ソフトバンク(☆9対4★)楽天 =リーグ戦6回戦(2022.06.17)・福岡PayPayドーム=
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楽天
01200100041001
ソフトバンク
10402020X91305
勝利投手:千賀 滉大(5勝3敗0S)
敗戦投手:田中 将大(4勝6敗0S)

本塁打
【楽天】茂木 栄五郎(1号・2回表ソロ)
【ソフトバンク】柳田 悠岐(8号・1回裏ソロ),牧原 大成(4号・3回裏3ラン),グラシアル(3号・3回裏ソロ),グラシアル(4号・5回裏ソロ),中村 晃(2号・7回裏2ラン)

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◆ソフトバンクは1-3で迎えた3回裏、牧原大の3ランとグラシアルのソロで4点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた5回には、グラシアルの2打席連続となるソロなどで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・千賀が今季5勝目。敗れた楽天は、先発・田中将が4被弾と精彩を欠いた。

◆キャプテンに久々のアーチが飛び出した。ソフトバンク柳田悠岐外野手(33)が、5月22日のロッテ戦(ペイペイドーム)以来、実に19試合79打席ぶりの8号ソロを放った。0-0の1回2死走者なし。楽天田中将の4球目スプリットを捉えて右翼ホームランに運んだ。交流戦ノーアーチの主砲が先制点を呼び込んだ。田中将には昨季も6打数3安打1本塁打1打点と好相性だった。ここまでは打率2割5分付近をさまよう。生涯打率3割超えの柳田にとっては本調子とは言えないが、復調のきっかけにしたい。

◆楽天は田中将大投手(33)がプロワーストタイの4被弾を浴びるなど炎上し、ソフトバンクとの首位攻防戦第1ラウンドに敗れた。初回に柳田に先制ソロを被弾。2点リードの3回には牧原大に逆転3ラン、グラシアルにソロと2者連続アーチを許した。1試合に3発浴びるのは日本では初めて。アーチを描くたびに軌道を見上げ、首をかしげた。さらに5回にグラシアルに2打席連続となるソロを打たれて、メジャー時代に2度あった4被弾目。屈辱的な1発攻勢を食らった。試合前時点で防御率は1・99。ここまで勝ち星こそ4勝も、安定感ある投球をみせていた。しかし、この日は立ち上がりからいつものマー君ではなかった。柳田の先制弾は、今季11試合目の登板で初めての初回失点。田中将は「(投手の)永遠のテーマじゃないけど、立ち上がり、ゲームに入っていくことが難しいっていうのは、ほとんどのピッチャーがそう思ってる。そこから徐々にリズムをつかんでいく」と1回の重要性を語っていた。この1発が尾を引いたのか、5回までにNPBでは自己ワーストタイとなる7点を失った。防御率は2・68まで下がった。味方打線は2回に茂木が一時同点の1号ソロ。3回には浅村と島内の適時打で2点を勝ち越したが、リードを守り切れなかった田中将。「いい投げ合いができればいいなと思います」と話していた千賀との侍対決は、予想を覆す展開となった。自身5連敗はNPBではワースト(メジャー時代に6連敗)。チームも2位ソフトバンクに0・5ゲーム差に迫られた。

◆楽天は田中将大投手(33)がプロワーストタイの4被弾を浴びるなど炎上し、ソフトバンクとの首位攻防戦第1ラウンドに敗れた。▼田中将が5月17日ロッテ戦から5戦5敗。5連敗は昨年9月20日~10月25日の4連敗を上回り、日本プロ野球では自己ワースト。1試合7失点は11年8月7日の日本ハム戦以来、6度目の自己ワーストタイ。▼田中将の1試合被本塁打4本も自己ワースト。これまで日本では1試合3本以上がなく、ヤンキース時代も4本が最多だった(16、17年に各1度)。日本で2者連続本塁打を許したのは、09年8月14日ロッテ戦でサブロー、大松に打たれて以来2度目。

◆ソフトバンクは今季最多の5本塁打と打線が奮起し連敗を3で止めた。1-3の3回に牧原大の4号3ランで逆転。グラシアルの2打席連続本塁打などで効果的に加点した。楽天は先発の田中将が5回12安打7失点と大乱調だった。

