1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 10 | 2 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 8 | 1 | 0 |
勝利投手:青柳 晃洋(5勝1敗0S) 敗戦投手:佐藤 奨真(0勝2敗0S) |
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◆阪神は初回、大山と糸原の適時二塁打などで3点を先制する。そのまま迎えた3回表には、佐藤輝の適時三塁打でリードを広げた。投げては、先発・青柳が9回途中2失点の熱投で今季5勝目。敗れたロッテは、9回に福田秀の適時打などで2点を返すも、反撃が遅かった。
◆朗希の剛速球を見慣れたおかげ!? 阪神が劇勝した前夜の勢いそのまま、初回に3点を先制した。無死一、二塁、3番大山悠輔内野手(27)の右翼への適時二塁打で先制。さらに無死二、三塁から4番佐藤輝明内野手(23)の中犠飛で1点を追加した。その後、2死二塁となると6番糸原健斗内野手(29)が右中間を破る適時二塁打を放った。阪神は今試合前まで直近4試合でわずか3得点。複数得点は、22日巨人戦(甲子園)の2回に4点を挙げて以来、44イニングぶりとなった。前日27日は、ロッテ佐々木朗に6回無得点に封じられながらも、9回に佐藤輝に11号ソロが飛び出し勝利した。160キロ超の直球に高速フォークを交える「完全男」と対戦した翌日、140キロ前後の直球にカーブ、チェンジアップを投じる左腕佐藤奨を早々に攻略。タイプが正反対な投手に対応してみせた。
◆「雨柳さん」あらため「風柳さん」誕生!? 中7日で先発した青柳晃洋投手(28)が、ハーラートップタイ5勝目を挙げた。規定投球回に再び乗り、防御率セ・リーグトップに返り咲いた。強風吹き荒れるスタジアムにも、青柳はぶれなかった。いつもと変わらずツーシーム、スライダーを低めに集め凡打の山を築いた。四球と安打で作った8回表無死一、二塁のピンチも荻野を遊飛、角中、マーティンは連続で空振り三振に仕留めた。ロッテ戦は過去2戦2敗。ともにこの日と同じ敵地ZOZOマリンでの登板だった。3年ぶりの対戦で「三度目の正直」となる白星を挙げた。安定感抜群の投手陣が交流戦逆襲をけん引する。
◆阪神が両リーグ「最遅」の52試合目で20勝に到達した。昨季は12球団最速の29試合目だった。52試合目での到達は1950年の2リーグ分立後、球団6番目に遅い。同最遅は87年の76試合目。初回無死一、二塁、3番大山悠輔内野手(27)の右翼への適時二塁打で先制。さらに無死二、三塁から4番佐藤輝明内野手(23)の中犠飛で1点を追加した。その後、2死二塁となると6番糸原健斗内野手(29)が右中間を破る適時二塁打を放った。阪神は試合前まで直近4試合でわずか3得点。複数得点は、22日巨人戦(甲子園)の2回に4点を挙げて以来、44イニングぶり。3回にも佐藤輝の適時三塁打で1点を追加し、貧打を脱却した。前日27日はロッテ佐々木朗に6回無得点に封じられながらも、9回に佐藤輝に11号ソロが飛び出し勝利。160キロ超の直球に高速フォークを交える「完全男」と対戦した翌日、140キロ前後の直球にカーブ、チェンジアップを投じる左腕佐藤奨を攻略した。中7日で挑んだ先発青柳晃洋投手(28)は完投は逃したが、ハーラートップタイの5勝目を挙げた。ロッテ戦は過去2戦2敗だったが、3年ぶりの対戦で初勝利。再び規定投球回に乗り、防御率セ・リーグトップとなった。ロッテとの交流戦は18年6月19日(甲子園)から●○●○●○●○と「ヌケヌケ」が続いていたが、17年以来5年ぶりに連勝した。
◆「雨柳さん」あらため「風柳さん」誕生!? 中7日で先発した青柳晃洋投手(28)が8回2/3を投げ2失点(自責0)、プロ最多133球の熱投でハーラートップタイ5勝目を挙げた。規定投球回に再び乗り、防御率1・13でセ・リーグトップに返り咲いた。強風吹き荒れるスタジアムにも、青柳はぶれなかった。いつもと変わらずツーシーム、スライダーを低めに集め凡打の山を築いた。四球と安打で作った8回表無死一、二塁のピンチも荻野を遊飛、角中、マーティンは連続で空振り三振に仕留めた。9回に2失点し完封は逃したものの、マウンドを降りる際には大きな拍手が球場に響いた。ロッテ戦は過去2戦2敗。ともにこの日と同じ敵地ZOZOマリンでの登板だった。3年ぶりの対戦で「三度目の正直」となる白星を挙げた。ヒーローインタビューでの青柳の一問一答は以下の通り。-交流戦初の連勝を呼んだ「昨日ウィルクがあれだけいいピッチングをしたんで、絶対負けるわけにはいかないと思って、ウィルクよりもいいピッチングをしようと思ってマウンドに上がりました」?-中7日のマウンド「前回とか6回で降りていますし、中7日いただいたので、完投したかったんですけど、めちゃくちゃ悔しいです」?-走者背負っても安定「前半に野手の方々が点を取ってくれたので、1点取られてもいいくらいの気持ちで投げることができました」?-5勝目はハーラートップタイ。出遅れた中でこの数字「勝ちがつくってことはチームが勝っているってことなんで、すごくうれしいですし、去年よりもいい成績をって掲げてきているので、去年よりも勝てるように頑張りたいと思います」?-来週の登板へ「今日は完投できなかったので、次は完投完封できるように頑張りたいと思います」
