1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 11 | 1 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 7 | 1 | 0 |
勝利投手:九里 亜蓮(3勝3敗0S) (セーブ:栗林 良吏(0勝1敗11S)) 敗戦投手:伊藤 大海(5勝4敗0S) |
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◆広島が逆転勝利。広島は1点ビハインドの5回裏、中村奨の走者一掃となる適時二塁打などで6点を挙げ、試合をひっくり返す。投げては、先発・九里が6回途中3失点。その後は4人の継投でリードを守り、九里は今季3勝目を挙げた。敗れた日本ハムは、投手陣が精彩を欠いた。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)が自身のインスタグラムのストーリーを投稿。先発予定の伊藤大海投手(24)の打撃に期待した。「さぁ~今日は絶好調伊藤君 カープ打線はどう攻略してくるか!? 楽しみだぁ~ チーム1バッティングがいい伊藤君のバッティングにも注目!!!!」交流戦が始まる前には「2番投手」構想も披露していたBIGBOSSが、伊藤をどの打順に入れるのかも注目される。伊藤は左打ちで、プロ入り後は7打席に立って無安打も「実はバッティングも得意なんです」。ちなみに苫小牧駒大時代は、20年10月に行われた大学最後の試合、明治神宮大会代表決定戦の代替試合となった北海道地区大学野球王座決定戦では志願して「7番投手」でスタメン出場。「大学最後の打席はフェンス直撃の二塁打でした」。その試合は星槎道都大との対戦で、20年ドラフト4位でロッテに入団した河村説人投手(24)との投げ合い。5回5安打2失点、毎回の10奪三振。降板後は左翼の守備にも就いていた。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)は先発の伊藤大海投手(24)をオーソドックスな「9番投手」とした。この日、自身のインスタグラムのストーリーで「さぁ~今日は絶好調伊藤君 カープ打線はどう攻略してくるか!? 楽しみだぁ~ チーム1バッティングがいい伊藤君のバッティングにも注目!!!!」と、投打で期待を寄せていた。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)が、敵地の始球式に乱入した!?試合前の始球式に、広島のユニホームを着た少年が登板。球場アナウンスでBIGBOSSが呼ばれ、打席に立った。外角へのボール球にバントの構えをしながら、身を投げ出して突っ込んだ。空振りし、ベース板の前でずっこける形となり、両チームのファンから大きな歓声が巻き起こった。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)の采配が決まって、先制点を奪った。3回2死一、三塁の場面で重盗が成功した。一塁走者の清宮幸太郎内野手(23)が盗塁のスタートを切り、広島中村奨成捕手(22)は二塁へ送球。清宮は送球されたのを見て一、二塁間でストップし、その間に三塁走者の今川優馬外野手(25)が生還した。この回は2死から今川が9球粘って左前打で出塁すると、新庄監督は清宮へエンドランのサインを出して成功(清宮は右前打)。采配がズバズバ当たって、まずは1点を先行した。
◆日本ハム伊藤大海投手(24)に打球が直撃するアクシデントが起きた。3回1死二塁の場面で、広島西川龍馬外野手(27)の打球が右足すねの外側付近に当たった。伊藤も打球を避けようとジャンプしたが間に合わず、その場に倒れ込んだが、すぐに立ち上がった。トレーナーらが駆けつけ、治療のため、自らの足で三塁側ベンチへ引き揚げた。ビッグボスも心配そうに見つめていたが、伊藤は応急処置を受けてマウンドに戻った。
◆日本ハム松本剛外野手(28)がBIGBOSS仕込みのレーザービームで、打球直撃のアクシデントがあった直後の先発伊藤大海投手(24)を助けた。3回1死一、三塁のピンチで、やや浅めの中飛を処理すると、ノーバウンドで本塁へ送球。タッチアップで生還を狙った三塁走者の野間峻祥外野手(29)が滑り込む前に、送球は捕手へ届いており、悠々とアウトにした。試合前には新庄剛志監督(50)から、外野からの送球動作についてアドバイスを受ける場面もあった。また、直前のプレーで先発伊藤は打球が右足すねの外側付近に直撃しながらも、治療後に続投。その初球で飛び出したビッグプレーに、BIGBOSSをはじめとして三塁側の日本ハムベンチは大盛り上がりとなった。
