| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 5 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 8 | 15 | 0 | 1 |
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 |
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勝利投手：福谷 浩司（1勝0敗0Ｓ） （セーブ：鈴木 博志（0勝1敗1Ｓ）） 敗戦投手：東 克樹（1勝1敗0Ｓ） 本塁打 | |||||||||||||
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◆DeNAは、先発・東が5回9安打6失点と試合をつくれず。シーズン開幕へ向け、課題を残す結果となった。一方の中日は、田中が適時三塁打を含む3安打をマーク。開幕スタメン入りを目指すルーキーが、バットで猛アピールを見せた。
◆DeNA石井琢朗チーフ打撃コーチ（52）が、3回の攻撃前に円陣を組み、野手陣を鼓舞した。3回表を終え、6点を追いかける展開。打線は中日福谷の前に2回まで無得点、わずか15球と沈黙する中で打線に奮起を求めた。シーズンに向けた調整に重きが置かれるオープン戦での試合途中の円陣は珍しく、中盤以降、打線の爆発が期待される。
◆DeNAが、中日に毎回の15安打8失点で大敗し、オープン戦4連敗を喫した。先発東が初回に5点を奪われるなど、5回6失点で降板。2番手石川も3連打で2点を失った。打線は中日の投手陣の前に沈黙。3回の攻撃前に円陣を組み、石井コーチが野手陣を鼓舞したが、無得点に終わった。シーズンに向けた調整に重きが置かれるオープン戦だが、スタンドに2万1463人のファンが集まる中、投打ともに物足りなさが残る一戦だった。
◆DeNAが京田陽太内野手（28）を一塁で起用する新オプションを試した。遊撃が本職だが、移籍後は三塁にも取り組む中、野球人生で初の一塁にも挑戦した。「チャンスをいただいたので、期待に応えられるように。やるしかないです」と意欲。三浦監督は「打球処理に関しての守備はうまいので、オプションの1つとして、これからも考えていきたいなと思います」と話した。
◆DeNA東克樹投手（27）が、開幕ローテ争いから後退した。1回に2死から5点を奪われるなど、5回9安打6失点と乱調。「立ち上がり制球が定まらない中、甘く入った力のない直球をはじかれてしまった」と唇をかんだ。三浦監督は「（1回にアキーノの2ランの後に）どうしたのかなと思うくらい、ガラッと変わってしまった。ローテ争いの中でも今日の内容は大きく後退したと思います」と厳しかった。
◆開幕ローテ6番手を争う福谷、鈴木がともに無失点と譲らなかった。先発福谷は5回を3安打1四球で無失点。鈴木は2番手で4回を3安打無四球無失点だ。立浪監督は2人について「先発がある程度決まっている中、シーズンで必ずチャンスがある」と評価。鈴木は「無四球で、左打者に対してもいい投球ができた」と充実感を漂わせた。
◆昨年オフにトレードで中日から加入したＤｅＮＡ・京田陽太内野手が「２番・一塁」で出場する。京田は公式戦では通算７００試合に出場し、二塁の守備には１度入っているが、残りの守備はすべて遊撃手として出場している。ＤｅＮＡ移籍後は遊撃以外では三塁で出場しているが、一塁は今回が初となる。三浦監督は４日の練習後、京田の一塁起用について「何かあったときのために、そういうこともあるかもしれないと。そういうときのために練習してもらっています」と話していた。
◆先発したＤｅＮＡ・東克樹投手（２７）は乱調の立ち上がりとなった。一回に先頭の大島の中堅への飛球は桑原のダイビングキャッチに救われたが、２死二塁からアキーノに左越え先制２ランを浴び、その後も２四球と２本の二塁打を浴びた。一回は３安打３四球で５点を奪われた。昨季の開幕投手で、今季もローテーションの一人として期待される左腕が立ち上がりに乱れる投球内容となった。
◆５－０の二回２死満塁で珍しいプレーが発生した。中日の打者、カリステが初球のカーブを空振り。スイングが大きく、バットがＤｅＮＡの捕手、戸柱の頭部に直撃。この影響で戸柱は捕球できずにボールは後方へ。戸柱は衝撃もあり、すぐにボールを取りにいけず、この間にすべての走者が２つずつ進塁。２走者が生還した。この結果にＤｅＮＡの三浦監督が抗議。審判団も協議した結果、カリステの空振りは認めたが、走者の進塁は認めずに５－０の２死満塁、１ストライクから再開した。結局、カリステは空振り三振に終わり無得点だった。三回の守備から戸柱は伊藤と交代した。
◆先発したＤｅＮＡ・東克樹投手（２７）は一回の立ち上がりの乱調から立ち直れず、５回９安打６失点で降板した。一回に先制被弾を含む３本の長打と３四球を与えて５失点。二回は無失点だったが２安打１四球。三回は２死三塁から大島に中前適時打を許した。六回からは石川に交代した。東は登板前日には「四球を出さずに（ストライク）ゾーンで勝負したい」と話していたが、結果を残せなかった。
◆ＤｅＮＡ・森敬斗内野手（２１）が遊撃の守備でファンを魅了した。０－８と大量リードを許すなかの八回１死二塁、高橋周の中前に抜けようかというゴロをダイビングキャッチ。すぐさま立ち上がり、自慢の強肩を生かした、矢を射るような送球で遊ゴロとした。見事なアウト成立にスタンドは大きくどよめき、劣勢を強いられているＤｅＮＡファンは、好捕からの〝鬼肩〟スローに大きな拍手と声援を送った。森は１１日の中日戦でも、やはり高橋周の後方への飛球を背走キャッチした。
