ソフトバンク(★0対3☆)ヤクルト =交流戦3回戦(2022.06.12)・福岡PayPayドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ヤクルト
0000000303601
ソフトバンク
0000000000600
勝利投手:高橋 奎二(5勝1敗0S)
敗戦投手:又吉 克樹(1勝3敗1S)

本塁打
【ヤクルト】塩見 泰隆(10号・8回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ ソフトバンク戦チケット予約 ヤクルト戦チケット予約

DAZN

◆ヤクルトが投手戦を制した。ヤクルトは0-0で迎えた8回表、長岡の適時打と塩見の2ランで3点を挙げ、試合の均衡を破る。投げては、先発・高橋が9回無失点10奪三振の快投。今季5勝目を完封で飾った。敗れたソフトバンクは、先発・和田が好投するも、打線が援護できなかった。

◆ヤクルトは交流戦でソフトバンク戦2戦2勝。交流戦でソフトバンク戦に全勝したのは07年巨人、横浜、12年巨人、21年ヤクルトの4度だけ。ヤクルトがセ初のソフトバンク戦2年連続全勝を目指す。

◆櫻坂46の関有美子(23)が始球式を行った。「すごく華やかで、かわいくてうれしいです」と話すピンクを基調としたタカガールデーの特別ユニホームを着て登場。背番号は「46」で、ツーバウンド投球だったが、爽やかな笑顔を見せた。 福岡県出身で、デスパイネのファンという関は「60点です。練習の時は届くかなと思ったのですが、本番は緊張しすぎてしまいました。今日はありがとうございました」と振り返った。

◆ソフトバンク松田宣浩内野手(39)が珍しいけん制死を食らった。0-0の3回だ。先頭打者の松田は中前打で出塁。9番甲斐を迎えたところで、ヤクルトの先発高橋は初球を投げる前に一塁にけん制球を送った。タイミングは余裕のセーフだったが、一塁手のオスナは、松田がスライディングから起き上がる過程で一瞬ベースから離れた隙をついてタッチした。ヤクルトの高津監督がリクエストを要求し、判定はアウトに覆った。無死一塁が1死走者なしと代わり、甲斐は中飛。続く野村勇も空振り三振に倒れ、無得点に終わった。

◆29歳の誕生日を迎えたヤクルト塩見泰隆外野手が、2年連続2ケタ本塁打となる10号2ランを放った。1点リードの8回1死二塁、ソフトバンク又吉の5球目を捉え、ライナーで左翼テラス席へ運んだ。「長岡が先制点をとってくれて、楽な気持ちで打席に入れました。長岡に感謝です」と、直前に先制の適時二塁打を放った9番長岡に感謝した。

◆ソフトバンクが今季7度目の完封負けで、2度目となる同一カード3連戦3連敗を喫した。交流戦は9勝9敗と勝率5割でフィニッシュ。試合後の藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。?-先発の和田は6回1安打無失点の好投「良かったですよ。本人もいきたいつもりはあるけど、少し張りが出てきたということで。今まで100球投げてないし、80~90球で終わってる。前回も足がつって終わってるから『行けるか?』って聞いたら『いきたいですけど張りが』っていうところでね。そこでもう代わろうということで。いいピッチングしてくれた。飛ばしてくれましたよ最初から」-ここ2試合やられていた村上にも内角攻め「今日はバッテリーでしっかりそこは。2試合村上にやられたといっても過言じゃないけど、そこはバッテリーでしっかり工夫してインコース攻めをやってくれましたよね。攻めて、攻めてのフォアボールはOKということだったので、そういうところで抑えられたというのはある」-打線も援護したかったが無得点「まぁまぁピッチャーが良かったらそう簡単につながることもないと思いますけど。一応これで一区切り、交流戦が終わった。ヤクルトに3連敗はしましたけど、これは悔しいけど、(交流戦は)9勝9敗で5分ということで、悲観することもないし、目指すはペナントレースなので。17日から楽天戦。明日、明後日休んで、2日間練習して。1日しか休みがない人もいますけど、2軍の試合に行く人もいますけど、そこはしっかりいい4日間にして、17日からの楽天戦、オリックス戦と5試合ありますけど、そこを万全で、開幕戦のつもりでやっていきたいと思います」-松田が3回にベースを離れた一瞬をつかれてけん制死を食らった「まぁーね。面白いことをやってくれますね。初めて見たよ、ああいうの。痛いけど、ボーンヘッド。野球にはつきものですから。それをなくしていくのが。1回すれば2回目はない、それがプロですから。そこはもう、次回からそういうことないと思うし。(野村)勇も最後は(8回オスナの三塁強襲の当たりが)ヒットになってしまいましたけど、あれもいい経験。いいミスの経験というかね。次回はあれで体をこっちに向けていいんだとかね。その辺は守備コーチとしっかりこの4日間で反省してもらって、また後半頑張ってもらう形でやっていきたいと思います」-又吉は疲れもあるか「みんな疲れありますよ」

