DeNA(★5対9☆)中日 =オープン戦2回戦(2023.03.11)・横浜スタジアム=
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中日
00302210191400
DeNA
00001200251200
勝利投手:柳 裕也(1勝1敗0S)
敗戦投手:小園 健太(0勝1敗0S)
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◆中日は、ルーキーの福永が2本の適時二塁打を放ち、3打点を挙げる活躍。開幕を一軍で迎えるべく、バットで存在感を示した。一方のDeNAは、投手陣が計14安打を浴びて9失点。課題の残る結果となった。

◆DeNA2年目の小園健太投手が、11日の中日戦(横浜)でオープン戦初先発する。この日は横浜スタジアムでの指名練習に参加。ダッシュ、キャッチボールなどで調整した。3イニングの予定で「テンポ良く、どんどんストライク先行で投げていきたいです」と意気込んだ。三浦監督は「横浜スタジアムでの先発で、どういう投球をするのかに期待したいです」と話した。

◆DeNAのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」の23年度メンバーが、中日とのオープン戦前にお披露目された。「diana」は06年に結成され、今季で18年目を迎える。今回は約200人が応募したオーディションを経て、メンバーが決定した。

◆DeNAが、超攻撃的オーダーで中日とのオープン戦に臨む。1番に佐野を置き、2番に宮崎を起用。首位打者を獲得した経験がある2人で1、2番を形成した。4番には新外国人のトレイ・アンバギー外野手(28=マリナーズ3A)が起用され、ドラフト3位ルーキーの林琢真内野手(22=駒大)が9番に入った。先発投手は2年目の小園健太投手(19)が務め、3イニングを予定する。

◆東日本大震災から12年を迎えた11日、DeNA-中日戦(横浜)の試合前に両チームの選手、首脳陣がベンチ前で黙とうをささげた。

◆プロ2年目のDeNA小園健太投手(19)が、中日戦でオープン戦初先発し、3回を5安打3失点でマウンドを降りた。今季、対外試合は練習試合を含め3試合に登板し、計4回を無失点だった。投球詳細は以下の通り。1回先頭の大島に二塁打を浴びながら、2番田中を二ゴロ、高橋周を遊飛、アキーノは四球の後、アルモンテを二ゴロで無失点。2回先頭の細川はストレートの四球で歩かせたが、ルーキー福永を三ゴロ、大野奨を二飛、ブライトを遊ゴロで無失点。3回先頭の大島は右飛、ルーキー田中はカットボールで見逃し三振に抑えたが、2死から高橋周に右前打、アキーノには三塁線を破られる二塁打を浴び、アルモンテの中前2点適時打、細川への四球後、ルーキー福永に右翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。

◆ドラフト2位ルーキーのDeNA吉野光樹投手(24=トヨタ自動車)が、横浜スタジアムでのデビューマウンドで、2回を6安打4失点と打ち込まれた。5回は2死二、三塁からルーキー福永に2点適時二塁打を浴び、2イニング目の6回は1死二、三塁から高橋周に2点適時打を浴びた。

◆ニコニコプロ野球チャンネルのイメージガールに就任したポンコツびぃちゃんが11日、横浜スタジアムで行われたDeNA-中日とのオープン戦で始球式を務めた。DeNAの新ホームユニホームに袖を通し、ツーバウンド投球でボールがミットに収まって、スタンドから拍手を浴びた。その後、先発マウンドには、オープン戦初先発だったプロ2年目の小園健太投手(19)が上がった。

◆DeNAから中日にトレード移籍した砂田毅樹投手(27)が、移籍後初となる横浜スタジアムのマウンドで、1回をパーフェクトに抑えた。「ピッチャー砂田」のコールに、スタンドから大きな拍手が送られる中、5点リードの8回から登板。先頭の蝦名を三ゴロ、森を一ゴロ、ルーキーの上甲を空振り三振に抑えた。現役ドラフトで中日に移籍した細川成也外野手(24)は「6番右翼」でスタメン出場。3四死球と内野安打を放ち、5打席中4打席で出塁した。

◆DeNAドラフト3位の林琢真内野手(22=駒大)が、オープン戦5試合連続安打をマークした。5回に中日柳から中前打を放ち、9回には二塁打でマルチ安打を記録。三浦監督は「ずっといいものを見せてくれています」と評価した。育成ドラフト1位の上甲凌大捕手(22=四国IL・愛媛)は途中出場で横浜スタジアムデビューし、2打数無安打だった。

◆2年目のDeNA小園健太投手(19)が、中日戦でオープン戦初先発し、また1つ階段を上がった。3回を投げ、5安打3失点。3回2死から4長短打を浴び、3点を失った。「声援がすごく届きましたし、緊張した部分もあるので、ここから慣れていかないといけないです」と話した。三浦監督は「中に入ったところを2巡目に痛打されましたけど、それまではしっかり投げてたかなと思います」と評した。

