中日(★4対6☆)DeNA =リーグ戦13回戦(2022.07.20)・バンテリンドーム=
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DeNA
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中日
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勝利投手:大貫 晋一(7勝4敗0S)
敗戦投手:笠原 祥太郎(1勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】嶺井 博希(4号・4回表2ラン),佐野 恵太(13号・5回表2ラン),蝦名 達夫(3号・7回表ソロ)
【中日】木下 拓哉(5号・7回裏2ラン),福田 永将(1号・9回裏ソロ)

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◆DeNAは4回表、嶺井の2ランで先制に成功する。その後は、5回に佐野の2ランが飛び出すと、7回には蝦名がソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・大貫が7回途中2失点の好投で今季7勝目。敗れた中日は、打線が終盤に追い上げを見せるも及ばなかった。

◆DeNA大貫晋一投手(28)が、20日の中日戦(バンテリンドーム)で今季7勝目を目指す。今季は14試合に先発し、6勝4敗、防御率2・33と安定。対中日戦は2戦2勝、防御率0・82と好相性を誇る。チームの5割復帰がかかる一戦に向け「1球1球集中して、丁寧に自分らしいピッチングをできるように心掛けます」と意気込んだ。

◆DeNA三浦大輔監督(48)が20日、「左足関節骨棘(こっきょく)障害」で前日19日の中日戦を欠場した牧秀悟内野手(24)の現状について、説明した。「昨日より良くなっていると聞いてます。(今日は?)確認してからです」前日19日の試合前練習はグラウンドに姿は見せず、治療に専念した。この日も試合前のウオーミングアップに姿はなかった。

◆DeNA牧秀悟内野手(24)が、2試合連続で中日戦(バンテリンドーム)のベンチ入りメンバーから外れた。18日の中日11回戦(バンテリンドーム)で左足首を負傷し、6回の守備から途中交代。名古屋市内の病院で検査を受け、「左足関節骨棘(こっきょく)障害」と診断された。三浦監督は「昨日より良くなっていると聞いています」と話したが、2日連続で試合前練習でもグラウンドに姿はなかった。

◆DeNA三浦大輔監督(48)が、リクエストに成功し、ピンチを脱出した。1回無死一塁、一塁走者の中日大島がスタートし、セーフの判定。ベンチを飛び出し、リクエストを要求した。無死二塁のピンチかと思われたが、リプレー検証の末に、判定はアウトに覆った。

◆DeNA三浦大輔監督(48)が、この試合2度目のリクエストを要求したが、失敗した。4点リードの5回1死一塁、中日溝脇の一ゴロをソトが捕球し、ベースカバーに入った投手の大貫にトスしたが、セーフと判定。リクエストを要求したが、判定は覆らず、1死一、二塁で再開した。1回無死一塁では、一塁走者の中日大島が盗塁を試み、セーフの判定。リクエストを要求し、リプレー検証の末、判定はアウトに覆った。

◆中日根尾昂投手(22)が5点ビハインドの7回2死無走者で打席に4番ソトを迎えた場面で登板した。151キロの速球で追い込むと、5球目に縦に落ちる138キロのスライダーで空振り三振に仕留めてベンチに戻った。8回もマウンドに向かう。宮崎を二飛、大和を152キロで右飛、嶺井を遊ゴロに打ち取った。17日の阪神戦(甲子園)以来となる11試合目のマウンドは初めての回またぎとなったが、打者4人を16球で完全に封じた。

◆DeNAが、中日に勝利し、5カード連続勝ち越しを決め、再び勝率5割に復帰した。4回に嶺井の4号2ランで先制し、5回には佐野の13号2ランで追加点。7回には蝦名の3号ソロでダメ押しした。先発大貫は、7回途中2失点で7勝目を挙げた。

◆DeNA嶺井博希捕手(31)が先制の4号2ランを放ち、華麗なバット投げを披露した。4回無死一塁、中日笠原の初球をフルスイング。打った瞬間それと分かる1発を左翼席に運んだ。「大貫が頑張っているので、貴重な先制点を挙げることができ、よかったです」とコメント。今季は5月5日の中日戦で984日ぶりのアーチを放ったが、前半戦だけで4本目をマークした。

◆DeNAキャプテンの佐野恵太外野手が、3安打3打点でチームを勝利に導いた。2点リードの5回無死一塁から13号2ラン。9回にもダメ押しの適時打を放った。2試合連続で4番牧秀悟が不在の中、打線をけん引。「僕たちが頑張って、(牧には)しっかり治して帰ってきてもらいたいです」と後輩への思いを込めた。チームは5カード連続で勝ち越しを決め、勝率5割に復帰した。

