ロッテ(★0対1☆)阪神 =交流戦1回戦(2022.05.27)・ZOZOマリンスタジアム=
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阪神
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ロッテ
0000000000510
勝利投手:ウィルカーソン(4勝2敗0S)
(セーブ:岩崎 優(1勝2敗8S))
敗戦投手:益田 直也(0勝1敗9S)

本塁打
【阪神】佐藤 輝明(11号・9回表ソロ)

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◆阪神が接戦を制した。阪神は両軍無得点で迎えた9回表、佐藤輝のソロが飛び出し、試合の均衡を破る。投げては、先発・ウィルカーソンが8回5安打無失点の快投。最後は2番手・岩崎が締め、ウィルカーソンは今季4勝目を挙げた。敗れたロッテは、打線が中盤までの好機を生かせなかった。

◆27日ロッテ戦(ZOZOマリン)で先発する阪神アーロン・ウィルカーソン投手(33)が、佐々木朗と投げ合いで必勝を期した。甲子園でブルペン入りするなどして登板に備えた右腕は「佐々木のことは(周りから)聞きました」とにやり。「もちろん佐々木のような速い球は投げられないし、彼が持っているような球種はないけど、自分は相手打線と対戦しないといけない。自分も自分の強みを生かして抑えていきたい」と力を込めた。

◆最短27日にも自力優勝消滅の崖っぷちに立つ阪神が、ロッテの完全試合男の佐々木朗希投手(20)に立ち向かう。過去の交流戦での対戦は1試合で、昨年も同じ5月27日に対戦(甲子園)。5回4失点でプロ初勝利を献上したが、佐藤輝明内野手(23)が適時打を放つなど、5イニングで7安打を浴びせた。1人で3安打を放ったのがサンズ。残念ながら今季のラインアップにはいない。東京五輪期間中に開催された非公式戦のエキシビションマッチでは、7月27日に再び甲子園で対戦。初回に佐藤輝が左翼ポール際に2ランを放ち、怪力対決を制した。佐々木朗は3回2失点だった。大ベテラン糸井嘉男外野手(40)もZOZOマリンが得意の球場だ。通算106試合に出場し、打率2割9分9厘の好成績。阪神移籍後の交流戦では、6試合で23打数9安打、3割9分1厘。17、19年の2カードで1本塁打ずつ放ってもいる。20歳年下で無傷の6勝目を狙う剛腕に一太刀を浴びせるか。注目の一戦は午後6時プレーボールだ。

◆阪神佐藤輝明内野手(23)が、ロッテ佐々木朗希投手(20)とのプロ3度目の対決に臨む。27日のロッテ-阪神(ZOZO)で先発予定の右腕とは昨季交流戦で適時打、エキシビションマッチで本塁打を放つなど好相性。藤井康雄1・2軍巡回打撃コーチ(59)の「4スタンス理論」をもとにした打撃指導で確実性も伴いつつあり、進化した両者の激突が注目される。今回、同理論の提唱者でスポーツ整体師の広戸聡一氏(60)が2人の共通点を分析。「柔軟性」「瞬発力」「体の軸」に注目し、さらに佐藤輝は高いレベルで良い状態を維持し続けると予測した。阪神藤井康コーチと、同コーチに「4スタンス理論」を伝授した広戸氏の間には、固い絆がある。07年に同コーチがオリックスのスカウトとして活動していた時、同氏の著書「君は松井か、イチローか。」を読んだことが交流のきっかけだった。アマ選手の視察で神宮を訪れた際に同氏に電話が入り、初めて対面したという。神宮のバックネット裏で「あのランナーは○○タイプだ。見ておけよ」など、雑談した日々が藤井康コーチの原点となっている。ある"ミス"についての話が印象深い。昨年11月、藤井康コーチは佐藤輝を「4スタンス理論」上の分類で「A2」としていたが、これは結果的に誤診だった。報道陣に訂正を出す前夜、広戸氏の電話が鳴った。「今まで何千と指導してきても、タイプチェックする時は緊張するもんなんです。優れている人っていろんな動きができてしまう。それだけ佐藤選手が優秀だったってこと。『違うんだったら違うって言った方がいいよ』ってお伝えしました」藤井康コーチが19年にオリックスのコーチを退団後、中学硬式野球チームを指導していた際には、関西まで電話1本で指導の手伝いに向かったこともある。共通するのは「野球界の発展のために尽くしたい」という思いと、体の動きについての探究心。2人の研究は続く。【阪神担当=中野椋】

◆最短27日にも自力優勝消滅の崖っぷちに立たされている阪神が、ロッテの完全試合男の佐々木朗希投手(20)に立ち向かう。チームはロッテ戦に限れば、通算30勝27敗5分と3つの勝ち越しがある。勝率5割2分6厘は、交流戦での対戦別1位の相性のよさだ。しかもロッテ戦は18年6月19日(甲子園)から、●○●○●○●とヌケヌケが続く。今度は○の番だが、果たして。阪神のチーム防御率2・88はリーグトップだが、チーム打率同ワーストの2割2分2厘。投高打低が顕著で、投手陣の奮闘を、野手陣が帳消しにしている。佐々木朗から多くの得点は望めそうもないだけに、少ないチャンスを生かす攻撃が求められる。

◆今季12度の完封負けを喫している阪神打線が、完全試合男のロッテ佐々木朗希投手(20)に挑む。昨季、ロッテ戦(甲子園)で右腕と対決しており、大山悠輔内野手(27)は佐々木朗に対して右中間二塁打を、佐藤輝明内野手(23)は適時左前打を放ち、1打点を挙げた。プロ初勝利を献上したものの、5回で7安打を浴びせ4点を奪った。敵地に乗り込んだ今季も、佐々木朗を打てるか。矢野燿大監督(53)は「もういいピッチャーであることはみんな分かっている。接戦になると思う。まだ佐々木朗希に負けが付いてないので、最初に負けを付けられるように、全員で向かっていきます」と意気込んでいた。パ・リーグ本拠地のためDH制で、糸井嘉男外野手(40)が「5番・DH」でスタメンに名を連ねた。8番に島田を入れるなど左打者を多く並べて、今季無傷5勝の令和の怪物に全員で立ち向かう。

◆ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は2回2死から初安打を打たれた。2死走者なしから、阪神糸原に161キロを左前に運ばれた。コンパクトなスイングで逆方向へ、はじき返された。ただ、次の高山は三ゴロで得点は与えなかった。

◆ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は5回を終え78球、3安打無失点、6奪三振。最速は163キロ。序盤の投球に、木村龍治投手コーチ(51)は「特に言うことがありません。今日もすごくバランスが良く、良い感じで投げていると思います。ランナーが出た時の対左バッターでちょっとシュート回転した球が何球か出ているので、そのへんを修正できればもっともっとスムーズにいくかなと思います。しっかり頑張ってもらいたいです」とコメントした。

◆ロッテ先発の佐々木朗希投手(20)は6回4安打無失点で降板した。得点は与えなかったが、味方打線の援護がなく勝ち負けはつかなかった。球数は90球。7奪三振で、四死球はなかった。「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」4安打は全て左打者に打たれた。うち3本が逆方向。コンパクトに捉えられ、得点圏に走者を抱えたが、そこで踏ん張った。5回2死一、二塁では、長坂を160キロで押し込み二直。6回2死三塁では4番の佐藤輝を迎えたが、フォークで空振り三振に仕留めた。

