日本ハム(★0対6☆)ソフトバンク =リーグ戦24回戦(2022.08.28)・札幌ドーム=
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ソフトバンク
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日本ハム
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勝利投手:千賀 滉大(9勝4敗0S)
敗戦投手:加藤 貴之(5勝6敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】正木 智也(2号・3回表ソロ)

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◆ソフトバンクは3回表、正木のソロが飛び出し、先制に成功する。そのまま迎えた6回には、1死二塁の好機からグラシアルが適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・千賀が6回無失点9奪三振で今季9勝目。敗れた日本ハムは先発・加藤が精彩を欠き、打線も無得点と振るわなかった。

◆日本ハムが、同点機を逃した。1点を追う4回1死二塁、古川裕の打球は二遊間を抜けた。二塁走者近藤は本塁目がけて猛ダッシュも、中堅手正木のワンバウンド送球によって本塁封殺となった。近藤は、すかさずセーフのジェスチャーで猛アピール。ベンチの新庄剛志監督(50)も両手で大きくリクエストを要求した。数分間のリプレー検証の結果、判定は覆らずアウトのまま。この回は無得点に終わり、難攻不落の千賀から1点をもぎ取り、追いつくことは出来なかった。

◆日本ハム先発の加藤貴之投手(30)が6回まで2失点と粘投も、7回途中降板し、6勝目をつかむことはできなかった。2回まで無安打投球を続けていたが3回1死から、ソフトバンク正木智也(22)に、初球の136キロストレートを左翼スタンドに運ばれ、先制点を献上。4、5回は無失点も、6回1死から野村勇内野手(25)、グラシアル外野手(36)に連続二塁打を浴び、追加点を許した。さらに7回1死満塁となったところで、降板した。14日ロッテ戦以来2週間ぶりの白星とはならず「中押しされた後、ランナーをためたところで降板する形になり、中継ぎ陣に負担をかけてしまいました。流れを作ることができず申し訳ない」と反省した。

◆ソフトバンクのドラフト4位野村勇内野手が好調だ。4-0の7回1死二、三塁で右翼越えの2点適時二塁打。リードを6点に広げ「いい流れでの打席だったので、思い切って自分のスイングをすることができました」とダメ押し打を喜んだ。6回にも二塁打を放ち、2安打2打点。直近7試合は32打数12安打で打率3割7分5厘と波に乗っている。