◆29歳の誕生日を迎えたヤクルト塩見泰隆外野手が2年連続2ケタ本塁打となる10号2ランを放った。1点を先制した直後の8回1死二塁。又吉からライナーで左翼テラス席へ運び「コンパクトに振ろうと思った結果が、ああなってくれたのでよかったです」と喜んだ。バースデー弾にベンチに向かって指で「29」の数字を書くパフォーマンスには「ちょっとやりすぎたかなと。ホークスの選手が嫌な気持ちになっていたら本当に申し訳ない。気を付けたいと思います」と反省した。ヤクルト長岡(8回に先制の適時二塁打)「(先発の高橋)奎二さんが頑張っていたので、何とか援護したかったです」ヤクルト高津監督(交流戦を14勝4敗の"完全優勝"で終え)「僕は非常に節目を重要視するので、18試合のスタートであったり、今日の18試合目であったり、しっかり戦えたのはよかったなと思います」

◆ソフトバンクが今季7度目、交流戦では3度目となる完封負けを喫した。今季2度目の同一カード3連戦3連敗で、ヤクルトには昨季から6連敗。交流戦は9勝9敗でフィニッシュとなり、藤本博史監督(58)は「悲観することもない。目指すはペナントレースなので」と前を向いた。珍しいけん制死が痛かった。0-0の3回だ。先頭松田が中前打で出塁。9番甲斐を迎えたところで、ヤクルト高橋は初球を投げる前に一塁にけん制球を送った。タイミングは余裕のセーフ...だったが、一塁手のオスナは、松田がスライディングから起き上がる際、一瞬ベースから離れた隙をついてタッチ。ヤクルト高津監督がリクエストを要求し、判定はアウトに覆った。無死一塁が1死走者なしに縮んだ。この試合唯一の先頭打者の出塁だっただけに、手痛いミスだった。指揮官は「初めて見たよ、ああいうの」と苦笑いを浮かべつつ「痛いけど、ボーンヘッド。野球にはつきものですから。1回すれば2回目はない。それがプロですから。次回からそういうことないと思う」と、ベテラン39歳に奮起を促した。リーグ戦は首位楽天を1.5差で追う2位。リーグ戦の再開は17日で、ソフトバンクはその楽天を本拠地に迎えての3連戦だ。奪還の条件は2勝1分以上。藤本監督は「開幕戦のつもりでやっていきたいと思います」と、手綱を締めて球場を後にした。【只松憲】