◆ロッテが、佐々木朗希投手(20)の登板試合を落とした。佐々木朗は6回4安打無失点と好投したが、打線の援護なく、9回に守護神・益田が阪神佐藤輝に決勝弾を浴びた。佐々木朗は四死球は与えなかったが、左打者の内角を狙ったボールがシュート回転し、外に抜ける場面が目立った。4安打は全て左打者に打たれたもの。うち3本が左前打。抜けた球をコンパクトなスイングで逆方向に運ばれた。ただ、得点圏に走者を抱えてから踏ん張った。2回2死二塁では、高山を163キロで三ゴロ。4回1死三塁では、佐藤輝を161キロで二ゴロ(打者走者も挟殺)。5回2死一、二塁では、長坂を160キロで二直。そして、6回2死三塁では、佐藤輝を145キロフォークで空振り三振に仕留めた。3者凡退は初回と3回の2イニングだけだったが、ホームは踏ませなかった。球団を通じ「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」とコメントした。阪神は昨年の交流戦でプロ初勝利を挙げた相手。1年がたち「完全試合達成」の称号も得た。着実に進化を遂げている。自身の交流戦初戦については「特別な意識はなく、これまでと変わらずストライク先行の投球でチームの勝利に貢献出来るように投げたい」と話していた。打線の援護がなく6勝目は手にできなかったが、阪神の好投手ウィルカーソンを相手に一歩も引かなかった。

◆阪神がロッテ佐々木朗希投手(20)の先発試合で、勝利を収めた。息詰まるしのぎ合い。決めたのは4番の佐藤輝明内野手(23)だった。0-0の9回、1死からロッテの抑え益田直也投手(32)からバックスクリーンに11号ソロを放った。ついに均衡を破った。低めのボール球とみられるシンカーを救い上げて放り込み、セ・リーグ屈指のパワーを見せつけた。負ければ自力優勝の可能性消滅という試合で、意地を見せた。前夜に12度目の0封負けを喫した打線は、佐々木朗を打ちあぐねた。6回まで無得点。6回のうち4回で得点圏まで走者を進めたが、要所でねじ伏せられた。佐藤輝の一撃は、先発アーロン・ウィルカーソン投手(33)の力投にも報いた。右腕は来日7試合目で最長の8回を投げて無失点。佐々木朗以上の好投を演じていた。土壇場で4勝目(2敗)をプレゼントした。ロッテとの交流戦は18年6月19日(甲子園)から●○●○●○●と「ヌケヌケ」が続いていた。「〇」の番だったこの日もきっちりと勝った。阪神とZOZOマリンで思い出されるのは05年の日本シリーズ。初戦から1-10、0-10と大差で連敗。甲子園でもロッテの勢いを止められず、4連敗で20年ぶりの日本一を逃している。阪神が同球場で戦うのは19年の交流戦以来。千葉を訪れた阪神ファンを喜ばせる主砲の1発だった。

◆阪神は9回に佐藤輝の11号ソロで試合の均衡を破った。ウィルカーソンは8回5安打無失点で3連勝の4勝目。9回は岩崎が締めて逃げ切り無失点リレー。ロッテは佐々木朗が6回4安打無失点と好投したが、打線が援護できなかった。

◆ロッテ佐々木朗希投手(20)は、ベンチで阪神佐藤輝の打球を見送った。9回1死走者なしで、守護神の益田が中堅後方バックスクリーンへ均衡を破るソロを打たれた。佐々木朗自身は、6回4安打無失点で勝ち負けはつかなかった。四死球は与えなかったが、左打者の内角を狙ったボールがシュート回転し、外に抜ける場面が目立った。4安打は全て左打者に打たれたもの。うち3本が左前打。抜けた球をコンパクトなスイングで逆方向に運ばれた。ただ、得点圏に走者を抱えてから踏ん張った。2回2死二塁では、高山を163キロで三ゴロ。4回1死三塁では、佐藤輝を161キロで二ゴロ(打者走者も挟殺)。5回2死一、二塁では、長坂を160キロで二直。そして、6回2死三塁では、佐藤輝を145キロフォークで空振り三振に仕留めた。3者凡退は初回と3回の2イニングだけだったが、ホームは踏ませなかった。「今日は結果も内容もある程度はまとめられて良かったのですが、投球の質は良くなかったのでしっかり修正してもっと良い投球が出来るように頑張ります」と冷静に振り返った。阪神は昨年の交流戦でプロ初勝利を挙げた相手。1年がたち「完全試合達成」の称号も得た。着実に進化を遂げている。打線の援護がなく白星はつかなかったが、好投手ウィルカーソンを相手に一歩も引かなかった。

◆阪神が主砲の一撃で、息詰まる投手戦のけりをつけた。ロッテ佐々木朗希が先発する一戦は6回で無得点だった。昨年の対戦ではプロ初勝利を献上。この日も攻略できなかったが、試合には勝った。矢野燿大監督(53)が佐々木朗について語った。-ロッテ先発の佐々木朗は去年と比べて「去年はフォークはいいなあと思ってて、真っすぐはまだそんなにこう速いけど、質的にはというのは去年のイメージ。今年見てたらその真っすぐの質がめちゃくちゃ良くなってたから、ああいう結果も残しているし、末恐ろしい。前半も真っすぐが前に飛んでないんでね、真っすぐ狙っても真っすぐ前飛ばないんでね。追い込まれたら、あのすごいフォークがあるんで。3回くらいから急に抜けだした感じが。真っすぐが操れていないというか、グッと大きく抜けている感じがあった。今年の中ではああいう感じの球は少なかったと思いながら。本人的にはちょっと途中から、アレッていう感じがあったのかな。それでも、やっぱり抑えられるっていうのは、もちろんポテンシャルっていうのは半端ない。松川もね、落ち着いて。(自分が)キャッチャー(出身)なんで、キャッチャーを見てしまうけど、すごいなと思いながら、あのバッテリーを見ていたけど」-荒れる前からボール球のフォークもしっかり見逃していた「まあまあ、それは横からやから分からんけどね。ゾーンに来たフォークっていうのは、なかなか見送られへんと思うんだけど、ゾーンがちょっと外れているから見送られたというのはあると思う。それは、そういうところが関係しているのかなと。ベースの上で落とされたら、ちょっとやっぱり厳しい」-連打が難しい中、足を絡めて「まあね、やれることはそういうところかなというところで。チャレンジしていきました」-各打者が粘って6回までに90球を投げさせた「もうね、カンカン打ってというのは、なかなか臨めないというのは、ミーティングでもやっている。そういうところでは1人1球でも多くというのは、チームとしてやってくれたし。そういう小さいジャブというか、そういうのが、もしかしたら効いたのかなという部分が、チームでやれたのかなというのはあります」○...チーム勝ち頭の青柳が今季2度目の中7日で5勝目を狙う。28日のロッテ戦に先発予定。ここ2試合6回で降板している右腕は「もっと長いイニングを投げるために1日(間隔を)延ばしてもらったと思っている」と完投を目指す意気込みだ。ロッテ戦は過去2戦2敗で、16年、19年ともZOZOマリンだった。「長打のある外国人と足のある選手をそろえている。流れをつくらないように」。3年ぶりの対戦でエース格に成長した姿を見せる。○...長坂が無失点リレーを演出した。最近6試合で4試合に先発マスクをかぶり、すべて先発投手が無失点。「ウィルクが本当によく投げてくれて、ザキさん(岩崎)も気持ちを込めていたので、2人に感謝したい。まだたかだか(今季先発は)4試合なので、全然いいリードとは思っていない。しっかりゲームを作るのが一番なので、できる仕事をと考えています」と頼もしかった。○...糸原が佐々木朗から2安打を放った。2回2死、5回1死から左前打。ともに高めの直球をたたきつけるように逆方向に強打し、打撃技術の高さを見せつけた。直球一本狙いだった。「真っすぐをファウルにしないように1球で仕留めると意識していた。結果的に点は取れなかったけど(チーム全体で)比較的とらえられたのかなと思いますね」と好感触だった。○...岩崎が1-0の9回を締めて、8セーブ目を挙げた。レアードを3球で空振り三振に仕留めるなどクリーンアップを危なげなく3者凡退。前日26日の楽天戦(甲子園)も似たような展開で0-0の9回に勝ち越しを許した。この日は抑えた後も厳しい表情を変えず「悔しい気持ちはずっと持っている。それは持ち続けて明日からもやっていきます」と強調した。

