中日(★6対7☆)DeNA =リーグ戦8回戦(2022.05.18)・バンテリンドーム=
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DeNA
00410020071101
中日
0002030106901
勝利投手:田中 健二朗(2勝0敗0S)
(セーブ:山﨑 康晃(0勝1敗5S))
敗戦投手:祖父江 大輔(1勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(10号・3回表3ラン)
【中日】阿部 寿樹(4号・8回裏ソロ)

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◆DeNAは3回表、ソトの適時打と牧の3ランが飛び出し、4点を先制する。同点とされて迎えた7回には、藤田の適時打などで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、3番手・田中健が今季2勝目。敗れた中日は、5点差を追いつく粘りを見せるも、4番手・祖父江が誤算だった。

◆「竜キラー」のDeNAフェルナンド・ロメロ投手(27)が、18日の中日戦で今季4勝目を目指し、先発のマウンドに上がる。前回3日の対戦では5回途中4失点で中日戦初黒星を喫したが、対中日戦は4勝1敗と好相性。バンテリンドームでは今季も3月29日の今季初対戦で8回無失点と好投するなど、通算3戦2勝と得意とする。ロメロは「最近のドラゴンズ打線を見ていると、積極的にスイングしている印象なので、初球からゾーン内で丁寧に攻めの投球ができるようにやっていきたいです」と意気込んだ。

◆DeNA大和内野手(34)が、漫画「ドカベン」の殿馬一人の"秘打"をほうふつとさせる一打で内野安打をマークした。2回1死、中日松葉の120キロの変化球を三塁線上に放ち、三塁手の高橋周はファウルゾーンに切れると判断したが、ライン付近を転がりながら、三塁ベースに直撃した。殿馬の秘打「G線上のアリア」のように、ライン上に打球が止まることはなかったが、連想させるような一打だった。

◆DeNA牧秀悟内野手(24)が、2試合連続となる10号3ランを放ち、球団では史上3人目の新人から2年連続の2ケタ本塁打に到達した。3回、ソトの適時打で先制し、なおも2死一、三塁。カウント2-2から、中日松葉の127キロのカットボールを左中間席にたたき込んだ。「カットボールをうまくとらえることができました。みんながつないでくれたチャンスだったので、最高の結果になり、うれしいです」とコメントした。球団では、桑田武、村田修一以来、3人目の快挙を達成した。

◆中日根尾昂外野手(22)が4回表から今季初めて遊撃の守備についた。「7番・右翼」で先発出場していたが、4点を追う3回裏の攻撃で遊撃の三ツ俣に代打石岡が告げられ、守備位置が変更。4回には牧の遊ゴロを難なくさばき、その裏の打席で中前に2点目のタイムリー(記録は二塁打)。「1打席目に打ててなかったのでよかったです」とコメントした。根尾は今季、外野専念でスタートしたが、4月に京田の不振もあり、遊撃再挑戦を主目的に2軍降格。打撃力向上も視野に投手の練習も行いながら、2軍戦では遊撃で出場。5月8日のウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)では投手としてもデビュー。10日に再昇格し、右翼での出場が続いていた。

◆DeNAが中日に競り勝ち、01年の6連勝以来となるバンテリンドーム5連勝を飾った。3回にソトの適時打で先制し、なおも2死一、三塁から牧の2試合連続となる10号3ランで追加点を挙げた。6回に1度は追いつかれたが、直後の7回に代打藤田の勝ち越し適時打、関根が押し出し四球を選び、リードを広げた。7回は伊勢が3者凡退に封じ、開幕から19試合連続無失点を記録。9回は山崎が締め、5セーブ目を挙げた。牧は桑田武、村田修一以来となる球団3人目の新人から2年連続の2ケタ本塁打を達成した。

◆DeNAのベテラン藤田一也内野手が、勝負強さを発揮した。同点の7回2死満塁から代打で出場。三遊間にはじき返し、遊撃への適時内野安打で決勝点を奪った。「みんながコツコツとつないでくれたチャンスをものにでき、良かったです」と笑顔。三浦監督は「しっかりと藤田らしい打撃をしてくれた」と評価した。

◆中日根尾昂外野手(22)が、ほろ苦い遊撃再スタートを切った。4回から今季初めて遊撃の守備へ。すると情勢一変。自身の2打点も含め一時は5点差を追いついた。だが、7回2死満塁。代打藤田の三遊間へのゴロを捕球したが、ボールが手につかず、どこにも投げられない。記録は内野安打となり、勝ち越しを許した。「ボールを握り損ねて、どこにも投げられなかったのかな。それなりに守っていた。覚悟して守らせているので」。対DeNAの本拠地連敗は5に伸び、チームは4月29日以来の借金「1」となった立浪監督だが、「遊撃根尾」を責めることはなかった。6試合続けて「7番・右翼」で先発出場していた。先発松葉が3回に4点を奪われると、立浪監督が動く。その裏に「石岡も使ってみたかった」と「2番・遊撃」の三ツ俣に代打石岡を告げる。4回の守りから根尾を遊撃に回すと場内にはどよめきと歓声が広がった。4年目の今季は外野専念でスタートも4月21日に遊撃再挑戦を主目的に出場選手登録を抹消された。2軍では遊撃で出場を重ねながら、5月8日のウエスタン・リーグ阪神戦(甲子園)で投手としてもデビュー。10日の再昇格後は、相次ぐコロナ感染による外野手不足もあり、右翼での出場が続いていた。大島、木下、石川昂らの離脱組はこれから順次、復帰してくる。「根尾遊撃」を新たなオプションに粘り強い戦いを続ける。【安藤宏樹】

