1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
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阪神 | 0 | ||||||||||||
広島 | 0 | ||||||||||||
勝利投手:- 敗戦投手:- |
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◆阪神のドラフト3位左腕桐敷拓馬投手(23)が18日広島戦(マツダスタジアム)でプロ4度目の先発マウンドに上がり、プロ初勝利を狙う。前回7日の広島戦では5回1失点も援護なく負け投手になった。今回は相手打線に秋山が加わる。「確実にヒットを打ってくる。やっぱり自分の持ち味の内角を攻めることが一番重要」と強気の投球を誓った。マツダスタジアムは初登板。「カープ一色で、本当のアウェーという感じ。気にはしないので、大丈夫かなと」と、強心臓でチームを勝利に導く。
◆阪神大山悠輔内野手(27)が、6日ぶりに1軍に合流した。マツダスタジアムでの1軍試合前練習に姿を現した。近親者の新型コロナウイルス感染で濃厚接触者となり、特例2022の対象選手として13日に出場選手登録を抹消された。前日17日にウエスタン・リーグ中日戦(鳴尾浜)で5日ぶりの実戦に臨み、2打数無安打1四球。8回には左翼ポール際に大ファウルも放った。一塁守備にも就き、攻守に違和感のない動きを披露していた。チームは、この日から2位広島との3連戦。球宴まで残り6試合で3つある借金の完済、さらなる上位進出をにらむ。今季チームトップ19本塁打、63打点をマークしている主砲の帰還は何よりのプラス材料に違いない。夏場の9連戦ラストカード。まずは一丸で初戦をとりにいく。
◆阪神大山悠輔内野手(27)が、6日ぶりに1軍に復帰し、即スタメン出場する。この日出場選手登録され、さっそく「5番一塁」で先発オーダーに名を連ねた。近親者の新型コロナウイルス感染で濃厚接触者となり、特例2022の対象選手として13日に出場選手登録を抹消。前日17日に2軍戦中日戦で復帰し、この日から1軍に合流した。9連戦ラストカード初戦で、チームに勢いを与えられるか。阪神先発はドラフト3位桐敷拓馬投手(23)。前回7日の広島戦は5回1失点と好投。3試合連続で満塁本塁打を放っているコイ打線の1発に警戒したいところだ。また、秋山翔吾外野手(34)が、広島加入後初の阪神戦に臨み、「3番中堅」で先発。西武時代は対阪神通算打率が3割4分7厘の「虎キラー」にも注意を払いたい。
◆広島-阪神14回戦は雨天中止となった。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。-9連戦の7戦目だった。この中止をどうとらえるか「どうやろ。どうしようもないものを考えたって仕方がないから。いいように考えた方がいいんじゃないの?」-先発予定だった桐敷にとっては残念「まあね。これも巡り合わせやから。でも、明日は中(中継ぎ)に入れようかなと思っているけど」-スタメンには新型コロナウイルス陽性の濃厚接触者から今日1軍復帰した大山の名前があった。状態は何の問題もないのか「何も問題ないと言われたら分からないけど、まあまあ、本人と相談した中で大丈夫だっていうことやったし、行けると判断して」-6月は大山が引っ張った。復帰への期待は「いつも期待している。戻ってきたばかりでね、もちろん悠輔(大山)が頑張ってくれるに越したことはないけど、まずは他のメンバーでまず頑張ってというところで。悠輔には気楽っていうわけにはいかんけど、そうやらせてあげる方がいいんじゃないのかなって思うんだけどね」-糸井が出場選手登録を抹消された。後半戦を見すえてか「嘉男(糸井)と話をしても、ちょっと調子が下がった中でなかなか試合がね。嘉男はどうしても最後の良いところでっていうふうになっちゃうと、試合で(打席に)立つ機会がなかったので。本人とも話をしている中で、練習でいろいろ試しているのが試合で試せないし。いい投手との対戦にもなるんで。そういうところでは、今やからそういう時間が取れるんじゃないかっていうような話を嘉男としていて。それやったら打席に立って、いろいろ試して後半戦に備えた方がいいんじゃないのって、お互いの話の中でそうした。