1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 | 9 | 0 | 1 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 |
勝利投手:小笠原 慎之介(5勝6敗0S) (セーブ:R.マルティネス(2勝1敗22S)) 敗戦投手:アンダーソン(3勝4敗0S) 本塁打 |
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◆中日は両軍無得点で迎えた5回表、レビーラの来日初安打となるソロで先制する。その後は7回に大島の適時打、8回にレビーラの適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・小笠原が7回4安打無失点の力投で今季5勝目。敗れた広島は、打線が振るわなかった。
◆中日新外国人のペドロ・レビーラ内野手(23)が豪快な1発デビューを飾った。0-0で迎えた5回、アンダーソンの130キロ変化球をとらえると打球は軽々と左翼スタンドへ消えた。「打ったボールはカーブかな。完璧だね。最高の気分だよ。次も打てるように頑張るだけだね」と興奮気味に衝撃デビューを振り返った。直近のキューバリーグで本塁打王となり、6月に育成契約で入団。27日にガルシアとともに支配下登録された。29日にガルシアが「6番・左翼」でデビューして初安打をマーク。外国人枠の関係で2人は交互にベンチ入りとなるため、レビーラはこの試合から出場選手登録。「6番・左翼」でスタートし、第1打席は強い打球の二ゴロ併殺に終わったが、キューバリーグ74試合で26本塁打のパワーが2打席目にさく裂した。ペドロ・レビーラ 1999年3月23日、キューバ共和国生まれ。19年にキューバ国内リーグのグアンタナモと契約。21-22年シーズンは74試合に出場し、打率3割1分3厘、26本塁打、55打点で本塁打王のタイトルを獲得。22年6月に育成選手として中日入り。同年7月27日に支配下選手登録された。U-23キューバ代表。175センチ、100キロ。右投げ右打ち。
◆広島は2戦連続ゼロ封負けで後半戦連敗スタートとなった。先発アンダーソンが6回1失点も、7回以降は中継ぎ陣が失点を重ねた。前日1安打の打線はこの日も沈黙。6安打も走者を進めることができず、ホームが遠かった。前半戦最終戦から3連敗で借金2。佐々岡監督は「点が入っていないことで、苦しい空気になっている。これだけカープファンが入っているので、明日しっかりと自分たちの野球をやるだけ」と言葉を絞り出した。▽広島アンダーソン(6回1失点も4敗目) 全体的に試合はつくれた。ただ1つ悔しいのは(ソロ)本塁打を1本打たれた場面。
◆中日新外国人ペドロ・レビーラ内野手(23)が衝撃デビューを飾った。この日出場選手登録されると「6番・左翼」で先発出場。5回の第2打席で左翼2階席を軽々と越える先制の「場外弾」を放つと、8回には適時打。2安打2打点で後半戦連勝スタートの立役者となった。広島先発アンダーソンの130キロ変化球を完璧にとらえた。打球はアッという間に防球ネットを直撃。「打ったボールはカーブかな。完璧だね。最高の気分だよ」。本人も大興奮の一撃だった。直近のキューバリーグでは74試合で26本塁打。タイトルをひっさげ、6月に育成契約で中日に入団した。27日に同じキューバ出身のガルシアとともに支配下登録されたばかり。キューバでは捕手兼一塁手で外野は「15歳のときに少しやった」というレベル。立浪監督は「守備は覚悟して使うしかない」と期待も込めて1軍起用に踏み切ったが「期待以上の働きをしてくれた」と笑みを浮かべた。外国人枠(1軍登録5人、ベンチ入り4人)の関係でガルシアが29日に「6番・左翼」でデビュー。レビーラはこの試合から出場選手登録。交互起用の1日目でパワーが本物であることを実証した。8回には九里から三塁線を破る適時打。「ドラゴンズを助けるために(日本に)来ました」とヒーローインタビューを締めくくった23歳。日本投手への対応力もレベル以上なら、得点力不足で最下位にあえぐチームの救世主となり得る。【安藤宏樹】▽中日リナレス巡回コーチ(レビーラについて) いい素質を持っている。来日して結果を出した事はとてもうれしい。自分のすべての能力を発揮して、チームに貢献していってほしい。
◆広島は最下位の中日に2戦連続の完封負けを喫した。連続無得点イニングは21にまで伸びた。佐々岡真司監督(54)は「打てていない。それだけ」と苦しい試合を振り返った。中継ぎ継投の意図、九里の今後の方針など佐々岡監督の一問一答は以下の通り。-後半戦2試合続けてゼロ封負け佐々岡監督「まあ、見ての通り。打てていない。それだけですね」-3点ビハインドの9回は矢崎投手を起用し、1点ビハインドの7回は中崎投手を起用した意図は佐々岡監督「1点の勝負なので、これ以上やれないということで、そういう投手を投げさせました」-再昇格後はビハインドでの登板が多かったが、経験にかけたということか佐々岡監督「まだ7回というところ。8回以降のことはそれから考えるということで。ザキ(の役割)は6、7回のところでしょう」-8回登板の九里投手は今後も中継ぎ起用か佐々岡監督「それはまだ分からない」-後半戦、まず1点、1勝欲しい佐々岡監督「点が入っていないのでね。もう1度、先発がまず試合をつくりながら、打線が、というところ。点が入っていないことで、苦しい空気になっている。これだけカープファンが入っているので、明日しっかりと自分たちの野球をやるだけです」