◆エースの貫禄だ。ソフトバンク千賀滉大投手(29)が、新型コロナ感染からの復帰戦となった日本ハム戦(札幌ドーム)に先発登板。6回4安打無失点と好投し、9勝目を挙げた。限定80球の予定の球数を下回る76球で9奪三振と、完全復調をアピールした。前日(27日)、チーム10年ぶりのノーヒットノーランを喫した打線も、新人正木の2号先制ソロなど11安打6得点で援護。中継ぎ陣も無失点でつなぎ「完封返し」の雪辱で、首位をキープした。千賀は冷静に、そして力強く腕を振った。敵地・札幌ドームでの復帰マウンド。「80球」と限定された球数で、どれだけイニングを稼げるか-。復調確認の意味合いもある復帰登板だが、エースはチームの勝利にこだわった。「6回を0点で行きたいと、思っていたことができたのでよかった。しっかり投げないといけない責任が伴う登板と思っていたので、ひとまずホッとしています」。千賀は笑顔で投球を振り返った。自慢のフォークボールもさえた。初回2死。近藤を139キロのフォークで空振り三振に仕留めた。2回は木村に安打を許したものの、松本剛、古川裕、万波をすべてフォークボールで空振り三振に切った。6回76球を投げ、4安打無失点。「フォークも感覚がよかったので」と、9奪三振のうち7個が「お化けフォーク」が決め球。代名詞でバットに空を切らせた。コロナ感染で、39度を超える高熱に浮かされた。「大人になっての高熱はあまりないので、隔離中に自分の体とたくさん会話しました」。隔離後の練習再開から約10日。2軍戦での調整登板を含め、しっかりコンディション維持に務めた。今季は右肘の違和感など、3度の登録抹消を経験。だが、復帰登板はすべて白星で飾ってきた。7年連続の2ケタ勝利にも王手をかけた。「そこは1つクリアしたいポイントだったので、次も頑張りたい」。ヤンキースのスカウト部長などMLB5球団、計8人のスカウト陣がネット裏から熱視線を送った。今季中に海外FA権を取得する千賀にとって「メジャー挑戦」も実現したい大きな夢だ。ブルペン陣も0行進をつなぎ「完封返し」で首位をキープ。混戦のV戦線に、頼もしい男が帰ってきた。【佐竹英治】▽ソフトバンク藤本監督(復帰登板で好投した千賀の投球に)「4、5回と思っていたら6回まで行けたからね。80球は超えないように考えていたので、嘉弥真とか津森を使わなくて良かった。次は100球くらいをメドに。1週間に1度は投げてくれないといけないから、無理しないように」▽ソフトバンク今宮(7回1死満塁で左翼越え2点適時二塁打を放ち、5試合ぶりの打点をマーク)「北山投手は真っすぐが速いので、コンタクトすることだけを考えました。チャンスで1本打つことができて良かったです」▽ソフトバンク・グラシアル(6回1死二塁で右中間適時二塁打を放って出場7試合ぶりの打点)「コンタクトすることだけを考えて打席に入った。大きな追加点を取ることができて良かった」

◆10年ぶりにノーヒットノーランを喫した敗戦から一夜明け、ソフトバンク打線が鬱憤(うっぷん)を晴らした。11安打で6得点。けん引したのはドラフト2位の正木智也外野手(22)だ。0-0の3回1死。日本ハム先発の左腕・加藤の初球、136キロ直球を左翼スタンドに運んだ。「第1打席の初球から振れる準備をしてきました」。出場3試合ぶりの1発で、プロ2号ソロが決勝点。前日27日は9回に代打で登場し、右飛に倒れて無安打無得点試合の苦杯をなめた。「昨日は悪い雰囲気で終わった。流れを変えるホームランが打てて良かったです」と笑顔だった。次打席以降も全て左前打で、プロ初の4打数4安打と大当たり。柳田、周東、牧原大ら主力が新型コロナウイルス陽性判定で離脱の中、猛アピールだ。「主力組が帰ってきたら、2軍に落とされてしまうという危機感はずっと持ってます。1打席1打席無駄にせず、死ぬ気で立っていました」。一瞬に命をかけている。1-0だった4回1死二塁の守備では、日本ハム古川裕の中前打を処理し、ホームに好返球。同点に追い付かれる危機を防ぎ、エース千賀をもり立てた。「正直全然覚えてないけど、それぐらい集中できた。千賀さんを助けることができて本当に良かったです」。即戦力ルーキーは、攻守で頼もしかった。【只松憲】

