巨人(★2対4☆)ヤクルト =リーグ戦22回戦(2022.08.30)・京セラドーム大阪=
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ヤクルト
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巨人
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勝利投手:木澤 尚文(8勝3敗0S)
(セーブ:マクガフ(0勝2敗34S))
敗戦投手:今村 信貴(1勝4敗0S)

本塁打
【ヤクルト】山田 哲人(21号・3回表2ラン)

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◆ヤクルトは3回表、山田の2ランで先制する。その後は同点を許すも、延長11回に中村の2点適時三塁打が飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・小澤が6回1失点の好投。5番手・木澤が今季8勝目を挙げた。敗れた巨人は、5番手・今村が踏ん張りきれなかった。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)は9打数連続ヒット中。連続打数安打を10に伸ばすと78年マニエルに並ぶ球団タイ、11に伸ばすと91年レイノルズ(大洋)と03年高橋由(巨人)がマークしたプロ野球記録に並ぶ。1発にも注目だが、安打記録はどこまで伸ばせるか。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、第1打席で捕邪飛に倒れ、26日DeNA戦(横浜)の第3打席以降、継続していた連続打席出塁記録が「14」でストップした。13年広瀬純(広島)の15打席連続出塁の日本記録に惜しくも届かなかった。1回2死一塁、巨人菅野の初球に対し、捕邪飛に倒れた。連続打席出塁は歴代2位タイに終わったが、「村神様」の数字への挑戦は続く。28日のDeNA戦では決勝の49号ソロ。日本選手では02年松井秀喜(巨人)以来となる、シーズン50発に王手をかけている。次々と記録を塗り替えていく22歳。「目の前の試合を集中して取り組んで、最終的にどうなっているかを自分の中で楽しみにしたいと思います。今はとにかくチームが勝って、みんなで喜びを分かち合いたいという気持ちが強いので」と目の前の打席に集中している。

◆ヤクルト山田哲人内野手(30)が、2試合連発となる21号先制2ランを放った。3回2死二塁、巨人エース菅野に対し、フルカウントからの7球目、144キロフォークボールを完璧に捉え、左中間席中段に運んだ。「追い込まれていましたが、しっかりと芯でとらえることが出来ましたし、良いスイングができました。先制することが出来て良かったです」と喜んだ。【写真たっぷり詳細ライブ】ヤクルト"村神様"出るか松井秀喜以来の日本人50号/ライブ速報

◆巨人のエース菅野智之投手(32)がプライドを持って記録が懸かった「村神様」と対峙(たいじ)した。プロ野球記録に並ぶ15打席連続出塁が懸かったヤクルト村上の第1打席は、1回2死一塁で迎えた。初回から立て続けに150キロを計測し、キレを見せていた菅野の投球は、村上を前にさらに厳しさを増した。初球から攻めた。内角高めへ152キロ直球を投じ、捕邪飛に打ち取った。注目が集まった連続打席出塁と、あと「2」と迫っていた連続打数安打記録を、わずか1球で断ち切った。試合前時点で今季の対戦成績は7打数1安打と抑えてきた。18年の初対戦から5年間の38打席で1本塁打も許してこなかった。相手が日本球界を席巻する若きスラッガーだとしても、チームの勝利のため初回から乗せるわけにはいかなかった。第2打席で四球を許した後、6回1死で第3打席を迎えた。内角を攻め続け、カウント2-1からの4球目、149キロ直球を外角高めに投じ、左飛に打ち取った。3回に山田に先制21号2ランを浴びたが、5回まで8三振を奪い、5回以降も150キロ超を計測。6回2死で迎えたオスナには、右安打を打たれたものの153キロと152キロを2球ずつ計測。後半戦に入っても球威が衰えなかった。【三須一紀】