◆阪神が中7日で先発した青柳晃洋投手(28)の好投で交流戦初の連勝を決めた。8回2/3を投げ2失点、プロ最多133球の熱投でハーラートップタイ5勝目。完封こそ逃したものの規定投球回に再び乗り、防御率1・13でセ・リーグトップに返り咲いた。打線は大山悠輔内野手(27)が2安打1打点、佐藤輝明内野手(23)が1安打2打点と中軸が機能した。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。-結果的に岩貞を使ったが、青柳は9回途中まで投げ続けた「まあね、タカヒロ(熊谷)も簡単なプレーじゃないけどね。ああいうのをアウトにできるような選手になってこないとね。青柳にもそうやし。タカヒロ自身もそうやし」?-球数もいっていたが、青柳本人も9回はマウンドに上がるつもりだった「もちろんゼロなんで。やっぱり、いっていいんちゃうかなと思うし」?-内容自体は「俺もここで、もちろん試合をやっているけど、小さく動かすピッチャーっていうのはこの球場は合っていると思うし。ヤギには、今日もめちゃくちゃ風が強いわけじゃないけど、小さく、ちょっと速めに動かすボールはやっぱり有効やったし、そういう高さに投げられるから。向こうも、多分ゾーンを上げてっていうのを意識していると思うけど、それでもゴロを打たしたり、空振りが取れるというのは青柳の特長と、この球場と。それをしっかりやれたというのがあると思う」?-疲労考慮して登板間隔空けた中で好投「そんなに疲労ってね。ヤギは普通に元気やし。そんなに大きな疲労というのはない中でも、ちょっとリズムが中6日と中7日では違う部分がある中で、こうやって投げてくれたのは本当にヤギ自身の力がついているということもあるだろうし。中継ぎもずっと登板が多かったんで昨日、今日と長いイニングを投げてくれているんで、そこらへんは助かるかな」?-初回、1点だけじゃなく2、3点と取れた「最近、得点しても1点というのが多かったから。そういうところではやっぱり2点、3点と。途中も欲を言えばもうちょっと点を取れそうなところもあったから、まあまあもちろん毎回毎回、全部全部取れるわけじゃないけどね。まあもうちょっといけるところは行って、もっともっとムードとしてもね、乗っていけるようなことにできたらっていうのは俺のね、目線ではどうしてもそういうのはあるんで。まあまあ、その中でも、もちろんいい部分も出てきてるんで。早い回にやっぱり相手を崩しにいくっていうのはね、悠輔(大山)が最初いいところでつないでくれたっていうのがね、特に初回に関しては、チカ(近本)が出てっていうのはもちろんなんだけど、ノーアウト一塁、二塁もね、簡単な場面じゃないんで、それは大きかったと思うけどね」?-中野のバントヒットも絶妙だった「そうやね、まあ、あいつも2年目になって、いろいろこっちはこれぐらいはできるだろうとか、そういう視野というか、野球勘とか、そういうものも成長してきてるかなっていうのはあるんで。去年は2番、ちょっと大丈夫かなという心配が去年は多かったけど、今年に関しては拓夢(中野)ならできるんじゃないのっていうところが増えてきているので。そういうところは、あいつは2年目で成長している部分は、ああいうドラッグというかセーフティーというかそういうところに出たり」?-糸原も昨日、今日といい働きを「ねえ。やっぱり佐々木(朗希)から打ったのがうれしかったみたいで。まあまあ、そういう、何でもね、自分のテンションを上げながら。やっぱり1年間は長いんで、いい時ばかりじゃないんで。逆にいい時って短いんでね。いい時をちょっとでも長くできるように、悪い時を短くできるようにやっていかないとしゃあないんで。健斗(糸原)もだいぶ戻ってきたんで、チーム全体を上げないと、というのは課題なんで」?-佐藤輝はしっかり得点に絡んだ「もちろんホームランも打ってほしいバッターやから。昨日みたいに試合を決めるのをファンも期待しているしね、俺らももちろん期待しているし。でも、やっぱり打順的には打点をどう挙げるかっていうね。逆に泥臭い1点が欲しい場面もあるし、そういうところで、あいつ自身もそういう意識を持ちながら打席には入れているので。結果はまだ、うまくいったりいかなかったりするけど、打点を挙げていきながら、ホームランも増やしていってくれたらと思う」
◆ロッテは阪神に連敗し、4カードぶりの負け越しが決まった。安田が3安打目となる二塁打で好機を広げるなど、9回に2点を返し、2日連続の0封負けは阻止。ただ終盤まで青柳を捉えきれなかった。井口監督は「特殊な投手なんでね。右(打者)はあまりよくないので左を並べましたけど、それでもクイックしたり、タイミングをずらされた。明日は負けないように」。次戦先発をロメロに託し、3タテ阻止を掲げた。▽ロッテ佐藤奨(初回の3失点が響いて2敗目。プロ初勝利ならず)「立ち上がり意識して入ったんですが...。球が浮いてしまいましたし、カウントを悪くして打たれてしまいました」
◆阪神大山悠輔内野手(27)が初回に右翼線へ先制の適時二塁打を放った。無死一、二塁で佐藤奨のチェンジアップを仕留めた。「ファウルになるかなと思ったが切れないでくれてよかった。やっぱり青柳さんが投げているので何とか点数を取ろうと」。初回の得点は21日巨人戦以来6戦ぶり。その後も打線がつながり、早々に青柳に3点をプレゼントした。今季27打点はこの日2打点の佐藤輝と並びチームトップだ。前日27日は完全試合男の佐々木朗の前に3打席すべて三ゴロ。161キロの直球と高速フォークでねじ伏せられた。「昨日は昨日。今日は今日。自分のイメージをしっかり持ちながら臨んだ」。一夜明け、軟投派左腕の佐藤奨から3打席全出塁で2安打。初対戦の多い交流戦でここまで5試合中4試合で安打を放っているのは、この切り替えのうまさと準備力の成果だ。
