阪神(★0対2☆)西武 =交流戦1回戦(2022.05.31)・阪神甲子園球場=
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西武
0100000102811
阪神
0000000000600
勝利投手:佐藤 隼輔(3勝3敗0S)
(セーブ:増田 達至(1勝0敗13S))
敗戦投手:西 勇輝(3勝4敗0S)

本塁打
【西武】山川 穂高(17号・2回表ソロ)

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◆西武は2回表、山川のソロで1点を先制する。そのまま迎えた8回には、2死一二塁から森の適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・佐藤が6回途中無失点で今季3勝目。敗れた阪神は先発・西勇が力投するも、打線が6安打無得点と振るわなかった。

◆左膝手術から約1年ぶりに1軍復帰を果たした西武若林楽人外野手(24)が、第1打席で左前打を放った。「2番右翼」で即スタメン。阪神西勇の143キロ直球にうまくバットを合わせた。「来たボールを打ちに行きました。試合が終わるまで頑張ります」とコメントした。6回途中からは左翼の守備に回った。1年前の5月30日阪神戦の守備時に左膝前十字靱帯(じんたい)を損傷。懸命なリハビリを経て、1軍の舞台に戻ってきた。試合前には「(1軍復帰を)待っていてくれるファンの方がいるということを忘れずに練習してきました。1年ぶりに1軍に復帰させていただいたので、どんな形でもいいのでチームに貢献したいです」と話していた。

◆西武山川穂高内野手(30)が「12球団本拠地本塁打」を達成した。2回。阪神西勇の143キロシュートを捉えた。打った瞬間に、それと分かる完璧な一発。甲子園の広い左中間も、フェンスを越えるには十分すぎる当たりだった。今季17号先制本塁打となった。これで通算194発目。これまでパ・リーグ6球団の本拠地はもちろん、セリーグ5球団の本拠地でアーチを放ってきた。東京ドーム、バンテリンドームが3本、神宮、横浜スタジアムが2本、マツダスタジアムが1本。しかし、甲子園だけは...ノーアーチ(オープン戦を除く)という状態だった。「手応えはバッチリでした!。(1回に)エラーしたので、取り返さなきゃと思って打席に入りました」」。これで全12球団本拠地で1発を放ったことになった。「うれしく思います」と語った。

◆阪神が「初物」に苦戦し、自力優勝の可能性が消滅した。西武のドラフト2位ルーキー佐藤隼輔投手(22)と初対決。序盤から走者を出すが、140キロ台後半の速球を軸に組み立てるサウスポーを打ちあぐねた。無得点が続き、6回は2死一、三塁の好機を築き、佐藤を降板させたが糸井が2番手の水上由伸投手(23)に投ゴロに抑えられた。打線は最後まで決め手を欠き、7回1失点と好投の先発西勇輝投手(31)を見殺しにした。本拠地甲子園で3連敗。5月は11勝13敗で開幕から3カ月連続の負け越しとなった。54試合目での自力V消滅は、00年以降では01年の67試合を超えて球団で「21世紀最速」となった。直前の4試合は首位ヤクルトと相星で免れていたが、5度目の崖っぷちで踏ん張りきれなかった。矢野燿大監督(52)が今季限りの退任を表明して臨んだシーズンは虎党の悲鳴から始まった。3月25日ヤクルト戦(京セラドーム大阪)では7点差をひっくり返されて敗戦。守護神スアレスの後釜と期待された新外国人ケラーが9回に2本塁打を浴びた。ケラーは同29日広島戦でも2失点して2軍降格。開幕から2カ月がたった今もファーム暮らしが続く。チームはセ・リーグのワースト記録を更新する開幕9連敗の後、1勝を挟み、再び6連敗。開幕17試合を終えた時点でわずか1勝。勝率は0割6分3厘とプロ野球初となる数字が並んだ。歴史的な開幕のつまずきが大きく響いた。チーム防御率はリーグ1位ながら、チーム打率が同ワースト。投高打低が顕著で、投手陣の奮闘を、野手陣が帳消しにしている。昨季を上回る完封負け13度目と貧打ぶりが際立つ。指揮官のラストシーズン。まだ89試合を残すが、虎は意地を見せられるか...。

◆阪神藤浪晋太郎投手(28)が、1軍復帰戦で1回無安打無失点と好投した。4月中旬の新型コロナウイルスの感染から約1カ月半ぶりの1軍戦の舞台に帰ってきた右腕。8回裏終了時に「ピッチャー、藤浪」がコールされると、場内がどっと沸き立った。2点ビハインドの9回に4番手で登板。先頭外崎を外角低め144キロカットボールで空振り三振にねじ伏せると、続く滝沢には四球を許した。しかし岸の打席の3球目、ワンバウンドした球を捕手長坂が好捕し、一塁走者が飛び出していたところを刺して2死。最後は岸を156キロ直球で二ゴロに仕留め、結果的に3人で片付けた。

◆西武ルーキー佐藤隼輔投手は3勝目をマークした。人生初となる甲子園のマウンド。6回途中3安打無失点と好投した。「初回から投球のリズムを工夫していました」。役目を果たしたが、最後は佐藤輝に内野安打を許し、2死一、三塁の場面で水上にマウンドを譲った。「次回はしっかり長いイニングを投げて、中継ぎの方の負担を減らしたい」と反省も口にした。

