中日(★0対7☆)広島 =リーグ戦13回戦(2022.07.09)・バンテリンドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
広島
0100050017912
中日
0000000000710
勝利投手:森下 暢仁(6勝5敗0S)
敗戦投手:大野 雄大(4勝6敗0S)

本塁打
【広島】マクブルーム(11号・6回表3ラン),小園 海斗(4号・6回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 広島戦チケット予約

DAZN

◆広島は2回表、小園の適時三塁打で1点を先制する。そのまま迎えた6回には、マクブルームの3ランと小園の2ランが飛び出し、一挙5点を追加した。投げては、先発・森下が7回無失点の好投で今季6勝目。敗れた中日は、先発・大野雄が中盤に崩れ、打線もつながりを欠いた。

◆中日ダヤン・ビシエド内野手(33)は、前日の試合で今季初の4安打と復調の兆し。広島戦は今季打率3割2分6厘の好相性で、相手先発森下にも通算打率3割7分9厘。得意の相手に今日も猛打を見せるか。

◆広島森下暢仁投手(24)が7回6安打無失点の粘投で6勝目を手にした。5回まで毎回のように走者を背負う投球となったが、要所を締めた。6回に大量援護をもらうと、その後2イニングを3者凡退で切り抜けてチームを勝利に導いた。猛暑が続く中で前回巨人戦から15イニング連続無失点と、頼れる右腕が調子を上げてきた。流れが傾きかけるピンチで、森下の直球は切れ味が増した。1ー0の3回2死一、二塁では、3番阿部に全球真っすぐ勝負。2ボールから152キロ、153キロでファウルをとって追い込むと、最後は渾身(こんしん)の151キロで空を切らせた。4回2死二、三塁では、次打者大野雄でも満塁策は取らずに京田と勝負。カットボール2球で追い込み、直球で空振り三振を奪った。「1点を守ろうと思って行きました」。直球で中日の流れを断った。中盤までは中日大野雄と根比べのような投手戦となった。「本当にいい投手ですし、対戦するのを楽しみにしていた」。中盤までは対照的な内容。2回から5回まで毎回のように走者を背負う森下に対し、大野雄は5回まで3度3者凡退とテンポいい投球を続けた。苦しみながらピンチをしのぐと、6回に打線から5得点の大量援護をもらった。佐々岡監督は「3アウト目がそういう形(三振)になれば打撃陣もリズム良く乗っていけるところもあったと思う。打たれながら粘り強く投げられたと思います」と得点を呼ぶ熱投をたたえた。5回まで92球を要しながら7回を108球にまとめ、6安打無失点で6勝目を手にした。「カープに来て、初勝利してもらいたいと思ってマウンドに上がりました」。手にしたウイニングボールは試合後、加入2試合目の移籍後初勝利となった秋山にプレゼントした。白熱した投手戦を制しても、試合後は涼しい顔で振り返る。「ゼロで抑えることができたので、最後まで投げたかったなという気持ちはあったんですけど、何とか7回まで投げることができて良かったです」。今季投球回110回は12球団最多。自身2連勝で、前回巨人戦から連続無失点を15イニングに伸ばした。猛暑が続く中、クールな右腕が調子を上げている。【前原淳】▽広島佐々岡監督(秋山加入後初勝利に) チームが勝つことが一番うれしいと思います。よく声も出ていますし、しっかり体を動かしながら若手の手本となるような、本当に素晴らしい選手だなと。○...夏男だ。ライアン・マクブルーム内野手が値千金の11号3ランを放った。1-0の6回。1死一、三塁から中日大野雄の初球低め真っすぐを捉えると、広いバンテリンドームの左中間席に放り込んだ。7月は7試合で4本塁打、打率4割2分3厘。打撃上向き傾向の助っ人は「別に何かを変えたわけではないですし、毎日同じ気持ちで打席に入っているだけ。調子が良い時もあれば悪い時もある。毎日続ける努力をしています」と冷静に振り返った。○...小園海斗内野手が先制打と4号2ランで大野雄を攻略した。2回1死一塁から浮いたカットボールを左中間へ先制三塁打。リードを4点に広げた6回は失策で出塁した走者を一塁に置き、今度はツーシームを右翼席にたたき込んだ。9回の左前打で今季8度目の猛打賞。3安打3打点も、先制打直後のけん制死に「実力のないまま出させてもらっている。練習していって、レベルを上げていかないといけないと思っています」と猛省した。