◆巨人のエース菅野智之(33)がプライドを持って「村神様」と対峙(たいじ)した。プロ野球記録に並ぶ15打席連続出塁が懸かったヤクルト村上の第1打席は、1回2死一塁で迎えた。初回から立て続けに150キロを計測し、キレを見せていた菅野の投球は、村上を前にさらに厳しさを増した。初球から攻める。内角高めへ152キロ直球を投じ、捕邪飛に打ち取った。注目が集まった連続打席出塁と、あと「2」と迫っていた連続打数安打記録を、わずか1球で断ち切った。試合前時点で今季の対戦成績は7打数1安打と抑えてきた。18年の初対戦から5年間の38打席で1本塁打も許してこなかった。第2打席の四球を挟み、第3打席は6回1死。内角を攻め続けたカウント2-1からの4球目、149キロ直球を外角高めに投じ、左飛に抑えた。好投の中、菅野自身も悔やんだのが3回の投球だった。先頭のヤクルト先発小沢に右前打を許し、2死二塁の場面で山田に先制21号2ランを被弾。「前回に引き続き良い所もあったが、投手にヒットを打たれたところと、山田に対して3-2というカウントにしてしまったことに悔いが残ります」と振り返った。7回5安打8奪三振2失点とエースとしての仕事を果たしたが、8勝目はお預けになった。

◆ヤクルトが延長戦を制し4連勝。2-2で迎えた11回2死一、二塁、中村が2点適時三塁打を放ち勝ち越した。投げては5番手木沢が8勝目、マクガフが34セーブ目を挙げた。巨人は5番手の今村が誤算。2点差を追いついたがあと1本が出ず、3連敗となった。

◆巨人が先発したエース菅野智之投手(32)から平内、大勢、高梨、今村、クロールのリリーフ5投手の継投策も実らず、首位ヤクルトに押し切られた。延長10回に5番手今村がヤクルト中村に決勝の2点適時二塁打を許し万事休す。試合後に取材に応じた桑田真澄投手チーフコーチの主な一問一答は以下の通り。■菅野は期待通りのピッチング-菅野の状態は良かった「試合前のブルペンから、すごく良かったんで期待していたんですけどね。まあその期待通りのピッチングをしてくれました」■見ていても気持ちよかった-投手の勝ち負けは打線との兼ね合いもある「そうですね。ピッチャーは点取ってもらって、守ってもらわないと勝てない職業ですからね。まあ、そういった意味では今日は山田君には1本打たれましたけど、非常に内容も良く、球の走りもすごく良かったんで本当に見ていても気持ち良かったですね」■不運なヒットもあった-中継ぎも懸命につないだが「そうですね。あと残り20試合強ですけどね。疲労はたまってると思うんですけど、最後まで中継ぎ陣も投げきってほしいなと思いますね。まあ、(今村)ノブも結果的に打たれましたけど、不運なヒットもあった。良いボールは投げていたので、また次、良いピッチングをすることを期待してます」【写真たっぷり詳細ライブ】ヤクルト"村神様"松井秀喜以来の日本人50号お預けも延長11回中村V打で巨人に勝利

◆村神様の記録が止まっても強いヤ!!首位ヤクルトが延長11回、中村悠平捕手(32)の決勝2点適時三塁打で巨人を下し、4連勝を飾った。村上宗隆内野手(22)は第1打席で捕邪飛に倒れ、26日DeNA戦の第3打席から継続していた連続打席出塁記録が「14」でストップ。13年広瀬純(広島)の15打席連続出塁の日本記録には届かなかったが、11回先頭の内野安打で勝利に貢献した。記録は途切れても、集中力は切らさなかった。2-2の11回、村上がチャンスを作った。巨人今村に対し、カウント2-2からの6球目をスイング。打球はボテボテの遊撃へのゴロだったが、必死に一塁を駆け抜け、この日初の「H」ランプをともした。その後、2死一、二塁から中村の打球が前進守備の左中間を破ると、気合のこもった表情で勝ち越しのホームを踏んだ。1回2死一塁の第1打席。菅野の初球、内角高め152キロ直球をスイングしたが、高々と上がった打球はファウルゾーンで捕手大城のミットへ。連続打席出塁記録は「14」でストップした。快挙は幻となったが、最後の一打で勝利に貢献した。値千金打の中村も「最後も前の選手がつないでくれて。何とかかえしたいと打席に立ちました。打った瞬間、勝ち越し打になったと確信したので、素直にうれしかったです」と喜んだ。主砲の村上が4打数1安打1四球と抑えられ、ロースコアの展開となったが、先発小沢から守護神マクガフまで6投手を強気にリード。「引いたら負けだと思っていた。とにかく自分自身、攻めていこうとリードして、それがうまくいったかな」とうなずいた。攻守でつながりと粘りを発揮しての勝利。高津監督も「11回を2失点で乗り越えたので、リリーフがよく頑張った証拠だと思います」と納得の表情。徹底マークにあう4番についても「いろんなプレッシャーの中で全力でよく頑張っている。(11回の安打も)決していい当たりじゃなかったけど、ああやって出塁することが相手にプレッシャーになる」と評価した。主砲の記録こそ止まったが、勢いは衰えない"チームスワローズ"。8月最終盤にきて、再加速に入った。【鈴木正章】▽ヤクルト小沢(6回3安打1失点も勝敗なし)「気持ちで負けないように強い気持ちでマウンドにあがりました。(捕手の)中村さんが緩急をうまく使ってくれて最少失点で投げることが出来ました」【写真たっぷり詳細ライブ】ヤクルト"村神様"松井秀喜以来の日本人50号お預けも延長11回中村V打で巨人に勝利

