広島(★3対5☆)中日 =リーグ戦24回戦(2022.09.20)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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中日
100100100025700
広島
3000000000031021
勝利投手:藤嶋 健人(2勝1敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(4勝3敗35S))
敗戦投手:栗林 良吏(0勝2敗31S)

本塁打
【広島】マクブルーム(17号・1回裏3ラン)

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◆中日が延長戦を制した。中日は1点を追う7回表、阿部の適時二塁打で同点とする。そのまま迎えた延長11回には、岡林の適時二塁打などで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、6番手・藤嶋が今季2勝目。敗れた広島は、打線が2回以降無得点と振るわなかった。

◆広島ライアン・マクブルーム内野手(30)が17号3ランを放ち、4試合連続打点をマークした。1点を追う1回1死一、二塁から右翼席に運んだ。3回の投手強襲安打で先発復帰した14日から4戦連続複数安打とした。重圧がかかるCS争いの中、延長戦へ。勝てばマツダスタジアム通算500勝だったが、11回表に2点を失い、惜しくも敗れた。それでも4番は好調を維持している。重圧が増す中、助っ人の存在感が増している。1点を先制された1回。1死一、二塁でマクブルームが快音を響かせた。中日柳の外角真っすぐを逆らわずに右翼方向へ。角度良く上がった打球は風にも乗り、そのままスタンドイン。17号逆転3ランとなった。「とにかく積極的に行こうと思っていました。結果的に最高の結果になって良かったです」先発復帰した14日阪神戦から4戦連続打点と勝負強さが際立つ。今季ただ1人の外国人野手として広島打線をけん引してきた。8日中日戦から5試合続けて先発から外れた。「苦しい時期は必ず来る。そういったときには4つも5つも考えないように。その日感じたことを反省し、明日は1つのことを克服しようとする。そういうことを繰り返しています」シンプル思考で不振を脱却。3回の投手強襲安打で、先発復帰した14日阪神戦から4戦連続複数安打とした。強力な援軍が復調のきっかけとなった。今月中旬にエルドレッド駐米スカウトが来日した。「久しぶりに会って、すごくいい時間を過ごせた。アドバイスというよりも、日本に来てどうだという会話をして、励ましてもらった」現役選手の13年に広島を球団初のCSに導いた担当スカウトのアドバイスもあり、そこから連続安打は始まった。試合は延長の激闘となった。11回表に勝ち越しを許し、CS争いから1歩後退も、下を向いている時間はない。巨人、阪神との三つどもえのCS争いに「今この状況がクライマックスシリーズのような形で戦っている」と強い決意を口にする。21日は敵地でCS争いをする阪神との一戦。甲子園での打率3割5分3厘と得意とする4番に打線のけん引役が期待される。【前原淳】○...森下がCS進出を争う阪神との一戦に先発する。1週間前に対戦した前回14日阪神戦は6回途中6失点だった。自己最多タイ10勝目を手にした8月16日中日戦以降、白星から遠ざかる。再戦となる大事な当番を前に「1番からいい打者がそろっている。線にしないように1人1人抑えていきたい。同じことを繰り返さないようにしたい」とリベンジを誓った。○...栗林が2イニング目の延長11回に2失点して、今季2敗目を喫した。5回途中降板の先発九里ら投手陣が計11四死球。2失策に加え、走塁ミスやバントミスも響いた。延長10回から登板の守護神は11回に先頭への四球からピンチを招き、失点を重ねた。佐々岡監督は「栗林で負けたということはしょうがない。2イニング目を行かせた僕の責任です」と責めなかった。連勝が止まり3位巨人に1ゲーム差。CS争いから1歩後退した。

◆中日が4時間38分の激戦を制し、引き分けを挟み3連勝。3-3の延長11回2死一、二塁で広島7番手の守護神栗林から岡林の決勝左翼線二塁打などで2点を勝ち越した。岡林は4月2日のサヨナラ内野安打を含め栗林に2打数2安打2打点。「走っているときはガッツポーズのことだけ考えていた。チャンスで打てるのは自信になる」と、栗林キラーは笑顔を振りまいた。▽中日立浪監督(今季飛躍の投打若手2人に)「(岡林は)勝負どころで打ってくれるので頼もしい。(50試合30ホールドの清水に)初めてのフルシーズン。非常に彼の働きは大きい」▽中日清水(50試合30ホールド達成)「どっちも目標だった。達成できたのはうれしい。相手に粘られたが、自分も粘っていた。そこは成長できた」▽中日ロドリゲス(首位阪神湯浅に1差の40ホールドポイント)「チームの勝利に貢献できて良かった」

