阪神(★0対4☆)巨人 =リーグ戦13回戦(2022.07.12)・阪神甲子園球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
巨人
3001000004602
阪神
0000000000800
勝利投手:戸郷 翔征(9勝3敗0S)
敗戦投手:ウィルカーソン(4勝4敗0S)

本塁打
【巨人】ポランコ(13号・1回表3ラン),中田 翔(9号・4回表ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 阪神戦チケット予約 巨人戦チケット予約

DAZN

◆巨人は初回、2死一二塁の好機からポランコの3ランが飛び出し、先制に成功する。そのまま迎えた4回表には、中田のソロでリードを広げた。投げては、先発・戸郷が9回無失点の快投。今季9勝目をプロ初完封で飾った。敗れた阪神は、打線が相手を上回る8安打を放つも、つながりを欠いた。

◆投打がかみ合った巨人が快勝し、今季初の借金生活を回避した。1回2死一、二塁で、グレゴリー・ポランコ外野手(30)が先制の13号3ラン。4回には中田翔内野手(33)が甲子園では8年ぶりとなる9号ソロでリードを広げた。先発の戸郷翔征投手(22)は粘り強い投球で援護を守り切り、プロ4年目で初完封勝利をマーク。セ・リーグトップタイの9勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めて貯金1をもたらした。

◆巨人戸郷翔征投手がプロ初完封を飾った。8安打を許しながらも要所を締め133球を投げきった。打線は初回に2死一、二塁からポランコが先制3ランを放つと、4回には中田翔の9号ソロで援護した。阪神は走者を出しながらもあと1本が出なかった。

◆13日の阪神戦(甲子園)に先発する巨人クリストファー・クリソストモ・メルセデス投手(28)が12日、攻めの投球で6勝目を狙うと誓った。前回登板の6日ヤクルト戦では勝敗こそつかなかったが6回1失点と好投し、延長戦でのサヨナラ勝利へとつなげた。中6日で迎える阪神戦に向けて「どんな状況でもポジティブに、自分の攻めの投球ができるように集中してのぞみたいと思います。ガンバリマス!」と意気込んだ。

◆阪神が巨人先発戸郷に完封され、今季17度目の0封負けを喫した。先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)が初回にポランコに先制13号3ランを浴びるなど5回4失点で4敗目。毎年夏の恒例イベント「ウル虎の夏」初戦を白星で飾れなかった。貧打解消のため、矢野燿大監督(53)は試合後、13日からジェフリー・マルテ内野手(31)を昇格させることを明言した。一問一答は以下の通り。-巨人戸郷の状態は「いやあ、完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけで」-ヤクルトのコロナ禍で先週末の2試合が中止。4日ぶりの試合となったが、試合がなかった影響は「そんなん言い訳にならんでしょ」-先発のウィルカーソンは「軸になるボールがね、前はチェンジアップとか、そういうものが軸になってたけど、今、軸になるボールがちょっとあんまり見つからないんで。そういうところでは、まあまあ、ねえ。初回も、最少失点でなんとか踏ん張るという粘りが、できれば良かったんだけど。まあ、一発で仕留められるっていうのはね、ちょっとよくないし、球数もどうしても追い込んでも増えるっていう傾向もあるんで、いい頃に比べるとそういうところはあるかなと思います」-ウィルカーソンの次回は「考える。別に」-2番手以降の投手はしっかり抑えた「うん。まあまあ打線でしょ。うちのそこはね、みんなよくやってくれたけど。せっかくね、(観客も)たくさん入ってもらったのに」-今日から練習にロドリゲスが合流「うん。顔見せ程度で、何がどうこうっていうのは何もないし。まあ、実戦からちょっと外れているんで、実戦をまずやってみてっていうところにはなるけど。まあ、こっちも枠空けて待ってる訳じゃないんで。ロドリゲス自身が自分でチャンスをつかむような調整といいながらも、そこから勝負は始まっているんで。残り試合を考えてもね。自分でそこを、チャンスをつかむっていうところがまずやってもらうことなんで。そういうところを見たいなと思います」-マルテは「明日、上げる」

◆巨人戸郷翔征投手がプロ初完封で9勝目を挙げた。巨人投手が甲子園球場の阪神戦で完封勝ちしたのは、17年9月20日菅野以来、5年ぶり。戸郷のように甲子園球場の阪神戦でプロ初完封を記録した巨人投手は、51年6月17日松田、61年7月30日中村稔、83年4月16日槙原、15年5月19日菅野に次いで5人目になる。

◆阪神が今季17度目の0封負けで宿敵巨人に敗れた。矢野燿大監督(53)は球宴までの12試合を9勝3敗で勝ち越し、借金完済プランをぶち上げていたが、いきなり計画は頓挫しそうだ。巨人先発戸郷に対し、序盤からチャンスはつくった。2回は2死一、二塁で梅野隆太郎捕手(31)は右邪飛。3回2死一、二塁では4番佐藤輝明内野手(23)が三飛。4回は無死一、二塁もメル・ロハス・ジュニア外野手(32)が遊撃への併殺打、梅野が空振り三振。あと1本が出なかった。先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)が初回にいきなりポランコに先制13号3ランを浴びたのが痛かった。4回にも中田に9号ソロを許し5回4失点で4敗目。「初回の本塁打が悔やまれる。4回の本塁打は変化球が少し甘く入ってしまった」と肩を落とした。5月月間MVP男も6月から5試合連続で勝てない。中11日と登板間隔を空けてのマウンドだったが結果を出せなかった。この日からの6連戦は毎年恒例の夏のイベント「ウル虎の夏」として開催。スタンドは3万8753人と大入りで、レプリカユニホームを着た虎党で黄色に染まったが初戦白星とはいかなかった。8日ヤクルト戦では11安打8得点で快勝したが、ヤクルトのコロナ禍のため、9日から2試合が中止。この日が4日ぶりの試合だった。阪神は今季17度目の完封負けを喫した。年間28度ペース。球団最多の、63年24度の更新も視野に入る。巨人戦の完封負けは今季初。21年7月11日(甲子園)以来。1人の投手に完封されたのは、20年8月18日(東京ドーム)菅野以来。甲子園では、17年9月20日の同じく菅野以来、5年ぶり。

