ヤクルト(☆16対6★)巨人 =リーグ戦10回戦(2022.06.24)・明治神宮野球場=
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巨人
00100111261221
ヤクルト
40300441X161905
勝利投手:高橋 奎二(6勝1敗0S)
敗戦投手:菅野 智之(6勝5敗0S)

本塁打
【巨人】岡本 和真(20号・9回表2ラン)
【ヤクルト】中村 悠平(1号・1回裏3ラン),中村 悠平(2号・3回裏2ラン),村上 宗隆(24号・6回裏2ラン),村上 宗隆(25号・7回裏2ラン),長岡 秀樹(3号・8回裏ソロ)

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◆ヤクルトは初回、中村の3ランなどで4点を先制する。その後は、3回裏に中村の2打席連続本塁打となる2ラン、6回には村上の2ランが飛び出すなど、終わってみれば19安打で16得点を挙げた。投げては、先発・高橋が6回2失点で今季6勝目。敗れた巨人は、投手陣が崩壊した。

◆巨人菅野智之投手(32)はヤクルト戦通算21勝8敗。勝敗の球場別内訳を見ると、東京ドーム15勝2敗、神宮球場2勝6敗、地方球場4勝0敗。セ5球団の敵地で勝率5割を切っているのは神宮球場だけだが、今日は勝利できるか。

◆巨人が超重量打線で首位ヤクルトに挑む。10ゲーム差に引き離されたヤクルトに対し、中田、ポランコ、大城と長打力に定評のある3選手をスタメン起用した。中田は前日23日のDeNA戦で、代打で登場し右翼席へ6号2ランを決めた。12日にジャイアンツ球場で直々に指導を受けた長嶋茂雄終身名誉監督が観戦する中での恩返し弾で、存在感をアピール。スタメン出場は、5月29日の日本ハム戦(札幌)以来、19試合ぶりとなった。

◆ヤクルト中村悠平捕手(32)が、今季1号となる3ランを放った。1回に1点を村上の内野ゴロの間に1点を先制。なお2死一、二塁から、巨人先発菅野の初球、真ん中低め135キロを捉え、バックスクリーン左へ運んだ。「すごく良い投手なので1点でも多くという気持ちで打席に入りました。風の力もありますが、追加点が取れてよかったです」と好投手からの1発を振り返った。中村は22日中日戦(バンテリンドーム)で2安打を放ち、自己最多となる5打点をマーク。打撃好調の正捕手が、今季出場33試合目で待望のアーチをかけた。。

◆首位独走中のヤクルトは中村悠平捕手(32)が自身初の1試合2本塁打を放ち、2位巨人に圧勝した。初回2死一、二塁で相手エース菅野から今季1号3ラン。3回2死一塁から2打席連発となる2号2ランで、自己最多の1試合5打点をマークした22日の中日戦に続き、2試合連続で5打点をマークした。4番村上宗隆内野手(22)も2戦連続マルチ本塁打で今季チーム最多の16得点。巨人との直接対決を制し、11ゲーム差に広げた。ヤクルト中村悠平捕手が自身初となる1試合複数本塁打を放ち、チームに勢いをもたらした。まずは1回、1点を勝ち越し、なお2死一、二塁。巨人エース菅野の初球、真ん中低め135キロを捉えると、打球は強い追い風にも乗ってバックスクリーン左へ飛び込む今季1号3ラン。「すごく良い投手なので1点でも多くという気持ちで打席に入りました。風の力もありますが、追加点が取れて良かったです」と好投手からの1発を喜んだ。さらに4点リードの3回2死一塁では、同じく菅野の5球目、外角低め130キロを左中間席へ2号2ラン。プロ14年目で初の1試合複数本塁打を「風のおかげだと思いますが、入ってくれて良かったです」と控えめに喜んだ。昨季日本シリーズMVPに輝いた。今季からOBで元監督の古田敦也氏の背番号「27」を引き継ぐ。開幕直前に下半身のコンディション不良で離脱し、5月初旬に復帰。この日の試合前まで打率2割8分7厘と打撃好調で、22日中日戦で2本の適時打を放ち自己最多の5打点をマークしたばかり。2戦ぶり先発出場の頼もしい正捕手は2打席目までに2試合連続で5打点を挙げると、5回1死の第3打席でも二塁打を放ってチャンスメークした。チームは前日23日中日戦で投打がかみ合い、10-0の完勝で11カード連続の勝ち越し。交流戦以降も好調を維持するが、高津監督は「10点取れるとも思ってないし、完封できるとも思ってない。ただ相手より1点も多く取る、1点でも少なくしのぐ我慢と粘りは継続してやっていかないといけない。こういう試合のあとなんで、しっかり締めて」と冷静にゲームに臨んだ。菅野を相手に5回までに9安打7得点。絶好調の4番村上に加え、主に6番に座る中村も上り調子。好調燕軍団の勢いはまだまだ続きそうだ。【鈴木正章】▽ヤクルト山田(3回に右前適時打)「相手に流れを変えないためにも、取られたらすぐに取り返すチャンスだったので、強引にいかずにコンパクトに打ちました」