◆中日のレビーラが来日初安打となる本塁打を放った。五回、内寄りに浮いてきた変化球を強振して左翼席へ。打った瞬間に分かる一発。「完璧。最高の気分」と興奮気味に振り返った。キューバ出身の23歳。国内リーグでは本塁打王に輝いた実績を持つ。打撃には粗さが目立ち、守備にも不安があるが、打線の長打力不足を補うために急きょ支配下選手となった。同じキューバ出身でソフトバンクのデスパイネを思わせる体形で、身長175センチながら体重は100キロ。ただ、意外にもウエートトレーニングはしてこなかったという。「特徴は飛ばすこと」と自信を持つパワーを見せつけた。
◆中日は五回にレビーラのソロで先制。七回は大島、八回はレビーラの適時打で加点した。小笠原は要所を締め、7回無失点で5勝目をマーク。R・マルティネスが22セーブ目を挙げた。広島は2戦連続の零敗で3連敗。
◆広島は2戦連続の零敗で、3連敗。五回以外は毎回、走者を出したがつながりを欠いた。佐々岡監督は「見ての通り。打てていない。それだけ」と嘆いた。小笠原を打ちあぐねた。四回の好機で小園が空振り三振。監督は「点が入っていないことで苦しい空気になっている。次はしっかりと自分たちの野球をやるだけ」と話した。
◆広島が今季初の2試合連続の零封負けで連敗が3に伸びた。最下位の中日に連敗で、後半戦最初の3連戦のカード負け越しが決定。試合後の佐々岡真司監督(54)の一問一答は次の通り。──6安打で無得点。後半戦2試合続けて打線が沈黙した「見ての通り。打てていない。それだけですね」──2点ビハインドの八回は九里が登板(1回1失点)。中継ぎに配置転換か「きのう、きょう(ベンチに)入っている以上は(中継ぎの)戦力として(考えている)。それ(今後も中継ぎか)はまだ分からない」──3点ビハインドの九回は矢崎、1点ビハインドの七回は中崎。起用の意図は「1点の勝負なので、まだまだこれ以上やれないということで、そういう投手を投げさせました」──中崎は6月30日の再昇格後はビハインドでの登板が多かったが、現在は勝ちパターンにつなぐ役割か「そうですね。その中でちょっと点を取られましたけど、しっかりとした投球を取り戻してほしい」──アンダーソン降板後の七回は矢崎より中崎の経験にかけた「まだ七回というところで。八回以降のことはそれから考えるということで。ザキ(の役割)は六、七回のところでしょう」──後半戦はまずは1点1勝がほしい「点が入っていないのでね。もう1度、先発がまず試合をつくりながら、打線がというところ。点が入っていないことで、苦しい空気になっている。これだけカープファンが入っているので、あしたしっかりと自分たちの野球をやるだけです」
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
56 | 36 | 1 | 0.609 (↓0.006) | - (-) |
50 | 411 (+3) | 356 (+7) | 110 (+1) | 56 (-) |
0.255 (-) | 3.420 (↓0.05) |
2 (-) |
阪神 |
48 | 46 | 2 | 0.511 (↑0.006) | 9 (↑1) |
47 | 333 (+7) | 267 (+3) | 62 (+1) | 73 (-) |
0.240 (-) | 2.540 (-) |
3 (-) |
広島 |
46 | 48 | 3 | 0.489 (↓0.006) | 11 (-) |
46 | 374 (-) | 363 (+3) | 56 (-) | 16 (-) |
0.253 (↓0.001) | 3.430 (-) |
4 (-) |
DeNA |
42 | 45 | 2 | 0.483 (-) | 11.5 (↑0.5) |
54 | 314 (-) | 352 (-) | 68 (-) | 31 (-) |
0.250 (-) | 3.570 (-) |
5 (-) |
巨人 |
45 | 50 | 1 | 0.474 (-) | 12.5 (↑0.5) |
47 | 371 (-) | 436 (-) | 110 (-) | 45 (-) |
0.246 (-) | 4.090 (-) |
6 (-) |
中日 |
40 | 50 | 1 | 0.444 (↑0.006) | 15 (↑1) |
52 | 268 (+3) | 334 (-) | 50 (+1) | 31 (+3) |
0.248 (-) | 3.490 (↑0.04) |
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