オリックス(☆3対2★)日本ハム =リーグ戦24回戦(2022.09.15)・京セラドーム大阪=
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日本ハム
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ORIX
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勝利投手:吉田 凌(1勝1敗0S)
敗戦投手:堀 瑞輝(1勝5敗5S)
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◆オリックスがサヨナラ勝利。オリックスは1-1で迎えた8回裏、代打・西野の適時打で勝ち越しに成功する。直後に同点とされるも、延長12回に代打・若月が適時二塁打を放ち、試合を決めた。投げては、8番手・吉田凌が今季初勝利。敗れた日本ハムは、8番手・堀が踏ん張れなかった。

◆日本ハム中島卓也内野手(31)が、プロ14年目で初めて「1番中堅」でスタメン入りした。外野守備に就くのは、キャリア2度目。14年7月8日楽天戦(コボスタ宮城)で左翼を守り、今年9月13日ロッテ戦(ZOZOマリン)で、途中出場でプロ初の中堅守備に就いた。新庄剛志監督(50)は「中島君のセンター。(ボールを)捕ってくれたらセンターを駆け回ってほしいなっていう」と話していた。

◆オリックスファンで知られる、お笑いコンビ「ハイヒール」のモモコ(58)が始球式を務めた。プレートから少しずつ近づいていき、真ん中付近から投球したがワンバウンド。近鉄時代に2度、オリックスで2度の始球式経験があるモモコは「もっと近づいてやろうと思ったけど、(場内から)笑いがあったので、やめました。言うても、いい年齢なのでなかなかキツいものがありました。でも4回とも短パンで頑張りました。イメージは石原さとみちゃん」と満足そうだった。今季も優勝争いを展開するオリックス。「行くと思っています。信じています。あとはラオウ君が打ち出したら間違いない。去年と同じくスケジュール空けております」と願った。

◆先発した日本ハム根本悠楓投手が好投したが、目標の3勝目はお預けとなった。立ち上がりは不安定だったが、3回以降は立ち直って6回途中まで4安打1失点で降板。「初回の入りが悪く、相手チームに流れを奪われそうになってしまいましたが、途中からしっかりと修正することができました」と、勝ち星は得られずも手応えは得ていた。

◆オリックスがサヨナラ勝ちで首位ソフトバンクに2ゲーム差で食らいついた。中嶋聡監督(53)の代打策がズバズバ当たった。延長12回1死二塁から佐野皓の代打には若月。舞い上がった打球は、前進守備の右翼の頭上を越えた。プロ初のサヨナラ打。ヘルメットを高々と放り投げて喜びに浸ったヒーローと同じくらい、指揮官も興奮していた。両こぶしを何度も握り締めた。「12回まで来て、勝てたことがすべてです。あとが少ないわけですから(引き分けとは)全然違うと思います」。粘り勝ちを喜んだ。延長10回、中嶋監督は若月に「12回まで寝てていいぞ」と笑いかけた。試合展開や相手ブルペン、打順などを勘案しながら、先の先まで読んでいた。12回、左腕の堀が登板すると若月は「自分かな」と一気に気持ちを高めた。「いつもは代打を出される側なので新鮮だった」と照れ笑いした26歳だが、実は得点圏打率4割3分3厘。もちろん、打撃好調を把握した上での「切り札」指名だった。これだけではない。1-1の8回2死満塁では代打西野が鮮やかな左前打で応え、一時勝ち越しに成功。決して不調ではない紅林への代打だった。右肋骨(ろっこつ)骨折で離脱した安達の代わりに、昇格した太田がサヨナラにつながる二塁打。用兵の妙は中嶋監督の面目躍如だ。9回に抑えの平野佳が打たれ追いつかれる嫌な展開を吹き飛ばした。6連戦の初戦でも8投手をつぎ込み、勝利をもぎ取った。17日からはマジック点灯のソフトバンクと直接対決3連戦(京セラドーム大阪)が控える。最大のヤマ場を前にして大きな1勝だった。【柏原誠】▽オリックス中嶋監督 12回まで来て、勝てたことがすべて。それ以外は何もないです。(代打陣は)場面、場面で出しているが、本当にいい仕事をしてくれている。▽オリックス若月 いつも代打を出される方が多かったので、自分が行くのが新鮮な気持ちだった。プロでサヨナラを打つのが初めてなのでうれしかった。▽オリックス太田(昇格即先発でサヨナラにつながる二塁打)「最高にうれしかった。安達さんの代わりは務まらないが、しっかり自分の長所を生かしたい」○...先発山岡が6回1失点と久しぶりに本来の投球を見せた。得意のスライダーを正確に制球し、最少失点に抑えた。新型コロナ陽性で7月下旬から離脱。後半戦初勝利は果たせなかったが「なんとか最低限、ゲームを作れたのはよかったけど、先制点を取った直後に失点してしまった。反省しないと」。先発陣の踏ん張りが欠かせない中、明るい材料だ。

