1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 |
西武 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | X | 5 | 9 | 1 | 1 |
勝利投手:エンス(2勝1敗0S) 敗戦投手:ガゼルマン(0勝1敗0S) 本塁打 |

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◆西武は、山川が豪快な本塁打を披露。投げては、先発・エンスが5回無失点の好投を見せた。一方のDeNAは、ルーキー・林が3安打を放った前日に続いてヒットを記録。開幕を一軍で迎えるべく、持ち味を発揮した。
◆西武山川穂高内野手(31)が「4番DH」でスタメン出場する。侍ジャパンの一員としてWBCで世界一に輝き、米フロリダ州から23日に帰国。24日の練習参加を経て、さっそくの実戦合流となった。山川は26日もDeNA戦(ベルーナドーム)に出場予定で「最後はつきたいですね」と、一塁守備についた上でペナント開幕へ備えたい意向を、24日に明かしている。
◆西武山川穂高内野手(31)が侍ジャパンのNPB組としては初めて実戦の打席に復帰した。「4番DH」でスタメン出場し、2回無死で第1打席へ。DeNAの右腕ガゼルマンが山川の懐へツーシームを3球差し込み、カウント1-2。4球目の146キロをスイングし、詰まり気味の三塁ゴロとなった。メジャー組ではエンゼルス大谷翔平投手(28)、レッドソックス吉田正尚外野手(29)、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(25)がすでに実戦復帰している。
◆DeNA宮崎敏郎内野手(34)が、西武とのオープン戦で「2番三塁」でスタメンに名を連ね、3試合ぶりにオープン戦に出場した。22日のヤクルトとのオープン戦を体調不良で欠場。試合前練習にも参加せず、静養に努めた。23日の休養日を挟み、24日の西武とのオープン戦では試合前練習に参加したが、出場はなかった。
◆DeNA伊藤光捕手(33)が、西武とのオープン戦の5回に左膝に打球が直撃し、途中交代した。1点ビハインドの5回無死、西武柘植の初球のファウルボールが左膝に直撃し、ホームベース付近で倒れこんだ。トレーナー、相川コーチに両脇を抱えられ、ベンチに引き揚げ、山本祐大捕手(24)へと交代を告げられた。大事には至らず、左膝の打撲とみられ、三浦大輔監督(49)は「この(ロッカールームから駐車場への)階段を自力で上ってこられたんですから、大丈夫でしょう」と話した。
◆西武山川穂高内野手(31)がWBCからの帰国後、初の本塁打を放った。6回1死の第3打席、DeNAガゼルマンの146キロをフルスイング。打った瞬間それと分かる放物線が、左中間スタンド中段に吸い込まれた。ベンチ前では「どすこい!」の今季本拠地初鳴き。侍ジャパンメンバーの帰国後初安打は巨人大城に譲ったものの、初本塁打はしっかりマークした。「打てて良かったです」とにこやかな表情でコメントした。山川の本塁打は3月7日の侍ジャパン強化試合、オリックス戦(京セラドーム)で放って以来。
◆ただいま、どすこ~い!! 西武山川穂高内野手(31)が、世界一をつかんだWBCからの帰国後初の実戦で、いきなり本塁打をかっ飛ばした。本拠地ベルーナドームでの長い滞空時間の1発は、侍ジャパンメンバーによるWBC後の第1号。世界一を決めてから76時間10分後のアーチだった。6日後の「3・31」にペナント開幕を控えた新生松井ライオンズに、何とも頼もしい主砲が帰ってきた。山川の右手からすぐ、バットがこぼれた。確信弾。打球の行方からは目を切らず、確かめた。「あれくらいが僕は一番好きなんですよ。もっと飛ぶとか、もっと弾丸ライナーでいくとか、ホームランの中にもいろいろ種類はありますけど、今日のホームランは僕は好きです」午後3時53分、6回1死の第3打席。DeNAガゼルマンの146キロが甘く入った。16時間のフライトを経て帰ってきた主砲の放物線は、滞空時間6秒4。左中間スタンド中段で白球が跳ねた。76時間10分前、世界一の輪にいた。