◆マー君との「先発初対決」を制しても、ソフトバンク千賀滉大投手(29)に笑顔はなかった。6回、ジャスト100球を投げ、8被安打4失点。4本塁打を浴びて5回95球、7失点の楽天田中将より長くマウンドに立ったとはいえ、5勝目を素直に喜ぶわけにはいかなかった。「ふがいない投球をしてしまった。野手の方が点を取ってくれてもすぐに追いつかれてしまったり、大事なイニングの先頭バッターを簡単に出してしまったり、反省するところばかりです」。降板後、広報に託したコメントには悔しさがにじんだ。初回に柳田の8号ソロで先制点をもらいながら、直後の2回に茂木に同点被弾。3回には2死三塁から浅村、島内の連続適時打で勝ち越された。6回にも先頭への四球から失点。前回10日ヤクルト戦で、村上に勝ち越し弾を浴びて敗れた。内容的には雪辱のマウンドにはならず。だが、チームはリーグ戦再開の初戦に圧勝。次回こそ、エースの存在感を見せつける。

◆楽天田中将大投手が記録的敗北を喫した。1回、ソフトバンク柳田に先制ソロを浴び、今季11試合目にして初めて初回に失点すると、歯車が狂ったかのように被弾を浴び続けた。3回には牧原大の3ランとグラシアルに2者連続弾。5回には再びグラシアルに2打席連続で打たれた。4被弾はメジャーでは2度あるが、日本では初。田中将は「投げるボールは高かったし甘かった。にしてもホームラン打たれ過ぎやし。話しになんないっすね」と自身に吐き捨てるように言った。5回を投げ、7失点は11年以来、11年ぶりとなる自己ワーストタイ。さらに5連敗も日本ではワーストと、屈辱的な黒星となった。登板中、プレートの踏み出す位置を変えるなど試行錯誤。「ゲームの中でもベストを尽くして、なんとか形になるようにと思ってやりましたけど」と、模索した浮上のきっかけは最後までつかみきれなかった。千賀との侍初先発対決の投げ合いは予想を覆す乱打戦。何よりもチームは首位攻防の初戦を取れず、これで10カード連続初戦を落とし、2位ソフトバンクと0・5ゲーム差に縮まった。「高いボールが多かったし、自分の変化球にしても曲がりがシャープではなかった」と、最後まで反省が口を突いた。▽楽天石井GM兼監督(5回7失点の田中将に)「コントロールにしても、キレ的なものも含めて全体的にボールがぼやけてる感じはあった。いつもみたく意図を感じるボールが少なかったかなと思います」

