1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 |
勝利投手:ポンセ(2勝2敗0S) (セーブ:北浦 竜次(0勝0敗1S)) 敗戦投手:瀧中 瞭太(2勝6敗0S) |
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◆日本ハムが接戦を制した。日本ハムは1点ビハインドで迎えた6回表、近藤の適時打などで2点を挙げ、逆転に成功する。投げては、先発・ポンセが6回途中1失点。その後は、4人の継投でリードを守り抜き、ポンセは今季2勝目を挙げた。敗れた楽天は、攻守に精彩を欠いた。
◆日本ハムが大量8選手を入れ替えた。「特例2022」を適用して宮西尚生投手(37)、古川裕大捕手(24)、梅林優貴捕手(24)、有薗直輝内野手(19)を登録。さらに望月大希投手(24)と阪口楽内野手(19)も出場選手登録された。一方で、浅間大基外野手(26)と高浜祐仁内野手(25)が「特例2022」を適用して登録抹消された。浅間は28日に実施されたPCR検査で、高浜は29日に実施されたPCR検査で新型コロナウイルス陽性判定を受けた。ともに28日に楽天生命パークで行われた全体練習に参加していなかった。
◆新型コロナから復帰した日本ハム新庄剛志監督(50)が、BIGBOSSらしさ満点の采配で後半戦白星スタートを切った。1点を追う6回無死一塁の攻撃で、今川優馬外野手(25)にエンドランのサインを出し続けて3度目に成功。右前打と悪送球の間に一塁走者が生還して同点に追い付いた。さらに1死二塁から近藤健介外野手(28)が決勝の中前適時打を放った。その後も得点にはつながらなかったが、エンドランや重盗を仕掛けるなど、自由自在な采配を繰り出した。投手起用も会心だった。先発したコディ・ポンセ投手(28)が100球に到達した6回2死無走者の場面で、2番手の宮西尚生投手(37)へスイッチ。約2カ月ぶりの1軍登板となった宮西が回またぎで7回2死まで抑えると、3番手は井口和朋投手(28)を送るなど小刻みに継投して楽天打線の反撃を断った。試合後に新型コロナ陽性が判明した18日西武戦(札幌ドーム)以来に指揮を執ったBIGBOSS復帰初戦で、チームは鮮やかな逆転勝利。前半戦最終戦に続いて2連勝となった。
◆日本ハム北浦竜次投手(22)が高卒5年目、16試合目の登板でプロ初セーブを挙げた。1点リードの9回1死走者なしから、中軸を迎えたところで5番手でマウンドへ。楽天の3番浅村栄斗内野手(31)は150キロの直球で空振り三振に仕留めたが、続く島内宏明外野手(32)に左前打、5番茂木栄五郎内野手(28)に四球を許して2死一、二塁の大ピンチ。鈴木大地内野手(28)の打球は中前に抜けるかと思われたが、遊撃を守る中島卓也内野手(31)が横っ跳びのスーパープレーでピンチを防いだ。北浦は白鴎大足利(栃木)から97年ドラフト5位で入団。今季は左の中継ぎとして起用されており、3試合連続で無失点を継続している。
◆楽天が「魔の金曜日」に11連敗を喫し4位に転落した。先発滝中が4回2死までパーフェクト投球も、1点リードの6回に暗転。適時失策もあり、4安打2失点で逆転を許した。打線も1点にとどまり、金曜日は5月6日を最後に勝利なし。石井GM兼監督は「ひとつひとつ細かくミスを指摘してもしょうがないんですけど、やるべきことを積み重ねてはほしいです」と話した。貯金は1となった。▽楽天西川(新型コロナ陽性から復帰し、第1打席に右翼フェンス直撃の二塁打)「必死でやった結果なので、今後も継続してという感じです。チームがいい雰囲気になるようにしっかりやりたい」
◆楽天滝中瞭太投手(27)が、7回6安打2失点(自責0)で、6敗目を喫した。4回2死までパーフェクト投球を披露。早打ちのビッグボス打線を封じ込めた。しかし6回に先頭から2連打を浴び、適時失策も重なって同点。さらに1死二塁で日本ハム近藤に逆転適時打を浴びた。7回は無失点に抑えただけに、悔やまれる6回。「負けてしまったので、申し訳ないです。先頭バッターを追い込んでから連打を打たれて、やってはいけない点数を2点も与えてしまっているので、こういう投球をしていたら勝てないと思います」と悔しさをにじませた。