◆中日は9日、広島13回戦(バンテリンドーム)で今季の観客動員数が100万8552人となり、主催42試合目で3シーズンぶりに100万人を突破したことを発表した。19年は33試合目での到達。21年は年間で59万3785人だった。

◆8日に9得点を奪った中日打線が1日で貧打に戻った。中盤までチャンスをつくるが、森下をとらえきれず今季16度目の完封負け。立浪和義監督は「速い球を仕留めきれない。チームの課題をどうしていくか」と険しい表情を浮かべた。7日のDeNA戦はスコアレスドロー。7月に入り、7試合で3度目の無得点試合と事態は深刻だ。○...大野雄大投手が6回6失点で6敗目を喫した。1点ビハインドの6回1死一、三塁でマクブルームに初球の144キロを左中間スタンドに運ばれた。「もっと球数を使ってでも厳しいところに投げていかなければいけなかったです」と痛恨の1発を猛省。1日の阪神戦先発を背中の張りで緊急回避。6月24日以来のマウンドで結果を出せなかった。▽中日タバーレス(9回に登板。8日のデビュー戦からの連投で3安打1失点) ストライクゾーンで勝負できるよう心がけました。

◆敵地のヒーローインタビューで目的達成を喜んだ。広島・森下が7回零封で今季6勝目。3年ぶりに日本球界に復帰した秋山に移籍後初勝利を届けた。「秋山さんがカープに来て、初勝利してもらえたらと思ってマウンドに上がった。(勝てて)本当に良かった」1─0と先制した直後の二回にビシエドのゴロを二塁・菊池涼が珍しく弾き、先頭打者を許したが、A・マルティネスをカットボールで二ゴロ併殺に打ち取った。二~四回は得点圏に走者を背負ったが、本塁だけは踏ませなかった。前回2日の巨人戦(マツダ)は球界の大エース・菅野と投げ合って8回無失点の好投。この日は中日のエース、大野雄とプロ3年目で初の顔合わせだったが、相手の6回6失点を上回り、佐々岡監督は「粘り強く投げてくれた」とたたえた。3位のチームは2位巨人に1・5ゲーム差まで近づき、この日試合のなかった阪神とのゲーム差を1・5に広げた。Aクラス死守、そして2位浮上へ、24歳の右腕が先発陣を引っ張る。(柏村翔)

◆3年ぶりに日本球界に復帰した広島・秋山(前パドレス3A)は「3番・中堅」でスタメン出場。同学年の大野雄との対戦は一ゴロ、二ゴロ併殺、死球だった。「死球はラッキーでしたけどほかの2打席はきっちりやられたなという感じ」。7月8日に1軍昇格し、この日が移籍後初勝利。試合後は森下から記念球を受け取り、「そういう風に思ってくれてうれしい」と感謝した。

◆広島・マクブルームが試合を決定づける11号3ランを放った。1─0の六回1死一、三塁で大野雄の直球を左中間席へ叩き込み、「打った瞬間手応えはあった。大きい球場だがしっかり打てば入ると思った。いい感触で打てた」と分厚い胸を張った。7月は7試合で4本塁打と量産態勢に入っている。

