西武(☆3対0★)ソフトバンク =オープン戦2回戦(2023.03.12)・ベルーナドーム=
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ソフトバンク
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西武
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勝利投手:平良 海馬(1勝0敗0S)
(セーブ:青山 美夏人(0勝0敗1S))
敗戦投手:東浜 巨(1勝1敗0S)
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◆西武は、先発・平良が6回2安打無失点の好投を披露。開幕ローテーション入りを狙う右腕が、上々の仕上がりを見せた。一方のソフトバンクは、栗原がマルチ安打を記録。シーズン開幕へ向けて、今日も好調な打棒を発揮した。

◆西武のドラフト4位青山美夏人投手(22=亜大)が1軍での実戦初登板を果たした。3点リードの9回に、西武ファンに大きな拍手を送られてマウンドへ。川瀬を遊ゴロ、リチャードを空振り三振、柳町を一ゴロに打ち取った。直球の最速は149キロ。100キロ台のカーブなどとのコンビネーションで、落ち着きのある13球。「1球1球のボールを見たらまだまだなんですけど、とりあえず3人で終われたことは大きいかなと思います」とホッとした表情で振り返っていた。即戦力右腕も、今季はまずはリリーフからスタートする見込み。開幕1軍入りについては「譲る気はないので、自分らしく行きたいです」と意気込んでいた。

◆ソフトバンクの新外国人ウイリアンス・アストゥディーヨ内野手(31=マーリンズ)の2軍降格が12日、決まった。この日の西武戦(ベルーナドーム)で3打数無安打。オープン戦を通じても、全15打席出塁なしだ。藤本博史監督(59)は「状態が上がって、小久保(2軍)監督から推薦があればオープン戦の最後で最終テスト」と再浮上を促した。心配なのはアストゥディーヨに限らない。同じく新加入のコートニー・ホーキンス外野手(29=米独立リーグ)も3打数無安打。4番候補だけに、打率2割8分6厘、1本塁打、2打点では寂しい。指揮官は「半速球はうまいこと打ってるけどね。速い球に対してどれだけ対応できるか」と課題を挙げた。今季は2番近藤、3番柳田、5番栗原が基本線。強力な上位打線だけあり、中心を打つ主砲としては物足りない。来日2年目のガルビスも打率1割3分3厘、0本塁打、2打点と目立たない。仮に助っ人野手3人が不調ならば、若手を起用する方針だ。開幕戦の純国産打線の可能性について、指揮官は「当然ありますよ。だって競争してるんだから」と言い切った。WBC侍ジャパンに招集されている近藤、周東、牧原大がチームに復帰すれば、内外野の争いはさらに激しくなる。藤本監督は「(WBC組が)いない間に競争して」と再度奮起を求めた。【只松憲】○...先発東浜巨投手は納得の結果を残せなかった。立ち上がりは四球をきっかけに2失点。2回も2死二塁から鈴木にシンカーを右翼線二塁打され、1点を失った。「(鈴木には)シンカーが真ん中低めに行った。ああいうところの詰めはしっかりしないと」。4回1/3、76球を投げ6安打3失点。「いつも立ち上がりが悪いので、僕の悪いところが出た。でも、そこからしっかり立て直すことはできた。もっと長いイニングを投げる準備をしていきたい」と次回登板に気を引き締めた。○...3番手で登板した武田翔太投手が6回からの2イニングを1安打無失点に抑えた。「全体的に良かった。とりあえず結果だけを意識して投げた。結果を残すしかない」。蛭間、古賀を連続で3球三振に切った。「三振を取るというよりも、初球から打ってもらう感じで投げた」。オープン戦初登板で打者7人を29球でまとめた。昨シーズン終盤は右肘の靱帯(じんたい)炎症で離脱。年明けまでリハビリ組で調整してきた。先発ローテ入りも視野にアピールを続ける。

◆西武平良海馬投手(23)が先発ローテーション入りを決定的にした。12日、ソフトバンクとのオープン戦に先発し、6回を87球で2安打無失点。最速157キロに多彩な変化球をちりばめ「長い回を投げたいということで、打たせて取る投球ができました」と満足そうに振り返った。対外試合は13イニング連続無失点だ。松井稼頭央監督(47)は先発当確か? という報道陣の問いに「まだ言いません」とニヤリとしながら、その後の賛辞が代弁していた。「リズムにしても素晴らしいと思いますし(味方打線が)数少ないチャンスの中で、それでもこっちに流れを持ってきてくれる、そういう投手だと思います」先発投手としてこの上ない褒め言葉を贈られても、平良本人は物足りないもよう。高みを目指し、高めへ投げる。データ的に空振り率が高い平良の高め。3回、1番川村にも高めで空振り三振を狙ったが、低めにズバッと決まった。一般的にはベストボールだが、平良は「全然だめです。狙ったところにいっていないので、自分の中では良くはないです」と辛口だ。強力打線に高めをファウルされるケースもあった。「7、8回と投げていくならもう少し(球数を)減らすようにしないと」と課題を自身に課す。体力的には「そこまで苦しくない」とキッパリ。今後数日の回復具合に問題がなければ、いよいよ4月の"先発平良"の開幕に向けて加速が始まる。【金子真仁】○...外崎修汰内野手が回復に専念する。試合前練習に入らず、松井監督やトレーナーらと会話。指揮官は「状態は別に悪くないんですけど、キャンプからずっとやってきて疲労がもちろん出てきているので」と説明した。14日からの北海道遠征には帯同しない。再合流時期については「(17日からの)千葉、もしくは(ベルーナドームで行う)21日でもいい」と焦らせない方針だ。