◆日本ハム松本剛外野手(28)が今季初めて7打席連続凡打を喫した。1日広島戦(マツダスタジアム)の第1打席から、この試合の第2打席までで記録。今季は5月5日楽天戦(札幌ドーム)の第4打席から同7日西武戦(ベルーナドーム)の第1打席までの6打席連続がワーストだった。ただ、3回の守備で相手の犠飛を阻止する補殺を記録すると、5回の第3打席で左翼フェンス直撃の二塁打で8打席ぶりの安打をマークした。この日で49試合目の出場となるが、2試合連続で無安打の試合がない。安定した好調さを、この日もしっかりと披露した。
◆日本ハム伊藤大海投手(24)がアクシデントを乗り越えられず、無念の降板となった。1点リードの5回。先頭打者の広島九里亜蓮投手(30)に対して四球を与えると、続く野間峻祥外野手(29)にも連続四球。右足をかばって思うように投球できない姿を見た新庄剛志監督(50)が交代を告げた。伊藤は両手を膝について、うつむいた。3回1死二塁の場面でアクシデントが起きていた。広島西川龍馬外野手(27)の打球が右足すねの外側付近に当たった。伊藤も打球を避けようとジャンプしたが間に合わず、その場に倒れ込んだが、すぐに立ち上がった。トレーナーらが駆けつけ、治療のため、自らの足で三塁側ベンチへ引き揚げた。その後、伊藤は応急処置を受けてマウンドへ戻って続投。4回も無失点で切り抜け、5回の攻撃では打席にも立って勝利投手の権利を得られる5回のマウンドに上がったが、投げ切ることができなかった。
◆広島が60イニングぶりとなる1イニング複数得点を挙げ、逆転に成功した。0-1の6回。先頭打者の九里亜蓮投手(30)の四球を皮切りに無死満塁の好機をつくった。西川龍馬外野手(27)は左邪飛に倒れたが、1死満塁からライアン・マクブルーム内野手(30)が10球目を見極め、押し出し四球で同点。続く坂倉将吾捕手(24)も押し出し四球を選び、逆転に成功した。5-2で勝利した5月25日ロッテ戦(マツダスタジアム)の6回以来、60イニングぶりに1イニング複数得点を記録した。さらに宇草孔基外野手(25)の押し出し死球、中村奨成捕手(22)の3点適時二塁打などもあり、この回一挙に6得点した。試合前までの直近5試合で3得点と打線がパ投手に苦しんでいたが、四球などを絡めた今季の広島らしいつなぐ野球で得点を重ねた。
◆日本ハムは逆転負けで広島に負け越した。先発伊藤大海投手(24)が3回に右ふくらはぎ外側に打球を受けるアクシデント。続投したが、1点リードの5回に制球を乱して降板。救援陣も踏ん張れず、一挙6失点を喫した。新庄監督は伊藤の次回登板について「様子見だけど、たぶん1回飛ばして」と、登録抹消を示唆した。敗れはしたが、BIGBOSSは「毎日、ゲームは面白い」と評価。聖地凱旋(がいせん)となる3日阪神戦へ向けて「甲子園の大歓声の前で選手はプレーできる。楽しみながらグラウンドで暴れてほしい」と話した。
◆今季初先発マスクの広島中村奨成捕手(22)が「日本生命セ・パ交流戦」の日本ハム3回戦で、攻守にわたって勝利に貢献した。先制点を許す判断ミスもありながら、1試合2盗塁刺を記録。チームとして盗塁をアウトにしたのが前日まで2度しかなかった。打撃では逆転した5回2死満塁から走者一掃の二塁打。昨年6月1日の日本ハム戦以来の適時打となる今季初打点で勝利を呼び込んだ。流れは、広島のスコアボードに「6」が灯る前に変わった。日本ハムのスコアボードに「0」をともした5回表の捕手中村奨の肩だった。2死一塁から清宮の初球にスタートを切った一塁走者今川をストライク送球でタッチアウト。試合前まで今季広島捕手陣が2つしか記録していなかった盗塁刺が、この日2つ目。スタンドがドッと沸いた。ワンプレーで潮目が変わり、直後に6得点。18年楽天3連戦以来4年ぶりの交流戦カード勝ち越しを決めた。「昨日ふがいないスローをしてしまっているので、その反省も踏まえて。今日は練習でいいものが出ていたので。練習通りできたかなと思います」肩で変えた流れをバットで一気にたぐり寄せた。5回裏の攻撃。満塁から3四死球で3-1とし、なお2死満塁から日本ハム鈴木の浮いた真っすぐを捉え、右翼に上がった飛球はわずかに右翼手万波のグラブを越えた。今季初打点は、試合を決定づける走者一掃の二塁打。昨年6月1日、同じ日本ハム戦以来の適時打となった。外野に本格挑戦した今季、巡ってきた本職での先発だった。0-0の3回2死一、三塁の守備では、冷静さを欠いた。野村の初球にスタートを切った一塁走者清宮の動きに迷わず二塁送球も、清宮は一、二塁間でストップ。タイミング良くスタートを切った三塁走者の生還を許した。BIGBOSSの術中にはまり「準備不足」と猛省。その後は落ち着きを取り戻し、昨年プロ初先発捕手で完封勝利した九里との呼吸を合わせた。