楽天(★1対4☆)巨人 =交流戦1回戦(2022.06.10)・楽天生命パーク宮城=
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 123456789
巨人
0301000004701
楽天
1000000001401
勝利投手:戸郷 翔征(7勝3敗0S)
敗戦投手:藤井 聖(1勝2敗0S)

本塁打
【巨人】丸 佳浩(13号・4回表ソロ)
【楽天】浅村 栄斗(10号・1回裏ソロ)

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◆巨人は先制された直後の2回表、増田陸の適時打などで3点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた4回には、丸のソロが飛び出し、追加点を挙げた。投げては、先発・戸郷が9回1失点9奪三振の完投で今季7勝目。敗れた楽天は、先発・藤井が試合をつくれず、打線も1得点と振るわなかった。

◆巨人ルーキーの大勢投手(22)は交流戦で5セーブ。交流戦の1シーズン最多セーブは06年小林雅(ロッテ)の13セーブだが、新人最多は14年三上(DeNA)の6セーブ。交流戦残り3試合で新人記録に届くか。

◆楽天茂木栄五郎内野手(28)が、1軍に合流した。3月25日ロッテとの開幕戦に先発するも、同27日に新型コロナウイルス陽性判定を受けて離脱。5月13日に1軍に復帰したが、5試合で18打数1安打と低迷。同20日に出場選手登録を抹消されていた。ファームで再び調整しての再合流。石井GM兼監督は「茂木の場合は判断基準が違う。ある程度、下でしっかりとバットを振ってもらえるところが判断基準。前回上に上がった時はバットが鈍いっていうか、加速ポイントがなかったので、ブルルンって感じだった。もう1回打席を重ねたので、また上がってきてもらった」と説明した。代わりにマルモレホスが抹消。打率2割7厘と不調が続いている。指揮官は「今、自分のポイントが作れていない。空振りが多いので、事を起こせないことが多くなる。ある程度バットに球が当たるっていうことが、進塁打も含めてすごく大事なので。必ずどこかでまた必要になってくる。今の時期だと上ではあんまり打席がとびとびになってしまうので、そっち(2軍)で打席をやってもらおうかなと思いました」と意図を明かした。

◆フリーアナウンサーの袴田彩会(31)が始球式を行った。背番号「10」の楽天のユニホームを着て登場。ワインドアップから豪快なフォームで投球。ワンバウンドで炭谷のミットに収まった。袴田は球団を通してコメントを発表。「わたしにとって思い入れのあるスタジアムなので、とてもドキドキしていましたが、フィールドに立ったら、いつも取材をしていた見慣れた景色が広がっていて意外と落ち着いて投げることができました。マウンドのプレートの後ろから投げてしまったので、少しだけ届かなかったのは悔しいですが、コントロールも良かったですし、何より皆様の前で投げられたことが今日は本当に幸せです。わたしにとって野球の入り口は楽天イーグルスですし、これからも変わらずずっと応援していきます。わたしも楽天イーグルスファンの一員です! 一緒に応援していきましょう!」と呼びかけた。13年4月に東北放送アナウンサーとして入社。楽天のリーグ優勝や日本シリーズ制覇時にビールかけのインタビューを担当していた。18年3月に退社後はフジテレビ系列CS番組「プロ野球ニュース」や、里崎智也氏(46=日刊スポーツ評論家)のYouTubeチャンネル「里崎チャンネル」でのアシスタントなどを務めている。

◆巨人戸郷翔征投手(22)が、プロ4年目で初の完投勝利で、ハーラートップの7勝目を挙げた。初回に楽天浅村に先制ソロを浴びたが、2回以降は楽天打線を2安打無得点。132球を投げ、4安打9奪三振の1失点だった。ヒーローインタビューで戸郷は「対戦が少ないチームですのでしっかりコースを投げ分けるとか意識しながら入りました。初めて山瀬と1軍で(バッテリーを)組んだんですけど、だいぶいい配球してくれました。初めて9回のマウンドに上がったので、なんとか中継ぎの方を休めると、そういう気持ちでマウンドにあがりました」と笑顔で語った。

