ロッテ(★0対4☆)オリックス =リーグ戦11回戦(2022.06.25)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
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勝利投手:山本 由伸(8勝3敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(2勝2敗19S))
敗戦投手:佐藤 奨真(1勝4敗0S)

本塁打
【オリックス】吉田 正尚(6号・7回表ソロ)

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◆オリックスは初回、1死三塁から吉田正の適時打で先制に成功する。続く2回表に福田の適時打で1点を加えると、4回には大城が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・山本が8回4安打無失点の快投で今季8勝目。敗れたロッテは、投打ともに精彩を欠いた。

◆今季、ノーヒットノーランを達成した投手の次回登板結果を出すと、佐々木朗(ロッテ)と東浜(ソフトバンク)は勝敗なしで、今永(DeNA)が黒星。今日先発するオリックス山本由伸投手(23)は勝利投手になれるか。

◆オリックス山本由伸投手(23)が、ノーノー次回登板の呪縛を解いた。今季ノーノーを達成したロッテ佐々木朗、ソフトバンク東浜、DeNA今永は、次回先発で勝ち星をゲットすることはなかったが、前回18日西武戦(ベルーナ)で偉業達成した山本は、8回無失点の好投で今季8勝目をつかんでみせた。チームは3試合連続で完封。チームの最長連続試合完封勝利は3で、直近は21年10月2~5日に山本完封、竹安ら4投手、山崎福ら3投手の継投で達成するなど、過去8度あり、今回で9度目となった。 先発登板前には「いつも通り。全く変わりないです。全くない。そんなに注目されてないですよ(笑い)」と白い歯を見せ、自然体で臨んでいた。4連勝で借金1。上位チームの影が、見えてきた。【真柴健】?▼18日西武戦でノーヒットノーランを達成したオリックス山本由伸が、次の登板でも勝利。今季のノーヒットノーラン達成投手(完全試合を含む)は快挙の次の登板で佐々木朗(ロッテ)東浜(ソフトバンク)が勝敗なし、今永(DeNA)が敗戦投手になっており、勝ったのは山本だけ。なお、完全試合を含むノーヒットノーランを達成した次の試合でも完封した投手は、1リーグ時代の48年真田重蔵(大陽)が最後。完封なら2リーグ制後初となっていただけに、8回105球での降板は惜しかった。?○...若月が自身6打席連続ヒットで打率を急上昇させた。打率1割1分8厘で迎えた22日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で今季初の3安打猛打賞を記録すると、この日も3安打を放ち、打率を2割5分とした。中嶋監督は「ふっ(笑い)。それは、まぁ置いときましょう」と上機嫌だった。○...選手会長の吉田正が試合を決定づける6号ソロを放った。3点リードの7回に、2戦連発となる放物線を右翼席に描いた。「しっかりと強く、いいスイングができました。ホームラン(ゾーン)まで届いてくれてよかったです!」とゆっくりとダイヤモンドをまわった。

◆ロッテ佐藤奨真投手(24)が打線の援護なく、4敗目(1勝)を喫した。初回、1番福田に一塁線を破られると、3番吉田正に適時打。4番杉本は98キロのスローカーブで遊ゴロ併殺打にした。11安打を打たれながら、緩急で要所を切り、6回3失点。「何とか粘って、最低限試合を作ることはできたのかなと思います」と振り返った。100キロを割ることもあるスローカーブに、チェンジアップ、カットボールを交えつつ、130キロ台の直球を生かしていく育成出身の左腕。12日のDeNA戦ではプロ初勝利を挙げた。この日も3回の第2打席では、真ん中付近の138キロ直球で、三振の少ない吉田正から空振り三振を奪うなど持ち味を見せた。同学年のオリックス山本とは、5月14日に続く2度目の投げ合いに。その試合では山本を上回る空振り数だった。この日も山本の最速156キロに対し、佐藤奨は138キロ。それでも6回終了時点での相手打者を空振りさせた数は、ともに11球。打たれながらも、らしさはしっかり示した。【金子真仁】