◆勇敢に、冷静に、プロ初完封を決めた。巨人戸郷翔征投手(22)が、粘って最後までマウンドを守った。9回1死一、二塁のピンチも、三飛と一ゴロに仕留めて、思わず笑顔に。8安打完封勝利に「(9回は)苦しかったですけど、苦しさを乗り越えたので、その喜びがあるかなと思います」と納得の133球をかみしめた。武器の直球で押す、若々しい姿を見せつけた。グラブには、聖心ウルスラ学園(宮崎)時代から"勇猛果敢"と刺しゅうを入れてきた。何事も恐れずに、勇ましく。「なぜか分からないんですけど、良い言葉だなと思って」。3回2死一、二塁には、阪神の4番佐藤輝に真っ向勝負。初球の内角148キロ直球で詰まらせて三飛に打ち取った。「(高校時代を)思い出します。毎回気持ちよく投げられている」という甲子園で輝いた。ただ若々しい勢いだけではない。決め球のフォークが不調とみるや、カーブ主体に切り替えた。「(カーブが)良い感じにハマってくれた。フォークが悪くて、去年だったらそれで打たれていたところが、1つ球種が見つかった」と大人な投球を披露した。阪神青柳に並ぶリーグトップタイの9勝目も、まだ通過点でしかない。2年連続9勝にとどまった戸郷に"10勝目"は大きな意味を持つ。それでも「1つ1ついければなと。チーム一丸となって、首位目指して頑張っていきたい」と意識しすぎずに、地に足をつける。次の照準は首位ヤクルト戦。若きエースが、過去の自分と首位の壁にも勇猛果敢に立ち向かう。【小早川宗一郎】▽巨人原監督(今季自己最多タイの133球で初完封の戸郷に)とても球数が多い投手という部分でね。あの球数の中でしっかり完封できたのは非常に明るい材料。本当に途上ですから。これをいいステップ台にするというかね。そういう風に考えてもらいたいですね。○...グレゴリー・ポランコ外野手が、試合前練習で阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチから伝授された"かめはめ波打法"でアーチをかけた。1回2死一、二塁、カットボールを捉え、右翼ポール際へ2戦連発の先制13号3ラン。「タイミングとか自分の力、パワーのため方とかそういうのを教わりました。いいのをつかんだのは間違いない。集中して試合で出せるようにやっていきたい」と打席で生かしていく。

◆巨人戸郷翔征投手がプロ初完封で9勝目を挙げた。桑田投手チーフコーチが、戸郷の成長ぶりに目を細めた。序盤はフォークの精度を欠いたが「いいカウントの時にフォークをボールでいいから練習していこう」と助言。キレのいいカーブを変化球の軸にフォークを整え、9回も続投を志願した右腕に「見事戸郷がね。(9回は)戸郷と大城が行きたいということだったので、2人で協力して完封してこいって背中を押して送り出しました。うれしいですねえ」と思い切り目尻を下げた。

◆銀傘に響いた快音が、心地よかった。3点リードの4回2死。巨人中田翔内野手が阪神ウィルカーソンのチェンジアップを完璧に仕留めた。放物線が左翼席へ伸びる。貴重な追加点となる9号ソロを「自分の形でしっかりととらえることができた」と、確信歩きで見届けた。05年夏。この地で、大阪桐蔭1年生の中田は"怪物"として産声を上げた。「ほんと甲子園は思い出深い球場ですし。高校野球っていうたらここを目指してずっと頑張ってたわけですから、やっぱり何か違うものがありますね」。高校時代の通算87本塁打中、聖地では4本もアーチを描いた。だが、プロでは日本ハム時代の14年に1本だけ。8年ぶりの甲子園での本塁打で、借金生活回避へと導いた。22年夏。全国各地で高校球児の熱戦が始まった。かつての甲子園のスターは「やっぱり来たら(高校時代を)思い出すというか、多少はね」とほほ笑むと「もっともっと頑張って活躍して勝利に貢献したい」と力強く結んだ。中田の熱い夏は、ここから始まる。

◆阪神が巨人先発戸郷に完封され、今季17度目の0封負けを喫した。先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)が初回にポランコに先制13号3ランを浴びるなど5回4失点で4敗目。毎年夏の恒例イベント「ウル虎の夏」初戦を白星で飾れなかった。真夏の夜の夢、2年連続でウル虎の奇跡は起こらなかった。0-4の9回。糸原の中前打、梅野の左前打で2死一、二塁の好機をつくったが、最後は中野がフォークを引っかけて一ゴロ。今季早くも17度目のゼロ封負けで、戸郷には17イニング連続0行進となった。矢野監督も「(戸郷は)完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけ」と言葉に力がない。4回は連続四死球で無死一、二塁の好機をもらったが、10試合ぶりスタメンのロハスが遊ゴロ併殺打に倒れた。この日は夏の恒例イベント「ウル虎の夏2022」の初日。3万8753人のファンが駆けつけたが、甲子園にため息が充満した。1年前の7月12日のDeNA戦。虎ナインはの9回2死からの5連打で3点差を大逆転し、指揮官が感涙した劇的サヨナラ勝利をつかんだ。その口火を切ったのが佐藤輝で、今年も「ウルトラプレーを見せつけたい」と臨んだが、状態が少し心配だ。3点を追う3回2死一、二塁では、内角高めの初球148キロに詰まって三飛。悔しさをあらわにした。4番に元気がなければ、巨人を2本上回る先発野手全員の8安打を放っても、得点が生まれない。夏バテ気味なのか。7月に入って下降気味だ。今月は7試合で打率2割4分、0本塁打、1打点。6月30日DeNA戦(横浜)の5打席目から、29打席連続本塁打がない。さらに甲子園では4月15日の巨人戦以来30試合、127打席ノーアーチが続く。先週末の神宮では、藤井康巡回打撃コーチが付きっきりで飛距離を意識した打撃練習に取り組んだ。だが、なかなか花火が上がらない。84試合消化時点で、昨季より6本少ない14発にとどまっている。チームは前半戦残り12試合で借金完済ターンを目指して9勝3敗計画を立てた。だが、いきなり初戦でつまづいて借金6に逆戻りした。勝てば2位巨人に1・5差まで迫れたが、逆に3・5差に広がった。矢野監督も「まあまあ打線でしょ。うちのそこはね、みんなよくやってくれた。せっかくね、たくさん入ってもらったのに」と残念無念。今日こそは佐藤輝ら野手陣が奮起して、黄色と緑色で埋まった「ウルトラの夏」を盛り上げたい。【桝井聡】阪神は今季17度目の完封負けを喫した。年間28度ペース。球団最多の、63年24度の更新も視野に入る。巨人戦の完封負けは今季初。21年7月11日(甲子園)以来。1人の投手に完封されたのは、20年8月18日(東京ドーム)菅野以来。甲子園では、17年9月20日の同じく菅野以来、5年ぶり。昨年のウル虎ユニホームでの大逆転 7月12日DeNA戦(甲子園)で、3点差をひっくり返してサヨナラ勝ちした。0-3の9回2死一塁から代打佐藤輝、近本、糸原、マルテ、大山の5連打。すべて単打で、三嶋を打ち崩した。あまりの劇勝に矢野監督はインタビューで思わず涙ぐんだ。ウル虎の夏 阪神主催の夏場の試合で、期間限定ユニホームを着用するイベント。和田監督時代の13年に始まり今年10年目を迎えた。初年度は胸に大きく「HT」マークをつけた奇抜なデザイン。毎年黄色主体のユニホームが多いが、14年には緑色が採用された。通算成績は25勝35敗2分けで勝率4割1分7厘。巨人は2勝8敗と分が悪い。○...浜地が1回を3者凡退に仕留めた。7回に3番手として9日ぶりにマウンドへ。先頭ポランコを外角直球で見逃し三振に抑えた。その後も直球を軸に中田を右飛に、大城には直球で見逃し三振と料理した。「なんとかゼロで抑えて後ろにつなぐつもりでマウンドに上がりました。しっかりと自分の球を投げることができたかなと思います」と納得顔だった。○...岩貞祐太投手が1回を無失点に抑えた。4点ビハインドの6回に2番手で登板。第1打席で二塁打を放った八百板を133キロのスライダーで空振り三振に仕留める。テンポのいい投球で丸を右飛に、岡本和を149キロの直球で右飛に抑えた。「0点で抑えて流れを持ってくるんだという気持ちで投げました」。左腕はこれで6試合連続無失点と中継ぎの役割を果たした。

