DeNA(☆7対0★)楽天 =交流戦1回戦(2022.06.03)・横浜スタジアム=
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楽天
0000000000600
DeNA
20300101X71102
勝利投手:大貫 晋一(4勝2敗0S)
敗戦投手:瀧中 瞭太(1勝5敗0S)

本塁打
【DeNA】宮﨑 敏郎(4号・1回裏2ラン),牧 秀悟(14号・3回裏3ラン)

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◆投打のかみ合ったDeNAが完勝。DeNAは初回、宮崎の2ランで先制に成功する。そのまま迎えた3回裏には、1死一二塁から牧の3ランが飛び出し、追加点を挙げた。投げては、先発・大貫が5回無失点と試合をつくり、今季4勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。

◆DeNA大貫晋一投手(28)が交流戦で初めての連勝を狙う。3日楽天戦(横浜)で先発予定。前回登板では、西武に7回1/3無失点の好投。3年ぶりに交流戦で白星を挙げた。大貫は「スタートいい感じに切れたと思うので、しっかりいいところをまた出せるようにしたい」と気持ちを高めた。楽天にはルーキーイヤーの19年に1つのアウトも取れず、6失点で降板した苦い記憶がある。「左打者も多いし、つながりもある打線。いろんなことやってくると思うので、冷静に状況判断しながら自分ができるベストなことをやっていきたい」とリベンジを期した。

◆DeNA蝦名達夫外野手(24)が、「6番右翼」で2試合連続でスタメンに名を連ねた。2日のオリックス戦では1号ソロを含むマルチ安打をマークした。この日から1軍に昇格した大田泰示外野手(31)、森敬斗内野手(20)はベンチスタートで、出番に向け、準備する。

◆DeNA木塚敦志投手コーチ(44)が、試合前イベントのレジェンドOB1打席対決に臨み、楽天OBの聖沢諒氏(36)と対戦した。特別ルールで四球後も対戦は続き、10球に及んだ勝負の末に二塁後方への飛球に終わった。木塚コーチは「(球数が多くなってしまって)申し訳ないです。多く投げられたので、良かったですが...。ごめんなさい!」と頭を下げた。対決前に「もう1度、野球選手へ戻るためにトレーニングしてきたので、打ち返したいです」と意気込んだ聖沢氏は「これでは野球選手に戻れないので、あきらめます」と苦笑した。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(33)が、先制の4号2ランを放った。1回1死一塁、カウント1-2からの142キロの内角速球に対し、うまく肘をたたみながら、左翼席に運んだ。「インコースのボールに対して、うまく反応することができました。また、風にも乗ってくれました。先制することができ、うれしいです」宮崎にとっては4月16日のヤクルト戦以来のアーチで、打点は4月19日の阪神戦以来だった。

◆DeNA牧秀悟内野手(24)が、4試合ぶりの1発となる14号3ランを放ち、リードを広げた。2点リードの3回1死一、二塁。楽天滝中の初球を完璧に打ち返し、左翼ポール際のスタンド上段に運んだ。交流戦4本目のアーチで、ベンチ前で本塁打パフォーマンスの「デスターシャ」を笑顔で決めた。牧は「なかなか打てていなかったので、何としても気持ちで打とうと打席に入りました。打った瞬間、本塁打になると確信していました!」とコメントした。

◆右太もも裏の肉離れと左足首の捻挫から復活したDeNA森敬斗内野手(20)が、好守でスタンドを沸かせた。6点リードの8回1死の遊撃の守備、楽天浅村の鋭い打球に追いつき、"鬼肩"でボールを一塁へと送った。7回に代走で今季初出場。8回から守備につき、早速訪れた守備の機会でファンを魅了した。8回無死では、二塁手の牧がファインプレー。若き二遊間が守備で三上をもり立てた。

◆右太もも裏の肉離れから復活したDeNA大田泰示外野手(31)が、1軍合流即代打で起用され、死球で出塁した。6点リードの7回1死二塁、カウント1-1から楽天渡辺佑の抜けたボールが体に当たった。代走には、右太もも裏の肉離れと左足首の捻挫から復活した森敬斗内野手(20)が起用され、スタンドから拍手を浴びた。