◆ヤクルト高橋奎二投手(25)がレギュラーシーズン初の完封を無四球で飾り、自己最多の5勝目を挙げた。最速151キロの直球を軸に118球、6安打10奪三振。昨季日本シリーズ第2戦以来の完封劇に「中盤から後半にかけて変化球も入り、それが完封につながったのかなと思います」と喜んだ。チームは交流戦を14勝4敗で終了。18試合制となってからの最多勝で、4年ぶりの交流戦完全制覇に花を添えた。1年間の成長を示した。21年6月13日、同じペイペイドームで、同じ和田と投げ合った。シーズン初登板で6回1/3を2失点。初勝利を挙げた1年前を振り返り「去年は緊張だったんですけど、今日はしっかり投げ勝つぞという気持ちでマウンドに立てたので良かった」とうなずいた。5月14日に誕生日を迎え、25歳になった。「もう25歳かって。それこそ家族もできましたし、なんとか守らないといけないという気持ちもあります。徐々に私生活から成長できるようにして、それを野球に生かせたら」。大人の自覚を深めた一方で、若き日の思い出に刺激を受けた。日刊スポーツの公式YouTubeチャンネルで公開された、母校・龍谷大平安(京都)の密着動画だ。ひたむきに白球を追う後輩の姿に「懐かしいなあ...」と当時を思い出しつつ「(原田英彦)監督が怒ってる場面とか見ると、今でも(気が)締まりますね」と気を引き締め直した。交流戦で会心のフィニッシュを決め、チームは2位巨人に7ゲーム差と独走態勢に入った。「この調子で後半も、しっかり勝てるように頑張っていきたい」。まだまだ成長を続ける左腕も、さらなる健闘を誓った。【鈴木正章】

◆櫻坂46の関有美子(23)が始球式を行った。「すごく華やかで、かわいくてうれしいです」と話すピンクを基調としたタカガールデーの特別ユニホームを着て登場。背番号は「46」で、ツーバウンド投球だったが、爽やかな笑顔を見せた。 福岡県出身で、デスパイネのファンという関は「60点です。練習の時は届くかなと思ったのですが、本番は緊張しすぎてしまいました。今日はありがとうございました」と振り返った。

◆勝たせてやりたかった。ソフトバンク和田が日本一のヤクルト打線を6回1安打無失点の好投を見せながら、またしても勝利を手にすることはできなかった。41歳3カ月のベテラン左腕はお手本のような「攻め」の投球だった。立ち上がりから強気だった。初回、先頭塩見、山崎に10球連続して直球を投げ込み、ともに空振り三振に切った。3番山田をフルカウントから歩かせてしまったが、4番村上には直球をほぼ内角に投げ込み、最後も内角への143キロのツーシームで空を切らせた。許したヒットは3回の塩見の二塁打のみ。今季自身最多となる8三振を奪う渾身(こんしん)の96球だった。「自分が持っている力を出すことができたと思います」。降板後はベンチで戦況を見守ったがチームは完敗した。5月29日の広島戦(ペイペイドーム)で先発好投も4回途中に左足太もも裏がつり62球でマウンドを譲った。チームは3本塁打など打線も着実に得点。8-0の完勝となっただけに無念の降板だった。「足はもう大丈夫です。最後にやってしまいましたね」。試合後、和田は苦笑いでそう言った後に「次はもっと投げられるように、しっかり走り込んできます」と口元を引き締めていた。翌30日に登録抹消され、中14日で挑んだ雪辱のマウンドだった。日米通算150勝に王手をかけながら勝ち星に恵まれないベテラン左腕の粘投を思うと、序盤に制球に苦しんでいたヤクルト先発高橋を打線が早めに攻略してれば...と、悔しさも募るが投打は持ちつ持たれつの間柄。2年連続して対ヤクルト3連敗で幕を閉じた今交流戦だが、和田の好投はリーグ戦再開に向けて大きな収穫となったことは確かだろう。前回登板では自己最速となる149キロを計測した。「進化」の自覚とともに、今シーズンは目標とする6年ぶりの「完投」を達成してもらいたいものだ。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