◆オッス! オラ、ポランコ! 巨人グレゴリー・ポランコ外野手(30)が、先制の3ランを放ち、4戦勝ちなしのチームを勢いづけた。1回2死一、二塁、阪神ウィルカーソンの140キロカットボールに、体全体の"パワー"を込めた。ライナー性で右翼ポール際へ運ぶ2戦連発の13号3ラン。芸人「なかやまきんに君」の"パワー"ポーズを披露し、「先制点が大事なので、このチャンスでとにかく走者をかえしたいと思って打席に立ったよ。ファウルにならずに運良く入ってくれてうれしいよ」と喜んだ。試合前練習では、阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)の指導の下、内側から力を伝えるという意味で"かめはめ波打法"を伝授された。その指導に1打席目から応え、ベンチに戻ると、阿部コーチを指さしながらの"かめはめ波ハイタッチ"で感謝を示した。

◆阪神の4番手石井大智投手(24)が連続試合無失点を「14」に伸ばした。8回に4番手で登板し3人で片付けると、9回2死一、二塁のピンチで中田を遊ゴロに仕留め、2イニング無失点。「内容的にもある程度納得のいくボールが投げられた。今経験していることを生かしながら、少しでも僅差のゲームで投げられるように頑張りたい」。防御率0.95で、0点台に突入。ビハインドの展開でも、存在感は日に日に増している。

◆阪神西勇輝投手が13日の巨人戦(甲子園)で6勝目を狙う。今季、同カードの先発は初めてで、スライドを除いてカード頭以外で登板するのも初めてだ。「(3連戦の)中で投げるのは久しぶり。球数やイニングとかを重ねて、自分のタイミングになってきたら、できることが増えていく」と必勝を期した。昨季の巨人戦は先発7試合で2完投を含む3勝1敗の好相性だ。

◆巨人が難敵ウィルカーソンを攻略し、今季初の借金生活を回避した。1回2死一、二塁で、グレゴリー・ポランコ外野手(30)が先制の13号3ラン。今季3戦2敗だった右腕相手に先制攻撃に成功すると、4回には中田翔内野手(33)が甲子園では8年ぶりとなる9号ソロでリードを広げた。先発の戸郷翔征投手(22)は粘り強い投球を披露。9回8安打無失点で、プロ4年目で初完封勝利をマーク。セ・リーグトップタイの9勝目を挙げ、チームの連敗を3で止めて貯金1をもたらした。試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。-戸郷がプロ初完封勝利「比較的に変化球でカウントを取れたり(直球と)両方で勝負ができたという部分では非常によかったと思いますね。コントロールという部分では、まだまだ手放しで、というところではないんですけど、良かったと思いますね」-8回で120球までいってましたが続投「ピッチングコーチと話をして『いかしてくれ』『分かった』と」-そこは1つ壁を乗り越えて来いという「そうですね」-プロ初完封でまた1つ壁を乗り越えた「とても球数が多いピッチャーという部分でね。今日もまだまだ反省するところはありますけど、そういう意味ではあの球数の中でね、しっかり完封できたというのは非常に明るい材料ですね」-今季はスタミナ面の成長「本当に途上ですから。そういう意味ではこれをいいステップ台にするというかね。そういう風に考えてもらいたいですね」-打線は本塁打2本で4得点「まあ、初回に4番バッターが倒れてという形で2アウト。あそこは5番バッターが4番バッターを救ったというか。非常に価値ある大きな3ランだったと思いますね」-中田も貴重なソロ「そうですね。3点先制して次の1点がどっちに入るかは重要ですよね。そういう意味では貴重な1点がわが軍に入ったということですね」

◆阪神はこの日から9連戦がスタート。大事な初戦のマウンドにウィルカーソンが上がる。巨人には登板3試合で2勝0敗、防御率1・50と好相性だ。前日11日には「いい打者がそろっているというイメージがある。しっかり自分も投げていきたい」と意気込んだ。

◆阪神の先発、アーロン・ウィルカーソン投手(33)が一回、ポランコに先制の3ランを浴びた。1死から八百板に二塁打を許すと、丸は四球で一、二塁のピンチを背負う。4番・岡本和は、左翼への大飛球。フェンス手前で失速し、左飛と何とかしのいだが、どよめきの残るなか、続くポランコに右翼スタンドへ運ばれた。ウィルカーソンは6月30日のDeNA戦(横浜)以来、中11日での先発マウンド。今季ここまで登板3試合で2勝0敗、防御率1・50と得意とする巨人打線だったが、いきなり出ばなをくじかれた。

