1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 |
西武 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 8 | 1 | 0 |
勝利投手:平良 海馬(1勝0敗0S) (セーブ:青山 美夏人(0勝0敗1S)) 敗戦投手:東浜 巨(1勝1敗0S) |
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◆西武は、先発・平良が6回2安打無失点の好投を披露。開幕ローテーション入りを狙う右腕が、上々の仕上がりを見せた。一方のソフトバンクは、栗原がマルチ安打を記録。シーズン開幕へ向けて、今日も好調な打棒を発揮した。
◆西武のドラフト4位青山美夏人投手(22=亜大)が1軍での実戦初登板を果たした。3点リードの9回に、西武ファンに大きな拍手を送られてマウンドへ。川瀬を遊ゴロ、リチャードを空振り三振、柳町を一ゴロに打ち取った。直球の最速は149キロ。100キロ台のカーブなどとのコンビネーションで、落ち着きのある13球。「1球1球のボールを見たらまだまだなんですけど、とりあえず3人で終われたことは大きいかなと思います」とホッとした表情で振り返っていた。即戦力右腕も、今季はまずはリリーフからスタートする見込み。開幕1軍入りについては「譲る気はないので、自分らしく行きたいです」と意気込んでいた。
◆ソフトバンクの新外国人ウイリアンス・アストゥディーヨ内野手(31=マーリンズ)の2軍降格が12日、決まった。この日の西武戦(ベルーナドーム)で3打数無安打。オープン戦を通じても、全15打席出塁なしだ。藤本博史監督(59)は「状態が上がって、小久保(2軍)監督から推薦があればオープン戦の最後で最終テスト」と再浮上を促した。心配なのはアストゥディーヨに限らない。同じく新加入のコートニー・ホーキンス外野手(29=米独立リーグ)も3打数無安打。4番候補だけに、打率2割8分6厘、1本塁打、2打点では寂しい。指揮官は「半速球はうまいこと打ってるけどね。速い球に対してどれだけ対応できるか」と課題を挙げた。今季は2番近藤、3番柳田、5番栗原が基本線。強力な上位打線だけあり、中心を打つ主砲としては物足りない。来日2年目のガルビスも打率1割3分3厘、0本塁打、2打点と目立たない。仮に助っ人野手3人が不調ならば、若手を起用する方針だ。開幕戦の純国産打線の可能性について、指揮官は「当然ありますよ。だって競争してるんだから」と言い切った。WBC侍ジャパンに招集されている近藤、周東、牧原大がチームに復帰すれば、内外野の争いはさらに激しくなる。藤本監督は「(WBC組が)いない間に競争して」と再度奮起を求めた。【只松憲】○...先発東浜巨投手は納得の結果を残せなかった。立ち上がりは四球をきっかけに2失点。2回も2死二塁から鈴木にシンカーを右翼線二塁打され、1点を失った。「(鈴木には)シンカーが真ん中低めに行った。ああいうところの詰めはしっかりしないと」。4回1/3、76球を投げ6安打3失点。「いつも立ち上がりが悪いので、僕の悪いところが出た。でも、そこからしっかり立て直すことはできた。もっと長いイニングを投げる準備をしていきたい」と次回登板に気を引き締めた。○...3番手で登板した武田翔太投手が6回からの2イニングを1安打無失点に抑えた。「全体的に良かった。とりあえず結果だけを意識して投げた。結果を残すしかない」。蛭間、古賀を連続で3球三振に切った。「三振を取るというよりも、初球から打ってもらう感じで投げた」。オープン戦初登板で打者7人を29球でまとめた。昨シーズン終盤は右肘の靱帯(じんたい)炎症で離脱。年明けまでリハビリ組で調整してきた。先発ローテ入りも視野にアピールを続ける。
◆西武平良海馬投手(23)が先発ローテーション入りを決定的にした。12日、ソフトバンクとのオープン戦に先発し、6回を87球で2安打無失点。最速157キロに多彩な変化球をちりばめ「長い回を投げたいということで、打たせて取る投球ができました」と満足そうに振り返った。対外試合は13イニング連続無失点だ。松井稼頭央監督(47)は先発当確か? という報道陣の問いに「まだ言いません」とニヤリとしながら、その後の賛辞が代弁していた。「リズムにしても素晴らしいと思いますし(味方打線が)数少ないチャンスの中で、それでもこっちに流れを持ってきてくれる、そういう投手だと思います」先発投手としてこの上ない褒め言葉を贈られても、平良本人は物足りないもよう。高みを目指し、高めへ投げる。データ的に空振り率が高い平良の高め。3回、1番川村にも高めで空振り三振を狙ったが、低めにズバッと決まった。一般的にはベストボールだが、平良は「全然だめです。狙ったところにいっていないので、自分の中では良くはないです」と辛口だ。強力打線に高めをファウルされるケースもあった。「7、8回と投げていくならもう少し(球数を)減らすようにしないと」と課題を自身に課す。体力的には「そこまで苦しくない」とキッパリ。今後数日の回復具合に問題がなければ、いよいよ4月の"先発平良"の開幕に向けて加速が始まる。【金子真仁】○...外崎修汰内野手が回復に専念する。試合前練習に入らず、松井監督やトレーナーらと会話。指揮官は「状態は別に悪くないんですけど、キャンプからずっとやってきて疲労がもちろん出てきているので」と説明した。14日からの北海道遠征には帯同しない。再合流時期については「(17日からの)千葉、もしくは(ベルーナドームで行う)21日でもいい」と焦らせない方針だ。
