ヤクルト(★3対4☆)DeNA =リーグ戦15回戦(2022.08.12)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
DeNA
0011020004901
ヤクルト
0100100103602
勝利投手:大貫 晋一(9勝4敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝2敗25S))
敗戦投手:小川 泰弘(5勝7敗0S)

本塁打
【DeNA】ソト(10号・6回表2ラン)
【ヤクルト】村上 宗隆(41号・2回裏ソロ),オスナ(13号・5回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 DeNA戦チケット予約

DAZN

◆DeNAは1-1で迎えた4回表、嶺井の適時二塁打で勝ち越しに成功する。同点を許した直後の6回には、ソトの2ランで再びリードを奪った。投げては、先発・大貫が6回2失点の好投で今季9勝目。敗れたヤクルトは、8回に押し出し四球で1点差とするも、あと1本が出なかった。

◆セ・リーグ打率1位のDeNA佐野恵太外野手(27)は、今季のヤクルト戦で打率3割8分2厘。対セ・リーグでは最も打っており、今日の先発小川には2打数1安打1本塁打、通算でも打率3割1分3厘の好相性。

◆今季ワーストタイとなる6連敗中のヤクルトは、大幅に先発メンバーを入れ替えて2位DeNAとの一戦に臨む。山田哲人内野手(30)がスタメンを外れた。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2試合連発となる41号ソロで、2年連続の100打点に到達した。2回無死、DeNA大貫の2球目を捉え、バックスクリーン左へ。「何とか先制点という気持ちで打席に入りました。まずは先制できて良かったです」と喜んだ。村上は21歳シーズンだった昨年9月26日中日戦で100打点に到達し、史上最年少100打点をマーク。最終的に112打点まで数字を伸ばした。今季はチーム103試合目、昨季より1カ月以上も早い大台到達となった。

◆DeNAはネフタリ・ソト内野手(33)の勝ち越し2ランで再び突き放した。取って取られてのシーソーゲームの展開で、2-2で迎えた6回。先頭宮崎が右前打で出塁すると、ソトが左翼席へ降りしきる雨を切り裂き、アーチを描いた。最大17・5ゲーム差から7ゲーム差に縮め迎えた首位ヤクルトとの直接対決。本塁打王を2度獲得しているソトは「打ったのはチェンジアップです。久々にいい感触で捉えられることができました。勝ち越しできて良かったです!!」と、真剣な表情で振り返った。

◆22歳のヤクルト村上宗隆が41号を放ち、昨年に続いて100打点を記録した。22歳以下のシーズンに100打点以上は21歳で112打点、22歳で100打点の村上と18年に22歳で100打点の岡本(巨人)だけ。「2年連続100打点」は63、64年王(巨人)97、98年松井(巨人)15、16年山田(ヤクルト)の23、24歳、「40本・100打点」も63年王の23歳を抜く最年少記録だ。昨年の100打点到達はチーム117試合目だったが、今年は103試合目。100打点到達のスピード記録は99年ローズ(横浜)のチーム81試合目で、103試合目以内は15年中村(西武)以来。ヤクルトでは18年バレンティンのチーム104試合目を抜いて球団最速100打点となった。

◆3連勝の勢いがDeNAを後押しした。最大級の警戒網を張り巡らせたヤクルト村上に2回、41号先制ソロを許しても慌てない。直後の3回1死二塁で桑原が左越え同点適時打を放った。さらに4回には嶺井が一塁と右翼の間に落とすポテン適時打で、一時勝ち越しに成功した。しかし再びソロ弾で追いつかれ、序盤はシーソーゲームの展開だった。首位と最大17・5ゲーム差から7差にまで縮め迎えた3連戦初戦。6連敗中のヤクルトに対し、阪神を3連戦3連勝で倒し、ホーム11連勝を飾ったDeNAが再び突き放した。6回先頭の宮崎が右前打で出塁すると、ソトが左翼席への10号2ランで勝ち越した。投げては、先発大貫が6回2失点でゲームをつくり、7回から継投。8回に登板したエスコバーが1死満塁のピンチを招き、代わって登板した入江が押し出し四球を出すものの1失点にとどめた。9回は山崎がリードを守り切った。接戦を制したDeNAが、4連勝で6ゲーム差に追い詰めた。