◆敗れはしたものの、巨人の中継ぎ陣がエース菅野智之(33)の気迫を受け継いだ。菅野が初回から150キロ超を連発するなど、7回5安打8奪三振2失点と首位ヤクルトに力投。そのバトンをリリーフ陣がしっかりと受け取る。8回は平内龍太投手(24)が村上の二ゴロを含め5球で3者凡退。9回は大勢投手(23)が11球で3死とも内野ゴロに。10回の高梨雄平投手(30)も3人を5球でピシャリと抑えた。11回に登板し、敗戦投手となった今村信貴投手(28)も気迫を見せた。先頭で迎えた先制21号2ランの山田を左飛に。続く村上もボテボテの当たりで打ち取ったかに思われたが、飛んだ場所が三遊間で不運にも遊安に。2死一、二塁で迎えた中村にはカウント2-2としたが、真ん中低めの142キロ直球を左中間に決勝2点適時三塁打とされた。桑田真澄投手チーフコーチ(54)は「あと残り20試合強。疲労はたまってると思うんですけど、最後まで中継ぎ陣も投げきってほしいなと思いますね。まあ、(今村)ノブも結果的に打たれましたけど、不運なヒットもあった。良いボールは投げていたので、また次、良いピッチングをすることを期待してます」と語った。

◆巨人が延長戦で競り負けて3連敗を喫し、借金も今季ワーストの8に膨らんだ。菅野は1球に泣いた先発菅野智之投手は、3回に先頭の投手小沢に右前打を許し、2死二塁から山田に先制2ランを食らった。それ以外は直球と変化球で攻め込み、7回5安打無失点。2番手平内から救援陣を5投手つぎ込んだが、5番手今村が延長11回に決勝点を奪われた。打線は6安打2得点打線は失点直後の3回に坂本勇人内野手が適時二塁打。7回には1死三塁から、代走増田大輝内野手が遊ゴロで本塁生還を決めた。だが、それ以外は好機をつくってもあと1本が出なかった。試合後、原辰徳監督(64)の主な一問一答は以下の通り。■「なかなか打てないね」-総力戦となった「なかなか打てないね、打てなかったね。まあピッチャーは頑張ってきていたけどね、まあそういうことでしょうな」-チャンスはつくったがあと1本が...「うーん、そうね」■投手に許した安打に反省点-菅野は前回に続き好投「ピッチャーに打たれてホームランというのは果たしてどうなのかというところだね。反省はあるでしょう。でも2点で抑えたというところでね」-村上を真っ向勝負で抑えた。「そうですか。それは良かった」■全員で現実を受け止めて、気持ちでもはね返す-借金が今季最多の8「みんなが、みんなで、何と言うか、受け止めてね、それをやっぱりはね返していくようにしないと。誰がどうだということではなく。まだまだ試合は続きますので、はい」

