中日(☆5対2★)阪神 =リーグ戦21回戦(2022.08.26)・バンテリンドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
阪神
00000200021100
中日
11110100X51400
勝利投手:大野 雄大(6勝7敗0S)
(セーブ:R.マルティネス(3勝3敗29S))
敗戦投手:西 勇輝(9勝8敗0S)
  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 阪神戦チケット予約

DAZN

◆中日は初回、阿部の犠飛で1点を先制する。その後は2回裏に岡林の適時打、3回には平田の適時打が飛び出すなど、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・大野雄が6回途中2失点で今季6勝目。敗れた阪神は、打線が11安打2得点とつながりを欠いた。

◆2年ぶりの2桁勝利へ王手をかけている阪神西勇輝投手(31)が、26日の中日戦(バンテリンドーム)に先発する。自身8度目の10勝については「『10勝ちたい』と言えば10勝で終わってしまう。勝てるだけ勝ちたいし、投げられるだけ投げたい。打って、投げて、みんなで走って、チームプレーで一丸野球で頑張りたい」と引き締めた。前回19日の巨人戦では今季2度目の完封勝利を挙げた右腕。次戦も快投でチームを勝利に導く。

◆中日大野雄大投手(33)と阪神西勇輝投手(31)が先発。両者の先発対決は過去5度あり、結果は大野雄3勝1敗、西勇1勝3敗と大野雄がリード。前回8月12日の投げ合いは大野雄が完封勝利を収めたが、今日はどちらが勝利するか。

◆阪神ドラフト1位の森木大智投手(19)が1軍に合流した。21日、ウエスタン・リーグ中日戦(ほっともっと神戸)に先発し、5回を投げ、1安打8奪三振で無失点。1軍へ猛アピールし、翌22日、鳴尾浜を訪れた矢野燿大監督(53)が「森木(1軍に)、上げるよ」と抜てきされた。右腕は28日の中日戦に先発する見込み。大型右腕がプロ初先発に臨む。【ここまでの森木の歩み】公式戦デビュー 3月31日ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)で6回から2番手で登板し3回4安打3失点。先発デビュー 4月26日2軍プロアマ交流戦の社会人・カナフレックス戦(鳴尾浜)でプロ初先発。5回2安打無失点、9奪三振。高知高時代の自己最速を1キロ更新する155キロをマーク。公式戦初勝利 5月25日の2軍広島戦(鳴尾浜)で先発し、6回3安打無失点、8奪三振で初勝利。甲子園デビュー 7月2日オリックス戦で人生初の聖地登板。6回2安打無失点、自己最多9奪三振。フレッシュ球宴 7月23日にフレッシュオールスターゲーム2022(長崎県営野球場)に出場し、先発で1回1安打無失点。U23選出 8月1日、大学・社会人選抜との「プロアマ記念試合」(神宮)でU23NPB選抜の一員として3番手で登板し、1回1安打無失点。

◆左腕地獄脱出へ。阪神が中日の先発大野雄攻略へ向けた先発オーダーを組んだ。チームは相手先発が左腕の試合で9連敗中。今季対大野雄は14打数5安打、打率3割5分7厘と得意としている糸原健斗内野手(29)が2番に入った。4番佐藤輝明内野手(23)も今季20打数で1発を含む6安打の打率3割と相性はいい。5番の大山悠輔内野手(27)は、20年10月21日広島戦以来、2年ぶりに右翼でスタメンに名を連ねた。先発投手は2年ぶりの2桁勝利へ王手をかけている西勇輝投手(31)が務める。前回19日の巨人戦では今季2度目の完封勝利を挙げただけに、好投への期待がかかる。

◆阪神の先発西勇輝投手(31)が、今季最短の3回7安打3失点で降板した。4回のマウンドへ1度上がったが、右手の指を気にする動きをみせ、福原投手コーチとトレーナーが駆け寄り、治療のためベンチへ下がった。その後島本に交代。何らかのアクシデントがあったとみられる。この日は初回の先頭から連打を浴び、無死一、三塁から阿部に右犠飛を浴び先制点を献上。2回2死三塁から右前適時打を浴び、2点目を失うと、3回には1死一、二塁から平田に左前タイムリーを許し、序盤で3点を失っていた。2年ぶり2桁勝利へ王手をかけていた登板だったが、勝ち星はお預けとなった。

◆阪神は序盤の失点が響き、相手チームの左腕先発時は10連敗となった。中日大野雄に6回途中2失点と粘投され、白星を献上。球団の左腕先発時10連敗は、16年6月15日のオリックス松葉(現中日)から7月20日の巨人田口(現ヤクルト)までの10連敗以来の屈辱となった。先発の西勇輝投手(31)が誤算だった。1回に3番阿部の右犠飛で先制されると、2回は1番岡林に右前適時打、3回は5番平田に左前適時打を許した。4回は1度マウンドに上がったが、投球練習中に右手の指を負傷して降板。自身今季最短の3回7安打3失点で8敗目(9勝)を喫した。打線は奇策を取ってまで、大野雄に挑んだ。5番大山悠輔内野手(27)を20年10月21日以来の右翼守備で先発させ、難敵攻略を目指した。4点を追う6回には、「7番一塁」でスタメン出場した陽川尚将内野手(31)が左翼フェンス直撃の2点二塁打。ただ、3点差に再びリードを広げられた7回2死二、三塁では、4番佐藤輝明内野手(23)が左飛に倒れた。三塁先発していた佐藤輝は7回裏から公式戦初の二塁守備にも就いた。形にこだわらず勝利に執念を燃やしたが、その後は反撃ムードを高められずに敗戦。バンテリンドームでの5年連続負け越しが決まった。

