1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 1 | 3 | 1 | 1 |
勝利投手:東條 大樹(1勝1敗0S) 敗戦投手:酒居 知史(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテがサヨナラ勝利。ロッテは両軍無得点のまま迎えた延長10回裏、マーティンがソロを放ち、試合を決めた。投げては、先発・小島が7回無失点の好投。その後は3人の継投で無失点リレーを展開し、4番手・東條が今季初勝利を挙げた。敗れた楽天は、打線が散発5安打と精彩を欠いた。
◆先発の楽天涌井秀章投手(35)が打球直撃で緊急降板を余儀なくされた。4回先頭のロッテ中村奨を投ゴロに打ち取った打球。捕球しようと、グラブと右手で押さえにいった際に、右手中指に打球が直撃した模様。一塁送球はできたものの、中指を押さえて治療。投球練習で確認したが、小山投手コーチがバツのサインをベンチに送り交代した。初回の1安打のみで、上々の立ち上がりを見せていただけに、チームにとって痛い降板となった。
◆楽天は継投策も実らず、サヨナラ負けを喫した。涌井秀章投手(35)が、4回途中にロッテ中村奨を投ゴロに打ち取った後、降板。思わぬアクシデントに緊急登板した石橋が、6回まで無失点に抑える好投でカバー。7回以降も安楽、宋家豪、松井裕と0行進を続けるも、打線の援護がなく延長10回、酒居がサヨナラ弾を打たれた。石井一久GM兼監督(48)は「石橋は緊急な登板でしたけどやることやってくれてしっかりと何とか持ってきてくれたと思います。自分の役割は果たしてくれたと思います」と評価。ただ、あと1本が出ず5安打無得点の打線に「最後の一押しというところが難しかった。結果論ではなくてしっかりとチームとして考えていかないといけない」と2連敗を喫し、課題として受け止めた。
◆ロッテのレオネス・マーティン外野手の待望の1発で延長戦を制し、楽天に2連勝した。0-0で迎えた10回、先頭で酒居の直球を右翼ポール際上段へ。チームメートから水かけで派手に祝福された。本塁打は4月8日以来、84打席ぶり。1日には打撃不振で2軍に落ちた。「苦しいスタートだったんですけど、まだまだ取り返す時間は残っている。全力でチームのために頑張っていきます」と興奮を隠さなかった。▼マーティンが初のサヨナラ本塁打。延長戦のスコア1-0サヨナラ本塁打は、今年4月20日阪神戦のソト(DeNA)が10回に放って以来。ロッテでは里崎が10年5月30日横浜戦(千葉マリン)で11回に打って以来、球団史上2人目だ。
◆楽天の先発、涌井秀章投手(35)が四回、右手に打球を受け、緊急降板した。イニングの先頭、中村奨を投ゴロに打ち取り、捕球をする際に打球が右手の指に直撃。そのままベンチに引き下がり治療を受けた後、一度マウンドに戻り投球練習を行ったが登板を続行することはできなかった。
◆楽天先発の涌井は前回登板となった4日の日本ハム戦(札幌ドーム)で今季チーム初完投を挙げて以来、2週間ぶりのマウンド。序盤からロッテ打線を最速148㌔の直球で押し込み、好投していたが、四回、右手に打球を受け、緊急降板した。二、三回ともに三者凡退と順調にきていた四回。先頭の中村奨をカウント1-1からスライダーで投ゴロに打ち取ったが、打球はバットの先端でボールを捉えていたため、不規則な回転となり、捕球する際に右手の指を直撃し、そのままベンチに下がった。治療を受けた後、一度マウンドに戻り投球練習を行ったが、登板続行とはならなかった。3回?で46球を投げ、1安打無失点だったが、無念の降板となった。三回まではスピン量の多い浮き上がるような直球を軸に相手に付け入る隙を与えない好投を見せていた。小山投手コーチも「立ち上がりから真っすぐに力がありますね。それに、他の球種もしっかり操れています」と評価を口にしていただけに悔やまれるアクシデントとなった。(加藤次郎)
◆ロッテがサヨナラ勝ち。0―0の延長十回に先頭のマーティンが2号ソロを右越えに運び、試合を決めた。小島が7回無失点と好投し、4番手の東條が2年ぶりの白星。楽天は延長十回1死三塁を逸し、直後に酒居が一発を浴びた。
◆ロッテの小島は7回4安打無失点と好投したが打線の援護がなく、勝敗は付かなかった。今季7試合目でも初勝利を挙げることができず「何とか粘れたが、同点の場面でマウンドを降りたのが正直一番悔しい」と残念がった。三回以降は全ての回で走者を背負ったがテンポよく投げて要所を締め、三回2死二、三塁も黒川を空振り三振に仕留めてしのいだ。ただ、前日17日に今季最多の14安打を記録した打線が一転して沈黙し、後押しは得られなかった。
