西武(★3対6☆)広島 =交流戦1回戦(2022.06.10)・ベルーナドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
広島
01111110061112
西武
2001000003411
勝利投手:野村 祐輔(1勝0敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝1敗13S))
敗戦投手:髙橋 光成(4勝6敗0S)

本塁打
【広島】菊池 涼介(2号・5回表ソロ),坂倉 将吾(4号・6回表ソロ)
【西武】山川 穂高(19号・1回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 西武戦チケット予約 広島戦チケット予約

DAZN

◆広島は3-3で迎えた5回表、菊池涼のソロが飛び出し、勝ち越しに成功する。続く6回に坂倉のソロで加点すると、7回には菊池涼が適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・野村が6回途中3失点で今季初勝利。敗れた西武は、先発・高橋光成が試合をつくれなかった。

◆西武山川穂高内野手(30)が先制の19号2ランを放った。1回2死一塁。広島野村の高め142キロツーシームを捉えきった。大きな放物線を描いた打球は切れずに、左翼スタンドの上段まで飛んでいった。4試合ぶりの1発。エース高橋に初回から2点の先取点をプレゼントした。ゆっくりとダイヤモンドを1周。ベンチでハイタッチを終えると「どすこい」の声を響かせた。「切れなくて良かったですね。打てて良かったです」と話した。

◆西武は3回表の守備でリクエストの権利を使い切った。1度目は2回裏の攻撃。2死から外崎の三ゴロで、一塁判定アウトでリクエストするも覆らず。2度目は3回表の守備。1死満塁から広島松山の二ゴロで併殺を狙うも一塁はセーフの判定だった。1度失敗していたが、アウトなら失点を防げる場面。早くも2度目のリクエストをしたが、またも判定は変わらなかった。

◆広島菊池涼介内野手(32)が2号ソロを放ち、チームの連続試合本塁打なしを「15」で止めた。球団ワースト記録の16試合(54年)にあと1試合に迫っていたが、土壇場で負の記録更新は免れた。3-3の5回2死から西武先発高橋光成投手(25)のカーブを強振し、左翼スタンドに運んだ。自身、3月26日DeNA戦(横浜)で放ったチーム1号以来の本塁打。「祐輔(野村)が頑張って投げているので、良い追加点になって良かったです」。20年9月30日巨人戦以来、618日ぶり白星を目指す先発右腕に貴重な勝ち越し点を与えた。チームとしては5月22日に堂林翔太内野手(30)が放って以来、16試合ぶりの本塁打となった。交流戦ではチーム初本塁打。交流戦の本塁打最少記録は16年阪神の3本。▼セ・リーグで15試合以上本塁打が出なかったのは、ワースト3位タイ。リーグ最長は52年松竹の18試合。広島では54年に記録した球団ワーストの16試合にあと1試合に迫っていた。

◆西武先発の高橋光成投手は、15試合連続で本塁打が出ていなかった広島打線にソロ2発を浴びてしまった。5月13日以来の5勝目を目指したが、6回9安打5失点。エースの役割を果たせなかった。まず1発目。3-3の5回。味方が同点に追いついてくれた直後だった。2アウトは6球で簡単に取った。その後に落とし穴が待っていた。菊池涼への2球目。114キロカーブは少し高かった。芯ですくわれた。高く上がった打球は左翼スタンド最前列に着弾。広島に交流戦初本塁打を献上した。しかも、それは与えたくなかった勝ち越しの1点となった。さらに2発目も許してしまった。6回1死から坂倉にライナーでバックスクリーンに運ばれた。リードを2点に広げられ、がっくりと膝に両手をつき、うなだれた。試合の流れがどっちに転ぶか分からない中盤で1発で試合を動かされた。

