オリックス(☆3対0★)巨人 =オープン戦1回戦(2023.03.10)・京セラドーム大阪=
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巨人
0000000000210
ORIX
00120000X3500
勝利投手:山下 舜平大(1勝0敗0S)
(セーブ:阿部 翔太(0勝0敗1S))
敗戦投手:グリフィン(0勝1敗0S)
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◆オリックスは、3年目右腕の山下が4回途中無失点5奪三振と好投。自己最速タイとなる158キロを記録するなど、状態の良さをアピールした。一方の巨人は、新外国人のグリフィンが先発。4回3失点と、開幕に向けて課題を残した。

◆プロ3年目山下舜平大投手(20)が3回2/3 1安打無失点、5奪三振と好投した。初回、先頭オコエに左前打を許したが、その後はテンポよくアウトを重ねる危なげない投球。2回坂本、3回小林の打席で自己最多タイとなる158キロを計測した。50球を超えた4回途中でマウンドを降りた。前回登板した4日阪神戦(甲子園)では最速158キロの剛速球を連発。わずか7球の1イニング完全投球で、対戦相手の岡田監督も「ビックリしたわ。久しぶりに速い球見た」と目を丸くしたほどだ。山下は1軍登板の経験はなく昨季は腰の成長痛などで2軍でも登板は8試合。オフに両足首の手術を受け、今キャンプではシート打撃に投げただけだった。この日は他球団でも楽天田中将、ロッテ小島ら開幕投手に内定している投手らが登板。果たしてオリックスの開幕投手は...。○...新外国人のジェイコブ・ニックス投手(27=パドレス傘下)が3年半ぶりの実戦マウンドで2回無安打無失点と快投した。5回から3番手で登板。最速155キロを計測し、吉川、坂本、松田と中軸を3者凡退で抑えた。右肘のトミージョン手術や右肩の故障などで、19年を最後に実戦登板なし。3連覇の秘密兵器として期待される右腕は「本当に試合で投げ切れたことが一番。試合で投げるのは1252日ぶりだから」と興奮気味だった。

◆巨人中田翔内野手(33)が腰痛のため欠場した。原監督は試合後「少し体調が、ちょっと腰が張っているということで、今日は無理をしないで『明日からいこうじゃないか』というところで、今日は大事をとらせた」と軽症だと説明。11日の同戦から戦列に復帰する見通しを示した。

◆巨人は国内球団との対外試合6戦目で初黒星を喫した。速球派投手を擁したオリックス投手陣の前に散発2安打無得点。沈黙した打線に原監督は「かなりパワーピッチャーで目慣らしを含めてね。まだ対策をしきれていないというところ。今日は1つ大きな宿題になった部分でしょうね」と話した。○...新外国人のフォスター・グリフィン投手(27=ブルージェイズ)が先発して4回5安打3失点で課題を残した。ストライク先行で3回までわずか28球で1失点だったが、4回に3安打を集められて2点を追加された。「どの球種でもストライクを取れたが、結果的にそれで痛い目に遭わされた。ボール球を使ってゾーンを広げていくことも大事」と登板後に阿部ヘッドから助言を受けた。▽巨人松田(一塁でスタメン出場し)「去年もやったことがある。行けと言われたとこで行く。サインプレーも頭には入っている。あとは実戦でやるだけ」

◆追加招集の準備OK! オリックス山崎颯一郎投手(24 )がWBC球で巨人打線を1回パーフェクトに抑えた。7回から4番手で登板。3番丸を直球で二ゴロに打ち取ると、4番ブリンソンも直球で右飛。続く吉川も直球で中飛に抑えた。最速155キロを計測。すでに本大会が開幕しているにもかかわらずWBC使用球を使った右腕は「真っすぐはゾーンに投げられている。カーブはちょっと滑る。そこを修正して」と改善点を口にした。「ラストサムライ」の筆頭候補だ。WBCは1次ラウンド後と準々決勝後の2度、予備登録メンバーの中から投手を入れ替えることが可能。山崎颯は日本代表の指名投手枠(投手の予備登録枠)に楽天田中将らと名を連ねる。侍のサポートメンバーとして登板した7日オリックス戦を含めて3試合連続無失点。日の丸を背負う準備はできている。○...新外国人のジェイコブ・ニックス投手(27=パドレス傘下)が3年半ぶりの実戦マウンドで2回無安打無失点と快投した。5回から3番手で登板。最速155キロを計測し、吉川、坂本、松田と中軸を3者凡退で抑えた。右肘のトミージョン手術や右肩の故障などで、19年を最後に実戦登板なし。3連覇の秘密兵器として期待される右腕は「本当に試合で投げ切れたことが一番。試合で投げるのは1252日ぶりだから」と興奮気味だった。

