DeNA(★3対5☆)ヤクルト =リーグ戦9回戦(2022.05.22)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
2100110005800
DeNA
10001010031100
勝利投手:木澤 尚文(2勝0敗0S)
(セーブ:マクガフ(0勝0敗13S))
敗戦投手:有吉 優樹(0勝1敗0S)
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◆ヤクルトは初回、山崎の適時三塁打などで2点を先制する。その後は、2回表に塩見が適時打を放つと、5回には村上の適時二塁打が飛び出し、リードを広げた。投げては、好救援を見せた2番手・木澤が今季2勝目。敗れたDeNAは、打線が相手を上回る11安打を放つも、3得点とつながりを欠いた。

◆DeNA有吉優樹投手(31)が、チームの土日の連敗ストップをかけ、ヤクルト戦の先発マウンドに上がる。今季は、イースタン・リーグで防御率1・24と安定。4月29日のヤクルト戦で先発予定だったが、雨天中止で流れ、今季初先発を迎える。有吉は「前回雨で流れてしまって、そこからファームで2試合投げて、やりたいことをしっかりできたので、自分のやりたいことをしっかりやろうと思います」と意気込んだ。チームは今季、土日の成績は13戦で1勝12敗で、日曜日は5戦全敗。今日こそ、多くのファンに、勝利を届ける。

◆DeNA有吉優樹投手(31)が、猿岩石の「白い雲のように」の登場曲を背に、移籍後初となる横浜スタジアムのマウンドに上がった。1回、先頭の塩見に2ストライクから死球を与え、山崎に適時三塁打で先制点を献上。山田を見逃し三振後、村上の二ゴロの間に2点目を許した。今季は、イースタン・リーグで防御率1・24と安定。4月29日のヤクルト戦で先発予定だったが、雨天中止で流れ、今季初先発を迎えた。

◆DeNA有吉優樹投手(31)が、今季初先発で4回4安打3失点でマウンドを降りた。猿岩石の「白い雲のように」の登場曲を背に、マウンドに上がった1回。先頭の塩見に死球を与え、山崎に適時三塁打で先制点を献上。1死後、村上の二ゴロの間に2点目を許した。2回は1死から長岡に右前打を浴び、犠打で2死二塁とされ、塩見に追加点となる適時打を浴びた。3、4回は丁寧にコーナーにボールを集め、無失点に抑えたが、4回裏の好機に代打が送られた。有吉は「立ち上がりは思うような投球ができませんでしたが、3、4回は自分の持ち味を出せたと思います。交流戦前最後の試合で早く降板することになり悔しいです」とコメントした。

◆DeNA牧秀悟内野手(24)が、拙攻が続く中で気を吐いた。3点ビハインドの5回1死一、二塁、ヤクルト先発の吉田大喜から中前適時打を放ち、マウンドから降ろした。「とにかく1点ずつ返していくことを意識して打席に向かいました。追い込まれていましたが、いい形でランナーをかえすことができて、良かったです」1回に牧が2死二塁から左前適時打を放ったが、2、3回は2イニング連続で無死二塁の好機で無得点。4回も得点圏に走者を送ったが、あと1本が出ずに無得点に終わる中で牧が孤軍奮闘する。

◆DeNA伊勢大夢投手(24)が、1回をパーフェクトに抑え、開幕からの連続無失点試合を21試合へと更新した。2点ビハインドの8回から登板。オスナを遊ゴロ、渡辺を一飛、長岡を中飛に抑えた。3日の中日戦から9試合連続のパーフェクトリリーフで、4月24日の広島戦から12試合連続で無安打投球を継続する。

◆DeNAがヤクルトに競り負け、土日の試合は10連敗を喫した。土日は4月16日のヤクルト戦で勝利した以外は通算1勝13敗で、日曜は6戦6敗と苦しむ。先発有吉の立ち上がりを狙われた。1回に山崎の適時三塁打で先制され、村上の二ゴロの間に追加点。2回にも塩見の適時打で3点目を失った。打線はヤクルトを上回る11安打を放ちながら、好機であと1本が出ず、牧の2本の適時打、犠飛の3点のみに終わった。三浦大輔監督(48)は「立ち上がり緊張もあったと思いますけど、やはり点を取った後のイニングですよね。初回の2点も痛かったですけど、2回の1点は痛かった」と指摘した。

◆DeNAは、ヤクルトを上回る11安打を放ちながら、牧の2本の適時打と犠飛による3点に終わって、ヤクルトに連敗を喫した。21日のヤクルト戦から1軍復帰した佐野が4安打をマーク。牧、神里もマルチ安打を放ったが、1番桑原が1四球のみの4打数無安打と沈黙し、打線が寸断された。三浦監督は「クワ(桑原)が今日は1番としての仕事ができなかった。四球で出ましたけど、1番で今の出塁率(2割7分1厘)ではちょっと寂しいなというのもありますし、じゃあ代わりに誰が1番打てるのかというのも、また考えてやっていきます」と24日からの交流戦に向け、再考する。