◆ソフトバンク・藤本博史監督(58)が試合前に代表取材に応じた。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)について話した。「こっちは要警戒って言っているけど、要警戒しているにもかかわらずホームランを3本打たれた。そこはちょっとバッテリーで考えてもらわないと。きのうも投手コーチ、バッテリーコーチと話し合ったけど」11日に19号満塁弾含む2発6打点。10日の第1戦でも一発を許し、2戦3発と藤本監督も「無双状態だから」と表現した。球界を代表する若きスラッガーに、何度も警戒という言葉を使って、厳しい攻めをしたいと強調した。「攻めて攻めての四球でいいんじゃないの。要注意じゃないからね、要警戒だから。村上に(走者を)ためて回そうという形になっているよね」村上の6月成績は打率・483、4本塁打、10打点。この日の先発は和田。交流戦最後の一戦で敵の主砲を抑えて、白星で締めくくりたい。

◆交流戦の優勝を決めているヤクルトが八回に均衡を破った。八回、1死二塁で9番・長岡が又吉から中越え適時二塁打で先制。続く塩見が左越え10号2ランを放った。長岡は「打ったのはスライダーです。ケイジさんが頑張っているのでなんとか援護したかったです」とコメント。塩見は「打ったのはカットボールです。長岡が先制点をとってくれて楽な気持ちで打席に入れました。長岡に感謝です」と同僚をたたえた。

◆交流戦の優勝を決めているヤクルトは先発の高橋奎二投手(25)が6安打完封し、5勝目(1敗)を挙げた。打線は八回に均衡を破った。1死二塁で9番・長岡が又吉から中越え適時二塁打で先制。続く塩見が左越え10号2ランを放ち、チームは5連勝。両リーグ最速で40勝(21敗1分け)に到達した。高橋の完封勝利は昨年のオリックスとの日本シリーズ第2戦で経験しているが、レギュラーシーズンでは初めて。球数は118で、10奪三振、無四球の快投だった。

◆交流戦の優勝を決めているヤクルトは先発の高橋奎二投手(25)が6安打完封し、5勝目(1敗)を挙げた。高橋の完封勝利は昨年のオリックスとの日本シリーズ第2戦で経験しているが、レギュラーシーズンでは初めて。球数は118で、10奪三振、無四球の快投だった。高橋のヒーローインタビューは以下のとおり。--昨日交流戦優勝を決めての一戦「自分は明日(12日)の試合ってことだったんで、気を緩めることなく昨日は集中して過ごしました」--プロ入り初の完封「序盤は変化球が入らなくて不安定だったんですけど、中盤から後半にかけて入り出したので、それが完封に繋がったのかなと思います」--どのあたりから完封を意識?「いつも最後までと思って投げているので(笑)。きょうは相手打線がちょっと早く打ち始めていたので、なんとか初球から勝負しようと思って投げていました」--八回には打線が援護「粘って自分も投げてましたし。塩見さんがバースデーアーチを自分で打ってたので、僕も勝ちをつけられるようにと思って投げてました」--この後に向けて「この調子でしっかり勝てるように頑張っていきたいと思います」--金曜日からリーグ戦再開「今日も遠いところまで応援ありがとうございます。チームは緩むことなくリーグ優勝に向けて頑張りたいと思います。また熱いご声援よろしくお願いします」