◆3番手で登板したソフトバンク武田翔太が6回からの2イニングを1安打無失点に抑えた。「全体的に良かった。とりあえず結果だけを意識して投げた。結果を残すしかない」。蛭間、古賀を連続で3球三振に切った。「三振を取るというよりも、初球から打ってもらう感じで投げた」。オープン戦初登板で打者7人を29球でまとめた。昨シーズン終盤は右肘の靱帯(じんたい)炎症で離脱。年明けまでリハビリ組で調整してきた。先発ローテ入りも視野にアピールを続ける。

◆ソフトバンク先発東浜巨は、納得の結果を残せなかった。立ち上がりは、四球をきっかけに2失点。2回も、2死二塁から鈴木にシンカーを右翼線二塁打され、1点を失った。「(鈴木には)シンカーが真ん中低めに行った。ああいうところの詰めは、しっかりしないと」。4回1/3、76球を投げ6安打3失点。「いつも立ち上がりが悪いので、僕の悪いところが出た。でも、そこからしっかり立て直すことはできた。もっと長いイニングを投げる準備をしていきたい」と次回登板に気を引き締めた。

◆ソフトバンクの東浜は立ち上がりの投球に課題を残した。二回までの3失点は、いずれも甘く入った変化球を痛打され「反省しないといけない。ボール1個分甘かったので、そこは投げきらないと」と唇をかんだ。一回は2死一、二塁から陽川に、真ん中付近の球を中越えの2点三塁打。二回も二塁に走者を置き、鈴木にシンカーを右翼線へ運ばれる適時打を浴びた。それでも三回以降は立て直し「ボールの使い方など、次につながる新たな発見があった。中身のあった登板だった」と前向きに話した。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
日本ハム
630 0.667
(↑0.042)
-
(↓0.5)
44
(+4)
38
(+2)
10
(-)
12
(+1)
0.247
(↓0.009)
3.530
(↑0.2)
1
(-)
ORIX
420 0.667
(↓0.133)
0
(-)
22
(+2)
17
(+4)
1
(-)
2
(-)
0.242
(↑0.016)
2.830
(↓0.23)
3
(3↑)
西武
321 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓1)
19
(+3)
11
(-)
2
(-)
6
(-)
0.216
(↑0.008
1.870
(↑0.38)
3
(3↑)
ロッテ
322 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓1)
22
(+6)
24
(+4)
3
(-)
5
(-)
0.223
(↑0.022)
2.890
(↓0.19)
5
(4↑)
阪神
440 0.500
(↑0.071)
1
(↑1)
35
(+5)
30
(+3)
7
(-)
3
(-)
0.226
(↓0.002)
3.550
(↑0.08)
5
(2↓)
ソフトバンク
331 0.500
(↓0.1)
1
(-)
26
(-)
25
(+3)
8
(-)
3
(-)
0.258
(↓0.02)
3.630
(↑0.04)
5
(2↓)
広島
330 0.500
(↓0.1)
1
(-)
17
(+2)
16
(+5)
1
(-)
2
(-)
0.247
(↓0.018)
1.900
(↓0.23)
5
(2↓)
巨人
330 0.500
(↓0.1)
1
(-)
22
(+3)
21
(+5)
3
(-)
4
(+2)
0.234
(↓0.01)
2.650
(↓0.56)
9
(2↑)
ヤクルト
343 0.429
(↑0.096)
1.5
(↑1)
47
(+5)
48
(+2)
7
(-)
13
(-)
0.254
(↑0.006)
4.400
(↑0.27)
10
(2↑)
中日
231 0.400
(↑0.15)
1.5
(↑1)
28
(+8)
29
(-)
4
(+1)
1
(-)
0.259
(↑0.026)
4.080
(↑0.83)
10
(2↓)
楽天
460 0.400
(↓0.044)
2
(-)
44
(+4)
52
(+6)
6
(-)
9
(+1)
0.282
(↑0.007)
4.950
(↓0.01)
12
(2↓)
DeNA
360 0.333
(↓0.042)
2.5
(-)
24
(-)
39
(+8)
1
(-)
2
(-)
0.219
(↓0.002)
3.920
(↓0.53)