オリックス(★2対4☆)楽天 =リーグ戦10回戦(2022.06.28)・ほっともっとフィールド神戸=
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楽天
01100000241012
ORIX
00000001121101
勝利投手:則本 昂大(6勝2敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝2敗18S))
敗戦投手:宮城 大弥(6勝4敗0S)

本塁打
【楽天】鈴木 大地(2号・9回表ソロ),浅村 栄斗(13号・9回表ソロ)
【オリックス】安達 了一(1号・9回裏ソロ)

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◆楽天は2回表、太田の適時打で1点を先制する。続く3回に島内の犠飛で追加点を挙げると、9回には鈴木大と浅村の連続本塁打で相手を突き放した。投げては、先発・則本が8回途中1失点の力投で今季6勝目。敗れたオリックスは、打線が中盤の好機を生かせなかった。

◆3連敗中の楽天は則本昂大投手(31)が先発する。今季の楽天は連敗が7度あるが、連敗が止まった試合の責任投手は則本がチーム最多の3度。今日も連敗ストッパーの則本がチームに白星をもたらすか。

◆オリックスは楽天に競り負け借金3となった。則本に6連続三振を奪われるなど4回まで1人の走者も出せず、得点圏に走者を置いた5、7回は2死から若月がヒットを放ったが、二塁走者がともに本塁で憤死。9回に4番手黒木が2本塁打を浴び、8、9回に2点を返したが届かなかった。中嶋監督は「あれだけ低めのボール球を振っていては...(本塁憤死は相手の好返球?)その通りだと思います。(そのときの)状況判断とか、いろいろですよね」と淡々と振り返った。

◆楽天則本昂大投手がまたもチームの連敗を止めた。立ち上がりから制球が安定し、2回から3回にかけては6者連続三振。「5回までは今年一番のいいピッチングができたかなと思います」。直球が狙ったところにいき、フォークも鋭く落ちた。ほっともっと神戸では通算4戦4勝。「ルーキーイヤーから投げて、あんまり悪いイメージはない」という好相性のマウンドに、4年ぶりでもすんなり順応した。梅雨明けの高湿度も味方した。「湿気の多い気候の方が、ボールが手になじむ感じがある。指先の感覚はすごくいい」。球にしっかりと指がかかった。8回、走者を残しての降板には苦い表情を浮かべた。それでも今季初となる2ケタ奪三振で、自身4連勝の6勝目。前カードで3タテを食らったチームに白星をもたらした。連敗を止めたのは早くも今季4度目だ。「カード頭をしっかり取れた。この勢いでどんどん勝っていきたい」と明るく締めた。▽楽天石井GM兼監督(8回のピンチを鈴木翔、西口か好リリーフ) 欲を言えば(則本に)投げきってほしかった。でも自分の球を最初から彼らが投げてくれた。すごくいい投球をしてくれたからこそ、あの後に点が取れた。

◆頼れる女房役が大きな先制点をもたらした。楽天太田光捕手(25)が28日、オリックス10回戦(ほっともっと神戸)で2回に左前適時打を放った。前カードで西武に3連敗していたチームにとって、23イニングぶりの得点。力投を続けた則本昂大投手(31)を、攻守に援護した。その後も9回に鈴木大、浅村の2者連続本塁打が飛び出すなど、逃げ切ってカード頭を快勝。連敗は3で止まった。沈黙していた楽天のスコアボードに、太田が久々の「1」を刻んだ。1回2死一、三塁。オリックス宮城の内角真っすぐをさばいて左前に運んだ。三走の銀次がかえる。先制。「追い込まれた中で、うまく反応できました。さんざんチャンスで打ててなかった。やっと打ててよかったです」と笑みをこぼした。待望の1点だ。前カードで西武に3タテを食らった。2戦連続で0封負けし、22イニングもの間、1点も取れなかった。この回も前打者の辰己が三振に倒れ、苦しい状況。「何とか三振ではなく、前に飛ばして事を起こすように。意識して食らい付きました」。連敗している場面での登板が多い則本を、援護したかった。リードでも貢献した。6回2死、走者を一、二塁に背負って打者は4番杉本。バッテリーは3球連続フォークを選択した。杉本は直前の打席で、内角ストレートを見逃し三振していた。則本は言う。「光と話して、真っすぐを張ってくるんじゃないかと。光のサインを信じて投げきったって感じですかね」。遊ゴロに仕留めて難をしのいだ。則本が奪った10三振のうち、杉本を含む4つが直球見逃しだった。「真っすぐでの見逃し三振は、かなりキャッチャーの比率が大きいと僕は思う。ちゃんと応えられてよかった」。右腕は太田を信頼し、サインに首を振ることなく、構えられたコースに丁寧に制球することで応えた。2回の先制機をつくった和田は、今季24打席目で初安打をマーク。さらにその和田と岡島が、外野からの好返球で失点を阻止した。石井GM兼監督は「守備もきっちりノリを援護してくれた」と納得の表情を浮かべる。試合前には「球場が変わって、流れも変えていきたい」と言っていた。風向きは確かに好転した。