◆阪神糸井嘉男外野手(40)がダメ押し打を放った。4点リードの9回1死満塁、小沼から左翼への2点適時打。チームに11試合ぶりの2桁安打を呼び、自身は5月14日DeNA戦以来、2週間ぶりの打点で勝利に貢献。「ありがとうーーー!」と超人節をさく裂させ、報道陣にサムズアップポーズを向けて上機嫌で宿舎へ向かった。
◆阪神佐藤輝明内野手(23)が、「3発記念日」にしぶく2打点を挙げた。1点を先制した直後の初回無死二、三塁。左腕佐藤奨のカーブを引きつけ、中犠飛で2点目を挙げた。チーム42イニングぶりとなる複数得点。「外野フライでも1点。しっかり打球を上げていこうと。(2点目が入り)それで乗っていけたので良かった」と納得顔だ。3回1死一塁では、プロ2本目となる三塁打が適時打となり4点目。27打点は大山と並びチームトップとなった。その大山とそろって打点を挙げた試合は7連勝。マルテの負傷離脱後、3番に入る先輩との息もぴったりだ。矢野監督は「打順的には打点をどう挙げるか。泥臭い1点が欲しい場面もある。そういう意識を持ちながら打席には入れている」と目を細めた。昨年の5月28日は西武戦で3本塁打。敵、味方、ファンを問わず度肝を抜いた。自身も何度も「プロで最も印象に残った1日」に挙げてきた。1年後、豪快アーチはなくとも勝利に貢献。縁起のいい日かと問われ「そうですね、はい」と笑顔。「寒いよりはいいんじゃないですか? 暖かい方が」。初夏に入り、全開ムードが漂ってきた。24日には母校近大が、自身が在籍した20年秋以来、3季ぶりに関西学生リーグを制覇した。「激励して、ボールを贈った」と明かし、「全国レベルでやれることは少ないと思うので、選手権でも頑張ってほしい」と6月の全日本大学選手権に挑む後輩へエールを送った。1発だけでなく、ここぞで4番の仕事もできる。テル先輩はいつでも後輩のお手本だ。【中野椋】○...阪神中野が初回に絶妙なセーフティーバントで内野安打とした。無死一塁、2ボールからの3球目を一塁側へ強めに転がし駆け抜けた。無死一、二塁とチャンス拡大し、こ回の3点につなげた。矢野監督は「2年目で視野も成長してきている。昨年は2番はちょっと大丈夫かなという心配が多かったけど、今年は拓夢(中野)ならできるんじゃないの、というところが増えてきている」と目を細めた。
◆阪神青柳晃洋投手(28)が8回2/3を8安打2失点(自責0)、自己最多133球を投げリーグトップに並ぶ5勝目を挙げた。9回は味方の失策から2失点し途中降板。今季2度目の完封と4度目の完投を逃し、ヒーローインタビューで「完投したかった。むちゃくちゃ悔しい」と苦笑いした。ZOZOマリンに吹き荒れる風の抵抗を受けながらブレないツーシーム、スライダーを低めに丁寧に投げてアウトを量産した。四球と安打で招いた8回無死一、二塁では、荻野をツーシームで遊飛。続く角中は124キロのシンカーで、マーティンにも魔球のシンカーで連続の空振り三振に仕留めた。「シンカーが有効ですけど、ピンチで取りたいところで2つ取れたりとか、(坂本)誠志郎の配球かなと思います」坂本のリードを感謝した一方、途中降板には「誰がエラーしようが僕の四球と同じ扱い。守備のミスというより2点目を取られてしまったところが自分の未熟さ」と自らを戒めた。防御率は1・13で再びリーグトップに返り咲いたエースが見据える場所は高い。12球団で最も遅く20勝に到達。交流戦は3勝2敗で、5月は11勝11敗の勝率5割。「チームに勝たしてもらっている部分も多い。もっともっと自分で勝った試合を増やしていければ」。虎の大黒柱がさらにチームを浮上させる。【三宅ひとみ】○...スタメンマスクの阪神坂本は、青柳との今季2度目のバッテリーで快投を導いた。「沈むボールがいつもより効果があるというのは聞いていたので、この風の中でシンカーがすごい生きた。相手もなかなか対応できなかったような感じ」。強風が吹く球場の特性をうまく利用した。バットでは二塁打2本で4月2日巨人戦以来、56日ぶりのマルチ安打。攻守で存在感を示した。
◆阪神糸原健斗内野手(29)が初回に3点目となる適時二塁打を放った。2点を奪いなおも2死三塁で右中間へ。「いつも投手が頑張ってくれているので、今日は打線で投手を楽にさせたいという思いを初回から出すことができてよかった」と笑った。前日27日には佐々木朗から2安打をマーク。矢野監督は「やっぱり佐々木朗希から打ったのがうれしかったみたいで。健斗(糸原)もだいぶ戻ってきた」と復調を感じていた。
◆「雨柳さん」あらため「風柳さん」誕生!? 阪神青柳晃洋投手(28)がリーグトップに並ぶ5勝目を挙げた。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦に先発。8回2/3を8安打2失点(自責0)、プロ最多133球の熱投でチームに連勝を呼んだ。完投まであと1死での降板を悔やんだが、ZOZOマリンの風を生かした低めの投球が光った。チームは5月を11勝11敗、交流戦を3勝2敗とし、29日の完封男・伊藤将にバトンを渡した。9回の青柳は味方の失策から2失点し、2死二塁を残して降板した。今季2度目の完封と4度目の完投を逃し、ヒーローインタビューで「中7日いただいたので、完投したかったです。むちゃくちゃ悔しいです」と苦笑いした。ZOZOマリンに吹き荒れる風の抵抗を受けながらブレないツーシーム、スライダーを低めに丁寧に投げてアウトを量産した。四球と安打で招いた8回無死一、二塁では、荻野をツーシームで遊飛。続く角中は「感覚的にすごい良かった」という124キロのシンカーで、マーティンにも魔球のシンカーで連続の空振り三振に仕留めた。