◆巨人のエース菅野智之投手(32)が、5回9安打7失点で首位ヤクルト打線に沈められた。1回1死一、三塁、村上の二ゴロの間に早々と先制を許すと、2死一、二塁から中村に左中間へ3ランを被弾。4点を先制される苦しい立ち上がりとなった。ヤクルトの勢いは止められない。3回にも山田の適時打と、中村悠平の2打席連発となる2ランを浴びた。昨年9月7日DeNA戦(横浜)以来、ヤクルト戦では4月25日以来の7失点を喫した。被安打9以上も、6回3失点で11安打を浴びた19年7月8日阪神戦以来、約3年ぶり。前日には「自分の役割を全うできるように精いっぱい頑張ります」と意気込んでいたが、好投で流れを引き寄せることはできなかった。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2試合連発となる24号2ランを放った。6点リードの6回2死二塁、巨人2番手桜井の初球、内角高め144キロ直球を捉え、右翼席中段に突き刺した。「自分のスイングをすることを心掛けて打席に入りました。一発で仕留めることが出来て良かったです」と振り返った。

◆首位ヤクルトが、中村悠平捕手(32)の自身初となる1試合複数本塁打などで2位巨人に快勝。ゲーム差を今季最大の11に広げた。まずは1回。1点を先制し、なお2死一、二塁。巨人菅野の初球、真ん中低め135キロを捉えると、打球は強い追い風にも乗ってバックスクリーン左へ飛び込む今季1号3ラン。「すごく良い投手なので1点でも多くという気持ちで打席に入りました。風の力もありますが追、加点が取れて良かったです」と好投手からの1発を喜んだ。さらに4点リードの3回2死一塁では、同じく菅野の5球目、外角低め130キロを左中間席へ2号2ラン。プロ14年目で初の1試合複数本塁打を「風のおかげだと思いますが、入ってくれて良かったです」と控えめに喜んだ。中村は22日中日戦(バンテリンドーム)で2本の適時打を放ち自己最多の5打点をマークしたばかり。頼もしい正捕手は2打席目までに5打点を挙げると、5回1死の第3打席でも二塁打を放ってチャンスメークした。6回には4番村上宗隆が2試合連発となる24号2ランで追加点。7回にも2打席連発となる25号2ランを放った。投げては先発の高橋奎二投手(25)が、制球に苦しみながらも6回を100球、4安打2失点。5つの四死球を出しながらも粘り強い投球でゲームを作り6勝目をあげた。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2試合連続のマルチ本塁打となる25号2ランを放った。まずは6点リードの6回2死二塁、巨人桜井の初球、内角高め144キロ直球を右翼席中段に突き刺し「自分のスイングをすることを心掛けて打席に入りました。一発で仕留めることが出来て良かったです」。7回1死二塁では、戸田から左中間に25号2ラン。前日23日中日戦の2発に続く1試合2本塁打でダメを押した。

◆巨人が首位ヤクルトに大敗した。先発菅野智之投手(32)が3回までに7失点で勝負あり。救援陣も打ち込まれ、09年5月19日の日本ハム戦以来13年ぶりの16失点で、11ゲーム差に引き離された。独走状態のヤクルトに圧倒された。打線は終盤に1点ずつを返し、9回には岡本和が20号2ランを放ったものの、時すでに遅し。先発高橋を攻略できず。投手陣も8回までに19安打を浴びて16失点、主砲村上と中村に2打席連続本塁打を食らうなど、5発のアーチを許した。25日に敗れれば、75試合目にして自力優勝の可能性が消滅する。夏の足音がようやく聞こえだしてきた6月にして、V奪還を目標に掲げる巨人が早くも正念場を迎えた。?▼巨人は09年5月19日日本ハム戦以来の16失点でヤクルトに5連敗。これで首位ヤクルトとは11ゲーム差に開き、25日の試合に敗れると自力Vが消滅する。2リーグ制後、巨人の自力Vが6月中に消滅したのは03年(6月27日に消滅)しかないが、25日の結果は?

◆巨人がヤクルト打線に打ち込まれ、13年ぶりの16失点を喫した。エース菅野智之投手(32)が、5回9安打7失点。1回1死一、三塁、村上の二ゴロの間に早々と先制を許すと、2死一、二塁から中村に左中間へ3ランを被弾。3回にも山田の適時打と、中村の2打席連発となる2ランを浴びた。リリーフ陣も流れを止められない。この日昇格した桜井が6回から2番手で登板も、村上に2ランを浴びるなど、2/3回を4失点。後を継いだ戸田も村上に2打席連発の2ランを被弾し、2/3回を4失点。09年5月19日日本ハム戦以来、13年ぶりの16失点となった。12点差がつけられた7回1死の時点で、巨人は坂本、丸の主力2選手をベンチに下げ、増田陸、重信を投入した。