◆阪神陽川尚将内野手が「左キラー」ぶりを発揮した。4点ビハインドの6回2死一、二塁で、大野雄から左翼フェンス直撃の2点タイムリー二塁打。もう少しで本塁打の大きな当たりでこの一撃が唯一の得点になった。「チャンスは少ないので、こうやって出た時にしっかり結果を出すことだけを考えています」。今季左腕相手には打率3割8分7厘の好成績。矢野監督も「内容的にもよかった」と評価した。

◆阪神は序盤の失点が響き、相手チームの左腕先発時は10連敗となった。先発の西勇輝投手(31)は右手の指を負傷したとみられ、今季最短の3回7安打3失点で黒星。打線は中日大野雄に6回途中2失点と粘投された。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。-先発西勇は3回降板。アクシデントがあった「う~ん、まあちょっとね。波に乗る前にちょっとやられちゃった感じで、うん。前回とはちょっと違った感じがあったかな」-指を負傷した影響があったのか「爪の方がちょっと」-今後は様子を見ながら「まあねえ。まあまあ。はっきり行けるかっていうのは今ちょっと言えないけど」-大山を2年ぶりに右翼で起用。終盤は公式戦では初めて佐藤輝を二塁守備に就かせた「まあまあ、左(投手相手)で点を取れないんで、何かそういう方法はないかなっていうところで。まあね、ずっと一緒でやっても変わってこないんで、そういうことで変えてもいいんじゃないかなってことで」-その中でスタメン起用の陽川が期待に応えた「まあまあ、そうやね、うん。内容的にも良かったかなと思います」-右翼大山、二塁佐藤輝は今後につながる「どうか分からんけど。頭の中にはずっとあって、何回かやろうとしたけど、なかなか機会がなかったんで」-今後もあり得るのか「むちゃくちゃはできへんけど。点取らないかん、追いつかないかんというところでは、それもオプションの中でやっていく時もあるのかなと思う。それがたまたま今日やった、と」-大野雄を6回途中で降板させた「引きずりおろすところまではいっていないしね。今日は向こうも調子が良かったという風なところまではいっていないので、まあなかなか。理想として、どこかでホームランでも出てくれるといいんだけど。なかなか連打連打というのは難しくなってくるので」

◆新型コロナウイルス陽性から復帰し「2番左翼」で先発した中日大島洋平外野手(36)が、打線をけん引した。3点リードの4回2死二塁での中前適時打など4打数2安打。打率を3割2分3厘に上げ、令和初の3冠王へ猛進するヤクルト村上に5厘差の2位につけた。「(首位打者は)意識するが、相手の数字を気にしてもしょうがない。自分の数字を上げれば、チームの勝利にもつながる」と話した。打線も呼応し14安打5得点で快勝。3位の阪神に4連勝で3.5差。5位広島には1差で、最下位脱出が見えた。▽中日立浪監督(最下位ながら、3位阪神に3・5差)「いまいるメンバーで毎試合全力でやるスタイルは変わらない」▽中日大野雄(阪神戦無失点は21イニングで止まるが6回途中2失点で6勝目)「石橋を始め、よく守ってくれた野手の皆さんに感謝しています」▽中日岡林(プロ入り初の1試合4安打)「いつも3安打で止まっていたので、もう1本出てすごくうれしい」

◆阪神佐藤輝明内野手(23)が、1軍公式戦で初めて二塁の守備に就いた。7回裏の守備で三塁から移動。無死一塁で、さっそく二塁への小フライにダッシュで追いつき、きっちりとキャッチした。その後、1死一塁で溝脇の二ゴロを捕球し、併殺を狙って二塁へバックトス。これが乱れたものの、遊撃中野が態勢を崩しながらもキャッチし、二塁フォースアウト。ゲッツー完成とはならなかったが、仲間に助けられながら懸命にプレーした。佐藤輝は3月12日の中日とのオープン戦で「人生初」の二塁守備に就いていた。その際は併殺プレーを含む4度の守備機会をミスなくこなしていた。公式戦での二塁守備を「オープン戦でもやりましたし、何があるか分からないので、これからもしっかりと自分にできる準備をしていきたいと思います」と冷静に振り返った。右翼と三塁が本職で、春季キャンプでは二塁の守備練習は行っていない。3月10日のシートノックで初めて二塁に就き、矢野監督は「可能性のあることはやっていこうかなと。1年間長いし、いろんなことがね。誰かがコロナになっちゃったとか、もちろんありうるし。想像したくないけどケガというのもある。調子が上がらないということもある。そういうことを考えると、いろんなオプションをやっておく必要があるのかなと」と説明していた。

