楽天(★4対6☆)ロッテ =オープン戦3回戦(2023.03.12)・静岡草薙球場=
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ロッテ
32100000061200
楽天
10210000041310
勝利投手:美馬 学(1勝0敗0S)
(セーブ:中村 稔弥(0勝0敗1S))
敗戦投手:バニュエロス(0勝1敗0S)
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◆楽天は、4番・浅村が適時打を含む2安打をマーク。持ち前の勝負強さを発揮し、状態の良さをアピールした。一方のロッテは、先発・美馬が4回7安打4失点と振るわず。シーズン開幕へ、課題を残す結果に終わった。

◆楽天藤平尚真投手(24)が、先発ローテーション入りへ大きく前進した。2点を追う5回から3番手として登板。5回5安打無失点、6奪三振と好投した。「真っすぐの出力はしっかり出ていた。変化球でカウントも取れた。決めにいくところも、落とす、曲げるはできた」と手応えをつかんでいた。直球に加え、スライダー、チェンジアップ、カーブなどを織り交ぜる投球。9回は無死満塁のピンチを招いたが、大下を遊撃併殺打。田村の四球を挟み、岡を二ゴロに打ち取ってしのいだ。先発投手として1つの目安となる5回を投げ切り、アピールに成功。「僕の立場的には1試合1試合が勝負になる。毎年、裏切っているので、今年は結果でしっかりアピールして、開幕から離脱することなく、1年間ローテーションを回れるように、全力でアピールしていきたい」と表情を引き締めた。▽楽天石井監督(藤平の投球について) 今日が一番良かったんじゃないかな。ピンチでもストライクを投げて、勝負をできるカウントを作っていた。また次回に生きると思います。

◆楽天藤平尚真投手が、先発ローテーション入りへ大きく前進した。2点を追う5回から3番手として登板。5イニングを5安打無失点、6奪三振と好投した。「球数は多くなってしまったけど(96球)、7回から9回を投げていければ、もっと勝ちも拾えると思うし、いい投球が増えていくのかなと思います」と前を向いた。4回3失点と変化球の精度が悪かった5日の日本ハム戦の後、則本にスライダーの変化を小さくするための助言を求めた。「感覚的なところをいろいろ聞いて」。速く、小さく曲がる質へと改良。この日は要所で決め、打ち取り続けた。石井監督が「(決定しているのは)ノリ(則本)と(田中)将大だけでキャンプはスタートした」と明かすローテーション争い。藤平は「立場的には1試合1試合が勝負。毎年裏切っているので、全力でアピールしていきたい」と引き締める。次回登板は2軍戦の予定。"当確ランプ"をともすため、いい状態を維持していく。

◆オリックスから現役ドラフトで加入した大下が2安打と気を吐いた。7回は楽天藤平の速球を左中間二塁打。「しっかりと自分のスイングができた」と胸を張った。試合前の円陣では声出しを担当し、盛り上げた。安田と三塁を争っており「とにかく結果を残したい。レギュラーを取り、しっかりとシーズンを戦いたい」と力を込めた。

◆五回から登板した楽天の藤平が5回無失点。150キロ超の直球を軸に6三振を奪い、九回は無死満塁の窮地を切り抜ける執念を見せ「立場的に一試合一試合が勝負。全力で無失点で帰ってこようという気持ちで投げた」と実感を込めた。この日先発した新外国人のバニュエロスが三回途中6失点と崩れていただけに、藤平の好投がより印象強く残った。石井監督は「(先発)ローテーションに向けてすごくアピールになったと思う」と認めた。

◆オリックスから現役ドラフトでロッテに加入した大下が2安打と気を吐いた。七回は藤平の甘く来た速球を逃さず、左中間二塁打。「しっかりと自分のスイングができた」と胸を張った。オリックス時代に続き、球場に響き渡る大声が持ち味の元気印。この日の試合前の円陣では声出しを担当し、チームを盛り上げた。安田と三塁を争っており「とにかく結果を残したい。レギュラーを取り、しっかりとシーズンを戦いたい」と力を込めた。