◆DeNAが宮崎、牧の3、4番のアベックアーチで主導権を握って、楽天に快勝し、連敗を2で止めた。1回に宮崎が先制の4号2ランを放ち、3回には牧が14号3ランで追加点を挙げた。6回にはキャプテン佐野が適時打をマークし、8回には代打桑原が意地の適時二塁打を放ち、リードを広げた。先発大貫は、走者を出しながら粘りの投球で5回を無失点に抑え、自身3連勝を飾った。6回以降は入江、三上、宮国が無失点リレーを決めた。三浦監督は「(宮崎の1発で)いい形で先制してくれた。(牧の1発の)あの3点も大きかった」と3、4番のアベックアーチを評価。「大田、森が戻ってきて、ベンチも盛り上がってましたし、この勢いで明日も戦っていきたいです」と力を込めた。▽DeNA大貫(5回無失点で自身3連勝となる4勝目)「粘りのピッチングになってしまったので、球数が多くなってしまった。次回登板は長いイニングを投げられるように」

◆楽天が、7カード続けて初戦を落とした。先発滝中が試合を作れなかった。1回1死一塁で宮崎に左翼への2ランを浴び、先制点を献上。3回1死一、二塁では、牧に左翼へ3ランを運ばれた。3回3安打5失点で降板。前回登板の5月27日ヤクルト戦でも5回8安打6失点。2戦続けて、役割を果たせなかった。打線は6安打8残塁で無得点。今季10度目の0封負けとなった。交流戦ではここまで10戦で19得点。得点力不足から抜け出すことができない。石井GM兼監督は「なんとかしないとという気持ちが多分強すぎるのかなと思います。どうにかしないといけないということの責任感、強さが、悪い方向に出ちゃってるかもしれない。思い切っていってほしい」と奮起を促した。

◆楽天石井一久GM兼監督が、滝中を2軍で再調整させる方針を明かした。滝中は1回1死一塁で宮崎に左翼へ2ランを放たれ、先制点を献上。3回1死一、二塁では、牧から左翼への3ランを浴びた。3回3安打5失点で降板。今季5敗目を喫した。前回登板の5月27日ヤクルト戦でも5回8安打6失点。2戦続けて、役割を果たせなかった。滝中は「同じことを繰り返しているので、良くなかったですね」と反省した。試合後指揮官は「ディフェンシブな感じには僕は見えた。やられたらやり返すしかないので、もうちょっと荒ぶる感じはほしかった。無難にというか、なんとか抑えたいという気持ちがちょっと強すぎた」と厳しかった。昨季は10勝を挙げ、飛躍の1年となったが、今季は1勝5敗と苦しむ1年に。石井GM兼監督は「先週もあまり良くなくてやられ方も悪かったので、先々週までの滝中の状態とは違うので、次回は違う人がいってもらおうかなと思います」と入れ替えを示唆した。

◆DeNA牧秀悟内野手(24)が4番の意地で4試合ぶりの14号3ランを放ち、連敗を2で止めた。2点リードの3回1死一、二塁。打った瞬間に確信する完璧なアーチを左翼席上段に運んだ。「全く打ててなかったので、本当に情けないと思った」と6月に入って、わずか2試合無安打でも責任を痛感。「何としても気持ちで」と結果を残した若き大砲に、三浦監督は「今日、何日?」と笑いながら「完璧なホームランだった」と絶賛した。

◆右太もも裏の肉離れと左足首の捻挫から復活したDeNA森敬斗内野手(20)、右太もも裏の肉離れから復活した大田泰示外野手(31)が、チームの雰囲気を盛り上げた。この日から合流した2選手について、三浦監督は「ベンチも盛り上がってましたし、雰囲気を変えてくれた。(大田は)ベンチにいても、グラウンドに出ても、何かを感じさせてくれる選手」と評した。1軍合流初戦だった3日の楽天戦は、ともにベンチスタートだった。大田は6点リードの7回1死二塁で代打で出場し、死球で出塁。代走には、森が起用された。8回の守備では、遊撃に入った森が好守でスタンドを沸かせた。6点リードの8回1死、楽天浅村の鋭い打球に追いつき、"鬼肩"でアウトにした。三浦監督が「元々ポテンシャルの高い選手ですから。その中で1つ目のプレーであれだけできたというのは、やっぱりうまくなってるなと思って見てました」と評価した。