◆楽天藤井聖投手(25)が、4回5安打4失点でノックアウトされた。1回は3者凡退で打ち取るも、2回以降はボール先行。1点リードで迎えた2回は、先頭から2者連続で四球。続くウィーラーに中前打を放たれ、無死満塁のピンチを招いた。ポランコには中犠飛、増田陸に中堅へ適時二塁打。2死一、三塁で丸に左前適時打を浴び、3失点。2回だけで40球を要した。4回には丸にバックスクリーン右へソロを浴び、降板。「打者に向かっていくことが大切というなかで、少し大事にいきすぎてしまってもったいない投球になってしまいました」と悔いた。開幕から先発ローテーションを守り抜いていた滝中が不調でファームへ。空いた1枠に藤井が入り込んだが、後手の投球で結果を残せず。チームは9カード続けて初戦を落とした。石井GM兼監督は藤井に対し「内容は全くないのでそんな投球をしても失敗から学ぶものもない。あれじゃあローテーションに入れられない」と厳しかった。▽楽天藤井(4回5安打4失点で今季2敗目)「自分が勝手に慎重になりすぎてしまったので、自信をもってゾーン内で勝負できるようにしたいです」

◆楽天浅村栄斗内野手(31)が、10年連続2ケタ本塁打を達成した。1回2死走者なしで迎えた第1打席。カウント1ボールから真ん中に甘く入った144キロ直球をフルスイング。左翼へ先制ソロを放ち、これで今季10号となった。1つの節目も、貪欲に高みを見据えるのみ。「それは良かったとしてこれがゴールではないので、また1本ずつ積み重ねていきたいと思います」と力を込めた。安定的な成績を残し続ける主軸。石井GM兼監督は「一番は体が丈夫なこと。1年乗り切れる体力というのを備えている選手だからというのが大前提である。そこから技量だったりいろんなものがついていって、今の浅村になってると思う」とたたえていた。

◆巨人原辰徳監督が1軍初コンビで2連勝に導いた22歳戸郷翔征投手と21歳山瀬慎之助捕手の若手バッテリーを称賛した。戸郷のスライダーを生かしながら強気の攻めを貫いた姿に「お互いが自分を出すことができたというかね。新鮮で非常に良かったと思います」と笑顔。6連戦の4試合目、移動ゲームでの完投勝利に「こういう時期に完投してくれるっていうのはね、ナイスピッチングですね」と目尻を下げた。

◆巨人増田陸内野手が決勝打で"師匠"を本塁に迎え入れた。同点の2回1死一、三塁で、左中間に適時二塁打。自主トレで弟子入りした坂本勇人内野手を三塁から生還させた。「尊敬する先輩と一緒のグラウンドに立ってプレーできることは本当にうれしい。勇人さんが本塁を踏んでくれてうれしいですね」と喜んだ。攻守で思い切りの良さをアピールし、10試合連続スタメン出場。原監督も「良さが出てますね。どんどん」とうなずいた。

◆巨人戸郷翔征がプロ4年目で初の完投勝利を収め、ハーラートップタイの7勝目を挙げた。初回に楽天浅村に先制ソロを浴びたが、2回以降は2安打無失点。132球を投げ、4安打9三振の1失点だった。迎えた9回。あえて過去の"悪夢"を記憶に呼び戻した。20年11月3日の広島戦(マツダスタジアム)。延長10回で2-2と引き分けた。初完封目前の9回2死一塁、菊池涼に同点2ランを浴びた。「それを思い出しながら投げた」とこの日、5イニング目の3者凡退で試合を締めた。2軍で1度しか組んだ経験がない3年目山瀬のリードにも「お互いに探り探りの中、あれだけの配球をしてくれた。山瀬のおかげです」と感謝した。先週は完全男のロッテ佐々木朗に投げ勝った。「さらにすごみが増した印象」と問われると「いやあ(笑)。そんなんじゃないですけど1試合1試合、自分の出せるベストを尽くして、それができているんだと思う」と語った。昨年も6月に7勝目を挙げたが、以降は2勝と伸び悩んだ。「去年も悔しい思いをしている。2ケタ勝利は意識せず1試合1試合、ゲームをつくっていけたらと思う」。2年連続で9勝止まり。プロ入り初の10勝はあえて見据えず、自分の投球に徹していく。【三須一紀】▽巨人メルセデス(6勝目を目指し、11日楽天戦に先発)「自分のピッチングをすることに集中して、チームが勝てるようにがんばります。ジャイアンツファンノミナサン、オウエンヨロシクオネガイシマス!」