後半戦のスタートの時には戻ってきてもらうので」-つまり2軍で打席を重ねて、ということか「当たり前やんか(笑い)。何のために」-秋山が加わった広島打線の印象は「いやあ、現状は秋山が頑張っていなくても、他のメンバーが頑張っているしね。うちはもちろん相性が良くないんで。手ごわい相手にはもちろんなるし、それはやりやすさというのは別にあるわけじゃないけど、秋山1人と対決するわけじゃないので。オレもいつもキャッチャーをやっていてそうやったけど、誰か1人を抑えたら勝てるわけじゃない。秋山にこだわるわけにはいかないし、前後のバッターも抑えないとダメ。いかに点を少なくっていうことを考えるだけで、秋山というところに気持ちを持っていく必要はないんじゃないかなと思うけどね」
◆広島は3戦連続満塁弾で3連勝と勢いづく中、降雨中止で水をさされた。それでも佐々岡監督は、9連戦中の移動試合で2軍では新型コロナ陽性者が多数出ていることも踏まえ、恵みの雨と受け止めた。「いいように捉えられる。(2軍と)入れ替えもできない状況で、今のメンバーでやらないといけない。ケガが一番怖い。だからこそ、この雨をプラスに考えていきたい」。今季初先発を予定していた薮田は、19日から中継ぎで待機する。この日、ヤクルトが敗れたため、自力優勝の可能性が復活した。
◆阪神・大山悠輔内野手(27)が1軍に合流した。大山は13日に新型コロナウイルスの濃厚接触者となったことで特例2022により出場選手登録を抹消されていた。17日にウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で実戦復帰。チーム最多の19本塁打、63打点をマークしている主軸が1軍に帰ってきた。
◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神・大山悠輔内野手(27)が「5番・一塁」で昇格即スタメンする。大山は13日に新型コロナウイルスの濃厚接触者判定を受け、登録抹消。17日のウエスタン・中日戦(鳴尾浜)で実戦復帰し、この日1軍に合流していた。チームトップの19本塁打、63打点を誇る主軸が再び虎を上昇気流に乗せる。
◆広島-阪神戦は雨天のため、試合直前に中止が発表された。阪神のドラフト3位・桐敷拓馬投手(23)=新潟医療福祉大=がプロ初勝利を目指し、先発する予定だったが雨に流れた。近親者の新型コロナウイルス陽性判定を受けて濃厚接触者となり「特例2022年」の対象選手として13日に抹消された大山悠輔内野手(27)が1軍復帰し、「5番・一塁」でスタメンで出場予定だった。
◆14回戦は降雨中止となった。阪神の先発はプロ初勝利を目指すD3位・桐敷拓馬投手(23)=新潟医療福祉大=で、近親者の新型コロナウイルス陽性判定を受けて濃厚接触者となり「特例2022年」の対象選手として13日に抹消された大山悠輔内野手(27)が1軍復帰し、「5番・一塁」でスタメンで出場予定だった。また6月19日のDeNA戦(横浜)の第2打席から17打席連続無安打の糸井嘉男外野手(40)が登録を抹消された。巨人がヤクルトに勝利したため、チームは5位に順位を下げた。矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り。ーー連戦中だが、この中止をどうとらえるか「どうやろ、どうしようもないもん。考えたって仕方ないから。いいように考えた方がいいんんじゃないの」ーー桐敷は残念「まあね、これも巡り合わせやから、でも明日、中に入れようかなと思っているけど」ーースタメンに大山の名前があった。何の問題もない「何の...と言われたらわからんけど、まあまあ、本人と相談した中で大丈夫だっていうことやったし、まあ行けると判断して」ーー6月は大山が引っ張った。復帰への期待は「6月の期待とかっていうのは、いつも期待してるし、別に6月やからって何もないけど、戻って来たばっかりでね、もちろん悠輔が頑張ってくれるに越したことはないけど、まずは他のメンバーで頑張ってというところで、悠輔には気楽っていうわけにはいかんけどね、やらせてあげる方がいいんじゃないのかなって思うんだけどね」ーー糸井が抹消された。後半戦を見据えてか「嘉男と話をしても、ちょっと調子が下がった中でなかなか試合がね、嘉男はどうしても最後のいいところでっていう風になっちゃうと試合で立つ機会がなかったので。