◆楽天の涌井は0―0の四回に先頭打者の中村奨の放ったゴロの打球が右手の中指に当たり、負傷降板した。石井監督は「内出血があったので(続投は)厳しかった」と説明した。打球を処理した後、治療のためにベンチへ下がった。一度はマウンドに戻って投球練習を行うも、自ら降板を申し出た。4日以来の登板で1安打に抑えたが、痛いアクシデントで4勝目はならず、チームも延長戦で敗れた。
◆楽天は0―0の延長十回1死三塁の絶好機で代打銀次が一ゴロに、西川が見逃し三振に倒れて得点できず、その裏に登板した酒居がマーティンにサヨナラ本塁打を浴びた。石井監督は「最後の一押しが難しかった」と拙攻を嘆いた。先発の涌井が四回途中で負傷降板しながらも投手陣は無失点でつないだ。得点力不足が目立ち、ここ7試合は1勝6敗で石井監督は「結果論ではなく、チームとしてちゃんと考えていかないといけない」と奮起を促した。
◆楽天は0-0の延長十回、6番手・酒居がマーティンに右翼ポール際に2号ソロを浴び、サヨナラ負けを喫した。先発の涌井は四回、中村奨の投ゴロを捕球する際に打球が右手中指に直撃し、緊急降板。スクランブル登板となった石橋はマウンドを引き継ぎ、2回?を投げて無安打無失点と好投した。打線は再三の好機を作るもあと一本が出ず。石井監督の一問一答は以下の通り。--緊急降板の涌井について「ちょっと指に当たって内出血みたいなのがあったので。本人も厳しいということで」-―打球が当たったのは中指「中指です」-―救援陣が好投したが、打線は援護できなかった「そうですね。最後の一押しという所が難しかったかな」-―2番手・石橋は好投した「石橋は緊急な登板でしたけどやることやってくれてしっかりと何とか持ってきてくれたと思います。自分の役割は果たしてくれたと思います」-―三塁に走者を置いた場面で得点できなかった「たらればなので、そこのたらればをもうちょっとちゃんと具体的に結果論ではなくてしっかりとチームとして考えていかないといけないかなと思います。別にランナーが三塁に行ったら、ある程度バッターに信頼を置いているので。打つ、打たないは仕方ないかなと思います」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
25 | 12 | 1 | 0.676 (↓0.018) | - (-) |
105 | 150 (-) | 103 (+1) | 26 (-) | 36 (-) |
0.245 (↓0.003) | 2.540 (↑0.04) |
2 (-) |
ソフトバンク |
24 | 15 | 1 | 0.615 (↑0.01) | 2 (↑1) |
103 | 166 (+3) | 128 (+2) | 23 (-) | 21 (+1) |
0.265 (-) | 2.740 (↑0.02) |
3 (-) |
西武 |
20 | 21 | 1 | 0.488 (↓0.012) | 7 (-) |
101 | 128 (+2) | 125 (+3) | 28 (-) | 14 (-) |
0.225 (-) | 2.430 (↓0.02) |
4 (-) |
ORIX |
19 | 24 | 0 | 0.442 (↓0.01) | 9 (-) |
100 | 108 (+4) | 149 (+11) | 13 (+1) | 27 (-) |
0.210 (↑0.001) | 3.130 (↓0.19) |
5 (-) |
ロッテ |
17 | 23 | 1 | 0.425 (↑0.015) | 9.5 (↑1) |
102 | 120 (+1) | 143 (-) | 16 (+1) | 44 (-) |
0.211 (↓0.003) | 2.730 (↑0.07) |
6 (-) |
日本ハム |
16 | 26 | 0 | 0.381 (↑0.015) | 11.5 (↑1) |
101 | 139 (+11) | 163 (+4) | 37 (+3) | 32 (-) |
0.232 (↑0.004) | 3.740 (↑0.02) |
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