1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 2 | 0 |
広島 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:山岡 泰輔(2勝0敗0S) (セーブ:山﨑 福也(0勝0敗1S)) 敗戦投手:森 翔平(0勝2敗0S) |
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◆広島は開幕ローテーション入りを目指す森が先発。4イニングを2失点にまとめるも、6四球と内容に課題を残した。一方のオリックスは、来田が同点の適時三塁打を放つ活躍。激しいポジション争いに挑んでいる若手外野手が、バットでアピールに成功した。
◆オリックス山岡泰輔投手(27)が広島戦に先発し、5回5安打1失点(自責0)と好投した。初回に味方の2失策が絡んで先制点を許したが、2回以降は多彩な変化球で広島打線を翻弄(ほんろう)。4回、5回と得点圏に走者を許したが、粘りの投球でホームを踏ませなかった。球数はオープン戦最多となる90球だった。新たにバッテリーを組む森とのコンビネーションにも手応えを感じたようで「今日は友哉(森)に任せる感じで。いろんな意図が見えたというか、話し合いが出来たんで良かった」と充実した表情を浮かべた。オープン戦は3試合に登板して計11回2/3 5失点(自責4)、防御率3・09。実績ある右腕は、オープン戦最終登板となる24日からの阪神3連戦(京セラドーム)を経て、開幕カードとなる31日からの西武3連戦(ベルーナドーム)に先発する見込みだ。
◆広島ドラフト5位の河野佳投手(21=大阪ガス)が、開幕1軍へ前進する好投を見せた。5回に登板し、宗、中川圭、杉本の3人を相手に完全投球。オープン戦では通算4試合で4イニングを投げ、無四球無失点を続ける。新井監督は「安定感はみんなが認めるところ」と評価し、1軍争いを勝ち抜けば勝ち継投の候補にも浮上。河野は「最終的にはそこ(勝ち継投)で投げられるのが一番ですが、今は任されたところをしっかり抑えられるように」と起用に応え続ける。
◆広島森翔平投手(25)が開幕ローテーション争いから脱落した。先発で4回を投げ2失点で食い止めたが、与えた四球は6個。「(開幕ローテ入りをかけた)舞台で(力を)出せないのは弱さ」と悔やんだ森に対し、新井監督は「彼の持っている半分も出せていない」と指摘。「しばらくはファームの方で投げてくれ、と伝えた」と2軍降格を決めた。大瀬良、遠藤、床田、九里、アンダーソンでほぼ5枠が固まり、残る1枠を玉村、新人の益田武尚投手(24=東京ガス)らと争っていたが、出直しとなった。○...プロ16年目を迎える松山が、1軍合流初戦で安打を放った。6番指名打者で先発出場し、4回2死の第2打席で遊撃への内野安打。「(中前へ)抜けたと思ったんですが、捕ったんでやばいと思って」と激走を実らせた。春季キャンプ前に新井監督から「信頼しているから」の言葉とともに自身のペースでの調整を許された。「プレッシャーはあります」と苦笑しながらも「このままでは終われないと思ってます。なんとか1本でも多くヒットをもぎとって1年間やってやろうと思っています」と監督の信頼に結果で応える。
◆オリックス7年目山岡泰輔投手は開幕カード2戦目となる4月1日西武戦(ベルーナドーム)に向かうことが濃厚だ。地元広島のマツダスタジアムで5回5安打1失点(自責0)と好投。オープン戦最多の90球を投げた。バッテリーを組む森とのコンビネーションにも手応え。「今日は友哉(森)に任せる感じで。いろんな意図が見えたというか、話し合いが出来たんで良かった」と充実した表情だ。1軍登板ゼロの3年目山下が31日の開幕投手を務める可能性が浮上しており、通算41勝と実績ある右腕が2戦目に控える形となりそうだ。▽オリックス山崎福(2番手登板で4回2安打無失点と好投。開幕ローテ入りに前進) 打者の反応を見て、そこでいつも勝負している。いい感じでは投げられています。(ここまでは)順調です。でも勝負は始まってから。まだなんとも言えないです。
◆先発枠入りを狙う2年目の左腕、広島・森翔平投手(25)は4回3安打2失点と粘ったものの6四球と制球に苦しんだ。「同じことを繰り返してしまった。(開幕ローテ入りがかかった)舞台で(実力が)出せないのは弱さ。全然ダメ」立ち上がりから走者を背負いながらも無失点に切り抜けていたが、四回につかまった。先頭打者への四球から来田に左中間へ同点三塁打、なお三塁で太田に左前へ逆転打を浴びこの回限りで降板となった。1年目の昨季は登板8試合で1勝0敗にとどまったものの防御率1・98と一定の安定感を発揮した。この日を含めオープン戦2試合に登板し計7回6安打3失点ながら11四死球。残り少なくなった開幕ローテ争いで後退した。
◆広島は逆転負けで2つの引き分けをはさみ3連敗。打線は7安打1得点どまりだったものの、投手陣は2失点と踏ん張った。試合後の新井貴浩監督(46)の主な一問一答は次の通り。──先発の森は4回3安打2失点、6四球「本人も納得していないと思う。彼の持っている半分も出せていない。何が原因なのか。『メンタル的にテクニカル的に自分でしっかり整理してやってくれ』と言った」──今後は「『しばらくはファームの方で投げてくれ』と伝えた」──D5位・河野(大阪ガス)は1回を完璧に抑えた「安定感がある。落ち着いている」──開幕1軍は当確「それはまだ競争している。でも安定感はみんなが認めるところ」──勝ちパターンでの起用は「もちろん。パターンってシーズン入っても決まるとは思っていない。いろいろな投手を起用しながら成長して出てきた選手で決まっていく。