ロッテ(☆6対2★)中日 =交流戦1回戦(2022.06.07)・ZOZOマリンスタジアム=
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中日
00000200021210
ロッテ
00000303X6901
勝利投手:石川 歩(5勝3敗0S)
敗戦投手:小笠原 慎之介(3勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】山口 航輝(4号・6回裏3ラン)

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◆ロッテは2点を先制された直後の6回裏、代打・山口の3ランが飛び出し、試合をひっくり返す。そのまま迎えた8回には、エチェバリアが走者一掃の適時二塁打を放ち、相手を突き放した。投げては、先発・石川が7回途中2失点の好投で今季5勝目。敗れた中日は、打線が好機を生かしきれなかった。

◆ロッテ-中日1回戦(ZOZOマリン)は「黄金の國いわて・大船渡ナイター」として開催された。試合前には佐々木朗希投手が大船渡・猪川小4年時から3年間所属した「猪川野球クラブ」の後輩、千葉恭佑君(猪川小6年)が背番号17をつけて登場。打席に立つ佐々木朗へ投げ込み、スタンドから温かい拍手を浴びた。佐々木朗も小6当時、東日本大震災の被災地の球児を応援する「リアスリーグ」の決勝戦を、QVCマリンフィールド(当時)でプレー。決勝戦後の、千葉県のチームとの親善試合では投手も務めた。懐かしのマウンドからちょうど8年半の日に、後輩が一生の思い出を作った。

◆ロッテ-中日1回戦(ZOZOマリン)は「黄金の國いわて・大船渡ナイター」として行われた。岩手県、同県大船渡市による共催の冠ナイターで、一塁側特設ブースでは名産品も販売された。注目を浴びたのはやはり「酢の素」。同市内の水野醤油店が製造する強烈な酸味を誇るご当地調味料で、佐々木朗の入団、活躍とともに話題になってきた。あまりの人気で品薄状態にあるものの、市は今回、300本を販売。試合前には30人近い行列ができる時間帯もあった。購入前には「これ、どうやって使うの?」といった問い合わせが続出。市側は丁寧に「酢の素の使い方」という"トリセツ"も準備し、おもてなしをしていた。初めて購入した千葉市内のロッテファンの夫婦は「朗希君が酢の素を好きだという記事を見て、以前からずっと気になってしょうがなかったです。やっと買えました」と喜んでいた。なお、水野醤油店の水野一也さんによると、製造ペースは1週間で約1500本。しかしながら「いま、大船渡市内で買えるところがない状況です」という状況。この日の試合には大船渡市民も数十人招待されており、大船渡市内で買えない酢の素をZOZOマリンで買うという現象まで起きていた。【金子真仁】

◆ロッテ石川歩投手(34)が今季5勝目を手にし、チームとしては5月21日以来の連勝に貢献した。2回に3連打で無死満塁とされるなど、中日打線に変化球を捉えられたが、木村投手コーチが「内容はすごく良いと思うので」と評するように、要所では粘っていった。6回に崩れ2失点したが、その裏に山口の3ランで逆転。7回1死三塁としたところで降板したが、2番手東條が代打福留、ビシエドを連続三振にした。石川はベンチで拍手。「東條にただただ感謝です。それしかありません」と話した。

◆ロッテが逆転勝利で、5月21日以来となる連勝を飾った。6回、粘ってきた先発石川歩投手(34)が2点を先制されるも、その裏に代打の山口航輝外野手(21)が中日小笠原から逆転3ランを放った。8回にはアデイニー・エチェバリア内野手(33)の右中間への3点適時二塁打で突き放した。セーブシチュエーションでない4点差以上での連勝は、今季初めてとなった。とはいえ井口資仁監督(47)は「大勝というよりはしっかりとした野球をして、1点差でも勝てばいいと思っていますので。打線が少しずつ上がってきているのかなと思って、もっと早い段階、前半で仕掛けていければと思います」と、守り勝つチームカラーの徹底を求めていた。【金子真仁】

◆ロッテ山口航輝外野手が代打逆転3ランで連勝に導いた。6回、中日小笠原のチェンジアップをしっかり左翼席へ。期待の大砲もスタメンが減り「本当に悔しい思いをしている」という意地の一撃。お立ち台で披露した得意の五七五は「梅雨入りも 僕の打撃は 日本晴れ」。梅雨明けについては「まだっすね。スタメンで出て結果が出てくると、晴れ出すんじゃないですか」とし、居残り練習へ向かった。

