中日(☆8対2★)ロッテ =オープン戦3回戦(2023.03.26)・バンテリンドーム=
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ロッテ
1000000012800
中日
01601000X8901
勝利投手:福谷 浩司(2勝0敗0S)
敗戦投手:美馬 学(2勝1敗0S)

本塁打
【中日】アキーノ(4号・2回裏ソロ)

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◆中日は先発・福谷が6回1失点の好投。打線も8得点を挙げるつながりを見せ、オープン戦最後の試合を快勝で締めくくった。一方のロッテは、先発・美馬が7失点を喫する乱調。ローテーションの1人として期待されるベテランが不安を残す内容だった。

◆ロッテが1、2番でいきなり得点を奪った。わずか5球で3試合ぶりの得点となった。「1番右翼」の荻野貴司外野手(37)が中前安打で出塁すると、「2番二塁」の中村奨吾内野手(30)が中日福谷の初球を捉えて左中間適時二塁打を放った。中村奨は「いい形で打てましたし、長打でランナーをかえすことが出来たので良かったです。オープン戦も残り1試合なので勝って締めれるよう頑張ります」と会心の1打となった。ロッテは2試合連続で完封負けを喫していただけに待望の得点。侍ジャパン投手コーチとしてWBCを終えて帰国した翌日から指揮を執っている吉井理人監督(57)にとっても復帰3試合目で初得点となった。

◆中日ドラフト6位・田中幹也内野手(22=亜大)の長期離脱を立浪監督が示唆した。田中は右肩脱臼で離脱中。この日のロッテ戦(バンテリンドーム)後に、立浪監督は「(手術の)可能性はある。しっかり治すためには、そういう決断もあるかもしれない。いま調べながらやっている。手術したら今年は(復帰は)難しいかもしれない」と説明した。田中は19日楽天戦(バンテリンドーム)で「2番遊撃」でスタメン出場。5回に四球で出塁し、けん制で一塁に帰塁した際に右肩を痛め途中交代した。20日に名古屋市内の病院で痛めた右肩の検査を受けた結果、「右肩脱臼」と診断。開幕スタートは絶望視されていた。1軍キャンプスタートの田中は、オープン戦8試合に出場し、打率3割3分3厘。堅実な守備と50メートル5秒9の俊足でもアピールし、開幕スタメン遊撃デビューを有力視されていた。現在は2軍から龍空を再昇格させ遊撃、ドラフト7位・福永裕基内野手(26=日本新薬)との二遊間で開幕戦は組まれることになりそうだ。

◆中日福谷浩司投手(32)が開幕ローテ入りを当確させた。この日はロッテ打線を相手に初回1失点も6回6安打1失点。オープン戦3試合で15回2失点、防御率1.20で結果を見せた。「開幕投手を務めたときより調子はいい。まだまだ(状態を)上げられる」。昨季5試合1勝3敗での右腕が、巻き返しを誓った。

◆ロッテが20イニングぶりの得点で先制したが、逆転負けを喫し、3連敗でオープン戦を終えた。「1番右翼」荻野貴司外野手(37)が中前安打で出塁すると、「2番二塁」中村奨吾内野手(30)が中日柳の初球を捉えて左中間への適時二塁打。わずか5球で得点を奪った。中村奨は「いい形で打てましたし、長打でランナーを返すことが出来たので良かったです」と会心の一打だった。だが、2回以降は、チーム合計8安打で2得点と拙攻が目立った形。吉井理人監督(57)にとっても、侍ジャパンの投手コーチとして世界一に輝いたWBCから帰国後、指揮を執った3試合で白星は挙げられなかった。それでも「まず一番は積極的にいこうということ。良い感じにはなってきている。選手の準備は出来ている。あとはこっちの作戦になってくるので、選手と私でもミーティングをしていきたい」と、開幕までの期間で修正していく決意だ。開幕3戦目(4月2日ソフトバンク戦)の先発が予定されている美馬学投手(36)が先発登板し、3回に5安打を浴びて7失点。吉井監督は「アキーノに(2回に)1発打たれてから少し具合が悪くなっちゃってね。1イニングで30球以上投げたので代えましたけれど、そんなに心配はしていません」と話した。チームは28日から3日間練習を行い、31日の開幕を迎える。【鎌田直秀】