◆巨人のグレゴリー・ポランコ外野手(30)が先制の13号3ランを放った。一回2死一、二塁でウィルカーソンが投じた高めのカットボールを完璧に捉え、右翼席に運んだ。10日のDeNA戦(東京ドーム)から2試合連続の一発。3試合連続で5番に座る助っ人が、自慢のパワーを発揮した。

◆今年で10年目を迎える「ウル虎の夏2022」が開幕。イベントの一環としてこの日はお笑いコンビ、コロコロチキチキペッパーズが甲子園に登場し、守備に就く阪神のスタメンの呼び出しも行った。昨年の「ウル虎の夏2021」にも登場。ボケ担当で近大出身のナダル(37)は大学の後輩の阪神・佐藤輝を「飯に連れて行きたい」と語ったが、ファンからの反感を買っていた。そこで今年は「飯に連れて行きません(笑)」と宣言。スタンドからは大きな拍手が起こった。その後取材に応じ、ツッコミ担当の西野創人(30)は「今日は雨降ると言ってたんですけど、晴れて、もうすでに持ってる感あるなって。勝ちそうな匂いしてますね」と勝利を期待し、ナダルは「今年は本当に飛躍の年にしてもらいたい。ここから大切な時になってくると思うので、エンジンかけて頑張ってもらいたい」とエールを送った。ウル虎の夏 今年で10年目を迎えるタイガース夏の恒例イベント。選手らは期間限定のサードユニホームを着用し、入場者にも同じデザインの限定オリジナルジャージーをプレゼントする。今年は7月12―14日の巨人戦、15―17日の中日戦(いずれも甲子園)で開催する。

◆「6番・一塁」で先発した巨人・中田翔内野手(33)が9号ソロを放った。3-0の四回2死から相手先発ウィルカーソンのチェンジアップを強振。6日のヤクルト戦(東京ドーム)以来、4試合ぶりの一発を左翼席中段に突き刺した。これが、巨人に移籍してからは甲子園初アーチ。5番・ポランコとのアベック弾で先発の戸郷を援護した。

◆阪神の先発、アーロン・ウィルカーソン投手(33)は5回5安打4失点で降板した。一回2死一、二塁からポランコに先制の13号3ランを浴びると、四回には2死から中田に左翼席へソロを許して追加点を奪われた。ウィルカーソンは試合前の時点で、防御率1・50と得意にしていた巨人打線を抑えられず。5月27日のロッテ戦(ゾゾマリン)での4勝目を最後に白星から遠ざかる右腕は一発攻勢に沈み、五回の打席で代打を送られた。

◆大きなフォロースルーとともに、目の覚めるようなライナーが右翼ポール際に吸い込まれていった。3試合連続で5番に座った巨人のグレゴリー・ポランコ外野手(30)が一回に先制の13号3ランを放った。「先制点が大事なので、このチャンスでとにかく走者をかえしたいと思って打席に立った。ファウルにならずに運良く入ってくれてうれしい」4番・岡本和が左飛に倒れて迎えた一回2死一、二塁。阪神・ウィルカーソンが投じた内角のカットボールを完璧に捉えた。右翼ポール際への2試合連続のアーチで、引き分けを挟んで3連敗中のチームに貴重な先制点をもたらした。持ち前の長打力が戻ってきた。8日のDeNA戦では延長十一回に代打で登場し、値千金の同点2ランを放つなど、最近4試合で3本塁打をマーク。7月の9試合で打率・115だが、勝負どころで存在感を示している。助っ人の3ランに6番・中田も続いた。3-0の四回2死で左翼席中段に突き刺さる9号ソロ。「自分の形でしっかりと捉えることができた。追加点を取りたいと思っていたのでホームランが打てて良かった」と胸を張った。4番の岡本和が直近の4試合で打率・063(16打数1安打)と苦しんでいる。主砲に当たりがでていない中、後ろを任されているポランコ、中田のアベックアーチで完全に主導権を握った。(樋口航)

◆阪神は打線が沈黙し、今季17度目のゼロ封負けを喫した。先発のウィルカーソンは一回にポランコに3ラン、四回は中田にソロを浴び、5回4失点で降板。反撃したい阪神打線だったが、二回、三回と得点圏に走者を進めながらあと一本が出なかった。四回無死一、二塁の好機ではロハスが痛恨の遊ゴロ併殺。九回も1死一、二塁としながら無得点に終わり、巨人の先発・戸郷にプロ初完封を献上してしまった。六回以降は岩貞、浜地、石井と中継ぎ陣が無失点でしのいだが、打線の奮起なくゲームセット。勝負の9連戦の初戦は不穏なムードが漂う結果となってしまった。

◆阪神が今季17度目の完封負けで、試練の9連戦は黒星スタートとなった。先発のアーロン・ウィルカーソン投手(33)が一回、四回に2死から2本の本塁打を浴び、打線は戸郷翔征投手(22)の前に完封負けを喫した。球団の年間最多ゼロ敗は63年の「24」。試合後の矢野耀大監督(53)はウエスタン・広島戦(由宇)で5打数4安打で2本塁打を放ったジェフリー・マルテ内野手(31)の昇格を明言した。一問一答は以下の通り(チーム成績38勝44敗2分、観衆3万8753人)。ーー戸郷の状態は「いやあ、完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけで」ーー試合がなかった影響は「そんなん言い訳にならんでしょ」ーーウィルカーソンは「軸になるボールがね、前はチェンジアップとか、そういうものが軸になってたけど、今、軸になるボールがちょっとあんまり見つからないんで。そういうところでは、まあまあ、ねえ。あこも初回(3ランを浴びる)も、最少失点で何とか踏ん張るという粘りが、できれば良かったんだけど。まあ、一発で仕留められるのは、ちょっと良くないし、球数もどうしても追い込んでも増える傾向もある。いい頃に比べるとそういうところはあるかなと思います」ーーウィルカーソンの次回は「考える。別に」ーー2番手以降の投手はしっかり抑えた「うん。まあまあ打線でしょ。ウチはそこはね、みんなよくやってくれたけど。せっかくね、たくさん入ってもらったのに」ーー練習にロドリゲスが合流「うん。顔見せ程度で、何がどうこうっていうのは何もないし。まあ、実戦からちょっと外れているんで、実戦をまずやってみて、というところにはなる。こっちも枠空けて待ってる訳じゃないんで。ロドリゲス自身が自分でチャンスをつかむような調整といいながらも、そこから勝負は始まっている。残り試合を考えてもね。自分でそこを、チャンスをつかむところを、まずやってもらうこと。そういうところを見たいなと思います」ーーマルテは「明日、上げる」

