DeNA(☆8対3★)中日 =リーグ戦22回戦(2022.09.27)・横浜スタジアム=
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中日
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DeNA
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勝利投手:入江 大生(5勝1敗0S)
敗戦投手:清水 達也(3勝3敗1S)

本塁打
【中日】ビシエド(14号・4回表ソロ)
【DeNA】宮﨑 敏郎(16号・4回裏ソロ),ソト(16号・4回裏ソロ)

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◆DeNAは2点を追う4回裏、宮崎とソトの2者連続本塁打が飛び出し、試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた8回には、桑原と牧の適時打などで一挙5点を奪い、相手を突き放した。投げては、3番手・入江が今季5勝目。敗れた中日は、6番手・清水が誤算だった。

◆2位が確定したDeNAは3番佐野、4番牧、5番宮崎と不動のクリーンアップをスタメンに並べ、中日戦に臨む。25日に首位ヤクルトとの直接対決に敗れ、2年連続で目の前で胴上げされたが、3年ぶりの2位が決定し、8日からのCSファーストステージは横浜スタジアムでの開催が決まった。三浦大輔監督(48)は試合前の取材で「もう切り替えてますよ。レギュラーシーズン残ってますけど、CSに向けて、気持ちは切り替わっています」と切り替えを強調した。

◆DeNAエドウィン・エスコバー投手(30)が、中日戦のベンチ入りメンバーから外れた。今季は、伊勢とともに不動のセットアッパーとして、シーズン開幕からフル回転。67試合に登板し、4勝2敗、34ホールド、防御率2・21。25日のヤクルト戦でサヨナラ打を浴びるなど、やや疲れも見え始める中で、CSに向け、残り7試合はコンディションを整えながら、登板していくとみられる。

◆DeNAが、ヤクルトに2年連続で目の前で胴上げを許した悔しさを吹っ切るかのように、中日戦で2者連続アーチでスタンドを沸かせた。2点ビハインドの4回無死、先頭の宮崎敏郎が左翼席へ16号ソロ。次打者のソトも初球のスライダーを弾丸ライナーで16号を左翼席最前列に運んだ。ソトは「ストレートに合わせていましたが、うまく変化球に反応することができました」とコメントした。9月に入って、「ハマのプーさん」が、アーチを量産する。宮崎は4回のソロが今月7本目の本塁打。「2点差だったので、出塁することを意識していましたが、一番いい結果となり、よかったです」と振り返ったように、つなぎの意識が本塁打につながった。「うまく風に乗ってくれました」と付け加えたが、通算1000安打を達成した宮崎の卓越した技術を感じさせる1発だった。

◆DeNAが中日に逆転勝ちし、3年ぶりにシーズンの勝ち越しを決めた。2点を追いかける4回、宮崎、ソトの2者連続のソロで同点。8回1死満塁から、桑原が勝ち越しの2点適時打を放った。さらには、佐野が押し出しの四球を選び、牧の2点適時打でダメ押しした。チームは25日のヤクルト戦にサヨナラ負けを喫し、2年連続で目の前で胴上げされたが、気持ちを切り替え、7連戦の初戦を白星で飾った。練習前のミーティングで「次の目標に切り替えて、CSから日本一を目指そう」と伝えた三浦監督は「非常にいい入り方をできたと思います。集中してできてましたし、切り替えて、今日のグラウンドに来てくれましたし、試合の中でもみんな集中してできたと思います」と評価した。▽DeNA宮崎(4回に今月7本目の16号ソロ)「出塁することを意識していましたが、一番いい結果となりよかったです」▽DeNAソト(4回に宮崎のソロに続き、2者連続の16号ソロ)「速球に合わせていたが、うまく変化球に反応することができた」

◆人気ユニット「Def Tech」が、DeNA-中日22回戦(横浜)の試合後にライブパフォーマンスを実施した。ヒット曲「My Way」などをグラウンドで熱唱し、ペンライトで青色に染まったスタンドから大きな拍手を浴びた。当初は、イベント「BLUE☆LIGHT SERIES 2022 Supported by nojima」の初日の7月5日の中日戦で来場予定だったが、雨天中止でこの日に振り替えられた。