◆巨人がヤクルト打線に打ち込まれ、13年ぶりの16失点を喫した。エース菅野智之投手(32)が、5回9安打7失点。1回1死一、三塁、村上の二ゴロの間に早々と先制を許すと、2死一、二塁から中村に左中間へ3ランを被弾。3回にも山田の適時打と、中村の2打席連発となる2ランを浴びた。リリーフ陣も流れを止められない。この日昇格した桜井が6回から2番手で登板も、村上に2ランを浴びるなど、2/3回を4失点。後を継いだ戸田も村上に2打席連発の2ランを被弾し、2/3回を4失点。09年5月19日日本ハム戦以来、13年ぶりの16失点となった。12点差がつけられた7回1死の時点で、巨人は坂本、丸の主力2選手をベンチに下げ、増田陸、重信を投入した。

◆ヤクルト村上宗隆が2試合連続のマルチ本塁打を放った。まずは6点リードの6回2死二塁、桜井から右翼席中段へ24号2ラン。7回1死二塁では戸田から左中間席に25号2ラン。「最後の2打席、いいかたちで終われて良かったです」と喜んだ。この日でラミレスを抜き、4番として332試合連続出場の球団記録を達成。23日中日戦に続く1試合2発で巨人岡本和に5本差。打点も67に積み上げ、リーグ2冠を独走する。

◆巨人岡本和真内野手(25)が、5年連続で20号に到達した。4-16の9回無死一塁、ヤクルト大西から中越えに2ランを放った。試合の行方はほぼ決まっている中での1発だったが、2戦目以降に向けては大きな1発になり得る。岡本和も「集中してしっかりとスイングできました。明日につなげられるようにしたい」と前を向いた。巨人はヤクルトに11ゲーム差に引き離され、25日の2戦目に負ければ自力優勝の可能性が消滅する。

◆巨人が残酷な現実を突きつけられた。3連勝を目指してエース菅野智之を送り込んだ首位ヤクルトとの3連戦初戦。5本のアーチを浴びるなど13年ぶりの16失点で大敗し、ゲーム差は11に。原辰徳監督は「みんなベストを尽くしてやってくれている。しかし、こういうゲームをやっていると、もうファンの方に申し訳ない」と、言葉をしぼり出した。独走状態のヤクルトに、圧倒された。初回1死一、二塁と先制機をつくったが、4番岡本和と5番坂本が先制点にはつなげられない。直後に先発菅野がランエンドヒットを絡めて攻め込まれ、中村の3ランもあって4失点。3回にも3失点と、序盤の7失点で主導権を完全に手放した。3連勝への道筋を期待したエースが5回7失点。原監督は「(1回は)いい点の取られ方じゃなかったね。あれが効きましたね。あえて...うちのエースですからね。内容が良くないよね。打たれ方、点の取られ方の内容がね」と振り返った。2戦目に敗れれば、2リーグ制後では最速の6月25日に自力Vの可能性が消滅する。ペナントの行方を占う盛夏の訪れよりも前に、V奪還を掲げる巨人が正念場を迎えた。【浜本卓也】○...エース菅野が打ち込まれて5敗目を喫した。1回、村上の二ゴロで先制を許し、2死一、二塁から中村に3ランを被弾。3回は中村に2打席連発の2ランなどで3失点。昨年9月7日のDeNA戦以来の7失点、3年ぶりの9安打を浴び、5回で降板した。「大事な試合でしたが、初回に4点を取られて、流れを渡してしまいました。しっかり反省して次の機会で挽回したい」と前を向いた。▽巨人岡本和(9回無死一塁の中越え本塁打で、5年連続20号に到達)「集中してしっかりとスイングできました。明日につなげられるようにしたい」▽巨人阿部作戦兼ディフェンスチーフコーチ(チームが奮起するために必要なことを問われ)「伝統を継承していくために嫌われてもいいという気持ちで、選手たちが技術を出していけるように、責任を持って仕事をしていきたい」