◆ソフトバンクが今季最多5本塁打の1発攻勢で、楽天田中将を攻略。連敗を3で止め、リーグ戦再開初戦を白星で飾った。藤本博史監督(58)の、試合後の一問一答は以下の通り。-リーグ戦再開の初戦を取った藤本監督 エース同士というかね、うちは千賀が投げて。なかなか本調子とはいえない投球だったんですけど、打線の方が、取られたら取り返すという形でいい形でつながったと思います-乱打戦になった藤本監督 千賀が投げるからそうは点を取られないと思ったんですけどね。楽天の打線もいい打線だし。そういう意味では取れるところでしっかり取らないといけないなと考えていたので。逆転されて、牧原の3ラン。そしてその後のグラシアルの本塁打というのはすごく良かったと思います-5本塁打藤本監督 今シーズン初めてじゃないですかね。こういう本塁打を打てる打者が多いということですよね-いい形で勝利藤本監督 交流戦が終わって、今日からオールスターまで29試合あるんですけど、いい形でスタートが切れたんじゃないかなと思います-打つべき打者が打った藤本監督 やっぱり柳田が打ったり、グラシアルが打ったり、あとデスパイネが打ったりすると、ベンチのムードも良くなる。今日みたいな試合をやっってくれたらありがたいですけどね-先頭打者への四球が目立った藤本監督 そのへんは反省点ですね。点が入った後の先頭打者とかね。そういうところは注意してやってもらわないと。イニングの先頭への四球から点が入るケースが多いのでね。椎野はあそこで代えましたけど、むだな四球はなくしてほしいと思います-試合前は「スモールベースボール」と話していたが藤本監督 そうやって言っておいた方がいいかもわからんね。ホームラン、ぎょうさん出たからね-練習期間中には王会長もゲキ藤本監督 会長が言えば、てきめんにすぐ出ますからね。効果がね-柳田の状態は藤本監督 感じ的には良くなってきたですね。まだちょっとボールに近づいているところはあるんですけど。打球がいい角度で上がりだしているんでね。あとはもう少しのタイミングじゃないかな-交流戦からの悪い流れが変わる藤本監督 交流戦で最後3連敗してね。4日間、試合がなくて。リーグ戦がまた始まったところで、この打ち方というのはね。打線は明日からいい形で入っていけるんじゃないかなと思います-5番牧原大が決勝弾藤本監督 牧原はホームラン打者じゃないんですけどね。つなぎの5番と試合前も言ってたんですけどね。2番打ったり、3番打ったり、5番打ったり、6番打ったり。サード守ったり、セカンド守ったり、ショート守ったり、センター守ったり。レギュラーよりしんどいと思います。それをしっかりジョーカーとしてやってくれているのは本当にありがたい。1年間でけがさせないためには、どこかで休ませないと行けないし。そのへんは考えながら使っていきたいと思います-好投手の田中将を打った藤本監督 当然、野手の方々はそれを自信にして明日から入ってくれたら。明日も明後日も、いい投手が来るので。どんどん積極的にいって、2ストライクアプローチしてくれたらいいんじゃないかなと思います-柳町が復帰し2安打藤本監督 打つ方はいいんですけどね。足の状態がね。タッチアップも少し遅かったし、長くけがにつながったら困るんで。今日も最後まで守らせようと思ってたんですけど。ちょっと見てたらね。怖さがあるんですよ。打撃自体は、2軍に行く前よりいい打撃をしてますよね-甲斐野が今季初登板藤本監督 あのへんはまだまだ、投げてみないとわからないんでね。できるだけ、そういうところで投げさせて。5回以降の投手が楽になってくるところもあるんでね。津森がちょっとバテてきているんで。5日間休んで、どこかで調整登板とかやりながら。勝ちパターンの投手なんでね、間隔開けて悪くなるのも困るのでね-8回は途中から又吉を投入藤本監督 今日は3点差やったら又吉。4点差では行かせないと決めてたんですよ。5点あったんで、投手コーチが椎野で行きましょうと。最初の四球を見て、5点差で何を考えてるんかなと思ってね。ゾーンで勝負する気持ちを持ってもらいたかったんですけどね。又吉は本当は使いたくなかったですけど、使いました

◆ソフトバンクが、今季初の1試合5本塁打で快勝だ。苦手だった楽天田中将大投手(33)を攻略。連敗を3で止め、交流戦明けのリーグ戦再開初戦を白星で飾った。首位楽天には0・5差に接近し、18日にもトップを奪い返す。打線爆発で、リーグ戦再開の初戦に快勝した。「今年は開幕から8連勝できたけど、それくらいの気持ちで」と、開幕ダッシュの再現を狙っていた藤本監督はニンマリ。「交流戦が終わって、今日からオールスターまで29試合あるんですけど、いい形でスタートが切れたんじゃないかなと思います」と、満足そうに笑った。試合前時点で通算4勝17敗と苦手にしていた田中将に、打線が襲いかかった。まずは初回2死で、柳田が右翼テラス席へ先制8号ソロ。低め変化球に体勢を崩しながらも、右手1本でとらえた。「うまく打つことができました」。5月22日ロッテ戦以来、自身19試合ぶりの1発。交流戦で打率2割2分6厘、本塁打なしと苦しんだ主砲が、猛攻へののろしを上げた。2点を追う3回は、1死一、二塁で牧原大が逆転4号3ラン。続くグラシアルも右翼ポール際へ3号ソロをたたき込んだ。5回にはグラシアルが2打席連続となる4号ソロで追加点。さらに柳町にも適時二塁打が出て、田中将にとってNPBワーストタイの失点となる7点目を奪った。終盤も手を緩めず、7回に中村晃の2号2ランでダメ押し。チーム1試合5本塁打は今季初で、昨年5月29日の巨人戦以来となる大当たりだ。試合前には「ホームランが少ないんでね。つないでいかないといけない。スモールベースボールで頑張りましょう」と話していた藤本監督も「そうやって言っておいた方がいいかもわからんね。ホームランようさん出たからね」と、うれしい誤算を喜んだ。交流戦ラストでヤクルトに喫した連敗を3で止め、対楽天の今季連敗も4でストップさせた。首位を直接たたいて、ゲーム差0・5に接近。18日にも、首位を奪い返す。【山本大地】○...今季初登板の甲斐野が自己最速となる160キロを計測した。9回に登板し、先頭武藤の2球目に160キロをマーク。「めちゃくちゃ緊張しました。力み過ぎたが、緊張感がある中でも、上手くコントロールすることができたと思います。今季初登板にしてはできすぎです」と1回1安打3三振の投球を笑顔で振り返ったが、最速更新には「ボール球なので...納得のいくボールではありません」と喜びはなかった。○...柳町が1軍復帰戦でいきなり2二塁打の活躍だ。8番中堅で先発し、2回の1打席目に右中間二塁打すると5回には1死一塁から再び右中間を割る適時二塁打。「打ったのはスライダー。とにかく集中して打席に入りました。高い集中力を出せた結果がタイムリーにつながったと思います」。下半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消されていたが、大きな戦力が戻ってきた。