◆日本ハムが今季7度目のサヨナラ負けで4年連続の5位以下が確定した。1点を追う9回、スタメンから外して"休養"を与えていた打率1位の松本剛が代打で右前打。広がった好機で代打清宮が同点犠飛を放って意地を見せたが、最後は延長12回に力尽きた。新庄監督も「いいゲームでしたけどね...」と、悔しそうに振り返った。

◆オリックスが延長12回サヨナラ勝ちを収めた。首位ソフトバンクに食らいついた。延長12回、1死二塁から代打若月健矢捕手(26)が右越えに決勝の二塁打。接戦に終止符を打つプロ初のサヨナラ打だった。同点の8回、一時勝ち越し打を放った西野真弘内野手(32)も代打だった。代打策を次々と成功させた中嶋聡監督(53)は「場面、場面で出してるわけですけど、本当にいい仕事をしてくれた」とほめたたえた。ソフトバンクにマジックが点灯した節目の1日。引き分けでも状況が厳しくなっていく中で大きな勝利になった。9回に抑えの平野佳寿投手(38)で逃げ切りに失敗。6連戦の初戦にもかかわらず、投手8人をつぎ込む総力戦になった。「12回まで来て、勝てたことがすべてです」との言葉にも実感がこもった。代打陣の活躍を喜ぶ一方で、先発メンバーにも奮起を促した。「代打は代打で難しいと思うが、先に行っているメンバーがしっかり打ってほしい。もうちょっと強い気持ちでゲームに入っていかないと。もう1段階、2段階、上のことを考えていかないといけない。残り10試合しかない。絶対、後悔してほしくないので思い切ってやってほしい」と口調を強めた。13日の楽天戦から2戦連続で延長12回を戦った。粘りを見せている中継ぎ陣には「本当、仙台からよく頑張ってます。みんな『ド必死』に抑えにいっている。息を切らさないようにしたいんですけど、勝負どころなので。思い切って行きます」とハッパをかけた。

◆日本ハム中島卓也内野手(31)が、プロ14年目で初めて「1番中堅」で先発出場した。持ち前の俊足生かし、そつなく守備をこなした。3回1死二、三塁では一時同点の中前適時打を放った。適時打は5月8日西武戦(ベルーナドーム)以来。チームは延長12回の死闘の末、サヨナラ負けを喫し、5位以下が確定した。新鮮な景色を目に焼き付け、躍動した。プロ14年目の中島が「1番中堅」で、初めてスタメン出場を果たした。「本当に守るとは...ビックリしました」と近藤から借りたグラブを手に、外野へ駆けだした。13日ロッテ戦(ZOZOマリン)では途中出場で、プロで初めて中堅の守備に就いた。外野守備はキャリア3度目。新庄監督からの「とにかく走り回って」との言葉を胸に、「楽しい感じで僕は守っています」と笑った。1点を追う3回1死二、三塁では前進守備の内野陣をかいくぐり、中前へはじき返した。試合を振り出しに戻す、価値ある一打を放った。球団を通じて「センター頑張ります!」と発信。普段は闘志を前面に押し出すタイプではないが、気合に満ちていた。新庄監督は「センスある足の動きをしていた」と高評価。3回2死一塁、宗の打球を好捕したシーンを挙げて、褒めたたえた。「十分、守らせられる選手ですね。外野で自由に走り回らせた方が、バッティングも良くなっていくんじゃないかなと今日は感じた。ランナーに出たら、どんどん、どんどん走ってくれるしね」と期待を膨らませる姿を見せた。3打数1安打1打点、2四球でフル出場を果たした。15年には遊撃手部門でベストナインを獲得。「(中堅を守ることで)いろんな野球観とかも付いてくると思う。来年に向けて、いい経験にしたい」。若手の台頭目覚ましい内野手の枠を超え、外野での出場機会も見いだしていく。【田中彩友美】○...細川が今季初安打を放った。今季3度目の昇格を果たすと新庄監督からは「結果を気にせずに野球を楽しめ」と言われた。「9番三塁」で即スタメン起用され、3回の第1打席で左中間を破る二塁打を放ってガッツポーズ。今季は2軍生活が長かったが、「自分が今できる精いっぱいの全力のプレーを1日1日やるだけだと思います」と、残り試合での猛アピールを誓った。○...スタメンから外れた清宮が、土壇場で同点犠飛を放った。1点を追う9回1死一、三塁で代打起用され、新庄監督の期待に応えた。三塁側ベンチへ戻るとBIGBOSSも清宮の頭をポンッとたたいて笑顔。延長11回にも安打を放って意地を見せた清宮は「チャンスをつくってくれた皆さんのおかげで、追いつくことができたと思います」と振り返った。

