1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1 | 0 | 5 | 9 | 0 | 1 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 11 | 1 | 1 |
勝利投手:宮國 椋丞(1勝2敗0S) (セーブ:森原 康平(0勝0敗1S)) 敗戦投手:藤井 皓哉(1勝2敗0S) 本塁打 |
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◆ソフトバンクは、上林がマルチ安打を記録。開幕スタメン入りに向け、バットで結果を残した。対するDeNAは、楠本が2ランを放つ活躍。オープン戦1号となる一発で、首脳陣に存在感をアピールした。
◆負傷交代したDeNA入江大生投手(24)について三浦大輔監督(49)は試合後、右前腕の打撲と説明した。入江は2点リードの6回に3番手で登板。先頭のソフトバンク中村晃に投じた5球目、はじき返された打球を右腕に受けた。治療のためベンチに戻ると、そのまま降板。三浦監督は「病院は行かず、トレーナーで治療してます。手が出たのか、よけられなかったのか分からないですけど、幸い大事に至らなくてよかった。本人は投げるって言ってましたけどね、オープン戦なので無理する必要もないですし、代えました」と話した。投手陣は先発のガゼルマンが4回2失点。その後を宮国、入江、三浦、エスコバー、伊勢、山崎、森原が無失点でリレーし、チームのオープン戦連敗は7で止まった。▽DeNAガゼルマン(4回5安打2失点) 全体的によかった。自分らしい打たせて取るピッチングができたので、次につながる内容でした。▽DeNA楠本(6回無死一塁でソフトバンク藤井から同点2ラン) ストレートを完璧に捉えることができました。宮崎さんが四球で出塁した後だったので、甘い球がくると思い、思いっきりいきました。
◆膝の大けがから復活を目指す、ソフトバンク栗原陵矢外野手(26)が、DeNA戦で4号ソロを含む2安打。打撃好調で、規定打席には達していないが、打率4割3分8厘はオープン戦トップの巨人オコエを上回る"隠れ首位打者"だ。栗原のバットが止まらない。初回、2死一塁で左翼線へ二塁打を放って好機を拡大。4回はDeNA先発ガゼルマンのツーシームをとらえ、逆方向の左翼テラス席へ運ぶソロアーチだ。「チャンスメークという気持ちで集中して打席に入りました。しっかりと自分のスイングができたと思います」。オープン戦トップタイの4号アーチをかけ、納得顔でうなずいた。昨季は開幕直後に左膝を負傷し、わずか5試合の出場に終わった。復活を期す今季はオープン戦全12試合に出場し、無安打は2試合のみ。この日が3度目のマルチ安打と好調をキープしている。「安心はどれだけ結果が出てもできない」と慢心することなく、開幕への準備を進めている。2戦続けて4番で起用した藤本監督は「ホーキンスが打てなかったら4番を打つ打者がいないですよね。柳田もあるし、栗原もある」。4番の最有力候補だった新助っ人のホーキンスが不調ということもあり、公式戦で4番経験がある栗原にとっても初の「開幕4番」も現実味を帯びてきた。栗原自身は「いつ開幕してもいいように準備はしている。打順は関係ないです。何番でも一緒です」とキッパリ。残り2週間を切った「3・31」に照準を合わせ、一心不乱にバットを振るだけだ。【山本大地】○...開幕ローテーション入りが内定している藤井は、5回までは2安打7奪三振で無失点の快投。だが6回に急変した。先頭宮崎を四球で出すと、続く楠本に2ランを被弾するなどこの回だけで4点を失った。「ボールが少し弱かったり、制球がアバウトになった。正直、バテたじゃないですけど、思うように投げられなかった」。中継ぎからの先発挑戦で、スタミナ面に課題を残した。○...又吉が、昨年7月に右足甲を骨折してから初めて連投マウンドに立った。2日続けての登板は昨年6月以来で「連投ができて、真っすぐも144キロ出ていた。取りたいアウトの取り方もできた」。だが1回を投げて2四球2安打で1点を失った内容には「四球は良くなかった。取り柄はコントロールなので。コーチと話し合って、修正したい」と反省していた。
