1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 13 | 1 | 1 |
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | 1 | 0 |
勝利投手:大野 雄大(3勝4敗0S) 敗戦投手:田嶋 大樹(1勝3敗0S) 本塁打 |
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◆中日は0-0で迎えた4回表、ビシエドが2ランを放ち、先制に成功する。そのまま迎えた6回には、三ツ俣の適時打などで2点を加えて、リードを広げた。投げては、先発・大野雄が9回1失点の完投で今季3勝目。敗れたオリックスは、最終回に1点を返すも、反撃が遅かった。
◆オリックス平野佳寿投手(38)が、史上7人目のNPB通算200セーブに王手。38歳2カ月の平野佳が達成すると、17年サファテ(ソフトバンク)の36歳2カ月を上回る最年長到達になるが、今日決められるか。
◆ダヤン・ビシエド内野手(33)が、先制5号2ランを放った。4回1死一塁、オリックス先発田嶋の低めに落ちる初球チェンジアップをすくい上げると打球は左中間1階席と2階席間の看板を直撃。「1打席目の内容がダメだった(空振り三振)ので修正して、積極的にいこうと決めて打席に入った。いいスイングができたと思う」と自画自賛した。来日7年目の主砲は、今季は開幕から打撃の調子が上がらず苦しんでいた。ビシエドの覚醒が打線の起爆剤と公言していた立浪監督も、ベンチで笑顔で出迎えた。
◆中日石川昂弥内野手(20)が試合途中にベンチに下がった。4回1死走者なしでオリックス先発田嶋に三ゴロ。全力疾走で一塁ベース上で一塁手と交錯を避けながらベースを踏んだが、下肢を引きずりながらベンチに戻り、4回守備から三ツ俣と交代。三塁には高橋周が入った。3年目の石川昂は開幕から三塁手としてスタメン出場を続けてきたが、10日に新型コロナウイルス陽性判定により出場登録を抹消。24日の交流戦初戦の西武戦(バンテリンドーム)から三塁でスタメン復帰して出場していた。
◆オリックスが中日先発の大野雄を攻略できず、カード初戦を落とした。これで借金は4。2点を追う5回1死一塁。この日再昇格したばかりの太田椋内野手が左中間に鋭い打球を放った。一塁走者の野口智哉内野手は、三塁コーチャーの風岡外野守備走塁コーチの指示通りに本塁へ突入したが、憤死した。9回に新助っ人マッカーシーの中前適時打で完封負けを阻止したが、交流戦はこれで1勝3敗。昨年の王者が出遅れた。28日の中日戦(京セラドーム大阪)は、エース山本が先発予定。週末に集う"オリ姫"を喜ばせたい。
◆中日が連勝を飾った。先発大野雄大投手(33)が9回7安打1失点で今季3度目の完投で、3勝目を挙げた。主砲ビシエドも4回に9試合ぶりの5号2ランで存在感を見せた。試合後の立浪監督の主なコメントは以下の通り。-大野雄が132球で完投立浪監督 「あそこまでいったら本人が一番、完封したかっただろうし。(完封は9回)2死までいったんですけどね。まあでもよく完投してくれた」-中盤まで走者を背負いながら粘っていた立浪監督 「時折、3ボールにしたり、もったいないところがあったが、前回は早い回にやられた。本人も気をつけながら、気持ちを入れながら投げたと思う。完投できて、また9回もいいボールいっていた。試合で長く投げれば自信もついてくると思う。まだまだ大野雄の力はこんなもんじゃない。上げていってくれたらと思う」-ビシエドの1発が流れを引き寄せた立浪監督 「そうですね。(オリックス田嶋は)スピードガンのわりにウチの打者が真っすぐを差し込まれていた。そこで1発で決めてくれて大きかった。まあ打つ方もちょっとずつは良くなっている。明日、球界を代表する投手(オリックス山本)が投げるが、何とかしぶとく点を取れるようにやっていきたい」-石川昂が負傷交代した立浪監督 「はい、膝がちょっと。大丈夫みたいに言っていた。明日の様子を見てですね。病院は行っていないですよ。アイシングしてやってました」-三ツ俣がいい仕事立浪監督 「そうですね。しばらく試合出ていなかったんですけど、また燃料が入って。燃料切れしていたんですけど、また休んで燃料が入ったかも分からないですけど(笑い)」-阿部の中前安打(の場面)で好判断でホームへ立浪監督 「あまり速くない三ツ俣が俊足に見えました(笑い)。あの1点は大きかったですね」-指名打者で3試合ぶり出場のA・マルティネスが2安打立浪監督 「ずっと試合に出ると、へたってくると言いましょうか。(出ていなかったので)また元気になったじゃないですか、アリエルは」