外野本格挑戦の中、捕手出場が巡ってきたのは盗塁阻止率が1割にも満たなかった捕手事情がある。攻撃陣も交流戦ではつながりを欠くだけに、攻守に渡る活躍はひとつの光明といえる。佐々岡監督は「今日はしっかりと刺してくれたし、打撃での調子いいからファームから上がってきている」と起用に応える働きをたたえた。好機をものにした22歳はまだ満足していない。「一番は試合に出たいです。今日みたいなプレーを引き続き、続けていけたら」。ポジションにこだわらず、試合出場にこだわっていく。【前原淳】○...先発九里は5回2/3を3失点で3勝目を手にした。6-1と逆転に成功した直後の6回に2連続二塁打で失点。さらに2死二塁から宇佐見の中前適時打で3点目を失い、2死一塁となったところで降板した。2戦続けて回の途中でマウンドを降り、「回の途中で降りるのは悔しい。中継ぎの抑えてくれた投手に感謝」。回途中から登板し、抑えたターリーをはじめ、中継ぎ陣に謝意を示した。○...不安を残す形で途中交代した西川は、3日に様子を見て出場可否を判断する。6回2死から中前打で出塁。一塁上でベンチのトレーナーを自ら呼んだ。1度はベンチ裏に下がり、治療に入ったが、そのまま出場。直後の守備から交代した。試合後に佐々岡監督は「心配なところ。まだちょっと様子が分からないので、(判断は)明日以降になると思う」と、コメントするにとどめた。○...4番手の森浦は1イニングを無失点で抑え、10戦連続無失点となった。3点差の8回に登板。先頭に安打を許したが、後続の万波、アルカンタラ、宇佐見を3者連続三振とし、スコアボードに「0」を刻んだ。「先頭出て焦ったが、3人三振取れて、結果的に良かった」。今季初登板の4月27日ヤクルト戦こそ1失点したが、以降は無失点。昨季チーム最多登板左腕の調子が上がってきた。○...ターリーがピンチの芽をつんだ。6回、3点差に迫られ、なお2死一塁で救援登板。中島を3球で一ゴロに仕留めた。「目の前の打者をアウトにすることだけを考えて。九里が一生懸命試合をつくっていた。流れを後ろにつなぐように、勝ちをつなぐように投げた。(日本ハムとの)シリーズを勝ち越せて良かった」。わずか3球の登板に終わったが、3ホールド目を挙げ、勝利に貢献した。
◆日本ハム新庄剛志監督(50)が、相手名手のワンプレーを手放しでたたえた。7回1死一、二塁。清宮の打球を、二塁手の菊池涼介内野手(32)が身を投げ出して捕球。立ち上がることなく、すぐさま二塁ベースをカバーしていた遊撃手へ送球して、併殺打を完成させた。BIGBOSSは「忍者」と称されることもある菊池涼の好プレーに、「菊池君も、いいプレーしたしねえ~。すごいよ」と胸を打たれた様子。「あそこの打球をギリギリで捕って、セカンドに投げるなんて、ねえ。まあ彼にとっては、まあまあ普通でしょって。まずスタートがいい」と褒めた。
◆日本ハムが「日本生命セ・パ交流戦」の広島戦(マツダスタジアム)で逆転負けを喫した。新庄剛志監督(50)はブレずに選手の成長を最優先に采配を振ったが、結果は悔しいカード負け越しとなった。3日からは指揮官のプロ野球人生の原点、甲子園での阪神3連戦。すでにチケットは完売。大歓声の聖地で、さらなる成長へとつながるBIGBOSS野球を披露する。新庄監督は、じっと見守っていた。1点リードの5回1死満塁の大ピンチ。3番手でマウンドに送ったのは、春季キャンプ中にアンダースローへ転向させた鈴木だった。「アピールチャンス」。打席には広島の4番マクブルーム。鈴木を今季初昇格させた今カードの初戦から、対戦させたかった右の強打者。勝負が決したのはフルカウントからの10球目。低めのスライダーを見切られ、押し出し四球となった新庄監督 向こうの4番バッターは、ああいう下から投げるピッチャーと、あんまり対戦したことないからダブルプレーのイメージで送った。けど、フォアボールは、ね。避けてほしかったし、デッドボールも。鈴木は続く坂倉にも押し出し四球。1死後に宇草には押し出し死球を与えた。そして中村奨に走者一掃の適時二塁打を浴びた。それでも、続投させた。新庄監督 あれが成長させるポイントでもある。「次の回、抑えろ」と。鈴木は1安打こそ浴びたが、6回は無失点に抑えた。「次の回、いい感じだった」とBIGBOSS。鈴木には投げ方も変更させ、シンカーも習得させた。全ては、この日のような場面で結果を出して、厳しい世界を生き抜いてもらうため。チームの敗戦という大きな代償も払う覚悟で任せたマウンドだっただけに、試合後も勝敗に関して触れることはなかった。ブレない信念で突き進む新庄監督は、交流戦での選手たちの戦いぶりに「毎日、ゲームは面白い」と実感する。3日からは甲子園で、古巣阪神との3連戦だ。