◆村神様の記録が止まっても強いヤ!!首位ヤクルトが延長11回、中村悠平捕手(32)の決勝2点適時三塁打で巨人を下し、4連勝を飾った。村上宗隆内野手(22)は第1打席で捕邪飛に倒れ、26日DeNA戦の第3打席から継続していた連続打席出塁記録が「14」でストップ。13年広瀬純(広島)の15打席連続出塁の日本記録には届かなかったが、11回先頭の内野安打で勝利に貢献した。記録は途切れても、集中力は切らさなかった。2-2の11回1死、村上が足がかりを作った。巨人今村の6球目、内角145キロ直球をスイング。詰まった打球は遊撃へのゴロとなったが、必死に一塁を駆け抜け、この日初の「H」ランプをともした。その後、2死一、二塁から中村の打球が前進守備の左中間を破ると、気合のこもった表情で勝ち越しのホームを踏んだ。1回2死一塁の第1打席。菅野の初球、内角高め152キロ直球をスイングしたが、高々と上がった打球はファウルゾーンで捕手大城のミットへ。連続打席出塁記録が「14」で止まり、連続打数安打も「9」でストップ。快挙は幻となり、あと1発に迫っている50号本塁打も出なかった。だが最後に、しぶとい内野安打で勝利に貢献した。決勝打の中村も「最後も前の選手がつないでくれて、何とかかえしたいと打席に立ちました。打った瞬間、勝ち越し打になったと確信したので、素直にうれしかった」と喜んだ。村上が4打数1安打1四球と抑えられロースコアの展開となったが、先発小沢から守護神マクガフまで6投手を好リード。「引いたら負けだと思っていた。とにかく自分自身、攻めていこうとリードして、それがうまくいった」とうなずいた。攻守でつながりと粘りを発揮しての勝利。高津監督も「11回を2失点で乗り越えたので、リリーフがよく頑張った証拠だと思います」と納得の表情。徹底マークにあう4番についても「いろんなプレッシャーの中で全力でよく頑張っている。(11回の安打も)決していい当たりじゃなかったけど、ああやって出塁することが相手にプレッシャーになる」と評価した。主砲の記録こそ止まったが、勢いは衰えない"チームスワローズ"。8月最終盤にきて、再加速に入った。【鈴木正章】

◆巨人・菅野智之投手(32)が、ヤクルト・村上宗隆内野手(22)の連続出塁を「14」で止めた。一回2死一塁で回ってきた村上との対戦。初球に投じた152キロの内角直球で詰まらせ、捕邪飛に仕留めた。村上は26日のDeNA戦(横浜)の第3打席から14打席連続出塁と9打数連続安打を継続中だった。連続安打は1978年のマニエルの球団記録に1本、2013年に広瀬純(広島)がマークした15打席連続出塁にリーチをかけていたが、巨人のエースが阻止した。

◆巨人・坂本勇人内野手(33)が左翼線を破る適時二塁打を放った。2点を追う三回2死一、二塁。カウント1-2から小沢が投じたスライダーに体勢を崩されながらも、巧みなバットコントロールで拾った。反撃ののろしを上げる一打で1点差に詰め寄った。この二塁打が通算414本目。長嶋茂雄終身名誉監督の持つ歴代8位の418二塁打の記録にあと「4」とした。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が、日本選手では2002年の松井秀喜(巨人)以来、20年ぶりとなる50本塁打到達に王手をかけて臨んだ一戦。日テレジータスで解説を務めたのは、2002年10月10日に東京ドームで松井氏に50号を献上した元ヤクルト・五十嵐亮太氏(43)だった。20年前の映像がリプレーされると五十嵐氏は「僕、打たれた瞬間見ていないんですよ。確信しました。確信歩きっていうじゃないですか、確信ノールック。見送る必要のないホームランでした。いま振り返るといい勝負ができました。消化ゲームということもあって真っ直ぐ一本で勝負しました」と当時を回想した。

