楽天(★1対6☆)オリックス =リーグ戦9回戦(2022.05.22)・楽天生命パーク宮城=
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ORIX
20200200061121
楽天
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勝利投手:宮城 大弥(3勝2敗0S)
敗戦投手:則本 昂大(2勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】頓宮 裕真(2号・6回表2ラン)

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◆オリックスは初回、中川圭の適時二塁打で2点を先制する。その後は、3回表に中川圭と杉本の適時打で2点を加えると、6回には頓宮の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・宮城が6回1失点の好投で今季3勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。

◆楽天則本昂大投手(31)はオリックス戦通算22勝10敗だが、勝敗の球場別内訳は楽天生命パーク11勝1敗、京セラドーム8勝7敗、ほっともっと神戸3勝0敗、地方球場0勝2敗。本拠地オリックス戦の黒星は20年7月24日しかない。

◆人気アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」とのコラボ試合が開催され、セレモニアルピッチに「Liella!」(リエラ)のメンバーで澁谷かのん役の伊達さゆりと、唐可可役のLiyuu、嵐千砂都役の岬なこが登場した。3人同時に投げると、伊達はノーバウンドで捕手のミットに届いた。試合前には球場正面広場ステージに登場。球団のラジオ番組にも出演し、盛り上げた。

◆オリックス頓宮裕真捕手(25)が6回、今季2号となる中押しの2ランを放った。4-0で迎えたこの回1死一塁で、楽天則本のストレートを捉え、左中間スタンドに運んだ。「しっかりと自分のスイングができました! 前の打席(の二塁ゴロ)から感覚は悪くなかったですし、結果を気にせず、とにかく自分のスイングをすることだけ考えていたので、いい結果になってくれてよかったです」味方には勇気、楽天サイドには大きなダメージを与える一撃になった。

◆楽天の投打がかみ合わず、3連敗を喫した。連敗ストップをかけてエース則本昂大に先発を託したが、1回に2点を失い、先制点を献上。6回8安打6失点で試合をつくれなかった。打線は6回1死二塁で浅村が右前適時打。チームとしては26イニングぶりの得点を挙げたが、沈黙を続けた。7回以降は安打なく、散発5安打。悪い流れを払拭(ふっしょく)できないまま、24日の交流戦初戦、阪神戦(甲子園)へ挑む。打線の結果が出ていないが、捉えた打球が野手の正面を突くことも増えてきた。石井一久GM兼監督は「全体的には良くなってきた感じはある。批判は人に任せておけばいいし、ネガティブなことは任せておけばいい。そういうことではなくて、どうやったら改善していけるのか、どのように立ち向かっていくのかというところを、1つ1つ考えないといけない。試合の結果が全てなんですけど、その結果を出すために、試合の前の後も、僕は選手の努力は知っているので、そこに立ち向かっていってくれる部分を見てるので、少しずつ良くなっていってるんじゃないかなとは思います」と前を向いた。

◆オリックス中川圭太内野手(26)が自身最多タイの3打点の活躍で、チームを今季2度目の同一カード3連勝に導いた。楽天生命パークで則本に土をつけたのは、通算で1度だけ。初回1死二、三塁で左翼線を破り、先制の適時二塁打。3回にも2打席連続タイムリーで難攻不落の右腕を攻略した。3試合連続で4番に座り、2試合連続マルチ安打の活躍だ。中川圭は4番について「全くないです。いつも通り、つなぐということを意識して」と平常心で結果を残した。「交流戦男」が24日の巨人との初戦(東京ドーム)を前に、状態を上げてきた。PL学園-東洋大からオリックス入りした19年。交流戦で打率3割8分6厘をたたきだし、新人初の首位打者に輝いた。同大学の恩師、杉本泰彦監督が「右に打つのが天才的にうまい」と認めた打力を発揮した。2年目以降は定位置奪取を目指したが、中堅・福田、三塁・宗の台頭や自身のケガもあり、レギュラーへの道は険しかった。ただ中嶋監督は、2軍監督時代から中川圭を熟知しており、好不調を見極めて、1軍で起用してきた。本人も「(起用に)応えたい」と目の色を変える。「打てない時に、ずっとずるずる引きずっていたので、そこは割り切って1打席1打席、よくても悪くても切り替える。それをテーマにやっていこうと今年は思っていたので、貫き通したい」とプロ4年目に臨んでいる。4番を張る意識はなくても役割を果たした。リーグ制覇した昨年は借金4で臨んだ交流戦。今年は借金2の状態から、セ6球団との対決を制して連覇を狙う。【堀まどか】▽オリックス中嶋監督(楽天に同一カード3連勝)「初回からいい攻撃ができました。1、2番が非常にいい形で出てくれて、大城もしっかり送ってくれたし、いい流れで点数取れたなと」○...宮城が6回を1失点で、開幕2連敗の後、3連勝を飾った。昨年2勝を挙げた楽天とは、今季初顔合わせ。6回に浅村に適時打を許したが、走者を出してから粘りの投球が光った。3勝2敗と白星を先行させたが「自分から苦しい展開にしてしまったところがあったと思います。先発としてもう1~2イニング長く投げたいですし、しっかりと投げられるようなピッチングを目指していきたいです」と反省の言葉を並べた。▽オリックス杉本(3回にチーム4点目の適時打)「なんとかいいところに飛んでくれましたし、(中川)圭太がすごいので、圭太の流れに乗せてもらって打てました」▽オリックス頓宮(6回にダメ押しの2号2ラン)「しっかりと自分のスイングができました! 結果を気にせず、とにかく自分のスイングをすることだけ考えていたので、いい結果になってくれてよかったです」