◆巨人が完封勝利で引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。一回にグレゴリー・ポランコ外野手(30)が2死一、二塁で先制の13号3ランを放ち主導権を奪った。2戦連発となった助っ人の一発を、原辰徳監督(63)は「5番バッターが4番バッターを救った。非常に価値ある大きな3ランだった」と称賛した。一回1死から八百板の二塁打、丸の四球で作った一、二塁の好機で4番・岡本和が左飛となったが、続くポランコがウィルカーソンの内角高めのカットボールを右翼席へ運んだ。最近5試合でわずか1安打と苦しむ岡本和をカバーした、貴重な一発となった。

◆オリックス、阪神で176勝を挙げ、引退後も両チームでコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家の星野伸之氏(56)は一、四回に2本の本塁打を浴びたアーロン・ウィルカーソン投手(33)、梅野隆太郎捕手(31)のバッテリーに疑問を呈した。振り返れば、ウィルカーソンが一回に浴びたポランコの先制3ランが痛すぎた。防げたのでは、の思いが強い。不運な二塁打と四球で1死一、二塁。岡本に大きな左飛を打たれた。この時点で、高めは禁物という気持ちになって当然だ。ところが、ポランコを迎えての2球目、梅野がスッと中腰になって高めのカットボールを要求。それを見事に右翼席へ運ばれた。高めへ外そうと思ったのか。でも、少々の高めは外国人にはまともにストライクゾーンだ。あのコースなら抑えられるデータがあったのか、あえて大胆に攻めたのか。真相は分からないが、慎重さに欠けた配球だった。さらに四回の中田に浴びた本塁打もチェンジアップだった。この日、打たれのはことごとく変化球。その一方で、ストレートは、ほとんど捉えられることはなかった。巨人打線は最初から、交代する五回まで、ストレートには手こずっていた。交代直前の五回2死から吉川を左邪飛に打ち取ったシーンも、ウィルカーソンは何度も首を振って、最後はストレートでアウトにした。バッテリーの呼吸が、この日に限っては今ヒトツだったのかもしれない。調子を落とし、登録抹消して、再調整して臨んだ試合。球威は戻っており、今後への期待は十分にできる内容だったが、1つの配球ミスが勝敗を決してしまった。実にもったいない投球になってしまった。打線では、戸郷の緩急の攻めに苦しみ、狙い球を絞り切れなかった反省点もあるだろう。4番・佐藤輝が初球のボール気味のインハイに手を出したことも惜しまれる。見逃せば、カウント1-0からの勝負。相手は困ったはずだ。四回無死一、二塁からのロハスのセンター返しの打球が、巨人の極端なシフトにより併殺打になってしまったハードラックもあった。一つ一つ挙げれば紙一重なのだが、防げた一発は、やはり一番悔やまれる。

◆巨人・桑田真澄投手チーフコーチ(54)が、プロ4年目で初の完封勝利を飾った戸郷翔征投手(22)について、九回のマウンドに向かう前、捕手の大城を交えて続投の意思を確認していたことを明かした。「僕たちも当然(九回続投へ)行かせたかった。本人の気持ちが一番大事なので、戸郷と、大城と2人で聞いたんですよね。彼ら2人が『行きたい』ということだったので、じゃあ2人で協力して、完封してこいって背中を押して送り出しました」戸郷は再三のピンチを乗り越えながら、八回を投げ終えた時点で120球を投じていたが、九回続投を大城とともに志願。九回も2死一、二塁のピンチを招いたが、最後は中野を一ゴロに仕留め、今季最多の133球で完封し、自己最多に並ぶと同時にリーグトップタイとなる9勝目を手にした。

◆中10日で9連戦の初戦を任されたウィルカーソンだったが、5回2被弾4失点で4敗目。「力強いボールを投げることができていたし、うまく制球もできていたので、初回のホームランが悔やまれる」とポランコに許した先制&決勝の一発を反省した。これで5戦連続5回以内で降板となった右腕の今後について矢野監督は「考える」と思案顔。仮に降格&再調整となれば、2軍では藤浪らが昇格を狙っている。

◆巨人は12日、阪神13回戦(甲子園)に4-0で勝利し、1分けを挟んでの連敗を3で止めた。敗れれば今季初めて借金生活に転落する危機に、4年目の戸郷翔征投手(22)が8安打を浴びても粘り、プロ初完封勝利。両リーグトップに並ぶ9勝目を挙げ、前半戦でキャリアハイに並んだ。過去2年連続で10勝の〝壁〟を破れなかった右腕が、自身初の2桁勝利に突き進む。自ら一塁を踏んで27個目のアウトを取ると、表情が一気に緩んだ。九回2死一、二塁で中野をフォークボールで一ゴロに仕留め、試合終了。4年目の戸郷がプロ60度目の先発で初完封。女房役の大城と抱擁し喜んだ。「九回もランナーを出した。ランナーを出しながらの投球で苦しかったけれど、苦しさを乗り越えたので喜びがあると思います」三者凡退は3度。毎回のように走者を背負ったが、要所で踏ん張った。直球の最速は150キロを計測。終盤も球威は衰えなかった。今季最多タイの133球の熱投。青柳(阪神)、山本(オリックス)に並ぶ両リーグトップの9勝目で、負ければ借金生活の危機からチームを救った。大人の投球が初完封を導いた。150キロ超の直球とフォークボールが投球の主体だが、この日は試合中に決め球のフォークが本調子でないと判断し、カーブを多投。「何かが悪くても何かが引き出せればいい。100%で毎回はできないので、その応用ができた」。引き出しが増えた投球術で的を絞らせなかった。九回の登板前には桑田投手チーフコーチから続投するかを問われ、大城と「行きたいです」と声をそろえた。同コーチに「2人で完封してこい」と送り出され、結果で応えた。6月以降は負けなしの4連勝。6試合中4試合でハイクオリティースタート(7回以上、自責点2以下)の安定感。徹底した夏場対策で〝壁〟を打破した。昨オフから寮を出て一人暮らしを始めた。過去2年、夏場から終盤にかけて失速した経験を生かし、自宅ではミストサウナや温冷交代浴でコンディションを整える。「コロナ禍がまだ収まっていないですし、家の中でできることを心掛けている」。睡眠とこまめな水分補給も欠かさない自己管理が、夏場の快進撃につながっている。原監督は「左打者のときのこっち側(インコース)のカーブが良かった」と褒めつつ、「あの球数の中で完封できたというのは非常に明るい材料。本当に途上ですから。そういう意味ではこれをいいステップ台にしてもらいたい」と期待した。自己最多の9勝に並んだが、昨年は7月以降1勝と失速。苦い経験があるからこそ、戸郷に慢心はない。「去年9勝で止まっていたので、一つ一ついければ」。念願の2桁勝利、そして目標の最多勝へ。たくましさが増した背番号20が〝3度目の正直〟で殻を破る。(樋口航)