◆阪神矢野燿大監督(53)の「迷采配」で対左腕10連敗を喫し、バンテリンドームの5年連続負け越しが決定した。陽川尚将内野手(31)を起用するために、主軸を張る大山悠輔内野手(27)を2年ぶりに右翼で先発起用。試合途中には佐藤輝明内野手(23)をプロ入り初めて二塁の守備に就かせた。苦手左腕の大野雄への窮余の策も実らず、2得点だけ。Bクラス転落も見えてきた。虎党の頭にクェスチョンマークが浮かんだ。「5番、ライト、大山」-。試合前のアナウンスで、バンテリンドームのファンがどよめいた。一塁、左翼を守ってきた「不動の5番」の守備位置を変更。大山の右翼での出場は20年10月21日広島戦(甲子園)以来、2年ぶりだった。そこまでして右打者の陽川を7番一塁でスタメン出場させたのだ。試合後、矢野監督が悩ましげな表情を浮かべてその意図を説明した。「まあまあ、左(投手)で点取れないんで。何かそういう方法はないかなっていうところで、まあね、ずっと一緒でやっても変わってこないんで、そういうことで変えてもいいんじゃないかなってことで」窮地の"奇策"だった。なかなか左投手から白星を奪えない。この日は6回に期待の陽川が2点適時二塁打を放ったが、結局、得点はこの2点だけ。これで相手先発が左腕投手の試合で今季21勝29敗、10戦連続で黒星となった。中日大野雄を相手に6回途中7安打2得点。首脳陣にとっても苦肉の策だった。ただ、今季も右翼スタメン経験のある陽川がなぜ一塁だったのか? その疑問は試合後も残った。試合終盤にはさらにポジションをシャッフルした。大野雄が降板した7回には二塁糸原をベンチに下げた。大山を一塁、陽川を三塁、代打島田を右翼とめまぐるしく守備位置を入れ替えた。さらには佐藤輝を公式戦初の二塁守備に就かせたが、不安定さは明らか。勝利に執念を燃やしたが、反撃につながらず敗戦。バンテリンドームでの5年連続負け越しが決まった。「むちゃくちゃはできへんけど。点取らないかん、追いつかないかんというところでは、それもオプションの中でやっていく時もあるのかなと思う」今後の守備起用を問われた指揮官は、そう答えた。慣れないポジションでは、選手も地に足をつけて戦えない。シーズンは残り24試合。首位ヤクルトとは11ゲーム差に広がった。そして、27日の中日先発は左腕小笠原。振り向けば4位巨人が1ゲーム差で迫っている。【桝井聡】佐藤輝の二塁守備 今季のオープン戦、3月12日中日戦(甲子園)に4番・二塁でフル出場した。4回表1死一塁では、ビシエドの三ゴロで二塁ベースに入り、そつなく併殺を完成。3度のゴロもきっちり処理した。佐藤輝は「少年野球も含め、人生初です」という守備位置に目を白黒。矢野監督は「1年間は長い。いろんなオプションをやっておく必要があるのかなと」理由を説明した。なお大山が右翼の守備についたのは、20年10月21日広島戦(甲子園)に4番・右翼で先発して以来プロ2度目。阪神はバンテリンドームでの中日戦の今季負け越しが決まった。ナゴヤドーム時代の18年から5年連続という屈辱だ。今季の同球場でのチーム打率1割8分1厘、平均得点1.8点はいずれもセ・リーグ球団本拠地別最低。阪神は、相手の先発投手が左腕だった試合で10連敗となった。これは16年6月15日オリックス戦松葉~7月20日巨人戦田口の10連敗以来。○...佐藤輝はプロ初の二塁守備をなんとかこなした。7回裏から就き、無死一塁で小フライにダッシュで追いつきキャッチ。その後、1死一塁で溝脇の二ゴロを捕球し、二塁へバックトス。三塁方向へ乱れ、併殺が取れなかった。3月12日の中日とのオープン戦で「人生初」の二塁守備に就いており、「オープン戦でもやりましたし、何があるか分からないので、これからもしっかりと自分にできる準備をしていきたいと思います」と冷静に言った。打席では6回、3試合ぶりの安打となる左前打で出塁も、7回2死二、三塁では左飛。ここぞで1本が出なかった。▽阪神井上ヘッドコーチ(大山の右翼、佐藤輝の二塁起用に)「もちろん慣れてない位置をなんでやらせてるねんってなるかもしれない。輝明のセカンドは、途中から投手を入れるとかの絡みがある。適当にやっているのではなく、苦肉の策というところ。今日は陽川を使いたかったから(ロハス)ジュニアの右翼より悠輔の方がいいという結論。いい左投手と当たる中、点数をたたき出す打者が打てない。左アレルギーと言われるけど、選手たちにはそんな意識はさせたくない」