◆日本ハムは1点を追う9回に同点に追い付く粘りを見せたが、最後は延長12回に今季7度目のサヨナラ負け。4年連続の5位以下が確定した。BIGBOSSこと新庄剛志監督(50)の試合後の主な一問一答は以下の通り。新庄監督 いいゲームでしたけどね...。-中島が1番中堅でフル出場新庄監督 ね。センスある足の動きをしていた。いいプレーが1個(3回の宗の中飛)あったので。まあ十分、守らせられる選手ですね。なんか、外野で自由に走り回せた方が、バッティングも良くなっていくんじゃないかなと今日は感じた。で、ランナーに出たら、どんどんどんどん走ってくれるしね。今日はもう、両チームとも盗塁、キャッチャーがよく刺したというか。-延長11回に清宮が試みた二盗はサイン?新庄監督 いや、グリーンライトで。タイミングを計って、スタートを切れるタイミングであれば切れっていうサイン。-延長12回の攻撃で中島にバスター。打撃の内容も良かったから?新庄監督 あそこも一、三塁というか、転がしてもらって進めようっていう作戦だったんですけど外されましたね。-移動ゲームでスタメンから外していた松本剛は、1点を追う9回1死二塁で代打起用(結果は右前打)。いい場面の代打を想定していたのか?新庄監督 いや、あそこはオレの頭の中では申告敬遠の一、二塁で清宮君という考えでいたら、勝負してきた。どうだろう? 本人も勝負してくるか、どうか、迷いながらの打席だったと思うけど、よく真っすぐをはじき返して。バットの出方がいいからね。トップの位置から素直にボーンと角度のいいバットの出方をするから。真っすぐをきれいにライト前に打ってね。もう打ち方というのは、彼は分かっていると思うから。最近、谷内くんもああいう打ち方を簡単にできているというか。ああいう打ち方をみんなができたらね。特に万波くんなんかが、ああいう構えからスコーンと。パワーがあるんだから。スコーンと右足に残しておいて、ポイントを手前にしておいてガーンという打ち方がね、できたら最高なんですけど。それもね、経験させないとつかめないことなので。まあまあ、毎回同じような、だいたい想像つかせるような打席じゃないですか。それを自分で学んでいかないとレギュラーは取れないですね。

◆「1番・中堅」で先発出場した日本ハム・中島が同点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。「内野が前進していたので、前に飛ばせば何とかなると思っていました。ヒットになってよかったです。センター頑張ります!」0―1の三回1死二、三塁で打席に入り、カウント2―1からの4球目、山岡の130キロのスライダーを捉えた。打球は中前で弾み、同点に追いつくタイムリーに。好機をきっちりとものにした。プロ14年目で、これまで外野は2014年に1試合に出場したのみだった。二塁、遊撃を中心に内野手としてならしてきたが、ここへきて新たな可能性が広がる。13日のロッテ戦(ZOZOマリン)で初めて中堅の守備に就き、14日のロッテ戦も同様に途中出場で中堅を無難にこなした。この日が中堅で初の先発出場。新庄監督は中島の外野起用について「センターを駆け回ってほしいという。抑えの守備的な感じでも面白い。足が速いからね。彼ならできそう。バッティングもよくなるかも」と意図を明かしていた。2015年には遊撃手としてベストナインを獲得した中島。新境地を切り開き、もう一花咲かせる。(箭内桃子)

◆オリックスがサヨナラ勝ち。2―2の延長十二回に太田の二塁打から好機をつくり、代打若月が右越え二塁打を放って試合を決めた。8番手の吉田凌が今季初勝利。日本ハムは九回に追い付く粘りを見せたが、最後は堀が崩れた。