本人とも話をしているなかで、練習でいろいろ試しているのが試合で試せないし。いい投手との対戦にもなるんで。そういうところでは、今やからそういう時間が取れるんじゃないかっていうような話を嘉男としていて。それやったら打席に立って、いろいろ試して後半戦に備えた方がいいんじゃないのって、お互いの話の中でそうしたので。後半戦のスタートの時には戻ってきてもらうので」ーーつまり2軍で打席を重ねて「当たり前やんか(笑い)何のために」ーー秋山が加わった広島打線の印象は「現状は秋山が頑張ってなくても他のメンバーが頑張っているしね。ウチはもちろん相性よくないんで。手強い相手にはなるし、それはやりやすさというのは別にあるわけじゃないけど、秋山一人と対決するわけじゃないので。俺もいつもキャッチャーやっててそうやったけど、誰か一人を抑えて勝てるわけじゃないんで。秋山にこだわるわけにはいかないし、前後のバッターも抑えないとダメだし。いかに点を少なく、を考えるだけで、秋山に気持ちを持って行く必要はないんじゃないかなと思うけどね」
◆試合前から雨が降り始め開始予定時間の午後6時に中止が発表された。試合前には広島出身のシンガーソングライター・原田真二(63)が国歌独唱でスタンドを盛り上げた。佐々岡真司監督(54)の一問一答は以下の通り。ーー雨天中止。9連戦中のチームにとってプラスにとらえられる「チームに勢いがあった(15ー17日の東京ドームでの巨人3連戦で3連勝の)中で、9連戦の移動試合だったし、良い風にとらえられると思う。中途半端な雨の中でけがをされたら怖いですからね」ーー19日の予告先発は床田。この日先発予定だった薮田の起用は「とりあえずはリリーフ待機ですね。中でということになるでしょう」ーー国歌独唱の直後に試合中止。現役時代を含めて初めての経験では「まあないでしょうけどね。僕らは指示に従うだけなのでね」ーー2軍では選手とスタッフの計34人が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定。現在の1軍メンバーで戦うことになる「当然、(2軍の選手と)入れ替えもできない状況だし、今やっているメンバーでやらないといけない。だからけがが一番怖いと思う。だからこそ、この雨をプラスに考えていきたい。9連戦もあと2つというところ。オールスターまであと5試合ですから、前半戦を良い形で終われるように頑張るだけですね」ーー秋山の調子が上向き(巨人3連戦は11打数4安打、1本塁打、5打点)。狙い通りでは「あれだけの選手ですからね。当然しっかりと調整をして調子が上がってくることを期待していた。それぐらいの働きをしてくれている。もっともっと調子が上がってくると思うので楽しみですね」
◆広島・秋山翔吾外野手(34)=前パドレス3A=が午後6時の中止発表後、2時間近く居残りでウエートトレに励んだ。「やれるときに刺激を入れておこうと思った」。8日に1軍初昇格し9試合で打率・212、1本塁打、7打点だが、15ー17日の巨人戦は3試合で打率・364(11打数4安打)、1本塁打、5打点と調子を上げている。
◆神話コンビで鯉倒や!! 阪神は18日、広島戦(マツダ)が雨天中止となり、勝利した巨人と入れ替わり5位に転落した。佐藤輝明内野手(23)は、新型コロナウイルスの濃厚接触者判定から1軍復帰した大山悠輔内野手(27)との共闘を宣言。佐藤輝&大山がアベック打点を挙げれば、チームは今季13連勝中。勝率5割での前半戦ターンへ、今季未勝利の鬼門・マツダスタジアムで和製大砲コンビが暴れまわる。帰ってきた先輩がくれる心強さが、若き4番にまた、とびきりの力を与えた。いまこそ、虎が誇る大砲コンビが〝神話〟を見せるとき。鬼門・マツダスタジアムでの初星へ、佐藤輝は力を込めた。「打線も活発になると思うので、(大山さんの復帰は)頼もしいですね」この日、新型コロナウイルスの濃厚接触者判定を受け、13日から離脱していた大山が1軍復帰。「5番・一塁」で昇格即スタメンに名を連ねた。復活した4番・佐藤輝、5番・大山の和製コンビ。しかし、国歌独唱が行われ、いざ試合開始、というところで雨脚が強まり、残念ながら雨天中止のアナウンスが流れた。幻になった復帰戦は19日にずれ込んだ。悲嘆にくれ、帰路についた虎党も、選手バスに乗り込む大山に向けて「お帰り~」「あした頑張ってや~!」とエールを飛ばした。大山を待っていたのはファンだけではない。