◆阪神西勇輝投手が右中指の爪を負傷し、今季最短の3回で降板するアクシデントが起きた。3点ビハインドの4回に1度マウンドに上がったが、右手の指を気にするそぶりを見せ、トレーナーらが駆けつけた。治療のためにベンチに戻ったが、矢野監督が交代を告げ、島本が急きょマウンドへ。右腕は3回7安打3失点、わずか60球で降板し、8敗目を喫した。矢野監督は「爪の方がちょっと」と説明した。この日は序盤から持ち味を発揮できなかった。初回、中日岡林に右中間への二塁打を浴びると、続く大島には初球を打たれ右前打。無死一、三塁から、阿部に右犠飛を打たれ、わずか5球で1点を献上した。2回、3回も1点ずつ奪われ3失点。指揮官は「波に乗る前にちょっとやられちゃった感じで。前回とはちょっと違った感じがあったかな」と話した。2年ぶりの2桁勝利に王手をかけ、「勝てるだけ勝ちたいし、投げられるだけ投げたい」と意気込んでいたが、不本意な結果に終わった。右腕は右中指をテーピングをしてベンチで戦況を見つめた。次回登板について、指揮官は「はっきりいけるかは今ちょっと言えない」と明言を避けた。回復具合を見ながら、判断する。【三宅ひとみ】○...浜地真澄投手がピンチをしのいで13試合連続無失点に抑えた。勝ちパターンも担う右腕は、3点ビハインドの7回に5番手で登板。四球と安打で2死一、二塁とされたが、石橋を遊ゴロで切り抜けた。「流れを作りたいと思ってマウンドに上がりましたが、先頭に四球を出してしまい悔しいです」と反省。それでも、6日ぶりのマウンドで仕事を果たし、防御率0点台をキープした。○...6番手小林慶祐投手が2試合連続無失点で役目を果たした。3点ビハインドの8回に登板。岡林に安打を浴びたが、落ち着いて後続を断った。「与えられた場面をゼロで帰ってこれたことはよかったと思います」。7日の1軍昇格後は、6試合7イニングで失点はわずかに1。防御率1・29と安定した投球を続けている。

◆阪神中野拓夢内野手がリーグ最多安打争いでトップに並んだ。5回に左前打、7回に右前打を放ち、今季33度目の1試合複数安打。129安打は広島坂倉と並びトップタイ。「1番打者のお手本」と、これまでにも目標に掲げてきた近本には1安打差をつけチームトップだ。8月は新型コロナ感染による離脱があったものの、関係なしの好成績。虎のリードオフマンは復帰後の8試合で36打数12安打、打率3割3分3厘と元気だ。守備も光った。7回から佐藤輝が二塁に。1死一塁で二ゴロを捕球後、バックトス。これが乱れたものの、中野は体勢を崩しながらキャッチし、フォースアウトをもぎ取った。不慣れな同期入団の後輩を助けるプレー。冷静に対処する姿勢が頼もしい。19盗塁もヤクルト塩見、近本に4個差のリーグ3位。2年連続盗塁王、初の最多安打と2冠も視野に入る位置にいる。シーズン終盤、打って走ってスパートに入る。

◆今月の阪神藤浪晋太郎投手(28)は3試合先発して1勝1敗、防御率1.77。20回1/3を投げて四球が1個、死球が2個だけで、9イニング換算の与四死球率は1.33。今日も安定した投球を見せて白星を目指す。

◆阪神近本光司外野手(27)が、今季初めて「2番中堅」でスタメン出場する。2番で先発は20年8月6日巨人戦以来約2年ぶり。3番には好調のメル・ロハス・ジュニア外野手(32)。大山悠輔内野手(27)は2試合連続で「5番右翼」に名を連ねた。チームは相手先発が左腕の試合で10連敗中。深刻な"左腕アレルギー"からの脱却なるか。先発は前回20日の巨人戦で7回1失点と好投し、登板で待望の今季初勝利を手にした藤浪晋太郎投手(28)。7回1失点で敗戦投手となった13日の中日戦に続く、今季2度目となる中日小笠原との甲子園V腕対決で、リベンジを期す。

◆阪神のD1位・森木大智投手(19)=高知=が26日、1軍に初合流した。森木は1年目の今季、ここまでウエスタン・リーグで11試合に登板し、4勝2敗、防御率3・28。7月23日のフレッシュオールスター(長崎)ではウエスタン選抜として先発し、8月1日のプロアマ記念試合(神宮)ではU-23NPB選抜として中継ぎ登板し、ぞれぞれ1回無失点に抑え、大器の片りんを見せていた。28日の中日戦(バンテリンドーム)でプロ初先発のマウンドに向かう予定で、球団の高卒新人投手の1軍先発は2013年の藤浪以来。初登板初勝利すれば、2リーグ分立後では初の快挙となる。右腕はバンテリンドームでの練習前にチームメートから拍手で歓迎され、笑顔を見せていた。

◆阪神・西勇輝投手(31)が先発する。今季の中日戦は3試合に先発して1勝1敗、防御率1・71。前回の12日(京セラ)は8回7安打4失点で黒星を喫した。この試合でも投げ合った大野雄とのマッチアップは今季3度目。前回登板した19日の巨人戦(東京D)では3安打で今季2度目の完封勝利を挙げており、弾みをつけてマウンドに上がる。勝てば2年ぶりの2桁勝利となる。大山悠輔内野手(27)が「右翼」に回り、陽川尚将外野手(31)が「7番・一塁」に入った。