◆阪神は今季の自力優勝の可能性が消滅した。阪神は今季残り89試合に全勝しても、最終成績は109勝33敗1分けで7割6分8厘。ヤクルトは残る阪神戦13試合に全敗しても、他球団との79試合に全勝すれば110勝32敗1分けで7割7分5厘となり、阪神を上回るため。シーズン54試合目での消滅は、00年以降では01年の67試合を大幅に更新するワースト記録となった。

◆阪神が今季13度目の0封負けを喫し、首位ヤクルトが勝ったため、54試合目で自力優勝が消滅した。百北幸司球団社長(61)は試合後、取材に応じ「まず、ファンの方に非常にご心配をおかけして申し訳ないというふうに、まずは思います」と、ファンに謝罪した。00年以降では01年の67試合を大幅に超える球団最速での自力優勝消滅。20勝33敗1分で借金13の最下位に低迷を続けている。百北球団社長は「ただ、今日で残り90ゲームを切ったところ。十分に試合数は残っていますので、我々チームとしましては決して諦めることなく、前向きに戦っていきますので、引き続きご声援お願いしたいと思っております」と、残り89試合を全力で戦うことを誓った。▼阪神は今季の自力優勝の可能性が消滅した。阪神は今季残り89試合に全勝しても、最終成績は109勝33敗1分けで7割6分8厘。ヤクルトは残る阪神戦13試合に全敗しても、他球団との79試合に全勝すれば110勝32敗1分けで7割7分5厘となり、阪神を上回るため。シーズン54試合目での消滅は、00年以降では01年の67試合を大幅に更新するワースト記録となった。

◆阪神が今季13度目の0封負けを喫し、首位ヤクルトが勝ったため、54試合目で自力優勝が消滅した。先発西勇輝投手(31)は7回を山川の17号ソロによる1失点だけに抑えたが、打線が援護できなかった。試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。-西武先発の左腕佐藤は散らばっている感じもあったと思うが「もちろんね、初めて対戦するわけやから。まあそれにしてもね...別にコーナーに来ているわけでもないし。何かびっくりするようなボールがあるわけでもないんで。もうちょっとやっぱり、打っていかないとね...」-誰かが打開してくれればというところで完封負けが増えてしまっている「うん...(無言でうなずく)」-先発の西勇は走者を出しながら粘って投げていた「まあ、ホームランだけやったし、状態もずっといい感じで投げているんで。ピッチャーはずっと頑張ってくれているんでね。勇輝(西)もしっかり投げてくれたし、(藤浪も)晋太郎も1回投げてくれて落ち着いてくれたらなと思うし。点を取らないとね...」-相手の勝ちパターンの投手からもチャンスを作ったが、先発をとらえないと「まずはね、それは先発を崩しにいかないと、うん...」-自力優勝の可能性が消えた「(立ち去りながら)うん、頑張ります」

◆阪神先発の西勇輝投手(31)が1発に泣いた。2回先頭、山川に17号ソロを被弾。これが決勝点となり、7回1失点の好投実らず、4敗目を喫した。5月10日広島戦(甲子園)以来、3試合14イニングぶりの失点。低調な打線にとっては重たい1点となった。西武戦は試合前まで通算23試合で3勝9敗、防御率5・11と相性が悪かった。「どこのチームも強力。心掛けていることはそこまで変わらないし、やることも変わらない」。登板前日の意気込み通り、「天敵」を相手に淡々とゲームをつくることに徹した。6回1死では山川を中飛に打ち取った。119キロのカーブで体勢を崩し、2安打していた主砲のリズムを狂わせた。虎の投手陣の柱として意地を見せた。「ホームランだけやったし、状態もずっといい感じで投げている」と矢野監督。その好投を見殺しにしてしまった。6試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成し、防御率1・64はセ・リーグ2位。安定感抜群の右腕はコメントを残さず、帰路に就いた。チームは自力優勝の可能性が消滅。悔しさは次にぶつけるしかない。【中野椋】

◆8回裏終了時、「ピッチャー、藤浪」がコールされると、甲子園に駆けつけた虎党がどっと沸き立った。4月中旬の新型コロナウイルスの感染から復活した阪神藤浪晋太郎投手(28)が、約1カ月半ぶりに1軍戦のマウンドに帰還。敗色ムードに包まれていた場内の空気を、一瞬で変えた。「投球自体はあまり良くなかったですが、(長坂)拳弥にも助けられながら抑えることができました。次回登板に向けてしっかり準備して、いい投球ができるように頑張ります」最速158キロの直球を軸に、中継ぎとして与えられた役割を見事に全うした。2点ビハインドの9回に4番手で登板。1球1球の投球ごとにどよめきが起きる中、先頭外崎をフルカウントからの9球目、外角低め144キロカットボールで空振り三振。1死から滝沢には四球を許したが、岸へ投じた3球目、外角にワンバウンドしたボールを捕手長坂が好捕し、一塁走者が飛び出していたところを刺して2死。岸には追い込んでから粘られるも、最後は156キロ直球で二ゴロにねじ伏せ、結果的に3人斬り。復帰戦を1回無安打無失点と好投で飾った。競馬界のレジェンドの活躍に勇気づけられた。5月29日に東京競馬場で日本ダービーが行われ、合同自主トレを行うなどかねて親交のある武豊騎手(53)が前人未到のダービー6勝目を飾った。メンタル面など助言を受けたことがあり「すごく尊敬している人が、ダービーという大きいレースで、ああいう勝ち方をするのはすごい刺激になりますし、うれしかった」。レース後は「おめでとうございます」と連絡し、「ありがとう。やっぱダービーは別格だね」と返事があったという。レースから2日後、感化された右腕は帰還を遂げた聖地で好投につなげた。浮上の鍵を握る背番号19が、快投連発でチームをもり立てていく。【古財稜明】