◆DeNAが4連勝。2-2の6回にソトの2ランで勝ち越した。大貫は6回2失点で9勝目。5投手の継投で逃げきり、山崎が25セーブ目を挙げた。ヤクルトは小川が6回4失点と粘れず、打線も拙攻で3年ぶりの7連敗を喫した。ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2年連続で100打点に到達した。2回無死、DeNA大貫からバックスクリーン左へ41号先制ソロを放ち、チーム103試合目で大台をクリア。昨季の112打点を上回るシーズン換算138打点のハイペースで、存在感を示した。だが主砲が打ってもチームは勝てず...。最大17・5ゲーム差あったDeNAに、6ゲーム差まで詰め寄られた。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2年連続で100打点に到達した。2回無死、DeNA大貫からバックスクリーン左へ41号先制ソロを放ち、チーム103試合目で大台をクリア。昨季の112打点を上回るシーズン換算138打点のハイペースで、存在感を示した。だが主砲が打ってもチームは勝てず...。最大17・5ゲーム差あったDeNAに、6ゲーム差まで詰め寄られた。村上らしい豪快な1発で節目に達した。2回無死、DeNA大貫の2球目、真ん中に入った137キロカットボールを捉えてバックスクリーン左へ。「何とか先制点という気持ちで打席に入りました」。11日広島戦の第4打席から2打席連発となる41号で、5試合ぶりの先制点をもたらした。昨年は9月26日中日戦で、史上最年少となる21歳シーズンでの100打点に到達。今季はそれより1カ月以上も速いペースだ。巨人岡本和に1打点及ばず昨季はタイトルを逃したが、今季は2位以下を大きく離して初の打点王は有力な状況。開幕前から「すべてタイトルを取れるなら取りたい。去年の成績より残すこと、さらにいい成績を残すことは絶対条件」と話していた通り、本塁打、打率を加え令和初の3冠王も射程圏に入っている。残り3打席も3四死球で全打席出塁。だが主砲が出塁しても、勝利が遠い。高津監督はこの日、大幅に打線を組み替えた。山田と山崎をスタメンから外し、主に1番を任せてきた塩見を今季初めて3番で起用。しかし村上が塁上にいた4回1死一、三塁ではサンタナが二ゴロ併殺打。6回2死一、二塁もサンタナが一邪飛、8回1死満塁でも押し出し四球で1点を返すのがやっとだった。最下位だった19年以来となる、今季ワーストの7連敗。4連勝と勢いに乗るDeNAとは、最大17・5あったゲーム差が6まで縮まった。2点を追う8回無死一、二塁では、塩見がバントを空振りし、二塁走者の丸山和が飛び出してアウト(結果は盗塁死)になるなどミスも出た。高津監督は「あそこで飛び出しているようでは...。バントも出来なかったし、走塁も。すごく大きなワンプレーだったと思いますね」と険しい表情だった。【鈴木正章】○...2位DeNAに接戦で敗れ、今季ワーストの7連敗を喫した。2点を追う8回無死一、二塁、塩見のバント空振りで、二塁走者の丸山和が飛び出してアウト(結果は盗塁死)。その後、塩見は左前打で、2死満塁からオスナの押し出し四球にはつながったが、手痛い走塁とバントのミス。高津監督も「あそこで飛び出しているようでは...。バントも出来なかったし、走塁も。すごく大きなワンプレーだったと思いますね」と険しい表情だった。▽ヤクルト・オスナ(5回に13号ソロ)「1打席目にミスショットしてしまったので、強引にいかず、しっかりと自分のスイングができました」▽ヤクルト小川(6回8安打4失点で7敗目)「風が強く雨も降っていましたが、丁寧に投げることを心掛けていました。ソト選手へのホームランが甘く入ってしまって悔やまれます」

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2試合連発となる41号ソロで、2年連続の100打点に到達した。大リーグの年少シーズン連続100打点 1929年メル・オット(ジャイアンツ)が21歳で到達。22歳シーズンでは、40年テッド・ウィリアムズ(レッドソックス)、56年アル・ケーライン(タイガース)、05年ミゲル・カブレラ(マーリンズ、現タイガース)の3人。現役のカブレラを除いていずれも殿堂入り。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が二回に中越えの41号ソロを放った。これで2年連続となる100打点に到達。103試合目、残り40試合を残して40本塁打と100打点をクリアした。11日の広島戦(マツダ)から2試合連続となる一発。DeNA先発の大貫は投じたカットボールをバックスクリーン中段まで運んだ。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が二回に中越えの41号ソロを放った。これで2年連続となる100打点に到達。103試合目、残り40試合を残して40本塁打と100打点をクリアした。11日の広島戦(マツダ)から2試合連続となる一発。DeNA先発の大貫は投じたカットボールをバックスクリーン中段まで運び、広報を通じて「打ったのはカットボール。何とか先に先制点という気持ちで打席に入りました。まずは先制できて良かったです」とコメントした。