「打者にはある程度ストライクゾーンに投げられた。風が強かったのが結構、味方してくれたのかなと」。風に乗って7三振も奪った。9回1死まで完封ペース。そこから熊谷の失策と二塁打で二、三塁となり、内野ゴロと適時打で2点を失った。最後の1死を岩貞に託して自身最多の133球で降板。ファンは拍手で、ナインもハイタッチで出迎えてくれた。ただ試合後は緩んだ表情を引き締め、自らを戒めた。「誰がエラーしようが僕の四球と同じ扱い。守備のミスというより2点目を取られてしまったところが自分の未熟さ」。ロッテには過去2戦2敗。ともに敵地で16年は6失点、19年は5失点と崩れたが、三度目の正直で白星。「マリンは嫌いじゃないんですけど、ぼこぼこにされているイメージはずっと持っていた。何とか抑えることができて、やっと勝てた」。リーグ最多タイの5勝目。自責点は0で、防御率も1・13で再び同トップに返り咲いた。「これを継続できるように。チームに勝たしてもらっている部分も多い。もっともっと自分で勝った試合を増やしていければ」。チームは12球団で最も遅く20勝に到達。交流戦は3勝2敗で、5月は11勝11敗の勝率5割。虎の大黒柱がさらにチームを浮上させる。【三宅ひとみ】?○...梅野が右脇腹筋挫傷から実戦復帰し、ウエスタン・リーグ中日戦でいきなり快音を響かせた。「6番DH」で先発。2回、福谷の外角145キロ直球をとらえて二遊間を抜いた。18日に出場選手登録を抹消されており、15日の1軍DeNA戦以来13日ぶりの実戦。2打数1安打の内容に「違和感なくできました」と納得した。平田2軍監督は「明日は守りにつけると思う」と説明。29日同戦はマスクをかぶる。○...伊藤将が29日ロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初の地元登板を先発で迎える。千葉・横芝光町の実家から家族が訪れる予定で「プロに入って千葉で投げるのは初めてなので、すごいワクワクしています」と笑顔。球場は国際武道大時代に登板歴があり「風によって変化球の曲がりも変わるので、風を生かしながら自分の良いピッチングができたら」と意気込んだ。前回22日巨人戦で初完封を飾っており、注目度は高い。
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレーバック】阪神はZOZOマリンでロッテに連勝。青柳晃洋だ! 大山悠輔だ! 佐藤輝明だ! ここから上昇気流に乗れるか。
◆両軍のスターティングメンバーが発表された。阪神の先発・青柳晃洋投手(28)はハーラートップに並ぶ5勝目をかけてマウンドへ。右目付近の打撲が完治し、25日に1軍復帰した山本が「7番・二塁」で先発出場。坂本が3試合ぶりにスタメンマスクをかぶる。
◆阪神・大山悠輔内野手(27)が一回に先制打を放ち、佐藤輝明内野手(23)も犠飛で得点するなど一挙3点を挙げた。一回、先頭の近本が四球で出塁し、中野が技ありのバント内野安打で一、二塁と好機を拡大。大山はロッテ先発・佐藤奨のチェンジアップを右翼線にはじき返して先制の二塁打とした。なおも1死二、三塁で4番・佐藤輝が中犠飛で追加点。その後、糸原にも適時二塁打が出て幸先の良いスタートを切った。大山は3試合ぶりの打点で、佐藤輝は2試合連続打点。最近4試合は平均0・75得点と元気のなかった虎打線がZOZOマリンで活気づいている。
◆阪神・佐藤輝明内野手(23)が三回に適時三塁打を放ち、追加点を挙げた。三回1死で大山が四球。4番・佐藤輝は初球のカーブを捉えて打球は中堅へ。中堅手・高部はスライディングしながら捕球を試みたが、打球は後ろにそれて一走が一気に生還。佐藤輝も三塁に到達し、プロ2本目の三塁打を記録した。一回には犠飛で打点をマークし、前日27日には九回に決勝弾を放つなど、存在感が高まっている。
◆阪神がロッテに連勝し、このカード勝ち越しを決めた。先発した青柳晃洋投手(28)が九回途中8安打2失点でハーラートップに並ぶ5勝目(1敗)を挙げた。青柳は再三、走者を許すもロッテ打線に要所で的を絞らせなかった。六回、2死から連打で一、二塁とされるも無失点に切り抜けると、八回無死一、二塁のピンチも後続を打ち取った。今季2度目の完封勝利を狙った九回1死から味方守備のエラーで出塁を許し、このあと2失点。岩貞の救援を仰いだ。) 打線は一回、無死一、二塁から大山が右翼線に先制二塁打。佐藤輝の中犠飛と糸原の右中間を破る適時二塁打で3点を奪い、青柳を援護。試合の主導権を握った。三回には佐藤輝の適時三塁打で加点。4-0の九回には1死満塁から糸井が左前に駄目押しとなる2点打を放った。
◆阪神は一回、大山悠輔内野手(27)の適時打、佐藤輝明内野手(23)の犠飛などで、3点を先取。22日の巨人戦(甲子園)の二回の4点以来の1イニング複数得点の後も加点し、青柳晃洋投手(28)は完投勝利こそ逃したものの、自己最多の133球の粘投でハーラートップに並ぶ5勝目(1敗)でロッテ戦初勝利を挙げた。昨季は29試合目にマークした20勝に52試合目に到達した矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績20勝31敗1分、観衆2万7781人)。ーー結果的に岩貞を使ったが、青柳は九回途中まで投げ続けた「まあね、タカヒロも簡単なプレーじゃないけどね(九回1死から三塁手で失策)。ああいうのをアウトにできるような選手になってこないとね。青柳にもそうやし。タカヒロ自身もそうやし」ーー球数もいっていたが、青柳本人も九回はあがるつもりだった「もちろんゼロなんで。