◆中日のアリエル・マルティネス捕手(25)が「7番・DH」で出場する。スタメンは22日の広島戦(マツダ)以来、4試合ぶり。24日からの西武3連戦(バンテリンD)ではD2位・鵜飼(駒大)が戦線復帰したことなども影響して、いずれもベンチ待機となったが、今季はここまで打率・310(87打数27安打)、3本塁打、5打点で、長打力を発揮している。チームが前夜26日に連敗を「7」で止めたばかり。打撃専念で連勝に導く。
◆中日は大野雄が1失点の完投勝利で3勝目を挙げた。九回に失点し完封は逃したが、要所を締める投球が光った。打線は四回にビシエドの2ランで先制し、六回に三ツ俣の適時二塁打などで2点を加えた。オリックスは反撃が遅かった。
◆オリックスは攻守でミスが響いた。0―2の五回1死一塁から太田の左中間二塁打で、一塁走者の野口が強引に本塁を狙って憤死。後続も倒れて無得点に終わり、反撃の糸口をつかめなかった。守りでは六回1死二塁で阿部に中前打を浴びた場面。中堅手の佐野皓が内野手への返球を怠ったわずかな隙を突かれ、二塁走者の生還を許した。中嶋監督は「ちょっと意味の分からないミス。あり得ない」と苦言を呈した。
◆中日は大野雄大投手(33)が7安打1失点完投で、連勝した。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。ーー大野雄が好投「あそこ(九回)までいったら本人が一番、完封したかっただろうし、2死までいったんですけどね。でも、よく完投してくれたので、良かったと思います」ーー中盤までは走者を出しながらも抑えた「時折、3ボールにしたり、もったいないところはあったなかで、何よりも前回(20日の広島戦)にちょっと、早い回にやられて、そのあとの登板だったので本人も相当、気をつけながら気持ちを入れながら投げたと思うんですけども、完投できて、九回もいい球がいっていましたし、何か2年前のよかったものをちょっとでも(思い出してくれたら)。やっぱり試合で長く投げて、自信もついていくと思うので。疲労はあるでしょうけど、まだまだ大野の力はこんなものではないので、上げていってもらえたらなと思います」――ビシエドが先制2ランで流れを呼んだ「(相手先発・田嶋は)スピードガンの割りに、ウチのバッターが真っすぐに差し込まれていたので、そこに一発で決めてくれて非常に大きかったですし、連打が出た割には点数が4点と少なかったですけど、打つ方もちょっとずつは良くなっていると思います」ーー石川昂が四回に足を引きずりながらベンチに戻り、そのまま交代した「(左)膝がちょっと。大丈夫みたいな感じでは言っていましたけど、明日の様子を見てからですね。病院には行っていないですよ。アイシングをしていましたけど」ーー途中出場した三ツ俣が適時打含む2安打と活躍「しばらく試合に出ていなかったですけど、また燃料が入って。燃料切れしていたんですけど、また休んで燃料が入ったと思います」ーー六回の適時二塁打のあとは阿部の中前打のシーンで相手を見て、一気に本塁に生還した「あまり速くない三ツ俣が俊足に見えましたね。あの1点は大きかったですね」――28日は山本と対戦「その前に今日勝っておかないといけないな、というのが一番の気持ちで。実際に対戦して見てみないとわからないので、ベンチで対戦するのは初めてですから。力のある投手だというのは間違いないのでね、チャンスは少ないと思いますけど、そのチャンスを何とかモノにできるようにやっていきたいと思います」
◆中日・大野雄大投手(33)が7安打1失点完投し、今季3勝目を挙げた。「前回登板(20日の広島戦=マツダ=、4回5失点)が不甲斐なかったので、今日にかける思いは強かったですし、チームが昨日で(7)連敗を止めて、今日がすごく大事なゲームだと思っていたので、そこで最後まで投げられたり、中継ぎ投手を使わずにやれたのは良かったことかなと思います」走者を出しながらも要所を断ち、味方の守備にも助けられてゼロを並べた。九回は先頭・佐野皓に三塁線を破る二塁打で出塁を許すと、2死後にマッカーシーに中前打を浴び、今季2度目の完封を逃した。だが、この1点のみでしのぎ、132球で投げ抜いた。一回に149㌔をマークするなど、試合を通じて直球を軸にして猛牛打線に立ち向かったのにはワケがあった。「お前と俺は真っすぐで押していかなあかんねん」24日の西武戦(バンテリンD)で3回1/3を投げて6失点(自責5)と崩れた小笠原に送ったアドバイスだ。後輩が画面越しに自分の投球を見ていると思えば、この大阪遠征での戦い方は決まっていた。九回も、120球を超えてなお149㌔を計測する、真っ向勝負。最後に伏見を中飛に打ち取った132球目も、渾身の真っすぐだった。「カード頭を取るか取らないかで戦い方も変わってくるので、しんどいですけど、そこはやっぱり責任といいますか、やらなあかんと思って、頑張っています」胸に「C」マークがついている自覚も強い。カード初戦の星を取ったのは5カードぶり。エースとして、キャプテンとして、チームに流れを呼び込む投球を続けていく。