◆ソフトバンクはヤクルトに3連敗し、交流戦を9勝9敗で終えた。相手先発の高橋奎二投手(25)に完封勝利を許してしまった。試合後、藤本博史監督(58)が代表取材に応じた。一問一答は以下の通り。――先発・和田は6回無失点「良かったですよ。本人もいきたいつもりがあるけど、少し張りが出てきたということで。今まで100球投げていない。だいたい80球とか90球で終わっているので。前回(5月29日、広島戦、ペイペイドーム)も足がつって終わっているから。いけるか?といったら『いきたいですけど張りが...』というところで、じゃあ代わろうと。いいピッチングしてくれました。飛ばしてくれましたよ、最初から」――村上に対しても内角攻めを貫いた「きょうはバッテリーで、そこは2試合やられているので。2試合は村上にやられたといっても過言ではないですけど、そこはバッテリーでしっかり工夫してインコース攻めしてくれましたね。攻めての四球はOKだからということで」――相手投手の高橋に完封を許した「(相手の)ピッチャーが良かったらね、そう簡単につながることはないと思いますけど。一応これでひと区切り、交流戦は終わったので。ヤクルトには3連敗しましたけど、これは悔しいけど9勝9敗。5割で悲観することもない。目指すはペナントレースなので。17日から楽天戦(ペイペイドーム)。あしたあさっては休んで、2日間練習して。そこはしっかり、いい4日間にして。17日からの楽天戦と、オリックス戦(21日から2連戦、京セラ)とで5試合ありますけど。万全で、開幕戦のつもりでやっていきたいと思います」――三回無死に松田が中前打。牽制(けんせい)球で、体がベースから離れる瞬間にタッチされてアウトになった「初めて見たよ。痛いけど、まあまあ、ボーンヘッドは野球につきものですから。それをなくしていく、1回すれば2回目はないのがプロですから。(野村)勇も、ヒットにはなりましたけど(八回先頭、オスナの強烈な打球を三塁・野村勇が止められず左前打。その後に決勝点を献上した)。いいミスの経験というか。次回は体をこっちに向けて(止める)いくとか。守備コーチがしっかりこの4日間で、反省してもらって。また後半頑張ってもらえたら」――八回に登板した又吉が3失点で3敗目。疲れなど「みんな疲れありますよ」

◆ソフトバンクの和田は今季初めて6回を投げ切り、1安打無失点と好投した。勝利には結びつかなかったものの、切れのある球を制球良く投げ込み今季最多の8奪三振。「自分が持っている力を出すことができた」とうなずいた。一回2死から3番の山田に四球を与え、2戦で3本塁打の村上との勝負を迎える。厳しく内角を攻め、フルカウントからの7球目、143キロの速球を内寄りに投じ空振り三振に打ち取った。四回の第2打席は二ゴロに。老練な投球術も駆使して強打者を封じた。

◆ヤクルトに3連敗。昨年も合わせると、2年越しの6連敗となった。交流戦を9勝9敗で終えた藤本監督は「5割で悲観することもない。目指すはペナントレースなので」と必死に前を向いた。相手投手の高橋の前に10三振を奪われ無得点。「(相手の)ピッチャーが良かったらね、そう簡単につながることはないと思いますけど」と、もどかしそうな表情だった。

◆値千金の一発で29歳の誕生日を自ら祝った。ヤクルト・塩見泰隆外野手が、1―0の八回に10号2ランをマーク。「芯に当たったので、頼むから外野の頭を超えてくれと思って走っていた。バースデー弾は人生初めて。われを失ってしまった」と破顔一笑した。長岡が均衡を破る適時二塁打を放ち、なお1死二塁。又吉のカットボールを捉え、左翼テラス席へ運んだ。拍手に包まれながら心地良さそうに三塁ベースを走り抜けると、ベンチに向かって指で「29」を書くパフォーマンス。ただ、これには対戦相手の気持ちなどに思いを巡らせ「ちょっとやりすぎたかなと。反省しています」と殊勝に振り返った。) 試合前には主将の山田からTシャツを贈られた。2年連続の2桁本塁打を達成した頼れる1番打者は「20代最後の年。去年の成績を超えられるように精進していくだけです」と力強かった。