WBCでは通算7打席1安打、2打点。悔しさと優勝の達成感。「半分半分ですよ。悔しいというか、もうちょい試合に出たかったなというのは」。この日は慣れ親しんだ場所で4打席。「出ることは楽しいですし、4打席あるのはすごくいいなと、やっぱり思いましたね」。悔しいは"苦しい"とは違う。「いつもスタメンを聞くたびに『あぁ、出てないな~』と思うのはありました。でもジャパン中ですし。岡本と牧もファーストできるし、みんなバカバカ打ってる。僕が出れない。何も文句ないですし、誰も悪くない。僕がいくら出ていくら打ちまくっても優勝してなかったら意味なかったので。そういう意味で、あの結果は最高です」と金メダルに胸を張れる。疲れはある。バイタリティーが上回る。26日には一塁守備にもつく予定だ。「僕は今年も必ずホームラン王と打点王、特にホームラン王は絶対とるし、それによってチームが優勝に近づくはず」と信じる。27秒半かけてダイヤモンドを回り、ベンチ前で両手を挙げる。1万人近くのどすこ~いが、まるでバンザイのよう。「開幕戦はきっと超満員であってくれるはず」。次なる歓喜へ。みんなで祝う1年にする。【金子真仁】
◆DeNAの守護神、山崎康晃(30)が連投テストをクリアし、今季の自身のオープン戦を無失点で終えた。7回から登板し、西武児玉を右飛で交代。オープン戦は7試合で、目標に掲げた無失点を達成した。「ケガなく、終われて良かった。開幕に向けて、いい準備をしていきたいです」と話した。三浦監督は「もう仕上がってるので、シーズンに向けて、コンディションを整えてくれれば」と信頼を寄せた。▽DeNAガゼルマン(先発で6回途中5失点で降板。開幕2戦目の阪神戦の先発へ)「全体的に良かった。速球も変化球も質のいい球を投げることができた」
◆西武はマーク・ペイトン外野手、デビッド・マキノン内野手の1、2番が計4打点と結果を出した。ともにシュアな打撃が売り。マキノンは4番や5番を打つこともあったが、松井監督は「こういう形で入って上位に並べるのもいいのかなと思っています」とニヤリ。開幕当初は流動的な打順になる見込み。西武で外国人選手の1、2番が公式戦で実現すれば、44年ぶりとなる。
◆西武山川穂高内野手(31)が、世界一をつかんだWBCからの帰国後初の実戦で、いきなり本塁打をかっ飛ばした。 本拠地ベルーナドームでの長い滞空時間の1発は、侍ジャパンメンバーによるWBC後の第1号。世界一を決めてから76時間10分後のアーチだった。6日後の「3・31」にペナント開幕を控えた新生松井ライオンズに、何とも頼もしい主砲が帰ってきた。WBCの激闘を終え、山川は自身のインスタグラムに投稿した。コメントはたったのひと言。「野球やろうぜ!!!!!」漫画「サザエさん」の中島くんを思い出すかのようなフレーズだ。山川に聞くと「まぁまぁ」と少々照れながらも、思いを話してくれた。「いっぱい書いている人もいますけどね、僕、キャラじゃないし。でも、これ見て野球人口が増えてくれればいいなと思います」1月、故郷沖縄での自主トレ。見学に来た野球少年たちと一緒に走る。「みんなで仲良くやるのが沖縄のスタイルと思うんで」。少年時代から開放的だった。「人とどうやったら仲良くなれるのっていったら、こっちからしゃべりかけないと。最初に話す時って何でもいいんですよ。まじで何でも良くて。触るでもいいんですよ」。侍に旅立つ前には「仲良しになりに行くわけじゃない。全然仲良くなくても、優勝すればいい」とも言った。ただ、仲良くなって優勝したのは日本中が感じるところだ。野球の魅力を大いに伝えたその輪には、自分からしゃべりかけに行く山川穂高が不可欠だった。【西武担当 金子真仁】
◆西武ペイトン、マキノンの1、2番が計4打点と結果を出した。ともにシュアな打撃が売り。マキノンは4番や5番を打つこともあったが、松井監督は「こういう形で入って上位に並べるのもいいのかなと思っています」とニヤリ。開幕当初は流動的な打順になる見込み。西武で外国人選手の1、2番が公式戦で実現すれば、44年ぶりとなる。
◆西武エンスが万全で開幕を迎える。DeNA戦で5回3安打無失点。140キロ台後半の直球には力があり「攻めの投球ができたと思うので、いい感じでシーズンには入れるかなと思います」と手ごたえを口にした。来日1年目に10勝し、今季はさらなる上積みが期待される左腕。中6日で4月1日のオリックス戦(ベルーナドーム)に先発することが有力だ。