◆広島の野村祐輔投手(32)が、20年9月30日巨人戦以来618日ぶりの白星をつかんだ。今季初先発で5回2/3を投げて4安打3失点(自責2)。2シーズンぶりに勝利をマークした。コンディション不良で出場選手登録を抹消された大瀬良に代わっての登板だった。過去西武戦は6戦4勝0敗の好相性だったが「もう、前の話」ときれいさっぱり。「久々のマウンド。今までやってきたことをすべて出せるように」と意気込んで22年初マウンドに向かった。1回には主砲山川に19号先制2ランを許した。だがチームが2~4回に1点ずつ重ねて逆転。味方のミスもあり、一時追いつかれたが、チーム16戦ぶりとなる勝ち越し本塁打を菊池涼が放つなどして援護も受けた。「たくさん点を取ってくれた。勇気を持って投げられた」。20年10月には「右鎖骨下静脈血栓症除去術」を受けた。復帰した昨年は8試合に先発したが、0勝4敗。プロ入り10年で初めて、勝ち星なしでシーズンを終えた。同年オフには「思うようにはいかなかった。はい上がっていきたい」とリベンジを誓い、球団現役最多77勝の実績も置き去って11年目に入った。「これから昨年の悔しさをやり返したい」。雪辱はまだまだ道半ばだ。16年には16勝を挙げ、最多勝にも輝いた右腕。チームに欠かせないピースの1つが、埼玉のマウンドで懸命に腕を振った。【前山慎治】

◆西武呉念庭内野手(29)が自打球で途中交代した。3回2死の第2打席。内角の138キロカットボールを打ちにいった。そのファウルが右膝の下に直撃。強い痛みで打席に座り込み、顔をゆがめた。立てなくなった。1人では歩くことができず、両腕を支えられてベンチに退いた。そのまま復帰できずに、代打に平沼が送られた。その後、都内の病院へ向かい、右膝の打撲と診断された。辻監督は「痛いところに当たった。あれは力入らない」。11日以降の見通しについては「明日になってみないと分からない。痛いと言えば使えないし、使わない」と語った。

◆西武高橋光成投手が15試合連続で本塁打がなかった広島打線にソロ2発を献上し、連敗となった。3-3と同点にした直後の5回に菊池涼に勝ち越し弾、6回にも坂倉にソロを許し、1発で試合の主導権を握られた。辻監督は「(広島打線は)交流戦で0(本塁打)だったの?」と苦笑いし「投げ損じはね。本塁打だけはだめだった」と振り返った。

◆前日9日の守備中に投球が右手のひらに当たり、途中交代していた西武森友哉捕手(26)は志願のスタメンで、フル出場を果たした。試合前、辻監督らに「大丈夫です」と万全を強調。「選手が行かせてくれといえば、それは買うよ。そういう気持ちじゃないとね。弱気なやつは使わない」という指揮官は、森の心意気を買った。「3番捕手」としてスタメンに名前を記した。この日は、岡田が今季初昇格を果たし、捕手4人体制となった。バックアップの意味もあったが、森は最後までマスクをかぶり続けた。

◆618日ぶり白星-。広島野村祐輔投手(32)が「日本生命セ・パ交流戦」西武戦(ベルーナドーム)で今季初先発。6回途中を3失点(自責2)で20年9月30日巨人戦以来の勝ち投手となった。21年は8試合に先発も0勝4敗と、プロ10年目で初めてシーズン未勝利に終わったが、復活を期して臨んだ今季、2年ぶりの白星をつかんだ。打線もチーム16戦ぶり本塁打など、2本塁打で6得点。右腕の久々勝利をアシストし、勝率5割に復帰した。27個目のアウトを守護神が奪うと、野村が小走りでナインを迎える列に加わった。栗林がウイニングボールを突き出す。久々の勝利球。両手で受け取り、左のポケットにしまった。学生時代から握っている70ミリ超の硬式球。何も変わらない白球だが、右腕にとっては大きな1球となった。ここまで金曜日の登板を重ねていた大瀬良が、コンディション不良で出場選手登録を抹消された。代役として、16年最多勝右腕がこの日のマウンドを任された。今季初めての先発。「久々のマウンド。今までやってきたことをすべて出せるように、という思いで投げた」。2ランで先行を許したが、野手が3イニングで3点取り、逆転。一時は味方ミスで追いつかれたが、2本塁打などで再び突き放した。5回2/3を3失点(自責2)。受けた援護は5点。前カードでは3戦で4点しか取れなかった打線も右腕の今季初勝利へ、強力にサポートした。「たくさん点を取ってくれた。勇気を持って投げられた」と感謝を示す。21年は不本意なシーズンとなった。20年10月に受けた「右鎖骨下静脈血栓症除去術」から復帰したが、8試合に先発で0勝4敗。プロ10年目で初めて勝ち星なしでシーズンを終えた。同年オフには減額制限いっぱいの4800万円減となる7200万円(推定)で契約を更改。「思うようにはいかなかった。はい上がっていきたい」と誓い、球団現役最多77勝の実績も置き去って、11年目に入った。16年には16勝を挙げ、最多勝にも輝いた右腕。エース大瀬良を欠き、窮地に立たされたかと思われたチームだったが、野村が救った。「(21年0勝の)悔しさを常に持ってやってきた。まだまだ忘れずにやっていきたい」。雪辱はまだまだ道半ばだ。【前山慎治】