◆はよ助けて! 阪神は巨人に0―4で敗れ、今季17度目の完封負け。勝負の9連戦は黒星スタートとなった。この日、新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)=前パドレス3A=が西宮市内で入団会見し「クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、優勝を勝ち取りたい」と宣言。矢野燿大監督(53)は、競争を勝ち抜いての1軍合流を期待した。スタンドから何度もタメ息がもれた。巨人の6安打を上回る8安打しながら無得点。9連戦初戦は元気なく今季17度目の零封負けとなり、矢野監督はこの日午前に入団会見したロドリゲスへの思いを口にした。「実戦からちょっと外れているんで。実戦をまずやってみてっていうところにはなる」新助っ人は入団会見を終えると、練習着に着替えて甲子園室内へ。早速1軍の練習に合流した。打撃練習ではライナー性の当たりを防球ネットに連発。ファーストミットを手にしたノックでも、軽快な動きをみせた。「クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、そこから優勝を勝ち取りたいと思う」入団会見では現実的な〝Vロード〟を描いた。6月20日に正式契約が発表され、7月8日に来日。チームの置かれた状況は把握済みだ。逆転Vの可能性はゼロではないが、首位ヤクルトから16ゲーム差の5位。まずはクライマックスシリーズ(CS)圏内のAクラス入りへ。過去の経験を生かして、立役者になることを約束した。2020年にオリックスに在籍したが、死球で負傷した影響もあり、わずか59試合の出場で打率・218、6本塁打、25打点。マイナー通算215発の爆発力を見せられず、不完全燃焼で退団した。だが、今回は違う。「20年に来たとき、どうやって人間関係を作っていくか、すごく悩みもあった。でも、日本いたことで、しっかり文化を学ぶことができた」。前回来日はコロナ禍の真っただ中。開幕が6月にズレ込む異例のシーズンにもほんろうされ、プレー以前の問題で苦労した。だが、収穫もあった。「(住んでいた)マンションが一緒だったスアレス選手やガルシア選手、マルテ選手とたくさん話をして、ファンが熱心だと聞いていた」セ・リーグは初めてだが、当時阪神に在籍していた外国人選手から情報を入手し、予備知識は十分。何よりも心強いのが家族のサポートだ。前回はコロナ禍の影響で単身赴任だったが、今回は夫人と3人の子供を同伴。「みんながいてくれるのはすごく心強い」とカッコいいパパを見せる。矢野監督は「(1軍外国人)枠を空けて待っている訳じゃない。チャンスをつかむところを、まずやってもらう」と2軍でアピールさせることを示唆した。それができると期待してのことだ。「ホームランにこだわることなく、状態に応じた活躍をしたい。塁に出て、みんなを勇気づけることも大切。そういうところも意識したい」R砲は1軍での活躍を思い描いた。今後は甲子園などで調整し、今月中の1軍出場を目指す。貧打の矢野虎を助け、日本一へ導く使者になる。(三木建次)★かつての同僚と再会楽しみ ロドリゲスは阪神入りが決まる前、米大リーグのパドレス3Aエルパソに所属。そこには6月末に広島で日本球界に復帰した秋山もいた。「あいさつをする程度でしたが、仲間としてやっていた。もちろん再会は楽しみにしています」と笑みを浮かべた。同じチームから日本に来た者同士。ライバル的な意識は? と問われると、笑いながら「2人がまたここでこうやって活躍できるということはすごくうれしい。2人で活躍したいです」と応じた。■アデルリン・ロドリゲス(Aderlin Rodriguez) 1991年11月18日生まれ、30歳。ドミニカ共和国出身。2008年7月にメッツと契約してプロ入り。マリナーズ、オリオールズ、パドレスなどを経て19年12月にオリックスに入団。20年は59試合出場、打率・218、6本塁打、25打点。オフに自由契約となり、21年はタイガース、今季はパドレスのマイナーに所属。マイナーリーグでは通算1219試合出場、打率・271、215本塁打、839打点。192センチ、95キロ。右投げ右打ち。年俸25万ドル(約3400万円)。背番号「91」はよ助けて! 阪神は巨人に0―4で敗れ、今季17度目の完封負け。勝負の9連戦は黒星スタートとなった。この日、新外国人のアデルリン・ロドリゲス内野手(30)=前パドレス3A=が西宮市内で入団会見し「クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、優勝を勝ち取りたい」と宣言。矢野燿大監督(53)は、競争を勝ち抜いての1軍合流を期待した。スタンドから何度もタメ息がもれた。巨人の6安打を上回る8安打しながら無得点。9連戦初戦は元気なく今季17度目の零封負けとなり、矢野監督はこの日午前に入団会見したロドリゲスへの思いを口にした。「実戦からちょっと外れているんで。実戦をまずやってみてっていうところにはなる」新助っ人は入団会見を終えると、練習着に着替えて甲子園室内へ。早速1軍の練習に合流した。打撃練習ではライナー性の当たりを防球ネットに連発。ファーストミットを手にしたノックでも、軽快な動きをみせた。「クライマックス(シリーズ)にしっかりと進出して、そこから優勝を勝ち取りたいと思う」入団会見では現実的な〝Vロード〟を描いた。6月20日に正式契約が発表され、7月8日に来日。チームの置かれた状況は把握済みだ。逆転Vの可能性はゼロではないが、首位ヤクルトから16ゲーム差の5位。まずはクライマックスシリーズ(CS)圏内のAクラス入りへ。過去の経験を生かして、立役者になることを約束した。2020年にオリックスに在籍したが、死球で負傷した影響もあり、わずか59試合の出場で打率・218、6本塁打、25打点。マイナー通算215発の爆発力を見せられず、不完全燃焼で退団した。だが、今回は違う。「20年に来たとき、どうやって人間関係を作っていくか、すごく悩みもあった。でも、日本いたことで、しっかり文化を学ぶことができた」。前回来日はコロナ禍の真っただ中。開幕が6月にズレ込む異例のシーズンにもほんろうされ、プレー以前の問題で苦労した。だが、収穫もあった。「(住んでいた)マンションが一緒だったスアレス選手やガルシア選手、マルテ選手とたくさん話をして、ファンが熱心だと聞いていた」セ・リーグは初めてだが、当時阪神に在籍していた外国人選手から情報を入手し、予備知識は十分。何よりも心強いのが家族のサポートだ。前回はコロナ禍の影響で単身赴任だったが、今回は夫人と3人の子供を同伴。「みんながいてくれるのはすごく心強い」とカッコいいパパを見せる。矢野監督は「(1軍外国人)枠を空けて待っている訳じゃない。チャンスをつかむところを、まずやってもらう」と2軍でアピールさせることを示唆した。それができると期待してのことだ。「ホームランにこだわることなく、状態に応じた活躍をしたい。塁に出て、みんなを勇気づけることも大切。そういうところも意識したい」R砲は1軍での活躍を思い描いた。今後は甲子園などで調整し、今月中の1軍出場を目指す。貧打の矢野虎を助け、日本一へ導く使者になる。(三木建次)★かつての同僚と再会楽しみ ロドリゲスは阪神入りが決まる前、米大リーグのパドレス3Aエルパソに所属。そこには6月末に広島で日本球界に復帰した秋山もいた。「あいさつをする程度でしたが、仲間としてやっていた。もちろん再会は楽しみにしています」と笑みを浮かべた。同じチームから日本に来た者同士。ライバル的な意識は? と問われると、笑いながら「2人がまたここでこうやって活躍できるということはすごくうれしい。2人で活躍したいです」と応じた。

