阪神(-降雨のため試合中止-)広島 =リーグ戦12回戦(2022.07.05)・阪神甲子園球場=
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◆阪神-広島12回戦の中止が発表された。今後の天候不良が予想されるため。午後2時30分現在は雨は降っておらず、甲子園のグラウンドに水はたまっていない。阪神は今季、広島戦は9敗2分けと1度も勝てていない。この日の先発は阪神が西勇、広島が床田だった。

◆阪神-広島12回戦は天候不良が予想されるため、午後2時30分に中止が発表された。阪神は今季ここまで広島に0勝9敗2分と大きく負け越している。待望の対広島戦今季初勝利は6日以降に持ち越し。また現在、29試合連続安打中でマートンの球団記録にあと「1」と迫っている近本光司外野手(27)の偉業達成の可能性も持ち越しとなった。

◆阪神ー広島の12回戦は天候不良が予想されるため5日午後2時30分、降雨中止となった。中日、阪神、西武で通算1560安打を放ち、初代の楽天監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(68)は阪神の上位進出のカギは矢野耀大監督(53)が握っていると明言。選手へ明確に指示を出すことを求めた。阪神が上位に進出するためのポイントは首脳陣が選手に対してきっちりと指示を出すことに尽きる。2日の中日戦(バンテリンD)で山本が八回にスクイズを成功させたが、久々に矢野監督の采配をみたような気がする。選手任せではなく、失敗すれば首脳陣の責任になるような作戦をしなければいけない。選手が積極的に打ったからヨシという野球はあまりにも寂しく、はっきり言ってレベルが低い。西武・辻監督は源田に『3ボールになれば2ストライクまで待て』と指示を出しているようだが、それぐらいベンチも腹をくくって「待て」のサインを出すべきだ。盗塁に関しても同じ。近本や中野はおそらくフリーだろうが、時には「走るな」の指示があっていい。一球一球にベンチが責任をもつことだ。私がチーム状況を図る上でビハインドの展開で登板する投手のレベルを一つの基準としている。そういう意味では岩貞、加治屋、渡辺らブルペン陣の層は厚く、誰を投げさせても試合を壊すことはない。だからこそ、しっかりと役割分担させること。たとえば2番手で想定している投手は先発投手が五回で降板した時に備えて肩を作らせ、仮に先発投手がそれ以上の好投をみせた時には、その後はオフにさせること。試合展開により、何度も何度も肩を作らせては疲れてしまう。同じようなレベルの投手であるにもかかわらず、イニング途中に代えることもあまり感心しない。繰り返しになるが、首脳陣が責任をもつこと。ヤクルトに負けないほど戦力が充実しているだけに矢野監督の手腕に期待したい。

◆鯉にも暑さにも勝つ! 阪神・佐藤輝明内野手(23)が5日、広島戦の中止を受けて、甲子園の室内練習場で調整した。虎の主砲は今季開幕から9敗2分けと未勝利の広島相手にリベンジを宣言。昨年苦しんだ〝夏バテ〟を防止する秘策も明かした。真っ赤な〝鯉軍団〟にも、襲い掛かる〝猛暑〟にも、もう負けない。室内練習場で汗を流した佐藤輝はリベンジに燃えていた。「まあ、なんというか勝ちたいと思います」今季、広島戦は開幕から球団ワーストの11戦未勝利で、9敗2分と苦杯をなめ続けている。6月22日のマツダスタジアムでは、延長十回に一時勝ち越しの適時打を放ちながら、チームは逆転サヨナラ負け。試合後は「悔しいー!」と思いを爆発させていた。7月6日はここまで3勝を献上し、佐藤輝自身も10打数無安打と抑えられている床田がスライドで先発予定。虎の4番は「床田投手はいつもやられているので、今年は。なんとかチームに勝ちを付けられるように頑張ります」と力を込めた。そして、やり返す〝敵〟は広島だけではない。梅雨も明け、これからはジワジワと体力を奪ってくる暑さとの戦いが待っている。昨季の7月は月間打率・227。夏場から徐々に成績は下降線をたどった。同じ過ちを繰り返さないように、今年は夏バテ防止の秘策あり? 「アイスしっかりとりながら(笑)。しっかり食べるものを食べて、アイスも食べて頑張ります」。体はクールに心は熱く。長丁場の夏を迎える準備はできている。「夏場でもしっかりバテずに頑張るということだけです。頑張ります!」鯉も暑さもキーンと冷やし、佐藤輝が勝負の夏を盛り上げていく。(原田遼太郎)