◆巨人がプロ4年目戸郷翔征投手(22)の初完投勝利で2連勝を挙げた。戸郷は初回に楽天浅村に先制ソロを浴びたが、1軍初バッテリーの山瀬とともに、2回以降は楽天打線を2安打無得点。132球を投げ、4安打9奪三振の1失点で、ハーラートップタイの7勝目を挙げた。打線も2回、楽天藤井に集中打を浴びせた。無死満塁からポランコが同点犠飛。続く増田陸が左中間に決勝の適時二塁打。2死一、三塁から左前適時打を放った丸は、4回2死から貴重な追加点となる13号ソロを決めた。試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。-戸郷が完投「ねえ! スライダーが良かったね。今日ね。スライダー、非常にコンビネーションが良かったしね」-山瀬もうまく引き出した「ねえ! と思いますけど。はい。お互いが自分を出すことができたというかね。翔征はある意味、引っ張ったかもしれない。まあ、山瀬も何か引き出したのではないかなっていう感じがしますね。新鮮で非常に良かったと思います」-9回は戸郷に任せるという形で「そうですね。(代える)材料はなかったですね」-球数も110、120とかでもいけると「100...130超えてたらちょっと考えるけど。血圧か、それじゃ(笑い)」-打線は失点直後に3得点「そうですね、四球をしっかり絡めたっていうところに、集中力があったと思いますね」-増田陸「守備もね、声もね、ピッチャーに対して出るようになってきてるしね。良さが出てますね。どんどん」

◆楽天は11日の巨人戦に早川隆久投手(23)が先発する。試合前の練習でキャッチボールなどで準備を整えた。2年目の今季はここまで9試合に登板し、3勝3敗、防御率2・89。自身2連敗中の左腕は「真っすぐの精度をもう一段階上げられるように」と調整を進めてきた。プロ入り初の巨人戦登板へ向け「ランナーを出してもしっかりケアしながら投球できれば」と意気込んだ。

◆巨人・丸佳浩外野手(33)が13号ソロを放った。2点リードの四回。左腕・藤井の真ん中付近の直球を逃さず、バックスクリーン右へ運んだ。2-1の二回には三遊間を破る適時打を放った。「追い込まれていたので、食らいつた。貴重な追加点になってよかった」と振り返った。

◆巨人のクリストファー・メルセデス投手(28)が11日の楽天戦に先発する。前回4日のロッテ戦(東京ドーム)では、7回?を1失点と好投し、5勝目を挙げた。ここまで9試合に先発し、防御率2・01。安定した投球を続けている左腕は「自分のピッチングをすることに集中して、チームが勝てるように頑張ります」と気合十分だった。試合前の練習で態勢を整えた。

◆ガッツあふれる若武者が、杜の都で躍動した。高卒4年目の巨人・増田陸内野手(21)が、1-1とした二回1死一、三塁で左中間を破る勝ち越しの適時二塁打をマーク。二塁ベース上で拳を突き上げた。「追い込まれていたので、何とか前に飛ばそうと思っていた。いい結果になってうれしい」。カウント2-2から楽天・藤井のツーシームを捉えた。3試合ぶりの適時打。先発した同級生の戸郷に援護点をプレゼントした。この一打で得点圏打率は・500(12打数6安打)に。3日のロッテ戦(東京ドーム)では、完全試合を達成した佐々木朗攻略の口火を切る先制打を放つなど、勝負強さが光っている。勝負の4年目。3月に育成から支配登録復帰をつかんだ21歳。「何か人生の中で殻を破らなきゃいけない。今年はほんとに生きるか死ぬかの戦いだと思っている」と話すなど、今季に強い決意で臨んでいる。自主トレーニングをともに行う〝師匠〟坂本や吉川の離脱もあり、5月5日に1軍昇格。同15日にはプロ初本塁打をマークした。試合前までで打率・302。コンスタントに結果を残し続け、坂本、吉川ら主力が戦線復帰したあとも、スタメンで食らいついている。「チャンスをもらったら結果を出すだけ。チャンスをものにできたら」と力強く語っていた背番号61。その存在感は、日に日に増している。(樋口航)

◆巨人は0―1の二回にポランコの犠飛、増田陸の適時二塁打、丸の適時打で3点を奪い逆転し、四回に丸の13号ソロで加点した。戸郷が4安打1失点で9三振を奪い、リーグトップの7勝目を挙げた。楽天は藤井が4回4失点と崩れた。