◆左翼席の燕党がわいた。三回2死二塁で、ヤクルト・山田が左越えへ先制の21号2ラン。さっそうとダイヤモンドを一周すると、ナインと喜びを分かち合い笑みを浮かべた。「追い込まれていましたが、しっかりと芯で捉えることができましたし、良いスイングができました」完璧だった。巨人のエース、菅野が投じた144キロのフォークボールを捉え、28日のDeNA戦(横浜)から2戦連発。一時は20打席連続無安打、19打席無安打も経験したが、シーズン終盤で主将のバットに快音が戻ってきた。「結果が出ないというのは自分が悪いことなので、切り替えて次に頑張るという気持ちでやるしかない。チームスポーツなので、そこはみんなで一致団結してお互いに助け合って、頑張るしかない」7月上旬に新型コロナウイルスに感染。復帰後も調子は上向かず、チーム状況も苦しく、7連敗も味わった。若き4番・村上が大活躍しスポットライトを浴びる機会が多いが、やはりリーグ連覇に山田の存在は必要不可欠。勝負の9月に向け、完全復調が待たれる。「後半戦が本当に勝負になってくると思うので、油断せずに一戦一戦戦っていきたい。自分もしっかり結果を出せるように頑張りたい」と後半戦開始前に決意を明かしていた山田。スワローズの象徴である背番号1が輝けば輝くほど、「優勝」の2文字がグッと近づく。試合は延長十一回に一死から村上は遊撃内野安打。その後、二死一、二塁とし中村の決勝の2点三塁打で連勝を4に伸ばした。(赤尾裕希)

◆首位・ヤクルトと京セラドームでの2連戦。注目の対決を制し、球場に詰めかけた観衆から拍手を浴びた。巨人・菅野智之投手(32)が、村上を第1打席で捕邪飛に仕留め、連続出塁記録を「14」で止めた。一回1死一塁で回ってきた村上との対戦。初球に投じた152キロの内角直球で詰まらせた。26日のDeNA戦の第3打席から14打席連続出塁、9打数連続安打を継続中で、2013年に広瀬純(広島)がマークした15打席連続出塁に迫っていた相手主砲の勢いをエースが止めた。「しっかりと勝負して勝ちにつながる投球ができるように頑張ります」 首位・ヤクルト戦の登板に向け、気合を入れていた菅野。勝負のポイントとなったのが、試合前までで打撃3部門(打率、本塁打、打点)でトップの村上との対戦だった。第2打席は四球を与えたが、第3打席は149キロの直球で押し込み左飛。三回に山田に先制の2ランこそ浴びたが、燕の主砲を力で封じ込んだ。エースの力投に打線も応えた。2点を追う三回2死一、二塁で坂本が小沢の投じたスライダーを捉え、左翼線へ適時二塁打を放った。七回1死三塁では大城の内野ゴロで同点に追いついた。村上封じ。八回は平内が二ゴロに抑えた。延長十一回は今村がバットを折ったがボテボテの遊撃内野安打に。この一打が響いた。死球などで2死一、二塁となり、中村に中堅左へ三塁打を許して2点を勝ち越された。村上をボテボテの内野安打1本に抑えたが、それが決勝打の入り口になってしまうとは...。3連敗で借金「8」。上昇のきっかけが見えない。

◆ヤクルトが延長戦を制して4連勝。2-2で迎えた延長十一回、2死一、二塁のチャンスを作り、中村悠平捕手(32)が勝ち越し適時三塁打を放った。中村は打っては3安打猛打賞、守備でも6人の投手リレーを引っ張った。試合後のヒーローインタビューは以下の通り。--延長十一回の打席はどんな思いで入った「まず延長まで投手陣をうまく粘ってリードできましたし、最後の打席の前も各選手がつないでくれた形だったので、なんとか返したいなという思いで打席に立ちました」--どんな思いで左中間方向へ抜けた打球を見つめていた「とにかく返したいなと思ってました。打った瞬間抜けてくれるのを確信したので、ホッとしました」--計6人の投手リレー、先発の小沢投手はいかがでした「緩急うまく使えたのとランナーを出しても非常に粘り強く投げてくれたので、こういった最後の展開になったのかなと思います」--リリーフ陣はどのような思いで引っ張っていった「各リリーフ陣も投げ切ってくれたので、僕もリリーフ陣に乗せられてリードした部分が多かったですね」--チームは4連勝。明日に向けて「まだまだ約1カ月ありますけど、1戦1戦全力尽くしてチーム一丸となって、チームスワローズとして頑張りたいと思います。また応援よろしくお願いします」

◆注目されたヤクルトの村上の第1打席は菅野の初球、内角を突いた152キロで捕邪飛に倒れ、15打席連続出塁のプロ野球記録には惜しくも届かなかった。その後も四球、左飛、二ゴロと快音が響かなかったが、延長十一回1死で回った5打席目に遊撃への内野安打で出塁。勝ち越しのホームを踏んだ。あと1に迫る50本塁打など、個人記録が脚光を浴びた一戦。高津監督は「いろいろなプレッシャーの中で全力でよく頑張ってくれた。ナイスバッティングと言った」とたたえた。