◆楽天の7年目右腕、藤平尚真投手(24)が、3番手で5回5安打6三振無失点。4四球を与えたが、則本からアドバイスを受けた曲がりの小さい高速スライダーを駆使して抑えた。試合後、報道陣の取材に応じた石井一久監督(49)の一問一答は以下の通り。ーー藤平の投球を振り返って「(実戦で)今日が一番よかったと思います。ピンチは必ず訪れるが、ストライクを投げて勝負をできるカウントを作っていた。次回に生きる」ーー5回で96球を費やした「そういう時もある。前に飛ばさせない球威があるから、ファウルで球数が増えたりする。いろいろな要因はあるが、アピールするために球数を多く使っても点を与えたくない状況がある。そこは気にしていないです」ーー先発ローテーション「すごくアピールになった。先発ローテーションに入ってくれれば、うれしいし、入ってこなければ、実力がまだそこにたどりついていない、ということだと思います」ーーバニュエロスは先発で2回?を6失点(自責点5)「藤平と違う部分はボール球が先行して、自分の投球ができずにいた。静岡の球場の風は、すごく難しいので、風だけのブレだったのか精査しないといけない」

◆先発枠入りに大きく前進した。7年目右腕の藤平尚真投手(24)が五回から3番手で登板し、5回5安打無失点。4四球も、則本からアドバイスを受けた曲がりの小さい高速スライダーを駆使して6三振を奪った。「毎年毎年、裏切っている。今年は一年間、先発ローテーションを守りたい」と気合十分。石井監督は「実戦で一番良かったと思う。次回に生きる」と高評価した。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
日本ハム
630 0.667
(↑0.042)
-
(↓0.5)
44
(+4)
38
(+2)
10
(-)
12
(+1)
0.247
(↓0.009)
3.530
(↑0.2)
1
(-)
ORIX
420 0.667
(↓0.133)
0
(-)
22
(+2)
17
(+4)
1
(-)
2
(-)
0.242
(↑0.016)
2.830
(↓0.23)
3
(3↑)
西武
321 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓1)
19
(+3)
11
(-)
2
(-)
6
(-)
0.216
(↑0.008)
1.870
(↑0.38)
3
(3↑)
ロッテ
322 0.600
(↑0.1)
0.5
(↓1)
22
(+6)
24
(+4)
3
(-)
5
(-)
0.223
(↑0.022
2.890
(↓0.19)
5
(4↑)
阪神
440 0.500
(↑0.071)
1
(↑1)
35
(+5)
30
(+3)
7
(-)
3
(-)
0.226
(↓0.002)
3.550
(↑0.08)
5
(2↓)
ソフトバンク
331 0.500
(↓0.1)
1
(-)
26
(-)
25
(+3)
8
(-)
3
(-)
0.258
(↓0.02)
3.630
(↑0.04)
5
(2↓)
広島
330 0.500
(↓0.1)
1
(-)
17
(+2)
16
(+5)
1
(-)
2
(-)
0.247
(↓0.018)
1.900
(↓0.23)
5
(2↓)
巨人
330 0.500
(↓0.1)
1
(-)
22
(+3)
21
(+5)
3
(-)
4
(+2)
0.234
(↓0.01)
2.650
(↓0.56)
9
(2↑)
ヤクルト
343 0.429
(↑0.096)
1.5
(↑1)
47
(+5)
48
(+2)
7
(-)
13
(-)
0.254
(↑0.006)
4.400
(↑0.27)
10
(2↑)
中日
231 0.400
(↑0.15)
1.5
(↑1)
28
(+8)
29
(-)
4
(+1)
1
(-)
0.259
(↑0.026)
4.080
(↑0.83)
10
(2↓)
楽天
460 0.400
(↓0.044)
2
(-)
44
(+4)
52
(+6)
6
(-)
9
(+1)
0.282
(↑0.007
4.950
(↓0.01)
12
(2↓)
DeNA
360 0.333
(↓0.042)
2.5
(-)
24
(-)
39
(+8)
1
(-)
2
(-)
0.219
(↓0.002)
3.920
(↓0.53)