◆「1番・中堅」で出場した西武の新助っ人、マーク・ペイトン外野手(31)が右前適時打を放った。1点リードの五回2死一、二塁。右腕・ガゼルマンの真っすぐを右前にはじき返し「打てる球をしっかり待って甘く浮いてきた球を強く振り抜いて、いい形でランナーを返せてよかった」と振り返った。適時打のあと代走が送られた。三回の打席でもチームの先制点を叩き出す犠飛をマーク。開幕スタメンへ向け順調なアピールを続けている。
◆ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝を飾った西武・山川穂高内野手(31)が「4番・DH」でスタメン復帰し、六回の打席で左越えソロを放った。ベルーナドームに「どすこーい!」が帰ってきた。4―0の五回1死。カウント2―2から右腕・ガゼルマンの5球目を捉えて左中間に運び「打ったのはカットです。打ててよかったです」とにこやかな表情で振り返った。23日に米国・マイアミから帰国した山川は前日チームに合流。自ら志願してこの日スタメンで復帰すると、豪快な一発でファンに帰国を報告した。
◆DeNA・山崎康晃投手(30)が七回にマウンドに上がり、1死を奪って降板。24日に続く連投は自身の開幕前ラスト登板となり、オープン戦7試合を無失点で終えた。「結果にフォーカスして、オフから準備を続けてきた。周りを引っ張っていけるようにという意味で、結果にこだわりたいと思っていた」大リーグ移籍への思いを封印し、今季から6年契約でDeNAに残留した。投手キャプテンに就任し、年齢層の若い投手陣の中心的存在となる。「いい準備をして(WBCに出場した)、牧も今永も皆で束になってかかっていきたい」と開幕へ照準を合わせた。三浦監督も「マウンド上だけでなく普段の練習から引っ張っていくという意識を持って、やってくれている。投手をまとめてもらいたい」と全幅の信頼とともに、昨年届かなかったリーグ優勝へのキーマンとして背中を押した。(横山尚杜)
◆先発したガゼルマンは六回途中6安打5失点(自責2)。序盤は制球安定も、五回は高めに浮き2本の適時打。六回は山川にソロを被弾した。それでも三浦監督は「コンディション的には問題ないので心配していません」と右腕への信頼を語った。米国でパスポートの盗難に遭い、来日が2月19日と遅れたが、まずまずの調整ぶり。故障で離脱している大貫の戦列復帰は不透明で右腕へかかる期待は大きい。
◆ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表として世界一に輝いた西武・山川穂高内野手(31)が25日、DeNAとのオープン戦(ベルーナ)に「4番・DH」で先発出場し、六回にソロ本塁打をマーク。23日に帰国したばかりだが、すぐに実戦出場。凱旋アーチを放ち、久々の「どすこいポーズ」でファンを沸かせた。本拠地ベルーナドームに、山川が叫ぶ「どすこーい!」の声が響いた。志願して臨んだWBC後初の実戦。西武ファンが待つ左翼スタンドへ、世界一の報告を込めた一発をたたき込んだ。「いいホームランでした。(WBCでは)代打の準備が多かったので、まずこのチームの流れに乗りたかった」六回。右腕ガゼルマンの甘く入った146キロのカットボールを力強く引っ張った。「4番・DH」で先発出場し、2三振を喫するなど3打席で凡退しても「特別速く見えることもなかった」と納得の表情。ペッパーミル・パフォーマンスを流行させたヌートバー(カージナルス)に「アメリカに帰ってやるかもしれない」と言わしめた「どすこいポーズ」を、力強く披露した。日本中を感動の渦に包んだ激闘を終え、23日に帰国。24日は休養に充てる予定だったが、時差ボケもあって午前6時に起床。練習に参加し、フリー打撃で15本の柵越えを放った。早期の再始動には理由があった。同じ日本代表の大谷翔平(エンゼルス)が放つ規格外の打球を目の当たりにし「マジで野球、辞めたいッス」と脱帽させられた。それでも、山川も本塁打王3度の実績がある。「一回、リセットしたかった。自分は自分のペースで」と、開幕に向けた調整にシフトチェンジした。メキシコとのWBC準決勝では代打で1点差に迫る犠飛。だが先発出場は1試合に終わった。出場3試合で5打数1安打2打点、本塁打ゼロ。「悔しい。もうちょっと出たかったけど、みんなが打っている中で、その立ち位置はしようがなかった」と受け入れた。新たな気持ちで臨むシーズンへ向け「ホームラン王は絶対に取る。それによってチームが絶対、優勝に近づくはず」と2019年以来のリーグ優勝を見据えた。(石井孝尚)