◆中日高橋周平が3安打2打点で復調を示した。試合前まで4打席連続で空振り三振。立浪監督から「タイミングが遅い」と指摘を受け、修正を重ねて結果につなげた。昨季は左足首の捻挫で出遅れ、7月には右脇腹を負傷。出場78試合にとどまり、打率2割4分9厘。「後がない立場」と12年目にかける思いは強く、正三塁手として全試合出場を目指す。「結果も必要だけど、徐々に自分の感覚を磨いていく」と引き締めた。

◆DeNA京田陽太内野手(28)が、中日とのオープン戦に「2番一塁」でスタメンに名を連ねた。本職は遊撃だが、DeNA移籍後は三塁にも積極的に取り組む中、3月の全体練習から一塁での練習も始め、オープン戦でも起用された。先発投手は東が務め、2番手以降は伊勢、エスコバー、中川、石川らが登板する見込み。

◆DeNA戸柱恭孝捕手(32)が、中日カリステの空振りした後のバットがヘルメットに直撃し、ヒヤリとさせた。2回2死満塁、東が低めのカーブで空を切らせ、捕手の戸柱が後ろにそらしたが、フォロースイングが頭に直撃。二者が生還したが、審判団が協議の結果、走者が戻され、2死満塁で試合が再開された。戸柱は1度、ベンチに戻った後、プレーを続行。2回1死からの打席にも立ったが、3回の守備から伊藤に交代した。

◆DeNA・三浦大輔監督(49)が試合前、10日のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国戦で「第2先発」として好投した侍ジャパン・今永昇太投手(29)の投球を振り返った。「よかったですね。またなんかこう、1段も2段もね。あのマウンドを経験して成長したというか、大きくなったなと思ってみていました」。9日の中国戦では、牧がチームのWBC1号となる本塁打を放つなどDeNA勢も奮闘。「頑張れと思ってね。『いけー!!』と思ってみていました」とうれしそうに話した。

◆DeNA・三浦大輔監督(49)は31日の阪神との開幕戦(京セラ)で先発する投手について「いや、まだまだ、全然ね」と明言しなかった。これまで開幕投手候補は「5、6人」と話しており、大役を任せる投手にすでに通達しているのかを問われると「分からないです。言ったか言わないかも言わないです」とニヤリ。「まあまあ、考えながらやっていきます。そのうち言います」とけむに巻いた。対戦する阪神の開幕投手に決まった青柳については「予想通りというか、やはりそうだろうなと思ってみていました」と語った。

◆DeNA・東克樹投手(27)が、侍ジャパンの一員として10日の韓国戦で登板した今永昇太投手(29)の力投に大きな刺激を受けた。今永は四回から2番手で登場し、自己最速を更新する154キロをマークするなど3回3安打1失点の内容で、チームに勢いをつけた。同じサウスポーの東は「すごいですね今永さん。球めちゃくちゃ速くなってる」と、この時期の自己最速更新に驚いた様子。「代表の試合を見ていても、闘志溢れるというか、見ている側もモチベーションがすごい上がる。特に今永さんの投球に関してはチームメイトですし、僕もああいうピッチャーというか、真っ直ぐで押していけるような、と感じました」と誓った。12日の中日戦での先発が予想されており、開幕ローテーション入りへ好投が求められる。

◆昨年オフにトレードで中日に加入した砂田毅樹投手(27)、現役ドラフトで移籍した細川成也外野手(24)が、試合前の練習で古巣DeNA・三浦大輔監督ら、かつてのチームメートにあいさつをして回り、明るい表情をみせていた。砂田はオープン戦2試合で2回無失点。細川は同4試合で打率・154、1本塁打、1打点(ともに10日時点)の数字を残している。また、中日の選手が横浜スタジアム到着後、関係者駐車場内を通ってロッカールームへ移動する際に、現役ドラフトで中日からDeNAに加入した左腕、笠原の愛車を発見し「あ、笠原の車あるやん!」とうれしそうな声もあがっていた。

◆DeNAの2年目、小園健太投手(19)がプロ初先発し、自己最長の3回を投げ5安打3失点。3四球だった。一回は先頭打者の大島に左翼線二塁打で出塁を許したが、後続を打ち取り無失点。三回は二死から高橋周、アキーノに連続安打を浴びて二、三塁とされると、アルモンテに中前へ2点打を許した。その後も細川への四球で一、二塁から、福永に右翼フェンス直撃の二塁打で3点目を許した。三浦監督は試合前、小園について「結果も大事かもしれないですけど、ブルペンで投げているものをマウンドで出すということがね。これはなかなか難しいことなんですけど、それをどれだけ出せるのか見ていきたい」と語っていた。