◆ハマの頼れる4番は「2ストライクの鬼」へと進化を遂げる。DeNA牧秀悟内野手(24)が、2試合連続の10号3ランを放ち、新人から2年連続の2ケタ本塁打を達成した。3回2死一、三塁、中日松葉のカットボールを左中間席へ。球団では桑田武、村田修一以来3人目の快挙に「(記録は)知らなかったです」と驚きながら、「うれしいです」と笑みがこぼれた。「進化」の跡は、カウント別の打撃データに如実に表れる。今季は0-2、1-2、2-2、3-2と投手有利とされる2ストライクと追い込まれた状況で打率2割8分8厘、4本塁打をマーク。昨季の2割4分3厘から大きく上昇する。試合前の時点で2ストライク後の打率は、トップの巨人吉川に次ぐ2位にランクインする。開幕前、投手目線で牧の「進化」を感じたのは、三浦監督だった。「打ちにいった中で、しっかりと見極めて見逃ししているなと。バットが止まる。現役時代に感じたのは、ああいう止め方をされると投手は嫌だなと。見切られているというかね」。中日戦の2発も追い込まれる中、見透かしたかのように投手の失投をとらえた。ボールを遠くに飛ばす能力は、自らも驚くスピードで進化する。節目のアーチは「とらえたと思ったんですけど、入ると思わなかった」と告白。「そんなにホームランを打つタイプではないんですけど、非常にいい形でここまでこれています」と分析した。チームはバンテリンドームで01年以来の5連勝を達成。5戦3発の4番の活躍が連勝へと導いた。【久保賢吾】▽DeNA三浦監督(球団3人目となる新人から2年連続の2ケタ本塁打の牧に)「昨年もすごかったですけど、今年もこれからいろいろ塗り替えていってくれると思います」

◆DeNA伊勢大夢投手がパーフェクトリリーフで開幕から19試合連続無失点を記録した。2点リードの7回に登板。最速149キロの直球で押し込み、変化球も効果的に交えた。「毎試合毎試合、必死に投げているだけ。次もしっかり抑えて続けていければ」と気を引き締めた。三浦監督は「投げる度に安定してきている」と絶賛した。

◆DeNAネフタリ・ソト内野手(33)が、3安打を放ち、NPB通算500安打を達成した。3回に先制の適時打を放ち、4回の適時二塁打で王手をかけ、7回に遊撃への内野安打を放ち、節目に到達した。球団ではローズ(1275)、シピン(822)、ロペス(780)、パチョレック(619)、ポンセ(601)に次ぎ、史上6人目だった。ソトは18年にDeNAに加入し、18年、19年と2年連続で本塁打王を獲得。19年は打点王と2冠だった。来日5年目の今季は、打率3割4厘、4本塁打、16打点で打線をけん引する。

◆DeNA・牧秀悟内野手(24)が三回、1点を先取しなお2死一、三塁の好機で左翼席へ、2試合連発となる10号3ランを放った。「カットボールをうまく捉えることができた。みんながつないでくれたチャンスだったので最高の結果になりうれしい」中日先発の松葉に対し、一回2死二塁の好機では追い込まれてからの内角へ食い込むスライダーで三ゴロに倒れた。第2打席は再びカウント2―2と追い込まれたが、内角に食い込むカットボールを今度は完璧に捉え、左翼席まで運んだ。22本塁打を放った昨季に続き、新人から2年連続での2桁本塁打到達は、球団では桑田武、村田修一以来3人目の快挙となった。

◆DeNA・伊勢大夢投手(24)が7―5の七回に4番手で登板。1回をわずか7球で三者凡退に仕留め、開幕から19試合連続無失点。直近10試合10イニング連続無安打投球を継続した。

◆DeNAが粘り勝った。牧の3ランなどで四回までに5点を先行。四回に2点、六回に3点を奪われて追い付かれたものの、七回に代打藤田の適時内野安打などで勝ち越した。3番手の田中健が2勝目。中日は七回に祖父江が打たれた。

◆DeNAのベテラン藤田が同点の七回2死満塁の好機に代打で登場し、勝ち越しの適時内野安打を放った。持ち前のしぶとさを発揮し「こつこつとつないでくれたチャンスをものにできて良かった」とうなずいた。2ボール1ストライクから、祖父江の外角変化球をしぶとく三遊間に運んだ一打。昨季限りで楽天を自由契約となり10年ぶりに古巣に復帰した39歳がバットで勝利に貢献した。