◆巨人は延長十一回の末に敗れ、3連敗。高橋前監督が率いた2018年9月21日以来の借金「8」となった。原辰徳監督(64)は「みんなで受け止めて、それをやっぱりはね返していくようにしないと。誰がどうだということではなく。まだまだ試合は続きますので」と前を向いた。毎年夏の恒例である大阪での主催試合となったこの日は、11イニングで6安打2得点に終わり、「なかなか打てないね、打てなかったね。投手は頑張ってきていたけどね。そういうことでしょうな」と嘆いた。先発した菅野は、試合前まで14打席連続出塁、9打数連続安打を続けていたヤクルトの4番、村上を一回に捕邪飛に仕留め、記録をストップ。7回5安打2失点と試合は作った。指揮官は「投手に打たれて本塁打というのは、果たしてどうなのかというところだね。反省はあるでしょう。でも2点で抑えた」と、三回に先頭の投手・小沢に安打を許した後に山田に先制2ランを浴びた投球には首を傾げつつ、「でも2点で抑えた」とねぎらいの言葉も口にした。

◆セ・リーグ首位のヤクルトは30日、巨人22回戦(京セラ)に延長十一回、4―2で勝って4連勝を飾った。最後は村上宗隆内野手(22)がバットを折られながら内野安打で出塁し、2死一、二塁から中村悠平捕手(32)が左中間へ決勝の2点三塁打を放った。7ゲーム差をつける2位・DeNAが先に勝利を決めた中、価値ある延長戦勝利。優勝へのマジックナンバーは、最短で9月1日に「19」で再点灯する。勝利を手繰り寄せる白球が左中間を割った。延長十一回2死一、二塁で、中村が決勝の2点三塁打。三塁上で両手を挙げ、試合後もうれしそうに表情を崩した。「つないでくれた形だったので、何とか(走者を)かえしたいと思って打席に立った。打った瞬間、抜けたのを確信したのでホッとしました」仲間が最高の場面をお膳立てしてくれた。1死で打席に立った村上は、バットを折られながらも遊撃へ転がし、内野安打で出塁。第1打席では捕邪飛に倒れて連続打席出塁は14、連続打数安打は9で止まり、王手をかける2002年の松井秀喜(巨人)以来となる50号到達もならなかったが、しぶとい一打でつなぎ、青木も死球で好機を拡大した。そんな勝利への執念に、中村が応えた。〝Gキラー〟ぶりを発揮した。中村はこの日、5打数3安打で今季の巨人戦の打率を・469(32打数15安打)まで上げた。捕手として投手陣も好リード。先発の小沢は6回1失点。その後も救援5投手を引っ張った。昨季の日本シリーズでMVPに輝き、さらなる飛躍を期して古田敦也氏がかつて付けた背番号27を継承して迎えたプロ14年目。しかし、決して順風満帆ではなかった。下半身の張りで開幕2軍スタート。埼玉・戸田球場で汗を流す中、選手兼任コーチの嶋から「早く戻ってこいよ」と連絡をもらい、前を向いた。7月には新型コロナウイルスに感染。休養日に自主練習で走り込むなど努力を惜しまず復調を遂げた。今春の沖縄・浦添キャンプでは、臨時コーチを務めた古田氏と対面。昨年の〝ある安打〟を「格好良かった」と褒められた。日本シリーズ第1戦でオリックス・山本から放った中前適時打だ。「自分でも自信になった」と振り返る一打と重なるような決勝打。あの日は敗れたが、今度は勝利につなげた。チームは4連勝で2位との7ゲーム差を維持。優勝へのマジックは9月1日にも「19」で再点灯する。「全力を尽くしてチームスワローズとして頑張りたい」と中村。リーグ連覇へ、扇の要には頼もしい27番がいる。(赤尾裕希)■青木は死球でつなぐ 体を張って勝利に貢献してきた男の勲章だ!! 延長十一回2死二塁で、代打出場した青木が右肩付近に死球を受けた。日米通算166個目の死球(NPB2位の竹之内雅史=阪神など=に相当)で出塁し、中村の決勝打で生還した。高津監督は「ノリ(青木)は打席が(ベースに)近いし、踏み込んでいくので、当たる確率はあるかなと思うけど、それでも踏み込んでいく。それが彼だと思う。なかなかできることじゃない」とたたえた。