◆阪神・藤浪晋太郎投手(28)が27日の第2戦に先発予定。前回登板の20日の巨人戦(東京ドーム)では7回1失点で今季初勝利を挙げた。藤浪の主な一問一答は以下の通り。ーー1勝を挙げて、落ちついた「一つ付いたのは、付いたんですけど、油断せずに良いピッチングを継続することが大事。付く、付かないで違いますけど、考えすぎないように気を引き締めて投げたいなと思います」ーー中日とは今季2度目の対戦、気を付けたいこと「相手もいろいろやって来ることもあるでしょうし、その辺りに惑わされないようにしていきたいなと思います」ーーブルペンでの感触「よかったんじゃないですかね」ーー何球くらい「ブルペンと言うほどでもないですけど、軽く形だけ、傾斜の確認だけしました」ーー良い感じをキープできている「良い感覚では投げれました」ーー真っすぐ、スプリット、カットで十分打ち取れているがバランスは「良い状態だと真っすぐ、カット、スプリットで押せていけるんですけど、悪くなった時にどうするか、良くなかった時に緩いボールを使っていけたらとか、ツーシームを使っていければ、相手の狙いも変わって来ると思うので、使えるに越したことないかなと思います」ーー日曜日(28日の第3戦)に森木が初登板、良い形につなげたい「そうですね、そこまでの余裕はなかなか、ないですけど、良い流れで渡してあげたいですし、気楽に投げれる状況を作れれば、より良いかなと思います」ーー高卒1年目で投げているが、森木をみて思い出すことは「思い出すことは特にないんですけど、キャッチボールを見ていると元気だなと思いますね。自分も年をとったなと思います」

◆先発した阪神・西勇輝投手(31)が3回60球を投げて7安打3失点で緊急降板。0-3の四回、マウンドで投球練習をした際、右手の指先を気にする仕草を見せ、トレーナーとともにベンチに引き揚げた。このあと矢野監督は西勇に代わって2番手に島本を告げた。西勇は一回、先頭の岡林に右中間二塁打を浴び、大島の右前打で無死一、三塁。続く阿部の右犠飛で先制を許した。二回には先頭の土田に遊撃内野安打。2死三塁とされて岡林に右前適時打で1点を奪われた。さらに三回は1死から阿部の中前打とビシエドに四球を与えて一、二塁となり、平田に高めのカーブを左前に運ばれて3失点。前回19日の巨人戦(東京ドーム)で今季9勝目を3安打完封勝利で飾ったが、球の切れ、制球とも本来の調子ではなかった。

◆「7番・三塁」で、13日の中日戦以来(京セラ)以来の先発出場だった阪神・陽川尚将外野手(31)が0-4の六回2死一、二塁から左翼フェンス直撃の2点二塁打を放って反撃開始だ。六回1死から佐藤輝が左前打。続く大山は、打球が三塁ベースに当たる内野安打で出塁。ロハスは左飛に倒れたが、大野雄の投じた外角カットボールを振りぬいた。ここで大野雄は降板した。陽川は今季、大野雄に試合前の時点で打率・333(6打数2安打)と結果を残していた。しかし、その裏、ラウル・アルカンタラ投手(29)が失点するなど、投打の歯車がかみ合わなかった。

◆阪神・佐藤輝明内野手(23)が七回の守備から公式戦初の二塁守備に就いた。無死一塁から後藤が放った飛球をキャッチすると、続く溝脇の二ゴロを処理して二塁に入った中野にバックトスで封殺。思わず顔がほころんだ。佐藤輝は3月10日、11日に初めて二塁の守備練習を行い、12日の中日とのオープン戦(甲子園)で「人生初」という二塁守備を経験していた。

◆阪神は中盤の反撃も及ばず、敗戦。夏のロードの対戦成績は9勝13敗となり、3年連続で負け越しが決定した。さらに、中日・大野雄に白星を献上し、チームは先発左腕に対して10連敗。また今季のバンテリンドームでの対戦成績も3勝7敗となり、2018年から5年連続の負け越しも決まった。打線は0―4の六回に陽川が2点二塁打で意地を見せたが、相手エース左腕を攻略できず。継投に入った七回以降も好機を作りながらも得点できなかった。先発の西勇は四回の投球練習中に右手の指を気にする仕草を見せ、ベンチへ。マウンドには戻ってこず、そのまま3回7安打3失点で降板した。「4番・三塁」で出場した佐藤輝は七回の守備からプロ初となる二塁の守備に就いた。慣れないポジションでの守備にもたつく場面もあったが、計2度の守備機会をミスなくこなした。

◆中日は岡林、平田、大島の適時打などで四回までに4点を先行した。六回は2点を返された直後に代打・三好の適時打で差を広げた。大野雄は六回途中まで2失点で6勝目を挙げた。阪神は西勇の早々の交代が誤算で、反撃も遅かった。

◆中日の大野雄が六回途中まで2失点で6勝目を挙げた。立ち上がりから球威、制球ともに上々。4―0の六回に3安打を集められて救援を仰いだが、チームは逃げ切り。21歳の捕手、石橋のリードにも支えられ「よく守ってくれた野手のみなさんに感謝している」と殊勝に話した。二回の満塁のピンチをしのぎ、3点差に広げた直後の四回無死一塁では大山を二ゴロに仕留めて併殺に。要所を締める投球で役割を果たした100球だった。

