中日(☆5対0★)DeNA =リーグ戦16回戦(2022.08.07)・バンテリンドーム=
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DeNA
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中日
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勝利投手:髙橋 宏斗(4勝4敗0S)
敗戦投手:ロメロ(4勝6敗0S)

本塁打
【中日】石垣 雅海(1号・8回裏3ラン)

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◆中日は4回裏、1死二三塁の好機からレビーラが適時打を放ち、先制に成功する。2-0で迎えた8回には石垣の3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・高橋宏が7回途中無失点の好投で今季4勝目。敗れたDeNAは打線が相手を上回る6安打を記録するも、無得点とつながりを欠いた。

◆DeNAフェルナンド・ロメロ投手(27)が、三浦大輔監督政権下では初となる貯金2を目指し、7日の中日戦の先発マウンドに上がる。今季は12試合に登板し、4勝5敗、防御率5.43ながら、対中日戦は4戦2勝(1敗)、防御率2.70と安定し、竜キラーぶりを発揮する。得意のバンテリンドームに限れば、3戦2勝無敗、防御率2.89で、今季初登板では8回無失点と好投した。ロメロは「いいイメージはありますし、今までと同じように投げられればと思っています。特に立ち上がりをしっかり集中して、そこからポジティブに試合を進めていけるように投球していきたいです」と意気込んだ。

◆DeNAは今季中日を相手に12勝2敗1分けで、特にバンテリンドームでは9勝1敗。同球場で過去に10勝以上したビジター球団は、97年横浜(11勝2敗)と00年巨人(12勝2敗)だけ。球団では25年ぶりの10勝となるか。

◆DeNAが、中日岡林の強肩に2度得点を阻止され、連勝が4で止まった。勝てば今季初の5連勝だったが、5度目の挑戦でもはね返された。0-0の4回2死一、二塁、楠本の右前打で二塁走者の牧が本塁を狙ったが、タッチアウト。1点を追いかける7回1死満塁では、代打大和の右邪飛で三塁走者の楠本が本塁を狙ったが、岡林に阻まれた。三浦監督は「攻めていかないといけないところ。ああいう送球をされれば、割り切るしかないです。攻めて攻めての結果、点を取れなかったんですけど、これを引きずらないことです」と前を向いた。勝てば、球団では97年以来となるバンテリンドームで今季10勝目だったが、持ち越され、三浦監督政権下では初の貯金2はならず、勝率は5割に戻った。

◆DeNAは竜キラーのフェルナンド・ロメロ投手(27)が、バンテリンドームでは通算6試合目の登板で初黒星を喫した。6回1失点と好投しながら、打線が中日高橋宏の前に沈黙。「勝ち負けは自分で操作できないことですが、イニングを重ねるたびに自分のリズムで投げられた」と話した。三浦監督は「良かったと思います」と及第点を与えた。

◆中日高橋宏斗投手(19)が、DeNA戦の負け越しを阻止した。DeNA打線を7回途中まで5安打無失点。佐野、牧、宮崎の強力な主軸も宮崎の単打1本に抑え、後半戦連勝で4勝目を勝ち取った。高卒2年目右腕が6回にギアを上げた。先頭桑原を右飛に打ち取ると、続く20年首位打者の3番佐野には2ボール2ストライクから外角低めへこの日最速155キロ直球を決め、見逃しの三振。続く主砲牧にもカウント2-2から154キロの直球で空を切らせた。「6回が自分の中でもギアを入れないといけないなと思っていた。うまくギアが入った」。1年目は1軍登板がなかったが、今季は13試合4勝4敗、防御率2・53。2年目での成長を数字でも示している。4回と7回、右翼手の岡林勇希外野手に2つの補殺で危機を救われた。「今日はゼロ(無失点)の内容ではない。僕がヒーローじゃない。岡林さんをほめてあげたい」と、先輩の助けで手にした白星をかみしめた。今季の指標にしているのは、昨季高卒2年目で9勝を挙げブレイクしたヤクルト奥川。「奥川さんの18試合で105イニングは何とかクリアしたい」。13試合で78回1/3まで投球回を伸ばした。残り26回2/3だ。9日に20歳の誕生日を迎える。10代最後の登板で好投し、前半戦から17回2/3無失点と安定。「20歳になって大人の投球を見せられるようにがんばります。球数を少なく、マダックス(100球未満での完封)ぐらいの気持ちで」。白い歯を見せ、20歳の誓いを掲げた。【伊東大介】○...岡林が守備で高橋宏を助けた。4回2死一、二塁では楠本の右前打で二走牧を本塁で仕留め、高橋宏降板直後の7回1死満塁では代打大和の右邪飛に追いつき、レーザービームで三走楠本を刺した。「しっかりした形で投げればいいボールを投げられる、ああいう状態でも自分のフォームで力の伝え方をできて、いい送球もできた」。菰野(三重)時代に投打二刀流で活躍した男が、今季6補殺とリーグ屈指の強肩を見せつけた。▽中日石垣(スタメン起用に応え、8回に2年ぶりの1号ソロ) 打った感触は良かったです。▽中日レビーラ(4回1死二、三塁でロメロから先制適時打) とにかくバットにジャストミートさせることを心がけた。今日だけじゃなく続けてチームの勝利に貢献したい。▽中日立浪監督(6番レビーラ、7番石垣が打点) 主軸がダメでも、どっかで点が取れる野球を目指していかないといけない。そういう試合が増えていけば。