◆DeNA入江大生投手(23)が、2番手で登板し、奪三振ショーで2回を無安打無失点に抑えた。5点リードの6回から登板。1イニング目を3人で封じると、続投した7回は3者連続三振で流れを引き寄せた。最速154キロの直球を軸に、ウイニングショットのフォークを交え、2回で4奪三振をマークした。三浦監督は「ストレートも力強く、投げる度に自信をつけて、堂々としていると思います」と評価した。

◆楽天はDeNAに連敗となった。序盤にミスが出た。同点で迎えた3回1死二、三塁。浅村が三ゴロを放ち、二塁走者の西川がスタート。だが、三塁走者の早川が本塁突入できず。浅村が一塁でアウトになった後、西川が二、三塁間で挟まれた。挟殺プレーの間に本塁突入した早川がタッチアウトとなった。石井GM兼監督は「疎通ができてなかった」と振り返った。同じく同点で迎えた7回1死二塁のチャンスでは、代打銀次が二塁へライナー。代走山崎が飛び出してダブルプレーとなった。指揮官は「あそこはしょうがない。チームとしてはライナーバックというよりは、ライナーゴーの方なので。あれが抜けていたら(本塁に)かえれないです。ランナーがバックしていたら」。攻めた結果のプレーだった。結果的には直後に一挙4失点。終盤に突き放された。これで3カード連続で負け越し。指揮官は「1つ1つ負けてる中でもつかんで次の試合に向かうことが大事。プレッシャーにならずこれからの戦いに備えて、しっかりとやるべきことをやっていければいいなと思う。たまたま今は結果が出ないので、前を向くっていうことはまず大事かな」と目線を上げた。首位ソフトバンクとの差は1・5。今季はまだ90試合が残っている。石井GM兼監督は「中盤に差しかかる前にプレッシャーを感じる時ではないので、向かっていく姿勢の方が大事だと思う。ピッチャーで言えば腕を振って投げていく。バッターで言えばスイングしていく。そこの原点に戻りますかね」と奮起を促した。▽楽天宋家豪(7回に登板し、4失点で今季初黒星)「試合の結果は悔しいですけど、切り替えて、次は頑張りたいです」▽楽天早川(先発し5回1/3を1失点)「ストライクゾーンや相手の出方や反応などをうかがってしまったので、逆に強気で攻めていけばよかったなと思います。真っすぐは良くなってきたので、初回からそれを持続していければなと思います」

◆楽天は3日のDeNA戦(横浜)で滝中が先発する。2年目の昨季は初の2桁勝利(10勝5敗)をマークしたが、今季はここまで8試合の登板で1勝4敗。前回5月27日のヤクルト戦(楽天生命パーク)では今季ワーストの6失点を喫した。2日は「丁寧に投げるというのが大前提。しっかり向かっていく気持ちを強く持っていきたい」。プロ入り後初対戦となるDeNAから4月17日以来の白星を目指す。(バンテリンドーム)

◆DeNAは3日の楽天戦(横浜)で、大貫が先発する。5月は4試合に登板し3勝1敗、防御率1・07、26奪三振と安定した成績を残した右腕。楽天戦は新人の2019年に1死も取れずに6失点で降板して以来の登板で2日、「もちろん覚えている。すごく勉強になった。左打者も多く、つながりのある打線なので、冷静に状況判断して自分のベストができるように」とリベンジを誓った。(横浜)

◆DeNA・大田泰示外野手(31)と森敬斗内野手(20)が1軍に合流した。試合前に三浦監督は「2人ともけがで時間がかかりましたけど、万全な状態で戻ってきてくれた。チームの雰囲気を変えられるぐらいの元気者2人。チームを活性化してくれることを期待しています」と語った。大田は5月8日の広島戦(マツダ)で右太ももの裏に張りを訴えて交代。翌9日に右太もも裏の肉離れのため出場選手登録を抹消された。6月1日に2軍で実戦復帰し、2試合に出場した。森は2月27日の巨人とのオープン戦(那覇)の走塁で転倒し負傷。3月1日よりリハビリ組に合流し、実戦復帰まで約2カ月半を要した。また、4月に新型コロナウイルスに感染し2軍調整が続いた石田健大投手(29)もハマスタに合流。5日の楽天戦(横浜)での先発が見込まれる。