◆阪神の先発左腕相手の連敗が「10」となった。得点は大野雄大投手(33)に対し、「7番・一塁」に入った陽川尚将外野手(31)の適時打による2点のみ。西勇輝投手(31)は三回まで7安打を浴びて3点を与え、四回の投球練習中に右手指先のアクシデントで降板した。大山悠輔内野手(27)が2020年10月21日の広島戦(甲子園)以来の「先発右翼」に入り、3点を追う七回2死二、三塁で左飛に倒れた「4番・三塁」の佐藤輝明内野手(23)が、その裏の守備から公式戦初の二塁に就いた。夏の長期ロードが9勝13敗となり、2試合を残して、3年連続の負け越し決定。5年連続のバンテリンドーム負け越しも喫した矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績57勝60敗2分、観衆2万6637人)。ーー西勇はいつもの投球ではなかった「うーん、まあちょっとね。波に乗る前にちょっとやられちゃった感じで、うん。前回とはちょっと違う。違った感じがあったかな」ーー指の影響「爪の方がちょっと」ーー今後は「まあねえ、まあまあ。はっきり行けるかっていうのは今、ちょっと言えないけど」ーー右翼・大山、二塁・佐藤輝「まあまあ、左で点取れないんで、何かそういう方法はないかなっていうところで。まあね、ずっと一緒でやっても変わってこないんで、そういうことで変えてもいいんじゃないかなってことで」ーー陽川が期待に応えた「まあまあ、そうやねえ、うん。内容的にも良かったかなと思います」ーー大山の右翼や佐藤輝の二塁を試せたのは今後にもつながる「どうか分からんけど。頭の中にはずっとあって何回かやろうとしたけど、なかなか機会がなかったんで」ーー今後もあり得る「むちゃくちゃはできへんけど。点取らなイカン。追いつかなイカンというところでは、それもオプションの中でやっていく時もあるのかなと思うけど。それがたまたま今日やったと」ーー大野雄を引きずり下ろすところまでは「引きずり下ろすところまではいってないしね。今日も向こうも調子が良かったところまではいってない。まあ、なかなか。理想として、どこかでホームランでも出てくれるといいんだけど。なかなか連打連打は難しくなってくるので」

◆「4番・三塁」の阪神・佐藤輝明内野手(23)が3点を追う七回2死二、三塁で左飛に倒れた後の守備から二塁に就いた。3月12日の中日とのオープン戦(甲子園)では「4番・二塁」で出場したが公式戦は初。試合後「オープン戦でもやりましたし、何があるかわからないので、これからもしっかりと自分にできる準備をしていきたいと思います」と語った。

◆阪神の先発左腕相手の連敗が「10」となった。左腕対策として大山悠輔内野手(27)が2020年10月21日の広島戦(甲子園)以来の「先発右翼」に入り、3点を追う七回2死二、三塁で左飛に倒れた「4番・三塁」の佐藤輝明内野手(23)が、その裏の守備から公式戦初の二塁に就いたが、実らなかった。試合後の井上一樹ヘッドコーチ(51)の主な一問一答は以下の通り。ーーこのタイミングでの右翼大山、二塁佐藤輝の起用「それは何とかしようという執念を見せる。もちろん慣れてないポジションをやらせるのは、『おいおい何でやらせてるねん』ってなるかも知れない。でもそうじゃなくて、点を取るためには、例えば輝明のセカンドは途中からピッチャーをどこに入れるとかの絡みがあるから、適当にやってるんじゃなくて、苦肉の策というところでもある。どうすれば最善かを考えてあそこにいる。今日は陽川を使いたかったから、じゃあジュニア(ロハス)のライトより悠輔の方がいいという結論でそこを守らせた」ーー佐藤輝の二塁スタメンはない「それはよっぽどのことがないと、それはない。それはないよ。スタメンで二塁はないけど、ビハインドの展開で、ウチが攻撃で点を取らないといけない場面に遭遇したら、ああいうことも考えられる。四の五の言うようなことではない」ーー陽川の適時打だけで、左腕は負けが続いている「左ピッチャーはいいピッチャーがウチに当たる。ここで一本って時に点数をたたき出すバッターが、そこで打てないのが点にならない。左アレルギーって言われるけど、選手たちには、そんな意識はさせたくない。実際には左だからとか、変な意識を持たさないようにしたいと思っている」