◆ヤクルト中村悠平捕手(32)が、自身初となるマルチ本塁打を放ち、3連勝に導いた。1回、巨人菅野の初球をバックスクリーン左へ運ぶ今季1号3ランを放つと、3回にも再び菅野から左中間席へ2号2ラン。プロ14年目で初の1試合複数本塁打で打線の火付け役となり、22日にキャリアハイの5打点から2戦連続5打点の離れ業。今季チーム最多19安打、16得点を呼び込んだ。またも中村のバットが勢いをもたらした。まずは1回、1点を勝ち越し、なお2死一、二塁。菅野の初球、真ん中低め135キロを捉えると、打球は強い追い風にも乗ってバックスクリーン左へ1号3ラン。「すごく良い投手なので1点でも多くという気持ちで打席に入りました。風の力もありますが追加点が取れて良かったです」。さらに4点リードの3回2死一塁では、同じく菅野の5球目、外角低め130キロを左中間席へ2号2ラン。「風のおかげだと思いますが入ってくれて良かったです」と控えめに喜んだ。昨季日本シリーズMVPに輝き、今季からOBで元監督の古田敦也氏の背番号「27」を引き継ぐ。開幕直前に下半身のコンディション不良で離脱し、5月初旬に復帰。22日中日戦で2本の適時打を放ち自己最多の5打点をマークしたばかりで、23日同戦はベンチで休養。英気を養ったこの日は4安打の固め打ちで、2試合連続の5打点となった。規定打席未満ながら打率3割1分1厘と好調を維持する。昨季日本一となった自信と捕手としての読みも好調の要因だ。相手の配球については「バッテリーの攻め方どうかなとか、さっきの打席どうだったかなとか、自分で考えながら1日1日やっている」。初球のカットボールを捉えた第1打席の狙いについては「どうでしょう。企業秘密です」とかわしたが、好投手を相手に「何か思い切ったことをしないと結果出ないと思ったので」と積極的に仕掛けた結果が実った。偉大な先輩と同じく「打てる捕手」を目標に掲げる32歳。お立ち台で背番号27について水を向けられると「僕は僕なりに頑張ります」と笑顔で応えた。頼もしい扇の要が、文字通り攻守の中心となる。【鈴木正章】○...高橋が6回4安打2失点で、今季神宮初白星となる6勝目を挙げた。制球に苦しみ5四死球で100球を要したが、最速152キロの直球を軸に粘り強くゲームメーク。本拠地お立ち台で「やっと神宮で勝ててうれしいです。四球も多かったですけど何とか粘れて良かった」と喜んだ。また74奪三振でリーグ1位に浮上。「三振は取りたいので狙ってやりたいと思います」と意欲を示した。▽ヤクルト山田(3回に右前適時打)「相手に流れを変えないためにも、取られたらすぐに取り返すチャンスだったので、強引にいかずにコンパクトに打ちました」

◆ヤクルト中村悠平が1回に今季1号3ラン、3回に2号2ラン。中村のマルチ本塁打は初めてで、22日中日戦に続いて5打点(23日は欠場)。2試合連続5打点以上は17年5月2、3日上林(ソフトバンク)以来で、セ・リーグでは09年4月7、8日金本(阪神)以来、13年ぶり。21日時点では31試合に出場してわずか5打点だった中村が、2試合で10打点の荒稼ぎ。また、村上も23日が6打点で、24日が5打点。セ・リーグで10年以上いなかった2試合連続5打点が一気に2人出た。ヤクルト村上宗隆は前日に続いて2本塁打。2試合連続マルチ本塁打は18年7月22、24日アマダー(楽天)以来で、村上は初めて。村上のマルチ本塁打は今季6度目となり、6月だけで4度目。月間4度のマルチ本塁打は16年7月筒香(DeNA=6度)以来で、ヤクルトでは06年8月岩村、13年8月バレンティンに並ぶ球団タイ記録。

◆風に運ばれてぐんぐんと伸びた。ヤクルト・中村悠平捕手(32)が、5―1の三回2死一塁で左中間席最前列に2号2ラン。一回にも3ランを放っており、プロ14年目で初めて2打席連続本塁打を放った。「風のおかげだと思いますが、入ってくれて良かったです」巨人先発・菅野を攻略した。三回はカウント3―1から5球目、外角低めの130キロのスライダーに食らいついた。1点を先制した直後の一回は、135キロのカットボールを左中間席に運び「凄く良い投手なので1点でも多くという気持ちで打席に入りました。風の力もありますが、追加点が取れてよかった」と喜んだ。今季110打席目で初本塁打。勢いそのままに2本目を放ち、1試合2本塁打もプロ初だ。五回には右中間に二塁打を放ち、背番号27が強烈な存在感をみせた。東京に本拠地を置くヤクルトと巨人の共同企画として、野球を通じて東京のスポーツシーンを盛り上げる「TOKYOシリーズ」がこの日からスタート。共通のメインビジュアル、ロゴを使用し、両軍のユニホームには「TOKYO」の胸ロゴが刻まれている。2015年から始まった企画で、通算成績はヤクルトが18勝17敗2分で勝ち越している。今年は人気アニメ「東京リベンジャーズ」とのコラボをしている。チームは球団新の11カード連続勝ち越し中。巨人3連戦で勝ち越せば、史上初となる11球団からの連続勝ち越しを達成する。球史に残る偉業に向けて重要な初戦。扇の要が好調な打線を引っ張った。(森祥太郎)

◆巨人が七回までに今季ワーストを更新する15失点を喫した。ヤクルト・村上と中村にそれぞれ2本塁打を許した。先発した菅野は5回9安打を浴びて今季ワーストの7失点。救援した桜井と戸田はともに一回持たず、いずれも4失点と崩れた。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が13―3の七回1死二塁で左中間へ、2打席連となる25号2ランを放った。若き主砲の勢いは止まらない。戸田の真ん中低め119キロのカーブを完璧に捉えた。8―2の六回には桜井の内角高め144キロの直球を捉えて2ラン。23日の中日戦(バンテリンドーム)に続いて2日連続で2打席連続アーチをかけた。これでリーグトップを独走する25本塁打、66打点とした。