◆中日が7回2死からの根尾登板をきっかけにした反撃も及ばず、89試合目で巨人と並びリーグ最速で50敗目を喫した。立浪監督は「形では追い上げたが序盤に1点でも返しておかないと」と今季3戦全敗となる先発大貫の攻略に苦しんだことを敗因にあげた。借金12で最下位ターンも決定。DeNAとの対戦成績もこれで2勝10敗1分けと課題は山積だ。

◆中日根尾が初の回またぎで打者4人を16球で完璧に抑えた。5点ビハインドの7回2死無走者、4番ソトを迎えた場面で登板するとスライダーで空振り三振。8回は大和をこの日最速152キロで右飛に切るなど3人でピシャリ。根尾は「目の前のバッターを1人1人きっていく事を考えて投げたいと思います」と今後を見据えた。立浪監督は「正直、(1軍の)中継ぎでも戦力ですが、先を見据えた上で考えます」と近く2軍で先発投手として本格育成に着手する意向を示した。

◆DeNAは「伊勢大明神」が、好リリーフでチームを救って、勝利に貢献した。3点リードの8回無死一、二塁から伊勢大夢投手(24)が登板。代打平田を空振り三振、ビシエドも空を切らせ、木下は一直でピンチを脱出した。「点を取られてしまうとエスコバーの自責点になってしまうので、普段助けてもらっているのでカバーしようという気持ちでマウンドに上がりました」チーム最多の45試合目の登板を無失点で切り抜け、チームは5カード連続勝ち越しを決定。勝率5割に復帰した。

◆DeNAの嶺井が2ランを放った。0―0の四回無死一塁で笠原の初球の変化球を強振。完璧に捉えた鋭い打球は左翼席へ突き刺さり、「(先発の)大貫が頑張っていたので、良かった」と女房役として喜んだ。二回の第1打席は1死二、三塁で空振り三振に倒れていた。絶好のチャンスを逃した失敗を、次の打席できっちりと取り返した。9年目の今季は思い切りのいいリードで徐々にベンチの信頼を高め、主戦捕手の座をつかんだ。守りで奮闘を続けながら、昨季まで2年続けて0本だった本塁打もこれで4本。攻撃面での魅力である長打力も見せつけている。

◆中日の笠原は2ランを2本浴びて沈んだ。四、五回と立て続けに一発を浴び、5回を4失点で今季初黒星。3年ぶりの勝利を挙げた前回14日のヤクルト戦に続く好投とならず「ここぞという時の球が甘くなってしまった」と肩を落とした。2本塁打は、いずれも安打で出塁を許した直後の初球の変化球だった。四回は嶺井に対しスクリューが外角高めへ。文句なしの当たりで左翼席に運ばれ、五回は佐野へのカットボールが浮いて右翼席にたたき込まれた。

◆DeNAが一発攻勢で勝ち、勝率を5割に戻した。四回に嶺井の2ランで先制すると、五回は佐野の2ラン、七回は蝦名のソロでリードを広げた。大貫は七回途中まで2失点で7勝目。中日は2本塁打などで追い上げたが届かず50敗目。

◆DeNAが一発攻勢で勝ち、勝率を5割に戻した。四回に嶺井の2ランで先制すると五回は佐野の2ラン、七回は蝦名のソロでリードを広げた。大貫は七回途中まで2失点で7勝目を挙げた。まさに今季のチームスローガン〝横浜反撃〟を体現する一撃だった。DeNAの7番、嶺井が両軍無得点の四回に左翼席へ、豪快な4号2ランを運んだ。悔しさを力に変えた。二回にソト、宮崎が連打を放ち、前を打つ大和が犠打を決めて1死二、三塁の絶好機を演出。安打とはいわず、どんな形でも1点は奪いたい場面で打席に立った嶺井だったが、ファーストストライクのチェンジアップにタイミングが全く合わずに空振り。3球続いた変化球で追い込まれると最後は外角直球にバットが空を切り三振に終わった。続く森は申告敬遠され、2死満塁で9番・投手の大貫を迎える流れとなると、捕邪飛に打ち取られ無得点。春季キャンプからチームとして力を入れてきた「1点を確実に取る攻撃」を果たせず、序盤の大きなチャンスを逃す結果となった。迎えた四回だった。先頭の大和が右前打で出塁し無死一塁で嶺井は第2打席に立った。前の打席の結果を踏まえ、相手バッテリーは初球に変化球を選択。これを一振りで仕留めた。代名詞の鮮やかなバットフリップとともに、快音を残した打球は左翼席へと一直線に飛んでいった。「(先発の)大貫が頑張っているので、貴重な先制点を挙げることができよかった」と女房役は拳を握った。五回には主将の佐野が13号2ラン。4番の牧が左足首を痛めて2試合連続でベンチから外れているが、DeNA打線には活気がある。(浜浦日向)