◆交流戦の主催全9試合で球団史上初めて実施する「9試合連続レジェンドOB1打席対決」の第7戦を開催。DeNA・木塚敦志投手コーチ(44)と楽天OB・聖沢諒氏(36)が対決した。木塚コーチは現役さながらのサイドスローで120キロ台のボールを投じるも、カウント3―1からの5球目がボール。本来は四球だが〝特別ルール〟で勝負は続行された。しかし、その後もボール3球、見逃し、ファウルで、進行役から「時間もありますので」とマイクが入りながら、最後は10球目を聖沢氏が右前へ力ない飛球を打ち上げた。聖沢氏は「これでは野球選手に戻れませんね。きょうで諦めます。緊張感の中、このような機会をいただきありがたい」と語り、木塚コーチは思わぬ結果に「ごめんなさい、申し訳ないです。たくさん投げてすみません」と手短に謝っていた。

◆打った瞬間、スタンドインを確信。雄たけびを上げながら、バットを放り投げた。DeNAの4番、牧が2点リードの三回、4試合ぶりの一発となる14号3ランを左翼席上段へとたたき込んだ。「なかなか打てていなかったので、何としても気持ちで打とうと打席に入った。打った瞬間、本塁打になると確信していました!」楽天先発の滝中が三回、1死から前を打つ柴田、宮崎に連続四球。一、二塁の好機で狙いすましたように初球を振り抜いた。128キロのチェンジアップを捉えた打球は打球速度160キロを計測し、そのまま左翼ポール際に一直線で飛んでいった。ダイヤモンドをさっそうと駆け抜け、三塁を回ったところで、右手でOKサインをつくって空に掲げるおなじみのポーズを披露。今季新加入の大田がやっていたポーズを「かっこよかったので」とまねたもので、この日1軍に復帰した先輩と喜びを共有した。5月は打率・329、25打点、8本塁打の好成績をマーク。出塁率と長打率を足し合わせた指標OPSは1・100を記録した。6月は今季初の2試合連続無安打スタートとなったが、月替わりの1安打目を豪快なアーチで飾った。(浜浦日向)

◆またしても一発攻勢に屈した。楽天の先発、滝中は3回5失点で降板。許した被安打3のうち、本塁打が2本だった。一回1死一塁から宮崎に先制2ランを浴びた。三回には1死から柴田、宮崎への連続四球を与えて自らピンチを招くと、牧に3ランを被弾。この回を投げ終えると四回から2番手・酒居にマウンドを譲った。前回登板となった5月27日のヤクルト戦で4本塁打を喫し、5回6失点で降板していた。石井監督がヤクルトのエース左腕として君臨していた1997年9月2日、横浜(現DeNA)を相手に無安打無失点試合を達成した。球場もこの日と同じ横浜スタジアムだった。「僕の中では、すべてが過去の話。ちゃんと記憶と記録は頭の中に入っているけど、過ぎたことはあまり関係ない。結果は変わらないし、いいことも悪いことも過去のことなので」指揮官にとっては過去を振り返るよりも、大事なことは目の前に起きること。それだけにこの日、マウンドに送り出した滝中に対しても「前回は前回。今回は滝中のよさを、前回できなかったものを表現してくれたらいいし。新たな気持ちでスタートしてくれたらいいと思います」と期待を寄せていたが、右腕は結果で応えることはできなかった。

◆DeNAは一回に宮崎の4号2ランで先制し、三回に牧の14号3ランで差を広げた。大貫が5回5安打無失点で4勝目を挙げ、4投手で無失点リレー。楽天は滝中が3回5失点と崩れ、打線は序盤の好機を生かせず反撃できなかった。

◆楽天の滝中は2本塁打を含む3安打5失点で今季最短の3回でKOされ、5敗目を喫した。4月17日の今季初勝利の後は6試合で5連敗し「同じことを繰り返している。良くなかった」と悔しがった。制球が不安定で0―2の三回1死から連続四球を与え、4番の牧に初球の甘い変化球を左翼席上段に運ばれた。前回5月27日のヤクルト戦でも4本塁打を浴びて5回6失点で黒星。「もっと厳しくなのか、配球なのか。自分の中でちゃんと反省しないといけない」と肩を落とした。