新庄監督 甲子園の大歓声の前で選手はプレーできる。気合も入っているだろうし、経験の1つとして楽しみながらグラウンドで暴れてほしいですね。聖地凱旋(がいせん)。近い将来へ向けた種まきもしながら、チームの成長を加速させる。【木下大輔】○...今川が、先制点の起点となった。3回、三塁走者で初球に重盗のサインが出て本塁生還。BIGBOSSチルドレンの1人は「(サインには)もう驚かなくなった。捕手が投げる瞬間に思い切って行こうと。練習の成果が出たかなと思います」と笑みを浮かべた。今季3度目の3安打猛打賞の奮闘も、勝利にはつながらなかった。「やっぱり自分が打って勝ちたい」とリベンジを誓った。○...伊藤の次回登板が不透明になった。3回に右ふくらはぎ外側に打球が直撃。志願して5回続投も2四球と暴投で無死一、二塁を招き、足を引きずりながら降板した。「しっかりとあのイニングを完了させなければいけませんでした」。登板後はアイシングと電気治療を施したが、新庄監督は「様子見だけど、1回(登板を)飛ばしてね。当たり所がね」と出場登録の抹消を示唆した。
◆2日の日本ハム戦(マツダ)に先発する九里がキャッチボールなどで汗を流した。昨年6月16日の対戦では5回2失点で黒星だったが、「若い選手が多くて勢いのあるチームという印象。チームが勝てるピッチングをするだけ」と意気込んだ。前回登板の5月26日のロッテ戦(マツダ)では4回?を投げて6失点。自身2連敗を喫しており、雪辱の今季3勝目を狙う。(マツダ)
◆日本ハム・新庄剛志監督(50)が試合前からスタンドを沸かせた。試合前練習ではグラブを手に遊撃のポジションに就いていたが、フリー打撃で真正面に飛んできたゴロをトンネル。片膝をついてうなだれる姿に、スタンドからは大きな笑い声と拍手が起こった。) また、始球式でも打席に立ち、広島のユニホームを着た少年の投球に身を投げ出してバントを試みようとしたが、空振りしてそのまま倒れこんだ。その後、マウンド付近に駆け寄り、少年にリストバンドをプレゼントした。開幕戦となった3月25日のソフトバンク戦(ペイペイ)でも敵地でありながら始球式で打席に立ち、フジテレビ・井上清華アナウンサーが投げたボールにバットを投げ捨てて両手でキャッチ。前代未聞の始球式として話題を呼んだ。
◆広島は0―1の五回にマクブルームと坂倉の押し出し四球、宇草の押し出し死球、中村奨の3点二塁打で6点を奪い逆転した。九里が六回途中3失点で3勝目、栗林が11セーブ目。日本ハムは五回1死満塁で救援した鈴木が乱調だった。
◆日本ハムの伊藤は1―0の五回に勝利投手の権利を得る目前で降板し、リーグ単独トップの6勝目はならなかった。先頭打者の九里から2者連続四球を与えたところで交代を告げられ、後続の投手が走者の生還を許して4回0/3を2失点となった。「あとの投手に苦しい場面で投げさせる結果になり、申し訳ない」と肩を落とした。1―0の三回1死二塁で西川の強烈な打球が右すね付近に直撃し、グラウンドに倒れ込んだ。手当てを受けて再びマウンドに上がりピンチをしのいだが、五回に突如制球を乱しマウンドを降りた。新人だった昨季の交流戦は3戦3勝、防御率0・90と圧倒的な投球を見せたが、今季は2試合に先発して白星がない。「志願していったからには、しっかりとあのイニングを投げきらないといけなかった」と反省した。
◆広島は逆転勝利で交流戦3カード目で初めて勝ち越しを決めた。セ・リーグは3位、交流戦は最下位のまま。佐々岡真司監督(54)の主な一問一答は次の通り。──交流戦3カード目で初のカード勝ち越し「苦しんでいる中、この地元でね、勝ち越すとね、本当に良かったと思います」──中村奨が今季初スタメンマスク。打っては五回に3点二塁打、守備では五回2死一塁で盗塁阻止と起用に応えた「きのう(1日の2戦目は)途中(六回)から(捕手で)出して、今日は思い切ってスタメンで出した。九里と話し合いながら、昨年(5月19日の巨人戦)東京ドームで組んだと思いますけど、しっかりとリードした」 先発の広島・九里亜蓮) ──九里は5回?を8安打3失点で今季3勝目(3敗)。六回に2点を失い、なおも2死一塁でターリーに交代「初回からしっかりと強気の攻め、気合いが入った投球は見せてくれた中で五回に(打線が一挙5)点を取った。六回はもうひと粘りというのは思いますけど」──西川が六回の打席で下半身を痛め七回に負傷交代。心配...「そうですね、心配なところですけど、まだちょっと様子が分からないので(状態がわかるのは)明日(3日)以降になると思います」 ──菊池涼の(6─3の七回無死一塁で松本の打球に飛びつき二塁封殺した)守備も大きい「あの判断というのはね。やっぱり1点もやらないという、本当あそこの判断というのはさすがだと思うし、その後(1死一、二塁での清宮の(ゲッツーにしても、この4─6─3というのがね。小園もちゃんとしっかりした送球でアウトにした。この二遊間のプレー、特にキクのプレーというのは助けてくれましたね」──3日のオリックス戦(マツダ)は大瀬良と田嶋のマッチアップ。大事なカード初戦「やっぱり初戦を取ると違うと思うんで、エースがしっかりと頑張ってくれると思います」