◆18日の試合で左足首を痛め途中交代し、名古屋市内の病院で「左足関節骨棘(こつきょく)障害」の診断を受けたDeNA・牧秀悟内野手(24)が2試合続けて欠場した。この日も試合前の全体練習には参加せず。試合前に「きのうよりは良くなっている」と語っていた三浦監督は試合後「状態を見て無理させなかった。明日(21日は移動日のため)空くので、明日も状態をみながらになります」と説明した。

◆DeNAの大貫は七回途中まで2失点にまとめ、7勝目を挙げた。四回までは1安打と危なげない投球。五回は連打で1死一、二塁としたが、後続を断った。5―0の七回に2ランを浴びたものの先発の役割を果たし「昨年が6勝だったので、超えることができて安心した」と笑った。開幕からローテーションを守り、防御率2・36と好成績を残してチームを支える。三浦監督は「安定感のある投手がいてくれると非常にありがたい」と前半戦の奮闘をねぎらった。

◆DeNA・大貫が七回途中2失点、8奪三振の好投で昨季を上回る7勝目。「まずは昨季を超えることができ安心した。制球力という自分の良さが出せた」と振り返った。対中日は3戦全勝。直近2年連続のチーム勝ち頭は、今季も球宴までに同トップの白星を積み上げ「そこは自信にして、球宴後もしっかりと自分の仕事ができるように」とさらなる活躍を誓った。四回の4号2ランにDeNA・嶺井 「(先発の)大貫が頑張っていたので、貴重な先制点を挙げることができよかった」6月10日以来の3号ソロにDeNA・蝦名 「甘くきた球を思い切りいこうと。いい感触で直球を捉えられた」

◆主将のバットが止まらない!! DeNA・佐野恵太外野手(27)が3安打3打点の大暴れで10試合連続安打を記録。チームを今季初の5カード連続勝ち越しに導き「長打も出たし、良い内容だった。チームとして良い戦い方ができた9連戦。最後を勝ち越せたのはよかった」とうなずいた。2―0の五回無死一塁では、笠原の初球のカットボールを完璧に捉え、右翼席へ13号2ランをたたき込んだ。この3連戦は全て複数安打で2本塁打をマーク。今季、バンテリンドームで打率は驚異の・480(25打数12安打)、7打点と相性の良さを発揮した。開幕から4番を担ってきた牧が、18日の試合で左足首を負傷。「左足関節骨棘(こつきょく)障害」の診断を受け、2試合続けて欠場した。「ここまで、すごく貢献してくれている。『早く戻らないと』と思うかもしれないけど、その分僕たちが頑張って、しっかり治して帰ってきてもらいたい」と佐野。テレビゲーム「マリオカート」愛好家として〝軍団〟を形成する後輩を思い、打ち続けることを誓った。チームは9連戦を6勝2敗(中止1)で終え、再び勝率5割に復帰。球宴までに最大「9」あった借金の完済を目標に掲げてきた三浦監督は「選手たちが頑張って勝ち越せた。オールスターまでまだ3試合残っている。しっかりブレずに戦います」と、22日からの阪神3連戦(甲子園)へ気合を入れた。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
55321 0.632
(↑0.004)
-
(-)
55399
(+8)
321
(+2)
104
(+2)
55
(-)
0.257
(↑0.001)
3.240
(↑0.01)
2
(-)
DeNA
42422 0.500
(↑0.006)
11.5
(-)
57310
(+6)
342
(+4)
66
(+3)
31
(-)
0.251
(-)
3.560
(↑0.01)
3
(-)
広島
44453 0.494
(↑0.005)
12
(-)
51352
(+5)
342
(+3)
51
(-)
16
(-)
0.253
(-)
3.380
(-)
4
(1↓)
阪神
43462 0.483
(↓0.006)
13
(↓1)
52310
(+3)
260
(+5)
57
(-)
70
(-)
0.239
(-)
2.610
(↑0.01)
5
(-)
巨人
45501 0.474
(↓0.005)
14
(↓1)
47371
(+2)
436
(+8)
110
(-)
45
(+1)
0.246
(↓0.001)
4.090
(↓0.05)
6
(-)
中日
38501 0.432
(↓0.005)
17.5
(↓1)
54256
(+4)
334
(+6)
46
(+2)
28
(-)
0.247
(↑0.001
3.570
(↓0.03)