◆618日ぶり白星-。広島野村祐輔投手(32)が「日本生命セ・パ交流戦」西武戦(ベルーナドーム)で今季初先発。6回途中を3失点(自責2)で20年9月30日巨人戦以来の勝ち投手となった。21年は8試合に先発も0勝4敗と、プロ10年目で初めてシーズン未勝利に終わったが、復活を期して臨んだ今季、2年ぶりの白星をつかんだ。打線もチーム16戦ぶり本塁打など、2本塁打で6得点。右腕の久々勝利をアシストし、勝率5割に復帰した。広島野村は2軍でも若手投手陣の手本だった。2軍開幕時は中継ぎも務めたが、3戦目からローテーションの一角として、登板を重ねていた。今季は先発6試合、中継ぎ2試合で1勝1セーブ。防御率1・42と好成績を誇っていた。そんな11年目右腕の背中を高卒3年目の玉村や高卒2年目の小林が見つめていた。「見ていると感じることもあった」と、技を盗もうと凝視した。小林は「調子に合わせた調整方法をしている」とわずかに変化を加えるルーティンに着目。「その日の状態に合わせて、リリースポイントを微修正したり、(調整時のブルペン入りの)球数を変えたり。少しでも合うものがあればと思って、自分にも取り入れている」。日本記録となっている初登板からの連続先発登板はこの試合で「194」となった。タフな記録の裏に緻密な調整があることを若手は学んでいる。【広島担当 前山慎治】

◆西武・松本航投手(25)が11日の広島戦で、5月3日のロッテ戦以来の先発に臨む。試合前の練習で調整した。同12日に発熱(PCR検査は陰性)のため出場選手登録を外れ、2軍でコンディションを整えた。右腕は「体と相談しながら、できる範囲で強度をしっかり上げながら調整した。いい状態で上がってこられたかなと思う」と手応え。約1カ月ぶりの登板に「初回から飛ばしていく」と意気込んだ。

◆広島が勝率を5割に戻した。3―3の五回に菊池涼の2号ソロで勝ち越し、六回は坂倉の4号ソロ、七回は菊池涼の適時二塁打で加点した。野村は六回途中3失点で2季ぶりの白星。栗林が13セーブ目。西武は高橋が踏ん張れなかった。

◆西武・呉念庭(ウー・ネンティン)内野手が三回の第2打席で自打球を右膝に当て、そのまま途中交代。球団は東京都内の病院で右膝打撲と診断されたと発表した。辻監督は試合後、「痛いところに当たったね。あれは力が入らないと思う」と語った。11日の試合出場については「明日になってみないと分からない。行かせてくれといえば、それは(気持ちを)買うよ。そういう気持ちじゃないとね。弱気なヤツは使わない。痛いといえば使わない」と患部の状態と呉念庭の意思を尊重する。

◆西武の呉念庭が三回の攻撃で自打球を右膝に当て、打席の途中で交代した。球団によると、東京都内の病院で打撲と診断された。辻監督は「痛いところに当たった。あれは力が入らないと思う。(次戦以降の出場は)11日になってみないと分からない」と話した。