やっぱり、いっていいんちゃうかなと思う」ーー内容は「俺もここで、もちろん試合をやっているけど、小さく動かすピッチャーはこの球場は合ってると思う。今日もめちゃくちゃ風が強いわけじゃないけど、小さく、ちょっと速めに動かすボールはやっぱり有効やったし、そういう高さに投げられるから。向こうも、たぶんゾーンを上げて意識していると思うけど、それでもゴロを打たしたり、空振りが取れるのは青柳の特長と、この球場と。それをしっかりやれたというのがあると思う」ーー疲労考慮して登板間隔あけた中で好投「そんなに疲労ってね。ヤギは普通に元気やし。そんなに大きな疲労はない中でも、ちょっとリズムが中6日と中7日では違う部分がある中で、こうやって投げてくれたのは本当にヤギ自身の力が付いているということもある。中継ぎもずっと登板が多かったんで、昨日、今日と長いイニングを投げてくれているんで、そこらへんは助かるかな」 ーー一回、1点だけじゃなく2、3点と取れた「最近、得点しても1点が多かったから。そういうところではやっぱり2点、3点と。途中も欲を言えば、もうちょっと点を取れそうなところもあったから、もちろん毎回、全部取れるわけじゃないけどね。もうちょっと行けるところは行って、もっともっとムードとして乗っていけるような事にできたらっていうのは俺の目線では、どうしてもある。まあまあ、その中でも、もちろん、いい部分も出てきてるんで、早い回に相手を崩しにいくっていうのはね、悠輔が最初いいところで繋いでくれたのがね、特に初回に関しては、チカが出てっていうのはもちろんなんだけど、ノーアウト一塁、二塁もね、簡単な場面じゃないんで、それは大きかったと思うけどね」ーー中野のバントヒットも絶妙だった(一回無死一塁)「そうやね、アイツも2年目になって、いろいろ、こっちはこれぐらいはできるだろうとか、そういう視野というか、野球勘とか、そういうものも成長してる。去年は2番、大丈夫かなという心配が多かったけど、今年に関しては拓夢ならできるんじゃないのっていうところが増えてきている。成長している部分は、ああいうドラッグというかセーフティーというか、そういうところに出る」ーー糸原も昨日、今日といい働きを「ねえ。やっぱり佐々木(朗)から打ったのがうれしかったみたいで。まあまあ、そういう、何でもね、自分のテンションを上げながら。やっぱり1年間は長いんで、いい時ばかりじゃないんで。逆にいい時って短いんでね。いい時をちょっとでも長くできるように、悪い時を短くできるようにやっていかないとしゃあないんで。健斗もだいぶ戻ってきた。チーム全体を上げないと、というのは課題なんで」ーー佐藤輝はしっかり得点に絡んだ「もちろんホームランも打って欲しいバッターやから。昨日みたいに試合を決めるのをファンも期待しているしね、俺らも期待している。でも、やっぱり打順的には打点をどう挙げるかっていうね。逆に泥臭い1点が欲しい場面もあるし、そういうところで、アイツ自身も、そういう意識を持ちながら打席には入れているので。結果はうまくいったり、いかなかったりするけど、打点を挙げていきながら、ホームランも増やしていってくれたらと思う」
◆ロッテが同一カード2連敗。今季3月に支配下登録された佐藤奨真投手(23)が先発し、6回6安打3三振4失点で2敗目を喫した。試合後、代表取材に応じた井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。--佐藤奨は一回に3失点「前回もね、立ち上がりがよくなかった。もう少し工夫した方がいいと思います。前回と今回も、もったいないかなと思います」) --佐藤奨の次回登板予定「次回はまだ決まっていないです」--相手先発の青柳はスリークオーターと横手投げの中間「特殊なピッチャーなので、右打者はあまり(相性が)よくないので、左打者を少し並べました。それでも、クイック(モーション)されたり、タイミングをずらされた。最後(九回)になんとか反撃はできたかなと思います」
◆2試合連続で「5番・DH」でスタメン出場した阪神・糸井は、九回1死満塁で左前へダメ押しの2点打を放った。試合後は「ありがとうーーー!」のひと言のみながら、報道陣に向けてサムアップポーズを披露してゴキゲンだった。打点は14日以来2週間ぶり。かつて日本ハム、オリックス時代に大暴れしたパ・リーグが相手とあって、存在感を示した。
◆3試合ぶりスタメンマスクの阪神・坂本が好リードで青柳の5勝目を演出。完封を逃したことは悔やんだが、投球内容には満足顔だった。「この球場、この風の中で、シンカーがすごい生きたんじゃないかなと。相手も対応できていなかった」。打っても四、七回に二塁打を放ち、今季2度目のマルチ安打だった。長坂の台頭で正捕手争いは激しいが「競争相手が自分の力も上げてくれるし、チーム力も上がる」と主将らしく締めくくった。
◆〝らしからぬ〟先制パンチの仕上げは糸原だった。ヨーイドンの一回。2点を奪ってなお2死三塁から、右中間へ適時二塁打。得意の速球を叩いた。ベース上では小さくガッツポーズだ。「いつも投手が頑張ってくれているので、きょうは打線で投手を楽にさせたいという思いを、一回から実現できてよかった」44イニングぶりの複数得点。その数字は知らなくても、援護できていない事実は、糸原の脳裏にも刻まれていた。前日27日は令和の怪物・佐々木朗から2安打し、一夜明けても好調キープ。矢野監督も、思わず舞台裏を明かした。「やっぱり佐々木(朗)から打ったのがうれしかったみたい。まあまあ、そういう何でもね、自分のテンションを上げながら」ポーカーフェースを装っていたが、やはり「完全男」からの2安打に、ハイテンションになっていたようだ。速球への対応力はチーム屈指。本格派投手相手の試合で、実は指揮官が頼りにするのは、この背番号33だ。「(糸原)健斗もだいぶ戻ってきたんで、チーム全体を上げないと...」2連勝ぐらいで満足などしていられない。