◆中日の石川昂が四回の三ゴロで、一塁手との交錯を避けようとした際に左膝を痛め、直後の守りから交代した。病院には行かず、アイシングで処置された。28日の出場は様子を見て決める。
<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
DeNA |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | - (-) |
14 | 12 (+1) | 12 (-) | 4 (-) | 1 (+1) |
0.252 (↓0.04) | 2.000 (↑0.67) |
1 (-) |
ヤクルト |
3 | 1 | 0 | 0.750 (↑0.083) | 0 (-) |
14 | 24 (+8) | 17 (+1) | 7 (+4) | 1 (-) |
0.295 (↓0.008) | 3.460 (↑0.74) |
3 (4↑) |
阪神 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (-) |
14 | 3 (+1) | 7 (-) | 2 (+1) | 4 (+2) |
0.185 (↓0.002) | 1.750 (↑0.58) |
3 (4↑) |
中日 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (-) |
14 | 16 (+4) | 14 (+1) | 2 (+1) | 2 (-) |
0.273 (↑0.028) | 3.250 (↑0.75) |
3 (2↓) |
楽天 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓1) |
14 | 8 (+1) | 10 (+8) | 2 (-) | 1 (-) |
0.225 (↓0.028) | 2.570 (↓1.88) |
3 (2↓) |
西武 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓1) |
14 | 13 (-) | 13 (+1) | 2 (-) | 2 (-) |
0.238 (↓0.031) | 3.090 (↑0.72) |
3 (2↓) |
ロッテ |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓1) |
14 | 15 (-) | 9 (+1) | 4 (-) | 3 (-) |
0.185 (↓0.006) | 2.060 (↑0.36) |
3 (2↓) |
巨人 |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1 (↓1) |
14 | 13 (+2) | 11 (+3) | 3 (-) | 5 (+1) |
0.189 (↓0.026) | 2.570 (↓0.24) |
3 (4↑) |
日本ハム |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (-) |
14 | 19 (+3) | 18 (+2) | 6 (+1) | 4 (-) |
0.280 (↓0.012) | 3.820 (↑1.2) |
3 (4↑) |
ソフトバンク |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↑0.167) | 1 (-) |
14 | 19 (+7) | 11 (-) | 2 (+1) | 4 (+2) |
0.282 (↑0.042) | 2.650 (↑0.95) |
11 (4↓) |
ORIX |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 2 (↓1) |