◆夏本番とともに、鉄腕が帰って来た。2軍調整が続いていた日本ハム宮西尚生投手が、1軍に合流。1点リードの6回2死走者なしから2番手で登板し、7回2死まで相手中軸を3人でピシャリと抑えた。ベンチへ引き上げると、出迎えた新庄監督に満面の笑みで応えた。新庄監督から「スライダーの曲がりが早い」と宿題を与えられ、5月31日広島戦(マツダ)を最後に戦列を離れた。約2カ月ぶりのマウンドに「まだ1試合なので答えは出ない」と慎重だが「ボスから言われたことを優先的にやった結果、抑えられたのでよかった」とうなずいた。中日岩瀬に並ぶ15年連続50試合登板の日本記録が懸かる今季だが、残り50試合で現在21登板と状況は厳しい。「諦めています、正直。ペース的にも厳しいと思う」と現実を見つめつつも「悔いの残らないようにやりたい」と、前を向いた。▽日本ハム近藤(6回に決勝の中前適時打) しっかり強い打球をセンターに打ちに行くイメージでいた。ラッキーヒットだったけど、しっかり振って行くことで生まれてくると思うのでよかった。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)が試合後に、敵味方関係なく、素晴らしいプレーに対して拍手を送る理由を明かした。「野球は、そういうスポーツであってほしいし、成功する時もしない時もいいゲームができて面白かったらいい」。この日のBIGBOSSは6回一、三塁で重盗を仕掛けた際に得点を阻まれた楽天の好守に対して、一塁側ベンチから楽天守備陣へ拍手を送っていた。
◆BIGBOSSが完全復活した。新型コロナウイルス陽性から現場復帰した日本ハム新庄剛志監督(50)が、らしさ満点の采配で後半戦白星スタートに導いた。1点を追う6回にエンドランが決まって形勢をひっくり返し、投手継投では北浦竜次投手(22)をクローザー起用。次々と繰り出した策が見事にハマった会心の逆転勝利で、自らの復帰祝いをド派手に飾った。新庄監督はベンチを飛び出し、ショートを指さした。「いいところ打ってくれるわ、最後」。1点リードの9回2死一、二塁。遊撃手の中島が、二遊間を抜けそうな打球を横っ跳びで好捕。二塁へトスして勝ちきった。真っ先に中島を出迎えた指揮官は「楽しかったね、今日も」と、最後までハラハラドキドキの試合を勝ちきって笑顔を見せた。監督としての復帰初戦は、随所にBIGBOSSらしさ全開だった。「今日はエンドランだな~エンドラン攻撃」。1点を追う6回に仕掛けた。無死一塁で今川の2球目にエンドランのサインを出した。結果はファウル。続く3球目もエンドラン。またもファウルとなるも、カウント2-2からの5球目に、三度目の正直でエンドランが成功した。右前打と悪送球で一走中島が同点のホームを踏み、近藤の決勝打と続いた。継投もサプライズの連続だった。後半戦から「もう俺がやります」と全権を持ったBIGBOSSは「今日、抑えを北山君と北浦君でいくと試合前から言っていた」。1点リードの9回は北山が1死を奪い、最後は5年目左腕の北浦に託した。「前回(西武)山川くんと対戦した時の投球がすごいイメージがあった。面白い。メンタルが強い」と抜てき。狙い通りの強心臓で、ピンチはつくりながらもしっかり締めた。依然、チームのコロナ禍は収束していない。離脱者も多い中で新庄監督は「こういうメンバーで勝ちたい気持ちが、めちゃくちゃ強い」と言った。唯一無二のBIGBOSSが帰ってきた意味は大きい。「やっぱ締まるわ。俺がベンチに入ると」とニヤリと笑って、続けた。新庄監督 こういうゲームを常にやって、楽しいゲームを見せていったら、意外と混戦しているところに加わって...ガンって一気に抜いていけたら、むちゃくちゃ面白いかな。ドラマ的には最高ですよね。選手の力を信じ、自由自在にタクトを振った先にどんなドラマが待つか-。【木下大輔】○...近藤健介外野手が勝ち越しの適時打で、チームを後半戦白星スタートに導いた。6回、相手の失策で追い付いた直後だった。