1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 | 0 |
中日 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 6 | 1 | 0 |
勝利投手:柳 裕也(6勝6敗0S) (セーブ:R.マルティネス(2勝1敗18S)) 敗戦投手:野村 祐輔(1勝1敗0S) |
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◆中日は初回、阿部が適時二塁打を放ち、幸先良く先制する。続く2回裏には、1死二塁から相手失策の間に走者が生還し、リードを広げた。投げては、先発・柳が7回3安打1失点の好投で今季6勝目。敗れた広島は、9回に一打同点の好機をつくるも、あと一歩及ばなかった。
◆アキビームがさく裂した。「3番右翼」で3試合連続先発出場の広島秋山翔吾外野手(34)が守備でみせた。1点を先制された1回。1死一、三塁からA・マルティネスの右翼ファウルフライを捕球した秋山は本塁へダイレクト送球。タッチアップを狙った三塁走者阿部を刺した。移籍後初補殺で中日の追加点を防いだ。
◆中日柳裕也投手が7回3安打1失点で6月5日以来の6勝目、チームを6カードぶりの勝ち越しに導いた。「先に点を取ってもらって自分のリズムもよくなった。久しぶりに自分らしい投球ができたと思います」。今季、バンテリンドームでは完封&7回0封と広島を完全に封じてきたが、明大の先輩・野村と初の投げ合いでもキラーぶりを発揮。奪三振も「88」でリーグトップに躍り出た。▽中日立浪監督(柳が7回1失点で1カ月ぶり勝利。6カードぶり勝ち越しに) 柳に勝ちがついたことが何より。頭(カード初戦)をとっても2つ負けることが多かったので勝ち越していけるよう頑張ります。▽中日阿部(1回、先制の右中間二塁打) 先制点が欲しかったのでつなぐ気持ちで打ちました。久しぶりにいい当たりが打てました。▽中日清水(離脱したロドリゲスの「8回」を抑え) きょうは妙な緊張感がありました。あの(1死からの)四球を猛反省します。柳さんに勝ちがついてよかったです。
◆広島は先発野村が6回2失点(自責1)に抑えるも、打線が苦手とする中日柳の前に1得点に終わった。2点ビハインドから1点差とした7回は1死一、二塁から代打攻勢も奏功しなかった。接戦を落とし、3カードぶり負け越しとなった佐々岡真司監督(54)の試合後の談話は以下の通り。-中日柳を打てない佐々岡監督 そうですね。いろいろ考えて策はしている中で、なかなか攻略できない。-今月末に再戦の可能性高い佐々岡監督 次はね、何とか(したい)とは思っています。-今日は左打者よりも右打者を起用佐々岡監督 うちのバッターとの兼ね合いことも考えながら。-6回2失点の先発野村投手の評価は佐々岡監督 そうですね、立ち上がりは不運な当たりもあったりしながら、最少失点で。6回まで投げてくれた。また次に生かしてほしいなと思います。-若い持丸捕手とバッテリーを組ませた佐々岡監督 2軍で一緒に組んでいるということもあった。持丸を(1軍に)上げたということは、使っていかないとというところもある。持丸は持丸でいいもの出してくれてるし、しっかり経験して欲しい。
◆広島打線がまたも中日柳裕也投手の前に屈した。6回までわずか1安打。0-2の7回は無死満塁から堂林翔太内野手の犠飛で1点を返すも、続かない。1死一、二塁からの代打攻勢も奏功しなかった。天敵柳に今季4度対戦して3勝を献上するだけでなく、30回1/3でわずか2得点止まり。佐々岡真司監督は「いろいろ考えて対策はしている中で、なかなか攻略できない」と頭を抱えた。▽広島野村(6回2失点も今季初黒星) 最初はうまくいかなくて(失点した)。そこからゼロに抑えられたので、何とか試合はつくれたと思います。チームが負けているので悔しい。▽広島堂林(7回に犠飛。今季チームが柳から奪った2得点はいずれも自身の打点) 失投だった。犠牲フライではちょっと満足できない。最低限は最低限なんですけど、後々振り返ってみたら、悔しい。○...秋山翔吾外野手が肩で存在感を示した。1点を先制された1回。なお1死一、三塁で5番A・マルティネスの右翼ファウルゾーンへの飛球を捕球すると、本塁へダイレクト送球。タッチアップからスタートを切っていた三塁走者の阿部を刺した。「守る方は良かったですけど、打つ方も仕事なので。(流れを)止めちゃったのかなと思う」。強肩発動も、2戦連続無安打に終わった打撃内容を悔いた。
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】マンデードアラです。中日ー広島戦で注目の選手にあいさつ。試合スポンサータイトル青い鉄壁に対抗した青い絶壁と自虐ネタ披露。バルーン乗りにもチャレンジ。今週も観客を大いに沸かせるドアラでした。
◆広島で3年ぶりに日本球界に復帰した秋山翔吾外野手(34)=前パドレス3A=が「3番・右翼」で出場し、右翼からのレーザービームで移籍後初の「補殺」を記録した。一回に1点を失い、なお1死一、三塁で、A・マルティネスがファウルゾーンへ打ち上げた飛球を助走を付けてキャッチ。さらに、三塁からタッチアップを試みた阿部をノーバウンド送球で本塁補殺に仕留め追加点を許さなかった。秋山はビッグプレーに表情ひとつ変えずにベンチへ走って戻る。一方で中日・立浪監督が肩を落として悔しがった。2011~19年まで在籍した西武時代に6度ゴールデングラブ賞(13、15~19年)に輝いた一流の守備に、左翼の外野席を赤く染めた鯉党は惜しみない拍手を送った。