◆ロッテが連敗し、18イニング連続無得点となった。これで71試合を消化し、26日のオリックス戦でペナントレースを折り返す。借金はこの日で「3」となった。借金10への転落を2度回避するも、勝率5割復帰にも2度失敗し、今に至る。シーズン半ばになってもブランドン・レアード内野手(34)とレオネス・マーティン外野手(34)が低調で、得点力不足の原因になっている。機動力を絡めたつながりを、キャンプからテーマに掲げてきた。一方でこの日も、2回無死一塁で5番レアードが粘ったものの三ゴロ併殺打。井口監督も「何とかつないでいかなくちゃいけないところでした」と指摘する場面で、あっさりチャンスをつぶした。レアードは5発、マーティンは3発と交流戦でやや復調の気配をを見せたものの、レギュラーシーズン再開後の7試合は、2人合計で31打数2安打、打率0割6分4厘と再びトンネルに。ともにシーズンのOPS(出塁率+長打率)が0・6台にとどまり、スタメン落ちのケースも出てきた。救援右腕オスナの1軍合流に伴い、外国人枠の関係で遊撃エチェバリアが2軍再調整となった(再登録は30日以降)。打力を期待されて1軍にいるレアード、マーティンが"つなげられない"悪循環にいる。外国人枠について、井口監督は21日の報道対応では「エチェバリアも抹消期間が明ければすぐに入れ替えもできるので。シーズン終わるまで、レアードも含めて競争だと思います」と話している。【金子真仁】

◆18日西武戦でノーヒットノーランを達成したオリックス山本由伸が、次の登板でも勝利。今季のノーヒットノーラン達成投手(完全試合を含む)は快挙の次の登板で佐々木朗(ロッテ)東浜(ソフトバンク)が勝敗なし、今永(DeNA)が敗戦投手になっており、勝ったのは山本だけ。なお、完全試合を含むノーヒットノーランを達成した次の試合でも完封した投手は、1リーグ時代の48年真田重蔵(大陽)が最後。完封なら2リーグ制後初となっていただけに、8回105球での降板は惜しかった。

◆オリックス山本由伸投手(23)がロッテ戦(ZOZOマリン)で8回105球4安打無失点の好投で、リーグトップの8勝目を手にした。18日の西武戦(ベルーナドーム)でプロ野球史上86人目(97度目)となるノーヒットノーランを達成。今季ノーノーを達成したロッテ佐々木朗、ソフトバンク東浜、DeNA今永は次回先発で白星ならず。山本が自然体を貫いた快投で、エースの貫禄を見せた。涼しげに快投を続けた。「あ、見たっすよ、日刊の記事。嫌なこと書いてんなぁって(笑い)」。この日の試合前に目にしたのは、「今季ノーノーを達成した3投手は次回先発で勝ち星ならず」の文字。だが山本は8回無失点でリーグトップの8勝目。防御率1・42も同僚の山岡を抜いてトップに躍り出た。白い歯を見せるほど、心に余裕があった。平常心で呪縛を解いた。最大風速14メートルのマリンの風にも「風をちょっと気にし過ぎていた。途中からしっかり投げ込んでよくなりました」と修正した。最速156キロを計測し、9奪三振。「ノーヒットノーランできたけど、気持ちは何も変わらない」と自然体を貫いた。8回105球。ノーノーの次回登板で完封勝利なら、2リーグ制後初だった。完封が見えていたものの「高山(投手)コーチが『どうしてもと言うなら行かせるけど』って感じだった。『お任せします』と言いました」。残り72試合あるシーズンを見越して、中嶋監督は救援陣にバトンを託した。阿部、平野佳が9回を無失点に封じ、チームは球団最長タイ(9度目)の3試合連続完封勝利。4連勝で借金1と、息を吹き返してきた。2戦17イニング連続無失点の山本の投球に中嶋監督は「(若月と)意図してること、2人で考えてることがつながっている。一致している」とバッテリーに太鼓判を押した。取材対応中、シーズン序盤によくコンビを組んだ捕手の伏見が背後を通り「由伸、俺のアドバイス効いたなぁ!」と愛あるイジりを入れると「ははは!この感覚や、これだ!と思い切りました」と応じた。気温32度。暑い幕張で、さわやかな笑顔が輝いた。【真柴健】▼18日西武戦でノーヒットノーランを達成したオリックス山本由伸が、次の登板でも勝利。今季のノーヒットノーラン達成投手(完全試合を含む)は快挙の次の登板で佐々木朗(ロッテ)東浜(ソフトバンク)が勝敗なし、今永(DeNA)が敗戦投手になっており、勝ったのは山本だけ。なお、完全試合を含むノーヒットノーランを達成した次の試合でも完封した投手は、1リーグ時代の48年真田重蔵(大陽)が最後。完封なら2リーグ制後初となっていただけに、8回105球での降板は惜しかった。?○...若月が自身6打席連続ヒットで打率を急上昇させた。打率1割1分8厘で迎えた22日ソフトバンク戦(京セラドーム大阪)で今季初の3安打猛打賞を記録すると、この日も3安打を放ち、打率を2割5分とした。中嶋監督は「ふっ(笑い)。それは、まぁ置いときましょう」と上機嫌だった。○...選手会長の吉田正が試合を決定づける6号ソロを放った。3点リードの7回に、2戦連発となる放物線を右翼席に描いた。「しっかりと強く、いいスイングができました。ホームラン(ゾーン)まで届いてくれてよかったです!」とゆっくりとダイヤモンドをまわった。