◆日本ハムは3番手の右下手投げの鈴木が乱調だった。1―0の五回1死満塁のピンチで救援し、三つの押し出し四死球を与えて逆転され、なお2死満塁で中村奨に走者一掃の二塁打を浴びた。新庄監督は「あそこはアピールチャンス。下から投げる投手とあまり対戦したことないだろうから併殺打のイメージで送ったんだけど、四球は避けてほしかった」と渋い表情だった。
◆ビッグボスが敵地の始球式で打席に立った。マウンドに立った広島のユニホームを着た少年の知人から依頼を受けたもので、投球に身を投げ出してバントを敢行。「記念になるのであれば、ということで。スクイズしにいったんだけど、マジで当たらなかった」と、試合前から1人だけユニホームを汚した。3月25日の開幕戦でも、バットを投げ捨てて両手でキャッチする前代未聞の始球式を演出していた。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
ヤクルト |
6 | 3 | 0 | 0.667 (↑0.042) | - (↓1) |
9 | 47 (+7) | 31 (+3) | 16 (+2) | 6 (+1) |
0.279 (↑0.005) | 2.710 (↑0.09) |
1 (-) |
ソフトバンク |
6 | 3 | 0 | 0.667 (↓0.083) | 0 (-) |
9 | 47 (-) | 19 (+3) | 8 (-) | 9 (-) |
0.281 (↓0.014) | 2.080 (↓0.15) |
3 (1↑) |
阪神 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 1 (↑1) |
9 | 22 (+6) | 19 (+1) | 4 (-) | 12 (+1) |
0.248 (↑0.031) | 1.910 (↑0.12) |
3 (1↑) |
中日 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 1 (↑1) |
9 | 25 (+3) | 27 (+2) | 4 (-) | 5 (+1) |
0.232 (↑0.001) | 2.930 (↑0.11) |
3 (1↓) |
西武 |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↓0.069) | 1 (-) |
9 | 33 (+1) | 31 (+6) | 7 (-) | 3 (-) |
0.247 (↓0.006) | 2.770 (↓0.07) |
6 (4↑) |
ORIX |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↑0.069) | 2 (↑1) |
9 | 27 (+3) | 25 (+1) | 3 (-) | 3 (+1) |
0.268 (↓0.005) | 2.880 (↑0.25) |
6 (2↓) |
DeNA |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 2 (-) |
9 | 25 (+1) | 34 (+3) | 8 (+1) | 3 (-) |
0.216 (↓0.011) | 2.960 (-) |
6 (2↓) |
楽天 |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 2 (-) |
9 | 19 (+2) | 27 (+3) | 3 (-) | 4 (+1) |
0.216 (↓0.005) | 3.120 (↓0.03) |
6 (2↓) |
ロッテ |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 2 (-) |
9 | 27 (+3) | 28 (+7) | 8 (+1) | 6 (+1) |
0.204 (↓0.002) | 3.000 (↓0.43) |
6 (4↑) |
巨人 |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↑0.069) | 2 (↑1) |
9 | 30 (+3) | 31 (-) | 12 (+3) | 9 (+2) |