◆復活の右腕が、そして期待の〝金の卵〟が流れを変える! 阪神のドラフト1位・森木大智投手(19)が26日、バンテリンドームで1軍に初合流した。この日、先発の西勇が爪を痛めて3回で緊急降板。借金3と苦しい状況だが、27日は前回491日ぶりの先発星を挙げた藤浪が、そして28日は森木が、2リーグ分立後では球団初となる高卒1年目での初登板勝利を目指し、敵地のマウンドに立つ。再び漂うイヤな流れを新風が吹き飛ばす。やる気と元気に満ちあふれた森木が変える。3戦目にプロ初先発するルーキーが強気の投球で虎をもう一度よみがえらせる。「しっかり勝つピッチングをするのが自分の持ち味なので、真っすぐでどんどん押していけるピッチングができたら」森木がめでたく1軍初合流となったこの日、虎にアクシデントが発生した。先発の柱として力投を続けてきた西勇が四回の投球練習中に右手の爪に異変を感じ、3回3失点で緊急降板。その後は小刻みな継投を強いられ、チームも敗れた。盤石な投手陣に立ち込めた暗雲を払拭できるのは、高卒ドライチのコンビしかいない。28日に1軍デビュー予定の森木はブルペン投球などで調整し、登板に備えた。練習では指揮官から「細かいことは考えずに、全力でゾーン内で押していけ」と言葉をかけられ、「自分もそういう思いだったので、どんどんいきたい」と気合をみなぎらせた。高知高からドラフト1位で入団し、今季はここまでウエスタン・リーグ11試合の登板で4勝2敗、防御率3・28。一歩ずつ確実に実戦経験を重ね、1軍の切符をつかんだ。球団の高卒新人の1軍先発は、2013年の藤浪晋太郎以来。その藤浪も27日に先発予定で、先輩としてピシャリと竜を封じ、9歳年下の後輩にいい形でバトンを渡したいところだ。「(森木に)良い流れで渡してあげたいですし、気楽に投げれる状況を作れればより良いかな」一方の背番号「20」も大一番を前に「1軍に入ったので、ここで結果を残すしかない」と鼻息を荒くした。球団の高卒新人が初登板で初勝利を挙げれば、2リーグ分立後は初の快挙だが、ハートは冷静だ。「タイガースの高卒新人で初登板で勝った人がいないというのは聞いている。でもそこは意識することなく、自分のピッチングをできれば」森木の目は自信とやる気で満ちていた。志高き〝いごっそう〟が鮮烈デビューを飾り、暗闇の中にいる虎に一筋の光を照らす。(織原祥平)

◆逆転ミラクルVは遠いけど、最下位・中日に負けるわけにはいかへんでェ!!0-4の六回に陽川の2点二塁打で追い上げた~!! その上、虎キラーの大野雄もマウンドから降ろしたでー! よっしゃ、ここから虎の反撃いきまっせーと、思ったら...。中日・石橋の左翼後方に高々と舞い上がった飛球に対して、レフトのロハスがリトルリーグ以下の守備(ちゅーか、グラブにも触れてないので、三塁打にした公式記録員も涙を流してるわ)で追加点を奪われて、俺は助っ人になってない外国人選手にキレたー!!俺は外国人を残留審査をしたのだ!! ロハス×、ロドリゲス×、マルテ×(名馬はけがをしないのに、どんだけ故障するんや!!)、アルカンタラ×、ウィルカーソン×、ケラー、ガンケルは残留させたい気もあるけど、阪神の悪しき風習、保険で残しときましょう...で、ほとんどうまくいった歴史はなーい!!来季は新監督でスタートするのだから助っ人も全て夢と希望の新顔にしましょう!! てか、若虎を成長させて、助っ人なしの猛虎軍でええわー!!

◆8月26日は「パワプロの日」だった。みなさんもご存じ、コナミデジタルエンタテインメントから発売されている人気野球テレビゲーム「実況パワフルプロ野球」。パワ(8)プロ(26)をパワ(8)フル(26)に楽しんでもらうということで、2016年に制定された。パワプロでは投手のコントロールやスタミナ、野手のミート力やパワーなど、それぞれの能力がS、A~Gランクで分けられている。たとえば、藤浪はコントロールF、スタミナA、佐藤輝はミート力F、パワーAという感じだ。これまでの実績などが能力に反映されているわけだが、〝過小評価〟されている選手もいるそうで、子供の頃からのパワプロフリークの虎番キャップ長友孝輔がおしえてくれた。「ソフトバンク担当時代、松坂大輔さんにパワプロに登場する自分のことを聞いたら、能力に不満を漏らしていました。15年版のゲームでは直球の最速が153キロになっていましたが、前年の14年はもっと速い球を投げていたので、160キロくらいにしてほしいとコナミさんに要望していましたよ」パワプロにはオリジナルの選手が作れる「サクセスモード」がある。西武時代にパワプロで遊んでいた松坂さんは、能力に納得できなかったため、ゲームの中で〝リアル〟な自分に作り直していたという。サブキャップ新里公章は虎番随一のパワプロ好き。「阪神のスタメンを決めるとき、2軍時代によく取材させてもらっていた陽川選手はクリーンアップで使いますね。4番を任せていたときもありました。ソフトバンクにトレード移籍してしまいましたが、中谷選手も思い入れがあるので、クリーンアップでした」。新里のパワプロには個人的な思いが詰まっている。さて、この日、大阪・難波の編集局では、局長・生頼秀基、運動部長・堀啓介が9月8日から奈良・KOMAカントリークラブで開催される男子ゴルフ「Shinhan Donghae Open」の主催者や日本ゴルフツアー機構(JGTO)・浦山豊統括部長の訪問を受けた。日本ツアー・韓国ツアー・アジアンツアーによる共同主管の同大会は、38回目にして今回が日本初開催。大会をPRされた生頼局長は「試合が盛り上がることを期待しています」と話していた。コロナの影響で20年から大会中止や無観客が続いたゴルフ界。今年になって、ようやくほとんどの大会でギャラリーを入れて開催できている。華やかな女子ツアーもいいが、男子ツアーもパワフルでおもしろい。300ヤードを超えるドライバーショットはボールが破裂するんじゃないかと思うくらい、すさまじい音を立てて飛んでいく。ぜひ読者のみなさんには生観戦で男子ツアーの醍醐味を感じてもらいたい。阪神タイガースは新里の〝推しメン〟陽川が2点打を放ったけど敗戦。残り24試合でリーグ優勝はかなり厳しい状況だ。パワプロでは選手のトレードで戦力を大幅に変更させて、順位を調整することも可能だが、現実の世界ではそうはいかない。28日に1軍デビューを果たす森木にも期待するが、打線が奮起してほしい。とにかくパワフルな試合を見せてくれ~!!