◆これぞ4番!! ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、2安打2打点を挙げ連勝に導いた。まずは1点リードの1回1死三塁から二ゴロで追加点。2点リードの5回2死二塁では、DeNA入江の高め153キロ直球をはじき返して右越えの適時二塁打とし、「なんとか1本という気持ちで甘い球を待ってました。仕留めることが出来ました」と喜んだ。5月は17試合で20打点を積み上げ、ここまで両リーグトップの40打点。シーズン換算すると130打点となり、バレンティンが持つ球団記録の131打点に迫るハイペースだ。頼もしい4番のバットで、チームは11年以来となる首位で交流戦を迎える。前日は、9回にダメ押しの13号3ランを放った主砲。連日の活躍に高津監督も「チームの得点、大半に絡んでいる。もちろん打点もですし、得点も。それだけ出塁し、走者をかえすバッティングが出来ている」と納得の表情だ。13本塁打、40打点の2冠に加え、33四球もリーグ1位。打率は2割7分5厘ながら、出塁率は4割1分で、25得点は塩見の26に続くチーム2位だ。かねて村上は、得点圏に走者を置いた場面での意識について「コンパクトに振った中でホームランが出ることもありますし、ヒットになることもある。打ち分けている感覚はないです。常に同じように、自分のスイングを心掛けています」と言った。24日の交流戦開幕日本ハム戦の舞台は本拠神宮。この男のバットから、目が離せない。【鈴木正章】▽ヤクルト吉田喜(5回途中8安打2失点)「5回の先頭の四球がもったいなかったです。野手の方が先制してくれたのにリズム良く投げられず、先発の役目を果たせず悔しいです」

◆DeNAはヤクルトに連敗し、土日の試合は10連敗を喫した。今季初先発の有吉が2回までに3失点で主導権を奪われ、2番手入江も追加点を献上。打線は相手を上回る11安打を放ちながら、好機で1本出ず、牧の2本の適時打と犠飛の3点に終わった。三浦大輔監督は「初回の2点も痛かったが、点を取った次の回の2回の1点は痛かった」と試合後に有吉の抹消を決断。土日通算1勝13敗で日曜は6戦6敗と白星が遠い。

◆首位のヤクルトが先制した。一回に無死一塁から、山崎が相手先発・有吉から右中間に先制の適時三塁打。1死後、村上の二ゴロの間に山崎が生還し、2-0とした。その裏、1点を返されたが、ヤクルトは二回、2死二塁から塩見の中前適時打で3-1とした。◆先制三塁打を放ったヤクルト・山崎 「打ったのはカットボール。追い込まれていたのでなんとか後ろに良い形で繋ぐ意識でしたが、結果的に塩見がしっかり走ってくれて先制することが出来ました」◆二回に適時打を放ったヤクルト・塩見 「打ったのはカットボール。初球から甘い球をどんどん仕掛けていこうと思って打席に入りました。強引にいかず、しっかりセンター返しができました。追加点が取れて良かったです」

◆首位のヤクルトが試合を優位に進め、2連勝。貯金を9とした。打線は一回に無死一塁から山崎が相手先発・有吉から右中間に先制の適時三塁打。1死後、村上の二ゴロの間に山崎が生還し、2-0。その裏、1点を返されたが二回、2死二塁から塩見の中前適時打で3-1とした。 五回には村上の右越え適時二塁打、六回には川端の犠飛など効果的に点を奪った。) 投げては先発の吉田喜が五回途中2失点だったが木沢、コール、清水、今野、マクガフとつなぎリードを守った。木沢が2勝目。

◆首位のヤクルトが試合を優位に進め、2連勝で今季最多の貯金「9」とした。今季2勝目を挙げた木沢尚文(24)のヒーローインタビューは以下の通り。――五回1死一、二塁の場面で登板「まだ中盤だったので、僕が抑えるかどうかで試合の流れが大きく変わる場面だなと思いながらマウンドに上がりました。結果として0でつなぐことができてよかったです」――どういう意識で投球した「とにかくストライク先行で勝負することを心がけて、ゾーン近辺に強いボールを投球しました」――大和から三振を奪った「非常にホッとしました」――今シーズンの好調の要因「首脳陣の方々から僕の持ち味を活かせるようなアドバイスや指導をしてもらっているので、僕自身も迷うことなくマウンドで自分のするべきことを全うできている」――今シーズン2勝目のウイニングボールはどうする「考えていなかったので、(ここでつば九郎が隣でおねだりするも)もう少し考えたいと思います」

◆DeNAは4番・牧が2打数2安打3打点。孤軍奮闘でチームの全得点を叩きだした。一回は2死二塁から左前適時打を放ち、五回1死一、二塁では中前適時打を放った。「とにかく1点ずつ返していくことを意識した。いい形でランナーをかえすことができて良かった」とコメント。リーグ2位につける打率は・336まで上昇した。