◆広島が大勝を飾り、3連戦を1勝1敗のタイに戻した。3位のチームは2位巨人に1・5ゲーム差と接近。佐々岡真司監督(54)の試合後の一問一答は次の通り。──森下が7回6安打無失点で6勝目(5敗)と粘った「(二回と三回には)ゲッツーを取ったり粘り強く投げてくれたと思います。悪くなかったとは思います。(二回先頭では)キク(菊池涼)の珍しい(ファンブルで出塁を許した)中でも(A・マルティネスにゴロを打たせて)ゲッツー。ああいうのはチーム内でも信頼関係になるだろう。しっかりと辛抱しながら低め、低めに丁寧に粘れたと思います」──球数100球超えた6─0の7回も続投した「もう1イニング頑張ってくれという気持ちで行ってもらいましたけど、やっぱり六回の(マクブルームの3ランと小園の2ランによる)5点というのは森下にとっても大きかった。それまでは1点差の展開だと力んだところもあったと思う。あの5点で気持ちが楽になったと思うので、大きな一発だなと」──3年ぶりに日本球界に復帰した秋山にとっては、この日が広島移籍後初勝利になった「チームが勝つことが一番うれしいと思います。よく声も出ていますし、しっかり体を動かしながら、若手の手本となるような本当に素晴らしい選手だなと」──3番起用のメリットは「4番、5番のつなぎ役としても3番は重要になるだろうし。(西武時代は)1番もずっと打ってきた選手なので、西川が戻ってきたらどうなるか。打順も変わってくるかも知しない。今は3番で、4番、5番につないでほしいなと思います」

◆広島の森下は再三のピンチでも粘り、6勝目をつかんだ。7回を無失点の力投で大野雄との投げ合いを制し「対戦するのを楽しみにしていた。チームが勝てて良かった」と息をついた。二~四回はいずれも得点圏に走者を背負ったものの、我慢強く崩れなかった。味方の援護を受けて六、七回をともに三者凡退とし勝利への道筋をつくった。「アウトが欲しいところでしっかり取れている」と手応え十分の様子だった。

◆中日・高橋周平内野手(28)のファウルボールがカメラマン席の記者の顔面に当たり場内が静まり返った。0─1の二回2死二塁で、広島・森下の直球をバットに当てると、打球は三塁カメラマン席で撮影中だった記者の顔面に直撃した。三塁コーチャーの大西外野守備走塁コーチと広島のトレーナーが記者のもとへ駆け寄り症状を確認。記者が自力で立ち上がると観客席から拍手が起こり、トレーナーに付き添われながらベンチ裏の治療室へ移動した。

◆広島が長打攻勢で快勝。二回に小園の適時三塁打で先制し、六回にマクブルームの3ランと小園の2ランで突き放した。森下は球に威力があり、7回を無失点で6勝目を挙げた。中日は大野雄が六回に制球を乱し手痛い2発を浴びた。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
53271 0.663
(-)
M49
(-)
62370
(-)
283
(-)
96
(-)
54
(-)
0.258
(-)
3.050
(-)
2
(-)
巨人
43421 0.506
(↓0.006)
12.5
(↓0.5)
57336
(-)
364
(+2)
97
(-)
39
(+1)
0.247
(↓0.001)
3.810
(↑0.02)
3
(-)
広島
39413 0.488
(↑0.007)
14
(↑0.5)
60308
(+7)
310
(-)
43
(+2)
14
(-)
0.254
(-)
3.440
(↑0.04)
4
(-)
阪神
38432 0.469
(-)
15.5
(-)
60282
(-)
246
(-)
54
(-)
63
(-)
0.237
(-)
2.770
(-)
5
(-)
DeNA
35402 0.467
(↑0.008)
15.5
(↑0.5)
66267
(+2)
315
(-)
57
(+1)
28
(+1)
0.250
(↑0.002)
3.660
(↑0.05)
6
(-)
中日
33461 0.418
(↓0.005)
19.5
(↓0.5)
63231
(-)
313
(+7)
40
(-)
25
(-)
0.248
(-)
3.730
(↓0.03)