◆楽天・川島慶三内野手(38)がホークスナインと再会した。2014年7月にヤクルトからトレードでソフトバンクに入団。21年までの8年間、明るいキャラクターと勝負強すぎる打撃でファンに愛され、常勝時代を築いた1人だ。昨オフ戦力外通告を受け、楽天に移籍。6月11日の楽天-巨人戦(楽天生命パーク)では1号3ランを放つなど、新天地でも存在感を放っている。待望だった福岡への帰還だ。まずは藤本監督と城島会長付特別アドバイザーのもとへ。その次は王会長に何度も頭を下げてあいさつした。同級生の松田とは肩を組んで再会を喜んでいた。藤本監督は「絶対打たさんよ。雰囲気を盛り上げるタイプの打者やから。盛り上げられんように」と力を込めていた。

◆ソフトバンク・柳田悠岐外野手(33)が一回2死、田中将大投手(33)から先制の8号ソロを放った。「打ったのはフォークかチェンジアップです。エース千賀が登板なので、なんとか先制点をという思いで打席に入りました。相手も好投手の田中投手なので、とにかく先制となる一打になってよかったです。うまく打つことができました」カウント2-1からの4球目。143キロに泳がされながらも、最後は右手一本になるような形で右中間テラスに運んだ。右翼・武藤も一歩ずつフェンスへと後退し、最後はジャンプするも届かず。ホームを踏んだ後、柳田も着弾点を確認するなど、誰にもまねできないような柳田らしいホームランだった。柳田の本塁打は5月22日のロッテ戦(ペイペイドーム)以来。交流戦では出なかったアーチが、リーグ戦再開1戦目という待望の試合で生まれた。柳田と田中将は同じ1988年生まれ。経歴は違えど、同級生としてともにプロ野球界を盛り上げてきた。東京五輪でもチームメートとなり、金メダル獲得に貢献した。昨年7月13日の楽天戦(ペイペイドーム)でも柳田がアーチを放っていた。

◆楽天先発の田中将大投手(33)が日本球界では自己ワーストとなる3被弾を浴びた。立ち上がりの一回。柳田に143キロのスプリットを捉えられ、右翼席へ8号ソロを浴びた。三回には牧原に右中間へ4号3ラン。続くグラシアルに2者連続弾となる3号ソロを右翼席へ運ばれた。三回終了時点で球数は64を要した。

◆ソフトバンクは今季最多の5本塁打と打線が奮起し連敗を3で止めた。1―3の三回に牧原大の4号3ランで逆転。グラシアルの2打席連続本塁打などで効果的に加点した。楽天は先発の田中将が5回12安打7失点と大乱調だった。