◆中日が逆転負けした。6回に2点を先制したが、その裏に先発の小笠原慎之介投手(24)がロッテの代打・山口に逆転3ランを被弾。7回1死三塁の同点機を逃すなど、反撃もならず。球団史上初の交流戦Vを射程に入れるが、同戦最後の6連戦初戦を落とした。試合後の立浪監督のコメントは以下の通り。-小笠原が1発にやられた。「もったいない。2点を取ってもらったあとに1発でひっくり返された」-6回は1死から中村奨にも2ストライクからヒットを許して始まった「そうですね。前回は良かったが。小笠原の1つの課題。2ストライクから勝負に行っていけないことはないが、甘い球を現に打たれている。そこを変えて行かないといけない。6、7回くらいのピンチでひっくり返されないような投手になっていかないと」-そこまでの投球内容は「立ち上がりから非常に良かった。チェンジアップが浮き出したら打たれるので、しっかり反省して。(打線も)もう少し点が取れれば良かったが、絶好機でなかなか点が取れなかった」-12安打で2得点「引っ張りに行ってるわけじゃないが、もう少し長く球を見て、ボール球を打って(相手を)助けない。外野フライでもいい。そういう球を強振せずに、振り幅をもう少し。開幕からずっと言っているが、やっていかないともったいない」-2回無死満塁で点が入れば「全部が全部、点が入るわけじゃない。6回、2点を取った。取った後に慎之介も踏ん張らないと。油断とかじゃない。技術的、意識、メンタルもそう。自分で克服していくしかない。厳しい球を打たれる分にはいい」

◆中日小笠原慎之介投手が1球に泣いた。両チーム無得点の6回に2点の援護をもらったが、その裏2死一、二塁で代打山口に逆転4号3ランを被弾。8回途中4失点で4敗目を喫した。小笠原は「(点を)取られてはいけないところで、取られてしまいました。本当に申し訳ない」とがっくり。球団史上初の交流戦Vの可能性は残すが、同戦最後の6連戦初戦を逆転負けで落とした。▽中日立浪監督(6回に小笠原が山口に逆転3ランを浴び) もったいない。6、7回くらいのピンチでひっくり返されない投手になっていかないと。

◆大船渡市の野球少年、千葉恭佑君(12)はびっくり仰天した。「黄金の国いわて・大船渡ナイター」として開催されたロッテ-中日戦。始球式だけでも緊張したのに、打席にあこがれの人がやってきた。「最初は誰が来てくれるか分からなくて。朗希君がいたので、うわっ、朗希君だとビックリしました」所属する猪川野球クラブの大先輩、佐々木朗希投手(20)と18・44メートルで向かい合った。普段は背番号10。この日用に「17番」をつけた。今、チームはグレーのユニホーム。市内に眠っていた"朗希時代"のユニホームで投げた。「すごくフワフワして」。あこがれの人が完全試合を達成したマウンドから入魂の1球。「全力を出し切れて、ストライクをとれたので満足です」。一緒に写真に納まった。「こんなにデカいんだな~」。40センチ以上デカい朗希君の笑顔を見上げた。仲間18人で寄せ書きをしたユニホームは先輩に渡した。猪川野球クラブの6年生だった佐々木朗希少年も同じマウンドで投げた。13年12月。震災で被災した野球少年たちを応援する大会「リアスリーグ」の決勝戦で、QVCマリンフィールド(当時)を訪れ「2番遊撃」で出場。優勝した後の親善試合では投手も務めた。何の巡り合わせか、千葉君も遊撃手兼投手。この日で朗希少年が投げた日から、ちょうど8年半が過ぎた。「一生忘れない、心に残る思い出です」役目を終え、スタンドへ下がる。照れくさそうな恭佑少年が1歩進むたび、ロッテファンから温かく大きな拍手が注がれ続ける。興奮さめやらない彼が8年半後、マリンで躍動していたら...。この上ない物語だ。【金子真仁】

