紗耶(21)が、日本ハムの球団公式チアリーダー「ファイターズガール」とともに、昨年ブレークした「きつねダンス」を踊り、新球場を盛り上げた。5回終了後、ファイターズガールとともにきつねの耳をつけグラウンドに登場。昨年8月にもファーストピッチに臨み、その流れでイニング間に、きれっきれのきつねダンスを披露していたが、今回もノリノリで踊りきり、来場者を喜ばせていた。
◆日本ハム先発の上沢直之(29)が、5回102球を投げ、2安打4三振1失点で降板した。7四球と制球に苦しみ「自分でピンチをつくって苦しいピッチングでした。最少失点でしのげましたが、流れを持ってくることができず申し訳ないです。チームの勝利のため、この後、しっかり応援します」。降板後の6回1死二塁で4番野村佑希内野手(22)が右前適時打を放ち、チームは1-1に追いついた。
◆日本ハムの4番野村佑希内野手(22)が2試合連続で打点を挙げた。1点ビハインドの6回1死二塁から同点に追い付く右前適時打。3月30日の開幕戦でも6回1死満塁で中犠飛を打っており、またも得点に絡んだ。「1打席目のチャンスで凡退していたので、ここは何としてもランナーをかえしたいという一心でした。追い込まれていましたが、いいところに飛んでくれて良かった」と振り返った。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(23)が、プロ初のサヨナラ打で新本拠地に歴史的な1勝を刻んだ。延長10回無死二塁から、緩い変化球を右前へ運び、劇的な幕切れの主役になった。新庄剛志監督(51)も大興奮の手に汗握る展開に、3万人超で膨れ上がったエスコンフィールドは大盛り上がりとなった。打席の清宮は、自分でも驚くほど冷静だった。3-3の同点で迎えた延長10回無死二塁。「レフト側に変なフライだけは打たないように。めちゃめちゃ(頭に)よぎった」。遅れ気味だったバットの軌道を意識。楽天の7番手、宮森の変化球を右前に落とした。新球場のボルテージは開業以来、最高潮になった。追い付き、勝ち越し、そして追い付かれ...。手に汗握るシーソーゲームを制した新庄監督は「勝ちが長かった。2カ月くらいかかった気持ち。『救心』を6ダース、オーダーしようかな」と、ホッとひと息。土曜日の夕方をドラマチックに演出した主役の背番号21は「たくさんの人たちに勝ちを見せたかった。みんなの気持ちが最後、僕に乗り移りました」と、プロ初のサヨナラ打の余韻に浸った。高校通算は、実に111本塁打。プロ入り当初から、新時代のクリーンアップとして期待されてきた。今年2月の春季キャンプからは、一貫して5番に君臨する。この日は7回2死満塁でも、右手1本で投手強襲の適時打を放ち、5打数2安打2打点。中軸の威圧感や雰囲気が、全身から漂うようになってきた。新庄監督が「1年間、褒めることはない。褒めたら、またぶくぶく、ぶくぶく太りそうだから」と辛口なのも、それだけ清宮への期待値が高いからだ。この日、花巻東の佐々木麟太郎内野手(3年)が、清宮を超える高校通算117本塁打を記録したことが判明した。「僕も負けてられない」と気を引き締めたヒーローは、エスコンフィールド初のお立ち台で「最高に特別な場所になった。みんなと一緒に優勝がしたいので、ぜひ、また、ここに来て、僕たちにパワーを下さい」と、3万人超のファンに熱い声援をお願いした。開幕2試合目で動き出した、日本ハムの新球場元年。期待の清宮の一打で刻んだ歴史的な白星は「今日の勝利はでかい。"たかが1勝"ではない」と、新庄監督も自信をつかんだ勝利になった。【中島宙恵】▽日本ハム宮西(6回に2番手で登板し1回1安打1死球無失点。昨年8月6日以来238日ぶり公式戦マウンド)「やっぱり公式戦は思うように体が動かなかった。でも楽しかった。いろんな思いが重なった。ま、変わらずにやっていきたい」【試合詳細】日本ハム、エスコンフィールド初勝利!清宮幸太郎がサヨナラ打
◆日本ハム7番手で登板した鈴木健矢投手(25)が球団の新球場初勝利投手となった。3万人を越える大観衆の中、延長10回に登板し、テンポよく11球で3者凡退に抑え、新庄監督も「落ち着きすぎやん」と絶賛。その裏のサヨナラ勝利を呼び込んだ。登板は9回に伝えられた。鈴木は「緊張していたが、声援が力になった。加藤コーチからも『遊んで行けよ』と言われて力まずにいけた。まさか最初の勝利になるとは」と喜んだ。
◆楽天は序盤の好機を生かせず、サヨナラ負けを喫した。日本ハム先発上沢が制球に苦しむ中、無安打で2回は無死一、二塁、4回は1死満塁のチャンスをつくったが、いずれも無得点。5回2死一、二塁で、島内が右前へ適時打を放って、ようやく先制した。先発滝中が5回1/3を7安打1失点と粘ってゲームメークするも、打線が援護できなかった。2点を追う8回2死一塁で、辰己が右翼へ2ランを放って追いつくも、延長10回無死二塁で、宮森が清宮に右翼へのサヨナラ打を浴びた。打線は15残塁で3得点。石井一久監督(49)は「四球は頑張ってみんな取れていたけど、ヒットを打つところと四球は別物。ヒットを打つ難しさ。(上沢が)ヒットを打てる球を投げていたのかと言うと、あのクラスの投手なので、そう簡単にヒットは出ないと思います」と肩を落とした。
