1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 8 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 1 | 6 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | X | 8 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:福谷 浩司(2勝0敗0S) 敗戦投手:美馬 学(2勝1敗0S) 本塁打 |
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◆中日は先発・福谷が6回1失点の好投。打線も8得点を挙げるつながりを見せ、オープン戦最後の試合を快勝で締めくくった。一方のロッテは、先発・美馬が7失点を喫する乱調。ローテーションの1人として期待されるベテランが不安を残す内容だった。
◆ロッテが1、2番でいきなり得点を奪った。わずか5球で3試合ぶりの得点となった。「1番右翼」の荻野貴司外野手(37)が中前安打で出塁すると、「2番二塁」の中村奨吾内野手(30)が中日福谷の初球を捉えて左中間適時二塁打を放った。中村奨は「いい形で打てましたし、長打でランナーをかえすことが出来たので良かったです。オープン戦も残り1試合なので勝って締めれるよう頑張ります」と会心の1打となった。ロッテは2試合連続で完封負けを喫していただけに待望の得点。侍ジャパン投手コーチとしてWBCを終えて帰国した翌日から指揮を執っている吉井理人監督(57)にとっても復帰3試合目で初得点となった。
◆中日ドラフト6位・田中幹也内野手(22=亜大)の長期離脱を立浪監督が示唆した。田中は右肩脱臼で離脱中。この日のロッテ戦(バンテリンドーム)後に、立浪監督は「(手術の)可能性はある。しっかり治すためには、そういう決断もあるかもしれない。いま調べながらやっている。手術したら今年は(復帰は)難しいかもしれない」と説明した。田中は19日楽天戦(バンテリンドーム)で「2番遊撃」でスタメン出場。5回に四球で出塁し、けん制で一塁に帰塁した際に右肩を痛め途中交代した。20日に名古屋市内の病院で痛めた右肩の検査を受けた結果、「右肩脱臼」と診断。開幕スタートは絶望視されていた。1軍キャンプスタートの田中は、オープン戦8試合に出場し、打率3割3分3厘。堅実な守備と50メートル5秒9の俊足でもアピールし、開幕スタメン遊撃デビューを有力視されていた。現在は2軍から龍空を再昇格させ遊撃、ドラフト7位・福永裕基内野手(26=日本新薬)との二遊間で開幕戦は組まれることになりそうだ。
◆中日福谷浩司投手(32)が開幕ローテ入りを当確させた。この日はロッテ打線を相手に初回1失点も6回6安打1失点。オープン戦3試合で15回2失点、防御率1.20で結果を見せた。「開幕投手を務めたときより調子はいい。まだまだ(状態を)上げられる」。昨季5試合1勝3敗での右腕が、巻き返しを誓った。
◆ロッテが20イニングぶりの得点で先制したが、逆転負けを喫し、3連敗でオープン戦を終えた。「1番右翼」荻野貴司外野手(37)が中前安打で出塁すると、「2番二塁」中村奨吾内野手(30)が中日柳の初球を捉えて左中間への適時二塁打。わずか5球で得点を奪った。中村奨は「いい形で打てましたし、長打でランナーを返すことが出来たので良かったです」と会心の一打だった。だが、2回以降は、チーム合計8安打で2得点と拙攻が目立った形。吉井理人監督(57)にとっても、侍ジャパンの投手コーチとして世界一に輝いたWBCから帰国後、指揮を執った3試合で白星は挙げられなかった。それでも「まず一番は積極的にいこうということ。良い感じにはなってきている。選手の準備は出来ている。あとはこっちの作戦になってくるので、選手と私でもミーティングをしていきたい」と、開幕までの期間で修正していく決意だ。開幕3戦目(4月2日ソフトバンク戦)の先発が予定されている美馬学投手(36)が先発登板し、3回に5安打を浴びて7失点。吉井監督は「アキーノに(2回に)1発打たれてから少し具合が悪くなっちゃってね。1イニングで30球以上投げたので代えましたけれど、そんなに心配はしていません」と話した。チームは28日から3日間練習を行い、31日の開幕を迎える。【鎌田直秀】
◆中日新外国人アリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)が2回に同点4号ソロを放った。「打ったのはストレート。うまく会わせて打つ事ができた」とニヤリ。3月上旬の侍ジャパン壮行試合(バンテリンドーム)の2試合連発を含め3月だけで5本塁打。開幕4番を託す立浪監督も「本塁打で流れを変えられる。確率が上がるようにやって欲しい」と期待を寄せた。