◆中日の根尾が今季初めて遊撃守備に就いた。四回に右翼から遊撃に回って軽快にゴロをさばいたが、七回2死満塁で三遊間のゴロを握り損ねて送球できなかった。適時打となり勝ち越しを許した。立浪監督は「まだ守らせて時間もたっていない」と責めなかった。開幕前に外野手登録に変更したが、4月の2軍降格時に遊撃へ再転向が決定。主力に新型コロナウイルス陽性などが続き、今月10日に昇格してからは右翼で出ていた。打撃では四回2死三塁でカットボールに詰まりながらも中前に落とす適時二塁打。「1打席目に打てていなかったので、打てて良かった」と振り返った。

◆2年目の主砲が、新たな記録を打ち立てた!! DeNAは18日、中日8回戦(バンテリンドーム)に7―6で勝って2連勝。4番・牧秀悟内野手(24)が三回に2戦連発の10号3ランを放ち、桑田武、村田修一以来、球団史上3人目となるルーキーイヤーからの2年連続2桁本塁打を達成した。チームは21年ぶりに敵地で中日戦5連勝。5月の成績を勝率5割(6勝6敗)に戻し〝横浜反撃〟のムードを高めた。〝2年目のジンクス〟は存在しない。三回に1点を先制し、なお2死一、三塁。牧が左中間へ、2試合連発となる10号3ランを運んだ。静まり返る敵地の竜党を尻目にダイヤモンドを一周すると、仲間の祝福を受けて笑みを広げた。「捉えたと思ったけど、入るとは思わなかった。みんながつないでくれたチャンスだったので最高の結果になり、うれしい。非常に、いい形でここまで来られている」松葉に対し一回2死二塁では、追い込まれてから内角へのスライダーで三ゴロに打ち取られた。第2打席。再びカウント2―2と追い込まれたが、内角に食い込むカットボールを今度は完璧に捉えた。高い修正力で、貴重な3打点を挙げた。中大からドラフト2位で入団した1年目の昨季は22本塁打を放ち、今季は10本目。新人から2年連続での2桁本塁打到達は、球団では村田修一以来18年ぶり、3人目の快挙だ。昨季終了後、バットを製作する職人から小さな改良を提案されたが、結果を残した感触を大切に一つも変えることなく今季に臨んだ。10本塁打はリーグ3位タイ、打率・339は同2位、打点は11試合出場が多い巨人・岡本和を抜き同2位に浮上。得点圏打率・467、OPS(出塁率+長打率)1・119は断トツだ。24歳にしてブレない不動心が、ジンクスと無縁の活躍につながっている。どんなに活躍しても、お世話になった人への恩義を忘れない。セ・リーグ新人特別賞に輝いた昨季終了後、テレビ出演など長野に帰省後も大忙しだったが、クリスマスには〝牧サンタ〟に変身。姪っ子に財布を、甥っ子には靴をプレゼントし、離れた故郷からテレビ越しに応援してくれる人たちへ、感謝を届けた。両翼100メートル、フェンスが4・8メートルと高く、本塁打が出にくいバンテリンドームだが、牧は同地で通算6発目。「広いとは感じますが、あまり気にせず」と涼しげだ。球場別では横浜スタジアム(13本)に次ぐ数で、両翼94メートルとコンパクトな自軍本拠地の恩恵を受けているわけではない。対中日ビジターで一昨季1勝11敗と苦戦したチームも、牧が入団した昨季は5勝6敗1分け、今季は21年ぶりの5連勝(0敗)。その存在が成績を上振れさせている。開幕からオースティンが不在で、5月に入って佐野、大田と野手に故障者が続出した中、月間の成績を6勝6敗の五分に戻した。順位は5位ながら首位まで6ゲーム差。十分に射程圏内だ。「いい形で勝っているし、投手陣も打撃陣も我慢するときは我慢ができている。こういう形で、ハマスタでまた勝ちたい」と牧。2年目の主砲に導かれ、DeNAが反撃への勢いを加速させる。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
23161 0.590
(↓0.015)
-
(-)
103148
(+1)
136
(+8)
37
(+1)
25
(+1)
0.231
(↓0.001)
2.910
(↓0.05)
2
(-)
巨人
26190 0.578
(↑0.01)
0
(↓1)
98180
(+4)
185
(+2)
50
(+2)
15
(-)
0.246
(↑0.001)
3.530
(↑0.03)
3
(-)
広島
22182 0.550
(↓0.014)
1.5
(-)
101179
(+2)
136
(+4)
19
(-)
8
(-)
0.260
(-)
3.010
(↓0.04)
4
(-)
中日
20210 0.488
(↓0.012)
4
(-)
102137
(+6)
145
(+7)
26
(+1)
14
(-)
0.249
(-)
3.410
(↓0.09)
5
(-)
DeNA
16210 0.432
(↑0.015)
6
(↑1)
106131
(+7)
172
(+6)
28
(+1)
14
(-)
0.245
(↑0.002
4.170
(↓0.05)
6
(-)
阪神
15271 0.357
(↑0.016)
9.5
(↑1)
100136
(+8)
137
(+1)
33
(+4)
25
(-)
0.227
(-)
3.040
(↑0.05)