◆数々の名勝負が生まれた記念日のように、5・28は忘れられない1日になる。佐藤輝が1年前の自身と重ね合わせるような勝負強い打撃で2打点を稼ぎ、勝利に貢献。27日の起死回生弾に続き、主砲の役割を果たした。「外野フライでも1点ですし、しっかり打球を上げていこうというところで1点入った。すごくそれで乗っていけたので、よかったです」大山の先制打が飛び出した直後、1-0の一回無死二、三塁。先発・佐藤奨のカーブをかっ飛ばし、中犠飛で2点目を奪った。3-0の三回1死一塁では初球の98キロカーブを捉え、適時三塁打にしてみせた。「積極的に振っていくことは心がけています。(カーブは)反応でしっかり打てました」27日の九回に決勝ソロを放った勢いを持続し、1安打2打点でチームトップタイの27打点に積み上げた。1年前の輝きを背番号8も覚えている。「3本打ったときですよね」。西武戦(メットライフドーム)でセ・リーグ新人では1958年の長嶋茂雄(巨人)以来、球団では初の1試合3発という伝説を刻んだ。同じ日付に活躍し、縁起のいい日になった? と問われて「はい、よかったです」と声を弾ませた。 矢野監督は「やっぱり打順的には打点をどう挙げるか。泥臭い1点がほしい場面もある。そういうところで、あいつ自身もそういう意識を持ちながら打席に入れている」と心構えに目を細め「打点を挙げていきながら、本塁打も増やしていってくれたら」とさらなる成長に期待した。佐藤輝は「昨日今日としっかり打てたので。もっと打っていきたい」と貪欲だ。新たに初対戦する投手が多い交流戦では、これまで以上に映像チェックの時間も増やした。努力を結果につなげ、主砲はたくましさを増していく。(新里公章)★母校・近代に激励ボール贈る 佐藤輝は母校・近大が24日に関西学生春季リーグで優勝し、6月6日に開幕する大学選手権出場を決めたことを喜んだ。「頑張ってほしいですね、選手権も」。後輩たちは佐藤輝自身が所属した2020年秋以来の頂点。ボールを贈って激励したことを明かし「全国レベルでやれることは少ないと思う。自分の実力を試せるいい機会。しっかり頑張ってほしい」とエールを送った。
◆「日本生命セ・パ交流戦2022」は28日、6試合が行われ、阪神はロッテに6―2で連勝。先発した青柳晃洋投手(28)は完投こそ逃したものの、8回?を8安打2失点(自責0)の力投でハーラートップに並ぶ5勝目を挙げた。防御率、勝率は単独首位に浮上。今季は新型コロナウイルス陽性判定を受けて出遅れたものの、ものスゴい追い込みっぷり。チームも交流戦2位に浮上して、ホンマに頼もしい限りや!完投目前でお役御免となったが、ZOZOマリンの虎党からわき起こった温かな拍手が、すべてを物語っていた。青柳は今季最多133球の熱投でチームの連勝に貢献。ただ、完投を逃したことが唯一の心残りだった。「前回は6回で降りていますし、中7日いただいたので、完投したかった。めちゃくちゃ悔しいです」八回終了時点で119球。九回も続投した。1死から中村奨の三ゴロは三塁・熊谷の悪送球(記録は失策)で走者を背負う。安田にフェンス直撃の二塁打で1点をかえされ、福田秀に適時打を浴びて交代が告げられた。結果的に味方の失策から失点し、今季2度目の完封、4度目の完投を逃したが「誰がエラーしようが僕の四球と同じ。2点目を取られたのが自分の未熟さ」と責任を背負った。後輩がミスをした直後は、笑顔でフォローする懐の深さも見せた。 8回?を投げて8安打2失点(自責0)。今季は開幕直前に新型コロナウイルス陽性判定を受けた影響で3週間出遅れたが、2005年の日本ダービーを制した3冠馬ディープインパクト並み? の一気の追い込みでハーラートップタイの5勝目だ。防御率1・13、勝率・833もリーグトップとなり、投手3冠。矢野監督は「こうやって投げてくれたのは、本当にヤギ(青柳)自身の力がついているということもある」と賛辞を贈った。変則的なフォームに加え、卓越した投球術で打たせて取るのがスタイル。天才的な野球センスの持ち主として知られる日本ハム・新庄監督も「タイミングをずらすテクニックがうまい」と舌を巻く技術は、プロ入り後に培ったものだ。「もともとクイックは下手だった」。帝京大時代は一定のテンポで投げることが多く、セットポジションで投げることもなかった。プロで生き抜く道として「どう(クイックを)速くしようか、どう盗塁されないようにするか」を模索した。西武や楽天などで活躍した、同じ変則右腕の牧田和久(現台湾・中信兄弟)の映像を見て参考にしようとしたりもした。それでも「基本的には自分で」と自ら答えを見つけ出した。「バッターのタイミングを外すというのは、僕が生きていく武器」。イチから作り上げた投球術を、一級品へと磨き上げた。「(個人成績で)常にトップにいるのはうれしいことですけど、これを継続できるように。チームに勝たせてもらっている部分も多いので。もっともっと自分で勝った試合を増やしていければ」ディープインパクトは3冠を制したのちも、数々のビッグレースを制した。まだまだ勝つ。目標の15勝を超え、球界のナンバーワン&オンリーワンを目指して突っ走る。(織原祥平)★3度目で初勝利 3度目の正直だった。青柳は3度目のZOZOマリンでロッテ戦初勝利。過去2戦は2敗で防御率7・71。「マリンは嫌いじゃないけど、ボコボコにされてるイメージはずっと持っていた。何とか抑えることができて、やっと勝てた」と充実感をにじませた。
