中日(★5対8☆)西武 =交流戦1回戦(2022.05.24)・バンテリンドーム=
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西武
31020020081301
中日
0120000205811
勝利投手:本田 圭佑(1勝0敗0S)
(セーブ:増田 達至(0勝0敗11S))
敗戦投手:小笠原 慎之介(2勝3敗0S)

本塁打
【西武】呉 念庭(2号・7回表2ラン)
【中日】鵜飼 航丞(4号・3回裏ソロ)

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◆西武は初回、呉と愛斗の連続適時打で3点を先制する。その後は、4-3で迎えた4回表にオグレディが2点適時打を放つと、7回には呉の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、3番手・本田が2年ぶりの白星。敗れた中日は、先発・小笠原が誤算だった。

◆西武の高卒ルーキー滝沢夏央内野手(18)は4試合連続安打中。交流戦で安打を打った高卒新人は過去8人いるが、初打席で安打は13年大谷(日本ハム)16年小笠原(中日)19年小園(広島)の3人。そのうちの1人、小笠原と対戦する初打席でヒットが出るか。

◆交流戦開幕セレモニーでPL学園元監督の中村順司氏(75)が始球式を務めた。中日立浪監督と福留、西武松井ヘッドコーチと平石打撃コーチら教え子が見守る中、背番号「73」の中日立浪監督のユニホーム姿でマウンドへ。セットポジションからワンバウンドながらも真ん中に投げ込み、スタンドを沸かせた。「初めての始球式で緊張しました。ワンバウンドでストライクでした」と笑みを見せた。同氏は80年に母校・PL学園の監督に就任すると、桑田、清原らを擁して黄金時代を築き、87年には立浪主将で春夏連覇を達成。甲子園で優勝6回、準優勝2回、監督通算58勝と輝かしい成績を残した。試合前には立浪監督に「交流戦で少しでも上昇すればいい」と激励。始球式前にキャッチボールの相手を務めた福留には「もうすぐヒットが出るのでは」と今季初安打を期待した。始球式を終えると同氏は自ら招待したPL学園時代の教え子で7年前に死去した伊藤敬司氏の遺族に記念のボールを手渡した。伊藤氏は立浪監督と同級生。青学大を経てJR東海でプレーしたが、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を患い、15年10月に亡くなった。ボールを受け取った故人の妻・桂子さんは「立浪ドラゴンズを熱望していた主人にこんな機会を与えていだき感謝しています。きっと喜んでいます」と話した。

◆中日は先発の小笠原慎之介投手(24)が初回から西武打線につかまり、4回途中6失点で降板した。交流戦黒星スタートで連敗は6に伸びた。立浪監督は「(先発が)もう少し点を抑えていかないと」と不安定な先発陣に奮起を促した。3回、新型コロナウイルス感染から復帰した鵜飼の4号ソロなどで一時は1点差に迫ったが、4回、遊撃に起用した高橋周の失策後にオグレディに許した2点適時打も響いた。◆コロナ感染 中日は小田幸平2軍バッテリーコーチ(45)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2軍関係者78人が行ったPCR検査で陽性判定を受けた。現在、無症状で自主隔離している。▽中日小笠原(4回途中6失点で3敗目)「チームに申し訳ないです...」▽中日根尾(4回、代打で中前打)「次も打ちます!」▽中日鵜飼(新型コロナウイルス感染から復帰初戦で4号ソロ)「結果を残したいと思って試合に出ました。外のスライダーを完璧に打てました。自信にしていきたいと思います」▽中日福留(8回、代打で今季2度目の犠飛も開幕から連続打席無安打は25に)「最低限の仕事ができてよかったです

◆戻ってきた西武呉念庭内野手(28)が4打点の活躍で"新交流戦男"に名乗り出た。新型コロナウイルスに感染後、復帰即「5番三塁」でスタメン。初回、先制2点適時打を放つと、7回には2号2ランでとどめをさした。約1カ月のブランクを経て「ホッとした。あと疲れました」と心地よい疲労感を口にした。昨季も交流戦では打率3割3分3厘で14打点マーク。特に中日戦では昨季から4試合連続マルチ安打と無類の強さを発揮している。「絶対打つってボールをつぶす感じで。向こうも抑えにきているんで、こっちもさらに高めて」と臨み、チームは3位浮上した。▽西武オグレディ(米国一時帰国から復帰後即、2点適時打を含む3打点の活躍)「妻や子どもに会えないのと同じくらい、野球ができずにいたことを寂しく思っていた」