◆ソフトバンクが快勝。千賀滉大投手(29)が6回4失点で5勝目。相手先発の田中将大投手(33)から4発7得点と打線が活発で、連敗を「3」で止めた。試合後、藤本博史監督(58)が代表取材に応じた。主な一問一答は以下の通り。--リーグ戦再開の1戦目を勝利で飾った「うちは千賀、エースが投げて。本調子とはいえない投球でしたけど。打線が取られたら取り返す形で、いい形でつながったと思います」--点の取り合いになった「千賀が投げるからそうは点を取られないと思ったんですけど。楽天もいい打線だし、取れるところでしっかり取らないとと考えていた。(三回1死一、二塁の)牧原大の逆転3ラン、その後のグラシアルのホームランがよかったと思います」--牧原大の逆転3ランが貴重だった「つなぎの5番ときょうも試合前に話していた。2番打ったり3番打ったり5番打ったり6番打ったり、サード守ったりショート守ったりセカンド守ったりセンター守ったり。本当に大変な、レギュラーよりしんどいと思います」--最終的に5発が生まれた「今シーズン初めてじゃないですかね。こういうのを打てる打者が多いということですね」--柳田、グラシアルと交流戦で苦しんだ打者に一発が出た「交流戦が終わって、きょうからオールスターまで29試合ありますけど、いい形のスタートが切れたんじゃないかと思います」--柳田も打球があがってきた「感じ的にはよくなってきた。打球が上がり出したので。あとはもう少しのタイミングだけじゃないかなと」--打線も活発になってきた「交流戦に最後3連敗(10日からヤクルトに3連敗)して、4日間試合がなくて。リーグ戦が始まったところで、この打ち方はね。あすからいい形で入っていけるんじゃないかと思います」--試合前はスモールベースボールだと「言うとった方がいいかもわからんね。ようさんホームラン出たからね」--守備面ではイニングの先頭で出塁を許す場面が多かった「そのへんは反省点ですね。点が入った後の先頭打者は注意してもらわないと。イニングの先頭の四球から点が入るというのが多いので。無駄な四球はなくしてほしいと思います」--課題と収穫が出た試合だった「投手陣は頑張ってきてくれているので。反省はしっかりして、またあすから新たにやってほしいと思います」

◆ソフトバンクの甲斐野央投手が17日、ペイペイドームで行われた楽天6回戦の九回に救援登板し、自己最速となる160キロをマークした。プロ野球最速は巨人のビエイラ投手が2021年8月に記録した166キロで、日本選手最速は米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手が日本ハム時代に出した165キロ。) 甲斐野は兵庫・東洋大姫路高―東洋大を経て、19年にドラフト1位で入団。速球が武器の右投手で、同年に65試合に登板しチームの日本一に貢献した。その後は右肘のけがなどもあり、今季初登板だった。試合後に「めちゃくちゃ緊張した。ボール球だったので、納得はしていない」と球団を通じてコメントした。

◆楽天先発の田中将は日本球界で自己ワーストとなる4被弾を含む、5回12安打7失点。自身5連敗で今季6敗目を喫した。一回、柳田の8号ソロで先制点を献上。三回には牧原に3ランを浴び、続くグラシアルに2者連続弾を右翼席へ。グラシアルには五回にも再び右翼席へ運ばれ、2打席連続弾を許した。石井監督の一問一答は以下の通り。--先発の田中将について「今日は全体的にボールがちょっとボヤけていた感じがあるので、コントロールにしてもそうですし、そのキレ的なものも含めて全体的にボールがぼやけている感じはあったので、いつもみたくなかなか意図を感じるボールが少なかったかなと思います」--状態がよくなかった「状態は別にいい時も悪い時もあるので、それは良ければ抑える、悪ければ打たれるというピッチャーではないので、しっかりとその日その日の状態の中でしっかりとなんとか試合中にしようという部分はあるんですけど今日はちょっとどうにもいかなかったのかなと思います」--打線は千賀から早い回に点を取れた「打線の方はいいアプローチができていたので、そのまま引き続き試合には負けましたけど打線は内容はある感じ。引き続きやっていければいいんじゃないかなと思います」--田中将のボールがボヤけた原因「そこは本人じゃないのでわからないですけど、次の6日間を使って、しっかりと微調整をしていければいいかなと思います」