◆阪神が主砲の一撃で、息詰まる投手戦のけりをつけた。ロッテ佐々木朗が先発する一戦は6回で無得点だった。その後も救援陣を打ちあぐねたが、9回、佐藤輝が決勝の11号ソロ本塁打をバックスクリーンに運んだ。矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り。-佐藤輝らしい、求められている1発矢野監督 「まあまあちょっとね、体勢が崩れてたからまさか入ると思わんかったけど。よく行ってくれたね」-今日も含めて最近は悔しい思いも矢野監督 「そうやね、こう、ずっとチャンスでアイツに回ってきてかえせないのが続いていたんで。アイツも2年目になって自分のバッティング以外に何とかしようっていう気持ちはすごく出ているんで。その悔しさもあったからね。打った後、うれしそうな、ああいう感じっていうのはあんまりなかったと思うんで。そういうところでは、責任を感じている部分と、やっぱりそこで打てた喜びというのがあったんかなというふうには思っているけど」-4回に二、三塁間で挟殺された走塁はその気持ちが出過ぎたか矢野監督 「走塁は...。ダメだよ。あれは別にツーアウト二塁でいいんだから。あれは気持ちが行ったからということじゃない」-そういったことがあった後に打てたのは、プレーヤーとして大きな試合矢野監督 「うーん、プレーヤーというか、そういうことはプロでやっていく以上、起こりうるんで、それがいい方向にいくことを増やしていかなダメやし。2年目っていうのもあるし、プロであることももちろんね、2年目だから許されることもあるし、まだまだ成長していくその過程の中ではいろいろあるかな、と思います」-ウィルカーソンは粘り強かった矢野監督 「いやー、よういってくれたね。中継ぎもみんないってるし、8回までいってくれたから助かったし(長坂)拳弥とやりとりしながら」-8回は球数が微妙だったが矢野監督 「ピンチも何回か背負ってるし、もちろん最後までっていうのもなくはないけど、あれ以上っていうところでは、追い越したらもう、(岩崎)優で行こうと思ってたので」-岩崎は今後のきっかけにもなる登板矢野監督 「そうやね。これでまた気持ちが晴れるっていうとまだそこまでいかんかもしれんけど、落ち着くというか、フラットな状態でまたマウンドに行ける、今日はちょっとやっぱり自分でも1点、点取れてないから常に苦しい状況で、優にバトンを渡している。そういうところでは今日の登板からちょっとフラットに戻れる試合を優がつくってくれたかなと思います」

◆ロッテは粘投した佐々木朗希を援護できなかった。打線は、コンディション不良から回復したベテラン荻野が今季1軍初昇格。3回、5回、6回と好機をつくったが、阪神ウィルカーソンから決定打を放てなかった。井口資仁監督は「緩急で打ち取らせていく投球だったので、しっかりとミーティングはしましたけどね、攻略できなかったです」。1点も取れず、9回に益田が被弾したソロ1発に泣いた。

◆プロ初勝利の思い出として胸に刻まれた1戦からちょうど1年。ロッテ佐々木朗希投手(20)が再び阪神打線と相まみえた。完璧な立ち上がりだった。速球でファウルを打たせ、緩急で打ち取る。2番中野への決め球162キロはほぼど真ん中。それを全く反応させず見逃し三振に仕留めた。初回、真っすぐとフォークだけで上位3人を抑え込んだ。しかし徐々に、抜け球が増えた。「投球の内容自体はそんな悪くなかったんですけど、思うようなボールを投げられなかったりとか、質的にはすごくひどかったなと思います」。左打者を7人並べた相手打線に対し、走者を置くと直球がシュート回転して右に流れた。逆球、暴投もあった。制球、打者の手元での球威に改善の余地を見いだした。昨年の5月27日。同じ日、同じ阪神戦でプロ初白星を挙げた。うれしさと同時に反省も残った。5回で7安打され、4失点。勝ちが付いたのは味方が打ってくれたからとも言える。あの日も「自分の納得のいく球をあまり投げられなかった」と言った。ただ1年前と違うのは、本塁を守り切った。6回90球でマウンドを降りるまで、4度得点圏に走者を背負ったが1点も与えなかった。昨年適時打を打たれた4番佐藤輝は3打数無安打、2三振に抑えた。「1発のある打者なので丁寧に投げられた。悪いなりにも点を与えないようにできました」と成長を感じている。両リーグトップの6勝目を手にすることはできなかった。だが黒星もまた付かなかった。安定感に変わりはない。【鎌田良美】

◆阪神佐藤輝明内野手(23)がプロ初の1-0決勝弾で自力V消滅の危機を救った。「日本生命セ・パ交流戦」のロッテ戦で0-0の9回。引き分けでも自力優勝が消えた崖っぷちで、守護神益田のシンカーをバックスクリーンに運んだ。令和の怪物・佐々木朗が先発し、厳しい戦いが予想された一戦でナインが意地を結集。近隣施設でフィギュアスケート男子の羽生結弦(27=ANA)がアイスショーを行った幕張で、虎のスターもファンを熱狂させた。中堅後方にぐんぐん伸びる佐藤輝の打球に、ZOZOマリンの虎党が沸き立った。両軍譲らず0-0で進んだ9回1死走者なし。ロッテの守護神益田にシンカーを軸に追い込まれ、5球目は空振り。それでも頭の中は冷静だった。6球目。ほぼ無風の中、131キロのシンカーをバックスクリーンに力で押し込んだ。「食らいついた結果です。追い込まれたので、なんとか対応しようと思っていきました」入った瞬間、ガッツポーズ。ホームベースを踏んでベンチに戻ると、8回まで0封した先発ウィルカーソンと笑顔で抱き合い、喜びを爆発させた。ヤクルトが勝ったため、負けか引き分けかで自力Vが消えた一戦。8試合ぶりの1発はまさに起死回生、プロ初の1-0V弾でチームの連敗も2で止めた。佐々木朗との"怪物"対決も見応えがあった。昨年同じ5月27日に甲子園で対戦し、タイムリーを放って貫禄を見せた。だが、相手も今季は完全試合を達成するほどに進化していた。第1打席は146キロのフォークに空振り三振。第2打席は二ゴロで、6回の第3打席も空振り三振に倒れた。「もう全然違うピッチャーで。真っすぐ、フォークすごい」。4回には気持ちが空回りしてか二、三塁間で走塁死するミスもあったが、「次はアウトにならないように」と反省し、9回の決勝アーチにつなげた。矢野監督は「体勢が崩れてたから、まさか入ると思わんかったけど。よくいってくれたね」とびっくり。「ずっとチャンスでアイツに回ってかえせていないのが続いて、その悔しさもあったから」とねぎらった。千葉・幕張は大盛り上がりだった。ZOZOマリンにほど近い幕張イベントホールでは、羽生結弦が「ファンタジー・オン・アイス2022」で、北京五輪以来約3カ月ぶりの演技でファンを魅了。負けじと阪神の4番も1-0のV弾でファンを熱狂させた。「この1発をきっかけに、どんどん振っていきたいと思います」。自力V消滅など、寂しい話題とは早くおさらばするぞ。【三宅ひとみ】▼阪神佐藤輝が9回に決勝の本塁打。阪神の1-0アーチは昨年10月3日中日戦のマルテ以来で、交流戦では初めて。9回以降の1発では金本知憲が09年5月12日広島戦で横山から9回にサヨナラ本塁打を打って以来、球団13年ぶり。▼阪神の最短での自力優勝消滅は28日に伸びた。条件は変わらず、(1)ヤクルト○の場合は阪神●または△。(2)ヤクルト△のとき阪神●。崖っぷちの状況に立たされた26日から2日続けて首位ヤクルトと同じ勝敗で、消滅を免れている。▼本塁打による阪神の1-0白星は、昨年10月3日の中日戦でマルテが3回に小笠原から放って以来。今年17回目の交流戦では初。阪神で9回以降の1発に限ると、金本が09年5月12日の広島戦で9回に横山からサヨナラ弾を放って以来。▼佐藤輝の勝利打点は今季4度目で早くも昨季に並んだ。通算8度の勝利打点はすべて本塁打による。阪神が佐藤輝の本塁打で挙げた得点だけを守り切って勝ったのは2年目で初めて。▼阪神の1-0勝利は今季2度目。5月24日の楽天戦で、6回に大山の適時打を守り切って以来。前日26日の楽天戦では今季6度目の0-1敗戦を喫しており、1-0&0-1試合は51試合で8度目となった。▼阪神の今季交流戦4試合の総得点はわずか3点だが、2度の1-0勝利が効いて2勝2敗。12球団中3位タイにつけている。