◆阪神が「初物」に苦戦し、自力優勝の可能性が消滅した。西武のドラフト2位ルーキー佐藤隼輔投手(22)と初対決。序盤から走者を出すが、140キロ台後半の速球を軸に組み立てるサウスポーを打ちあぐねた。無得点が続き、6回は2死一、三塁の好機を築き、佐藤を降板させたが糸井が2番手の水上由伸投手(23)に投ゴロに抑えられた。打線は最後まで決め手を欠き、7回1失点と好投の先発西勇輝投手(31)を見殺しにした。本拠地甲子園で3連敗。5月は11勝13敗で開幕から3カ月連続の負け越しとなった。54試合目での自力V消滅は、00年以降では01年の67試合を超えて球団で「21世紀最速」となった。直前の4試合は首位ヤクルトと相星で免れていたが、5度目の崖っぷちで踏ん張りきれなかった。▼阪神の完封負けは今季13度目。全33敗の実に4割近くにのぼる。このペースなら、年間34度に達する勢い。球団最多の63年24度をはるかに超え、プロ野球最多の56年大洋(現DeNA)と東映(現日本ハム)31度の更新も視野に入ってきた。

◆西武水上由伸投手(23)は阪神チャンステーマを自らの応援歌として聞いていた。ピンチをしのぎ、回跨ぎもこなす無失点リリーフで勝利に貢献した。6回2死一、三塁のピンチで2番手として登板。リクエストで判定がひっくり返し、ピンチが拡大した場面で、先発佐藤からマウンドを引き継いだ。打者は糸井。3万86人の甲子園には、チャンステーマが包んだ。虎の反撃ムードの中、水上は超ポジティブ思考を存分に発揮していた。「タイガースのチャンステーマが流れてきたので、自分の応援に変えてやろうと思ってマウンドにあがりました。糸井選手でしたが、ひるむことなく、初球から仕留めにいくつもりで投げました。アウトが取れて良かったです」その1球目。外角146キロシュートで芯を外した。投ゴロで仕留め、一瞬でピンチを終わらせた。無念の虎党の声が響く中、会心のガッツポーズをした。続く7回も託された。2死から代打高山に左前打こそ許したが、無失点でしのいだ。ドラフトは育成5位で入団した2年目の右腕。この日も頼もしかった。

◆西武山川穂高内野手(30)が1発打てば負けない。「日本生命セ・パ交流戦」阪神戦の2回に阪神西勇から17号先制ソロ。左中間に深々と運んだ。オープン戦を除き、これまで甲子園以外の11球団の本拠地球場で本塁打をマークしていたが、これで完全制覇。また1つ、スラッガーの勲章が加わった。今季どすこい弾が飛び出した試合はこれで14戦全勝。チームを3連勝に導き、交流戦首位タイをキープした。12球団本拠地コンプリート弾にふさわしい、完璧な一撃だった。そして、やっぱり勝利の祝砲にもなった。2回無死。山川は大きく息を吐き、バットを高く構えた。西勇の低め143キロシュート。タイミングを合わせ、豪快に振り切った。心地よい両手に残る感触、銀傘に快音が反響した。「よかったですね。いい音がしますし、甲子園は」。悠然と歩き出した。広く深い甲子園の左中間も関係なし。白球は西日が差し込むスタンド中段に弾んだ。序盤の先制弾は、結果的に価値ある決勝弾になった。山川が1発打てば、チームは全勝中。不敗神話は「14」に伸びた。その数字は、いかに勝利に直結するアーチを重ねてきたかの証し。勝利打点も「10」になった。もっとも本人は不敗神話を「最悪です」と言う。変な意識が生まれることを嫌がるが、相手に与える別の効果には期待している。「相手が意識してくれたらいいなと思いますけどね。勝手に意識して甘い球になったり四球を出したり」。好調の土台は「打席の中で最大集中」。それを生み出す過程がある。1つは試合前練習の後。ノートにペンを走らせる。今日できること、タイミング、呼吸など。それらを記し「頭の準備」として1度整理する。去年と違うのは「ピッチャーのことを書いていない。ピッチャーは誰でもいい」。マウンドに立つ相手は深く考えない。とにかく己に集中する。これが主砲のマインド。右太もも裏肉離れによる14試合の欠場で規定打席は未達だが、本塁打17、打点37の2冠を走る。通算194発目。これまでパ6球団の本拠地はもちろんだが、セ5球団の本拠地でアーチを放っていた。オープン戦を除き唯一、打てていなかったのが、甲子園だった。そのラストピースも埋めた。「打った後にその話を聞いて思い出した。高校の時に打てたらよかったんですけど」。価値ある勲章も追加されたが、正直、どうでもよかった。「先制できたので、そこがよかった」。チームが勝てたこと-。それが何よりうれしかった。【上田悠太】▼西武山川が本塁打を打った試合は開幕から14連勝。西武の打者(前身球団を含む)がシーズン1号から本塁打試合に連勝した記録では(1)54年中西太17連勝(2)92年秋山幸二15連勝に次ぎ、秋山にあと1となった。▼山川は甲子園球場で通算4試合目の初アーチ。これで12球団の全本拠地で本塁打をマークした。▼山川の殊勲安打11本はパ・リーグトップのソフトバンク柳田に並んだが、11本のうち10本は本塁打で記録。殊勲アーチのシーズン自己記録(18年の14本)に早くも届きそうだ。○...昨年6月の左膝手術から約1年ぶりに1軍復帰となった若林楽人外野手は貴重な役割を果たした。「2番右翼」で昇格即スタメンし、2安打1得点。第1打席は左前打。8回の第4打席には遊撃内野安打で出塁し、二塁から森の右前打で生還した。昨季は44試合で20盗塁。外野は前進守備も、圧倒的な足で追加点をもたらした。「1軍で活躍するため、頑張ってきた。貢献できて良かった」と話した。▽西武森(8回に右前適時打) 僅差の試合で追加点が欲しい場面だったので、ランナーをかえせて良かった。

