オリックス(★1対2☆)楽天 =リーグ戦16回戦(2022.08.10)・京セラドーム大阪=
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楽天
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ORIX
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勝利投手:西口 直人(3勝0敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝2敗21S))
敗戦投手:ワゲスパック(2勝6敗3S)

本塁打
【楽天】岡島 豪郎(2号・9回表ソロ)

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◆楽天が延長戦を制した。楽天は1点を追う9回表、岡島のソロが飛び出し、土壇場で試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長10回には、島内が押し出し四球を選び、勝ち越しに成功した。投げては、5番手・西口が今季3勝目。敗れたオリックスは、救援陣が誤算だった。

◆今月17日に24歳を迎えるオリックス山本由伸投手(23)が通算50勝目を狙う。24歳前に50勝へ到達すれば11年6月1日田中将(楽天=22歳7カ月)以来で、オリックスでは89年10月15日に23歳8カ月で記録した星野以来となる。

◆松井一郎大阪市長(58)が今季初めて始球式を行った。冒頭のあいさつでは「全国1億2000万のオリックスファンのみなさんが応援してくれていると思います。昨年は(御堂筋パレードが)バーチャルでしか行えませんでしたが、今年は11月3日に御堂筋を空けて待っております」と宣言した。また、昨年の日本シリーズは、球場イベントの関係もあり、ほっともっと神戸を使用して開催。松井市長は「(湊)球団社長に確認したところ、今年の日本シリーズは全部、この京セラドームで行われるとのことでした」と明かした。背番号2025で登板した始球式は、ワンバウンド投球だった。昨年の本拠地開幕戦で始球式を行って以来のマウンドで、その際は「(優勝時はパレードで)御堂筋を空けて待っています」とエールを送っていた。チームは昨季、悲願の25年ぶりVに輝いたが、新型コロナウイルス感染防止のため、パレードの実施は見送られた。今季こそ悲願成就を願う。

◆楽天は一丸で勝利をつかみ、1日で3位に再浮上した。オリックス山本の前に8回まで無得点だったが、9回1死から岡島豪郎外野手(32)が代わった平野から右越えへ同点2号ソロ。土壇場で追いつくと、10回にワゲスパックから打線が押し出し四球をもらい、勝利した。投げては、先発辛島が5回1失点のあと、宋家豪、ブセニッツ、宮森、西口、松井裕と1イニングずつ0でつないだ。岡島は「こういうゲームを取りたいなと思っていた。うまく追いついて、最後、みんなで点を取って勝てた。ゲームとして、すごく大きい」と喜んだ。13年の日本一を知る。「あの時は2年目で、ただただ、がむしゃらに一生懸命やってただけ」と言いながら、混戦が続くリーグ戦について、こう言った。「やってる方もプレッシャーがかかるゲームが多くなるし、その中でも、こういうゲームを取れるのは自分にとっても自信になるし、チームにとっても成長できる。もっともっとプレッシャーがかかるゲームが出てくる。こういうゲームを、もっと取れるように」。経験に裏打ちされた言葉は、頼もしかった。○...石井GM兼監督が最後の勝負どころで自ら動いた。1点を勝ち越し、迎えた10回裏の守り。1死二塁でオリックス吉田正を申告敬遠で歩かせた。直前に自分でマウンドへ行き、松井裕に伝えた。「どうするという話をしたら迷う。松井を出した時点で同点は考えられない。勝つか負けるかだけ」。松井が後続を断った。普段は小山投手コーチの役割を担った指揮官は「僕が行っても小山と体形一緒だから」と冗談めかして喜びに浸った。

◆オリックス山本由伸投手(23)はゲームセットの瞬間まで、両手をたたいてナインを鼓舞した。プロ通算50勝目を狙って先発。8回115球5安打無失点の好投で、勝利投手の権利を持って救援にマウンドを託した。降板後は「ピンチの場面も粘り強く投げられたところはよかった」と話した。11奪三振に加え、投手ゴロを6度さばくフィールディングの良さを披露し、アウト24個のうち17個を自身で奪った。タオルで汗を拭い、戦況を見つめると、9回1死から守護神の平野佳が楽天岡島に、まさかの同点ソロを被弾。延長戦に突入した10回には、3番手のワゲスパックが3連続四死球など制球に苦しみ、勝ち越しを許した。この敗戦で4位に転落。中嶋監督は打線が1得点に終わり「負けたらこっち(首脳陣)の責任です。そこは選手のせいではない。切り替えてやります」と懸命に前を向いた。山本はリーグトップの防御率を1・70と良化し、146奪三振もトップを独走している。残り37試合。逆転連覇に向けての正念場-。エースの投げる日に、着実に白星を重ねたい。【真柴健】