佐藤輝にとっても、これ以上ないほど大きな存在が帰ってきた。チームトップの19本塁打、63打点をマークしている大山が後ろに控えるだけで、佐藤輝が一身に受けてきた相手マークは分散できる。打線の中心で担い続けた勝敗の重責も、大山が一緒になって背負ってくれるはずだ。そして、チームの命運を左右する佐藤輝&大山が打てば、グッと勝利に近づく。アベック打点を挙げれば、今季13連勝中の〝連勝神話〟が虎にはある。その〝神話〟が始まった4月22日のヤクルト戦(神宮)。チームは連敗を4で止め、そこから怒濤(どとう)の6連勝と波に乗った。同じくアベック打点で連敗を止めた6月1日の西武戦(甲子園)からも6連勝と、チーム浮上の裏には常に輝と大山の活躍があった。オールスターまで残り5試合で借金3。まず目指すべき勝率5割には4勝1敗以上が必要となる。今季ここまで5敗1分けとまだ1勝もできていないマツダスタジアムでの2試合。この〝神話〟を鬼門で見せる。17日の中日戦(甲子園)で佐藤輝は自身16打席ぶりのヒットを放つなど3安打2打点と躍動した。好調の流れを断ち切るような雨天中止にも「自然には逆らえないです」と甘んじて受けとめた。この余裕も後ろで支えてくれる先輩がいるからこそ。2人そろって打点を挙げる準備はできている。「状態はいいと思うので、いいスイングできるように頑張ります!」輝が打つ、大山も打つ。大粒の雨を吹き飛ばし、虎の最強コンビで鯉を倒す。(原田遼太郎)
◆阪神は18日、広島戦(マツダ)が雨天中止となった。上位進出には今季1勝10敗2分けと相性の悪い広島戦が大きなポイントになる。19日の広島先発は床田。今季阪神戦3勝1敗、防御率1・80の左腕攻略へ、阪神など3球団でヘッドコーチを務めた黒田正宏氏(74)=本紙専属評論家=は「2番・北條」「パームは意識せず、外に絞れ」「大振り厳禁」の秘策を伝授した。Aクラスへ、さらにはモタモタしている首位ヤクルトとの差を縮めるためにも、広島の相性の悪さは解消しなければいけない。特に今季すでに3敗(1勝)している床田は、何としても打ち砕いて、苦手意識は一掃したいところだ。昨年も3敗(1勝)だった対床田。今季の対戦打率は・173。全く打てていない。ようやく連敗にピリオドを打った前回6日の対戦(○3-2、甲子園)。一気に3点を奪って逆転した四回の攻撃が大きなヒントになる。2死からだったが、つないでつないで、北條の同点打、山本の逆転打が生まれた。当然、そのことは床田の脳裏にも焼きついているはず。だからこそ、対床田には北條を2番に据えるべきだろう。下位打線で陽川を使うのも面白い。左腕の床田に対しては、戦列復帰の大山に北條、陽川、梅野らがポイントになる。床田に抑えられているパターンははっきりしている。緩急だ。ことしは新たにパームボールを覚えて、打者のタイミングをズラす技術に磨きが掛かっている。ただ、打者からすればそれほどパームを意識する必要はない。考え方としてはチェンジアップと一緒でいい。床田の配球パターンを分析すれば、緩急の投手だから、最終的には外の球での勝負が多くなる。基本的には、外の球種を絞って、いかに確実に仕留められるか。一番気をつけるのは、大振りにならないこと。強引に打とうとすると、相手に術中にはまってしまう。阪神打線にとって心強いのは、味方の投手陣が圧倒的に充実していること。「相手より1点多く」の考え方で臨めば、高い確率で勝利に結びつく。相性の悪い広島だが、まず先取点。その時点で有利になれる。床田に連勝できれば、苦手な相手、苦手な投手のイメージを一気に払拭できる。この先、勢いに乗れるかどうかの、大きな一戦になる。(本紙専属評論家)
◆楽しみがいっぱいあった広島戦は、開始直前までいって中止になってしまいました。♪君が代は~広島出身の歌手、原田真二の国歌独唱まで行われていたんです。その直後、広島・佐々岡、阪神・矢野両監督がメンバー表を手にベンチを出ようとしたところで雨が激しくなり、午後6時ちょうどに、場内アナウンスとともに大型ビジョンに『雨天中止』の文字が映し出されました。「原田真二さん? 名前は知っていますけど...」世代の違いでしょう。27歳のトラ番原田遼太郎は同じ広島出身で名字も同じですが「歌は知りません」と言います。紙面総括の局次長政道高史は「もちろん、知ってますよ。『?キャンディー アイラヴュー~♪』」と歌えるくらいでした。そんなやりとりもあったタイミングでの試合中止で、今度こその初勝利を狙っていた新人左腕・桐敷の先発登板は流れてしまいました。