◆巨人・岡本和真内野手(25)が5年連続20号となる2ランを放った。主砲は「集中してしっかりとスイングできた。明日につなげられるようにしたい」と表情を引き締めた。12点を追う九回。大西が外角に投じた149キロの直球を捉え、バックスクリーンに打球を運んだ。チームが今季ワーストの16失点で敗れ、首位・ヤクルトにゲーム差を11に広げられた中、一矢報いる一撃で意地を見せた。

◆東の空に明るさが残る神宮で、ヤクルトの勢いに飲み込まれた。敵地での3連戦。「役割を全うできるように精いっぱい頑張る」。初戦の先発として決意をみなぎらせていた巨人・菅野智之投手(32)だったが、出はなをくじかれた。一回は先頭から連打を浴び、併殺崩れの間に先制点を献上した。さらに、中村に初球の変化球を捉えられて3ラン。バックスクリーン左へと運ばれた打球を見送り、思わず首をかしげた。味方が1点を返した直後の三回にも、中村に2ランを許した。前回17日の中日戦(バンテリンドーム)は7回無失点。直球の走りは今一つで、球速は140キロ台前半にとどまったが、変化球でコーナーを突いた。巧みに打たせて取る投球で、桑田投手チーフコーチから「新たな智之(菅野)の投球スタイルが見えてうれしかった」とたたえられた。この試合前まで16イニング連続無失点で、防御率は2・49。数字だけ見れば上々の成績を残してきたといえるが、この日は32歳の投球術が影を潜めた。昨年9月7日のDeNA戦(横浜)以来となる今季ワーストの7失点を喫し、五回限りでマウンドを降りた。強風という悪条件を差し引いても、前半に大量失点しては打線の負荷が大きくなる。ヤクルトとの直接対決でエースの意地を見せられなかった。(鈴木智紘)

◆ヤクルトが今季最多の16得点で大勝。三回までに中村の2打席連続本塁打などで7点を先行。六回以降も村上の2打席連発などで最後まで攻撃の手を緩めなかった。高橋は6回を2失点で6勝目。巨人は7失点の菅野ら投手陣が崩れた。

◆巨人・菅野智之投手(32)が5回9安打を浴びて今季ワーストの7失点を喫した。一回は先頭から連打を浴び、併殺崩れの間に先制点を献上した。さらに、中村に初球の変化球を捉えられて3ラン。味方が1点を返した直後の三回にも、中村の2ランを含む3失点と精彩を欠いた。チームは今季ワーストの16失点で大敗し、首位を走るヤクルトとのゲーム差は11に広がった。5敗目(6勝)を喫したエースは「大事な試合でしたが、初回に4点を取られて相手に流れを渡してしまいました。しっかり反省して次の機会で挽回したいです」と振り返った。

◆打線が爆発したヤクルトが大勝。先発の高橋奎二投手(25)は6回4安打5死四球と粘りの投球で6勝目を挙げた。試合後の高橋のヒーローインタビューは以下の通り。) --今の気持ちはいかがでしょう「やっと神宮で勝てて嬉しいです」--6勝目ですが神宮では初勝利。やっぱり気分は違うものですか「そうですね。ファンの皆さんの前でなかなかいいピッチングできていなかったので、今日なんとか粘れて勝てたので良かったです」--2位巨人との3連戦初戦を任された。どういう気持ちでマウンドへ上がった「チームの状態はすごくいいので、なんとかテンポ良くと思ってたんですけど...。テンポ悪かったのでそこが反省点です」--今日は強い風が吹いていた「風もあったんですけど、そこは気にせず自分のピッチングをしようと思ってた。四球も多かったんですけど、なんとか粘れたので良かったです」--前回登板から長い調整期間だった(前回登板は6月12日のソフトバンク戦)「う~ん、どうなんですかね(苦笑い)。長い分調整できる時間はあるのでしっかり調整してるつもりなんですけど...今日みたいなピッチングをしないようにもうちょっと頑張りたいと思います」--今日は4つの三振を奪って今シーズン73個目。リーグトップに立った「まだまだシーズン長いのでそこ(個人のタイトル)は気にせず。でも三振は取りたいので狙ってやりたいと思います」--ファンへメッセージを「チームの状態すごくいいと思うので、これからも熱い声援をよろしくお願いします」

