楽天(★0対1☆)西武 =リーグ戦25回戦(2022.09.28)・楽天生命パーク宮城=
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西武
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楽天
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勝利投手:今井 達也(5勝1敗0S)
(セーブ:平良 海馬(1勝3敗9S))
敗戦投手:岸 孝之(8勝10敗0S)

本塁打
【西武】平沼 翔太(1号・5回表ソロ)

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◆投手戦を制した西武が4連勝。西武は0-0で迎えた5回表、平沼のソロで先制に成功する。投げては、先発・今井が8回無失点8奪三振の快投。最終回は2番手・平良が締め、今井は今季5勝目を挙げた。敗れた楽天は、先発・岸が力投を見せるも、打線が援護できなかった。

◆今季の西武山川穂高内野手(30)は楽天戦で打率2割9分6厘を残すが、楽天生命パークでは34打数14安打、7本塁打、12打点、打率4割1分2厘。同球場で無安打は6月25日だけで、現在7試合連続で安打を記録中。

◆伏兵の1発が均衡を破った。西武平沼翔太内野手(25)がプロ通算2本目となる先制の1号ソロを放った。0-0の5回1死。楽天岸の真ん中付近の128キロチェンジアップを捉えた。コンパクトに振り抜いた白球は角度よく右翼へ伸びていく。「三塁まで行けるかな」。さすがにフェンスを越えるとは思わなかったから、全力で走っていた。しかし、気持ちのこもった打球は自身が思った以上に飛んだ。スタンドの最前列に届いた。9番打者の思わぬ一撃が、CS進出を懸けた大一番を動かした。打球の行方を見届けた岸もがっくり肩を落とした。平沼は「とにかく塁に出てチャンスを作ろうと、コンパクトなスイングを意識して打席に入りました。ホームランになって良かったです」と振り返った。とにかく出塁を心がけていた意識が、最高の結果を生み出した。まさかの形に、ベンチも大盛り上がりだった。敦賀気比では15年センバツの優勝投手にもなった平沼の1発は、日本ハム時代の19年7月26日以来。昨季途中のトレードで移籍後は初だった。3年ぶりのアーチは最高の場面で飛び出した。【上田悠太】

◆楽天は0・5差で追う西武に敗れ、最短29日にCS進出の可能性が完全消滅する。先発岸が、1発に泣いた。1回に2安打を浴び、ピンチを招くも無失点。以降は4回まで無安打投球を続けた。しかし5回1死走者なし、カウント1-1から平沼に浮いた128キロチェンジアップを右翼席へ運ばれた。1号ソロで先制点を献上した。自身も通算150勝がかかるマウンドだった。「絶対に負けられないというのはわかっているので、相手や自身の記録は意識せず、チームが勝つことだけを意識してベストを尽くしたいと思います」。静かな闘志を燃やしてマウンドに立った。先制を許しても、表情を変えず、丁寧にコーナーを突く投球を続けた。8回5安打1失点。114球の熱投で、試合をつくり、先発投手としての仕事を果たした。しかし、打線が今井の前に沈黙。最後まで1点が重くのしかかった。

◆楽天は、最短で29日にCS進出の可能性が完全消滅する。3位西武との直接対決で、今季16度目の0封負け。先発岸を援護できなかった。3回に1死満塁のチャンスをつくったが、2番小深田が2球目を打ち上げて二飛。続く浅村は空振り三振。西武今井から4安打4四死球。走者は出したが打線がつながらず、石井GM兼監督は「ワンチャンスをいかせなかったところが、0点で封じ込められた部分」と唇をかんだ。岸は8回114球で5安打1失点。力投を続けていただけに、打線が応えたかった。指揮官は「結果として勝たせてあげられなかったというのは申し訳なかったと思います」とベテランに頭を下げた。痛すぎる敗戦で西武との差は1・5差。西武が残り2試合を全敗し、楽天が29日からのソフトバンク2連戦、10月2日オリックス戦に全勝しなければ2年連続のCS進出はかなわない。崖っぷちの状況だが、石井GM兼監督は「追い込まれた立場ではありますけど、まだチームとしてやるべきことができる。最善の努力をして、しっかりと向かっていきたい」。わずかな可能性にかけて、目の前の試合に挑む。【湯本勝大】○...楽天岸が、1発に泣いた。5回1死走者なしでカウント1-1から平沼に浮いた128キロチェンジアップを右翼席へ運ばれた。先制を許しても、表情を変えず、丁寧にコーナーを突く投球を続けた。「打たれたらしょうがないと思って、気持ちを込めてひたすら腕を振りました」と8回5安打1失点。114球の熱投も10敗目。通算150勝の節目はお預けとなった。