17日に登板前日の桐敷を取材していた若手のトラ番平野佑治も残念がっています。「落ち着いているなあと思いました。『前回いなかった秋山さん(前パドレス3A)と対戦できるのは楽しみです。(メジャーの中継で)テレビで見ていた人なので』と話していたくらいです」前回登板した7日の広島戦は、黒星がついたものの5回1失点。連続で好投すれば、今後ローテーション入りする可能性もありました。「19日に先発するウィルカーソンの投球次第でそれもあるかなと思っていました。ウィルカーソンは、6月と7月ずっと良くないですからね」トラ番キャップ長友孝輔も同じ見立てでした。ウィルカーソンは5月は4試合で3勝1敗、防御率1・04。月間MVPに選出される活躍でしたが、同27日のロッテ戦で8回無失点で4勝目を挙げて以降は5試合勝ち星がなく、すべて五回までで降板しています。「この中止で、広島の2試合はウィルカーソンと西勇。22日からのDeNA3連戦は青柳、伊藤将、ガンケルやから、桐敷の先発は当分なくなったな」ビヤ樽編集委員三木建次はそう言って残念がりながら、少しホッとした表情でした。午後5時55分までは「桐敷の原稿は自分が書くことになる」と引きつった顔で、「俺は、虎ソナと話しているひまはないんや」と忙しがっていたのに、急にニコニコしながら近寄ってきています。「大山が5番・ファーストです」スタメンも発表されていたので、キャップ長友からは5番打者の戦列復帰の報告も入っていました。「楽しみは他にもあります。17日にスタメンに戻った島田はきょうも2番です。植田にも期待しています」植田? スタメンには名前がなかったけど。「海の日(祝日、7月の第3月曜日)ですからね。島田海吏と植田海。〝Wオーシャンズ〟が活躍したら...」みんないろいろ考えていたんです。しようがない。開始寸前まで待ったけれど雨には勝てません。球宴前はこれで残り5試合。4勝1敗なら勝率5割、5連勝なら貯金2。5番に戻る大山にも、中継ぎに回ることが決まった桐敷にも期待して、巻き返しを見守りましょう。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
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1 (-) |
ヤクルト |
53 | 32 | 1 | 0.624 (↓0.007) | - (-) |
57 | 386 (+8) | 316 (+10) | 102 (+4) | 55 (-) |
0.256 (↑0.001) | 3.260 (↓0.08) |
2 (1↑) |
DeNA |
41 | 41 | 2 | 0.500 (↑0.006) | 10.5 (↑1) |
59 | 302 (+2) | 335 (+1) | 63 (+1) | 30 (-) |
0.251 (↓0.001) | 3.570 (↑0.03) |
3 (1↓) |
広島 |
43 | 44 | 3 | 0.494 (-) | 11 (↑0.5) |
53 | 347 (-) | 336 (-) | 51 (-) | 16 (-) |
0.253 (-) | 3.390 (-) |
4 (1↑) |
巨人 |
45 | 48 | 1 | 0.484 (↑0.006) | 12 (↑1) |
49 | 366 (+10) | 423 (+8) | 108 (+3) | 43 (+2) |
0.247 (↑0.002) | 4.030 (↓0.05) |
5 (1↓) |
阪神 |
42 | 45 | 2 | 0.483 (-) | 12 (↑0.5) |
54 | 304 (-) | 255 (-) | 57 (-) | 70 (-) |
0.238 (-) | 2.650 (-) |
6 (-) |
中日 |
37 | 49 | 1 | 0.430 (↓0.005) | 16.5 (-) |
56 | 249 (+1) | 326 (+2) | 43 (-) | 28 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.560 (↑0.02) |
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