1死二塁から中前適時打。「しっかり強い打球をセンターに打ちに行くイメージだった」と、シミュレーション通りにバットを振り切った。コロナ禍で主力の離脱が相次ぐ中、責任が増すチームリーダーは「初戦を取れたのは大きかった」と、うなずいた。○...先発のコディ・ポンセ投手が、5回2/3を2安打1失点で2勝目を挙げた。四球と2長短打で先制点を許した3回以外は、ほぼ完璧な内容。緩急自在に楽天打線を手玉に取った。6回1死で迎えた楽天浅村の痛烈な打球は、三塁手の佐藤が横っ跳びで好捕。「チーム一丸となって勝ち取った勝利」と感慨深げで「引き続き野球を楽しみながら、勝ちを積み重ねていきたい」と、意気込んだ。○...北浦竜次投手が新クローザー候補に名乗りを上げた。1点差の9回1死無走者の場面で登板。2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は中島の好守に救われた。「タクさん(中島)が『守るから』って言ってくれていたので信じて良かった」と感謝のプロ初セーブを挙げた。新庄監督は守護神について「(堀が新型コロナ陽性から)戻ってきたら北山くん、北浦くん、堀くんの3人でやっていっても面白い」。北浦も「しっかりアピールしていきたい」と話した。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)が幻の采配を振り返った。1点を勝ち越した後の6回1死一、三塁、打席に清宮幸太郎内野手(23)が入っていた場面を試合後に回想。「清宮くんのところで、本当はスクイズを出そうと思ったの」。本当にサインが出て清宮が決めていればプロ初スクイズとなるところだったが、サインは出さなかった。「それも面白いかなって思ったんだけど、やっぱり一、三塁で何か仕掛けたいなって。スクイズじゃ、ちょっと地味かなって」と、選んだ作戦は重盗だった。結果的には重盗も阻止されてしまったが、BIGBOSSは大好きな「一、三塁」のケースが訪れると、楽しくてしょうがないという。攻撃では、数多くの作戦を行ってきた場面だけに「相手の警戒もすごいね。その警戒との勝負。一、三塁はラスベガスのバカラしているみたいな。そんな感じです(笑い)」。逆に守備時は「逆にそういうことを相手チームがやってきた時に、こっちは有利。そういう考えを持っているから」と、自信あり。日本ハム戦で「一、三塁」のシチュエーションがやってきたら、BIGBOSSと相手ベンチとの駆け引きに注目だ。
◆「2番・遊撃」で出場した楽天・小深田が三回に先制の右前適時打を放った。球宴明け後半の〝開幕戦〟でチーム初得点をたたき出した。「打ったのはチェンジアップです。チャンスだったのでストライクゾーンに来たら打ちにいくと決めていました」1打席目は二飛に打ち取られ、2打席目は2死二、三塁の好機で打席を迎えた。前打者の辰己が見逃し三振に倒れたムードを振り払うかのように、日本ハム・ポンセの初球を狙った。135キロのチェンジアップを右前にしぶとく運び、「バットは折れたのですが、自慢のパワーでヒットになってよかったです」と笑顔で振り返った。相手の助っ人右腕に対し、立花打撃コーチは「直球も変化球も球速が近く(差が小さく)、速い球が多いので、打席で早めの準備をして積極的に打ちにいきたい」と指摘。小深田が言葉通りの〝積極打法〟を体現した。26、27日に開催された球宴は、新型コロナウイルスの影響で辞退者が相次ぎ、小深田は球宴前日の25日に2度目の出場が決定した。「選ばれたからには自分の持ち味であるシュアな打撃をお見せできるように頑張ります」と意気込みを語っていた。残念ながら球宴では2試合で4打数無安打と快音を響かせることはできなかったが、リーグ戦再開初戦で、2番打者として役割を果たした。(加藤次郎)
◆日本ハムは0―1の六回に失策と近藤の適時打で2点を奪って逆転した。ポンセが六回途中2安打1失点で2勝目、北浦がプロ5年目で初セーブを挙げた。楽天は打線が4安打と振るわず、滝中の7回2失点の好投を生かせなかった。