◆打線が爆発したヤクルトが大勝。三回までに中村の2打席連続本塁打などで7点を先行。六回以降も村上の2打席連発などで最後まで攻撃の手を緩めなかった。試合後の中村のヒーローインタビューは以下の通り。--ナイスバッティング「ありがとうございます」--1試合で2本のホームランというのは「人生初です」--2度ダイヤモンドをゆっくり回った気分「気持ち良かったですし、どうリアクションしていいか、まずわかんなかったのと、どうやっていいのか、わかんなかったんで、とりあえず平常心で走ってました」--相手はエースの菅野。最初の打席は「もっと追加点がほしいなっていう気持ちで打席に入りました。まさか、それが本塁打なるとは思わなかったので、風のおかげです」--2本目の感触は「2本目もちょっと打球が上がったので、『風運んでくれ!』と思って走ってました」--ヤクルトの背番号27番(中村)が5打点「そうですね、僕は僕なりに頑張っていきます、はい(笑)」--チャンスに強い中村「チャンスに強くないですよ!(笑)この前、4打席得点圏で打てなかったので、得点圏打率相当低いんで、これからもっと打てるように、チャンスで打てるように頑張ります」--明日以降のゲームに向けて「せっかくいい形で、3連戦の初戦の頭を取れたんで、明日はサイスニード投手に期待したいと思います。また明日からも頑張ります。応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

◆巨人は今季ワーストの16失点で大敗し、首位・ヤクルトとのゲーム差が11に広がった。原辰徳監督(63)は「こういうゲームをやっていると、ファンの方に申し訳ない」と険しい表情を浮かべた。先発した菅野が精彩を欠き、一回に中村の3ランを含む4失点。三回にも中村の2ランを含む3失点と崩れ、5回9安打を浴びて今季ワーストの7失点を喫した。指揮官は「あれ(初回の失点)がやっぱり、効きましたね。うちのエースですから。内容が良くないよね」と手厳しかった。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)は13―3の七回1死二塁で左中間へ、2打席連となる25号2ラン。23日の中日戦(バンテリンドーム)に続いて2日連続で2打席連続アーチをかけた。試合後の村上のヒーローインタビューは以下の通り。) --すごいゲームでしたね「疲れました(笑)」--今日のご自身の活躍はいかがでしょう「最後の2打席はいい形で打てたんですけど、入りがうまくチャンスで打つことができなかったのでそこは反省。残り2打席、最後は打てたのでそれは明日につなげて頑張りたいなと思います」--六回にホームラン「前の打席で高めのインコースで三振してたので、ちょっとした自分の中で試行錯誤して打席に立ちました。それがいい結果となってこれで間違いないんだなと思って振りました」--ホームランの感触は「ホントにいいスイングができたので『いったな』と思いました」--今日で4番で球団新記録の332試合連続出場。どんな4番打者になりたい「こうして長く続けて、まだ300ちょっとですけど試合に出れてるのもトレーナーさんだったり、いろんな方のおかげだと思ってます。感謝しかないですし、そこに対して僕もファンの皆さんだったり、選手、監督の期待を背負って打席に立ってるので、これからも期待に応えてきたいと思います。応援よろしくお願いします!」--明日もあさってもホームラン打ってくれますか?「頑張ります!」

◆?ヤクルトが16-6で大勝し、今季最多の貯金24(46勝22敗1分け)とした。優勝へのマジックナンバーの最短点灯日は29日。25日から29日までの4戦に全勝すると、他球団の勝敗次第で54か55がつく。?6月は15勝目。5月も16勝を挙げており、球団(前身を含む)が月間15勝以上をシーズンに2度記録したのは、1997年(4月15勝、6月16勝=同年1位)、2005年(5月15勝、8月15勝=同年4位)に次ぎ17年ぶり3度目で、2カ月連続は初めて。月間最多記録は02年9月の19勝。?ヤクルトの16得点以上は今季最多で、昨年9月26日の中日戦(○16-0)以来。?中村が自身初のマルチ(複数)本塁打となる1号3ラン、2号2ランを2打席連続で放った。中村の1試合5打点は、22日の中日戦に並ぶ自身最多で、2試合連続(23日の中日戦は欠場)。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が六回に24号2ラン、七回に2打席連となる25号2ランを放った。これでリーグトップを独走する25本塁打、66打点とした。【データBOX】?村上が2020年6月19日の中日戦から332試合連続で先発4番出場。04-07年のラミレスの331試合を上回り、球団新記録となった。?村上は六回に24号2ラン、七回にも25号2ランを放ち、2試合連続、今季6度目のマルチ(複数)本塁打。通算12度目で大杉勝男、若松勉と並び球団12位とした。最多はバレンティンの34度。シーズン6度は1999年のペタジーニ、03年のラミレスと並び球団4位。最多は2013年のバレンティンの11度。

◆巨人・菅野智之投手(32)が5回9安打を浴びて今季ワーストの7失点と精彩を欠き、5敗目(6勝)を喫した。阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(43)はエースの投球を「見ての通り」と厳しく評価した。菅野は一回に中村の3ランを含む4失点を喫し、三回にも中村の2ランを含む3失点と乱れた。阿部コーチは「(次は)完封してもらいたい。中継ぎ陣の負担を減らすためにも、手本となるようなピッチングをしてもらえたら」と巻き返しに期待を寄せた。