◆下半身のコンディション不良で、4日以来に復帰したソフトバンクの柳町が2安打1打点と万全ぶりをアピールした。田中将から右中間を破る2本の二塁打を放ち、打率は3割1分2厘に上昇。「挑戦者の気持ちで、集中して挑んだ結果があの打席につながった」と喜んだ。3年目で初めて1軍での出場機会が多く、疲労の蓄積などから出場選手登録を外れていた。福岡県筑後市のファーム施設で調整し、戦列に戻った。「監督や筑後でサポートしてくれたトレーナーの皆さんに感謝したい」と実感を込めた。

◆身長172センチ。ホークスを支える「ジョーカー」が、楽天・田中将から強烈な一撃だ。ソフトバンク・牧原大が4号逆転3ラン。試合もチーム状況も、すべてをひっくり返す渾身のひと振りで楽天に0・5ゲーム差に迫った。「いい投手なので、向かっていく気持ちで打っただけです」1-3の三回1死一、二塁。136キロスライダーを振り抜くと、白球は右中間席に着弾した。日米通算185勝、4歳上の田中将からの一発に「高校時代からすごい人。胸を借りるくらいのつもりでいきました」。チームの連敗は「3」でストップ。牧原大が今季本塁打を放てば4戦4勝だ。) 打線は今季最多の5発。田中将からは7得点で、プロデビュー戦だった2007年3月29日(当時ヤフードーム)を含め2度あった6得点を更新した。二遊間や三塁、外野も守る牧原大の万能な役割を「ジョーカー」と表現する藤本監督も「2番、3番打ったり、6番打ったり。サードとかセンター守ったり。本当に大変、レギュラーよりしんどいと思う」と最敬礼した。熊本・城北高から2011年育成ドラフト5位で入団。同4位だった千賀、同6位だった甲斐とは同期&同級生で、今はそれぞれがホークスを支える頼もしい柱となった。チームの勝利が最優先だが、絶対にかなえたい夢が一つある。「いつか千賀と拓也(甲斐)と3人で(お立ち台に)立ちたい気持ちはずっとある。千賀が投げる試合は思っているので。きょうも一生懸命投げていたので、何とかしてやりたいという気持ちはすごくあります」もっともっと世間に定着してほしい「ジョーカー」の呼び名。ホークスが誇る最高の切り札だ。(竹村岳)

◆楽天・田中将大投手(33)が日本球界では自己ワーストとなる4本塁打を浴び、5回12安打7失点。自身5連敗で6敗目を喫した。「ボールが高かったし甘かった。それにしてもホームランを打たれ過ぎだし、話にならない」立ち上がりに柳田に8号ソロを許し、今季11試合目の登板で初めて一回に失点。3-1で迎えた三回は牧原大に逆転3ランを浴び、続くグラシアルにも一発を喫した。五回はグラシアルに再び右翼席へ運ばれた。4本塁打のうち3本は変化球を捉えられ、「変化球にしても曲がりがシャープではなかった」と唇をかんだ。石井監督は「いつもみたいに意図を感じるボールが少なかった」。その上で「次の6日間を使って、しっかりと微調整を」と、次戦に期待した。(加藤次郎)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
35251 0.583
(↓0.01)
-
(-)
82212
(+4)
183
(+9)
38
(+1)
46
(-)
0.237
(↑0.001
2.900
(↓0.1)
2
(-)
ソフトバンク
35261 0.574
(↑0.007)
0.5
(↓1)
81249
(+9)
191
(+4)
40
(+5)
36
(+1)
0.266
(↑0.001
2.800
(↓0.02)
3
(-)
西武
31321 0.492
(↑0.008)
5.5
(↑1)
79207
(+4)
191
(+2)
49
(+1)
29
(-)
0.227
(-)
2.500
(↑0.01)
4
(1↑)
ロッテ
30331 0.476
(↑0.008)
6.5
(↑1)
79209
(+7)
219
(+4)
38
(-)
65
(+4)
0.220
(-)
2.860
(↓0.02)
5
(1↓)
ORIX
30350 0.462
(↓0.007)
7.5
(-)
78176
(+2)
211
(+4)
24
(+1)
33
(-)
0.230
(-)
2.920
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
26380 0.406
(↓0.007)
11
(-)
79221
(+4)
242
(+7)
50
(+1)
45
(-)
0.241
(↑0.001)
3.600
(↓0.04)