◆オリックスが4連勝した。一回に吉田正の適時打で先制し、二回に福田の適時打、四回に大城の適時打、七回に吉田正の2試合連発のソロで加点。山本は8回4安打無失点でリーグトップの8勝目。ロッテは2試合連続零敗を喫した。

◆ロッテは2試合連続の完封負け。オリックス・山本の前に八回まで散発4安打に抑えられ、三塁も踏めなかった。先発した佐藤奨真投手(24)は、6回11安打3失点で4敗目を喫した。試合後、代表取材に応じた井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。――相手先発、山本投手について「各選手が対策を練って臨みましたが、なかなか連打できる投手ではない。直球を捉えられなかったし、球数を投げさせることができなかった」――佐藤奨の投球内容について「打たれながらも、何とか抑えてくれました。ボールの高さを修正していけば、もっともっといい投球ができる。次回登板機会? ミーティングをして考えます」

◆ロッテは山本に八回まで散発の4安打に抑えられた。0―3の四回無死一塁でレアードが外角に逃げる球で空振り三振に倒れたように、150キロを超える速球と鋭く曲がる変化球に対応できず9三振を奪われた。最後まで三塁を踏めず、山岡に完封を許した24日に続き2試合連続で零敗。井口監督は「各選手が対策を練ったが、なかなか連打できる投手ではない。真っすぐをしっかり捉えられていない」と渋い表情だった。

◆オリックスの吉田正が2試合連発となる6号ソロを放った。3―0の七回1死で前日24日に2ランを浴びせた八木の速球をまたも右翼席へ運び「しっかりと強く、いいスイングができた」と白い歯を見せた。一回1死三塁では中前へ先制適時打を放ち、山本を援護した。左太もも裏に不安を抱えながらも3試合連続の複数安打で打率を3割5厘に上げた。中嶋監督は「だんだん上がってきている。これを続けられるように」と期待した。

◆ロッテ打線が山本を崩せず、2試合連続の零封負けを喫した。先発の佐藤奨真投手(24)は6回3失点で4敗目。育成出身の2年目左腕は11安打を許したが、「何とか粘って最低限、試合を作ることはできたと思う。できる限りベストは尽くせた」とうなずいた。井口監督は「ボールの高さを修正していけば、もっともっといい投球ができる」と今後に期待した。

◆最高気温32度の真夏日に、涼しい表情で快投を見せた。オリックス・山本が8回を4安打無失点で、ハーラートップの8勝目。ノーヒットノーランを達成した18日の西武戦(ベルーナ)から中6日のマウンドで、変わらぬ安定感を披露した。「いつも通り、いい入りができるように心がけて、入りました。マウンドは風もあって、暑さは意外と大丈夫でした」力強い直球にキレのある変化球を交えてロッテ打線を翻弄。9奪三振をマークし、スコアボードにゼロを並べた。22日の田嶋、24日の山岡と3試合連続で先発投手による完封勝利に期待がかかったが、「高山コーチも『どうしても、と言うならいかせるけど』という感じだったんで、『おまかせします』と言いました。ちょっと暑かったですね」と暑さによる疲労を考慮し、九回は救援陣に託した。チームは昨季10月2日のソフトバンク戦(京セラ)から同5日の日本ハム戦(京セラ)以来の3試合連続零封勝ち。今季2度目の4連勝で借金は「1」に。勝率5割復帰は目前となった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
39281 0.582
(↑0.006)
-
(-)
75267
(+3)
203
(-)
46
(+1)
41
(+1)
0.264
(-)
2.730
(↑0.04)
2
(-)
楽天
37291 0.561
(↓0.008)
1.5
(↓1)
76226
(-)
199
(+2)
42
(-)
47
(-)
0.234
(↓0.002)
2.870
(↑0.01)
3
(-)
西武
35341 0.507
(↑0.007)
5
(-)
73220
(+2)
200
(-)
52
(+1)
32
(-)
0.221
(↓0.001)
2.420
(↑0.03)
4
(-)
ORIX
35360 0.493
(↑0.007)
6
(-)
72198
(+4)
217
(-)
29
(+1)
35
(+1)
0.235
(↑0.002
2.760
(↑0.04)
5
(-)
ロッテ
33361 0.478
(↓0.007)
7
(↓1)
73218
(-)
235
(+4)
38
(-)
72
(+1)
0.219
(-)
2.800
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
26440 0.371
(↓0.006)
14.5
(↓1)
73228
(-)
266
(+3)
54
(-)
46
(-)
0.236
(↓0.001)
3.660
(-)