◆やっと、本拠地のファンに笑顔を届けた。ヤクルト・高橋奎二投手(25)が6回4安打2失点。今季、神宮では4試合目の登板で初めて白星を手にした。「ファンの皆さんの前でなかなかいいピッチングができていなかったので、何とか粘れて勝てたので良かったです」額に光る汗と、笑顔がまぶしかった。立ち上がりから決して制球は安定していなかったが、言葉通り粘った。5四死球を与えながら試合をつくり、チーム単独トップの6勝目を挙げた。今年1月に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、春季キャンプは2軍スタート。それでも、隔離期間中に感覚が良かった昨季の投球フォームを何度も確認。決して時間を無駄にしなかったことが、今季の好結果につながっている。4三振を奪い、74奪三振でリーグ2位に浮上。「三振は取りたいので狙っていきたい」と最多奪三振のタイトル獲得に意欲を燃やした。打線だけではない。燕には頼もしい若き左腕がいる。

◆大逆転Vへの望みをかけた直接対決の初戦で、歴史的惨敗を喫した。巨人は2009年5月19日の日本ハム戦以来13年ぶりの16失点で、2連敗。原辰徳監督(63)は謝罪の言葉を口にした。「みんなベストを尽くしてやってくれている。しかし、こういうゲームをやっていると、もうファンの方に申し訳ないなという感じはね」エースから〝投壊〟した。菅野は一回に中村の3ランなどで4失点。三回にも再び中村に2ランを浴びるなど5回9安打7失点。指揮官は「うちのエースですからね。打たれ方、点の取られ方の内容がよくないよね」と険しい表情だった。救援陣も失点を重ね、4年ぶりの被安打19、今季ワーストタイの5被弾。首位・ヤクルトの圧倒的な勢いを見せつけられ、11ゲーム差に広げられた。最大11あった貯金は3月29日以来の2となった。25日の第2戦に敗れれば、今季75試合目にして自力優勝の可能性が消滅する。勝利を宿命づけられた伝統球団が、早くも土俵際に立たされた。(谷川直之)

◆セ・リーグ首位を独走するヤクルトは24日、巨人10回戦(神宮)に16―6で大勝。先発野手全員安打でともに今季最多の19安打16得点の猛攻をみせ、史上初となる全11球団からの連続勝ち越しに王手をかけた。中村悠平捕手(32)が一回に1号3ラン、三回に2号2ランとプロ14年目で初の2打席連続本塁打を放つなど4安打5打点と大暴れ。優勝へのマジックナンバーは最短29日に、54か55で初めて点灯する。セ・リーグ首位を独走するヤクルトは24日、巨人10回戦(神宮)に16―6で大勝。先発野手全員安打でともに今季最多の19安打16得点の猛攻をみせ、史上初となる全11球団からの連続勝ち越しに王手をかけた。中村悠平捕手(32)が一回に1号3ラン、三回に2号2ランとプロ14年目で初の2打席連続本塁打を放つなど4安打5打点と大暴れ。優勝へのマジックナンバーは最短29日に、54か55で初めて点灯する。神宮の風を味方につけた。三回。中村の打球が高々と舞い上がる。「風、運んでくれ!!」。思いを込めた白球は左中間席の最前列に着弾。人生で初の2打席連続本塁打をマークした。「いやー、気持ち良かった。どうリアクションしたらいいのか、ドヤ顔していいのか分からなかったので、平常心で走っていました」巨人・菅野を攻略した。一回はカットボールを左中間席に運ぶ1号3ラン。今季110打席目で初本塁打を放つと、三回は外角低めのスライダーを捉えた。1試合2発も人生初。22日の中日戦に続き、出場2試合連続で1試合自己最多タイの5打点をたたき出した。五回に右中間二塁打、六回には中前打を重ね、3年ぶりの1試合4安打。活発だった打線をけん引した。先発野手は村上も2本塁打を放つなど全員安打を放ち、いずれも今季最多の19安打16得点。2位・巨人に力の差を見せつけた。 人気テレビアニメとのコラボ企画「東京リベンジャーズデー」として開催された一戦。中村は〝正捕手リベンジャーズ〟の精神を持つ。下半身の張りを訴えて今季の開幕を2軍で迎えた。出遅れた期間に石川・星稜高から入団2年目の内山壮が台頭。5月1日の1軍昇格後、中村は内山壮との併用が続く。同20日以降、9カード連続で3試合に1度、スタメンを譲っていることに「相乗効果というか、刺激になってやれている」と闘志を宿す。アニメ『東京リベンジャーズ』は途中まで見ており、好きなキャラクターはドラケンこと龍宮寺堅。責任感が強く仲間思いで、主人公の花垣武道にとって心の支えのような存在。中村は「(内山壮と)2人でこの先、長くスワローズを支えていければ」とチーム愛を強調しつつも「ゆくゆくは、どちらかが座りながら強いスワローズをつくっていきたい」と正捕手としての意地を示した。ヤクルトの捕手にとって特別な背番号27は、昨年日本一を奪還して継承を願い出た。現役時代に古田敦也と名コンビを組んだ高津監督は「われわれの知っている27番はもっと高いレベルで野球していた。でも中村もしっかり攻守で引っ張っている」と成長を認める。これで2位と11ゲーム差。史上初となる全11球団からの連続勝ち越しに王手をかけた。優勝へのマジックナンバーは最短29日に54か55で点灯する。2リーグ制以降、最速のマジック点灯は1965年の南海(7月6日に62で点灯)。スワローズはプロ野球の歴史を塗り替える勢いだ。「これからもっとチャンスで打てるように頑張っていきたい」。中村が打線の中心となり、圧倒的な存在感をみせた。(森祥太郎)