◆売り出し中のルーキーが連日の猛アピールを続けている。DeNAのドラフト3位、林琢真内野手(22=駒大)がソフトバンク戦(ペイペイドーム)に「9番二塁」でフル出場。オープン戦8試合連続安打をマークした。チーム唯一のマルチ安打でダメ押し適時打、盗塁まで成功。複数ポジションの守備も日々そつなくこなし、開幕1軍をぐっとたぐり寄せた。打っても守っても走っても、三浦監督が心の中で「いいね」を押す。林は7回先頭で迎えた第3打席、ソフトバンク椎野のカーブを左前へ運んで出塁。「タイミングが合ったらいこうと思っていた」と、続く佐野への初球カーブで二塁を陥れた。2点リードの8回2死満塁では2ストライクからファウルで粘った。9球目、又吉のカットボールを捉える。「食らい付きました。簡単に終わったら1アウトがもったいないので」と、右前打で5点目を追加。初対戦の投手にも自然体で反応し、7連敗中だったチームの白星に貢献した。守備は本職の二塁に就いた。強打者、柳田を迎えると気分が高揚した。「すごい打球が来るんだろうなと思って。前進守備の時は今までにない恐ろしさを感じて、いい体験ができました」。時に深く、時に浅いポジショニングで3度柳田の打球を体感した。WBCが終われば、二塁は牧が戻ってくる。キャンプ中から大学1年秋以来の遊撃を、9日の楽天戦では中堅を、17日のソフトバンク戦では高校時代以来の三塁を守った。内野のグラブは守備位置で変えることはない。「そこを任されたのであれば、全力で守るだけ」。三浦監督は連日称賛の言葉を贈る。「どの打席でも粘り強くて、どのポジションでも必死にやってくれる。常にいいものを見せてくれてます」。林が目標とする開幕1軍の可能性も「どんどん増えてきてます」と認めた。打順もポジションも、超・ユーティリティーの林には関係ない。【鎌田良美】
◆地元福岡出身のタレント、カンニング竹山がセレモニアルピッチに登場した。球団マスコットのハリーホークと登場したが、ハリーホークが先に投げてしまうまさかの展開。竹山はハリーホークに向かって怒ってみせるおなじみの「キレ芸」を披露し、スタンドを沸かせた。「100点ですね。ハリーに仕込んでおきました。竹山が投げたところで、じゃないですか」としてやったりだった。
◆18日の試合で負傷交代したDeNA入江大生投手(24)について19日、三浦大輔監督(49)はあらためて軽症だったと説明した。入江はソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)の6回にリリーフ登板したが、先頭中村晃のワンバウンドした打球を右前腕部に受けて降板。打撲としてトレーナーの治療を受けていた。一夜明けて、同監督は「当たりどころもそれほど悪くなく。多少の痛みはあると思うんですけど、今日もう1回確認してですけどね。朝、食堂で会って本人はやる気満々だった。『大丈夫です』言うて必死にアピールしてましたけどね。しっかり捕れって話はしました」と明かした。19日のソフトバンク戦には登板しない。
◆DeNA・三浦大輔監督(49)が、先発ローテーションについて言及した。前日に石田の開幕投手を指名。この日、先発するガゼルマン、オープン戦で好投を続ける笠原、平良に加え、浜口、上茶谷、東がアピール合戦を展開。WBCに参加中のエース左腕、今永もいる。6枠の争いは熾烈(しれつ)な状況となっていることに三浦監督は「そうなってきているのはいいこと」と歓迎した。現状でのローテ構想については「開幕投手しか言いませんよ」と語るなか、「順調というか、ここまでの競争してもらっていますし。想定外はバウアーが来ることかな。想定外ということはないかな、話は聞いていましたから」と、サプライズ加入が発表された大物右腕、バウアーの名を挙げて笑わせた。「もっともっと悩ませてほしいですね。層を厚くしていかないといけないし」と投手陣の奮起を願った。
◆DeNA・入江大生投手(24)が六回から3番手で登板。先頭の中村晃に投じた5球目を弾き返され、打球をワンバウンドで右腕に受けた。打球は大きく跳ね、二塁手の林が処理したがセーフ(記録は内野安打)となった。入江は治療のため、一度ベンチに戻ると、そのまま三浦への交代を告げられた。3年目右腕は昨季57試合に登板し、10ホールドをマークするなど、今季も救援陣の一角として期待されていた。
◆DeNAは逆転勝ちでチームの連敗は7で止まった。ドラフト3位・林琢真内野手(22)=駒大=が4打数2安打1打点、1盗塁の活躍で勝利に貢献した。「一試合一試合、自分のできるプレーをやろうと臨んでいるのでスタメンで出させていただいたので、自分のやることをまっとうしようと思いました」俊足、巧打に加え、オープン戦では二塁、三塁、遊撃、中堅の守備につく器用さも備え持つ。この日は二塁でフル出場し、左の強打者、柳田の打席では一、二塁間の深い位置で守る〝シフト〟も経験した。「柳田さんが打席に立っているのは自分の中で興奮しました。すごい打球がくるんだろうなって。前進守備で柳田さんがバッターのときも、今までにない恐ろしさを感じたので、すごくいい経験ができました」と笑顔で振り返った。
◆DeNA・入江大生投手(24)は18日、ソフトバンク戦(ペイペイドーム)の六回、先頭打者の中村晃に投じた5球目を弾き返され、打球がワンバウンドで右腕に当たり(記録は投手強襲安打)交代した。三浦監督は「前腕の打撲。幸い、大事に至らなかった。本人は投げると言っていたけど、オープン戦なので無理させなかった」と説明した。3年目の入江は昨季57試合に登板し、5勝10ホールドをマークするなど救援で活躍した。