◆「日本生命セ・パ交流戦」が12日、全日程を終えた。11日に優勝を決めたヤクルトは、ソフトバンク最終戦(ペイペイドーム)に3―0で勝利。高橋奎二投手(25)が6安打無失点で、レギュラーシーズンでは初の完封勝利を飾った。チームは5連勝で、両リーグ最速の40勝到達。球団3度目で過去2度とも日本一のV率100%だ。交流戦の勝率・778は18試合制となった2015年以降で歴代最高を記録。2位・巨人とは今季最大の7ゲーム差となった。連覇を目指すリーグ戦は17日から再開する。) 渾身の118球目。高橋が「おりゃあ!」と投げ込んだチェンジアップで、柳田を二ゴロに打ち取った。プロ7年目の初完封。心地よい汗をぬぐいながら、マウンドで満面の笑みを浮かべた。「いつも最後までと思って投げている。今日は相手打線が早く打ち始めていたので、初球から勝負球と思って投げていました」最速151キロを計測した直球と、110キロ台のスライダー、チェンジアップで球速差は40キロ以上。緩急で相手のタイミングをずらし、圧巻の奪三振ショーを演じた。七回は2番・今宮と3番・柳田を直球で、4番・デスパイネはチェンジアップで3者連続の空振り三振。強力打線を相手に、無四球で自己最多タイの10三振を奪った。昨年11月21日の日本シリーズ第2戦(対オリックス、京セラ)で完封勝利を挙げている25歳だが、レギュラーシーズンでは初完封。記録ずくめの1勝で自己最多のシーズン5勝目を手にした。 ペイペイドームは思い出が詰まった球場だ。昨季初登板は6月13日のソフトバンク戦。七回途中2失点の好投で、勝利をつかんだ。そのときも投げ合ったのは先発左腕の大先輩、和田だった。「去年の初めの試合は非常に大きかった。そこから成長できた」。1年で技術はもちろん、精神的にも成長し、常々「最後まで投げ切れるようにしたい」と口にするようになった。この日も6回1安打無失点の41歳左腕と堂々の投手戦を演じ、最後までマウンドを守り抜いた。7年目の飛躍へ、京都・龍谷大平安高時代に行っていたルーティンを再び導入した。練習中や登板前に立った状態からブリッジをしている。「高校は(体作りに)すごく大事なトレーニングをしている。思い出してやっています」。エンゼルス・大谷やロッテ・佐々木朗らも取り入れているブリッジは、腹筋や背筋、脇腹など体幹部の柔軟性が必要で、肩甲骨周辺の可動域を広げる効果もある。柔軟性が向上し、しなやかな腕の振りにもつながった。チームは今季最多タイの5連勝で交流戦をフィニッシュ。18試合制となった2015年以降の交流戦では最高勝率・778(14勝4敗)をマークした。球団3度目となる両リーグ最速の40勝到達で、過去2度(1995、97年)とも日本一に輝いている〝吉兆〟データもある。貯金は今季最多の「19」で2位・巨人とは7ゲーム差に広げた。独走態勢に入り、17日の広島3連戦(神宮)からリーグ戦が再開する。「しっかり戦えたのはよかったなと。またリフレッシュして、後半にいいスタートが切りたい」と高津監督は先を見据えた。球団初の交流戦V、リーグVのダブル制覇へ-。燕の快進撃は止まらない。(森祥太郎)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
1440 0.778
(↑0.013)
-
(-)
078
(+3)
51
(-)
24
(+1)
13
(-)
0.265
(↓0.005)
2.480
(↑0.15)
2
(-)
阪神
1260 0.667
(↑0.02)
2
(-)
062
(+9)
38
(+1)
10
(+1)
19
(-)
0.253
(↑0.003)
1.960
(↑0.05)
3
(-)
ロッテ
1080 0.556
(↑0.027)
4
(-)
066
(+5)
59
(+4)
17
(+1)
15
(+1)
0.232
(↑0.005)
3.000
(↓0.06)
4
(1↓)
ソフトバンク
990 0.500
(↓0.029)
5
(↓1)
068
(-)
45
(+3)
11
(-)
13
(-)
0.267
(↓0.003)
2.520
(↓0.03)
5
(1↑)
西武
990 0.500
(↑0.029)
5
(-)
069
(+11)
55
(-)
20
(+4)
12
(-)
0.237
(↑0.008)
2.600
(↑0.16)
6
(3↓)
DeNA
990 0.500
(↓0.029)
5
(↓1)
059
(+4)
56
(+5)
15
(+1)
7
(-)
0.254
(↓0.001)
2.600
(↓0.16)