◆DeNA・大田泰示外野手(31)と森敬斗内野手(20)が1軍に復帰を果たし、ともに途中出場した。大田は七回1死二塁から代打で登場し、死球で出塁した。大田の代走として森が出場。森は八回から遊撃の守備に入り、いきなり最初のプレーで浅村の二遊間への痛烈なゴロに追いつき、一塁へ回転スローでアウトにする好プレーを披露。ハマスタのファンの拍手を浴びた。三浦監督は「(森は)元々ポテンシャルの高い選手ですから、その中で1つめのプレーであれだけできたというのは、やっぱりうまくなってるなと。(大田)泰示はずっと練習の時から元気がありましたし、ベンチを盛り上げてくれている。雰囲気を変えてくれた」と高く評価した。大田は5月8日の広島戦(マツダ)で右太ももの裏に張りを訴えて交代。翌9日に右太もも裏の肉離れのため出場選手登録を抹消された。6月1日に2軍で実戦復帰し、2試合に出場した。森は2月27日の巨人とのオープン戦(那覇)の走塁で転倒し負傷。3月1日よりリハビリ組に合流し、実戦復帰まで約2カ月半を要した。

◆DeNAの宮崎が0―0の一回1死一塁で4号2ランを放った。左太もも裏を痛めて4月23日から約3週間、離脱した影響もあり、本塁打は4月16日以来で打点も同19日以来。お立ち台では「ホームラン打者じゃないので、うれしい」と照れ笑いを浮かべた。技術が詰まった快打だった。滝中に追い込まれながらも、142キロの内角速球を、巧みに腕をたたんで体の回転で打ち返した。打球は高い放物線を描き、左翼席に吸い込まれ「うまく反応できたし、風にも乗って入ってくれた」と自賛した。

◆打った瞬間、スタンドインを確信した。DeNA・牧秀悟内野手(24)が三回に豪快な14号3ラン。左翼席へ舞い上がる打球を確認し、雄たけびを上げながらバットを放り投げた。「なかなか打てていなかったので、気持ちで打とうと打席に入った。感触は良かった。(今までで)ナンバーワンです」柴田、宮崎と四球が続いた後の初球。滝中がセットポジションの時間を長くした〝変化〟に動じず、チェンジアップを振り抜いた。トラックマン(弾道測定器)で打球の角度は33度、飛距離は121メートル、速度は160キロを記録した。5月は打率・329、25打点、8本塁打の好成績をマークしたが、6月に入ってから今季初の2試合連続無安打。チームも連敗し「だいぶ悔しい気持ちだった」と振り返る。それでも「カードが変わったので、短期決戦で切り替えられた」と楽天相手に2年連続のアーチを架けた。試合前のシートノックの際、声出し役をチーム最年長の39歳、藤田が担った。その場で両親が観戦に来ていることを伝えられた牧ら野手陣は、全員でスタンドに向かって手を振った。牧は同じ二塁手の大先輩にとって大事な一戦で、勝利を届けた。打率・319はリーグトップで、14本塁打と41打点は同3位。牧の本塁打とともに、DeNAが6月の〝反撃〟を開始した。(浜浦日向)