◆日本ハム矢沢宏太投手(22)が、プロ初安打を放った。「1番右翼」で公式戦初出場。記念すべき安打は第2打席に楽天の先発瀧中の変化球を捉え、中前に運んだ。投打の二刀流を目指すドラ1ルーキーがまずはバットで新庄監督の期待に応えた。"矢沢流"で結果を出し続け、新人の顔になるつもりだ。開幕2戦目で矢沢が初めて公式戦の舞台を踏んだ。矢沢永吉の登場曲が新球場エスコンフィールドに響き渡る中、打席に向かった。第1打席は三邪飛に倒れたが、2打席目で楽天の先発瀧中のスローカーブをすくい上げるように合わせて中前まで運んだ。体勢を崩しながらもしぶとく安打にして見せた。「僕のヒットは変な形が多いので。いい反応ができたかなと思います」と振り返った。エスコンフィールドに詰め掛けたファンに向けた名刺代わりの安打だった。「下半身で粘りながらスイングをしていこうと今やっている。(自分の)特徴が出たスイングだった」。数字として結果は残したが悔しさも感じている。7回1死三塁の勝ち越しのチャンスでは初打点のチャンスだっただけに「絶対1本打ってやろうと思っていた」。だが、楽天左腕の弓削がマウンドに上がったこともあり、代打を送られ、今川が代打起用に応えて左前適時打を放った。矢沢は「大一番で代打を送られてしまうのは悔しい。左ピッチャーでも代打を送られないような存在になりたい」。悔しさを糧にチャンスを任される打者に成長する思いを強くした。公式戦初のスタメン入りは、前日のチーム練習中に新庄監督から告げられた。「『明日1番ライトでいくよ』と言ってもらいました」。サヨナラ勝ちの歓喜に沸く輪にも加わり、プロでの勝利の味に酔いしれた。「大学のリーグ戦で優勝した時みたいな感じ。1勝するのがこんなにうれしいんだと思った」。初安打の記念ボールは母香さんに渡すつもりだ。「家族が見に来ているので、あげたいと思います」。投打の二刀流を追い求めるドラ1ルーキーが、まずは野手として"成り上がり"の第1歩を踏み出した。【石井翔太】
◆楽天ドラフト4位の伊藤茉央投手(22)は、ほろ苦いデビュー戦となった。同点の7回に3番手としてプロ初登板。先頭清水に四球を与え、続く五十幡に犠打で送られたところで降板した。4番手弓削が打たれ、1/3回を1安打1失点となった。キャンプからアピールを続けて開幕1軍を勝ち取ったが、オープン戦最終登板となった3月25日巨人戦(東京ドーム)では1死も奪えずに2四球で3失点。「精神的なところを修正しようとやってきたが、今日も気持ちのどこかで引っかかっているというか。そのままマウンドに上がった結果が、ああなったかなと思います」と反省した。降板後小山投手コーチからは、自信を持って投げるようにハッパをかけられた。「次はしっかり切り替えて、やり返してやるという感じの気持ちでいきたいです」と雪辱を誓った。
◆楽天辰己涼介外野手(26)が、"祝砲"を放った。2点を追う8回2死一塁で迎えた第5打席。メネズの初球、内角の127キロスライダーを右翼席最前列へ運んだ。「今日は息子の5カ月記念なので、パワーをもらえました。ありがとう」と真顔で感謝した。貴重な2ランで、一時同点とするも、チームはサヨナラ負け。1番打者として、次は長男へ勝利を届ける。【試合詳細】日本ハム、エスコンフィールド初勝利!清宮幸太郎がサヨナラ打
◆新球場・エスコンフィールド北海道(北広島市)での開幕第2戦。日本ハムの投打二刀流のドラフト1位・矢沢宏太投手(22)=日体大=が「1番・右翼」でプロ初出場を飾り、スタメンに名を連ねた。
◆楽天・島内宏明外野手(33)が「5番・右翼」で先発出場し、今季初安打となる右前適時打を放った。0-0の五回2死一、二塁。先発・上沢の3球目を捉えた。球団広報を通じて、先制打に「打ったのは真っすぐだと思います。ほっ」とコメントした。3月30日の日本ハムとの開幕戦では4打数無安打。この日は3打席目で今季初安打が飛び出した。
◆「4番・三塁」の日本ハム・野村佑希内野手(22)が0-1の六回、同点に追い付く右前適時打を放った。「1打席目のチャンスで凡退していたので、ここは何としてもランナーをかえしたいという一心でした」1死二塁で迎えた第3打席。カウント0-2から相手先発右腕・滝中の141キロの直球に合わせた。右翼線へ運び「追い込まれていましたが、いいところに飛んでくれてよかったです」と振り返った。開幕から7打席目での今季初安打。待望の一打で試合を振り出しに戻した。
◆日本ハムは清宮がプロ初のサヨナラ打を放った。3―3の延長十回、先頭の野村の二塁打による好機で、右前に殊勲打を運んだ。7番手の鈴木が勝ち星。楽天は八回に辰己の2点本塁打で追い付いたが、15残塁の拙攻が痛かった。