7
(1↓)
楽天
990 0.500
(↑0.029)
5
(-)
050
(+9)
56
(+2)
9
(+2)
9
(-)
0.228
(↑0.004)
3.130
(↑0.07)
8
(2↑)
日本ハム
8100 0.444
(↑0.032)
5
(↑1)
069
(+2)
66
(-)
11
(-)
11
(+1)
0.257
(↑0.002)
3.470
(↑0.21)
9
(3↓)
ORIX
8100 0.444
(↓0.027)
6
(↓1)
053
(+1)
57
(+9)
6
(-)
6
(-)
0.263
(↓0.006)
2.800
(↓0.37)
10
(4↓)
巨人
8100 0.444
(↓0.027)
6
(↓1)
061
(+2)
78
(+9)
18
(+1)
16
(-)
0.227
(↓0.002)
4.100
(↓0.33)
11
(1↓)
中日
7110 0.389
(↓0.023)
7
(↓1)
045
(-)
69
(+2)
7
(-)
5
(-)
0.229
(-)
3.650
(↑0.08)
12
(-)
広島
5130 0.278
(↓0.016)
9
(↓1)
033
(-)
83
(+11)
2
(-)
2
(-)
0.217
(↓0.007)
4.380
(↓0.44)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
40211 0.656
(↑0.006)
-
(-)
81244
(+3)
195
(-)
64
(+1)
39
(-)
0.241
(↓0.001)
2.730
(↑0.05)
2
(-)
巨人
36310 0.537
(↓0.008)
7
(↓1)
76250
(+2)
272
(+9)
68
(+1)
33
(-)
0.241
(↓0.001)
3.580
(↓0.09)
3
(-)
広島
30322 0.484
(↓0.008)
10.5
(↓1)
79235
(-)
227
(+11)
26
(-)
10
(-)
0.249
(↓0.002)
3.320
(↓0.13)
4
(1↑)
阪神
29351 0.453
(↑0.009)
12.5
(-)
78206
(+9)
185
(+1)
45
(+1)
48
(-)
0.232
(↑0.001)
2.650
(↑0.02)
5
(1↓)
DeNA
26320 0.448
(↓0.008)
12.5
(↓1)
85198
(+4)
243
(+5)
43
(+1)
21
(-)
0.250
(-)
3.750
(↓0.03)
6
(-)
中日
27350 0.435
(↓0.008)
13.5
(↓1)
81188
(-)
236
(+2)
35
(-)
20
(-)
0.241
(-)
3.680
(↑0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
35241 0.593
(↑0.007)
-
(-)
83208
(+9)
174
(+2)
37
(+2)
46
(-)
0.236
(↑0.001)
2.800
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
34261 0.567
(↓0.009)
1.5
(↓1)
82240
(-)
187
(+3)
35
(-)
35
(-)
0.265
(↓0.001)
2.780
(↓0.01)
3
(1↑)
西武
30321 0.484
(↑0.009)
6.5
(-)
80203
(+11)
189
(-)
48
(+4)
29
(-)
0.227
(↑0.002)
2.510
(↑0.04)
4
(1↓)
ORIX
30340 0.469
(↓0.007)
7.5
(↓1)
79174
(+1)
207
(+9)
23
(-)
33
(-)
0.230
(↓0.001)
2.900
(↓0.1)
5
(-)
ロッテ
29331 0.468
(↑0.009)
7.5
(-)
80202
(+5)
215
(+4)
38
(+1)
61
(+1)
0.220
(↑0.002)
2.840
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
26370 0.413
(↑0.01)
11
(-)
80217
(+2)
235
(-)
49
(-)
45
(+1)
0.240
(↑0.001)
3.560
(↑0.06)