◆西武に戻ってきた呉念庭内野手(28)が、4打点の活躍で"新交流戦男"に名乗り出た。新型コロナウイルスに感染後、復帰即「5番三塁」でスタメン。まずは、初回先制2点適時打を放つと、7回には2号2ランでとどめをさした。チームも呼応するように、今季最多13安打で最多タイの8得点で快勝。約1カ月のブランクを経て、復帰戦に呉念庭は「ホッとした。あと疲れました」と心地よい疲労感を口にした。昨季も交流戦では打率3割3分3厘で14打点をマークと、勝負強さを見せた。特に中日戦では昨季から4試合連続マルチ安打と無類の強さを発揮。「絶対打つってボールをつぶす感じで。向こうも抑えにきているんで、こっちもさらに高めて」と臨んだ一戦。隔離期間中、後輩の姿に目を奪われた。高卒1年目で18歳で支配下登録を勝ち取り、源田壮亮の代役を務める滝沢夏央内野手。「高卒で1年目、あんな落ち着いたプレーして、18歳って考えたらなかなかできないんで。今日も一緒に守って本当に心強かったです」。三遊間を組み、2人で9個の捕殺を記録した。辻発彦監督も賛辞を贈る。「去年で大きく自信をつけているしね、それで動じないんだろうけど。結果を出せばうれしいでしょうし。集中力は非常に良い気がする」。2連勝のチームは3位浮上。借金1となった。

◆中日小笠原が初回から西武打線につかまり4回途中6失点KO。交流戦黒星スタートで連敗は6に伸びた。立浪監督は「もう少し抑えていかないと」と不安定な先発陣に奮起を促した。3回、コロナ感染から復帰した鵜飼の4号ソロなどで1点差に迫ったが直後の4回、遊撃起用した高橋周の失策後にオグレディに許した2点適時打も響いた。

◆中日・高橋周平内野手(28)が「6番・遊撃」で出場する。この日、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けていた石川昂、D2位・鵜飼(駒大)が1軍に復帰。「8番・三塁」で出場する石川昂が離脱している間は本職の三塁を守っていた背番号3は、遊撃でプレーボールを迎える。

◆PL学園高を監督として、甲子園春夏通算16度出場、優勝6度、準優勝2度に導いた中村順司氏(75)が始球式に登板。ワンバウンド投球で拍手を浴びた。「ワンバウンドの〝ストライク〟でした。(始球式は)初めてですね。最初で最後でしょうね」教え子である背番号「73」が入った立浪和義監督(52)のユニホーム姿でマウンドへ。投球はワンバウンドで捕手のミットに収まった。福留孝介外野手(45)、西武では松井稼頭央ヘッドコーチ(46)、平石洋介打撃コーチ(42)らが見守るなか、堂々と腕を振った。試合前には立浪監督と直接、言葉を交わし。チームが5連敗中のなかで「(立浪)監督もいろいろと悩んでいるでしょうし、そのなかでこの交流戦で少しでも上昇すればいいなと思って激励しました」と巻き返しに期待した。またPL学園高時代に立浪監督、片岡2軍監督らと同期で、ALS(筋委縮性側索硬化症)のため2015年に亡くなった伊藤敬司さんの家族も来場。始球式で投じられたボールが渡された。伊藤さんの妻・桂子さんは「立浪ドラゴンズを熱望していた主人にこんな機会を与えていただいて本当にありがたく思っています。きっと喜んでいると思います」と感慨深げに話した。

◆1軍に合流した西武・呉念庭内野手(28)が「5番・三塁」で先発し、第1打席に先制2点打を放った。1死満塁で迎えた第1打席。中日の先発左腕・小笠原の真っすぐを右前にはじき返し、2人が生還。呉は「久々の一軍の打席でしたが楽しみながら入ることができた。復帰後いきなり先制点を取って、チームに貢献できてよかった」と笑顔で振り返った。呉は1日に新型コロナウイルス感染が判明し、出場登録を外れていた。今季はこの日まで26試合の出場で打率・280、1本塁打、9打点だった。

◆西武のドラフト2位・佐藤隼輔投手(22)=筑波大=は3回3安打3失点で降板。3勝目はならなかった。「今日は終始テンポの悪い投球になってしまいました。味方打線が初回からいい形で先制してくれたにもかかわらず、申し訳ないです」味方打線から一回に3点の援護をもらうと、その裏は3者凡退の上々の立ち上がり。だが二、三回と制球が乱れ、中日打線に捕まり立て続けに失点した。

◆中日の立浪監督は試合後、中村紀打撃コーチが23日に1軍から2軍に配置転換されたことについて「これは内輪の話。問題があったわけではない。ここはあえてコメントは控えさせてもらう」と説明しなかった。