◆DeNAのドラフト3位・吉野光樹投手(24)=トヨタ自動車=が五回から3番手で登板したが、2回を6安打4失点と苦しみ、当初予定していた3イニングを投げ切ることができなかった。プロ入り後初の横浜スタジアムでの登板となったが、五回は福永に右翼フェンス直撃の2点二塁打を浴び、六回も1死から4者連続安打で2点を奪われ、本拠地でアピール投球とはならなかった。

◆DeNAの2年目、小園健太投手(19)がプロ初先発し、自己最長の3回を投げ、5安打3失点。3四球だった。一、二回は無失点投球も三回は二死から高橋周、アキーノに連続安打を浴びて二、三塁とされると、アルモンテに中前へ2点打を許した。その後も細川への四球で一、二塁から、福永に右翼フェンス直撃の二塁打で3点目を許した。失点した三回について「いい形でツーアウトを取ったけど、次のバッター(高橋周)に2ボールからヒットを打たれた。ツーアウトからもっと気を引き締めないといけない部分で、緩んでしまったのが反省点」と振り返った。

◆昨季支配下登録されたDeNA・宮城滝太投手(22)が2番手で登板し、1回を三者凡退に仕留めた。三浦監督は1軍デビューを目指す宮城を「しっかりと腕を振ってストライクゾーンで勝負していた」と評価。一方、本拠地初登板で2回6安打4失点と予定していた3回を投げ切れずに交代したドラフト2位・吉野光樹投手(24)=トヨタ自動車=には「少し球の力が弱くて、ことごとく打ち返されていた」と厳しかった。

◆DeNA・山崎康晃投手(30)が11日、中日とのオープン戦(横浜)後、横浜スタジアムの外野芝生エリアにサプライズで登場。応援団主導の決起集会に飛び入り参加し、約3000人のファンを喜ばせた。全選手の応援歌やチャンステーマを大合唱し、士気を高めるイベント。最後に登場曲「ケルンクラフト400」が流れると、ブルペンからリリーフカーに乗って山崎が現れた。自らを中心に膨れ上がった大きな輪の中心に立った守護神は、ファンからの大声援に「涙が出ます。横浜に残って良かった...」と号泣。4年ぶりに解禁された声出し応援に、感極まった。夢だった米大リーグ挑戦を封印。6年契約を結んで残留した山崎は「選手みんなを代表してお礼を言います。ありがとうございます。皆さんの前で胴上げ投手になれるように頑張ります!!」と呼び掛け、ファンと一丸となっての優勝を約束した。(湯浅大)

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
410 0.800
(↑0.05)
-
(-)
20
(+5)
13
(+4)
1
(-)
2
(-)
0.226
(↓0.008)
2.600
(↓0.35)
2
(3↑)
日本ハム
530 0.625
(↑0.054)
0.5
(-)
40
(+5)
36
(+4)
10
(+1)
11
(-)
0.256
(↑0.003)
3.730
(↓0.04)
3
(3↑)
ソフトバンク
321 0.600
(↑0.1)
1
(-)
26
(+5)
22
(+2)
8
(+2)
3
(+2)
0.278
(-)
3.670
(↑0.33)
3
(3↑)
広島
320 0.600
(↑0.1)
1
(-)
15
(+4)
11
(-)
1
(+1)
2
(-)
0.265
(↑0.021)
1.670
(↑0.45)
3
(2↓)
巨人
320 0.600
(↓0.15)
1
(↓1)
19
(+4)
16
(+5)
3
(+2)
2
(-)
0.244
(↑0.004)
2.090
(↓0.8)
6
(3↓)
西武
221 0.500
(↓0.167)
1.5
(↓1)
16
(+2)
11
(+5)
2
(+1)
6
(-)
0.208
(↓0.018)
2.250
(↓0.71)
6
(3↓)
ロッテ
222 0.500
(↓0.167)
1.5
(↓1)
16
(+5)
20
(+6)
3
(+1)
5
(-)
0.201
(↑0.024)
2.700
(↓0.5)
8
(3↑)
楽天
450 0.444
(↑0.069)
2
(-)
40
(+6)
46
(+5)
6
(+1)
8
(-)
0.275
(↓0.005)
4.940
(↑0.38)
9
(3↓)
阪神
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
30
(+4)
27
(+5)
7
(-)
3
(-)
0.228
(↑0.015)
3.630
(↓0.23)
10
(1↓)
DeNA
350 0.375
(↓0.054)
2.5
(↓1)
24
(+5)
31
(+9)
1
(-)
2
(-)
0.221
(↑0.017
3.390
(↓0.84)
11
(1↓)
ヤクルト
243 0.333
(↓0.067)
2.5
(↓1)
42
(-)
46
(+4)
7
(-)
13
(+1)
0.248
(↓0.016)
4.670
(↑0.02)
12
(-)
中日
131 0.250
(↑0.25)
2.5
(-)
20
(+9)
29
(+5)
3
(-)
1
(+1)
0.233
(↑0.036
4.910
(↓0.02)