◆西武がCS進出に王手をかけた。今井達也投手(24)が8回を4安打無失点。0・5ゲーム差で追われていた4位楽天との直接対決で123球の熱投をみせ、5勝目を挙げた。「ゼロで抑えることが自分の仕事だと思っている。その点に関してはよかった」。3回は1死満塁のピンチを迎えたが、小深田を二飛、浅村を空振り三振。左打者6人が並ぶ楽天打線にスライダーを効果的に使い、切れ味抜群の直球で押した。これが今季9試合目の登板だった。先発ローテの軸として期待をされながら、離脱期間の方が長かった。その胸に刻まれた悔しさをぶつけた。右内転筋の張りなどで今シーズンの初登板は7月と出遅れた。8月26日オリックス戦の後に与えられた休養期間では体調不良も重なった。39度以上の熱が3日間続くなど体重は3キロ落ち、この日は約1カ月ぶりの登板だった。戦力になれなかった9月にチームは優勝争いから脱落。「いろんなところでローテーションを守れなかったことがすごく悔しかった」。チームに迷惑をかけてしまった。思うように投げられなかった分、勝負どころに懸ける思いも強かった。大一番で頼もしいピッチングを披露した。大きな1勝。CS進出の可能性はぐっと増した。「CSに出て挽回したいとの思い」が強くある。シーズンを通して働けなかった鬱憤(うっぷん)。それを少しでも晴らしていく。【上田悠太】西武が楽天に勝ち、3位確定まで「マジック1」とした。早ければ今日29日、楽天がソフトバンクに敗れれば、19年以来3年ぶりのCS進出となる。パ・リーグの順位決定法は勝率で並んだ場合、当該球団間の対戦成績で決めるため、西武と楽天が並べば勝ち越した西武が上位となる。

◆西武の平沼が3年ぶり、通算2本目の本塁打を放った。0―0の五回1死から岸の外寄りのチェンジアップを思い切り良く引っ張り、右翼席へ運ぶソロ。「打った瞬間、三塁まで行けるかなと思って一生懸命走った。ホームランになって良かった」と、仲間の祝福に笑顔を見せた。福井・敦賀気比高時代はエースとして2015年春の選抜大会優勝に貢献した。日本ハムでプロ入りし、西武に昨年8月にトレードで加入。出塁率アップを目標に掲げている中、「9番・三塁」で先発機会を得て「とにかく塁に出てチャンスをつくろうとコンパクトなスイングを意識して打席に入った」と、移籍後初アーチにつなげた。

◆パ・リーグ3位の西武が同4位の楽天を相手に競り勝った。先発の今井は8回4安打無失点で5勝目(1敗)。九回は平良が無失点で締め、楽天とのゲーム差を1・5に広げた。約1カ月ぶりの登板でで躍動した。西武先発の今井は気迫のこもった投球で楽天打線を寄せ付けず、スコアボードにゼロを並べた。意気込んで上がった敵地で負けられないマウンド。力のある真っすぐを主体に二回まで4三振を奪う上々の立ち上がりで、三回にピンチを背負った。先頭のギッテンスに左前打を浴びると味方の失策や四球などで1死満塁に。だが後続の小深田を二飛に仕留めると、浅村をフルカウントからスライダーで空振り三振に仕留め、マウンドで大きくガッツポーズを見せた。前回8月26日のオリックス戦(京セラ)では144球を投げ、9回2失点で4勝目をマーク。登板間隔を空けるために翌27日に登録抹消され、2軍で調整を続けていたが、アクシデントに見舞われた。39度を超える高熱が3日間ほど続き、自宅療養を余儀なくされ体重も2、3キロ落ちた。チームに貢献できず、「毎日家で見て応援していた」ともどかしい思いを口にした。8回4安打無失点。クライマックスシリーズ進出を争う楽天との大一番で、右腕がチームの期待に応えた。(石井孝尚)