◆矢野阪神が「日本生命セ・パ交流戦」の西武戦で今季13度目の完封負けを喫し、自力優勝の可能性が消滅した。54試合目での消滅は、球団では21世紀最速。ふがいない戦いの連続に、百北幸司球団社長は「非常にご心配をおかけして申し訳ない」とファンに謝罪した。主軸は4番佐藤輝明内野手(23)の内野安打1本だけと迫力を欠いた。貧打解消の打開策が見られないまま、歴史的な低迷から抜け出せない。甲子園のスコアボードにむなしく0が並んだ。今季13度目となる完封負け。54試合目にして自力Vの可能性が早くも消滅した。ため息が充満する異様な雰囲気の中、百北球団社長が口を開いた。「まず、ファンの方に非常にご心配をおかけして申し訳ないというふうに思います」。まだ5月末というのに、球団社長がファンに対してざんげするという異例の事態。開幕から続くチームの苦境を物語っていた。今季を象徴するようなゲームだった。初回から得点圏に走者を進めるも、本塁が遠い。初モノのルーキー左腕佐藤にてこずり、5回まで1安打無得点と抑え込まれた。6回には2死一、三塁と好機をつくり佐藤を引きずり下ろしたが、続く糸井が投ゴロ。矢野監督は「何かびっくりするようなボールがあるわけでもないんで。もうちょっとやっぱり、打っていかないとね...」と力なく話した。矢野監督が今季限りの退任を表明して臨んだ就任4年目は開幕からチームが深い霧の中に迷い込んでしまったようだ。セ・リーグのワースト記録を更新する開幕9連敗の後、1勝を挟み、再び6連敗。開幕17試合を終えた時点でわずか1勝。勝率は0割6分3厘とプロ野球初となる数字だった。5月勝率5割をかけたこの日の試合も勝てず。歴史的な開幕のつまずきが大きく響いている。課題は明らかだ。チーム防御率2・76はリーグ1位だが、チーム打率2割2分2厘は同ワースト。投高打低が顕著で、投手陣の奮闘を、野手陣が帳消しにしている。この夜も7回1失点と力投した西勇を見殺しに。何度も見飽きた光景が広がった。自力優勝の可能性が消えた...。そう問われた矢野監督は「うん、頑張ります」とだけ話し、1分弱の会見を終えた。百北球団社長は「今日で残り90ゲームを切ったところ。十分に試合数は残っていますので、我々チームとしましては決して諦めることなく、前向きに戦っていきます。引き続きご声援お願いしたいと思っています」と頭を下げた。「イチにカケル!」のスローガンはどこにいったのか? 残り89試合。ファンに早々と消化試合を見せるわけにはいかない。【桝井聡】

◆両軍のスターティングメンバーが発表された。「4番・三塁」で出場する阪神・佐藤輝明内野手(23)は1年前の再現なるか、注目だ。昨季5月28日の同戦(メットライフ)では自身初の1試合3本塁打を記録している。今季は5月15日のDeNA戦(横浜)で1試合2発。前カードのロッテ3連戦(ZOZOマリン)では27、29日にそれぞれ本塁打をマークするなど好調だ。この日、中継ぎ要員として出場選手登録された藤浪晋太郎投手(28)、メル・ロハス・ジュニア外野手(32)はベンチメンバー入りした。