◆DeNAの先発・大貫晋一投手(28)は6回4安打2失点、6奪三振の力投を見せ、9勝目の権利を持って降板した。二回に村上に先制ソロを浴びたが、1―1の四回1死三塁での第2打席は内角高めの厳しいところを突いて歩かせ、続くサンタナを注文通りの二ゴロ併殺打に仕留めて無失点で切り抜けた。4―2の六回、2死二塁で三度迎えた村上との対戦では、またも内角の厳しいところへ制球を間違えずに攻めながら歩かせ、続くサンタナを今度は内角への1球で一邪飛に打ち取り、またもピンチを無失点で切り抜けた。

◆嵐の予感か、伝説の予感か―。台風8号が接近し、上空は強風が吹き荒れる神宮球場。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)のバットから放たれた打球は一直線で中堅奥に消えていった。「何とか先制点という気持ちで打席に入りました。先制できて良かったです」二回先頭でDeNA先発の大貫が真ん中付近に失投したカットボールを逃さなかった。11日の広島戦(マツダ)で放った40号に続き、2打席連続となる41号。球団最速の100打点に乗せ、2年連続の大台。今季103試合目、残り40試合で「40本塁打」と「100打点」をクリアした。1、2日にはプロ野球史上初となる5打席連続本塁打をマークした村上。今季はさらなるレコードの更新が期待される。残り3本塁打で、2004年の岩村明憲が持つ球団日本選手のシーズン最多本塁打に並び、残り5本塁打でプロ野球最年少となる通算150本塁打達成も待ち構えている。この日、チームは広島から新幹線で移動し、本拠地でDeNA戦に臨んだ。スタメンを入れ替え、打順も組み替えた。主力の山田、山崎、中村がベンチスタートで丸山和、宮本、内山壮の若手組が先発。1番から丸山和、宮本、塩見の上位打線となった。雨脚が強くなった1―2の五回にはオスナが13号の同点ソロ。チームが一丸となって相手に食らいついたが...。先発の小川が6回4失点で降板。ついに7連敗。背後のDeNAとはついに6ゲーム差だ。

◆沖縄の本土復帰50年を迎えた今年。NHKが記念の連続テレビ小説『ちむどんどん』を毎朝放送している中、DeNAの〝うちなー捕手〟嶺井博希(31)も9年目の今季、チームに欠かせぬ存在となっている。1―1の四回。2死から前打者のソトが二塁打で出塁した。迎えた勝ち越しのチャンスで、嶺井は1球目のスライダーを空振り。2球目の直球を見逃し追い込まれたが、3球目、外角のスライダーに今度はバットを合わせ、しぶとく一塁後方へと落とし「いいところに落ちてくれてよかった」と笑みを浮かべた。前日11日の阪神戦では、1―1の七回2死一塁から決勝2ランを左翼席へとたたきこんだ。この日も2死から、しぶとい打撃で2試合連続の打点をマークした。女房役としても丁寧なリードを見せている。四回1死三塁のピンチで、前の打席に本塁打を浴びた4番・村上を迎えた場面。内角高めを徹底して突き、際どいところを攻めながら最後は四球で歩かせた。続くサンタナを今度は外角低めのカットボールでバットの芯を外し、注文通りの二ゴロ併殺打でこの回は無失点で切り抜けた。自己最多の91試合(2018年)を上回るペースで出場を続ける嶺井が、最後まで責務を全うする。チームは4連勝で50勝に到達。首位ヤクルトに6ゲーム差だ。

◆DeNAは4―2の八回、3番手・エスコバーが1死満塁のピンチを招いた場面で、昨年のドラ1位右腕・入江を投入した。サンタナを3球三振に仕留めると、オスナには押し出し四球を与えたものの、続く代打・山田を右飛に仕留めて拳を握った。1点のリードを守って、九回は山崎が三者凡退で締めた。三浦監督は「きょうはエスコバーの状態がよくなかった。そこで入江がああいう場面で本当に魂を込めて、よく踏ん張ったと思います。セットでサインを見てるとき、だんだん低くなってきて、現役のときの木塚コーチみたいな感じの気合が入ってましたね。ナイスピッチングです」とたたえた。