◆ヤクルト・山崎が一回無死一塁で、右中間に先制の適時三塁打。DeNA先発、有吉のカットボールをはじき返し、「追い込まれていたので、なんとか後ろにいい形でつなぐ意識だった」と振り返った。今月12日の中日戦から8試合連続の先発出場で、5月は打率・317(41打数13安打)と好調。開幕前に新型コロナ陽性判定を受けて出遅れた28歳外野手が、アピールを続けている。

◆ヤクルトは22日、DeNA9回戦(横浜)に5―3で逃げ切った。村上宗隆内野手(22)が五回に右越えの適時二塁打を放つなど2打点を挙げ、両リーグ最速で40打点に到達。シーズン130打点ペースとし、ウラディミール・バレンティンが持つ球団記録(131)に迫る勢いだ。日曜日に打率・385と強い主砲が仕事を果たし、貯金は9。昨年の王者が首位を守って24日スタートの交流戦に入る。最高気温25度。夏日となった横浜を、村上がさらに熱くさせた。3―1の五回。入江が投じた153キロの外角高めの直球を力強く振り抜き、右越えの適時二塁打で貴重な追加点を奪った。「2アウトだったので何とか一本、という気持ちだった。甘い球を仕留めることができた」21日にリーグ単独トップに立つ13号を放った主砲が勝負強さを示した。1点を先制し、なお1死三塁で迎えた一回は二ゴロで1打点。五回の一打で、両リーグ最速で40打点に達した。5月中の40打点到達は、96打点を記録した2019年以来3年ぶり2度目で、自身最速となった。球団史に名前を刻む勢いだ。自己最多だった昨季の112打点を上回るシーズン130打点ペース。バレンティン(現メキシコリーグ)が13年と18年に記録した球団最多131打点の更新も大げさな話ではない。さらに日曜日は、曜日別トップの打率・385(26打数10安打)、1本塁打、8打点。〝サンデー宗隆〟が打線をけん引し、チームも日曜日に5勝1敗1分けと勝ち越している。 感情をコントロールする〝脳力〟が好成績を支える。「その日のうちに切り替えることが大切。結果がいいときも悪いときもあるので、どう切り替えて(次に)挑戦できるか」と信念を貫く。就寝し、目覚めた瞬間にリセットされる。レギュラーシーズンは143試合の長丁場。成績に一喜一憂せずに臨めるから結果がついてくるのだ。村上が打点を挙げた試合は4月27日の広島戦から9連勝(1分け挟む)。高津監督は「走者をかえす打撃ができている」と目を見張った。昨年の日本一チームは首位を守って、交流戦に入る。最初のカード(24-26日)は新庄ビッグボスが率いる日本ハムを神宮に迎える。「油断することなく引き締めてグラウンドに立ちたい」と指揮官。若き4番の調子も上がり、パ・リーグを圧倒する準備は整った。(森祥太郎)

◆DeNAは移籍後初白星を狙った有吉優樹投手(31)が先発し、4回3失点で今季初黒星。昨年6月に国吉とのトレードでロッテから加入した右腕は「思うような投球ができませんでした。早く降板することになり悔しいです」と肩を落とした。一回は先頭の塩見に死球を与えると、続く山崎に右中間を破られる適時三塁打を浴びた。1死三塁からは村上の二ゴロの間に三走が生還。二回は2死二塁から塩見に中前適時打を浴びるなど、立ち上がりでつまずいた。打線は相手を上回る11安打を放ちながら3得点止まり。そつない攻撃を見せたヤクルトとは対照的だった。「救援陣も頑張ってくれていましたけど、(点が)取れそうで取れなかった」と三浦監督。横浜スタジアムに2万3258人が詰めかけたが、今季の土曜日と日曜日のゲームはこれで1勝13敗となった。(横山尚杜)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
26171 0.605
(↑0.01)
-
(-)
99166
(+5)
144
(+3)
40
(-)
26
(+1)
0.231
(↑0.001
2.830
(-)
2
(-)
巨人
28210 0.571
(↓0.012)
1
(↓1)
94189
(-)
194
(+4)
50
(-)
17
(-)
0.246
(-)
3.390
(-)
3
(-)
広島
25192 0.568
(↑0.01)
1.5
(-)
97202
(+1)
144
(-)
24
(+1)
8
(-)
0.261
(↓0.003)
2.930
(↑0.06)
4
(-)
中日
20240 0.455
(↓0.01)
6.5
(↓1)
99143
(-)
167
(+1)
28
(-)
15
(-)
0.246
(↓0.002)
3.690
(↑0.05)
5
(-)
DeNA
17230 0.425
(↓0.011)
7.5
(↓1)
103139
(+3)
187
(+5)
28
(-)
14
(-)
0.248
(↑0.002
4.260
(↓0.02)
6
(-)
阪神
17291 0.370
(↑0.014)
10.5
(-)
96144
(+4)
147
(-)
35
(-)
29
(+1)
0.224
(↑0.001)
2.920
(↑0.06)