競争はシーズンが入っても続く」──春季キャンプは2軍調整していた松山がこの日から1軍に合流。キャンプ前に伝えたことがあると「彼の打撃はみんなが認めるところ。『3月の中盤に合流するからしっかり調整しておいてくれ』と伝えていた」──四回には激走で遊撃内野安打「打撃はやっぱりさすが。結果ではなくボールへの入り方や反応の仕方」──試合前練習では栗林が腰の張りでWBC日本代表離脱後初めてブルペン投球「『楽しかった』って言っていたし、投げ終わって今は問題ない。明日の状態を確認しないといけない。今日は彼にとってはいい日だった。よければ次の段階に上がっていく」──坂倉が一塁で途中出場「100%ないとは言い切れないけど、(一塁で)スタメンは考えていない。先発マスクからファーストに回ることを想定して今日は途中からだった。試合展開でどうなるか分からない。スコアレスでいっているときにマクブルームが出て代走で、点が入らない。そこに坂倉がファーストで、会沢が(捕手で)入ってと、いろいろなケースを考えて準備はしておこうという感じです」
◆オリックス・山岡泰輔投手(27)が広島戦(マツダ)に先発し、5回5安打1失点(自責0)。オープン戦3度目の登板で最多の90球を投じ、故郷・広島で柔らかい笑みをこぼした。「序盤は良かったので、球数を増やしても投げていけるように。もう少し」一回に先制を許すも、動じなかった。二回以降、持ち味の多彩な変化球で鯉打線を料理。2-1の四回には2死満塁、五回にも2死一、二塁とピンチを背負ったが、ともにスライダーで本塁を踏ませなかった。中嶋監督は現時点で開幕投手(31日、対西武、ベルーナ)を明言していない。山本、宮城はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場しており、山崎福、田嶋もアピールを続けている。21年9月に右肘のクリーニング手術を受けた山岡は今年の春季キャンプから「(開幕は)誰かが投げないといけない。そこは言われたところで投げるだけかなと思います」と話していた。2019、20年に大役を務めた右腕が調子を上げる。
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
巨人 |
7 | 3 | 0 | 0.700 (↑0.033) | - (-) |
37 (+5) | 27 (+4) | 8 (+1) | 7 (+2) |
0.246 (↓0.002) | 2.070 (↓0.11) | |
2 (-) |
阪神 |
7 | 4 | 0 | 0.636 (-) | 0.5 (↑0.5) |
56 (-) | 36 (-) | 9 (-) | 6 (-) |
0.246 (-) | 2.940 (-) | |
3 (2↑) |
ORIX |
5 | 3 | 2 | 0.625 (↑0.054) | 1 (-) |
31 (+2) | 27 (+1) | 1 (-) | 3 (+1) |
0.225 (↓0.002) | 2.530 (↑0.28) | |
3 (1↑) |
西武 |
5 | 3 | 1 | 0.625 (-) | 1 (↓0.5) |
27 (-) | 17 (-) | 3 (-) | 12 (-) |
0.207 (-) | 1.700 (-) | |
5 (3↓) |
日本ハム |
7 | 5 | 0 | 0.583 (↓0.053) | 1 (↓1) |
51 (+4) | 47 (+5) | 11 (+1) | 16 (+3) |
0.236 (↑0.003) | 3.260 (↓0.11) | |
6 (-) |
中日 |
4 | 3 | 3 | 0.571 (↑0.071) | 1.5 (-) |
48 (+6) | 44 (+2) | 6 (-) | 2 (-) |
0.262 (↑0.003) | 3.940 (↑0.22) | |
7 (1↓) |
ロッテ |
4 | 4 | 2 | 0.500 (-) | 2 (↓0.5) |
31 (-) | 35 (-) | 5 (-) | 6 (-) |
0.215 (-) | 2.850 (-) | |
8 (-) |
楽天 |
5 | 7 | 2 | 0.417 (↓0.038) | 3 (↓1) |
55 (+2) | 65 (+6) | 8 (+2) | 12 (+1) |
0.280 (↓0.005) | 4.270 (↓0.02) | |
9 (1↑) |
ヤクルト |
4 | 6 | 3 | 0.400 (-) | 3 (↓0.5) |
54 (-) | 62 (-) | 7 (-) | 17 (-) |
0.244 (-) | 4.460 (-) | |
10 (1↓) |
広島 |
3 | 5 | 2 | 0.375 (↓0.054) | 3 (↓1) |
31 (+1) | 32 (+2) | 4 (-) | 2 (-) |
0.234 (↓0.004) | 2.480 (↑0.06) | |
11 (1↓) |
ソフトバンク |
4 | 7 | 1 | 0.364 (↓0.036) | 3.5 (↓1) |
34 (+2) | 43 (+5) | 10 (+1) | 5 (-) |
0.246 (↑0.006) | 3.360 (↓0.05) | |
12 (-) |
DeNA |
4 | 9 | 0 | 0.308 (↑0.058) | 4.5 (-) |
38 (+5) | 58 (+2) | 4 (+1) | 6 (+2) |
0.221 (↑0.001) | 4.060 (↑0.18) |
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