1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 9 | 1 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | X | 6 | 14 | 1 | 1 |
勝利投手:佐々木 千隼(1勝0敗0S) (セーブ:益田 直也(0勝0敗7S)) 敗戦投手:田中 将大(4勝2敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテが逆転勝利。ロッテは2点ビハインドの7回裏、岡のソロと中村奨の適時打で同点とする。なおも続く1死一三塁の好機で佐藤都が適時打を放ち、試合をひっくり返した。投げては、2番手・佐々木千が今季初勝利。敗れた楽天は、先発・田中将が7回に崩れた。
◆楽天田中将大投手が7回に暗転し10年ぶりの屈辱を味わった。3回に23イニングぶりに失点。さらに7回先頭岡にソロを浴びると一気に崩れた。6回1/3 11安打6失点(自責5)。6失点はメジャー移籍前の12年8月19日西武戦以来10年ぶりで、田中将は「何も良くなかったです。結果的に最後あそこで我慢しきれずに失点を重ねてしまったところが残念でした」。今季2敗目を喫した。
◆プロ3年目の楽天武藤敦貴外野手(20)が、プロ初打点をマークした。2回1死一、二塁で、中前へ先制適時打を放った。武藤は「打ったのはストレートです。先制のチャンスだったので、どうにかしようと食らいついたのが良い結果になったと思います。引き続き、少ないチャンスの中で最善を尽くしていきたいと思います」と笑顔を見せた。
◆ロッテ打線が、前の週の対戦で完封された楽天田中将を7回に捉えた。先頭岡の3号ソロを皮切りに5安打を集めて2点差をひっくり返し、1死でマウンドから引きずり降ろした。投手交代後も代打山口が2点二塁打を放って打者一巡。井口監督は「久しぶりにつながった打線が見られました。チャンスをつくりながら進められなかったり、送れなかったり、点が取れなかったりが続いてましたんでね」。今季最多の14安打をたたえた。3安打2打点した主将、中村奨は「忘れかけていた景色です」と久々のお立ち台で拍手を浴びた。開幕1週間で新型コロナに感染。症状はなかったが、思うように体の状態が戻らなかった。5試合連続安打とようやく、上を向いてきた。「チームに迷惑をかけたんで、まだまだここから。しっかりやっていかなきゃいけない」。連敗は2で止まり、首位楽天戦の勝率を4勝4敗1分けの五分とした。▽ロッテ石川(同学年の楽天田中将と初めて投げ合うも6回3失点で勝敗付かず)「何もコントロールできず、リズムをつくることができませんでした。本当にすいません」
◆ロッテの中村奨が5試合連続安打をマークした。0―1の三回2死一、二塁で田中将の外角低めの速球を捉えて中前へ運んだ。前回10日の対戦で完封を許した相手エースに23イニングぶりの失点をつけ「とにかくつなぐことだけを考えて打席に入った」とうなずいた。一回の1打席目は外角低めの変化球に手を出して空振り三振に倒れ、打線も二回まで完璧に抑えられていた。三回も先頭打者の岡、エチェバリアの連続安打でつくった好機で松川が送りバントを失敗して三振に、続く高部も見逃し三振に倒れた悪い流れの中で、主将として奮起した。今季は打撃が低調だったが、ようやく調子を上げてきた。
◆「8番・右翼」で出場の楽天・武藤敦貴外野手(20)が二回、中前適時打を放ちプロ初打点を挙げた。1死一、二塁で迎えた第1打席。カウント2-2からロッテ先発・石川の速球を中前へはじき返した。「打ったのはストレートです。先制のチャンスだったので、どうにかしようと食らいついたのが良い結果になったと思います」と笑顔を見せた。プロ初打点が貴重な先制点となり「引き続き、少ないチャンスの中で最善を尽くしていきたいと思います」と力を込めた。
◆ロッテが集中打で逆転勝ち。1―3の七回に岡のソロと中村奨の適時打で追い付き、さらに佐藤都の適時打、代打山口の2点二塁打で3点を勝ち越した。2番手の佐々木千が今季初勝利。楽天は田中将が11安打6失点で2敗目を喫した。
◆楽天の田中将は七回途中まで投げ11安打6失点で2敗目を喫した。被安打、失点ともに復帰後ワースト。3―1の七回に5安打を集められて降板し「ゲームの終盤にあれだけのビッグイニングをつくらせてしまったのが全て」と悔やんだ。前回10日のロッテ戦では日本で9年ぶりの完封を果たしたが、1―0の三回に23イニングぶりに失点して追い付かれると、七回に一気に崩れた。「何も良くなかった。序盤から粘り強く投げることができていたと思うけど、我慢し切れなかった。残念」と表情をしかめた。