◆中日のCS進出が完全消滅し、2年連続のBクラスが確定した。今季未勝利の先発勝野が2点リードを守り切れず、4回途中3失点で降板。その後はリリーフ陣が踏ん張ったが、同点の8回に守備の乱れもあり5点を失い、大敗した。立浪監督は「(CS進出の)可能性はゼロじゃなかった。最後5試合を全力で頑張れば、というところだった。同点から、淡泊な攻撃の流れが、DeNAに流れを持っていかせた」と、就任1年目でのBクラス確定にため息をついた。3年契約の立浪監督の続投は、基本路線で決定済み。沖縄秋季キャンプのメンバー調整や、ドラフト会議に向けての編成会議へ出席も予定している。「今日の負け方は今年を象徴している。もっと意識を変えて行けるように、自分も選手もやっていきたい」。チームは10年連続でCS進出から遠ざかる。指揮官は巻き返しの2年目をにらんでいる。▽中日岡林(3回先制二塁打で155安打目。安打数首位を維持)「最多安打についてはシーズンが終わってから考えます。明日、どうすれば勝てるか考えてがんばります」▽中日ロドリゲス(38ホールド目を挙げ、阪神湯浅と並ぶ43ホールドポイントの首位を維持)「自分でピンチを作ったが、何とか抑えることはできた」

◆中日大島洋平が打率3割1分9厘に上げ、打率トップのヤクルト村上に1厘差に肉薄した。この日は3回の中前適時打を含む4打数2安打。初の首位打者を射程に入れたベテランは、「自分のことよりも、とにかく必死にやっていきたい」とキッパリ。野手キャプテンも務める大島は、残り4試合も全力でチームの勝利のためにプレーすることを強調した。

◆3年ぶりのセ・リーグ2位が確定したDeNA。試合前に三浦大輔監督(48)が慣例の報道陣の代表囲み取材に応じ「残りレギュラーシーズン残っていますけど、CSに向けて気持ちは切り替わってます」と語った。今季残り7試合の位置づけについて「CSに向けての7試合という位置づけで準備して、どういう風に入っていけるのか。もちろん、だからといって負けていいわけじゃないですし、勝ちにいくなかで、そういうことを踏まえて勝ちにいきます」と説明した。

◆最多安打のタイトルを争う中日の岡林が三回2死二塁で詰まりながらも左翼線上に落とす適時二塁打を放った。今季155本目となり、立浪監督が現役時代に同じ高卒3年目で打った数に並んで「当たりは良くなかったけど、何とかフェアグラウンドに落ちてくれた」と振り返った。25日までの巨人3連戦で14打数8安打の固め打ちを見せ、安打数で一気にトップに立った。簡単に打ち取られない打撃が目立ち、この打席も追い込まれてからの厳しい低めの変化球をバットの先でファウル。最後は内角直球をヒットゾーンに運んだ。(横浜)

◆25日のヤクルト戦(神宮)に敗れ、今季の2位が確定したDeNA。休養日を挟み、クライマックスシリーズ(CS)突破からの日本一へと目標を切り替えて、新たな一歩を踏み出した。CSまで今季最後の7連戦の位置づけについて、三浦監督は「CSに向けての7試合という位置づけで準備して、どういう風に入っていけるのか。もちろん、だからといって負けていいわけじゃないですし、勝ちにいくなかで、そういうことを踏まえて勝ちにいきます」と明かした。スタメンは1番・桑原に始まり、3番・佐野、4番・牧、5番・宮崎、6番・ソト...と、順位確定前とほとんど変わらない不動のオーダーで臨んだ。最終決戦へ向けて状態の向上が望まれる主軸のバットが火を噴いた。1―3の四回、先頭でまずは宮崎が左翼席へ16号ソロ。打球角度46度、最高到達点44メートルと滞空時間の長い一発に「うまく風に乗ってくれた」と語った。続くソトは打球角度20度の弾丸ライナーで左翼席へ16号ソロを突き刺した。「うまく変化球に対応することができた」と胸を張った。八回にも桑原の2点打などで加点した。レギュラーシーズンでは投手陣が奮闘し、昨季最下位から3年ぶりの2位に躍進したDeNA。CSでは自慢の強力打線爆発に期待がかかる。