◆楽天は投打がかみ合わず、3連敗を喫した。6回1死二塁から浅村の右前適時打でチーム26イニングぶりの得点を挙げたが、7回以降安打はなく、散発5安打。結果は出ていないが、捉えた打球が野手の正面を突くことも増えてきた。石井一久GM兼監督(48)は「全体的には良くなってきた感じはある。批判は人に任せておけばいい。試合の前も後も、僕は選手の努力は知っている。ここからもう1回しっかりチームとして立ち向かっていきたい」と前を向いた。

◆「3番・二塁」で出場の楽天・浅村栄斗内野手(31)が0-6の六回、反撃の右前適時打を放った。「打ったのはストレート。打ててよかったです」1死二塁で迎えた第3打席。2ストライクからオリックス先発・宮城の141キロの直球を右前へ運んだ。17日、ロッテ戦(ZOZOマリン)の第1打席で右前打を放って以来、24打席ぶりの安打となった。

◆楽天は今季初の同一カード3連敗。2位・ソフトバンクとのゲーム差は「1・5」に縮まった。先発・則本は一回、三回とオリックスの4番・中川に2打席連続適時打を浴びた。六回には頓宮に2号2ランを許すなど6回を投げ今季ワーストの6失点で2敗目を喫した。打線は0-6の六回に浅村が右前適時打を放ち、チームに19日に行われたロッテ戦(ZOZOマリン)の七回以来、26イニングぶりの得点をもたらしたが、1点のみ。試合後の石井監督の一問一答は以下の通り。-―先発・則本の投球について「全体的には別に悪い所はないんですけど結果球という所で甘くなっているのかな、と。真ん中付近に寄っていったボールをしっかりとオリックスのバッターにいいコンタクトをされていたので、その辺をもう少し」-―打撃陣のアプローチは「打順を変えたからどうのこうので急に好転するとかそういうことはないので、あんまりそこは本当に空気の入れ替えという所でやっているんですけど、少し全体的にはよくなってきた感じはあるので。僕たちはそこをなんて言うんですかね。批判は人に任せておけばいいし、ネガティブなことは任せておけばいいし、そういうことではなくて、どうやったら改善していけるのか、どのように立ち向かっていくのかという所を一つ一つ考えないといけない。試合の結果が全てなんですけど、その結果を出すために試合の前の後も僕は選手の努力は知っているのでそこに立ち向かっていってくれている部分を見ているので少しずつよくなっていっているんじゃないかなとは思います」-―浅村の打撃の状態「少しよくなっている感じはします。感じがしますというよりは、よくなっている。そういう感じには見えます」) -―24日に交流戦が始まる「交流戦前というのはなかなかいい所がチーム全体で出せなくて、交流戦という所に変わるという所は1つチームにとってもいいことかな、と思うし、ここからもう1回しっかりチームとして立ち向かっていきたいです」--開幕からここまでの戦いの総括を「よくやっているかなと思います。いい戦いはできているかなと思います。一つ一つに区切っちゃうと最近のことになってしまうので全体的にみるとしっかりと戦ってくれているかなとは思います」

◆楽天は今季初の同一カード3連敗を喫し、2位・ソフトバンクとのゲーム差が1・5に縮まった。先発の則本は6回を投げ、今季ワーストの6失点で2敗目。チームは球団新記録の11連勝後に2勝9敗と苦しみ、24日からの交流戦を迎える。石井監督は「交流戦に変わるというところは、一つチームにとってもいいこと。もう1回、しっかりチームとして立ち向かっていきたい」と気持ちを切り替えた。

◆オリックスの宮城は6回を5安打1失点にまとめて3勝目を挙げた。140キロ台後半の切れのある直球に緩いカーブを織り交ぜて楽天打線を翻弄。二回1死一、二塁では小深田にスライダーを打たせて一ゴロ、黒川を外角低めの速球で見逃し三振に仕留めた。「少し力んだ部分もあったが、しっかりと抑えられた」と手応えを口にした。ただ、味方が6―0とした直後の六回に2安打を浴びて1点を失い、この回限りで降板した。「逆球でヒットを打たれ、進塁打を許してしまった。もう1~2イニング長く投げられるようにしたい」と反省を忘れなかった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
楽天
26151 0.634
(↓0.016)
-
(-)
101158
(+1)
118
(+6)
28
(-)
37
(-)
0.239
(↓0.002)
2.660
(↓0.08)
2
(-)
ソフトバンク
25171 0.595
(↑0.01)
1.5
(↑1)
100172
(+3)
142
(+2)
24
(+1)
22
(-)
0.264
(-)
2.880
(↑0.02)
3
(-)
ORIX
22240 0.478
(↑0.011)
6.5
(↑1)
97121
(+6)
150
(+1)
17
(+1)
27
(-)
0.216
(↑0.003
2.940
(↑0.05)
4
(-)
西武
21231 0.477
(↑0.012)
6.5
(↑1)
98134
(+3)
134
(-)
28
(-)
17
(-)
0.223
(↑0.001)
2.480
(↑0.05)
5
(-)
ロッテ
19251 0.432
(↓0.01)
8.5
(-)
98136
(+2)
156
(+3)
21
(+1)
46
(-)
0.215
(↓0.002)
2.780
(↓0.01)
6
(-)
日本ハム
18270 0.400
(↓0.009)
10
(-)
98148
(-)
169
(+3)
38
(-)
34
(+1)
0.233
(↓0.002)
3.600
(↑0.04)