◆中日柳裕也投手(28)が3試合ぶりの白星を逃した。初回に広島マクブルームに逆転3ランを許したが、2回以降は5回まで無失点。1点を追う展開で、107球を投げ5回7安打3失点で降板した。「先制点をもらった直後に失点してしまい試合の雰囲気を重くした。短いイニングで降板し、自分の仕事が果たせなかった」。2試合連続KOから自身の連敗ストップに挑んだが、結果を出せずに肩を落とした。

◆広島が延長11回の末に敗れた。1点を追う1回に4番マクブルームの3ランで逆転するも、その後は走塁ミスやバントミスが響いて追加点を奪えなかった。5回途中降板の先発九里ら投手陣が計11四死球。2失策も重なった。勝ちパターンの2投手がそろってイニングまたぎする総力戦も、延長11回に守護神栗林良吏が2失点。チームの連勝が止まり3位巨人に1ゲーム差と、CS争いから1歩後退した。佐々岡真司監督(55)の試合後の談話は以下の通り。-最後は栗林投手が失点佐々岡監督 あそこはもう栗林しかいないということで、今日はイニングまたぎをした。栗林で負けたということはしょうがない。これは、2イニング目行かせた僕の責任です。-投手全体で11四死球佐々岡監督 そうですね。攻めた結果であるんでしょうけど、もったいないと言えばもったいない。攻める気持ちは大切ですけど、結果をみればもったいない。-走塁ミスとバントミスも響いた佐々岡監督 ノーアウトだったのでね。暴走と好走の(紙一重)というところ。ノーアウトだったので、あそこは無理する必要はなかったかなと思います。-8回の好機で小園選手、磯村選手をそのまま打席に佐々岡監督 磯村のところで松山(を代打)というのも考えたけど、一塁が空いていたら歩かされるというのもある。松山を歩かされたら...と、いろいろ考えた中でそのまま行かせた。-ベンチを外れた野間選手は佐々岡監督 何らかのアクシデントが練習中にあって、今日は上がりにしました。明日以降はまた様子を見ながら。そこまでひどいことではないと思います。-21日は移動試合で阪神戦佐々岡監督 もう5試合なので、切り替えて1戦1戦。一戦必勝でいくしかないと思います。

◆中日が4時間38分の激戦を制し、引き分けを挟み3連勝とした。3-3の延長11回2死一、二塁で広島7番手の守護神栗林から岡林勇希外野手(20)が左翼線へ適時二塁打を運んで勝ち越し、さらに1点を加え逃げ切った。先発柳が5回3失点で粘り、清水が50試合目で30ホールドを挙げるなどリリーフ6人がゼロを並べ勝利に貢献した。試合後の立浪監督の一問一答は以下の通り。-岡林が栗林から決勝打「それまで(の5打席は)打ててなかったけど、ああいう勝負どころで、打てないときでも打ってくれるのは、非常に頼もしい」-4月も栗林からサヨナラ安打を打って2打数2安打2打点「(栗林は)イニングまたぎをしていたし、多少は疲れもった。あそこはよう本当打ちましたね」-リリーフも0を並べた「越せるところで越せなかった。中継ぎが、この逆転を呼びこんでくれた」-清水は50試合30ホールド「初めてのフルシーズン。今年から中継ぎ(に配置換え)で、働きはずっと(いい)。あと10試合だが、ここからも大事。非常に彼の働きは大きい」-高橋周を途中から起用した「(打撃)フォーム(修正)を波留コーチとやっている。ちょっとずつ良い形にはなってきた。もう1人打てる人が出てこないと。チャンスなんで使ったが、あそこ(11回先頭)はよう四球をとってくれた。よく見極めたという四球。先頭で出たのはよかった」-柳は5回3失点「立ち上がりは、本人も意識している。このところうまくいってないが、柳ぐらいになればなんとか克服していかないと。その後は、5回までよく投げてくれた」-大島と岡林の打順を入れ替えた「相性で。数字のデータははっきり出るんで。大島が(九里を)非常によく打ってる。1、2番入れ替えました」-17日の試合で選手交代の通告を怠り、NPBから厳重注意を受けた「自分ではしたつもりだったんですけど、そのままリクエストに入ってしまったので。以後、はっきりと伝えるように、気をつけます」

◆広島・森下暢仁投手(25)が21日の阪神戦(甲子園)に先発する。クライマックスシリーズ進出を争うライバルとの大一番に「ゼロを並べるだけ。しっかり勝てるようにしたい」と意気込んだ。前回14日の阪神戦(甲子園)は5回?を7安打6失点で黒星を喫しており、リベンジに燃えている。

◆広島・野間峻祥外野手(29)がスタメン落ちどころか、ベンチ入りメンバーからも外れた。試合前練習に参加しており、何らかのアクシデントがあったとみられる。今季は規定打席には届いていないものの81試合に出場し打率・313、0本塁打、16打点、7盗塁の好成績を残している。