◆先発のＤｅＮＡ・東克樹投手（２７）は一回の立ち上がりの乱調から立ち直れず、５回９安打６失点、４与四球で降板した。東は降板後、球団を通して「立ち上がり制球が定まらないなか、甘く入った力のないストレートを弾かれてしまったことが反省点です。三回以降修正できたものの、課題が明確に見えた投球内容でした。リズムを作ることができず、野手の方には申し訳ないです」とコメントした。
◆ＤｅＮＡ・東克樹投手（２７）は、一回に先制２ランを浴びるなど５失点。「立ち上がりの制球が定まらない中、甘く入った力のないストレートを弾かれてしまったことが反省点」と唇をかんだ。一回２死二塁で、警戒していた新外国人のアキーノに初球のカーブを左翼席まで運ばれた。ここから本来の投球リズムを失い、この回だけで３安打３四球。５回９安打６失点で黒星を喫した。三浦監督は「（本塁打の）あの一球で崩れた。東ほどの投手ならすぐに修正してくれないと困る」とし「競争の中でも大きく後退したかなと思います」と、開幕ローテーション争いへ厳しい評価を下した。２０１８年の新人王で、昨季は初の開幕投手を務めた左腕。右肩の肉離れで大貫が離脱した中、先発枠入りへ奮起が求められる。（湯浅大）
◆オフに中日からトレードで加入した京田陽太内野手（２８）が「２番・一塁」で先発出場した。遊撃が本職で、新天地では三塁でもプレーしているが「（一塁は）野球人生で初めてでしたけど、チャレンジしていきたい。ベンチから求められることをやるだけ」と、大和から借りたファーストミットで無難にこなした。三浦監督は「打球の処理はうまい。オプションの一つとして考えたい」と語った。
＜オープン戦順位表推移＞
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 （1↑） |
日本ハム |
6 | 3 | 0 | 0.667 （↑0.042） | - （↓0.5） |
44 （＋4） | 38 （＋2） | 10 （－） | 12 （＋1） |
0.247 （↓0.009） | 3.530 （↑0.2） | |
| 1 （－） |
ORIX |
4 | 2 | 0 | 0.667 （↓0.133） | 0 （－） |
22 （＋2） | 17 （＋4） | 1 （－） | 2 （－） |
0.242 （↑0.016） | 2.830 （↓0.23） | |
| 3 （3↑） |
西武 |
3 | 2 | 1 | 0.600 （↑0.1） | 0.5 （↓1） |
19 （＋3） | 11 （－） | 2 （－） | 6 （－） |
0.216 （↑0.008） | 1.870 （↑0.38） | |
| 3 （3↑） |
ロッテ |
3 | 2 | 2 | 0.600 （↑0.1） | 0.5 （↓1） |
22 （＋6） | 24 （＋4） | 3 （－） | 5 （－） |
0.223 （↑0.022） | 2.890 （↓0.19） | |
| 5 （4↑） |
阪神 |
4 | 4 | 0 | 0.500 （↑0.071） | 1 （↑1） |
35 （＋5） | 30 （＋3） | 7 （－） | 3 （－） |
0.226 （↓0.002） | 3.550 （↑0.08） | |
| 5 （2↓） |
ソフトバンク |
3 | 3 | 1 | 0.500 （↓0.1） | 1 （－） |
26 （－） | 25 （＋3） | 8 （－） | 3 （－） |
0.258 （↓0.02） | 3.630 （↑0.04） | |
| 5 （2↓） |
広島 |
3 | 3 | 0 | 0.500 （↓0.1） | 1 （－） |
17 （＋2） | 16 （＋5） | 1 （－） | 2 （－） |
0.247 （↓0.018） | 1.900 （↓0.23） | |
| 5 （2↓） |
巨人 |
3 | 3 | 0 | 0.500 （↓0.1） | 1 （－） |
22 （＋3） | 21 （＋5） | 3 （－） | 4 （＋2） |
0.234 （↓0.01） | 2.650 （↓0.56） | |
| 9 （2↑） |
ヤクルト |
3 | 4 | 3 | 0.429 （↑0.096） | 1.5 （↑1） |
47 （＋5） | 48 （＋2） | 7 （－） | 13 （－） |
0.254 （↑0.006） | 4.400 （↑0.27） | |
| 10 （2↑） |
中日 |
2 | 3 | 1 | 0.400 （↑0.15） | 1.5 （↑1） |
28 （＋8） | 29 （－） | 4 （＋1） | 1 （－） |
0.259 （↑0.026） | 4.080 （↑0.83） | |
| 10 （2↓） |
楽天 |
4 | 6 | 0 | 0.400 （↓0.044） | 2 （－） |
44 （＋4） | 52 （＋6） | 6 （－） | 9 （＋1） |
0.282 （↑0.007） | 4.950 （↓0.01） | |
| 12 （2↓） |
DeNA |
3 | 6 | 0 | 0.333 （↓0.042） | 2.5 （－） |
24 （－） | 39 （＋8） | 1 （－） | 2 （－） |
0.219 （↓0.002） | 3.920 （↓0.53） |
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