0.216 (↑0.004) | 3.190 (↑0.41) |
6 (2↓) |
日本ハム |
4 | 5 | 0 | 0.444 (↓0.056) | 2 (-) |
9 | 38 (+3) | 36 (+6) | 9 (-) | 7 (-) |
0.274 (↑0.004) | 3.570 (↓0.35) |
12 (-) |
広島 |
3 | 6 | 0 | 0.333 (↑0.083) | 3 (↑1) |
9 | 17 (+6) | 49 (+3) | 0 (-) | 1 (-) |
0.214 (↑0.002) | 5.190 (↑0.29) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
32 | 20 | 1 | 0.615 (↑0.007) | - (-) |
90 | 213 (+7) | 175 (+3) | 56 (+2) | 32 (+1) |
0.239 (↑0.001) | 2.810 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
32 | 26 | 0 | 0.552 (↑0.008) | 3 (-) |
85 | 219 (+3) | 225 (-) | 62 (+3) | 26 (+2) |
0.241 (-) | 3.360 (↑0.06) |
3 (-) |
広島 |
28 | 25 | 2 | 0.528 (↑0.009) | 4.5 (-) |
88 | 219 (+6) | 193 (+3) | 24 (-) | 9 (-) |
0.254 (-) | 3.280 (↑0.01) |
4 (-) |
中日 |
25 | 28 | 0 | 0.472 (↑0.01) | 7.5 (-) |
90 | 168 (+3) | 194 (+2) | 32 (-) | 20 (+1) |
0.244 (-) | 3.560 (↑0.03) |
5 (-) |
DeNA |
21 | 28 | 0 | 0.429 (↓0.009) | 9.5 (↓1) |
94 | 164 (+1) | 221 (+3) | 36 (+1) | 17 (-) |
0.242 (↓0.002) | 4.020 (↑0.02) |
6 (-) |
阪神 |
22 | 33 | 1 | 0.400 (↑0.011) | 11.5 (-) |
87 | 166 (+6) | 166 (+1) | 39 (-) | 41 (+1) |
0.228 (↑0.005) | 2.750 (↑0.04) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
31 | 20 | 1 | 0.608 (↓0.012) | - (-) |
91 | 219 (-) | 161 (+3) | 32 (-) | 31 (-) |
0.267 (↓0.002) | 2.740 (↓0.01) |
2 (-) |
楽天 |
30 | 20 | 1 | 0.600 (↓0.012) | 0.5 (-) |
92 | 177 (+2) | 145 (+3) | 31 (-) | 41 (+1) |
0.235 (↓0.001) | 2.740 (↓0.02) |
3 (-) |
西武 |
26 | 27 | 1 | 0.491 (↓0.009) | 6 (-) |
89 | 167 (+1) | 165 (+6) | 35 (-) | 20 (-) |
0.227 (↓0.001) | 2.530 (↓0.02) |
4 (-) |
ORIX |
26 | 29 | 0 | 0.473 (↑0.01) | 7 (↑1) |
88 | 148 (+3) | 175 (+1) | 20 (-) | 30 (+1) |
0.225 (-) | 2.930 (↑0.04) |
5 (-) |
ロッテ |
23 | 30 | 1 | 0.434 (↓0.008) | 9 (-) |
89 | 163 (+3) | 184 (+7) | 29 (+1) | 52 (+1) |
0.214 (-) | 2.810 (↓0.06) |
6 (-) |
日本ハム |
22 | 32 | 0 | 0.407 (↓0.008) | 10.5 (-) |
89 | 186 (+3) | 205 (+6) | 47 (-) | 41 (-) |
0.240 (↑0.001) | 3.590 (↓0.05) |
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