◆4位・楽天はクライマックスシリーズ(CS)進出を争う3位・西武との今季最終戦で手痛い1敗。同16度目の零封負けで、自力でのCS進出の可能性が消滅した。先発の岸は8回5安打1失点にまとめるも、打線の援護なくプロ通算150勝目はお預け。五回、平沼にカウント1-1から甘く入った128キロのチェンジアップを捉えられた。決勝の1号ソロをライナーで右翼席へ運ばれ「全体的によかったです。あの本塁打だけですね」と悔やんだ。相手先発・今井、平良の継投の前に打線が沈黙。三回は満塁のチャンスを作ったが、あと一本が出なかった。これで西武とのゲーム差は1・5に拡大。石井監督は「残りの試合全部勝つつもりでしっかりやっていきたい。最善の努力をしてしっかりと向かっていきたいと思います」と前を向いた。

◆気迫の投球で圧倒した。西武・今井達也投手(24)が約1カ月ぶりの先発マウンドで、8回4安打無失点。5勝目を挙げ、クライマックスシリーズ(CS)進出を争う楽天を1・5ゲーム差に突き放した。「前半戦も投げられず、ローテーション守れなかったことがすごく悔しかった。ゼロで抑えることが自分の仕事だと思っているのでよかった」豊田投手コーチに「いけます」と志願して上がった八回は、2死一塁で浅村を直球で空振り三振。相手の主砲からこの日3個目の三振を奪い、ガッツポーズを決めた。今季は開幕直前に右内転筋の張りを発症。その後、左足首の捻挫などもあり前半戦は登板なしに終わった。前回8月26日のオリックス戦(京セラ)では144球を投げ9回2失点で4勝目をマークも、右腕を再びアクシデントが襲った。2軍で調整中に39度を超える発熱。ほぼ寝たきりの生活を5日間ほど強いられ、食事もろくにできず体重が2、3キロ落ちた。満を持して臨んだ復帰戦で期待に応え、チームは7連敗のあと4連勝。29日は試合がないが、4位・楽天がソフトバンク戦に敗れれば、3年ぶりのCS進出が決まる。「シーズンで投げられないことが多かった。その分、CSに出て挽回したい」。頼もしい右腕の復活とともにチームははい上がる。(石井孝尚)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
74632 0.540
(-)
M3
(-)
4541
(-)
458
(-)
104
(-)
82
(-)
0.256
(-)
3.070
(-)
2
(-)
ORIX
74652 0.532
(-)
1
(-)
2481
(-)
453
(-)
89
(-)
62
(-)
0.246
(-)
2.840
(-)
3
(-)
西武
71673 0.514
(↑0.003)
3.5
(↑0.5)
2459
(+1)
443
(-)
116
(+1)
59
(-)
0.230
(-)
2.760
(↑0.02)
4
(-)
楽天
69683 0.504
(↓0.003)
5
(↓0.5)
3526
(-)
507
(+1)
100
(-)
97
(-)
0.244
(-)
3.440
(↑0.02)
5
(-)
ロッテ
68721 0.486
(↑0.004)
7.5
(↑0.5)
2493
(+11)
529
(+3)
96
(+3)
130
(+2)
0.230
(-)
3.390
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
58813 0.417
(↓0.003)
17
(↓0.5)
1459
(+3)
532
(+11)
100
(+1)
93
(-)
0.234
(-)
3.470
(↓0.05)