◆阪神アーロン・ウィルカーソン投手(33)が、令和の完全男・ロッテ佐々木朗とのしびれる投手戦を制した。来日最長の8回を無失点に抑え、青柳と並ぶチームトップタイの4勝目だ。「本当に楽しかった。彼ともっと長く投げられたらなというところはあった」お互い譲らず「0」を重ねた。佐々木朗がこの日も160キロ超の直球と150キロのフォークでねじ伏せると、ウィルカーソンは最速149キロの直球と多彩な変化球を低めに集め、凡打を重ねた。「野球のいいところは、違う2つのタイプの投手が違った形で成功できる」と、自分の長所を生かして勝負した。5回1死一、三塁では松川を外角低めチェンジアップで遊ゴロ併殺打。佐々木朗が6回で先に降板すると、7回、8回は3者凡退で攻撃にリズムをもたらせ、9回佐藤輝の決勝弾を呼び込んだ。2週連続の中5日だったが、矢野監督も「よく8回までいってくれた」と連投が続いていたリリーフ陣を休ませた快投をたたえた。4月中旬から先発ローテーション入りし、防御率1・45と抜群の安定感を見せている。米国のスター、キアヌ・リーブス似と評判のイケメン助っ人が楽しみにしているのが、ハンナ夫人が切り抜いている新聞や雑誌の記事のスクラップだ。お気に入りは5月5日付の日刊スポーツ。「こどもの日企画」で長女エヴァちゃん、長男ボウディ君が書いてくれたパパの似顔絵が掲載された紙面だ。「野球をしている絵を描いてくれたのは初めてだから、思い出に残っているんだ」。米国では右肘手術で野球から一時離れた苦労人。これからも日本の新聞に大きく掲載される活躍を続ける。【石橋隆雄】

◆プロ初勝利の思い出として胸に刻まれた一戦からちょうど1年。ロッテ佐々木朗希投手(20)が再び阪神打線と相まみえた。完璧な立ち上がりだった。速球でファウルを打たせ、緩急で打ち取る。2番中野への決め球162キロはほぼど真ん中。それを全く反応させず見逃し三振に仕留めた。初回、真っすぐとフォークだけで上位3人を抑え込んだ。しかし徐々に、抜け球が増えた。「投球の内容自体はそんな悪くなかったんですけど、思うようなボールを投げられなかったりとか、質的にはすごくひどかったなと思います」。左打者を7人並べた相手打線に対し、走者を置くと直球がシュート回転して右に流れた。逆球、暴投もあった。制球、打者の手元での球威に改善の余地を見いだした。昨年の5月27日。同じ日、同じ阪神戦でプロ初白星を挙げた。うれしさと同時に反省も残った。5回で7安打され、4失点。勝ちがついたのは味方が打ってくれたからともいえる。あの日も「自分の納得のいく球をあまり投げられなかった」と言った。ただ1年前と違うのは、本塁を守り切った。6回90球でマウンドを降りるまで、4度得点圏に走者を背負ったが1点も与えなかった。昨年適時打を打たれた4番佐藤輝は3打数無安打、2三振に抑えた。「1発のある打者なので丁寧に投げられた。悪いなりにも点を与えないようにできました」と成長を感じている。両リーグトップの6勝目を手にすることはできなかった。だが黒星もまたつかなかった。安定感に変わりはない。【鎌田良美】

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】27日、ロッテ佐々木朗希が先発で苦戦予想の阪神。確かに苦労しましたが、9回佐藤輝明の決勝弾が出て勝利。笑顔が溢れました。

◆ロッテの佐々木朗が27日、開幕6連勝を懸けZOZOマリンスタジアムでの阪神戦に先発する。26日までのビジターの広島3連戦には同行せず調整を続けてきた。交流戦の登板に向け「特別な意識はなく、これまでと変わらず、ストライク先行の投球でチームの勝利に貢献できるように投げたい」と意気込んだ。阪神は昨季の交流戦で対戦し、岩手・大船渡高時代にたどりつけなかった甲子園球場で登板して5回4失点でプロ初勝利を挙げた思い出深い相手だ。新人だった佐藤輝には1打席目に適時打を浴び、その後は中飛と敬遠だった。フルスイングを貫く強打者との再戦にも注目が集まる。ここまで8試合に先発して5勝0敗、防御率1・47で、87奪三振は12球団トップ。交流戦中は中6日で登板する予定。

◆両軍のスターティングメンバーが発表された。阪神は2試合連続中5日でアーロンウィルカーソン投手(33)が先発する。前回21日の巨人戦(甲子園)では7回無失点で勝利を挙げており、ロッテ・佐々木朗希投手(20)と投げ合う。阪神にとって交流戦で今季初のビジターゲームでDH制。糸井嘉男外野手(40)が「5番・DH」で出場する。打線は前日26日の楽天戦(甲子園)で今季12度の零封負けを喫しており、ロッテ・佐々木朗を攻略できるか、注目だ。

◆28日の2回戦に中7日で先発する阪神・青柳晃洋投手(28)はショートダッシュなどで調整。前回20日の巨人戦(甲子園)では6回118球を投げていることもあり、コンディション面を考慮されて登板間隔を1日延ばした。「前回は6回で終わっているので、もっと長いイニングを投げられるように」。ロッテとは過去2試合で2敗、防御率7・71。好投して今季5勝目を目指す。

◆阪神はロッテ先発の佐々木朗から4度の得点機を作ったが、六回まで無得点に終わった。まずは二回2死から糸原がこの日チーム初安打となる左前打で出塁し、直後に二盗を成功させたが、高山が三ゴロに凡退。四回には失策と暴投などで1死三塁とするも、続く佐藤輝のニゴロで三走・中野が三本間で挟殺、佐藤輝も二塁を回ったところで挟殺となった。五回にも1死から糸原が左前打。島田も中前打で2死一、二塁と好機を拡大したが、長坂は二直に終わり、虎党のため息が球場に響いた。六回にも2死三塁で4番・佐藤輝が空振り三振に倒れた。ロッテ・佐々木朗とは昨年5月27日に甲子園で対戦し、プロ初白星を献上。虎打線は1年越しのリベンジを期していたが、中盤までホームを踏むことはできていない。阪神先発のウィルカーソンは毎回走者を背負いながらも五回まで無失点投球。相手右腕との見事な投げ合いを続けている。