◆日本ハムは延長十二回の末、2―3でサヨナラ負けを喫した。オリックスを上回る12安打を放ちながら、好機を生かせず。6度の盗塁企図のうち、相手捕手・伏見の前に4度盗塁死となり流れに乗り切れなかった。新庄剛志監督(50)の一問一答は以下の通り。「(自ら)いいゲームでしたけどね...」――中島が中堅で先発出場「センスある足の動きをしていた。いいプレーも1個あった。十分守らせられる選手です。なんか、外野で自由に走り回らせた方がバッティングもよくなっていくんじゃないかっていうのは今日感じました。で、ランナーで出たら走ってくれるしね。今日はもう両チームとも盗塁、キャッチャーがよく刺したというか」――(延長十一回2死一塁で盗塁死)清宮はスチール?「あれはグリーンライトで。タイミングをはかって、スタートを切れるタイミングであれば切れというサイン」――松本は今日はいいところで代打で使おうと「あそこは俺の頭の中では申告敬遠で一、二塁で清宮君という考えでいったら、勝負してきたので。どうだろう、本人は勝負してくれるのかどうか迷いながらの打席だったと思うので、よく真っすぐをはじき返して。バットの出方がいいからね。トップの位置から素直に角度のいいバットの出し方ができるから、真っすぐをきれいにライト前に打てる。もう打ち方というのは彼はわかっていると思うから。最近谷内君もああいう打ち方を、簡単にできている。ああいう打ち方をみんなできたら。万波君なんかは追い込まれたらスコーンと。パワーあるんだから。スコーンとこう、右足に残しておいて、ポイントを手前にしておいて、という打ち方がね、できたら最高なんですけど。それも経験しないとつかめないことなので。まぁまぁ、毎回同じような大体こう、想像つかせるような打席じゃないですか。それを自分で学んでいかないとレギュラーは取れないですよね」

◆日本ハムは相手を上回る12安打を放ちながら、4盗塁死が響いて競り負けた。新庄監督は「キャッチャーがよく刺した」とさばさばと振り返った。延長十一回は自身のタイミングで盗塁を仕掛ける〝グリーンライト〟のサインが出ていた清宮がタッチアウト。十二回はバスターエンドランが相手バッテリーに読まれ、勝ち越し機を逃した。(京セラ)

◆打球が右翼フェンスを直撃した瞬間、一塁ベンチからナインが飛び出した。ヒーローは両手を突き上げ、歓喜のウオーターシャワーを浴びた。オリックス・若月がプロ初のサヨナラ打。チームを今季4度目の劇的勝利に導いた。「プロに入ってからサヨナラを打つのが初めてだったので、うれしかったです」2─2の延長十二回、1死二塁の好機で代打で登場。「いつもは代打を出される側が多かったので、自分がいくのがすごく新鮮な気持ちでした」と振り返ったが、今季は試合前の時点で得点圏打率・414の勝負強さを発揮し、右越えに決勝の二塁打を放った。首位のソフトバンクが勝利し、優勝へのマジックナンバー「11」が点灯。これ以上離されるわけにはいかず、中嶋監督は「引き分けと勝ちでは全然違う」とうなずいた。残り10試合。指揮官は「ここが勝負所なんで。思い切っていきます」と宣言。リーグ連覇へ、鷹を猛追する。(西垣戸理大)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
69582 0.543
(↑0.003)
M11
(-)
14505
(+7)
434
(+3)
93
(+1)
76
(+1)
0.257
(↑0.001)
3.140
(-)
2
(-)
ORIX
69622 0.527
(↑0.004)
2
(-)
10447
(+3)
419
(+2)
79
(-)
62
(+1)
0.245
(-)
2.790
(↑0.01)
3
(-)
西武
67643 0.511
(↓0.004)
4
(↓1)
9437
(+1)
426
(+8)
111
(+1)
56
(-)
0.230
(-)
2.780
(↓0.03)
4
(-)
楽天
64623 0.508
(↓0.004)
4.5
(↓1)
14492
(+3)
470
(+7)
93
(+1)
87
(-)
0.247
(-)
3.480
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
64651 0.496
(↑0.004)
6
(-)
13448
(+8)
467
(+1)
85
(+1)
121
(+3)
0.230
(↑0.001)
3.210
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
52763 0.406
(↓0.003)
17.5
(↓1)
12411
(+2)
487
(+3)
91
(-)
85
(+2)
0.232
(-)
3.450
(↑0.01)