◆お立ち台を終えたロッテ山口航輝外野手(21)は、真剣な表情だった。「打席数も少ないですし、球も見てないし、形をしっかりこだわってやっていきたいので。軽く打って帰ろうかなというのは、そこは日課にしてるので」午後9時半過ぎ、そう言って鍛錬へ向かった。6回、逆転4号3ランで試合を決めた。「本当に集中してましたし、チャンスやったんで、しっかり打点をと思って」。チェンジアップ、直球と来ての3球目。「追い込まれる前にとは思っていたので。内角の直球に(意識)強く、バットを最短で出すイメージを待っていたので、それがよかったのかなと思います」。見事な一撃だった。代打での1発。「スタメンで出たいという思いしかないです」と願いつつ、時を待つ。6回、ベンチ裏。素振りをしながら先輩角中に「ここで打てなくて負けたらお前のせいや」と強烈なジャブを受け、120%での回答。こうやって結果を出しながら、時を待つ。関東地方が6日に梅雨入りした。ファンの前で披露した得意の五七五も「梅雨入りも 僕の打撃は 日本晴れ」。梅雨明け、とは来なかった。「まだっすね。まだまだ。やっぱりスタメンで出たいので。スタメンで出て結果が出てくると、晴れ出すんじゃないですか」夏が待ち遠しい。【金子真仁】

◆中日の鵜飼が2試合連続で適時打を放った。1点を先制した六回、2死一、二塁の好機で石川の変化球に食らいついた一打は中前に落ち「いいところに(打球が)落ちてくれた。運が良かった」と控えめに喜んだ。立浪監督の期待が大きく、新人ながら57試合のうち先発出場は32試合目。打撃の安定感に課題はあるものの、強肩と俊足も兼ね備え潜在能力も高い。監督は「振りにいった中での(好球の)見極めができてくれば」と注文を付けているが、二回は低めのボール球を右前打に運んだ。

◆ロッテが逆転勝ち。2点を先行された直後の六回、代打・山口が逆転3ランを放った。石川は七回途中まで11安打を浴びながらも粘りの投球で2失点と耐え、5勝目。中日は好投の小笠原が六回の一発に泣き、打線は拙攻が目立った。

◆ロッテは0-2とリードされた直後の六回に1死一、二塁で代打・山口が逆転3ランを放ち、試合の流れを変えた。井口監督は「スタート(先発)で出られない悔しさを、しっかりと打席でぶつけてくれた」と殊勲打の山口をたたえた。自身も現役時代の終盤は代打出場が多かったこともあり、一打席で結果を出す難しさを味わっているが「いい集中力をもって(打席に)入れば、いつも以上の力が出ると思っている」と〝仕事人〟の心構えを説いた。

◆ロッテは、7日の中日戦(ZOZOマリン)を佐々木朗の出身地・岩手県大船渡市にちなんで「黄金の国いわて・大船渡ナイター」と銘打って行った。佐々木朗が始球式で打席に立ち、かつて所属した同市・猪川野球クラブの千葉恭佑さんが投げた。同県政150周年、同市制施行70周年の記念イベント。試合前に八重樫幸治副知事が「これからも私たちは朗希選手の活躍とロッテの優勝を願い、応援していきたい」とエールを送った。