◆ロッテの佐々木朗が開幕6連勝を懸けて先発。阪神打線を6回4安打無失点7奪三振に抑えて、球数90球で降板した。ロッテはチャンスを作るもあと1本が出ず、六回を終えて0-0のまま。佐々木朗に勝ち星はつかなかった。佐々木朗は一回、近本を二ゴロ、中野を見逃し三振、大山を三ゴロに抑え、完璧な立ち上がり。二回は佐藤輝を空振り三振、続く糸井も見逃し三振に仕留めたが、糸原に左前打を浴び、この日初安打を許した。糸原は盗塁を成功させて二塁へ。阪神が得点のチャンスを作るも、佐々木朗が高山を三ゴロに打ち取った。三回は島田を空振り三振、長坂を中飛、近本を見逃し三振と、3人で終わらせた。四回は中野を投ゴロに打ち取ったが、佐々木朗がファンブル。自身のエラーで先頭打者を塁に出すかたちとなった。その後、1死三塁で4番・佐藤輝と対決。二塁手へのゴロとなり、捕った中村奨が本塁へ送球。三塁走者をタッチアウトにすると、その間に二塁を回っていた佐藤輝もタッチアウトとし、併殺で切り抜けた。五回は糸井を二ゴロに仕留めた後、この日唯一安打を浴びた糸原との対決。高めに浮いたフォークを合わせられて、再度左前に運ばれた。高山を空振り三振に仕留めた後、島田に中前打を浴びたが、長坂を二直に打ち取り、無失点に抑えた。六回は中野の左前打などで2死三塁とされたところで、4番・佐藤輝と3度目の対決。追い込んだ後、フォークで空振り三振に仕留めた。この回を終えて佐々木朗は降板。6回4安打無失点7奪三振だった。

◆ロッテの荻野が先発で今季初出場し、初安打を放った。0―0の六回1死無走者で、打線が打ちあぐねたウィルカーソンから遊撃内野安打。コンディション不良により出遅れ、ここまで2軍での調整が続いていたが、出場選手登録されてすぐに好結果を出した。昨季はプロ12年目で初めて全試合出場を果たし、初タイトルとなる最多安打と盗塁王を獲得した。36歳になってもスピードに衰えはなく、今季も1番打者として期待されていたが、復帰がずれ込んでいた。井口監督は得点力不足に悩んでいただけに「ようやく戻ってきた。いろんな意味で厚みは増すし、しっかりと攻撃できると思う」と歓迎した。

◆阪神・佐藤輝明内野手(23)が九回に決勝の11号ソロを放ち、接戦を制した。ロッテ先発の佐々木朗から4度の得点機を作ったが、六回まで無得点。七回から継投に入った相手投手陣の前にゼロを並べていたが、虎の4番が均衡を破った。フルカウントからロッテの守護神・益田の131㌔シンカーを一閃。千葉の風に乗った白球はバックスクリーンで弾んだ。佐藤輝は18日のヤクルト戦(神宮)以来、今季交流戦第1号となった。先発したウィルカーソンは来日最長の8回を投げ、5安打無失点で今季4勝目。最後は岩崎が締め、逃げ切った。

◆阪神・佐藤輝明内野手(23)が0ー0で迎えた九回、11号ソロを放ち、これが決勝点となった。来日最長の8回を投げ、無失点に抑えたアーロン・ウィルカーソン投手(33)が4勝目(2敗)を挙げた。注目の佐々木朗希投手(20)との対戦は6回まで続き、無得点だった。ウィルカーソンのヒーローインタビューは以下の通り。ーー今のお気持ちは「いいピッチングができたことを嬉しく思います。自分だけじゃなく、チームの勝利だと思いますし、しっかり守ってくれた守備陣。そして最後に打ってくれた佐藤のホームランは本当に大きかったと思うので、チームの勝利だと思います」ーー球威が落ちなかった。何がよかったですか「真っすぐとチェンジアップだけじゃなくて、いろんな球種がよく投げられた。後ろの守備がしっかり守ってくれたこと。長坂がしっかり配球してくれたこと。本当にチームの勝利だと思います」ーー初の交流戦だった「打たなくていいというのが本当に、すごくよかった。打つ方のストレスがなかったので、しっかりピッチングに集中することができた」ーーそれが来日最長の八回までつながったと「そうだと思いますね。それがきっかけになったかわかりませんが、いいピッチングができてよかったです」ーーカードの初戦を取れた「中5日は初めてじゃなかった。アメリカでよくやっていたので大丈夫でした。ただ次は中6日でいきたいなと思います」ーー次のピッチングが楽しみです「オツカレサマデス(日本語で)」

◆阪神・佐藤輝明内野手(23)が0ー0の九回、益田直也投手(32)から交流戦初となる11号ソロを放ち、チームを1点差勝利に導いた。注目の佐々木朗希投手(20)との対戦は空振り三振、二ゴロ、空振り三振だった。18日のヤクルト戦(神宮)以来、34打席ぶりの本塁打を放った佐藤輝の一問一答は以下の通り。ーー体勢を崩されながら「食らいついた結果です。(シンカーは)もちろん頭にありました」ーー前の球も同じ球「追い込まれたので、なんとか対応しようと思っていきました」ーー直前3打席を取り返したい思い「はい、そうですね」ーー佐々木朗との対決。去年と比べて「いや、もう全然違うピッチャーで。真っすぐ、フォークすごいピッチャーでした」ーー三振はフォーク「はい。いい球でした(笑い)」ーー走塁の失敗(四回1死一、三塁で二ゴロの際に三走が三本間で挟殺される間に二進したが、三進を試みて、挟殺される)「あれをコーチと話して、次はアウトにならないようにやっていきたいと思います」ーー自分の打撃で試合を決めた「しっかり長打を打つのが僕に求められていることだと思うので、振っていきたいと思います」ーーウィルカーソンが好投「もちろん、いいピッチングをしてくれていたので良かったです。打てて」ーー交流戦の最初は苦しかった。どう修正「しっかりコーチであったり、練習で見つめ直しながら。チームとしても個人としても、いい調子に向かっていけるようにやっていきたいと思います」ーー今の調子は「普通です。この一発をきっかけに、どんどん振っていきたいと思います」

◆阪神は九回、佐藤輝明内野手(23)が益田直也投手(32)から放った11号ソロが決勝点となり、1ー0でロッテに競り勝った。注目の佐々木朗希投手(20)との対戦は6回無得点だった。来日最長の8回を投げたアーロン・ウィルカーソン投手(33)が4勝目(2敗)を挙げた。自力優勝の可能性を残した矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績19勝31敗1分、観衆2万2418人)。ーー佐藤輝らしい求められている一発「まあまあちょっとね、体勢が崩れてたからまさか入ると思わんかったけど。よく行ってくれたね」ーー今日も含めて最近は悔しい思いも「そうやね、こう、ずっとチャンスでアイツに回ってきて、かえせていないのが続いていたんで。アイツも2年目になってこう、自分のバッティング以外に何とかしようっていう気持ちはすごく出ているんで。その悔しさもあったからね。打った後、嬉しそうな、ああいう感じはあんまりなかったと思う。そういうところでは、責任を感じている部分と、やっぱりそこで打てた喜びがあったんかなというふうには思っているけど」) ーー走塁はその気持ちが出過ぎたか(四回1死一、三塁で二ゴロの際に三走が三本間で挟殺される間に二進したが、三進を試みて、挟殺される)「走塁は...ダメだよ。あれは別にツーアウト二塁でいいんだから。あれは気持ちが行ったからということじゃない」ーーその後に打てたのはプレーヤーとして、大きな試合になる「うーん、プレーヤーというか、そういうことはプロでやっていく以上、起こりうるんで、それがいい方向にいくことが増やしていかなダメやし。2年目っていうのも、まあまあ、あるし、プロであるっていうことももちろんね、2年目だから許されることもあるし、まだまだ成長していく過程の中ではいろいろあるかな、と思います」ーーウィルカーソンは粘り強かった「いやー、よういってくれたね。中継ぎもみんないってるし、8回までいってくれたから助かったし、拳弥とやりしながら」ーー8回は球数が微妙だったが(108球)「ピンチも何回か背負ってるし、もちろん最後までっていうのもなくはないけど、あれ以上っていうところでは、追い越したらもう、優で行こうと思ってたので」ーー岩崎は今後のきっかけにもなる登板「そやね。これでまた気持ちが晴れるっていうとまだそこまでいかんかもしれんけど、落ち着くというか、フラットな状態でまたマウンドに行ける、今日はちょっとやっぱり自分でも1点、点取れてないから常に苦しい状況でね、優にバトンを渡してるんで、そういうところでは今日の登板からちょっとフラットに戻れる試合を優が作ってくれたかなと思います」