◆中日新外国人アリスティデス・アキーノ外野手(28=レッズ)が2回に同点4号ソロを放った。「打ったのはストレート。うまく会わせて打つ事ができた」とニヤリ。3月上旬の侍ジャパン壮行試合(バンテリンドーム)の2試合連発を含め3月だけで5本塁打。開幕4番を託す立浪監督も「本塁打で流れを変えられる。確率が上がるようにやって欲しい」と期待を寄せた。

◆WBC日本代表投手コーチの大役を終えて24日にチームに再合流したロッテ・吉井理人監督(57)は2試合連続零敗中だったが、一回に荻野、中村奨が連打を放ち、わずか5球で1点を挙げた。無死一塁から左中間へ先制適時二塁打を放った中村奨は「いい形で打てたし、長打でランナーをかえすことができたので良かった。オープン戦も残り1試合なので、勝って締めれるように次の打席も頑張ります」とコメントした。

◆ロッテの美馬は2回2/3を投げて7失点と振るわなかった。三回に先頭打者の二塁打からピンチを広げ、岡林、高橋周らに適時打を浴びて途中交代に。「連打されて崩れることが多い。何とか止められるようにしたい」と反省した。打たれはしたが、低めにきっちりと球を集められた場面もあり「状態は上がってきている」と一定の手応えも。吉井監督は「そんなに心配はしていない」と淡々と話した。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
943 0.692
(↑0.025)
-
(-)
56
(+5)
45
(+2)
8
(+2)
8
(-)
0.256
(-)
2.730
(↑0.04)
2
(-)
日本ハム
1161 0.647
(-)
0
(↑0.5)
69
(+1)
53
(+1)
15
(-)
29
(-)
0.245
(↑0.002)
2.430
(↑0.15)
3
(-)
巨人
1060 0.625
(↑0.025)
0.5
(-)
52
(+3)
43
(+1)
10
(-)
9
(-)
0.236
(↓0.001)
2.040
(↑0.07)
4
(-)
西武
852 0.615
(↑0.032)
1
(-)
42
(+3)
29
(+2)
7
(-)
16
(+1)
0.212
(↑0.004)
1.770
(↓0.02)
5
(2↑)
中日
763 0.538
(↑0.038)
2
(-)
62
(+8)
60
(+2)
7
(+1)
4
(-)
0.245
(↑0.002
3.450
(↑0.1)
6
(-)
ヤクルト
874 0.533
(-)
2
(↓0.5)
66
(+1)
69
(+1)
11
(-)
21
(+1)
0.230
(↓0.006)
3.380
(↑0.13)
7
(2↓)
ロッテ
772 0.500
(↓0.038)
2.5
(↓1)
42
(+2)
47
(+8)
7
(-)
11
(-)
0.212
(↑0.001
2.580
(↓0.39)
8
(1↓)
阪神
890 0.471
(↓0.029)
3
(↓1)
72
(+2)
57
(+5)
13
(-)
8
(+1)
0.234
(↓0.006)
3.180
(↓0.14)
9
(-)
楽天
7103 0.412
(↓0.026)
4
(↓1)
71
(+1)
82
(+3)
12
(+1)
14
(-)
0.263
(↓0.008)
3.840
(↑0.02)
9
(-)
ソフトバンク
7101 0.412
(↓0.026)
4
(↓1)
57
(+3)
65
(+8)
14
(+1)
5
(-)
0.243
(↓0.005)
3.470
(↓0.23)
11
(-)
DeNA
6130 0.316
(↓0.017)
6
(↓1)
47
(+2)
73
(+3)
4
(-)
9
(+2)
0.208
(↑0.001)
3.310
(-)
12
(-)
広島
493 0.308
(↑0.058)
5
(-)
48
(+8)
61
(+3)
6
(+2)
3
(-)
0.223
(↑0.009)
3.350
(↑0.1)