◆フラフラと舞い上がった打球が右翼ライン際にポトリと落ちた。大山が先制の二塁打。初回3得点へと導いた。「ファウルになるかな? と思ったんですけど、切れないでくれて、よかったです」近本が四球を選び、中野が一塁線にセーフティーバント(記録は安打)を決めて無死一、二塁。先発・佐藤奨のチェンジアップを振り切った。「青柳さん、エースが投げているので、先制点が取れてよかった」佐藤輝が中犠飛、糸原が右中間を破る適時二塁打と続き、青柳を強力援護。得点には結びつかなかったが、五回1死の中前打では、今季10度目のマルチ安打も記録した。一回に3得点以上するのは4月24日のヤクルト戦(4得点、神宮)以来今季4度目。うち3度でチームは勝利している。先発陣が強力なだけに、序盤でのまとまった得点は勝利への最短距離だ。前日27日、佐々木朗との対決は3打数無安打だった。連続試合安打は「4」で止まったが「昨日は昨日、今日は今日」と前夜は千葉市内の宿舎で初対決となる左腕の映像をチェック。その効果を初打席で披露した。矢野監督は「悠輔(大山)が最初のいいところでつないでくれた。初回の無死一、二塁は簡単な場面じゃない。大きかったと思う」とたたえた。前回19年のZOZOマリンでの対決は、2勝1敗と勝ち越した。大山も打率・286(14打数4安打)、4打点と勝利に貢献した。「(宿舎に)帰ってから時間があるので、準備して、また明日、頑張りたい」。チームは交流戦で3勝2敗と白星先行。6チーム横並びながら、2位タイに浮上した。流れを変える交流戦で、流れを変えつつある。3戦目も主軸として打ち、同一カード3連勝へと導く。(三木建次)
◆さあ、ダービーです。隣(3面)の岡部幸雄氏も最終面の「長の一念」岡田牧雄氏も本命は⑱イクイノックス。2面の天童なこさんは⑫ダノンベルーガ。こうなると、人気よりオッズに目がいく「虎ソナ」が話を聞きにいくのは、この3人しかおりません。まずは「カリスマ」の異名を取るレース部デスク佐藤将美。本命は青葉賞2着の⑰ロードレゼル。前売りオッズで単勝40倍以上です。佐藤は先週のGⅠオークスで、同じくレーン騎手が騎乗した10番人気の②スタニングローズに◎を打ち、勝った3番人気の⑱スターズオンアースに▲、3着の⑧ナミュール(4番人気)にも△を回して的中させています。「ロードレゼルはダービーが5走目。伸びしろがまだまだあります。府中の2400メートルは外枠が不利と言われますが、僕は基本、競馬は外枠がいいと思っているんです。内枠だと囲まれたりすることがある。レーン騎手はオークスでその内枠からうまい騎乗をしました。今回は外枠で、さらにうまく乗ってくれると期待しているんです」⑭番デシエルトが本命の「悪馬クン」こと上辻圭もうなずいています。「今回人気になっている馬は差し馬が多い。有力馬が腹の探り合いをしている間に、逃げ馬が外枠からすっと前に出て、あれよあれよ...という展開はありますよ。サニーブライアン(1997年、?枠⑱番、6番人気)しかり。これまでも、逃げた馬が来るときは外なんです」 カリスマ佐藤と悪馬クンは、話を聞いている間、東京競馬場の土曜日のレースの最後の直線を食い入るようにチェックしていました。「内が伸びるな」「伸びますね。内から3、4頭ぶん(の幅)のところがとくに」「あそこを最後に通る馬が来そうだな」それ、どの馬?「それを予想するのが難しい」なんでやねん!! とツッコんだら、こう返されました。「難しいんです。『虎ソナ』だって、きょう一回に阪神が3点取るなんて予想してました?」してない。先発が青柳だからそう打たれないだろうし、阪神だからそう打たないだろうし、序盤は試合が動かないと思っていた。だから、あんたらの話をのんびり聞きに来てたんや。阪神には申し訳ないけど先制、中押し、ダメ押しの快勝は予想外。ダービーも予想外のことが起きるかも?そして3人目は、元運動部でレース部に異動して7年目、こちらも穴狙いで快打を飛ばす山口大輝。◎は青葉賞を勝った⑥プラダリア。単勝で20倍近くつきます。「池添学調教師が『状態もいい。成長している』と手応えを感じていました。『コレとコレがここに入って、こうなってこうなって』とシミュレーションまでしてくれたんです。今週から柵の位置が外側に張り出して、これまで荒れていたインコースは〝新品の芝生〟になったような状態です。だから伸びるんです。内枠から好位につけていけるプラダリアにハマる展開になると思います」さあこの3人、誰が当たるのか。ちなみに3人が推す⑥⑭⑰は、馬連でどの組み合わせでも万馬券...うわ!! 3連複だと4000倍以上つく!!
◆雨の貴公子(ちょっと盛ってみました)雨やぎさんは、晴れてもスゴかったー!!八回までスイスイと完封ペース。ところが、九回1死で熊谷のエラーから完封を逃すこととなり涙雨をポトリ...。やっぱり雨やぎさんらしいや!!にしても雨やぎさん、スゴ過ぎませ~ん? ローテ通りなら27日に令和の怪物、佐々木朗希と対決する予定だったのに、あえてそのマウンドを外し本日にしたのだ。と、いうことは阪神にしたら本日の勝利は必至。選挙なら開票前から当確みたいな...。そんなプレッシャーの中で、ハーラートップに並ぶ5つ目の白星を挙げるだから、もう貴方は雨やぎさんでも、晴れやぎさんでも、そして青柳さんでもなく、白やぎさんに決定しま~す!! 白やぎさんバンザーイ!!打っては久しぶりに近本、中野の1、2番が出塁して3番・大山、4番・佐藤輝、5番・糸井、6番・糸原の中軸がタイムリーでかえす。湿ったバットに別れを告げる五月晴れ打線となったのだ!! さあ、ロッテとの第3戦は先発・伊藤将の2試合連続完封劇や!!