◆阪神は九回、佐藤輝明内野手(23)が益田直也投手(32)から放った11号ソロが決勝点となり、1ー0でロッテに競り勝った。注目の佐々木朗希投手(20)との対戦は6回無得点だった。佐々木朗は90球を投げ、打者22人に4安打7三振無四球だった。矢野耀大監督(53)の佐々木朗に関するコメントは以下の通り(チーム成績19勝31敗1分、観衆2万2418人)。ーー佐々木朗は去年と比べて「去年はフォークはいいなあと思ってて、真っすぐは、まだそんなにこう速いけど、質的にはというのは去年のイメージで、今年見てたら、その真っすぐの質がめちゃくちゃ良くなってたから、ああいう結果も残してるし、末恐ろしいというか、前半も真っすぐ前に飛んでないんでね。真っすぐ狙っても、前に飛ばないんでね。追い込まれたら、あのすごいフォークがあるんで。三回くらいから急に抜けだした感じがあった。真っすぐが操れていないというか、グッと大きく抜けている感じがあったんで」(さらに続けて)「今年の中ではああいう感じの球は少なかったんかなと思いながら。本人的にはちょっと途中から、アレッていう感じがあったのかな。それでもね、やっぱり抑えられるっていうのは、もちろんポテンシャルは半端ないんで。松川もね、落ち着いて。(自分が)キャッチャーなんで、キャッチャーを見てしまうけど、すごいなと思いながら、あのバッテリーを見ていたけど」ーー荒れる前からボール球のフォークもしっかり見逃していた「まあまあ、それは横からやから分からんけどね。ゾーンに来たフォークは、なかなか見送られへんと思うんだけど、ゾーンがちょっと外れているから見送られたというのはあると思うから。それは、そういうところが関係しているのかなと。ベースの上で落とされたら、ちょっとやっぱり厳しいので」ーー連打が難しい中、足を絡めて「まあね、やれることはそういうところかなというところで。チャレンジしていきました」ーー各打者が粘って6回までに90球を投げさせた「もうね、カンカン打ってというのはね、なかなか臨めないというのは、ミーティングでもやっているので。そういうところでは、1球でも多くというのは、チームとしてやってくれたし。そういう小さいジャブというか、もしかしたら効いたのかなという部分が、チームでやれたのかなというのはあります」

◆ロッテが同一カード初戦を落とした。佐々木朗希投手(20)が先発し、6回4安打無失点、7奪三振の好投。しかし、打線の援護に恵まれず6勝目はならなかった。試合後、代表取材に応じた井口資仁監督(47)の一問一答は以下の通り。――打線が援護できなかった「なかなか点を取れなかった」――相手先発、ウィルカーソンについて「緩急で打ちとる。しっかりとミーティングしたが、攻略できなかった」――佐々木朗の投球について「しっかりと投げてくれた。途中から少し抜けている球があったので、あの辺が限界かな」――荻野が昇格した「貴司がきて、いいつながりができればと思っている。あす以降しっかりとやっていきます」――好機で2併殺「しっかりと(打てる)ゾーンを上げられていない。チャンスだからこそ上げなくてはいけない。その辺を徹底してやっていきたい」

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、阪神、ダイエー3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(74)は勝因のひとつに長坂拳弥捕手(28)のリードを挙げた。相手球団にデータのない大胆な配球が浮上のカギを握ると力説した。MAX160キロ超の速球、150キロ超のフォークを投げ込むロッテ・佐々木朗と、速球が150キロに満たなくても丁寧に打者のタイミングを外して抑えるウィルカーソン。見応えのある投手戦だった。ロッテ打線は終始、ウィルカーソンの球に合っていなかった。カットボール、チェンジアップ、スライダー、タテのカーブがいいコースに決まっていたし、腕が振れているから、打者は最後まで戸惑っていた。長坂の好リードも見逃せない。1軍の試合にも慣れてきたのか、大胆な配球も目についた。素晴らしかったのは七回1死走者なしからののエチェバリアに対して。追い込むと、思い切って内角を要求した。思わずバットが出てしまい三振。打者の動きを見ながら、狙いを読み切り、その裏を突く配球ができるようになった。長坂だけの考えではないのかもしれないが、守護神・岩崎をすぐに復調させた配球も褒めたい。最近の岩崎は外角へのストレートから入る攻め方ばかりだった。長打を避ける意味では正解だが、結果が出ない時は、何かを変える必要がある。そこで、岩崎-長坂のバッテリーが選んだのがスライダー、スライダーで入る配球。少しの工夫でも、一気に状態が変わることがよくある。九回の岩崎は本来の姿だった。梅野、坂本の配球は他球団も研究しているだろうが、長坂のデータはまだ少ないはず。交流戦で対戦するパ・リーグ球団は、さらに情報が乏しい。長坂のリードが交流戦での浮上のカギを握るのではないか。攻撃では佐藤輝の一発で辛うじて勝ったが、得点力という点では、まだまだ苦しい。ただ佐々木朗に対しての攻めは、現状打開のきっかけになるのではと感じた。二回に相手捕手の油断を見抜いての糸原のディレード気味の二盗。六回は中野が安打で出塁した直後の1球目に二盗。足を絡めた積極的な攻めが顔をのぞかせた。矢野監督が就任時から目指していたスタイルだ。佐々木朗に対して、各打者が懸命にセンターから逆方向へ打とうとしていた姿勢も悪くない。あの佐々木朗を苦しめたのだから、他の投手なら、さらに効果的な攻めになる。投手陣が盤石だけに、早い時期の攻撃陣の奮起を期待したい。

◆阪神は九回、佐藤輝明内野手(23)が益田直也投手(32)から放った11号ソロが決勝点となり、1ー0でロッテに競り勝った。九回に登板した岩崎優投手(30)は1回を投げ、三者凡退に抑えて、8セーブ目(1勝2敗)を挙げた。ここ6試合で2敗を喫していただけに「悔しい気持ちはずっと持ってるんで、それは持ち続けて明日からもやっていきます」と自分に言い聞かせるように語っていた。

◆阪神は九回、佐藤輝明内野手(23)が益田直也投手(32)から放った11号ソロが決勝点となり、1ー0でロッテに競り勝った。注目の佐々木朗希投手(20)との対戦は6回無得点。打者22人で4安打7三振で四球はゼロだった。二回2死無走者から左前にチーム初安打を放った糸原健斗内野手(29)は「真っすぐをファウルにしないように、1球で仕留めるというのは意識していたので1球目から真っすぐを、とらえられたのはよかったかなと思います」とコメント。五回にも左前打を放っており、「結果的には点は取れなかったですけど、比較的とらえられたのかなと思いますね」と振り返っていた。