◆DeNAは中日岡林の強肩に2度得点を阻止され、連勝が4で止まった。0-0の4回2死一、二塁、楠本の右前打で二塁走者の牧が本塁憤死。1点を追いかける7回1死満塁では、代打大和の右邪飛で三塁走者の楠本が阻まれた。三浦監督は「攻めていかないといけないところ。ああいう送球をされれば割り切るしかないです」と唇をかんだ。三浦監督就任後初の貯金2はならず、5度目の挑戦でも今季初の5連勝を逃した。

◆中日が連敗を4で止めた。四回にレビーラの適時打で先制し、七回は代打平田の二ゴロの間に加点、八回は石垣の3ランでリードを広げた。高橋宏が七回途中まで5安打無失点の好投で4勝目を挙げた。DeNAは連勝が4でストップ。

◆中日で強肩を誇る3年目の岡林が右翼からの好返球で失点を2度防いだ。0―0の四回は2死一、二塁からの右前打で本塁に確実に返してアウト。1点リードの七回1死満塁からはタッチアップの走者を刺した。四回について「本塁で勝負するしかなかった。いいところに投げられた」と振り返った。七回はファウルゾーンへの飛球を回り込んで捕球。勢いを付けにくいところだが、ダイレクトの好返球を披露し「自分のフォームでいい送球ができた」とうなずいた。

◆DeNAは、中日先発の高橋宏を攻略できず後半戦5試合目で初黒星。連勝が4で止まった。三浦大輔監督(48)は「相手を攻めて攻めての結果。点は取れなかったですが、これを引きずらないことです」と前を向いた。高橋宏が投じる常時150キロ超えの直球とスプリットに苦戦。一、四、五、七回は得点圏に走者を置いたが、右翼・岡林に2度、本塁で刺されるなどチャンスを得点に結びつけることができなかった。勝率は5割に戻ったが、後半戦は雨天ノーゲームとなった4日の広島戦(横浜)も含めて先発6投手がいずれも好投。「1週間で見れば、今日は割り切らないといけない。毎試合の積み重ね」と、指揮官は安定感のある戦いに手応えをにじませ、帰りのバスに乗り込んだ。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
59391 0.602
(↓0.006)
-
(-)
44440
(+4)
384
(+7)
121
(+1)
56
(-)
0.254
(-)
3.460
(↓0.02)
2
(-)
阪神
52492 0.515
(↑0.005)
8.5
(↑1)
40358
(+7)
295
(+5)
67
(+2)
79
(-)
0.241
(↑0.002)
2.560
(↓0.02)
3
(-)
DeNA
46462 0.500
(↓0.005)
10
(-)
49330
(-)
366
(+5)
69
(-)
33
(-)
0.251
(↓0.001)
3.510
(↓0.01)
4
(-)
巨人
49521 0.485
(↑0.005)
11.5
(↑1)
41401
(+7)
455
(+4)
121
(+3)
46
(-)
0.246
(-)
4.020
(-)
5
(-)
広島
47533 0.470
(↓0.005)
13
(-)
40399
(+5)
395
(+7)
61
(+2)
20
(+1)
0.256
(↑0.001)
3.530
(↓0.04)
6
(-)
中日
42541 0.438
(↑0.006)
16
(↑1)
46288
(+5)
358
(-)
52
(+1)
34
(-)
0.249
(-)
3.520
(↑0.04)