◆DeNAのソトが5年連続の10号となる勝ち越し2ランを放った。2―2の六回無死一塁で小川のチェンジアップを、体勢を崩されることなく振り抜き左中間席へ。7月16日以来の一発で4連勝をもたらし「緊迫した試合の中で打てた。久々にいい感触で捉えることができた」と誇った。7月に新型コロナウイルスに感染し、今月9日に1軍に戻って2試合安打が出なかった。首位ヤクルトとの大事な一戦で当たりが戻り「まだまだ試合は残っているので、この調子を続けていきたい」と気合を入れた。

◆台風8号が接近し、上空は強風が吹き荒れる神宮球場。バットから放たれた打球は一直線で中堅奥へ消えた。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が二回先頭で2戦連発の41号ソロを放った。「何とか先制点という気持ちで打席に入りました。先制できて良かったです」DeNA先発の大貫が真ん中付近に投じたカットボールを逃さなかった。前日11日の広島戦(マツダ)で八回に放った40号に続き、2打席連発だ。103試合目の100打点到達は球団最速。22歳シーズンでの「40本塁打&100打点」は1963年の巨人・王貞治(23歳シーズン)を抜き、史上最年少の達成となった。4番が孤軍奮闘しているが、チーム状態が上がらない。五回にオスナのソロで一度は追いつき、2点ビハインドの八回は押し出し四球で1点差に迫ったが、代打・山田は右飛に倒れた。7日の巨人戦(神宮)で四回にサンタナが放った満塁弾以降は、1イニング複数得点がなく、2019年5―6月に喫した16連敗以来となる7連敗となった。2位・DeNAとは6ゲーム差。高津監督は「ムネ(村上)の後でどう還すか。適時打が全然出ない。誰かが一本とは思っているけど、難しいですね」と首をひねった。投手陣が踏ん張り、村上を中心とする打線で突破口を見いだすしかない。(横山尚杜)

◆勢いが止まらない!! DeNAは12日、ヤクルト15回戦(神宮)の六回にネフタリ・ソト内野手(33)が10号2ランを放ち、4―3で勝った。チームは新型コロナウイルスの陽性者が再び出ているが、〝日替わりヒーロー〟の登場で、4連勝を飾り、貯金は今季最多の「4」とした。後半戦は8勝1敗と絶好調。7月4日時点で最大「17・5」あった首位・ヤクルトとのゲーム差を「6」まで縮めた。五回終了後に神宮の空に打ち上げられた花火が号砲だった。直後の六回無死一塁。ソトが打った瞬間に確信した大飛球は、ベイ党が待ち構える左翼席へと吸い込まれた。値千金の決勝2ラン。両手を大きく広げ、喜びを爆発させた。「緊迫した試合の中で、感触は良かった。しっかりと引きつけて、前で捉えることできた」ヤクルト先発、小川に対し、カウント2―2と追い込まれてからの5球目。この日初めて投じられたチェンジアップに「タイミングを早く取って、ゾーンにきたらしっかり打つことを考えた」と見事に対応した。来日1年目の2018年から5年連続となる2桁本塁打をマークした。〝琢朗ドリル〟が効果を発揮した。ソトは1998年の日本一を1番打者として支えた石井野手総合コーチとバットを持たず、トスされた球を体重移動しながらネットに投げる試合前のルーティンを今季から始めた。打撃フォームの中で〝間〟をつくる取り組みで、実戦から離れて崩れかけたタイミングもきっちり修正した。オールスター前の7月21日に発熱などの症状を訴え、新型コロナに感染。今月9日に1軍復帰したばかりだ。この日は、盟友のオースティンが陽性判定を受け離脱。「家が近いので、何か必要なものがあれば言ってくれ」と連絡を入れた心優しい助っ人は、2安打2打点で大砲不在の打線を支えた。チームは4日連続で感染者が出るなど、厳しい状況が続いている。それでも9日は大田がサヨナラ打、10日は牧が決勝打、11日は嶺井が決勝2ランと日替わりでヒーローが登場し、4連勝を飾った。後半戦開幕から9試合で8勝1敗は21年ぶりの快進撃だ。「チーム一人ひとりが自分の仕事をしている。いいメンバーで戦えているし、上がれる能力も持っている」とソトは胸を張った。首位・ヤクルトとの直接対決に先勝し、7月4日に最大17・5あったゲーム差を1カ月強で「11・5」も減らした。「雰囲気は良い。この雰囲気を保って勢いで向かっていける。一個ずつ積み上げていくだけ」と三浦監督の視線は鋭い。大逆転優勝へ-。DeNAは奇跡を信じて勝ち続ける。(浜浦日向)★勝負に徹し大貫9勝 先発の大貫は6回を2失点にまとめ、自身3連勝でチームトップの9勝目をマーク。二回に村上に先制弾を浴びたが、四回1死三塁での対戦ではフルカウントから強引に勝負せず四球とし、続くサンタナを二ゴロ併殺打に。六回2死二塁でも際どいコースへボール球を続けて歩かせ、サンタナとの勝負で一邪飛に仕留めた。「制球よく投げることができた」と息をつき、逆転優勝へ「誰一人として諦めている人間はいない」と言葉に力を込めた。■データBOX?DeNAが今季50勝目(46敗2分け)。チーム98試合以内での到達は2019年(97試合、同年最終2位)以来3年ぶり。貯金4は20年8月29日(31勝27敗3分け、同年の最多貯金は5)以来2年ぶり。?7月4日の時点で首位と最大17.5あったゲーム差が、球宴明けの後半戦9試合を8勝1敗と大きく勝ち越すなど、5月18日以来となる6差にまで縮めた。後半戦最初の9試合で8勝以上したのは、01年(8勝1敗、同年最終3位)以来21年ぶり(球宴が開催されなかった20年は除く)。?山崎のシーズン25セーブ以上は、15-19年(37→33→26→37→30)に次いで3年ぶり6度目。6度以上記録したのは、岩瀬仁紀(中日)の9度に次ぐ、高津臣吾(ヤクルト)、小林雅英(ロッテ)、クルーン(巨人など)と並ぶ2位。