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
8 | 4 | 3 | 0.667 (↓0.06) | - (-) |
51 (-) | 43 (+7) | 6 (-) | 8 (+1) |
0.256 (↓0.007) | 2.770 (↓0.32) | |
2 (-) |
日本ハム |
11 | 6 | 0 | 0.647 (↓0.041) | -0.5 (-) |
68 (+1) | 52 (+2) | 15 (-) | 29 (+1) |
0.243 (↓0.001) | 2.580 (↑0.04) | |
3 (1↑) |
巨人 |
9 | 6 | 0 | 0.600 (↑0.029) | 0.5 (↓1) |
49 (+5) | 42 (+2) | 10 (-) | 9 (+1) |
0.237 (↓0.002) | 2.110 (↑0.01) | |
4 (1↑) |
西武 |
7 | 5 | 2 | 0.583 (↑0.038) | 1 (↑1) |
39 (+5) | 27 (-) | 7 (+1) | 15 (-) |
0.208 (↑0.008) | 1.750 (↑0.14) | |
5 (2↓) |
ロッテ |
7 | 6 | 2 | 0.538 (↓0.045) | 1.5 (-) |
40 (-) | 39 (+1) | 7 (-) | 11 (-) |
0.211 (↓0.004) | 2.190 (↑0.07) | |
6 (-) |
ヤクルト |
8 | 7 | 3 | 0.533 (↑0.033) | 1.5 (↑1) |
65 (+2) | 68 (+1) | 11 (+2) | 20 (-) |
0.236 (↑0.005) | 3.510 (↑0.15) | |
7 (-) |
阪神 |
8 | 8 | 0 | 0.500 (↑0.033) | 2 (↑1) |
70 (+7) | 52 (-) | 13 (+2) | 7 (-) |
0.240 (↑0.006) | 3.040 (↑0.21) | |
7 (2↑) |
中日 |
6 | 6 | 3 | 0.500 (↑0.045) | 2 (↑1) |
54 (+1) | 58 (-) | 6 (-) | 4 (-) |
0.243 (↑0.002) | 3.550 (↑0.25) | |
9 (2↓) |
楽天 |
7 | 9 | 3 | 0.438 (↓0.029) | 3 (-) |
70 (+2) | 79 (+5) | 11 (-) | 14 (-) |
0.271 (↓0.001) | 3.860 (↓0.08) | |
9 (1↑) |
ソフトバンク |
7 | 9 | 1 | 0.438 (↑0.038) | 3 (↑1) |
54 (+8) | 57 (+2) | 13 (+1) | 5 (-) |
0.248 (↑0.005) | 3.240 (↑0.08) | |
11 (-) |
DeNA |
6 | 12 | 0 | 0.333 (↓0.02) | 5 (-) |
45 (-) | 70 (+5) | 4 (-) | 7 (-) |
0.207 (↓0.002) | 3.310 (↑0.06) | |
12 (-) |
広島 |
3 | 9 | 3 | 0.250 (↓0.023) | 5 (-) |
40 (+2) | 58 (+8) | 4 (-) | 3 (-) |
0.214 (-) | 3.450 (↓0.37) |
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