◆日本ハムは前日27日のポンセのノーヒットノーラン勝利から一転、今季17度目の完封負けを喫した。ソフトバンク先発の千賀に6回までに9三振を奪われ、4安打無失点と打線が沈黙。150キロ超の速球と、"お化けフォーク"だけじゃない精度の高い多彩な変化球に翻弄(ほんろう)された。新庄剛志監督(50)は「千賀君はさすがでしたね!」と球団を通じたコメントで、相手エースを絶賛するしかなかった。千賀攻略のチャンスが、なかったわけではない。0-1の4回1死二塁から、「ボスに『早めにタイミングを取って、ボールの速さを利用して打つように』と言われていた」という大卒2年目の古川裕が、内角の154キロをコンパクトなスイングではじき返し中前打。「なかなか打てない中、古川君がお手本のようなバッティングをしてくれました。収穫あり!」と指揮官も大喜びの一打だったが、本塁を狙った二走の近藤が、相手の堅守に阻まれ憤死。うまく捕手のブロックをかわして左足から滑り込んだように見えたが、BIGBOSS渾身(こんしん)のリクエストも、判定は覆らなかった。チームは6カードぶりの勝ち越しならず、わずか1日で今季最多タイの借金24に逆戻り。金子野手総合コーチ兼打撃コーチは「エースクラスと、どう野球をしていくか。それぞれが、出塁するためにどう工夫するのかが大事」と、経験に乏しい打線の課題を挙げ「戦いながら覚えていけば、また一皮むけてくれると思う」と、伸び代に期待した。【中島宙恵】○...加藤が6回1/3を7安打5失点で6敗目を喫した。0-1の6回1死から野村勇、グラシアルに連続二塁打を浴び2点目を与えると、7回1死満塁のピンチを招き降板。14日ロッテ戦以来2週間ぶりの白星はならず「中押しされた後、ランナーをためたところで降板する形になり中継ぎ陣に負担をかけてしまった。流れを作ることができず、申し訳ない」と反省した。

◆ソフトバンクが快勝した。三回に正木の2号ソロで先制。六回に1点を加え、七回には今宮、野村勇の連続2点二塁打で4点を奪った。正木は4安打の活躍。千賀が6回4安打無失点で9勝目。日本ハムは13三振と元気がなかった。

◆日本ハムが今季17度目の零封負け。ソフトバンク先発・千賀を前に得点できなかった。0―1の四回1死二塁で古川裕大捕手(24)が内角低めの154キロを捉えて中前打を放ったが、相手の好返球に阻まれ二走・近藤が本塁タッチアウトに。同点機をものにできなかった。新庄剛志監督(50)は広報を通じ「千賀くんはさすがでしたね! なかなか打てない中、古川(裕)くんがお手本のようなバッティングをしてくれました。収穫あり!」とコメントした。これで117試合を消化し、45勝69敗3分けに。残り試合が26試合で借金が「24」となり、あと1敗すると勝率5割以下が確定する。

◆新型コロナウイルスに感染し7月29日以来に先発したソフトバンクの千賀が、6回4安打無失点でチーム単独トップとなる9勝目を挙げた。米大リーグ5球団のスカウトが熱視線を送った中、代名詞のフォークボールを軸に9奪三振の好投で「ゼロでいきたいと思っていたので良かった」と一息ついた。最大のピンチは1―0の四回。1死二塁から古川裕に速球を中前へはじき返されたが、中堅手の新人正木が本塁へ突入した近藤を好返球で刺す。続く木村を落ちる球で空振り三振に打ち取った。「大きかった。感謝です」とルーキーに頭を下げた。(札幌ドーム)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
61512 0.545
(↑0.004)
-
(-)
29448
(+6)
385
(-)
81
(+1)
64
(-)
0.257
(-)
3.150
(↑0.03)
2
(-)
西武
63543 0.538
(↑0.004)
0.5
(-)
23411
(+10)
365
(+4)
100
(+1)
55
(-)
0.235
(↑0.002)
2.630
(-)
3
(-)
ORIX
61571 0.517
(↓0.004)
3
(↓1)
24392
(+4)
369
(+10)
66
(+1)
55
(-)
0.247
(-)
2.750
(↓0.06)
4
(-)
楽天
58552 0.513
(↓0.005)
3.5
(↓1)
28433
(+2)
405
(+9)
79
(+1)
83
(-)
0.247
(-)
3.380
(↓0.05)
5
(-)
ロッテ
55591 0.482
(↑0.004)
7
(-)
28381
(+9)
429
(+2)
76
(+4)
108
(+1)
0.227
(↑0.002)
3.300
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
45693 0.395
(↓0.003)
17
(↓1)
26364
(-)
439
(+6)
84
(-)
76
(-)
0.231
(-)
3.490
(↓0.02)