◆阪神は巨人に8安打を放ちながら0―4で敗れた。矢野燿大監督(53)は、この日のウエスタン・広島戦(由宇)で場外弾を含む2本塁打、5打数4安打2打点と大暴れしたジェフリー・マルテ内野手(31)の1軍昇格を明言。ロドリゲスも昇格を目指す中、メル・ロハス・ジュニア外野手(32)もまじえての助っ人サバイバルが始まった!マルテが1軍復帰すると同時に助っ人サバイバルのゴングがカァ~ン! 今季17度目の零封負けを喫した後、矢野監督はM砲の昇格を明言した。「いやあ、完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけで」先発・戸郷の前に何度もチャンスを作りながらも〝あと一本〟が出ず、虎党から何度もタメ息がもれた。巨人の投手に甲子園でプロ初完封を許すのは、15年の菅野以来7年ぶりの屈辱。恒例の「ウル虎の夏」でスタートした9連戦は、重苦しい黒星発進となった。負の流れは一日で断ち切る。2軍広島戦(由宇)で場外弾を含む2本塁打、5打数4安打2打点と大暴れしたマルテについて問われると「明日(13日)、上げる」。5月25日の楽天戦(甲子園)で右足を痛めたM砲は再発させないよう、じっくり調整させてきた。8安打しながら無得点、10残塁の拙攻を目の当たりにし、満を持しての1軍復帰を決めた。この日、入団会見したロドリゲスは実戦から離れており、2軍調整が必要。「7番・左翼」で先発出場したロハスは1安打したが、四回無死一、二塁で遊ゴロ併殺。マルテで打線を活性化する。新助っ人が来た以上、日本球界でもっとも実績のあるマルテもうかうかしていられない。それはロハスも同じ。もちろんロドリゲスも2軍で打たなければ昇格できない。借金「6」を球宴までに完済するために、し烈な助っ人サバイバルでチームに刺激を与える。1軍外国人枠は5。救援のアルカンタラとケラーは欠かせない戦力で、先発もガンケルとウィルカーソンがいる。出場機会をつかむために、助っ人野手は猛アピールが必要。矢野監督は「ロドリゲスが自分でチャンスをつかむような調整をね。そこから勝負は始まっている」と尻を叩いた。同じことはロハスにも言える。力投を続ける投手陣を援護できずに落とす試合は、もうゴメン。首位ヤクルトとは16ゲーム差。球宴までは残り11試合。まずはマルテが豪打で、流れを変える。(新里公章)阪神は巨人に8安打を放ちながら0―4で敗れた。矢野燿大監督(53)は、この日のウエスタン・広島戦(由宇)で場外弾を含む2本塁打、5打数4安打2打点と大暴れしたジェフリー・マルテ内野手(31)の1軍昇格を明言。ロドリゲスも昇格を目指す中、メル・ロハス・ジュニア外野手(32)もまじえての助っ人サバイバルが始まった!マルテが1軍復帰すると同時に助っ人サバイバルのゴングがカァ~ン! 今季17度目の零封負けを喫した後、矢野監督はM砲の昇格を明言した。「いやあ、完封されるような調子じゃないと思うけどね。こっちが打ち損じてるというか、打ってないというだけで」先発・戸郷の前に何度もチャンスを作りながらも〝あと一本〟が出ず、虎党から何度もタメ息がもれた。巨人の投手に甲子園でプロ初完封を許すのは、15年の菅野以来7年ぶりの屈辱。恒例の「ウル虎の夏」でスタートした9連戦は、重苦しい黒星発進となった。負の流れは一日で断ち切る。2軍広島戦(由宇)で場外弾を含む2本塁打、5打数4安打2打点と大暴れしたマルテについて問われると「明日(13日)、上げる」。5月25日の楽天戦(甲子園)で右足を痛めたM砲は再発させないよう、じっくり調整させてきた。8安打しながら無得点、10残塁の拙攻を目の当たりにし、満を持しての1軍復帰を決めた。この日、入団会見したロドリゲスは実戦から離れており、2軍調整が必要。「7番・左翼」で先発出場したロハスは1安打したが、四回無死一、二塁で遊ゴロ併殺。マルテで打線を活性化する。新助っ人が来た以上、日本球界でもっとも実績のあるマルテもうかうかしていられない。それはロハスも同じ。もちろんロドリゲスも2軍で打たなければ昇格できない。借金「6」を球宴までに完済するために、し烈な助っ人サバイバルでチームに刺激を与える。1軍外国人枠は5。救援のアルカンタラとケラーは欠かせない戦力で、先発もガンケルとウィルカーソンがいる。出場機会をつかむために、助っ人野手は猛アピールが必要。矢野監督は「ロドリゲスが自分でチャンスをつかむような調整をね。そこから勝負は始まっている」と尻を叩いた。同じことはロハスにも言える。力投を続ける投手陣を援護できずに落とす試合は、もうゴメン。首位ヤクルトとは16ゲーム差。球宴までは残り11試合。まずはマルテが豪打で、流れを変える。(新里公章)