◆広島からの移動ゲームのため、高津監督は青木と山田をスタメンから外し、1番にD2位・丸山和(明大)、2番に宮本を据えた。八回にはそれぞれ死球と四球で無死一、二塁の好機をつくったが、塩見がバントの構えから空振りすると、二走の丸山和が飛び出してアウトに。2死満塁で代打に送った山田は右飛に倒れた。指揮官は「打ってほしいと思ったけど、そんなに簡単ではない」と唇をかんだ。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が二回先頭で2戦連発の41号ソロを放った。103試合目の100打点到達は球団最速。22歳シーズンでの「40本塁打&100打点」は1963年の巨人・王貞治(23歳シーズン)を抜き、史上最年少の達成となった。【データBOX】?ヤクルト・村上が昨年(112)に続くシーズン100打点。ヤクルトの選手がチーム103試合目で到達したのは、2018年のバレンティンの104試合を抜く球団最速スピードとなった。2リーグ制(1950年)以降のプロ野球の最速記録は、99年の横浜のR・ローズの81試合。?シーズン40本塁打&100打点を記録したのは、2019年の西武・山川穂高(43本&120点)とDeNA・ソト(43本&108点)以来3年ぶり。22歳シーズンで達成したのは、63年の巨人・王貞治(40本&106点)の23歳シーズンを抜く最年少記録。ヤクルトで40本&100打点は13年のバレンティン(60本&131点)以来9年ぶり6人目。?ヤクルトでシーズン100打点を2度以上記録したのは、5度のラミレスを筆頭に6人目。日本選手では山田哲人(3度)、岩村(2度)に次いで3人目。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
59431 0.578
(↓0.006)
-
(-)
40447
(+3)
400
(+4)
125
(+2)
58
(-)
0.252
(↓0.001)
3.470
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
50462 0.521
(↑0.005)
6
(↑1)
45344
(+4)
372
(+3)
72
(+1)
33
(-)
0.251
(-)
3.430
(↑0.01)
3
(-)
阪神
52532 0.495
(↓0.005)
8.5
(-)
36361
(-)
309
(+4)
67
(-)
80
(-)
0.238
(↓0.001)
2.550
(↓0.01)
4
(1↑)
広島
51533 0.490
(↑0.005)
9
(↑1)
36417
(+6)
404
(+5)
63
(-)
21
(-)
0.256
(-)
3.470
(↓0.01)
5
(1↓)
巨人
51541 0.486
(↓0.004)
9.5
(-)
37416
(+5)
466
(+6)
124
(+2)
48
(+2)
0.245
(-)
3.980
(↓0.02)
6
(-)
中日
44561 0.440
(↑0.006)
14
(↑1)
42297
(+4)
368
(-)
53
(+1)
35
(+1)
0.247
(↓0.001)
3.480
(↑0.04)