◆DeNAが一発攻勢で試合を振り出しに戻した。1―3の四回、先頭でまずは宮崎が左翼席へ16号ソロ。続くソトが弾丸ライナーで左翼席へ16号ソロを突き刺した。宮崎は「うまく風に乗ってくれた」と風に感謝。ソトは「直球に合わせていて、うまく変化球に対応できた」と満足そうだった。同点に追いついた打線は八回に4安打に守りのミス、3四球を絡めて一挙5得点。改めて一発の効果を表した試合になった。DeNAはすでに今季の2位が確定。それでも1番桑原、3番佐野、4番牧、5番宮崎、6番ソト...と不動のオーダーで臨んだ。

◆DeNA・桑原将志外野手(29)が3―3の八回1死満塁で、清水の初球のフォークボールを捉え、決勝の2点打とした。「すごくおいしい場面。何回も得点圏の好機を僕がつぶしてしまい、みんながつないでくれた思いを何とか形にしたいと思っていた」と拳を握った。不動の1番打者は「目の前の試合を戦わないことには先はない。集中力を持ってやっていく」と最後までチームを引っ張る覚悟を示した。

◆DeNAは3年ぶりにシーズン勝ち越しを決めた。3―3の八回に5得点の猛攻。1死満塁から桑原が左越えに勝ち越しの2点適時打を放つと、佐野の押し出し四球、牧の2点適時打と畳みかけ勝利をもぎ取った。25日に目の前でヤクルトに優勝を決められ、既に進出を決めているクライマックスシリーズ(CS)に向けての再スタート。桑原は「目の前の試合をしっかり戦わないことには先はない」と気持ちは切り替わっている様子だ。三浦監督は「次の目標に向かって、全員がまた集中してくれた」とうなずいた。

◆同点の八回、怒涛(どとう)の5得点。DeNAは終盤に中日を突き放した。今季71勝64敗2分け。6試合を残し、3年ぶりにシーズン勝ち越しを決めた。25日に目の前でヤクルトに優勝を決められ、既に進出を決めているクライマックスシリーズ(CS)に向けての再スタート。三浦大輔監督(48)は全体練習前のミーティングで「目標としていたリーグ優勝はできなかったが、CSから日本一を目指そう」と鼓舞。白星をつかんだ選手をたたえ「次の目標に向かって、全員がまた集中してやってくれた」とうなずいた。指揮官の思いに、主将が呼応した。佐野が2安打を放ち、チャンスでは冷静に2つの押し出し四球を選んで2打点をマーク。今季154安打とし、トップの岡林(中日)に1本差のリーグ2位タイに浮上。岡林より2試合、並んでいる中野と近本(いずれも阪神)より4試合多く残しており、最多安打のタイトル獲得を視界に捉えた。3年前は代打の切り札だった佐野がチームの中心となって昨季の最下位から躍進し、年間の勝ち越しを決めた。それでも「勝ち越したことで満足はできない」と指揮官。3年ぶりに本拠地の横浜スタジアムで開催されるCSへ向け、再び歩み出す。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
77583 0.570
(↓0.005)
優勝
(-)
5597
(+1)
554
(+4)
167
(+1)
69
(-)
0.250
(↓0.001)
3.570
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
71642 0.526
(↑0.004)
6
(↑1)
6485
(+8)
515
(+3)
114
(+2)
49
(-)
0.252
(↑0.001
3.490
(↑0.01)
3
(1↑)
阪神
67713 0.486
(↑0.004)
11.5
(↑1)
2484
(+4)
424
(+1)
83
(+1)
107
(+1)
0.244
(-)
2.690
(↑0.01)
3
(-)
巨人
67713 0.486
(-)
11.5
(↑0.5)
2545
(-)
586
(-)
163
(-)
64
(-)
0.244
(-)
3.720
(-)
5
(1↓)
広島
66713 0.482
(-)
12
(↑0.5)
3547
(-)
531
(-)
89
(-)
26
(-)
0.258
(-)
3.530
(-)
6
(-)
中日
63742 0.460
(↓0.003)
15
(-)
4403
(+3)
488
(+8)
62
(+1)
62
(-)
0.247
(↑0.001
3.330
(↓0.03)