◆WBC日本代表投手コーチの大役を終えて24日にチームに再合流したロッテ・吉井理人監督(57)は2試合連続零敗中だったが、一回に荻野、中村奨が連打を放ち、わずか5球で1点を挙げた。無死一塁から左中間へ先制適時二塁打を放った中村奨は「いい形で打てたし、長打でランナーをかえすことができたので良かった。オープン戦も残り1試合なので、勝って締めれるように次の打席も頑張ります」とコメントした。
◆ロッテの美馬は2回2/3を投げて7失点と振るわなかった。三回に先頭打者の二塁打からピンチを広げ、岡林、高橋周らに適時打を浴びて途中交代に。「連打されて崩れることが多い。何とか止められるようにしたい」と反省した。打たれはしたが、低めにきっちりと球を集められた場面もあり「状態は上がってきている」と一定の手応えも。吉井監督は「そんなに心配はしていない」と淡々と話した。
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
9 | 4 | 3 | 0.692 (↑0.025) | - (-) |
56 (+5) | 45 (+2) | 8 (+2) | 8 (-) |
0.256 (-) | 2.730 (↑0.04) | |
2 (-) |
日本ハム |
11 | 6 | 1 | 0.647 (-) | 0 (↑0.5) |
69 (+1) | 53 (+1) | 15 (-) | 29 (-) |
0.245 (↑0.002) | 2.430 (↑0.15) | |
3 (-) |
巨人 |
10 | 6 | 0 | 0.625 (↑0.025) | 0.5 (-) |
52 (+3) | 43 (+1) | 10 (-) | 9 (-) |
0.236 (↓0.001) | 2.040 (↑0.07) | |
4 (-) |
西武 |
8 | 5 | 2 | 0.615 (↑0.032) | 1 (-) |
42 (+3) | 29 (+2) | 7 (-) | 16 (+1) |
0.212 (↑0.004) | 1.770 (↓0.02) | |
5 (2↑) |
中日 |
7 | 6 | 3 | 0.538 (↑0.038) | 2 (-) |
62 (+8) | 60 (+2) | 7 (+1) | 4 (-) |
0.245 (↑0.002) | 3.450 (↑0.1) | |
6 (-) |
ヤクルト |
8 | 7 | 4 | 0.533 (-) | 2 (↓0.5) |
66 (+1) | 69 (+1) | 11 (-) | 21 (+1) |
0.230 (↓0.006) | 3.380 (↑0.13) | |
7 (2↓) |
ロッテ |
7 | 7 | 2 | 0.500 (↓0.038) | 2.5 (↓1) |
42 (+2) | 47 (+8) | 7 (-) | 11 (-) |
0.212 (↑0.001) | 2.580 (↓0.39) | |
8 (1↓) |
阪神 |
8 | 9 | 0 | 0.471 (↓0.029) | 3 (↓1) |
72 (+2) | 57 (+5) | 13 (-) | 8 (+1) |
0.234 (↓0.006) | 3.180 (↓0.14) | |
9 (-) |
楽天 |
7 | 10 | 3 | 0.412 (↓0.026) | 4 (↓1) |
71 (+1) | 82 (+3) | 12 (+1) | 14 (-) |
0.263 (↓0.008) | 3.840 (↑0.02) | |
9 (-) |
ソフトバンク |
7 | 10 | 1 | 0.412 (↓0.026) | 4 (↓1) |
57 (+3) | 65 (+8) | 14 (+1) | 5 (-) |
0.243 (↓0.005) | 3.470 (↓0.23) | |
11 (-) |
DeNA |
6 | 13 | 0 | 0.316 (↓0.017) | 6 (↓1) |
47 (+2) | 73 (+3) | 4 (-) | 9 (+2) |
0.208 (↑0.001) | 3.310 (-) | |
12 (-) |
広島 |
4 | 9 | 3 | 0.308 (↑0.058) | 5 (-) |
48 (+8) | 61 (+3) | 6 (+2) | 3 (-) |
0.223 (↑0.009) | 3.350 (↑0.1) |
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