◆これまで甲子園では公式戦本塁打がなかった西武の山川が二回に先制の17号ソロ。これで12球団の本拠地球場全てでアーチをかけ「うれしく思う。甲子園は(球場内に響く打球の)音がいい」と、チームを3連勝に導く一発となったこともあって上機嫌に語った。先頭打者のこの回、西勇の真ん中低めのシュートを完璧に捉え、痛烈な打球を左翼席へ運んだ。「手応えはばっちりだった。いい感じで打てた。(一回に)エラーをしたので取り返さなきゃと思って打席に入った」と名誉回復を果たした。対戦の少ないセ・リーグ投手が相手でも「普段と変わらない。自分がいい準備をすることが大事だと思う。どんな球が来てもしっかり振り切るだけ」と言う。今季は交流戦に入っても中日、DeNA、そして阪神戦と本塁打をマーク。辻監督は「いやあ、すごい。見ていて雰囲気がある」と目を細めた。

◆阪神は西武の4人の投手リレーの前に6安打無得点。今季の完封負けは13試合となった。この日、首位ヤクルトが勝ったため、阪神の自力Vの可能性が消滅した。打線は、西武のD2位左腕・佐藤(筑波大)の切れのある速球に対応できなかった。六回、中野と佐藤輝の安打で2死一、三塁としたが、続く糸井は2番手・水上に投ゴロに。八回は2死一、二塁とし、九回も1死二塁の好機を作ったが、得点できなかった。先発した西勇は二回、先頭の山川に被弾したが失点はこの一発だけ。7回6安打1失点の粘投するも打線の援護に恵まれず、今季4敗目(3勝)。この日、1軍に昇格した藤浪が0-2の九回、4月8日の広島戦(甲子園)以来のマウンドに上がり、1回を無失点に抑え、スタンドから大きな拍手を受けた。

◆西武が無失点リレーで3連勝。佐藤が球威で押して六回途中まで踏ん張り、水上の好救援もあって3勝目を手にした。二回に山川の17号ソロ本塁打で先制し、八回は森が適時打。阪神は西勇の好投をふいにし、自力優勝の可能性が消えた。

◆首位・ヤクルトが勝ち、今季13度目の完封負けを喫した阪神の自力優勝の可能性が消滅した。先発の西勇輝投手(31)が二回、山川穂高内野手(30)に本塁打を浴び、八回には加治屋蓮投手(30)が2点目を奪われ、打線は決め手を欠いた。54試合目での自力V消滅は球団では21世紀最速。また藤浪晋太郎投手(28)が九回に昇格即、登板して1回無失点に抑えた。5月も11勝13敗で3か月連続の負け越しとなった矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績20勝33敗1分、観衆3万86人)。ーー相手先発の佐藤は散らばっている感じもあったと思うが「もちろんね、初めて対戦するわけやから。まあそれにしてもね...別にコーナーに来ているわけでもないし。何かビックリするようなボールがあるわけでもないんで。もうちょっとやっぱり、打っていかないとね...」) ーー誰かが打開してくれれば、というところで完封負けが増えてしまっている「...(無言で頷く)」ーー西勇は走者を出しながら粘って投げていた「まあ、ホームランだけやったし、状態もずっといい感じで投げているんで。ピッチャーはずっと頑張ってくれているんでね。勇輝もしっかり投げてくれたし、晋太郎も一回投げてくれて落ち着いてくれたらなと思うし。点を取らないとね...」ーー勝ちパターンの投手からもチャンスを作ったが、先発をとらえないと「まずはね、それは先発を崩しにいかないと、うん...」ーー自力優勝の可能性が消えた「(立ち去りながら)うん頑張ります」

◆現役時代は南海、阪神で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(74)は今季13度目の完封負けを喫した打線とベンチワークに〝怒りのコメント〟を寄せた。点を与えなければ絶対に負けない。でも点を取らなければ永遠に勝てない。勝負している以上は勝たなければいけないわけで、矢野監督も「まず点を取らないと」と言っていた。全くその通り。どうか、どうか、点を取ってあげてほしい。頑張っている投手陣のために。先発・西勇を含めて、阪神の投手陣は本当によく投げている。懸命に抑えている。これから梅雨の時期が来て、暑い夏場がやってくる。投手には過酷な季節で、いつまでも抑え続けることはできないだろう。それでも、投手陣は決して口には出さない。だから投手出身の私が、代わりに言わせてもらう。「どれだけ頑張ったらええんや。どこまで抑え続けろというのか」打線が力を抜いているわけではないのは百も承知。でも13度目の完封負けという悲しい現実がある。ベンチのさい配にも「?」があった。七回に代打攻勢をかけた矢野監督。勝負をかけた気迫は伝わってきた。ならば、直後の八回2死一、二塁で森を迎えた場面、なぜ渡辺を投入しなかったのだろうか。岩貞を投入し、1死一塁で加治屋にスイッチ。中村を三振に仕留めて、もう「いっぱいいっぱい」の状態だった。投手コーチがマウンドに向かい、山川との勝負は無理するなの指示をしたはず。ならば、森を迎えて続投は疑問だ。絶対に代打が送られることのない森に対して、左打者を完ぺきに抑える渡辺を、投げさせなかった理由は何なのか。ここで渡辺を使わず、いつ使うのか。ベンチ裏の事情は知る由もないが、少なくとも状況だけ見れば、細心の継投で勝負してもらいたかった。1点ビハインド。今の阪神打線の状態。何が何でも2点目を防ぐ采配が必要だった。1点を防げない。1点を奪えない。その積み重ねが今の阪神の順位。寂しい限りだ。