◆巨人の開幕ローテーション入りが確実な新助っ人、フォスター・グリフィン投手(27)=前ブルージェイズ=が、初の対外試合で4回5安打3失点だった。「いろいろな球種でストライクが取れたが、ストライクゾーンに集めすぎて痛い目に遭わされた。教訓の多い試合だった」計49球のうち38球がストライクと積極的に攻めたが、四回には中川、ゴンザレスに二塁打を許すなど3安打で2失点。阿部ヘッドコーチと確認した反省点を胸に刻んだ。原監督は「いい対策を(講じて)次に出ると思うね。でも全般的には非常にいい調整をしている」と心配せず。同じく新加入のビーディ(前パイレーツ)は2回無安打無失点だった。打線が2安打の零封負けで、チームは対外試合6戦目にして初黒星となった。(谷川直之)

◆オリックスの杉本が、三回にオープン戦初打点となる適時打を放つなど、2打数2安打と調子を上げてきた。巨人の新外国人グリフィンを相手に快音を響かせ「メジャーでやっていたいい投手から打てて、少し自信になる。ゆったりと(球を)見られている」と手応えを口にした。主砲だった吉田の穴を埋めるには、一昨年の本塁打王の活躍が不可欠だ。「甘い球を仕留めること。打ち損じを減らしていきたい」と、さらに状態を高めていく構えだ。

◆オリックスの山崎颯が七回に登板した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のボールを使用し、丸から始まる巨人のクリーンアップを完璧に抑えた。日本代表の7日の強化試合ではサポートメンバーとして登板。「真っすぐはストライクゾーンに投げられているが、カーブがちょっと滑るので修正したい」と課題を挙げた。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ORIX
310 0.750
(↑0.083)
-
(↓1)
15
(+3)
9
(-)
1
(-)
2
(-)
0.234
(↓0.014)
2.250
(↑0.75)
1
(-)
巨人
310 0.750
(↓0.25)
0
(-)
15
(-)
11
(+3)
1
(-)
2
(-)
0.240
(↓0.052)
1.290
(↓0.29)
3
(1↓)
西武
211 0.667
(-)
0.5
(↓0.5)
14
(-)
6
(-)
1
(-)
6
(-)
0.226
(-)
1.540
(-)
3
(2↑)
ロッテ
212 0.667
(↑0.167)
0.5
(↓1)
11
(+3)
14
(+2)
2
(+1)
5
(-)
0.177
(↑0.001)
2.200
(↑0.55)
5
(3↓)
日本ハム
430 0.571
(↓0.096)
0.5
(-)
35
(-)
32
(+6)
9
(-)
11
(-)
0.253
(↓0.017)
3.690
(↓0.12)
6
(4↑)
阪神
330 0.500
(↑0.1)
1
(↑1)
26
(+6)
22
(-)
7
(+1)
3
(-)
0.213
(↑0.006)
3.400
(↑0.69)
6
(1↓)
ソフトバンク
221 0.500
(-)
1
(↑0.5)
21
(-)
20
(-)
6
(-)
1
(-)
0.278
(-)
4.000
(-)
6
(1↓)
広島
220 0.500
(-)
1
(↑0.5)
11
(-)
11
(-)
0
(-)
2
(-)
0.244
(-)
2.120
(-)
9
(1↓)
DeNA
340 0.429
(-)
1.5
(↑0.5)
19
(-)
22
(-)
1
(-)
2
(-)
0.204
(-)
2.550
(-)
10
(-)
ヤクルト
233 0.400
(-)
1.5
(↑0.5)
42
(-)
42
(-)
7
(-)
12
(-)
0.264
(-)
4.690
(-)
11
(3↓)
楽天
350 0.375
(↓0.054)
2
(-)
34
(+2)
41
(+3)
5
(-)
8
(-)
0.280
(↓0.011)
5.320
(↑0.35)
12
(-)
中日
031 0.000
(-)
2.5
(↑0.5)
11
(-)
24
(-)
3
(-)
0
(-)
0.197
(-)
4.890
(-)