◆DeNAのドラフト3位・林琢真内野手(22)=駒大=が、チームでただ一人の複数安打となる2安打1打点、1盗塁の活躍で7連敗中だったチームの勝利に貢献した。先発出場した試合ではこれで8試合連続安打。開幕スタメンをアピールした。「スタメンで出していただいたので、自分のやるべきことを全うしようと思いました」七回の第3打席で左前打を放つと次打者の初球にすかさず二盗を決めた。八回2死満塁ではファウルで粘り、9球目を右前への適時打とし、勝利をたぐり寄せた。打席での粘り強さとバットコントロール、出塁後のスピード、守備でも二塁、三塁、遊撃、中堅を守る器用さが武器。三浦監督からの評価も「〝いいね〟がどんどん増えている。どのポジションでも必死にやって、いいものを見せてくれている」と上昇一途だ。この日は二塁でフル出場し、ルーキーは「柳田さんの打席では興奮しました。前進守備では今までにない恐ろしさを感じました。いい経験ができました」と初々しく笑った。走攻守でアピールするユーティリティープレーヤーの存在感が、日ごとに大きくなっている。(湯浅大)
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
7 | 3 | 0 | 0.700 (↑0.033) | - (-) |
37 (+5) | 27 (+4) | 8 (+1) | 7 (+2) |
0.246 (↓0.002) | 2.070 (↓0.11) | |
2 (-) |
阪神 |
7 | 4 | 0 | 0.636 (-) | 0.5 (↑0.5) |
56 (-) | 36 (-) | 9 (-) | 6 (-) |
0.246 (-) | 2.940 (-) | |
3 (2↑) |
ORIX |
5 | 3 | 2 | 0.625 (↑0.054) | 1 (-) |
31 (+2) | 27 (+1) | 1 (-) | 3 (+1) |
0.225 (↓0.002) | 2.530 (↑0.28) | |
3 (1↑) |
西武 |
5 | 3 | 1 | 0.625 (-) | 1 (↓0.5) |
27 (-) | 17 (-) | 3 (-) | 12 (-) |
0.207 (-) | 1.700 (-) | |
5 (3↓) |
日本ハム |
7 | 5 | 0 | 0.583 (↓0.053) | 1 (↓1) |
51 (+4) | 47 (+5) | 11 (+1) | 16 (+3) |
0.236 (↑0.003) | 3.260 (↓0.11) | |
6 (-) |
中日 |
4 | 3 | 3 | 0.571 (↑0.071) | 1.5 (-) |
48 (+6) | 44 (+2) | 6 (-) | 2 (-) |
0.262 (↑0.003) | 3.940 (↑0.22) | |
7 (1↓) |
ロッテ |
4 | 4 | 2 | 0.500 (-) | 2 (↓0.5) |
31 (-) | 35 (-) | 5 (-) | 6 (-) |
0.215 (-) | 2.850 (-) | |
8 (-) |
楽天 |
5 | 7 | 2 | 0.417 (↓0.038) | 3 (↓1) |
55 (+2) | 65 (+6) | 8 (+2) | 12 (+1) |
0.280 (↓0.005) | 4.270 (↓0.02) | |
9 (1↑) |
ヤクルト |
4 | 6 | 3 | 0.400 (-) | 3 (↓0.5) |
54 (-) | 62 (-) | 7 (-) | 17 (-) |
0.244 (-) | 4.460 (-) | |
10 (1↓) |
広島 |
3 | 5 | 2 | 0.375 (↓0.054) | 3 (↓1) |
31 (+1) | 32 (+2) | 4 (-) | 2 (-) |
0.234 (↓0.004) | 2.480 (↑0.06) | |
11 (1↓) |
ソフトバンク |
4 | 7 | 1 | 0.364 (↓0.036) | 3.5 (↓1) |
34 (+2) | 43 (+5) | 10 (+1) | 5 (-) |
0.246 (↑0.006) | 3.360 (↓0.05) | |
12 (-) |
DeNA |
4 | 9 | 0 | 0.308 (↑0.058) | 4.5 (-) |
38 (+5) | 58 (+2) | 4 (+1) | 6 (+2) |
0.221 (↑0.001) | 4.060 (↑0.18) |
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