◆メモリアルな日に自ら祝砲!! ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が24日、巨人10回戦(神宮)の六回に右翼席へ24号2ランを運ぶと、七回に2打席連発となる25号2ランを左翼席へ放った。球団新記録となる332試合連続の先発4番出場を達成した試合で、2安打5打点。2試合連続のマルチ(複数)本塁打とし、球団の日本選手では最多のシーズン51本塁打ペースだ。 強烈な一撃に2万6767人の観衆が目を奪われた。六回2死二塁で、村上が24号2ラン。打球は一歩も動かなかった右翼手・ポランコの頭上を越え、スタンド中段に吸い込まれた。「その前の打席で高めのインコースで三振していたので、自分の中で試行錯誤して打席に立ちました。いい結果となったので、これで間違いないんだなと思いました」真ん中高めの144キロの直球を捉え、打った瞬間スタンドインを確信する「確信歩き」。四回2死満塁では、菅野が投じた内角高めの直球に空振り三振を喫していただけに、試合の中で工夫を凝らし、即結果を出した。) もう、止められない。七回には試合を決定づける2打席連発の25号2ランを左越えへ放った。残り74試合を残し、球団の日本選手では最多となるシーズン51発ペース。本塁打と打点(67)ではリーグトップを独走し、打率・315もトップのDeNA・佐野に7厘差の2位と三冠王が現実味を帯びる。球団新記録に花を添えた。2020年6月19日の中日戦から332試合連続の先発4番出場で、ラミレス(04年10月15日-07年5月16日)を抜いて球団新記録。故障なく出場を続ける若き主砲は「いろんな方のおかげ。感謝しかない」と頭を下げた。) プロ1年目からケアの重要性を教えてくれたのが18歳上の青木だった。オフの自主トレをともにし「全てを教えてくれた人」と尊敬する大先輩。昨年12月の契約更改には活躍してきたお祝いとしてプレゼントされたスーツを着て臨んだ。常に感謝を口にしてきたが、最高の結果を出し、4番として勝利に導くことが何よりの恩返しだ。「これからまだまだ期待に応えていきたい」と自覚を口にした村上。4番としての矜持(きょうじ)を示した記念すべき日だった。(赤尾裕希)

◆現状の菅野なら、今のヤクルト打線にはつかまる。中継ぎ陣は、どうせ誰が出てきても抑えきれない。弱い、弱い...と言い続けてもキリがないので、巨人が生き残る道を探ろうか。今季の救いは、大きな連敗がないこと。そして、大きく負け越しているチームもないこと。この2点を、よりどころにして戦うしかない。まずは、どのカードも1つずつ貯金を増やす。先発ローテーションも、まんべんなく勝てるように考え抜いて、組み替えたらいい。そうはいっても、投手陣に大きな期待をかけるのには、限度がある。となると頼みの綱は、やっぱり打線だよ。幸いというか、最後の打席で岡本和が本塁打を放ち、今後に望みを託せるムードも出していた。その4番に、とにかくチャンスが回るよう、打線も組み替えたらいい。例えば、1番・坂本、2番・吉川、3番・丸。さらにいえば、リードにさえがない大城は、代打専門に。ますますゲーム差が開いたことだし、踏ん切りをつけたらどうかな。(本紙専属評論家)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
46221 0.676
(↑0.004)
-
(-)
74303
(+16)
217
(+6)
80
(+5)
48
(-)
0.252
(↑0.003
2.760
(↓0.05)
2
(-)
巨人
38360 0.514
(↓0.007)
11
(↓1)
69275
(+6)
311
(+16)
76
(+1)
37
(+2)
0.244
(↑0.001
3.770
(↓0.16)
3
(-)
広島
33353 0.485
(↑0.007)
13
(-)
72266
(+7)
262
(-)
35
(+3)
13
(-)
0.254
(↑0.001)
3.420
(↑0.05)
4
(1↑)
阪神
32382 0.457
(↑0.008)
15
(-)
71237
(+6)
215
(+4)
49
(-)
52
(+1)
0.234
(↑0.001)
2.780
(↓0.02)
5
(1↓)
DeNA
29360 0.446
(↓0.007)
15.5
(↓1)
78225
(-)
276
(+7)
51
(-)
24
(-)
0.249
(↓0.001)
3.860
(↓0.05)
6
(-)
中日
30390 0.435
(↓0.006)
16.5
(↓1)
74206
(+4)
268
(+6)
37
(-)
23
(-)
0.243
(↑0.001)
3.770
(↓0.04)