◆まさに地獄から天国! 阪神はスコアレスで迎えた九回、4番の佐藤輝明内野手(23)が決勝の11号ソロを放ち、ロッテに1―0で勝利した。〝令和の怪物〟佐々木朗希投手(20)には3打席無安打2三振に抑えられ、走塁ミスも犯すなど精彩を欠いていたが、土壇場の千金弾でチームを救った。当たりの止まっていた交流戦だが、ここから一気に上昇カーブを描く!!ほうり投げたバットを拾い上げ、佐藤輝は今夜こそは-と打席に向かう。怪物を打てなかった悔しさ、貧打の責任をひと振りに込めた。夜空に舞い上がった白球はZOZOマリンの風に乗り、起死回生の放物線となった。「追い込まれたので、なんとか対応しようと思っていきました。食らいついた結果です。(シンカーは)もちろん頭にありました」0-0のまま迎えた九回1死。マウンドにはロッテの守護神・益田が立つ。フルカウントから低め131キロシンカーをひろった。見逃せば完全なボール球。だが、規格外のパワーで放たれた白球は、失速することなくバックスクリーンへ飛び込んだ。打球の行方を見届けた益田は、目を丸くして肩を落とした。度肝を抜く〝変態打ち〟で刻んだ決勝の11号ソロ。左翼席の虎党が、狂喜乱舞に包まれた。「いや、もう(去年とは)全然違うピッチャーで。真っすぐ、フォーク、すごいピッチャーでした」) 令和の〝怪物対決〟は完敗だった。完全試合投手・佐々木朗との今季初対戦。二回先頭の第1打席はフォークに空振り三振。四回1死三塁の好機は二ゴロ。走者として二、三塁間で挟まれダブルプレーを喫する走塁ミスもあった。六回2死三塁では再びフォークにバットが空を切り、悔しそうに天を仰いだ。 交流戦は4試合で16打数2安打と苦しんでいる。26日の楽天戦(甲子園)では、一発出れば同点の九回2死で空振り三振に倒れ、思わずバットを宙へ...。貧打の責任は主砲として重く受け止めている。だからこそ九回、あの打席で結果を残すしかなかった。怪物対決には負けても、チームが勝てばいい。「チームの勝ちにつながる一打を」-。シーズン前に掲げた決勝打を土壇場で放ち、4番としての真価をみせた。矢野監督は「ずっとチャンスで回ってきてかえせないっていうのが続いていたんで。2年目になって、自分のバッティング以外に何とかしようっていう気持ちはすごく出ている。責任を感じている部分と、やっぱりそこで打てた喜びというのがあったんかな」と目を細めた。負けていれば自力優勝の可能性が消滅していた一戦。佐藤輝が〝すくい上げた〟白球は、崖っぷちの虎をも〝救った〟形だ。「しっかり長打を打つのが僕に求められていること。この一発をきっかけにどんどん振っていきたいと思います」連敗を2で止め、借金は12に減少。ただ、首位・ヤクルトとは11・5差と絶体絶命の状況は続く。それでも、虎には輝がいる。起死回生のひと振りが、これから何度も勝利の道を切り開く。(原田遼太郎)

◆思い出の阪神戦で、成長した姿を見せつけた。ロッテ・佐々木朗希投手(20)は6回4安打無失点、7奪三振の好投も、打線の援護がなく、0-0のまま2番手・東條にマウンドを譲った。「投球内容は悪くなかったけど、自分の思うようなボールを投げられず、質的にはひどかったなと思います」ちょうど1年前の5月27日、阪神戦(甲子園)でプロ初勝利を飾った。右腕は「交流戦といえば昨年、甲子園での交流戦で、プロ初勝利を記録できたことが思い出深いです」と、気分よく試合に臨んだ。観衆2万2418人の前で、4番・佐藤輝から2三振を奪うなど、相手の中軸を無安打に封じた。勝ち星(5)、勝率(10割)、奪三振(94)いずれも12球団トップ。5回4失点の1年前と比べて、「悪いなりにも、点を与えないようにできました」と自身の成長を口にした。この日から160キロ超えの速球を連発する剛腕と、最高速度160キロを誇る京成電鉄「京成スカイライナー」が〝合体〟した。90球中、58球の直球を投げ、最速163キロで160キロ超えは何と30球。内野席の横長ビジョンに何度も〝コラボ映像〟が流れた。井口監督は「しっかり投げてくれた」と評価しつつ、交代理由に「途中から少し抜けている球があった。あの辺が限界かな」と説明した。佐々木朗の次回登板予定は6月3日の巨人戦(東京ドーム)。次こそ、6勝目をつかむ。(広岡浩二)

◆このまま完全試合をやられるかも...。そんな虎党の不安を拭い、勢いに乗りそうな〝令和の怪物〟のテンポも乱した。糸原がロッテ先発・佐々木朗から2安打を放ち、ボディーブローのように体力を削った。「真っすぐをファウルにしないように1球で仕留めるというのは意識していた。1球目から真っすぐをとらえられたのはよかった」0-0の二回先頭で佐藤輝は変化球にバットが空を切り、糸井は149キロのフォークで見逃し三振。ここまで5者連続でアウトに仕留められたが、背番号33が嫌な流れを止めた。1ボールから高めの161キロ直球を捉えて左前へ弾き返し、チーム初安打を刻むと、その後今季初盗塁も決めてホームを目指した。狙い球は「真っすぐしかない。160キロなんで」。チームの狙いを体現し、五回は1死走者なしから145キロのフォークを再び逆方向へ弾き返した。得点にはつながらなかったが、17日のヤクルト戦(神宮)以来9試合ぶりの複数安打とし、連続安打試合も「5」に伸ばした。今季初黒星はつけられなかったが、チーム一丸で6回までに90球を投げさせて、〝令和の怪物〟は降板した。じわりじわりと追い詰めた打線に、矢野監督も「1球でも多くというのは、チームとしてやってくれた。小さいジャブというか、そういうのが、もしかしたら効いたのかなという部分が、チームでやれた」とうなずいた。160キロを超える直球に狙いを定め、ナインは食らいついた。この日の粘りが、虎の浮上につながっていくはずだ。糸原は「結果的には点は取れなかったですけど、比較的とらえられた」と胸を張った。ここから上昇気流に乗る。(新里公章)