◆新助っ人にみんなの目が集中しています。サブキャップ新里公章らトラ番たちと編集局のデスクの連絡用のチャットのやり取りが、午前中からひんぱんに繰り返されました。『球団事務所で入団会見』(新里)『室内練習場に入り、ナインにあいさつ。アップ開始。バットは持参している』(編集委員三木建次)『きょう、あすは甲子園で練習します』(新里)問題はこのあと。ロドリゲスを密着マークしたビヤ樽三木がヘンな文章を送信してきました。『(フリー打撃は)42スイング。室内やからようわからん』『鋭い当たりを飛ばすで』どっちやねん? とツッコミを入れたくなりました。「どっちやねんと言われたら、両方。助っ人やから、もちろん打球は鋭い。そうでないと困る。いい打球音もしていた。だからそう送った。日本の野球を経験しているから期待が持てる。だけど、室内やし、まだ練習合流初日やから」また相変わらず身も蓋もないことを。それでもビヤ樽は、あっちの試合結果にはビビッと反応しました。由宇(山口)で行われた広島との2軍戦で、マルテが5打数4安打2本塁打2打点。試合は4-5で負けましたが、一回にドラフト2位左腕の森から左翼場外へ先制ソロを放つと、3-4の七回には4年目の右腕・田中法から左越え同点ソロ。矢野監督も、1軍に復帰させることを明かしています。由宇球場はデカいんです。正式名称は「広島東洋カープ由宇練習場」。カープが若手を鍛えることを目的につくったもので、打撃ケージが3つ並べられるように設計されていて、グラウンドは甲子園球場より広い。両翼100メートル、中堅122メートル。外野にも芝生席があり、簡単には場外弾は出ない球場です。「よく『シーズン終盤は若手を使え』という人がおるけど、俺は逆やと思う。来季に向けて、崖っぷちの助っ人やベテランこそ使うべきや。尻に火がついとるもん。終盤はそういう選手が底力を発揮する」ビヤ樽が熱弁をふるっているころ、球場で野手陣の練習を見ていた打者担当の原田遼太郎の目の前にロドリゲスが現れました。「デカいっすねえ。他の選手の取材で通路を移動していたときに、たまたますれ違ったんですが、僕より頭ひとつ以上デカいです」原田は身長172センチですが、ロドリゲスは192センチ、95キロ。すれ違っただけで〝圧〟を感じています。「飛ばしそうです。早く、外でフリー打撃するのを見たいです」見たい。原田が期待するロドリゲスも見たいし、ビヤ樽が推すマルテも。「ウル虎の夏バージョンのビジョンで、人気お笑いコンビのコロコロチキチキペッパーズがスタメン発表をして、スタンドがわいています。スタンドと一緒に盛り上がる1週間になってほしいです」須藤佳裕はそう話していましたが、第1戦は巨人の助っ人パワーにやられました。一回にポランコに3ランを打たれ、追いかける展開になったまま零敗。ヤッベえぞ。マルテもロドリゲスも合流して、し~んじらんないという打球を打ってくれ?

◆『ウル虎の夏』っていりますかー? 間違っていたら申し訳ないけど、始まって10年? 勝ったイメージが全くないわ!!そんな潜在意識を抱えとんのに終わってみれば、ありえへんような今季17度目の零封負けだから、余計にウル虎の夏に逆恨みするわー!!ウル虎の夏だけでなく、ヤクルトの新型コロナ感染拡大や長雨など、試合間隔が開いた試合で阪神はまず勝ちませんから...。これ60年近くの俺のデータです!!でも、期待するのがファンというもので...。試合を3日待ったのに、開始10分でポランコの一発でTHE ENDってあるかー!! しかも、7月1日の中日戦でA・マルティネスに中腰でインハイのボール球を要求で決勝本塁打を浴びたのに、阪神の捕手は巻き戻しVTRじゃ、勝てんわー!!(投手はストライクを欲しがる人種なんや!!)そして、新外国人のロドリゲスが加入して、ロハスに情がわいたのか(?)、4点を追う四回無死一、二塁でそのまま打たせてゲッツーなんて、ウソ虎の夏やー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
53271 0.663
(-)
M49
(-)
62370
(-)
283
(-)
96
(-)
54
(-)
0.258
(-)
3.050
(-)
2
(-)
巨人
44431 0.506
(↑0.006)
12.5
(↑0.5)
55344
(+4)
372
(-)
101
(+2)
40
(-)
0.247
(↓0.001)
3.770
(↑0.05)
3
(1↑)
DeNA
37402 0.481
(↑0.007)
14.5
(↑0.5)
64282
(+7)
323
(+4)
58
(+1)
29
(-)
0.251
(↑0.001)
3.670
(↓0.01)
4
(1↓)
広島
39433 0.476
(↓0.005)
15
(↓0.5)
58313
(+4)
319
(+7)
43
(-)
15
(+1)
0.253
(-)
3.420
(↓0.01)
5
(-)
阪神
38442 0.463
(↓0.006)
16
(↓0.5)
59282
(-)
250
(+4)
54
(-)
63
(-)
0.237
(-)
2.780
(↓0.01)
6
(-)
中日
34461 0.425
(-)
19
(-)
62233
(-)
314
(-)
40
(-)
25
(-)
0.247
(-)
3.690
(-)