◆楽天は1―3の八回に辰己の2ランで追い付く粘りを見せたが、サヨナラ負けを喫して開幕2連勝を逃した。打線が15残塁と好機を生かしきれなかった。特に五回までに7四球を出した相手先発の上沢から1得点止まりだったことが痛く、後藤打撃コーチは「序盤のチャンスをものにできなかった結果、後半にも響いた。取れる得点はしっかりと取っておかないと」と嘆いた。
◆日本ハムの鈴木が7番手で十回を無得点に抑え、記念すべき新球場でのチーム初勝利投手となった。「まさか僕が一番(最初)になるとは。びっくりとうれしいの感情が入り交じっている」とほほ笑んだ。下手投げ転向2年目の今季は先発調整しながら、器用さを買われてロングリリーフも視野に入れた中継ぎ要員として開幕を迎えた。前に投げた面々が計11四死球と苦しんだ中、小気味よい三者凡退でサヨナラ勝ちを呼び込み、新庄監督も「めちゃくちゃ良かった。落ち着きすぎ」と絶賛した。
◆ほろ苦いデビューとなった。楽天のドラフト4位・伊藤茉央(まお)投手(22)=東農大北海道オホーツク=が、七回から登板し、?回1失点で降板した。「思い描いた結果とかけ離れた。少しの緊張と雰囲気の違いはあったが大きな影響はなかった」3番手として七回からマウンドに上がり、清水に四球を与えて暴投を犯し、無死二塁。次打者の五十幡に投前犠打を決められ、1死三塁後に降板を告げられた。辰己が1-3の八回に右越え同点1号2ランを放つも、打線は15残塁と好機を逸した。五回までに7四球を出した、相手先発の上沢を攻略できなかった。石井監督は「打者が頑張って四球を取ったが、あのクラスの投手(上沢)から、そう簡単にヒットは打てない」と擁護した。(広岡浩二)
◆日本ハムは、延長十回に7番手としてマウンドに上がった4年目右腕、鈴木健矢投手(25)が1回を無安打無失点。その裏のサヨナラ勝ちで、記念すべき新球場でのチーム初勝利投手となった。「まさか、僕が1番になるとは思わなかった。びっくりとうれしいの感情が入りまじっている」と笑顔で語った。勝利を呼び込む投球に新庄監督は「めちゃくちゃよかった。落ち着きすぎやん」と称賛した。■4番で2安打1打点の日本ハム・野村 「エスコンの試合で連敗を(ファンに)見せることはできないと思っていた。その中で勝てたのが一番」
◆日本ハムの投打二刀流のドラフト1位・矢沢宏太投手(22)=日体大=が「1番・右翼」で初出場。三回先頭でプロ初安打となる中前打を放った。カウント1-2から滝中のカーブを右手一本で合わせ「全球種を待ちながら、いい反応ができたと思う」とうなずいた。体勢を崩しながらの〝曲芸打ち〟に新庄監督は「すごいヒットを打ちますよね。不思議、不思議。ほんと不思議」と目を細めた。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
141 | 12 (+9) | 4 (+2) | 3 (+1) | 1 (-) |
0.310 (↑0.088) | 1.890 (↓0.09) |
1 (-) |
ソフトバンク |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | 0 (-) |
141 | 11 (+7) | 0 (-) | 2 (+1) | 1 (+1) |
0.324 (↑0.091) | 0.000 (-) |
3 (2↓) |
楽天 |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↓0.5) | 1 (↓1) |
141 | 6 (+3) | 5 (+4) | 3 (+1) | 1 (+1) |
0.232 (↓0.041) | 2.500 (↓1.5) |
3 (1↑) |
日本ハム |
1 | 1 | 0 | 0.500 (↑0.5) | 1 (-) |
141 | 5 (+4) | 6 (+3) | 0 (-) | 0 (-) |
0.222 (↑0.119) | 2.840 (↑0.16) |
5 (1↓) |
西武 |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 4 (+2) | 12 (+9) | 1 (-) | 1 (-) |
0.253 (↑0.064) | 4.260 (↓1.56) |
5 (1↓) |
ロッテ |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 0 (-) | 11 (+7) | 0 (-) | 0 (-) |
0.136 (↓0.025) | 5.630 (↓1.13) |
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