◆阪神は球団では今世紀最速となる54試合目で自力優勝の可能性が消滅した。今季13度目で甲子園では6度目の完封負け。試合後はグラウンドで整列するナインに向かって観客席からは「エエ加減、点取ったれよ!」「金を返せ!」などといった怒号が飛んだ。またテレビ解説を務めたOBで元監督の岡田彰布氏(64)が引き揚げようとした際、近くにいたファンからは「岡田、来年は頼むぞ!」といった声があがっていた。

◆謝らんでいいから、勝ってくれ! 阪神は西武に0-2で敗北。今季13度目の零封負けを喫し、ヤクルトがロッテに勝ったため、開幕54試合目で虎の自力優勝の可能性が消滅した。球団では21世紀最速の〝汚点〟に百北幸司球団社長(61)は「申し訳ない」とザンゲ。今季終了まで矢野燿大監督(53)にタクトを任せる方針だが、どれだけ負けるんや!時間の問題であったにしても、あまりにもあっさりとその時は訪れた。また1点も奪えずに投手を見殺しにし、まだ5月末だというのに自力優勝の可能性が消滅した。点の取り方が一向に見えてこない状況で、百北球団社長は謝罪の言葉から切り出すしかなかった。「ファンの方に非常にご心配をおかけして申し訳ないというふうに、まずは思います」今季を象徴するかのような0-2の敗戦をバックネット裏で見届けると、報道陣に囲まれ、ファンへの思いとお願いを絞り出した。「ただ、今日で残り90ゲームを切ったところ。十分に試合数は残っていますので、われわれチームとしましては決して諦めることなく、前向きに戦っていきますので、引き続きご声援をお願いしたいと思っております」まだ今季54試合目。百北社長が語った通り89試合を残すが、球団では21世紀最速での自力V消滅という重たい事実が、あきらめたくない思いをくじけさせる。今年1月に社長に就任したばかりで戦いぶりについて話すのは初めて。昨季のV逸から誰もが並々ならぬ決意で挑んだ寅年は、開幕からわずか2カ月でトップが虎党へ謝罪するとんでもないシーズンとなった。 20勝33敗で、首位のヤクルトには12・5ゲーム差。虎がここから全勝でも、燕が他に全勝すれば上回れない計算となった。5月は11勝13敗で開幕3カ月連続負け越し。チーム防御率が1・79であることを考えれば〝あり得ない〟結果だ。ベンチが、打線が、みすみすと零封負けを繰り返して星を落とし続けた。この日もD2位・佐藤(筑波大)に六回途中まで無失点で切り抜けられた。矢野監督は「まあ、それにしてもね...。別にコーナーに来ているわけでもないし。何かビックリするようなボールがあるわけでもないんで。もうちょっとやっぱり、打っていかないとね...」と言葉もなかった。5月のチーム打率は・216で、得点圏打率は目を覆うほどの・178(185打数33安打)になった。開幕9連敗、開幕から18試合を1勝16敗1分という悪夢のつまずきから、何も変わらない。最終年と決まっている矢野虎が残すものが、このままでは歴史的低迷のみになってしまう。6月に入り、15日には虎の親会社である阪急阪神ホールディングスの株主総会がある。7月末の補強期限まで2カ月を切った。ロハスは打率1割台でマルテは右足のコンディション不良で抹消中。新外国人獲得に舵をきるのか、トレードで穴を埋めるのか-。時計のハリは待ってくれない。自力V消滅について問われた指揮官は、会見場から立ち去りながら「うん、頑張ります」と力なく答えたのみ。将も打てる策がほぼなくなり、トップがザンゲした。梅雨入りを前に、早くも秋のニオイが漂っている。(長友孝輔)