◆オリックス宮城大弥投手(20)が4敗目を喫した。最速154キロを計測したが、その直球を狙い打たれるなど2、3回に失点し、7回途中で降板。「自らピンチを招いてしまっている部分が多かったと思います。序盤の連打を許してしまったところもそうですが、もっと踏ん張って投げ切らないといけなかった」と悔やんだ。

◆楽天・則本昂大投手(31)がバックの好守にも助けられ、八回途中9安打1失点と粘投。開幕投手を務めた右腕が、3連敗中と元気のないチームを鼓舞した。この日、統計史上最も早く梅雨明けし、最高気温30度を観測した兵庫・神戸市。2018年9月6日以来、4年ぶりとなるほっと神戸のマウンドで暑さを吹き飛ばす奪三振ショーを見せた。二回先頭の杉本を140キロのフォークで空振り三振に仕留めると、中川圭も空振り、安達は見逃しで連続三振。三回に入っても勢いは止まらず、頓宮、若月に続いて紅林を142キロのフォークを空振りさせ、6者連続三振を奪った。則本の快投に小山投手コーチも「立ち上がりから安定したいいリズムで投球できている」と太鼓判を押した。前回21日の日本ハム戦(秋田)通算101勝目を挙げ「これまで通り自分らしいピッチングをして、少しでも勝ちをつかみ取っていけるようにやりたい」と更なら活躍を誓っていた。バックも右腕をもり立てた。五回1死から中川圭にチーム初安打を許し、2死一、二塁となって若月に右前打を喫したが、岡島の好返球で失点を阻止。七回2死二塁でも、若月の左前打で本塁を狙った二走を本塁で刺した。試合前時点で、ほっと神戸では通算3試合の登板で3勝0敗、防御率1・17だった。これで今季6勝目(2敗)。好相性の球場で昨季のリーグ覇者を手玉に取った。(加藤次郎)

◆オリックスは2度の本塁憤死が痛かった。0―2の五回は則本から初安打を放って好機をつくり、2死一、二塁で若月がしぶとく右前打したが、二塁走者の中川圭が強引に本塁を狙ってタッチアウトに。球場はため息に包まれた。七回2死二塁でも若月が左前打を放って二塁走者の安達が本塁に突入してアウトとなり、則本を攻めきれなかった。中嶋監督は「なかなか点が取れなかった」と言葉少なだった。

◆オリックスの宮城は序盤につかまり、七回途中2失点で4敗目を喫した。二回は2死一、三塁から太田に速球を左前に運ばれて1点を失う。三回は変化球に対応され1死一、三塁から犠飛で1点を追加され「もっと踏ん張って投げないといけなかった」と悔やんだ。四回以降は立て直したが、則本との投手戦ではこの2点が致命傷となった。前週に完封勝利を挙げた田嶋、山岡に刺激を受けてプロ初完封を目標に掲げて臨んだが「リリーフの方に負担をかけて申し訳ない」と肩を落とした。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
39301 0.565
(-)
-
(-)
73270
(-)
214
(-)
46
(-)
42
(-)
0.262
(-)
2.790
(-)
2
(-)
楽天
38301 0.559
(↑0.007)
0.5
(↓0.5)
74230
(+4)
203
(+2)
44
(+2)
47
(-)
0.234
(↑0.001
2.850
(↑0.01)
3
(-)
西武
37341 0.521
(↑0.007)
3
(↑0.5)
71227
(+5)
202
(+2)
55
(+1)
33
(+1)
0.223
(↑0.001)
2.380
(-)
4
(-)
ロッテ
35361 0.493
(-)
5
(-)
71229
(-)
238
(-)
40
(-)
78
(-)
0.220
(-)
2.760
(-)
5
(-)
ORIX
35380 0.479
(↓0.007)
6
(↓0.5)
70202
(+2)
224
(+4)
30
(+1)
35
(-)
0.235
(↑0.001
2.750
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
27450 0.375
(↓0.005)
13.5
(↓0.5)
71233
(+2)
273
(+5)
56
(-)
47
(-)
0.235
(-)
3.640
(↓0.03)