◆西武の高橋は二回から5イニング連続でずるずると得点を許し、6回9安打5失点。5月13日を最後に約1カ月白星がなく、自身4連敗で6敗目。「カープはつながりのある打線なので、何とか一人一人打ち取っていこうと思ったが、自分のリズムで投げることができなかった」と肩を落とした。3―3の五回は菊池涼、六回には坂倉に、いずれもソロ本塁打を浴びた。球が甘くなり「反省を次回に生かしたい」と話した。辻監督は「ホームラン2本は痛かった」と険しい表情だった。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
1240 0.750
(↑0.017)
-
(-)
268
(+3)
47
(+1)
21
(+2)
12
(-)
0.264
(↓0.002)
2.540
(↑0.11)
2
(-)
阪神
1060 0.625
(↑0.025)
2
(-)
250
(+6)
35
(+1)
9
(+1)
18
(-)
0.250
(↓0.003)
2.110
(↑0.07)
3
(1↑)
ロッテ
970 0.563
(↑0.03)
3
(-)
260
(+2)
53
(+1)
16
(-)
11
(-)
0.230
(↓0.002)
3.040
(↑0.14)
3
(1↓)
ソフトバンク
970 0.563
(↓0.037)
3
(↓1)
264
(+1)
35
(+3)
10
(-)
13
(-)
0.272
(↓0.001)
2.200
(↓0.05)
5
(1↓)
ORIX
880 0.500
(↓0.033)
4
(↓1)
250
(+1)
45
(+6)
6
(-)
5
(-)
0.263
(↓0.006)
2.550
(↑0.04)
5
(1↓)
DeNA
880 0.500
(↓0.033)
4
(↓1)
253
(+1)
50
(+2)
13
(+1)
6
(-)
0.263
(↓0.002)
2.640
(↑0.02)
5
(2↑)
巨人
880 0.500
(↑0.033)
4
(-)
258
(+4)
61
(+1)
17
(+1)
16
(-)
0.229
(↓0.001)
3.470
(↑0.17)
8
(1↓)
中日
790 0.438
(↓0.029)
5
(↓1)
245
(+1)
57
(+2)
7
(-)
5
(-)
0.233
(↓0.009)
3.300
(↑0.2)
8
(1↓)
楽天
790 0.438
(↓0.029)
5
(↓1)
233
(+1)
53
(+4)
6
(+1)
8
(-)
0.216
(↓0.006)
3.340
(↓0.04)
8
(1↓)
西武
790 0.438
(↓0.029)
5
(↓1)
256
(+3)
54
(+6)
15
(+1)
8
(-)
0.222
(↓0.006)
2.870
(↓0.15)
11
(-)
日本ハム
6100 0.375
(↑0.042)
6
(-)
257
(+2)
66
(+1)
11
(-)
10
(-)
0.247
(↓0.007)
3.910
(↑0.26)
12
(-)
広島
5110 0.313
(↑0.046)
7
(-)
232
(+6)
70
(+3)
2
(+2)
2
(-)
0.223
(↑0.007
4.040
(↑0.14)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
38211 0.644
(↑0.006)
-
(-)
83234
(+3)
191
(+1)
61
(+2)
38
(-)
0.240
(-)
2.760
(↑0.03)
2
(-)
巨人
36290 0.554
(↑0.007)
5
(-)
78247
(+4)
255
(+1)
67
(+1)
33
(-)
0.242
(-)
3.410
(↑0.04)
3
(-)
広島
30302 0.500
(↑0.008)
8.5
(-)
81234
(+6)
214
(+3)
26
(+2)
10
(-)
0.252
(↑0.002
3.210
(↑0.02)
4
(-)
中日
27330 0.450
(↓0.008)
11.5
(↓1)
83188
(+1)
224
(+2)
35
(-)
20
(-)
0.243
(↓0.002)
3.590
(↑0.05)
5
(-)
DeNA
25310 0.446
(↓0.009)
11.5
(↓1)
87192
(+1)
237
(+2)
41
(+1)
20
(-)
0.252
(-)
3.800
(↑0.03)
6
(-)
阪神
27351 0.435
(↑0.009)
12.5
(-)
80194
(+6)
182
(+1)
44
(+1)
47
(-)
0.230
(↓0.001)
2.710
(↑0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
34241 0.586
(↓0.01)
-
(-)
84236
(+1)
177
(+3)
34
(-)
35
(-)
0.266
(-)
2.700
(↓0.01)
2
(-)
楽天
33241 0.579
(↓0.01)
0.5
(-)
85191
(+1)
171
(+4)
34
(+1)
45
(-)
0.233
(↓0.002)
2.840
(↓0.02)
3
(-)
ORIX
30320 0.484
(↓0.008)
6
(-)
81171
(+1)
195
(+6)
23
(-)
32
(-)
0.229
(-)
2.840
(↑0.02)
4
(1↑)
ロッテ
28321 0.467
(↑0.009)
7
(↑1)
82196
(+2)
209
(+1)
37
(-)
57
(-)
0.219
(-)
2.850
(↑0.03)
4
(-)
西武
28321 0.467
(↓0.008)
7
(-)
82190
(+3)
188
(+6)
43
(+1)
25
(-)
0.223
(↓0.001)
2.580
(↓0.04)
6
(-)
日本ハム
24370 0.393
(↑0.01)
11.5
(↑1)
82205
(+2)
235
(+1)
49
(-)
44
(-)
0.237
(↓0.001)
3.680
(↑0.06)