◆甲子園が一番、沸いた。0-2の九回、藤浪が4月8日の広島戦(甲子園)以来の1軍マウンドに上がったときだった。ストライクを奪うたびに拍手と、地響きのようにスタンドが揺れる。「投球自体はあまり良くなかったですが、(捕手の長坂)拳弥にも助けられながら抑えることができました」先頭の外崎にファウルで3球粘られたが、フルカウントからの9球目。カットボールで空振り三振に仕留めた。続く滝沢には四球を与えたが、長坂が飛び出した相手を見逃さず、けん制でアウトに。最後は岸を直球で二ゴロに仕留めた。1回無失点。最速は158キロ。平日にもかかわらず3万86人が詰めかけたスタンドは勝利の瞬間のような雰囲気だったが...。藤浪に笑顔はなかった。2年連続開幕投手を務めた意地とプライドがある。うれしさよりも悔しさがあった。自分への温かい応援や拍手をどう思ったのだろうか。4月13日に新型コロナウイルスの陽性判定を受けて離脱した。2軍戦で4試合に登板して防御率0・64と成績を残して1軍に再昇格するも、用意されたポジションは中継ぎ。しかも勝ち試合ではなくリードされた場面だった。「チーム事情的にも厳しいのはよく分かっているんですけど、完全な自分のエゴで先発をやりたい」。契約更改交渉の席で、10年目の今季にかける悲壮な決意を吐露したが、自分の描いていた姿と、いまの自分は大きく違った。降板してから15分後に開幕54試合目にして、今季13度目の零封負け。くしくも1軍復帰した日に、自力Vの可能性が消滅という現実。黙って受け入れるしかなかった。矢野監督は「(藤浪も)晋太郎も一回投げてくれて、落ち着いてくれたらなと思う」と声を絞り出した。もちろん、藤浪は中継ぎで甘んじているつもりはない。「次回登板に向けてしっかり準備して、良い投球ができるように頑張ります」敗戦処理からはい上がり、先発ローテの軸として、チームを浮上させるような快投をしてみせる。(三木建次)

◆はい、みなさん、ご一緒に-。「どすこ~い」甲子園にいた西武ファンはもちろんだが、三塁側スタンドに陣取った黄色いレプリカユニホームに身を包んだ虎党も何人かが立ち上がり、一緒になって例のポーズを取っていた。二回、早々に飛び出した西武・山川穂高の甲子園初アーチにして、12球団本拠地制覇弾。実はずっと前から、一度は〝競演〟したいと思っていた「虎ソナ」筆者のワタクシ。記者席で両手を広げて、「どすこ~い」と叫んでしまった(声を出してはいけないルールなんだけど)。うん、想像以上に気分がいい。えっ、阪神の相手を応援するなんて、裏切り者だって?そういう度量の狭いことはおっしゃらずに。これも交流戦の楽しみ方。すごいヤツはすごい。年に3試合しかない西武戦で「どすこ~い」を目撃できたんだから、楽しまなくては。スタンダップ「どすこ~い」の心広き阪神ファンに拍手だ。さらにはショートの滝沢夏央。昨秋のドラフト会議では、育成2位で指名された高卒ルーキー。それが開幕2カ月あまりのこの時期に、早くも西武のショートのレギュラーで出場している。ちなみに、阪神は育成の1巡目で「選択終了」している。それより後に指名した選手が、躍動しているのだから、やってみなければ分からない。野球の面白さ、難しさ。西武の編成担当の方だって、育成2位がこの時期にレギュラーになっているなんて、夢にも思わなかった? 「もし、源田が元気だったら...。考えようによっては、12球団で最も定位置奪取の可能性が低いポジションですよね...」隣の席で、トラ番キャップ長友孝輔がつぶやいていた。侍ジャパンの一員として東京五輪金メダルに輝いた西武の正遊撃手のスゴさを知っているから、滝沢のシンデレラストーリーは、感じることも多いのだろう。阪神にも現れないか? 「どすこい」とはいわない。「シンデレラ」でいい。流れを変える、空気を変えるニューヒーロー、大募集だ。ただ、そんな感慨に浸っていられないのがトラ番キャップ。この夜も、阪神が負けて、ヤクルトが勝ったら、自力優勝の可能性が消えるのだ。目の前の西武戦と並行して、ヤクルトの点の動きを盛んにチェックだ。仕方がないとはいえ、こんなマイナスの話題でヒヤヒヤしながら野球を見るのは、実に楽しくない。当番デスク・阿部祐亮も、キャップ長友と同じ悩みを抱いていた。「僕、先週の水曜日(25日)に『きょうにも自力V消滅』という見出しの紙面を作った日のデスクでした。そこから、チームは千葉に行ってロッテと3連戦。申し訳ないですが、次のデスク当番日までには『自力V消滅』していると確信していたんです。誰だって、悲しい紙面を作りたくないですから。デスクの間でも、誰が貧乏くじを引くか、ロシアンルーレットをやっている感じでして」再び、自分の手元に風船爆弾が舞い戻ってきた気分らしい。やがて、ヤクルトが勝ち、阪神はご覧のような展開。辛うじて消えずにいた自力Vの炎は、ついに...。阪神ファンが喜んだのは九回に藤浪が登板したときだけ。そりゃないよなぁ。

◆前略 阪神タイガース監督、矢野燿大さま一つだけ、たった一つだけ、質問に答えて下さい!! その質問は「あなたは心からの阪神ファンですか?」本日も虎打線は湿ったままで、イニングを重ねても得点を奪えない。それでも西勇が7回を、山川に許した一発の1失点と粘りの投球!! そーなると、全国の虎党の願いは耐えに耐えてのワンチャンスで逆転...。八回先頭、左打者の呉念庭に左投手の岩貞を投入して斬り、次の若林に不運な内野安打で出塁を許したものの、代打おかわり君(中村)の場面で右の加治屋を迷いもなくマウンドに送り、三振を奪った。次打者の山川を四球で歩かせたのは、本日一発を浴びせられているから致し方なし...。そして迎えたのはパ・リーグを代表する左打者の森友哉!! ここで日本中の虎党は叫んだのだ! 「遠山-葛西-遠山の野村マジック(野村克也監督時代、巨人・松井秀喜を封じる策として使った作戦)に近い左の渡辺やー!!」。ところが、矢野さんは虎党の気持ちはスルーで交代させず、致命的な2点目を許したのだ!! 矢野さん、勝負の前にまず、阪神愛をみせてくれー!!