◆豪快に決めた。0-2の六回に代打で登場したロッテ・山口航輝外野手(21)が、左中間席に飛び込む4号の逆転3ランで勝利に導いた。「浮いてきた変化球を、と思っていた」2点を奪われた直後の2死一、二塁。前の2打席で小笠原にタイミングが合っていなかった安田に代わり登場。カウント1-1から甘く入ったチェンジアップを狙い通り仕留めた。打席に入る直前、ベンチ裏で角中に声を掛けられた。「お前が打てなくて負けたら、お前のせいや」。ベテランからの愛ある〝圧〟にも負けず結果を残し「打てて良かった」と息をついた。春先は先発起用で成績を残せず交流戦から代打起用が増加。「悔しい思いしかしていない」と語る。井口監督も「スタート(先発)で出られない悔しさを打席でぶつけてくれた。ポジションは自分で奪い取るもの」と、さらなる奮起を求めた。「梅雨入りも 僕の打撃は 日本晴れ」〝球界の俳人〟山口は、ヒーローインタビューで恒例の川柳を披露した。自身の梅雨明けを問われると「まだまだ。スタメンで出たいので」と笑い、バットを持って室内練習場へ入っていった。(湯浅大)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
阪神
940 0.692
(↑0.025)
-
(↓1)
544
(+2)
29
(-)
8
(-)
16
(-)
0.262
(↓0.004)
2.090
(↑0.18)
1
(-)
ヤクルト
940 0.692
(↓0.058)
0
(-)
557
(+1)
42
(+6)
18
(-)
8
(-)
0.260
(↓0.005)
2.750
(↓0.3)
3
(-)
ORIX
850 0.615
(↑0.032)
1
(↑1)
545
(+6)
31
(+1)
6
(+1)
5
(+1)
0.271
(↑0.008)
2.370
(↑0.12)
4
(2↑)
DeNA
760 0.538
(↑0.038)
2
(↑1)
545
(+2)
41
(-)
11
(-)
6
(-)
0.252
(-)
2.500
(↑0.22)
4
(1↓)
中日
760 0.538
(↓0.045)
2
(-)
538
(+2)
44
(+6)
5
(-)
5
(-)
0.243
(↑0.009
3.290
(↓0.18)
4
(1↓)
ソフトバンク
760 0.538
(↓0.045)
2
(-)
558
(-)
32
(+2)
9
(-)
12
(+1)
0.274
(↓0.003)
2.490
(↑0.04)
7
(1↑)
西武
670 0.462
(↑0.045)
3
(↑1)
547
(+9)
44
(+4)
12
(+2)
5
(+2)
0.232
(↑0.007)
2.840
(↓0.1)
7
(1↑)
ロッテ
670 0.462
(↑0.045)
3
(↑1)
547
(+6)
46
(+2)
15
(+1)
9
(+2)
0.219
(↑0.006
3.210
(↑0.11)
7
(1↓)
巨人
670 0.462
(↓0.038)
3
(-)
550
(+4)
54
(+9)
16
(-)
16
(-)
0.233
(↑0.002)
3.790
(↓0.22)
10
(2↓)
楽天
580 0.385
(↓0.032)
4
(-)
527
(+1)
48
(+3)
5
(-)
7
(-)
0.210
(↓0.008)
3.780
(↑0.15)
11
(-)
日本ハム
490 0.308
(↓0.025)
5
(-)
548
(-)
58
(+2)
10
(-)
8
(-)
0.257
(↓0.016)
4.280
(↑0.19)
11
(1↑)
広島
490 0.308
(↑0.058)
5
(↑1)
525
(+3)
62
(+1)
0
(-)
2
(-)
0.217
(↓0.002)
4.420
(↑0.29)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
35211 0.625
(↓0.011)
-
(-)
86223
(+1)
186
(+6)
58
(-)
34
(-)
0.237
(↓0.001)
2.810
(↓0.06)
2
(-)
巨人
34280 0.548
(↓0.009)
4
(-)
81239
(+4)
248
(+9)
66
(-)
33
(-)
0.243
(-)
3.480
(↓0.05)
3
(-)
広島
29282 0.509
(↑0.009)
6.5
(↑1)
84227
(+3)
206
(+1)
24
(-)
10
(-)
0.252
(↓0.001)
3.250
(↑0.04)
4
(-)
中日
27300 0.474
(↓0.008)
8.5
(-)
86181
(+2)
211
(+6)
33
(-)
20
(-)
0.245
(↑0.001
3.600
(↓0.04)
5
(-)
DeNA
24290 0.453
(↑0.011)
9.5
(↑1)
90184
(+2)
228
(-)
39
(-)
20
(-)
0.249
(-)
3.830
(↑0.07)
6
(-)
阪神
26331 0.441
(↑0.01)
10.5
(↑1)
83188
(+2)
176
(-)
43
(-)
45
(-)
0.232
(-)
2.740
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
32231 0.582
(↓0.011)
-
(-)
87230
(-)
174
(+2)
33
(-)
34
(+1)
0.266
(↓0.001)
2.790
(↑0.02)
2
(-)
楽天
31231 0.574
(↓0.011)
0.5
(-)
88185
(+1)
166
(+3)
33
(-)
44
(-)
0.232
(↓0.003)
2.910
(↑0.02)
3
(-)
ORIX
30290 0.508
(↑0.008)
4
(↑1)
84166
(+6)
181
(+1)
23
(+1)
32
(+1)
0.229
(↑0.003)
2.820
(↑0.03)
4
(-)
西武
27301 0.474
(↑0.01)
6
(↑1)
85181
(+9)
178
(+4)
40
(+2)
22
(+2)
0.225
(↑0.001)
2.560
(↓0.03)
5
(-)
ロッテ
25321 0.439
(↑0.01)
8
(↑1)
85183
(+6)
202
(+2)
36
(+1)
55
(+2)
0.216
(↑0.001
2.870
(↑0.02)
6
(-)
日本ハム
22360 0.379
(↓0.007)
11.5
(-)
85196
(-)
227
(+2)
48
(-)
42
(-)
0.238
(↓0.004)
3.750
(↑0.03)