◆千葉県出身で阪神先発の伊藤将司投手(26)はプロで初めて地元のゾゾマリンで登板し、6回9安打3失点で粘投した。しかし、打線の援護はないまま降板となった。二回に四球と安打で2死一、二塁とされ、岡に先制打。三回には2本の安打で2死二、三塁とピンチを招き、レアードに初球のチェンジアップを左中間へはじき返されてさらに2失点を献上した。その後も毎回走者を背負う苦しい投球が続いたが、追加点は許さず。6回3失点のクオリティースタートを達成も、打線は無得点と援護に恵まれなかった。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
4 | 1 | 0 | 0.800 (↑0.05) | - (-) |
13 | 35 (+11) | 21 (+4) | 9 (+2) | 3 (+2) |
0.300 (↑0.005) | 3.560 (↓0.1) |
2 (1↑) |
阪神 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
13 | 9 (+6) | 9 (+2) | 2 (-) | 7 (+3) |
0.206 (↑0.021) | 1.400 (↑0.35) |
2 (1↓) |
DeNA |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↓0.15) | 1 (↓1) |
13 | 17 (+5) | 22 (+10) | 5 (+1) | 1 (-) |
0.253 (↑0.001) | 3.270 (↓1.27) |
2 (1↑) |
中日 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
13 | 20 (+4) | 15 (+1) | 2 (-) | 3 (+1) |
0.255 (↓0.018) | 2.800 (↑0.45) |
2 (1↑) |
西武 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
13 | 23 (+10) | 18 (+5) | 4 (+2) | 2 (-) |
0.266 (↑0.028) | 2.860 (↑0.23) |
2 (1↑) |
巨人 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
13 | 21 (+8) | 15 (+4) | 4 (+1) | 7 (+2) |
0.222 (↑0.033) | 2.660 (↓0.09) |
2 (1↑) |
ソフトバンク |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
13 | 30 (+11) | 12 (+1) | 5 (+3) | 6 (+2) |
0.293 (↑0.011) | 2.300 (↑0.35) |
8 (5↓) |
楽天 |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 12 (+4) | 21 (+11) | 3 (+1) | 1 (-) |
0.238 (↑0.013) | 4.300 (↓1.73) |
8 (5↓) |
ロッテ |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 17 (+2) | 15 (+6) | 4 (-) | 3 (-) |
0.196 (↑0.011) | 2.860 (↓0.8) |
8 (5↓) |
日本ハム |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 23 (+4) | 26 (+8) | 8 (+2) | 5 (+1) |
0.269 (↓0.011) | 4.440 (↓0.62) |
11 (-) |
ORIX |
1 | 4 | 0 | 0.200 (↓0.05) | 3 (↓1) |
13 | 10 (+1) | 19 (+4) | 0 (-) | 1 (-) |
0.263 (↓0.01) | 3.980 (↓0.01) |
11 (-) |
広島 |
1 | 4 | 0 | 0.200 (↓0.05) | 3 (↓1) |
13 | 9 (+1) | 33 (+11) | 0 (-) | 0 (-) |
0.235 (↓0.013) | 6.280 (↓1.14) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
30 | 18 | 1 | 0.625 (↑0.008) | - (-) |
94 | 201 (+11) | 165 (+4) | 49 (+2) | 29 (+2) |
0.238 (↑0.001) | 2.910 (↓0.02) |
2 (-) |
巨人 |
31 | 23 | 0 | 0.574 (↑0.008) | 2 (-) |
89 | 210 (+8) | 209 (+4) | 54 (+1) | 24 (+2) |
0.244 (↑0.002) | 3.330 (-) |
3 (-) |
広島 |
26 | 23 | 2 | 0.531 (↓0.011) | 4.5 (↓1) |
92 | 211 (+1) | 177 (+11) | 24 (-) | 8 (-) |
0.259 (↓0.001) | 3.240 (↓0.14) |
4 (-) |
中日 |
23 | 26 | 0 | 0.469 (↑0.011) | 7.5 (-) |
94 | 163 (+4) | 182 (+1) | 30 (-) | 18 (+1) |
0.247 (↓0.001) | 3.600 (↑0.05) |
5 (-) |
DeNA |
20 | 25 | 0 | 0.444 (↓0.011) | 8.5 (↓1) |
98 | 156 (+5) | 209 (+10) | 33 (+1) | 15 (-) |
0.248 (-) | 4.150 (↓0.1) |
6 (-) |
阪神 |
20 | 31 | 1 | 0.392 (↑0.012) | 11.5 (-) |
91 | 153 (+6) | 156 (+2) | 37 (-) | 36 (+3) |
0.222 (↑0.001) | 2.770 (↑0.05) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
28 | 18 | 1 | 0.609 (↓0.013) | - (-) |
96 | 170 (+4) | 139 (+11) | 31 (+1) | 38 (-) |
0.239 (↑0.001) | 2.830 (↓0.18) |
2 (-) |
ソフトバンク |
28 | 19 | 1 | 0.596 (↑0.009) | 0.5 (↓1) |
95 | 202 (+11) | 154 (+1) | 29 (+3) | 28 (+2) |
0.267 (↑0.002) | 2.820 (↑0.04) |
3 (-) |
西武 |
24 | 25 | 1 | 0.490 (↑0.011) | 5.5 (↑1) |
93 | 157 (+10) | 152 (+5) | 32 (+2) | 19 (-) |
0.228 (↑0.003) | 2.520 (↑0.01) |
4 (-) |
ORIX |
23 | 28 | 0 | 0.451 (↓0.009) | 7.5 (-) |
92 | 131 (+1) | 169 (+4) | 17 (-) | 28 (-) |
0.221 (-) | 3.040 (↓0.02) |
5 (-) |
ロッテ |
21 | 28 | 1 | 0.429 (↓0.009) | 8.5 (-) |
93 | 153 (+2) | 171 (+6) | 25 (-) | 49 (-) |
0.213 (-) | 2.790 (↓0.07) |
6 (-) |
日本ハム |
20 | 30 | 0 | 0.400 (↓0.008) | 10 (-) |
93 | 171 (+4) | 195 (+8) | 46 (+2) | 39 (+1) |
0.237 (-) | 3.690 (↓0.07) |
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