◆日本ハムが競り勝ち、後半戦の初戦を白星を飾った。1点を追う六回、無死一塁から今川の右前打に、相手の失策も絡んで同点。さらに1死二塁から近藤の適時打を放ち、これが決勝点となった。先発のポンセは三回に1点を先制されたが、六回途中2安打1失点で2勝目(2敗)。その後宮西、井口、北山、北浦とつないだ。九回は2死一、二塁のピンチで遊撃手・中島が中堅へ抜けそうな楽天・鈴木の打球を好捕し、ピンチを救った。後半戦の船出も厳しいものとなった。新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱していた新庄監督の〝復帰戦〟。しかしこの日、新たに3選手のコロナ陽性が発表されるなど感染が相次ぎ苦境をなかなか抜け出せない。前日28日には「このメンバーでなんとか勝ちたい。だってみんな同じプロ野球選手だし、人間。勝てないわけない」と話していた新庄監督。首位と12ゲーム差をつけられた最下位でシーズンを折り返した。巻き返しを期す後半戦だったが、コロナ禍に見舞われ、1軍選手登録の上限に満たない26人とぎりぎりの状態で幕を開けることになった。指揮官は7月18日にコロナの陽性判定を受け、隔離生活を余儀なくされた。「暇すぎて、無症状じゃなくて無表情だった」とジョークを飛ばしながらも、画面越しに見る選手たちの姿に新たな学びもあった。「ベンチから見えない距離感。こういう場面はこうやったら1つアウトを取れる、とかね」。体は離れていても、心はグラウンドにあった。この日は直近2試合で4安打(2本塁打)、6打点と好調の今川を「1番・右翼」に。球宴第1戦でサヨナラ弾を放ち、MVPを獲得するなどノッている清宮を「5番・一塁」に据えた。混パに新たな風を吹かせようと前半戦の流れをなんとか変えようとしている。(箭内桃子)
◆楽天は打線が4安打で1点止まりと振るわず、金曜日開催の試合は11連敗で4位に転落した。三回に小深田の適時打で先制しても波に乗れず、八回2死一塁では辰己が二盗に失敗。1―2の九回2死一、二塁で鈴木大の鋭い当たりは遊撃手の中島に好捕され、遊ゴロに終わった。相手先発のポンセから13日の前回対戦と同じように1点しか奪えず、白星をつかまれた。石井監督は「非常に外の見極めが難しい投手なので苦労した」と残念がった。
◆楽天は逆転負けで4位に転落。これで金曜日は5月6日のオリックス戦(京セラ)の白星を最後に11連敗(2勝14敗)となった。先発の滝中は7回6安打2失点で6敗目。1-0の六回に味方の悪送球で同点とされ、近藤に勝ち越しの中前適時打を許した。「先頭バッターを追い込んでから連打を打たれて、やってはいけない点数を2点も与えてしまっているので、こういう投球をしていたら勝てないと思います」と肩を落とした。負け投手にはなったが先発投手としての役割は果たし、クオリティースタート(先発で6回以上、自責点3以下)をマーク。石井監督も「出だしとかかなりよかった。ただ六回に関してはちょっとつながれすぎてしまったんですけど、(ボールの)入り方というのをもう少しつながれている中で慎重になってもよかった。全体的に見ればナイスピッチングだった」と責めなかった。
◆日本ハム・新庄剛志監督(50)がコロナからの復帰戦を白星で飾った。「やっぱり締まるね。俺が入ると(笑)。こういうゲームを常にやっていけて、楽しいゲームを見せていったら、意外と混戦に加わって。ガンって一気に抜いていけたらめちゃくちゃ面白いかな。ドラマ的には最高ですよね」打っては六回に近藤が勝ち越しの中前打を放ち、勝負強さを発揮した。投げては先発ポンセが5回?を2安打1失点で2勝目。高卒5年目の北浦がプロ初セーブを挙げ、接戦をものにした。新しい継投で勝利をつかんだ。1点リードの九回、まずはD9位・北山(京産大)がマウンドへ。先頭の小深田を4球で二ゴロに打ち取ると、ここで投手交代を告げた。1死で起用したのは白鴎大足利高から2018年D5位で入団しプロ5年目の北浦。1軍では通算1勝の左腕に緊迫のマウンドを託したことについて、BIGBOSSは「経験していったらちょっと面白い投球の、何かテクニックがつかめそうな選手と思っていたので、今日抑えに行ってもらった」と説明。期待に応え、北浦が1安打1四球で走者を背負いながらも無失点で切り抜け、プロ初セーブをマークした。