◆試合前の京セラドームに、2019年以来のナマ歌「君が代」が響き渡った。歌唱したのは谷村咲月さん。関西を中心に人気急上昇のシンガーソングライターで、ルックスも、歌声も満点のニューヒロイン候補だ。「オリックス球団によると、コロナ禍により、毎試合恒例だった国家独唱は2020年のシーズンからずっと休止していて、今回の交流戦から再開。谷村さんが3年ぶりに、ドームでナマで歌った方になったんです。やっぱり、きれいな歌声はいいですね」オリ番・西垣戸理大が伝えてきた。〝コロナ明け〟の足音を確かに感じる出来事だ。ちなみに谷村さんは、この「虎のソナタ」を長く執筆してきた大先輩記者の60年来の親友のお孫さんだとか。今、話題の21歳の歌声、紙面では読者に伝えられないのが残念ではあります。声といえば、3面記事に登場いただいたLynnさん。アニメ好きでない方でも、その声を聞いたらピンとくるのでは。こちらは数々の作品で注目を集め、声優業界でトップ級の活躍をなさっている。いよいよ日曜日に迫った日本ダービー。Lynnさんの鋭い予想は紙面で十分に堪能できるでしょうが、そうですか、本命はジオグリフですか...。こちらの「予想しているナマ声」も聞きたかったもんです。えっ、何を妄想しているのかって。勘違いしないでいただきたい。麗しき歌声、声優さんの七色の声...。心地いいではありませんか。と、そこへ電話が。「ご無沙汰です。川端です」夢心地を現実に引き戻す、このオッサン声は? レース部の当番デスク・川端亮平だった。「ダービーウイークです。競馬界最高のレースです。2面、3面、最終面、さらにはレース面まで、おいしい情報をたっぷり読者にお届けしますよ。先輩、僕の予想を信じてくださいね」相変わらず、元気だけはいい。ちなみに川端デスクは、ジオグリフに騎乗して、騎手として前人未到の3連覇が懸かる福永祐一の取材も担当してきている。「僕自身の予想も、ジオグリフを本命にしていますし、3連覇を達成して、月曜日の紙面を大々的に『ユーイチ』賛歌で埋め尽くしたいと願っています。デスク席から応援したいと思ってます」川端にとっても、日本ダービーは特別だ。トラ番、サッカー担当などを経て、レース部に移った。初めて取材したダービーでのこと。衝撃のシーンがあった。「1着になって、号泣している方がいて、すぐ後ろに2着になって号泣している方が。すごい世界だと感動したんです」プロ野球を取材していると、勝って泣く、負けて泣く、な~んて滅多にない。競馬の世界の人間ドラマにも魅せられて、今はドップリ、貫禄の競馬記者だ。ダービーウイークに盛り上がる編集局の片隅、運動部のデスク席には上阪正人。「佐々木朗だからヒット1本打てれば...」と思っていたら、しぶとく食い下がって、令和の剛腕を六回で交代に追い込んだ。そして九回にサトテルが決勝弾。劇的白星だ。きょう28日は去年、1試合3発放って日本中の度肝を抜いた日。ことしもドカンとやってもらいましょう。

◆カキーン、出たァ! 佐藤輝がホールインワンで、虎をまさかの歓喜の勝利に導いてくれたァ!!ホールインワンって...ゴルフじゃないんだから「?」だよね。だけど、益田の見送れば地面につきそうなくらいに落ちたシンカーを見事にすくい上げて、バックスクリーンへ一直線!! うん、やっぱりホールインワンでいいのだ!!虎党なれど、ホントにまさかの白星だからうれしいー!! ロッテの先発は令和の怪物、完全試合の佐々木朗ですよ。前日に無得点で今季12度目の零封負けを喫した虎打線が打てると思います?俺なんか、二回に糸原がヒットを打った時点でほぼ満足だったんだからさー! 阪神だってローテ通りならエースの青柳なのに、佐々木朗とじゃ勝ち目なしと先発をずらした? 本日は俺と同罪で、敵前逃亡とののしられても仕方ないなあ...どうもスミマセンでした!!その佐々木朗を相手に8回108球。逃げることなく『ネバーギブアップ投球』で勝利したウィルカーソンが、やけに男らしく映った千葉の夜でありました。

DAZN

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
DeNA
310 0.750
(↑0.083)
-
(-)
1412
(+1)
12
(-)
4
(-)
1
(+1)
0.252
(↓0.04)
2.000
(↑0.67)
1
(-)
ヤクルト
310 0.750
(↑0.083)
0
(-)
1424
(+8)
17
(+1)
7
(+4)
1
(-)
0.295
(↓0.008)
3.460
(↑0.74)
3
(4↑)
阪神
220 0.500
(↑0.167)
1
(-)
143
(+1)
7
(-)
2
(+1)
4
(+2)
0.185
(↓0.002)
1.750
(↑0.58)
3
(4↑)
中日
220 0.500
(↑0.167)
1
(-)
1416
(+4)
14
(+1)
2
(+1)
2
(-)
0.273
(↑0.028)
3.250
(↑0.75)
3
(2↓)
楽天
220 0.500
(↓0.167)
1
(↓1)
148
(+1)
10
(+8)
2
(-)
1
(-)
0.225
(↓0.028)
2.570
(↓1.88)
3
(2↓)
西武
220 0.500
(↓0.167)
1
(↓1)
1413
(-)
13
(+1)
2
(-)
2
(-)
0.238
(↓0.031)
3.090
(↑0.72)
3
(2↓)
ロッテ
220 0.500
(↓0.167)
1
(↓1)
1415
(-)
9
(+1)
4
(-)
3
(-)
0.185
(↓0.006)
2.060
(↑0.36)
3
(2↓)
巨人
220 0.500
(↓0.167)
1
(↓1)
1413
(+2)
11
(+3)
3
(-)
5
(+1)
0.189
(↓0.026)
2.570
(↓0.24)
3
(4↑)
日本ハム
220 0.500
(↑0.167)
1
(-)
1419
(+3)
18
(+2)
6
(+1)
4
(-)
0.280
(↓0.012)
3.820
(↑1.2)
3
(4↑)
ソフトバンク
220 0.500
(↑0.167)
1
(-)
1419
(+7)
11
(-)
2
(+1)
4
(+2)
0.282
(↑0.042)
2.650
(↑0.95)
11
(4↓)
ORIX
130 0.250
(↓0.083)
2
(↓1)
149
(+1)
15
(+4)
0
(-)
1
(-)
0.273
(↓0.019)
3.970
(↓0.01)
11
(4↓)
広島
130 0.250
(↓0.083)
2
(↓1)
148
(-)
22
(+7)
0
(-)
0
(-)
0.248
(↓0.039)
5.140
(↓0.81)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
29181 0.617
(↑0.008)
-
(-)
95190
(+8)
161
(+1)
47
(+4)
27
(-)
0.237
(↑0.001)
2.890
(↑0.04)
2
(-)
巨人
30230 0.566
(↓0.011)
2
(↓1)
90202
(+2)
205
(+3)
53
(-)
22
(+1)
0.242
(↓0.002)
3.330
(-)
3
(-)
広島
26222 0.542
(↓0.011)
3.5
(↓1)
93210
(-)
166
(+7)
24
(-)
8
(-)
0.260
(↓0.003)
3.100
(↓0.09)
4
(-)
中日
22260 0.458
(↑0.011)
7.5
(-)
95159
(+4)
181
(+1)
30
(+1)
17
(-)
0.248
(↑0.002)
3.650
(↑0.06)
5
(-)
DeNA
20240 0.455
(↑0.013)
7.5
(-)
99151
(+1)
199
(-)
32
(-)
15
(+1)
0.248
(↓0.003)
4.050
(↑0.09)
6
(-)
阪神
19311 0.380
(↑0.013)
11.5
(-)
92147
(+1)
154
(-)
37
(+1)
33
(+2)
0.221
(↓0.001)
2.820
(↑0.06)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
28171 0.622
(↓0.014)
-
(-)
97166
(+1)
128
(+8)
30
(-)
38
(-)
0.238
(↓0.002)
2.650
(↓0.12)
2
(-)
ソフトバンク
27191 0.587
(↑0.009)
1.5
(↑1)
96191
(+7)
153
(-)
26
(+1)
26
(+2)
0.265
(↑0.003)
2.860
(↑0.06)
3
(-)
西武
23251 0.479
(↓0.01)
6.5
(-)
94147
(-)
147
(+1)
30
(-)
19
(-)
0.225
(↓0.001)
2.530
(↑0.03)
4
(-)
ORIX
23270 0.460
(↓0.009)
7.5
(-)
93130
(+1)
165
(+4)
17
(-)
28
(-)
0.221
(-)
3.020
(↓0.02)
5
(-)
ロッテ
21271 0.438
(↓0.009)
8.5
(-)
94151
(-)
165
(+1)
25
(-)
49
(-)
0.213
(↓0.001)
2.720
(↑0.04)
6
(-)
日本ハム
20290 0.408
(↑0.012)
10
(↑1)
94167
(+3)
187
(+2)
44
(+1)
38
(-)
0.237
(-)
3.620
(↑0.08)