◆楽天の藤井は、約1カ月ぶりの登板で4回4失点とぴりっとしなかった。昨季10勝を挙げた滝中が不振で2軍落ちし、巡ってきたチャンスだった。2敗目を喫し「浅村さんの本塁打で先制をしてもらえていたのに申し訳ない」と悔しがった。1―0の二回は先頭の岡本和、坂本をともに追い込みながら連続四球としてピンチを招き、3長短打と犠飛で3点を失う。四球絡みで崩れ「少し大事にいきすぎてしまって、もったいない投球になってしまった」と肩を落とした。四回2死からは前の打席で適時打を打たれた丸に、初球の速球を中越えに運ばれた。

◆巨人の丸が13号ソロを放った。3―1の四回2死走者なしからサウスポー藤井の甘いコースに来た139キロの速球をバックスクリーン右へ。左打ちながら、打率や本塁打数は右投手より左投手との対戦が上回っており、初球を一振りで仕留めた。「強くしっかりと振りながら捉えられた。まさかホームランになるとは思わなかった」と笑顔だった。2―1の二回には2死一、三塁から「追い込まれていたので、食らいついていった」と強烈な打球で三遊間を破る適時打を記録した。今季はリードオフマンでの起用が多く、1番打者として25試合目の先発。7試合ぶりの複数打点で、強打を発揮し「狙い球やアプローチは、今のところはよくできているかな」と好調の要因を挙げた。

◆楽天は一回に浅村の10年連続2桁本塁打となる10号ソロで先制するも、先発の藤井が直後の二回に丸の左前適時打などで3失点と粘れず逆転負け。藤井は4回5安打4失点で2敗目を喫した。チームは5月13日の西武戦(ベルーナ)から9カード連続で初戦黒星となった。石井監督の一問一答は以下の通り。――初回は浅村の一発で先制した「うまくチームの背中を押してくれたんですけど、なかなか先発の藤井がリズムに乗っていけない投球をしてしまいましたかね」――先発・藤井の投球について「内容というのは本当に全くないので、そんな投球をしても失敗から学ぶものもないかなと思います。僕たち投手側の立場でいうと打者にストライクゾーンを広げていく作業をしないといけないんですけど、ボールボールという感じでいってしまうと、打者に今度はこっちがストライクゾーンを狭く投球していかないといけないので、その辺かなと思います」(続けて)「あとは振らない変化球をいくらボールを投げても振ってこないので、そこをやっぱり果敢にストライクゾーンの中でカウント作りをしていかないと。ボールだったら誰でも投げられるので。そこら辺は勇気を持ってしっかりとストライクゾーンの中を通して自分の有利な、またストライクゾーンを広げるような作業をしていかないといけないんじゃないかなと思います」――その後の石橋、西垣、酒居ら救援陣は0点で抑えて逆転を待つ態勢は作れた「その3投手はしっかりと抑えて、打たれることもあるかもしれないですけど。抑えている理由としても今日はしっかりとストライクを自分のカウントに持ってきて、ある程度自分の自信のある球を投げたりとか、打者にストライクゾーンを広くさせることはできたので、いい投球をしてくれたと思います」――明日に向けて「また明日からしっかりと勝って、地元のファンの方達と喜べるようにしっかりとやっていきたいと思います」

◆巨人・丸佳浩外野手(33)が13号ソロを含む5打数2安打2打点で勝利に貢献した。先頭打者として打線を引っ張り「なかなか普段対戦しないピッチャーと対戦する。スコアラーの貴重な情報を聞きながら、そこを信じていくだけです」と支えに感謝した。2-1と逆転した二回2死一、三塁で左腕の藤井から三遊間を破る適時打を放った。さらに四回2死。真ん中付近に入った初球の直球を逃さず、バックスクリーン右へアーチを架けた。「しっかり強く振れる球を待った結果、本当に強く捉えることができた」とうなずいた。

◆巨人・戸郷翔征投手(22)が9回4安打1失点に抑え、リーグ最多の7勝目(3敗)を挙げた。132球を投げてプロ初の完投勝利。「たくさんの声援を聞きながら、9イニング投げることができた」と汗を拭った。終盤まで球威は落ちなかった。八回1死の120球目で149キロを計測し、浅村を遊飛に打ち取った。桑田投手チーフコーチに指導を仰ぎながら、テンポの良い投球と高い制球力を求めている。「そこが実行できた試合だったんじゃないかな」と納得顔だった。原監督はスライダーの精度を評価し、「(代える)材料はなかったですね。ナイスピッチング」と称賛した。