◆阪神は中日に2-5で敗れ、最下位相手に4連敗。首位ヤクルトとのゲーム差は11に広がった。大山悠輔内野手(27)を2年ぶりに右翼で先発出場させ、佐藤輝明内野手(23)を試合途中にシーズンでは初の二塁に就かせた矢野采配を、中日、阪神などで活躍し、楽天初代監督を務めた田尾安志氏(68)=本紙専属評論家=はバッサリ。「守りをあまりにも軽視」「これが(4年間の)集大成なのか」と厳しく指摘した。スタメンを見て、またか...と思った。大山が今季初めて右翼でスタメン。矢野監督は守りをあまりにも軽視していると言わざるを得ない。先発投手は、西勇と大野雄。試合前までの2人の今季対戦防御率は、大野雄が1・53で、西勇が1・71。エース同士の投げ合いになるのだから、ロースコアの展開を想定して、オーダーを組まないといけない。そう考えたら、守りでエッと思うような布陣を敷くのは絶対によくない。このスタメンは陽川を一塁で出すために、大山を慣れない右翼で出すということ。守りに関していえば、矢野監督の考えでは、佐藤輝、大山はチームの中心ではないということになる。脇役の他の選手を使いたいために主軸を動かしてしまう。話が反対だろう。挙句の果てには試合終盤の二塁・佐藤輝。そこまでやるんだと思った。この試合に限らずだが、佐藤輝、大山の守りをころころ動かすようでは、なかなか落ち着いた野球はできない。急に普段と違うポジションを守れと言われた選手は、ミスした時に、いくらでも言い訳ができてしまう。選手からしたら〝しようがないよ...〟と。それは絶対によくない。劣勢だし、二塁打を打った陽川をもう1打席使いたいということだろうが、他にやりようがあったのではないか。そもそもスタメンは「右翼・陽川」でよかったのではないか。彼は外野も守っているのだから。選手がひとつのポジションをきちんと守るということから、やっていかないと、こんな野球になってしまう。矢野監督は4年目。4年目の最後20試合ぐらいしかないところで、こんなゲームをしてしまうのはあまりにもさみしい。出来上がったチームで、しっかりとしたゲームをみせてほしいと思っていたが、ここまできても、その場繕いのゲームをしている。これが集大成なのか。勝ち負け以前の問題。やっている選手は表立って文句は言わないだろうが、心の中では何か感じているだろう。そうなってしまうような選手起用だ。「4番三塁・佐藤輝」、「5番一塁・大山」からメンバー表を書く。そこは動かさないよというところから始めてほしい。他球団から何をやっているんだと思われる。選手も大変だ。残り試合も少なくなったが、糸原をなかなか外さない。打率・250も届いていない(・245)選手を、そこまで大事に使うのかと感じてしまう。走攻守そろった選手ではなく、打ってなんぼの選手だ。守りがかたまらないのは、このあたりに原因がありそうだ。探りながら探りながらやってきて、4年間、探ったままだったのか。4年も監督をさせてもらって、このままの野球ではさみしすぎる。(本紙専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
66471 0.584
(↑0.004)
-
(-)
29493
(+6)
439
(+3)
136
(+3)
61
(-)
0.252
(↑0.001)
3.470
(-)
2
(-)
DeNA
58492 0.542
(↓0.005)
5
(↓1)
34387
(+3)
402
(+6)
89
(+2)
37
(+1)
0.252
(-)
3.360
(↓0.03)
3
(-)
阪神
57602 0.487
(↓0.004)
11
(↓1)
24402
(+2)
342
(+5)
73
(-)
89
(-)
0.241
(-)
2.550
(↓0.02)
4
(-)
巨人
56611 0.479
(↑0.005)
12
(-)
25445
(+4)
506
(+3)
131
(-)
51
(+1)
0.243
(↑0.001)
3.870
(↑0.02)
5
(-)
広島
54623 0.466
(↓0.004)
13.5
(↓1)
24447
(+3)
451
(+4)
73
(+1)
24
(-)
0.255
(↑0.001)
3.520
(-)
6
(-)
中日
51611 0.455
(↑0.005)
14.5
(-)
30331
(+5)
402
(+2)
55
(-)
45
(+3)
0.248
(↑0.002
3.360
(↑0.01)