◆中日は先発・小笠原慎之介投手(24)が四回途中、8安打6失点(自責5)と崩れ、反撃も及ばず6連敗を喫した。試合後の立浪和義監督(52)の主な一問一答は以下の通り。――小笠原の投球を振り返って「油断ではないでしょうけど、2番打者(滝沢、左前打)の2ストライクからがもったいなかったですよね。舐めてかかったわけではないんでしょうけどね、細心の注意を払わないと。山川という良いクリーンアップがいるわけだし。あとは、結果的に8点取られたんですけど、怖がっていてはこうなるということなので、投手の方はあしたから逃げずに攻めていかないと。もうちょっと点を抑えていかないと、点を取れるものではないので」――先発投手が序盤に崩れる展開が続いている「誰か立ち切っていってくれないとね。柳が一回(22日の広島戦で7回1/3を3安打1失点)、抑えてくれたんですけどね」――離脱していた鵜飼が昇格即スタメン出場し、三回に右中間ソロと結果を出した「なかなか、ここの球場ではあそこに放り込める選手というのは少ないと思うのでね、まだまだ粗さはありますけど。前から言っていますけど、初球を見られたらまずはチャンスが広がるわけで、振りにいったなかで見極めができていけるように。試合の中で配球も含めてやっていかないといけないのかなと思います」――鵜飼が出場し、A・マルティネスがベンチスタートだった「アリエルもホームランが出てから広島で大振りが目立ったので、やっぱり長打力というところでは鵜飼もあると思うので、これからの選手ですけど、そういう期待も込めて使っています」――高橋周が遊撃でスタメン。四回に失策もあった「もちろん慣れていないポジションですけど、もう少し打つ方がよくなってくれば動きも変わってくると思うので。フリー打撃ではいい感じで打て出したんですけど、試合で結果が欲しいのか、ちょっと当てにいくような、まだまだな感じでは映りますね」――1番・岡林、2番・鵜飼、3番・大島の並びは続けるのか「大島がまだ、走る方が万全ではないので、3番に入れたんですけど、そこもまた考えていきます」――PL学園高時代の恩師、中村順司氏が始球式を務めた。会話は「たくさん話をさせていただきましたけど、まだまだお若いので。元気な姿を見せてもらったので、また頑張らないといけないなという気持ちです」

◆西武の本田が好救援で2年ぶりの白星を挙げた。3番手で6―3の五回に登板し打者6人を完璧に抑えて2回を無失点。「目の前の打者を一人一人、打ち取るということを意識してマウンドに上がった」と誇った。3番から始まった五回は大島を右飛、ビシエド、阿部を連続三振に仕留めた。今季は初登板から9試合連続無失点。「自分の持っているものを表現できている」と手応えを語った。

◆中日の鵜飼が三回に4号ソロを放った。新型コロナウイルスによる離脱からの復帰戦。外角のスライダーを捉えて、ドームの最も深い右中間へたたき込んだ。 流し打ちで規格外のパワーを見せつけ「いいスイングができた。完璧だと思う」と自画自賛した。 流し打ちで規格外のパワーを見せつけ「ちゃんと捉えればどの方向でも入る。それは自信にしていきたい」と胸を張った。戦線を離れる直前の8日の阪神戦で一発を放っており、これで自身2試合連続本塁打に。 いきなりの左翼での先発起用にバットで期待に応え「チームの勝利に貢献できるように頑張る」とさらなる活躍を誓った。 いきなりの左翼での先発起用に応えた。ただ、3点を追う九回1死一、二塁では空振り三振に倒れ「後ろにつなぎたかった。チャンスでの一本を大事にしたい」と雪辱を誓った。

◆新型コロナウイルス感染から復帰した西武・呉念庭(ウー・ネンティン)内野手(28)が、2号2ランを含む2安打4打点と存在感を発揮した。「長い時間1軍にいなかったので、帰ってきて即貢献できてよかった」一回1死満塁で右前へ先制2点打を放つと、七回無死一塁では3番手・田島のフォークを右翼席に運んだ。2年ぶりに開幕1軍入りした今季はスタメンに定着していたが、1日に新型コロナウイルス感染が判明して離脱。約3週間ぶりに1軍に合流し、即座に好結果を残した。この日は、夫人の出産の立ち合いのため一時帰国していたオグレディもチームに戻り3打点の活躍。人さし指の骨折で戦列を離れていた正捕手の森も代打で復帰した(結果は四球)。戦力がそろった交流戦初戦を心地よい勝利で飾った。辻監督は「ちょっとずつ(打線が)形になりつつある」と上機嫌だった。