◆阪神・矢野耀大監督(53)が5日、広島戦(甲子園)の雨天中止を受けて、取材に応じ、西勇輝投手(31)の6日へのスライドと7日のD3位・桐敷拓馬投手(23)=新潟医療福祉大=の先発を明言した。一問一答は以下の通り。ーー中止が早めに決まったが、先発陣の準備の時間にもなる「うん、そうやね」ーー6日の先発は「西(勇輝)でいくよ」ーースライドで「うん」ーー西勇に調整は任せている「調整というか、別にずらす、飛ばす必要もないのかなというところ。勇輝に今までも任せてきていたし」ーー経験も豊富「心配は何もしていないし、一日伸びたことをプラスに捉えてやってくれたら」ーー7日は「桐敷でいこうかなと思っている。晋太郎は一回、ファームで投げたりした状態から、その後の(12日からの)9連戦もあるし」) ーー中継ぎはアルカンタラが加わって厚みが出る「そうやね。ケラーもだいぶ状態が上がってきたし、それぞれが持ち場の中で結構よくやってくれている。優や湯浅の負担も軽くできるようなパターンというか。連投した後でも戦力的にそんな下がらない投手陣には、なってきたと思うから」ーー連投も抑えてやりくりできる「オールスターまでは、うちとしては頑張らないとアカンところやから、ある程度連投はあるけど。連投しながらでも戦力的にそんなに落ちないとか、連投を避けることも試合の展開の中で、あり得ること。いろんな形ができるかなと思ってます」ーー最近はどこのチームも3連投は避ける起用「うちは3連投までは行ってもらっているけどね。避ける、知らんけど、他のことは知らんけど」 ーーオールスターまで17試合は屋外球場。ピッチャーに頑張ってもらいたい「いやー、それはピッチャーだけじゃ無理でしょう。野手だけがしんどいわけじゃない。どっちかだけ頑張っても勝てないと思う。どっちも頑張らないと。だって先発ピッチャーもここまで投げてきたら疲れもあることもあるし、それは両方絡まないとダメだから」ーー6日にスライドとなった広島・床田は球種が絞りにくい「まあそやね。いろんな球種でストライクが取れる。どれも勝負球になるのが的を絞りにくいというところにつながってる。三振をバッタバッタと奪うピッチャーではないけど、打球もなかなか上がりにくいピッチャー。簡単に連打連打っていうピッチャーではないかなと思っている。だからピッチャーも頑張ってもらいながら、うちやったら盗塁も簡単ではないけど、1個のアウトでランナーを進めるとか、そういう作戦とか、いろんなことを絡めないと得点になって行きにくいピッチャー。弱点というのはあまり少ない」ーー足を使える1、2、3番の状態がいいのは良い材料「まずはそこがあってのこと。床田に関しては輝も相性よくないので。輝とか悠輔、走者がいる時にどうかえすかが大事になる。出るだけでもダメ。それぞれが仕事をしてくれないと、なかなか崩しにくい。そういう一人一人の技量というか、やること、自分の仕事を果たしてくれるのが、崩すことにつながるのかなと思う」ーー2軍のマルテの報告は「俺も試合を見ているし、この前の安打も全部見ているし。もちろん、打つだけのことじゃないんでね。走るとか、足をやっている選手なんで。急きょ呼ぶことももちろんあり得るけど、現状ではそういうこともちゃんとやった上で。2回目なんで。そこら辺はこっちの戦力の状態とマルテの状態とを見ながら、どうしていこうかなと考えているけど」