◆ロッテの石川は9安打を浴びながらも6回3失点で耐え、勝ち負けは付かなかった。三回以外は全ての回で先頭打者の出塁を許したこともあり「何もコントロールできず、リズムをつくることができなかった」と自己評価は厳しかった。3四死球を与えるなど本調子ではなかったが、大崩れせずに踏みとどまった。井口監督は「打たれはしたが粘ってくれた」とうなずいた。
◆楽天先発の田中将は七回途中まで投げ、ともに2021年の日本球界復帰後ワーストとなる11安打6失点で今季2敗目を喫した。。打線は3年目、武藤のプロ初打点となる中前適時打で二回に先制。9安打を放ったが五回以降は相手の継投の前に得点を奪えなかった。石井監督の一問一答は以下の通り。--田中将の投球について「悪くなかったと思いますよ。最後の七回の所でちょっと、不運な当たりで流れを作られてしまいましたけど、ピッチング自体は悪くなかったと思います」--打線について「早い回からしっかりと石川君に対してはいい反応ができていたと思いますけど、もうひと息あれば変わっていたと思いますけど。それは流れなのでしようがないですけど、バッターのアプローチはよかったと思います」--武藤がプロ初打点を含む2安打1打点「武藤も自分のこういうふうにしたいというバッターボックスの中でちゃんと意思は感じられたので、すごくいいアプローチはしてくれたんじゃないかなと思います」--石橋はピンチの場面で打者1人を抑えた「リリーフで出てくるときはなかなか、すぐフィーリングというのはしっかりと保たないといけないので、ボールは多かったですけど、バッターとはしっかり勝負できていたと思います。その後の弓削に関しては、ちょっとピッチング練習からマーティンに2球に対して、抜けているボールが目立ったので、ああいう場面で出てくるときには、しっかりと自分がラインを出すことを意識しながらやっていかないと、出てきていきなり抜けて、抜けてって感じになって、自分の仕事はしにくい状況にはなると思います」--酒居が今季初登板「今後、しっかりとチームのピースになってもらわないといけないので、今日登板できたのはよかったと思います」
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
楽天 |
25 | 11 | 1 | 0.694 (↓0.02) | - (-) |
106 | 150 (+3) | 102 (+6) | 26 (-) | 36 (-) |
0.248 (↑0.001) | 2.580 (↓0.07) |
2 (-) |
ソフトバンク |
23 | 15 | 1 | 0.605 (↑0.01) | 3 (↑1) |
104 | 163 (+5) | 126 (+1) | 23 (-) | 20 (-) |
0.265 (↓0.002) | 2.760 (↑0.08) |
3 (-) |
西武 |
20 | 20 | 1 | 0.500 (↓0.013) | 7 (-) |
102 | 126 (+1) | 122 (+5) | 28 (-) | 14 (-) |
0.225 (↓0.001) | 2.410 (↑0.01) |
4 (-) |
ORIX |
19 | 23 | 0 | 0.452 (↑0.013) | 9 (↑1) |
101 | 104 (+3) | 138 (-) | 12 (-) | 27 (+1) |
0.209 (↑0.001) | 2.940 (↑0.07) |
5 (-) |
ロッテ |
16 | 23 | 1 | 0.410 (↑0.015) | 10.5 (↑1) |
103 | 119 (+6) | 143 (+3) | 15 (+1) | 44 (+2) |
0.214 (↑0.005) | 2.800 (↑0.02) |
6 (-) |
日本ハム |
15 | 26 | 0 | 0.366 (↓0.009) | 12.5 (-) |
102 | 128 (-) | 159 (+3) | 34 (-) | 32 (-) |
0.228 (↓0.002) | 3.760 (↑0.03) |
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