◆中日が逃げ切り、6カードぶりに連戦で勝ち越した。一回に阿部の適時二塁打で先制、二回は守備の乱れに乗じて加点。先発柳は7回1失点で6勝目を挙げた。広島は打線が振るわず、2点を追う七回の犠飛による1点止まりだった。
◆広島は1点差で敗れ、3連戦1勝2敗に終わった。対柳は今季4試合で1勝3敗と相性が悪い。試合後の佐々岡真司監督(54)の一問一答は次の通り。──中日・柳に7回3安打1得点の好投を許し白星を献上。打てない「まあそうですね。いろいろ考えた中で、策はしている。やっぱりなかなか攻略できないというか」──予定通りなら今月31日はマツダスタジアムで中日戦。ローテ通りなら再び対戦する「次ね。何とかとは思っています」──一回と七回に2度得点機を作ったが、七回の堂林の犠飛による1点止まり。一回無死一塁からの無得点が響いた「連打、連打というのはなかなか難しいところなんでしょうけど。うちが結構打てていないというのはある。ワンチャンスというところで1点1点しっかり取らないとというところでしょうね」──スタメンは投手の野村を含め右打ちを5人並べた。左より右を優先起用した「(試合前時点で柳は対右の被打率は265で対左の被打率は・235と右が若干有利)そういうところも考えながら。うちのバッターとの兼ね合いを考えながら」──野村は6回5安打2失点(自責1)と試合は作ったが初黒星。評価は「立ち上がりは(岡林の打ち取った当たりが一塁内野安打になり)不運な当たりもあったりしながら、最少失点で6回まで投げてくれた。また次に生かしてほしいなと思いますけどね」──次回も1軍で登板する予定か「そうですね、はい」──野村と20歳の持丸のバッテリーを組ませた意図は「2軍で一緒に組んでいるということもあった。持丸を上げたというところはやっぱり使っていかないとというところもある。持丸は持丸でいいもの出してくれているし、しっかり経験にしてほしい」
◆広島・野村祐輔投手(33)が6回を投げて2失点(自責1)と好投したものの、打線の援護がなく、今季初黒星(1勝1敗)を喫した。「チームが負けているので悔しい。勝ちたかった」。母校・明大の5学年後輩の柳裕也投手(28)とプロ初の投げ合いだったが、一回は阿部に先制の二塁打、二回は味方の適時失策で流れを失った。相手は7回3安打1失点で白星を挙げ、「負けられない気持ちだったんですけど残念な結果になった」と悔しがった。
◆広島で3年ぶりに日本球界に復帰した秋山翔吾外野手(34)=前パドレス3A=が「3番・右翼」で出場し、右翼からのレーザービームで移籍後初の補殺を記録した。一回に1点を失い、なお1死一、三塁で、A・マルティネスがファウルゾーンへ打ち上げた飛球を助走を付けて捕球した。三塁からタッチアップを試みた阿部をノーバウンド送球で本塁補殺に仕留め、追加点を許さなかった。しかし打撃では4打数無安打に終わり、「守る方は良かったが、打つ方も仕事。1点勝負でつなげなかった」と反省していた。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
53 | 27 | 1 | 0.663 (-) | M49 (-) |
62 | 370 (-) | 283 (-) | 96 (-) | 54 (-) |
0.258 (-) | 3.050 (-) |
2 (-) |
巨人 |
43 | 43 | 1 | 0.500 (↓0.006) | 13 (↓0.5) |
56 | 340 (+4) | 372 (+8) | 99 (+2) | 40 (+1) |
0.248 (↑0.001) | 3.820 (↓0.01) |
3 (-) |
広島 |
39 | 42 | 3 | 0.481 (↓0.007) | 14.5 (↓0.5) |
59 | 309 (+1) | 312 (+2) | 43 (-) | 14 (-) |
0.253 (↓0.001) | 3.410 (↑0.03) |
4 (1↑) |
DeNA |
36 | 40 | 2 | 0.474 (↑0.007) | 15 (↑0.5) |
65 | 275 (+8) | 319 (+4) | 57 (-) | 29 (+1) |
0.250 (-) | 3.660 (-) |
5 (1↓) |
阪神 |
38 | 43 | 2 | 0.469 (-) | 15.5 (-) |
60 | 282 (-) | 246 (-) | 54 (-) | 63 (-) |
0.237 (-) | 2.770 (-) |
6 (-) |
中日 |
34 | 46 | 1 | 0.425 (↑0.007) | 19 (↑0.5) |
62 | 233 (+2) | 314 (+1) | 40 (-) | 25 (-) |
0.247 (↓0.001) | 3.690 (↑0.04) |
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