◆ヤクルト・山田哲人内野手が三回に左翼席へ2戦連発となる先制の21号2ランを放った。巨人先発、菅野が投じた144キロのフォークボールを捉え、「追い込まれていましたが、しっかりと芯で捉えることができた」と喜んだ。7月上旬に新型コロナウイルスに感染した影響もあり、20打席連続無安打と苦しんだ時期もあったが、頼れる主将が状態を上げてきた。

◆魂の投球だった。延長十回に5番手でヤクルト・木沢が登板。自己最速タイの156キロを計測したシュートを巨人打線の懐に投げ込み、1回無安打無失点で流れを引き寄せた。直後の攻撃で中村の2点三塁打で勝ち越し、慶大から2年目右腕がチームトップタイの8勝目を手にした。計6人の継投で今季69勝目。高津監督は「みんなで乗り越えた。よく頑張ってくれた」と投手陣をねぎらった。

◆毎夏恒例の大阪での主催試合でも、風向きは変わらなかった。巨人が3連敗を喫し、2018年9月21日以来の借金8。原辰徳監督(64)は、6安打2得点に終わった攻撃に「なかなか打てないね。打てなかったね。投手は頑張ってきていたけど、(敗因は)そういうことでしょうな」と頭を抱えた。先発した菅野は、14打席連続出塁、9打数連続安打中だった村上を第1打席で捕邪飛に打ち取り封じた。だが、延長十一回は5番手・今村が村上の遊撃への内野安打から招いたピンチで中村に決勝打を浴び、3戦連続で2点差の敗戦となった。22試合を残して5位。厳しい現状にも指揮官は「みんなで受け止めて、それをはね返していくようにしないと。『誰がどうだ』ではなく。まだまだ試合は続きますので」と前を向いた。(谷川直之)

◆ヤクルトは完全に持ち直した。地力の強さを感じたよ。村上の連続出塁記録なるか、50号本塁打は出るか...に視線が集まり、また巨人投手陣も躍起になって抑えていると、その前の3番・山田が先制2ラン。珍しく巨人のリリーフ陣がテンポよく抑え、延長に入ってみると、7番の中村が決勝打。村上の脇を固める役者が、そろっている。おまけに、育成出身の先発・小沢が上等・上出来の6回1失点。打者からすると、絞り球が難しく、加えて逆球がやたら多いから、ますます打ちにくいのだろう。シュート回転をしない、しっかりした真っすぐを投げられるようになれば、ますます期待大。もっとも普通は、逆球が多いと、打たれると相場は決まっている。巨人打線の対応力にも問題あり、かな。まあ、巨人の先発・菅野も7回2失点。いいときの腕の振り、球の伸びが戻ってきた。CS進出に向け、今後は中4日でバンバン投げてもらいたいね。(本紙専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
69471 0.595
(↑0.004)
-
(-)
26518
(+4)
449
(+2)
146
(+1)
62
(-)
0.254
(↓0.001)
3.460
(↑0.02)
2
(-)
DeNA
59512 0.536
(↑0.004)
7
(-)
31401
(+6)
423
(-)
93
(+2)
39
(-)
0.253
(↑0.002)
3.450
(↑0.03)
3
(-)
阪神
59612 0.492
(↑0.005)
12
(-)
21409
(+1)
347
(-)
74
(+1)
93
(+2)
0.241
(-)
2.530
(↑0.02)
4
(-)
広島
56633 0.471
(↓0.004)
14.5
(↓1)
21459
(-)
460
(+1)
77
(-)
24
(-)
0.254
(↓0.001)
3.510
(↑0.02)
5
(-)
巨人
56641 0.467
(↓0.004)
15
(↓1)
22455
(+2)
522
(+4)
133
(-)
52
(+1)
0.242
(-)
3.880
(↑0.01)
6
(-)
中日
52631 0.452
(↓0.004)
16.5
(↓1)
27336
(-)
414
(+6)
55
(-)
48
(+1)
0.246
(↓0.001)
3.380
(↓0.02)