◆巨人・増田陸内野手(21)が決勝の適時二塁打を放った。1点を追う二回に同点とし、なお1死一、三塁からツーシームを捉え左中間を破った。これで得点圏打率は・500(12打数6安打)。「『ここは変化球が来そうだな』とか、『ここは強引にいったらアカンな』とか、そういう考えは大事。そこはしっかり持っています」。積極的なスイングを心掛けながら、冷静にボールを見極めている。茨城・明秀学園日立高から入団4年目。9日に故障離脱から復帰した坂本を師と仰ぐ。「ここから続けて出られるかは僕の結果次第。(坂本は)本当に尊敬する先輩なので、そういう人と長くプレーしたい。僕も勇人さんみたいに結果を出したい」と貪欲だった。

◆巨人の3年目の山瀬が初先発した前日9日に続いて先発マスクをかぶり、初めてフル出場した。息のぴったり合ったリードで戸郷のプロ4年目で初の完投勝利をアシストした。2軍でバッテリーを組んだ経験はあったが、1軍では初めて。サインに首を振られることは少なく、強気に速球で攻めたかと思えば、変化球でうまくかわす場面もあった。原監督は「山瀬も何か引き出したのではないかという感じがする。新鮮で非常に良かった」と高く評価した。

◆巨人は10日、楽天1回戦(楽天生命パーク)に4-1で逆転勝ちし、2連勝とした。戸郷翔征投手(22)が4安打1失点に封じ、初めて9回を投げきっての完投勝利をマーク。将来のエース候補がリーグトップタイの7勝目(3敗)を挙げた。肌寒さを感じる杜の都、仙台でのナイター。戸郷が〝九回の壁〟を打ち破った。4安打1失点、9奪三振でプロ初の完投勝利。初めてフル出場した21歳の捕手、山瀬と喜びをかみしめた。「何とか中継ぎの方を休ませるという気持ちで(九回のマウンドに)上がった。あれだけの配球をしてくれた山瀬のおかげです」志願した九回を三者凡退で仕留め、132球の熱投でリーグトップタイの7勝目をマーク。石川・星稜高から入団3年目の山瀬と1軍では初めてバッテリーを組み、強気に速球で攻めたかと思えば、変化球でうまくかわす場面もあった。一回、浅村に先制ソロを打たれたが、四回以降は二塁を踏ませなかった。「広島で九回2死からやられたのを思い出しながら投げた」苦い経験がある。2020年11月3日の広島戦(マツダ)。菊池涼に同点2ランを浴び、プロ初完封を逃した。試合は引き分けに終わり「1つ勉強になった試合」と体力不足を痛感。終盤でも球威の衰えない直球を磨くきっかけになった。昨オフに地元・宮崎で行った自主トレでは徹底的に走り込み、下半身を強化した。この日は八回の120球目に最速の149キロを計測。悪夢を糧にし、初めて9回を投げての完投勝利を飾った。原監督は「(戸郷を交代させる)材料はなかった。(2日連続で先発マスクの)山瀬も何か引き出したのではないかという感じがする。新鮮で非常に良かった」と2人合わせて43歳のバッテリーをたたえた。戸郷は20、21年に9勝をマーク。だが後半戦の失速で自身初の2桁勝利を逃した。だから「2桁は意識せずに一試合一試合を投げていけたら」。完投勝利を自信にして白星を積み上げる。(樋口航)