◆3番手で登板したソフトバンク武田翔太が6回からの2イニングを1安打無失点に抑えた。「全体的に良かった。とりあえず結果だけを意識して投げた。結果を残すしかない」。蛭間、古賀を連続で3球三振に切った。「三振を取るというよりも、初球から打ってもらう感じで投げた」。オープン戦初登板で打者7人を29球でまとめた。昨シーズン終盤は右肘の靱帯(じんたい)炎症で離脱。年明けまでリハビリ組で調整してきた。先発ローテ入りも視野にアピールを続ける。
◆ソフトバンク先発東浜巨は、納得の結果を残せなかった。立ち上がりは、四球をきっかけに2失点。2回も、2死二塁から鈴木にシンカーを右翼線二塁打され、1点を失った。「(鈴木には)シンカーが真ん中低めに行った。ああいうところの詰めは、しっかりしないと」。4回1/3、76球を投げ6安打3失点。「いつも立ち上がりが悪いので、僕の悪いところが出た。でも、そこからしっかり立て直すことはできた。もっと長いイニングを投げる準備をしていきたい」と次回登板に気を引き締めた。
◆ソフトバンクの東浜は立ち上がりの投球に課題を残した。二回までの3失点は、いずれも甘く入った変化球を痛打され「反省しないといけない。ボール1個分甘かったので、そこは投げきらないと」と唇をかんだ。一回は2死一、二塁から陽川に、真ん中付近の球を中越えの2点三塁打。二回も二塁に走者を置き、鈴木にシンカーを右翼線へ運ばれる適時打を浴びた。それでも三回以降は立て直し「ボールの使い方など、次につながる新たな発見があった。中身のあった登板だった」と前向きに話した。
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
日本ハム |
6 | 3 | 0 | 0.667 (↑0.042) | - (↓0.5) |
44 (+4) | 38 (+2) | 10 (-) | 12 (+1) |
0.247 (↓0.009) | 3.530 (↑0.2) | |
1 (-) |
ORIX |
4 | 2 | 0 | 0.667 (↓0.133) | 0 (-) |
22 (+2) | 17 (+4) | 1 (-) | 2 (-) |
0.242 (↑0.016) | 2.830 (↓0.23) | |
3 (3↑) |
西武 |
3 | 2 | 1 | 0.600 (↑0.1) | 0.5 (↓1) |
19 (+3) | 11 (-) | 2 (-) | 6 (-) |
0.216 (↑0.008) | 1.870 (↑0.38) | |
3 (3↑) |
ロッテ |
3 | 2 | 2 | 0.600 (↑0.1) | 0.5 (↓1) |
22 (+6) | 24 (+4) | 3 (-) | 5 (-) |
0.223 (↑0.022) | 2.890 (↓0.19) | |
5 (4↑) |
阪神 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑1) |
35 (+5) | 30 (+3) | 7 (-) | 3 (-) |
0.226 (↓0.002) | 3.550 (↑0.08) | |
5 (2↓) |
ソフトバンク |
3 | 3 | 1 | 0.500 (↓0.1) | 1 (-) |
26 (-) | 25 (+3) | 8 (-) | 3 (-) |
0.258 (↓0.02) | 3.630 (↑0.04) | |
5 (2↓) |
広島 |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↓0.1) | 1 (-) |
17 (+2) | 16 (+5) | 1 (-) | 2 (-) |
0.247 (↓0.018) | 1.900 (↓0.23) | |
5 (2↓) |
巨人 |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↓0.1) | 1 (-) |
22 (+3) | 21 (+5) | 3 (-) | 4 (+2) |
0.234 (↓0.01) | 2.650 (↓0.56) | |
9 (2↑) |
ヤクルト |
3 | 4 | 3 | 0.429 (↑0.096) | 1.5 (↑1) |
47 (+5) | 48 (+2) | 7 (-) | 13 (-) |
0.254 (↑0.006) | 4.400 (↑0.27) | |
10 (2↑) |
中日 |
2 | 3 | 1 | 0.400 (↑0.15) | 1.5 (↑1) |
28 (+8) | 29 (-) | 4 (+1) | 1 (-) |
0.259 (↑0.026) | 4.080 (↑0.83) | |
10 (2↓) |
楽天 |
4 | 6 | 0 | 0.400 (↓0.044) | 2 (-) |
44 (+4) | 52 (+6) | 6 (-) | 9 (+1) |
0.282 (↑0.007) | 4.950 (↓0.01) | |
12 (2↓) |
DeNA |
3 | 6 | 0 | 0.333 (↓0.042) | 2.5 (-) |
24 (-) | 39 (+8) | 1 (-) | 2 (-) |
0.219 (↓0.002) | 3.920 (↓0.53) |
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