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
730 0.700
(↑0.033)
-
(-)
848
(+1)
31
(-)
17
(+1)
7
(+1)
0.274
(↓0.005)
2.450
(↑0.26)
1
(-)
ソフトバンク
730 0.700
(↑0.033)
0
(-)
853
(+6)
19
(-)
9
(+1)
10
(+1)
0.286
(↑0.005)
1.860
(↑0.22)
3
(-)
阪神
640 0.600
(↑0.044)
1
(-)
831
(+9)
26
(+7)
7
(+3)
13
(+1)
0.261
(↑0.013)
2.430
(↓0.52)
4
(2↑)
ORIX
550 0.500
(↑0.056)
2
(-)
831
(+4)
26
(+1)
4
(+1)
3
(-)
0.270
(↑0.002)
2.690
(↑0.19)
4
(2↑)
DeNA
550 0.500
(↑0.056)
2
(-)
832
(+7)
34
(-)
10
(+2)
3
(-)
0.229
(↑0.013
2.660
(↑0.3)
4
(1↓)
中日
550 0.500
(↓0.056)
2
(↓1)
825
(-)
33
(+6)
4
(-)
5
(-)
0.226
(↓0.006)
3.240
(↓0.31)
4
(1↓)
西武
550 0.500
(↓0.056)
2
(↓1)
833
(-)
32
(+1)
7
(-)
3
(-)
0.235
(↓0.012)
2.620
(↑0.15)
4
(2↑)
巨人
550 0.500
(↑0.056)
2
(-)
840
(+10)
34
(+3)
13
(+1)
15
(+6)
0.235
(↑0.019)
3.170
(↑0.02)
9
(3↓)
楽天
460 0.400
(↓0.044)
3
(↓1)
819
(-)
34
(+7)
3
(-)
4
(-)
0.213
(↓0.003)
3.560
(↓0.44)
9
(3↓)
ロッテ
460 0.400
(↓0.044)
3
(↓1)
830
(+3)
38
(+10)
9
(+1)
6
(-)
0.205
(↑0.001)
3.350
(↓0.35)
9
(3↓)
日本ハム
460 0.400
(↓0.044)
3
(↓1)
845
(+7)
45
(+9)
10
(+1)
7
(-)
0.292
(↑0.018)
4.160
(↓0.59)
12
(-)
広島
370 0.300
(↓0.033)
4
(↓1)
818
(+1)
53
(+4)
0
(-)
1
(-)
0.224
(↑0.01)
5.070
(↑0.12)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
33201 0.623
(↑0.008)
-
(-)
89214
(+1)
175
(-)
57
(+1)
33
(+1)
0.239
(-)
2.760
(↑0.05)
2
(-)
巨人
33260 0.559
(↑0.007)
3
(-)
84229
(+10)
228
(+3)
63
(+1)
32
(+6)
0.244
(↑0.003)
3.360
(-)
3
(-)
広島
28262 0.519
(↓0.009)
5.5
(↓1)
87220
(+1)
197
(+4)
24
(-)
9
(-)
0.255
(↑0.001)
3.300
(↓0.02)
4
(-)
中日
25290 0.463
(↓0.009)
8.5
(↓1)
89168
(-)
200
(+6)
32
(-)
20
(-)
0.243
(↓0.001)
3.600
(↓0.04)
5
(-)
DeNA
22280 0.440
(↑0.011)
9.5
(-)
93171
(+7)
221
(-)
38
(+2)
17
(-)
0.244
(↑0.002
3.940
(↑0.08)
6
(-)
阪神
23331 0.411
(↑0.011)
11.5
(-)
86175
(+9)
173
(+7)
42
(+3)
42
(+1)
0.230
(↑0.002)
2.830
(↓0.08)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
32201 0.615
(↑0.007)
-
(-)
90225
(+6)
161
(-)
33
(+1)
32
(+1)
0.268
(↑0.001)
2.690
(↑0.05)
2
(-)
楽天
30211 0.588
(↓0.012)
1.5
(↓1)
91177
(-)
152
(+7)
31
(-)
41
(-)
0.234
(↓0.001)
2.820
(↓0.08)
3
(1↑)
ORIX
27290 0.482
(↑0.009)
7
(-)
87152
(+4)
176
(+1)
21
(+1)
30
(-)
0.226
(↑0.001)
2.900
(↑0.03)
4
(1↓)
西武
26281 0.481
(↓0.01)
7
(↓1)
88167
(-)
166
(+1)
35
(-)
20
(-)
0.226
(↓0.001)
2.500
(↑0.03)
5
(-)
ロッテ
23311 0.426
(↓0.008)
10
(↓1)
88166
(+3)
194
(+10)
30
(+1)
52
(-)
0.214
(-)
2.880
(↓0.07)
6
(-)
日本ハム
22330 0.400
(↓0.007)
11.5
(↓1)
88193
(+7)
214
(+9)
48
(+1)
41
(-)
0.244
(↑0.004)
3.700
(↓0.11)