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
520 0.714
(↑0.047)
-
(-)
1137
(+1)
24
(-)
11
(+1)
3
(-)
0.275
(↓0.007)
2.630
(↑0.42)
1
(-)
西武
520 0.714
(↑0.047)
0
(-)
1128
(+2)
20
(-)
7
(+1)
2
(-)
0.250
(↓0.001)
2.320
(↑0.4)
1
(-)
ソフトバンク
520 0.714
(↑0.047)
0
(-)
1141
(+3)
13
(+1)
8
(-)
9
(+3)
0.305
(↑0.002)
1.770
(↑0.13)
4
(-)
DeNA
430 0.571
(↑0.071)
1
(-)
1123
(+4)
26
(+1)
7
(-)
3
(+1)
0.243
(↑0.009)
2.660
(↑0.46)
4
(-)
中日
430 0.571
(↑0.071)
1
(-)
1122
(+2)
23
(-)
4
(+2)
4
(+1)
0.239
(↓0.001)
3.190
(↑0.55)
6
(2↓)
阪神
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1111
(-)
14
(+2)
3
(-)
9
(-)
0.212
(↓0.004)
1.740
(↓0.04)
6
(2↓)
楽天
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1115
(-)
24
(+2)
3
(-)
3
(+1)
0.224
(↓0.01)
3.540
(↑0.2)
6
(2↓)
ロッテ
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1120
(-)
18
(+1)
4
(-)
4
(-)
0.214
(↑0.001)
2.510
(↑0.21)
6
(2↓)
巨人
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1124
(+1)
25
(+3)
6
(+1)
7
(-)
0.213
(↓0.006)
3.250
(↑0.21)
6
(2↓)
日本ハム
340 0.429
(↓0.071)
2
(↓1)
1130
(-)
29
(+1)
8
(-)
5
(-)
0.267
(↓0.021)
3.680
(↑0.36)
11
(-)
ORIX
250 0.286
(↓0.047)
3
(↓1)
1119
(+1)
23
(+4)
2
(-)
1
(-)
0.272
(↓0.006)
3.450
(↓0.16)
11
(1↑)
広島
250 0.286
(↑0.119)
3
(-)
1110
(+1)
41
(-)
0
(-)
1
(-)
0.214
(↓0.004)
5.700
(↑1.01)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
31191 0.620
(↑0.008)
-
(-)
92203
(+1)
168
(-)
51
(+1)
29
(-)
0.237
(-)
2.810
(↑0.05)
2
(-)
巨人
31250 0.554
(↓0.01)
3
(↓1)
87213
(+1)
219
(+3)
56
(+1)
24
(-)
0.242
(↓0.001)
3.380
(↑0.02)
3
(-)
広島
27242 0.529
(↑0.009)
4.5
(-)
90212
(+1)
185
(-)
24
(-)
9
(-)
0.255
(↓0.001)
3.280
(↑0.06)
4
(-)
中日
24270 0.471
(↑0.011)
7.5
(-)
92165
(+2)
190
(-)
32
(+2)
19
(+1)
0.245
(-)
3.620
(↑0.07)
5
(-)
DeNA
21260 0.447
(↑0.012)
8.5
(-)
96162
(+4)
213
(+1)
35
(-)
17
(+1)
0.247
(↑0.001)
4.020
(↑0.09)
6
(-)
阪神
20331 0.377
(↓0.008)
12.5
(↓1)
89155
(-)
161
(+2)
38
(-)
38
(-)
0.222
(↓0.001)
2.760
(↑0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
30191 0.612
(↑0.008)
-
(↓0.5)
93213
(+3)
155
(+1)
32
(-)
31
(+3)
0.270
(↑0.002)
2.730
(↑0.03)
2
(1↓)
楽天
29191 0.604
(↓0.013)
0.5
(↑0.5)
94173
(-)
142
(+2)
31
(-)
40
(+1)
0.237
(↓0.001)
2.780
(↑0.01)
3
(-)
西武
26251 0.510
(↑0.01)
5
(↑0.5)
91162
(+2)
154
(-)
35
(+1)
19
(-)
0.227
(-)
2.460
(↑0.05)
4
(-)
ORIX
24290 0.453
(↓0.009)
8
(↓0.5)
90140
(+1)
173
(+4)
19
(-)
28
(-)
0.224
(↑0.001)
3.010
(↓0.03)
5
(-)
ロッテ
22291 0.431
(↓0.009)
9
(↓0.5)
91156
(-)
174
(+1)
25
(-)
50
(-)
0.215
(-)
2.740
(↑0.03)
6
(-)
日本ハム
21310 0.404
(↓0.008)
10.5
(↓0.5)
91178
(-)
198
(+1)
46
(-)
39
(-)
0.238
(↓0.002)
3.610
(↑0.04)