14 | 9 (+1) | 15 (+4) | 0 (-) | 1 (-) |
0.273 (↓0.019) | 3.970 (↓0.01) |
11 (4↓) |
広島 |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↓0.083) | 2 (↓1) |
14 | 8 (-) | 22 (+7) | 0 (-) | 0 (-) |
0.248 (↓0.039) | 5.140 (↓0.81) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
29 | 18 | 1 | 0.617 (↑0.008) | - (-) |
95 | 190 (+8) | 161 (+1) | 47 (+4) | 27 (-) |
0.237 (↑0.001) | 2.890 (↑0.04) |
2 (-) |
巨人 |
30 | 23 | 0 | 0.566 (↓0.011) | 2 (↓1) |
90 | 202 (+2) | 205 (+3) | 53 (-) | 22 (+1) |
0.242 (↓0.002) | 3.330 (-) |
3 (-) |
広島 |
26 | 22 | 2 | 0.542 (↓0.011) | 3.5 (↓1) |
93 | 210 (-) | 166 (+7) | 24 (-) | 8 (-) |
0.260 (↓0.003) | 3.100 (↓0.09) |
4 (-) |
中日 |
22 | 26 | 0 | 0.458 (↑0.011) | 7.5 (-) |
95 | 159 (+4) | 181 (+1) | 30 (+1) | 17 (-) |
0.248 (↑0.002) | 3.650 (↑0.06) |
5 (-) |
DeNA |
20 | 24 | 0 | 0.455 (↑0.013) | 7.5 (-) |
99 | 151 (+1) | 199 (-) | 32 (-) | 15 (+1) |
0.248 (↓0.003) | 4.050 (↑0.09) |
6 (-) |
阪神 |
19 | 31 | 1 | 0.380 (↑0.013) | 11.5 (-) |
92 | 147 (+1) | 154 (-) | 37 (+1) | 33 (+2) |
0.221 (↓0.001) | 2.820 (↑0.06) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
28 | 17 | 1 | 0.622 (↓0.014) | - (-) |
97 | 166 (+1) | 128 (+8) | 30 (-) | 38 (-) |
0.238 (↓0.002) | 2.650 (↓0.12) |
2 (-) |
ソフトバンク |
27 | 19 | 1 | 0.587 (↑0.009) | 1.5 (↑1) |
96 | 191 (+7) | 153 (-) | 26 (+1) | 26 (+2) |
0.265 (↑0.003) | 2.860 (↑0.06) |
3 (-) |
西武 |
23 | 25 | 1 | 0.479 (↓0.01) | 6.5 (-) |
94 | 147 (-) | 147 (+1) | 30 (-) | 19 (-) |
0.225 (↓0.001) | 2.530 (↑0.03) |
4 (-) |
ORIX |
23 | 27 | 0 | 0.460 (↓0.009) | 7.5 (-) |
93 | 130 (+1) | 165 (+4) | 17 (-) | 28 (-) |
0.221 (-) | 3.020 (↓0.02) |
5 (-) |
ロッテ |
21 | 27 | 1 | 0.438 (↓0.009) | 8.5 (-) |
94 | 151 (-) | 165 (+1) | 25 (-) | 49 (-) |
0.213 (↓0.001) | 2.720 (↑0.04) |
6 (-) |
日本ハム |
20 | 29 | 0 | 0.408 (↑0.012) | 10 (↑1) |
94 | 167 (+3) | 187 (+2) | 44 (+1) | 38 (-) |
0.237 (-) | 3.620 (↑0.08) |
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