◆ぬおぉぉ~~。午前9時前、虎番の織原祥平は鳴尾浜に到着した瞬間、叫んでいた。甲子園駅にいたときは、まだパラパラの雨だった。そこからタクシーで10分ほど揺られて、降りた瞬間、嵐...。「傘ですか? もちろん、持っていますよ」織原が珍しくプリプリしている。横から、斜めから、とにかく傘を差しても意味がないぐらいの雨に襲われたそうだ。半袖のカッターシャツは一瞬にして、ズブぬれ。コロナ禍でプレスルームは閉鎖されており、避難することもできない。仕方なく、風呂上がりのような状態そのままで「阪神2軍vs日本海オセアンリーグ選抜」の取材をすることになった。「その後、雨が上がって、晴れ間が出てきたんです」試合は開催され、イケメン熊谷の弟・宥晃(ひろあき、福井)が「9番・左翼」で、兄は「2番・左翼」で出場し、ともに活躍。「僕のシャツも乾いて、今度は汗で濡れ始めて。夕方、また雨で濡れるかもしれませんが」。シャツ...相当臭くなるね。「そうなんです。帰りにボディーシートでも買おうかと」と実にけなげだった。織原のシャツがナチュラルに「乾燥」「湿潤」を繰り返しているころ、甲子園の記者席ではビヤ樽編集委員、三木建次は名探偵コナンのような顔で、考え込んでいた。「確か、ちょうど、この頃やった。俺たちが浮かれていたのは」何が?「巨人がメークレジェンド以上の大逆襲をするといっているやろ。2008年、阪神が2位以下を突き放したのも、この時期じゃなかったかな」大正解。7月9日に2位に13ゲーム差をつけ、22日にマジック「46」が点灯した。 「遠征先に移動する月曜日は、新大阪で岡田監督の到着を待って、喫茶店に移動して取材させてもらっていたんや。岡田監督も上機嫌で、あるとき、喫茶店ではなく、駅の地下街にある赤ちょうちんの居酒屋で夕方から飲むことになってな」チーム状態もいいし、話に花が咲く。突然の宴会は午後7時頃になっても終わらず、各社キャップ陣は原稿を書くどころか、紙面の打ち合わせの電話すらできず、赤い顔がどんどん青くなって。今となっては楽しい思い出だが、ビヤ樽は巨人の当時のすさまじい勢いを忘れることができない。「要するにペナントレースは何が起こるかわからんということや。阪神もまだチャンスがある。そういう意味では、きょうの試合がメチャクチャ大事になる。近本の安打記録を止めることができるのは床田だけだと僕は思っている。きょう、近本が打てばデカイ。試合もできそうや。ほら、グラウンドを見てみぃ!」投手と捕手の位置だけシートが敷かれている。投手陣はグラウンドに出て汗を流している。「甲子園のグラウンドはすごい。試合開始時刻ぐらいになると、ちょうどいいコンディションになるんじゃないかな」虎のコナンが鼻息を荒くしていた2分後の午後2時半、中止の発表-。「えっ、マジ? 三木さん、試合できるって言ってたやん。まいったなぁ」と声を上げたのは当番デスクの白石大地。そこから虎番サブキャップの新里公章と嵐のような打ち合わせを開始。とにかく、近本の連続試合安打記録に期待しましょうか。歌人・俵万智さんの「サラダ記念日」の気持ちになって。「この球がいいね」と君が打ったから 七月六日はチカモト記念日-。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
52251 0.675
(↓0.009)
M51
(-)
65356
(+1)
268
(+4)
95
(-)
54
(-)
0.257
(↓0.001)
3.030
(↓0.02)
2
(-)
巨人
42400 0.512
(↑0.006)
12.5
(↑1)
61326
(+4)
345
(+1)
90
(+1)
37
(-)
0.249
(-)
3.780
(↑0.04)
3
(-)
広島
37393 0.487
(-)
14.5
(↑0.5)
64294
(-)
298
(-)
39
(-)
14
(-)
0.256
(-)
3.460
(-)
4
(-)
阪神
36422 0.462
(-)
16.5
(↑0.5)
63271
(-)
241
(-)
53
(-)
63
(-)
0.237
(-)
2.820
(-)
5
(-)
DeNA
33400 0.452
(-)
17
(↑0.5)
70259
(-)
311
(-)
56
(-)
26
(-)
0.252
(-)
3.850
(-)
6
(-)
中日
32440 0.421
(-)
19.5
(↑0.5)
67221
(-)
301
(-)
40
(-)
24
(-)
0.247
(-)
3.800
(-)