◆日本ハムのベテラン宮西が六回2死から約2カ月ぶりに登板し、回をまたいで打者3人を完璧に抑えた。新庄監督の指示で一球一球の間隔を極端に縮めて投げ「横っ腹が痛い。体力切れ。だけど、打者の考える時間をなくすというのも一つの手だと思う」と新たな挑戦を振り返った。昨年まで14年連続で50試合登板しているが、今年はまだ21試合目。「正直、諦めています。そこに関してはもう何も考えていません」と淡々。新型コロナ禍で離脱者が続出している救援陣を救うべく「悔いの残らないようにやりたい」と話した。
◆復帰戦から〝らしさ〟全開で攻めた。18日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けていた日本ハム・新庄剛志監督(50)が戦列に復帰。積極采配で楽天に2―1で逆転勝ちした。「やっぱり締まるね。俺が入ると。こういうゲームを常にやっていけたら意外と混戦に加わって、一気に(上位を)抜いていけたら面白い」4度のエンドランに加え、ワンチャンスで仕掛けた。六回だ。2―1と勝ち越し、なおも1死一、三塁の場面で一走が二盗を敢行。相手捕手の送球に合わせて三走がスタートを切る重盗を狙った。「一、三塁はラスベガスのバカラ(ギャンブルの種類)をしているみたいな感じ」。相手野手の好返球もあって三走・近藤はアウトとなったが、それでも指揮官の〝おなじみ〟の策を後半戦でも継続した。新しい継投も披露した。九回はD9位・北山(京産大)が1死を奪うと北浦にスイッチ。プロ通算1勝の5年目左腕にマウンドを託し、1点リードを守った。「故障者もコロナもたくさん出ている。こういうメンバーで勝ちたい気持ちが強い。逆に楽しい」。コロナの影響で選手の離脱が相次ぐなか、BIGBOSSは新しいヒーローを誕生させながら勝利を求めていく。(箭内桃子)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
西武 |
49 | 43 | 2 | 0.533 (↑0.006) | - (↓0.5) |
49 | 313 (+5) | 280 (+2) | 76 (+2) | 44 (-) |
0.226 (-) | 2.510 (-) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
46 | 41 | 1 | 0.529 (↓0.006) | 0.5 (↑0.5) |
55 | 325 (+2) | 289 (+5) | 60 (-) | 50 (-) |
0.254 (↓0.001) | 3.000 (↓0.02) |
3 (2↑) |
ORIX |
49 | 47 | 0 | 0.510 (↑0.005) | 2 (↑0.5) |
47 | 305 (+9) | 304 (+8) | 47 (+2) | 44 (+1) |
0.242 (↑0.001) | 2.790 (↓0.01) |
4 (1↓) |
楽天 |
44 | 43 | 2 | 0.506 (↓0.006) | 2.5 (↓0.5) |
54 | 321 (+1) | 295 (+2) | 58 (-) | 67 (-) |
0.244 (↓0.002) | 3.180 (↑0.04) |
5 (1↓) |
ロッテ |
46 | 45 | 1 | 0.505 (↓0.006) | 2.5 (↓0.5) |
51 | 302 (+8) | 327 (+9) | 56 (+3) | 89 (-) |
0.225 (-) | 3.090 (↓0.04) |
6 (-) |
日本ハム |
38 | 55 | 0 | 0.409 (↑0.007) | 11.5 (↑0.5) |
50 | 301 (+2) | 335 (+1) | 71 (-) | 61 (-) |
0.235 (-) | 3.420 (↑0.03) |
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