◆5連敗中の負の連鎖を立ち切りたい中日だったが、交流戦初戦で黒星をまた一つ、積み重ねてしまった。23日に1軍の中村紀コーチと2軍の波留コーチを配置転換し、打撃面でのテコ入れを敢行したが、流れは変わらず。入れ替えの意図を問われた立浪監督は多くを語らなかった。「これは内輪の話で、別に中村紀コーチに何か問題があったわけでは何でもないですけど、ここはコメントはあえて控えさせてもらいます」午前から行われたナゴヤ球場での2軍練習に、中村紀コーチが合流。代わってバンテリンドームには波留コーチが姿を見せ、西武戦に臨む野手陣に声をかけた。だが、白星には結びつかなかった。先発・小笠原が二回までに4失点。二回に木下が中越え二塁打、三回はD2位・鵜飼(駒大)がソロを放つなど反撃して1点差としたが、直後に左腕が2失点。終盤で2点ずつを取り合い、九回は一発同点の1死一、二塁を作ったものの、鵜飼と代打のA・マルティネスが連続三振に倒れ、屈した。新型コロナウイルスの影響で離脱していた鵜飼、石川昂と、長打力のある若手が戦線復帰したのは好材料だが、再び山賊打線を上回ることができなければ3年ぶりとなる7連敗の沼にハマる。配置転換は打開策となるのか-。浮上のきっかけにしたい交流戦の命運を握る。(須藤佳裕)

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<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
阪神
100 1.000- 171002 0.2410.000
1
DeNA
100 1.0000 174310 0.3643.000
1
ヤクルト
100 1.0000 173120 0.2220.820
1
西武
100 1.0000 178510 0.3425.000
1
ロッテ
100 1.0000 177013 0.1920.000
1
巨人
100 1.0000 174210 0.1722.000
7
ORIX
010 0.0001 172400 0.2584.500
7
中日
010 0.0001 175810 0.2357.000
7
楽天
010 0.0001 170100 0.2731.130
7
日本ハム
010 0.0001 171301 0.2002.530
7
ソフトバンク
010 0.0001 173401 0.2333.380
7
広島
010 0.0001 170700 0.1616.000

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
27171 0.614
(↑0.009)
-
(-)
98169
(+3)
145
(+1)
42
(+2)
26
(-)
0.231
(-)
2.780
(↑0.05)
2
(-)
巨人
29210 0.580
(↑0.009)
1
(-)
93193
(+4)
196
(+2)
51
(+1)
17
(-)
0.244
(↓0.002)
3.360
(↑0.03)
3
(-)
広島
25202 0.556
(↓0.012)
2.5
(↓1)
96202
(-)
151
(+7)
24
(-)
8
(-)
0.259
(↓0.002)
2.990
(↓0.06)
4
(-)
中日
20250 0.444
(↓0.011)
7.5
(↓1)
98148
(+5)
175
(+8)
29
(+1)
15
(-)
0.246
(-)
3.760
(↓0.07)
5
(-)
DeNA
18230 0.439
(↑0.014)
7.5
(-)
102143
(+4)
190
(+3)
29
(+1)
14
(-)
0.250
(↑0.002)
4.230
(↑0.03)
6
(-)
阪神
18291 0.383
(↑0.013)
10.5
(-)
95145
(+1)
147
(-)
35
(-)
31
(+2)
0.224
(-)
2.850
(↑0.07)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
26161 0.619
(↓0.015)
-
(-)
100158
(-)
119
(+1)
28
(-)
37
(-)
0.240
(↑0.001)
2.630
(↑0.03)
2
(-)
ソフトバンク
25181 0.581
(↓0.014)
1.5
(-)
99175
(+3)
146
(+4)
24
(-)
23
(+1)
0.263
(↓0.001)
2.890
(↓0.01)
3
(1↑)
西武
22231 0.489
(↑0.012)
5.5
(↑1)
97142
(+8)
139
(+5)
29
(+1)
17
(-)
0.226
(↑0.003
2.530
(↓0.05)
4
(1↓)
ORIX
22250 0.468
(↓0.01)
6.5
(-)
96123
(+2)
154
(+4)
17
(-)
27
(-)
0.217
(↑0.001)
2.970
(↓0.03)
5
(-)
ロッテ
20251 0.444
(↑0.012)
7.5
(↑1)
97143
(+7)
156
(-)
22
(+1)
49
(+3)
0.215
(-)
2.720
(↑0.06)
6
(-)
日本ハム
18280 0.391
(↓0.009)
10
(-)
97149
(+1)
172
(+3)
38
(-)
35
(+1)
0.232
(↓0.001)
3.570
(↑0.03)