◆松井一郎大阪市長(58)が、始球式を務めた。投球は外角低めへノーバウント投球。「ストライクやった」と振り返った。大阪府知事時代も含め、長年オリックスの試合で始球式を行ってきた松井市長だが、来年4月の任期満了で市長を退任し、政界を引退する意向を重ねて示しており、「最後」と口にした。チームが25年ぶりのリーグ優勝を果たした昨季は、コロナ禍の影響でバーチャルでの御堂筋パレード実施に。「11年間、秋に御堂筋を開けて待っていたんですけど、去年やれると思ったらコロナで...」と残念そうに話した。それだけに「政府も行動制限は出来るだけ実施しない方向と示しているので。これから感染拡大の時期もあるだろうけど、行動制限のないなかなら(今年は)御堂筋はパレードやれると思う。もう11月3日、日は取っています」と宣言。昨年の日本シリーズで敗れた相手であるヤクルトが、今季もセ・リーグ首位を独走しているだけに「ぜひ、オリックスさんにチーム、選手、監督みんなに堂々と御堂筋をパレードしてもらいたい。ヤクルト飲みながらね」と昨季のリベンジを果たすことを願っていた。

◆楽天は4位ながらも首位西武まで3・5ゲーム差。石井監督は試合前に「この中で振り落とされないように。その意味でも、カード勝ち越しは目先の目標として大事」と話した。前日9日の初戦を落としたことで、連敗は許されない状況。先発・辛島は四回まで1安打投球を続けていたが、0-0の五回1死から下位打線に3連打を浴びて先制点を奪われた。

◆オリックスの伏見が6月9日以来となる適時打を放った。0―0の五回1死から大下が左翼線二塁打、紅林が中前打で続いて一、三塁と好機が広がる。伏見は1ストライクから辛島の速球を右前にはじき返し「大下が気持ちのこもった1本で流れを変えてくれた。紅林も続いて自分もその流れに乗っていこうと思った」と喜んだ。東海大からドラフト3位で入団し、プロ10年目。6月30日に左太ももの故障で出場選手登録を外れ、今月2日に復帰したばかり。若月が新型コロナウイルスに感染したことで出場機会をつかみ、バットで存在感を示した。

◆オリックスの山本は8回を投げ5安打無失点。「ピンチの場面もあったが、何とか粘り強く投げられたところは良かった」と話した。無四球で今季最多に並ぶ11奪三振と文句のつけようがない内容。ところが1―0の九回に抑えの平野佳が岡島にソロを浴び、後半戦初勝利となる11勝目はするりと逃げた。六回は一塁手大下の失策で迎えた1死二塁のピンチに、鈴木大をフォークボールで空振り三振、浅村を153キロの速球で右飛に打ち取る。七回2死一、三塁では速球を外角低めに投げきり、渡辺佳を見逃し三振。要所を締め「伏見さんがうまくリードしてくれたおかげ」と感謝した。

◆オリックスは勝利を目前で逃し4位に転落した。1―0の九回、9日に新型コロナウイルス感染から復帰登板したばかりの平野佳が連夜のマウンドへ。だが岡島にソロを浴びて追い付かれる。延長十回はワゲスパックが2死三塁から3連続四死球で勝ち越し点を献上。その裏の攻撃は松井裕を1死一、二塁と攻めたが、小田、宗と連続三振に倒れた。中嶋監督は「負けたらこっち(首脳陣)の責任。選手のせいでもない。切り替えてやります」と自らに言い聞かせるように話した。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
55463 0.545
(-)
-
(-)
39351
(+2)
305
(+2)
87
(+1)
50
(-)
0.230
(↑0.001)
2.490
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
51452 0.531
(↑0.005)
1.5
(↑0.5)
45363
(+4)
325
(+3)
68
(+1)
56
(-)
0.255
(-)
3.060
(-)
3
(1↑)
楽天
50472 0.515
(↑0.005)
3
(↑0.5)
44371
(+2)
335
(+1)
69
(+1)
73
(+2)
0.249
(-)
3.240
(↑0.03)
4
(1↓)
ORIX
54520 0.509
(↓0.005)
3.5
(↓0.5)
37338
(+1)
331
(+2)
54
(-)
47
(-)
0.245
(-)
2.770
(↑0.01)
5
(-)
ロッテ
48531 0.475
(↓0.005)
7
(↓0.5)
41331
(+3)
379
(+4)
63
(+1)
93
(-)
0.224
(-)
3.290
(-)
6
(-)
日本ハム
42592 0.416
(-)
13
(-)
40335
(+2)
377
(+2)
79
(-)
68
(-)
0.234
(-)
3.440
(↑0.03)