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<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
1240 0.750
(↑0.017)
-
(-)
268
(+3)
47
(+1)
21
(+2)
12
(-)
0.264
(↓0.002)
2.540
(↑0.11)
2
(-)
阪神
1060 0.625
(↑0.025)
2
(-)
250
(+6)
35
(+1)
9
(+1)
18
(-)
0.250
(↓0.003)
2.110
(↑0.07)
3
(1↑)
ロッテ
970 0.563
(↑0.03)
3
(-)
260
(+2)
53
(+1)
16
(-)
11
(-)
0.230
(↓0.002)
3.040
(↑0.14)
3
(1↓)
ソフトバンク
970 0.563
(↓0.037)
3
(↓1)
264
(+1)
35
(+3)
10
(-)
13
(-)
0.272
(↓0.001)
2.200
(↓0.05)
5
(1↓)
ORIX
880 0.500
(↓0.033)
4
(↓1)
250
(+1)
45
(+6)
6
(-)
5
(-)
0.263
(↓0.006)
2.550
(↑0.04)
5
(1↓)
DeNA
880 0.500
(↓0.033)
4
(↓1)
253
(+1)
50
(+2)
13
(+1)
6
(-)
0.263
(↓0.002)
2.640
(↑0.02)
5
(2↑)
巨人
880 0.500
(↑0.033)
4
(-)
258
(+4)
61
(+1)
17
(+1)
16
(-)
0.229
(↓0.001)
3.470
(↑0.17)
8
(1↓)
中日
790 0.438
(↓0.029)
5
(↓1)
245
(+1)
57
(+2)
7
(-)
5
(-)
0.233
(↓0.009)
3.300
(↑0.2)
8
(1↓)
楽天
790 0.438
(↓0.029)
5
(↓1)
233
(+1)
53
(+4)
6
(+1)
8
(-)
0.216
(↓0.006)
3.340
(↓0.04)
8
(1↓)
西武
790 0.438
(↓0.029)
5
(↓1)
256
(+3)
54
(+6)
15
(+1)
8
(-)
0.222
(↓0.006)
2.870
(↓0.15)
11
(-)
日本ハム
6100 0.375
(↑0.042)
6
(-)
257
(+2)
66
(+1)
11
(-)
10
(-)
0.247
(↓0.007)
3.910
(↑0.26)
12
(-)
広島
5110 0.313
(↑0.046)
7
(-)
232
(+6)
70
(+3)
2
(+2)
2
(-)
0.223
(↑0.007)
4.040
(↑0.14)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
38211 0.644
(↑0.006)
-
(-)
83234
(+3)
191
(+1)
61
(+2)
38
(-)
0.240
(-)
2.760
(↑0.03)
2
(-)
巨人
36290 0.554
(↑0.007)
5
(-)
78247
(+4)
255
(+1)
67
(+1)
33
(-)
0.242
(-)
3.410
(↑0.04)
3
(-)
広島
30302 0.500
(↑0.008)
8.5
(-)
81234
(+6)
214
(+3)
26
(+2)
10
(-)
0.252
(↑0.002)
3.210
(↑0.02)
4
(-)
中日
27330 0.450
(↓0.008)
11.5
(↓1)
83188
(+1)
224
(+2)
35
(-)
20
(-)
0.243
(↓0.002)
3.590
(↑0.05)
5
(-)
DeNA
25310 0.446
(↓0.009)
11.5
(↓1)
87192
(+1)
237
(+2)
41
(+1)
20
(-)
0.252
(-)
3.800
(↑0.03)
6
(-)
阪神
27351 0.435
(↑0.009)
12.5
(-)
80194
(+6)
182
(+1)
44
(+1)
47
(-)
0.230
(↓0.001)
2.710
(↑0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
34241 0.586
(↓0.01)
-
(-)
84236
(+1)
177
(+3)
34
(-)
35
(-)
0.266
(-)
2.700
(↓0.01)
2
(-)
楽天
33241 0.579
(↓0.01)
0.5
(-)
85191
(+1)
171
(+4)
34
(+1)
45
(-)
0.233
(↓0.002)
2.840
(↓0.02)
3
(-)
ORIX
30320 0.484
(↓0.008)
6
(-)
81171
(+1)
195
(+6)
23
(-)
32
(-)
0.229
(-)
2.840
(↑0.02)
4
(1↑)
ロッテ
28321 0.467
(↑0.009)
7
(↑1)
82196
(+2)
209
(+1)
37
(-)
57
(-)
0.219
(-)
2.850
(↑0.03)
4
(-)
西武
28321 0.467
(↓0.008)
7
(-)
82190
(+3)
188
(+6)
43
(+1)
25
(-)
0.223
(↓0.001)
2.580
(↓0.04)
6
(-)
日本ハム
24370 0.393
(↑0.01)
11.5
(↑1)
82205
(+2)
235
(+1)
49
(-)
44
(-)
0.237
(↓0.001)
3.680
(↑0.06)