◆広島のマクブルームが2試合連発となる17号3ランを放った。0―1の一回1死一、二塁で中日・柳の外角真っすぐを捉えると、打球は追い風に乗って右翼フェンスを越え「積極的にいこうと思った。最高の結果になった」とうなずいた。直前の一塁守備でけん制球をはじいて二塁進塁を許す失策があった。自身のミスが絡んで1点を先制された直後の攻撃で名誉挽回の一撃。「できることを全て出し切って、勝利に貢献したい」と4番らしい働きを見せている。

◆広島・九里亜蓮投手(31)は5四死球と制球に苦しみ4回?を4安打2失点で降板。勝利投手の権利まであとアウト1つの3─2の五回2死から阿部、ビシエドに連続四球を与えて降板し「最低限の5回を投げ切ることができなくて悔しい。中継ぎ陣に負担をかけてしまって申し訳ない」と唇をかんだ。6勝8敗のままで、自身のマツダ通算30勝目はお預けとなった。

◆中日が1分けを挟んで3連勝。3―3の延長十一回に岡林の適時二塁打などで2点を勝ち越した。6番手の藤嶋が2勝目、R・マルティネスが35セーブ目を挙げた。広島は4位に後退。7番手の栗林が2イニング目に入って崩れた。

◆広島は守護神の栗林が2イニング目に打たれた。3―3の延長十回に登板して三者凡退に抑えたが、続く十一回に2失点した。クライマックスシリーズ(CS)進出を目指す中で最下位相手に取りこぼし、チームは4位に後退した。十一回は先頭打者への四球から招いた2死一、二塁から岡林に低めの変化球を左翼線へ運ばれて勝ち越され、さらにもう1点を失った。佐々岡監督は「栗林で負けたということは、しょうがない」と自身に言い聞かせるように話した。

◆広島が延長戦で敗れ4位転落した。守護神・栗林が2イニング目の3─3の延長十一回につかまり、1回?を2安打2失点で2敗目。試合後の佐々岡真司監督(55)の一問一答は次の通り。──最後は栗林が失点「あそこはもう、栗林しかいないということで、今日はイニングまたぎをした。栗林で負けたということはしようがない。これは、2イニング目をいかせた僕の責任です」──8投手が11四死球「そうですね。攻めた結果であるんでしょうけど、もったいないと言えばもったいない。攻める気持ちは大切ですけど、結果をみればもったいない」──三回は西川が走塁ミス、六回は磯村がバントミスと響いた「(三回無死一塁でマクブルームの投手安打を放ったときは)ノーアウトだったのでね。暴走と好走の(紙一重)というところで、結果だけ見れば暴走になるだろうし。ノーアウトだったので、あそこは無理する必要はなかったかなと思います」──栗林と矢崎の勝ちパターンがともに回またぎ。21日の阪神戦(甲子園)の影響は「もう当然、そういう覚悟の中で今日投げさせているし、こちらはもう負けられない気持ちでやっていますので、明日も(起用する)。気持ちを切り替えて」──八回1死二塁の好機は代打を使わず小園、磯村をそのまま打席に「磯村のところで松山(を代打)というのも考えたけど、一塁が空いていたら歩かされるというのもある。松山を歩かされたら...と、いろいろ考えた中でそのままいかせた」──野間がベンチ入りから外れた「何らかのアクシデントが練習中にあって、頭でいけないという判断の中で、今日は上がりにしましたけど、明日以降はまた様子を見ながら。そこまでひどいことではないと思います」──21日は移動日で阪神戦(甲子園)「もう5試合なので、切り替えて1戦1戦。一戦必勝でいくしかないと思います」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
74553 0.574
(↓0.004)
M6
(-)
11575
(+4)
536
(+5)
160
(-)
67
(-)
0.252
(↑0.001)
3.590
(-)
2
(-)
DeNA
68612 0.527
(↑0.004)
6
(↑1)
12464
(+5)
495
(+4)
105
(+1)
48
(-)
0.252
(↑0.001)
3.500
(↓0.01)
3
(2↑)
巨人
65683 0.489
(↑0.004)
11
(↑1)
7532
(+5)
570
(+4)
161
(+2)
63
(-)
0.245
(-)
3.740
(-)
4
(1↓)
阪神
65703 0.481
(↓0.004)
12
(-)
5469
(+4)
410
(+5)
79
(+1)
104
(+1)
0.244
(-)
2.660
(↓0.02)
4
(1↓)
広島
65703 0.481
(↓0.004)
12
(-)
5534
(+3)
520
(+5)
86
(+1)
26
(-)
0.257
(-)
3.510
(-)
6
(-)
中日
60712 0.458
(↑0.004)
15
(↑1)
10383
(+5)
463
(+3)
60
(-)
58
(+1)
0.246
(-)
3.310
(-)